【  エレクトーン  】

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137昔やってた人
私も中学の頃デモンストレーターしてたことがあります(笑)
契約はしてなかったのでわからないんだけど、現在のデモンストレーターは、おそらく専属契約がなされているはずです。
専属、と言うことでも、あとデモンストレーターと言う名前でも、楽器の販促が目的である、と言うのはわかりやすいですよね。
そしてプレーヤーのほとんど全員が講師を兼任している。それもヤマハ専属だと思います。(知らないけど)
古くからいる人たちは、エレクトーンへの愛着心以上に、ヤマハへの愛着、川上理事長への忠誠、みたいなのがあると思う。
それが宗教的と言われる所以。私もヤマハの一番いい時にいたので、憎みながらも愛している部分がある。
自分は本当においしいとこどりの人だったので。結果的に。

素晴らしいものに人はついてきませんよ。その時だけ素晴らしい素晴らしいって騒いで終わり。
付いてくるって何、って言う問題もあるけど、ずっとお金を払ってくれるかって言うと、払ってくれない。
なんでもすぐ飽きて次に行っちゃうのがほとんどの人。アーティスト側もどんどん新鮮なものを出せるわけでもないし。みんな一番いい時期は短い。

誰もがずっと付いてくるのなら、すたれるアーティストなんかいないよ。ほとんどの人が去年売れたものももう忘れてるようなのが現状。

>「単純なものが伝播し長く残る」ならエレクトーンは旧式のタイプに回帰すればいいのかな?
旧式自体がそんなに高い評価を得ていないし楽器としての完成度が高くないので無意味。
世界的な評価を得たのはGX-1だけだけど、コスト的にあれ維持が無理。小売価格も700万だし。個人的には別格に魅力的な楽器だったし私はいつも使っていたけど、民生機ではないのでほとんどの人は触れる機会もなかったし。

プレイヤーがリーマンと言うのはそうも言えるけど「保護するためにヤマハがパトロンになってる」とも解釈できるわけで。
個々のプレイヤーは個性的な楽器の使いかたをしてる人は沢山いるけど、受け手側がそれを理解できる人は少ないので、評価にまでは結びつかない。

世の中で何かを評価される為には、一斉にメディアを使って広く継続的にプロモートしなければならないが、エレクトーン演奏はそのようなプロモートはそもそもされていません。
個々のプレイヤーについては余計されていません。CDが出ても月間エレクトーンしか載らないでしょ。
そもそも月刊エレクトーンは、エレクトーンに関するもろもろの総合プロモート雑誌なんだけど、逆に言えばそこにしか情報は載らない。もうこれが全てをあらわしているわけ。
子供の頃から「なんでコンクールの告知をぴあにしてくれないんだよ。そしたらもっと沢山の人に見てもらえるのに」と思っていて、そういうのに腹が立って私はやめた。