私はエレクトーンを13年ほど習っていたのですが、どうしてもヤマハ
のグレードのやり方についていけず辞めました。
高校生の時に演奏グレード5級を受け、最初はあとわずか(0.25く
らいだったような)足りず不合格。
その後明確な指示ももらえないまま2回受け、やはり落ちました。
実力だけではなく、試験官の気分次第(?)で落とす・・というウワサ
も聞きました。
だいたい合格する人でも一発合格って少ないと思うのですが、不合格と
合格の間で自分で納得できるほどの実力の差はありましたか?
2 :
名無しさん:2000/06/13(火) 10:59
6級までは、受ければ合格します。そこまでは、落ちると先生の責任なので、
先生側も、受かると思われてから受験させるから。
でも5級からは先生の責任は問われません。そして、5級からは講師グレード
も受けられるので、あまり簡単に合格はできないそうです。
もちろん、即興などは先生の好みもあるので、自分の評価と相手の評価が違う
ことも十分ありえます。でも、気分で、ということはあまり考えにくいと思いま
す。
私はエレクトーン17年目。でも、職業にする気はないので、グレードは受けま
せん。もし、職業にしないなら、まず音楽を楽しむことで実力を付けていった方
がいいんじゃないかなぁ。
グレード対策のレッスンってつまらないじゃない?楽しんでいるうちに面白い
グレードに見合う実力が付くと思うなぁ。
あ、でも、やめちゃったのか・・・
でも、エレクトーン私大好きだから、今も楽しんでくれてると嬉しいな。
あ、めちゃくちゃ久しぶりにあがってました。
レスありがとうございます。
確かに職業にするつもりなければグレードって受ける必要ないですよ
ね。だけど、習っている以上グレードを受けるっていうのは暗黙の了解
というか、本人が高校生くらいなら「受けるべき」っていう感じになる
じゃないですか。
高い受験料とって受けさせておいて、明確な判定基準がわからなかった
なぁ・・ってことなんです。
ちなみに今はエレクトーンではなく、バンドでシンセを弾いてます。
5 :
名無しさん:2000/06/17(土) 02:00
10年前に、5級取りました。
当時は場所によって受かる・受からないがある、
という噂は聞きました。
(目黒は難しいけど、千葉なら受かりやすい、とか。)
5級取った後で、すぐ指導グレードの勉強をさせられて
嫌になって、やめました。
グレード取るための講座、って今でもあるんでしょうか?
そんなんで、音楽の実力ってつくのかなぁ、と思ったりもします。
6 :
not-user:2000/06/17(土) 03:46
こんにちは。
学生の頃は「ひょっとしたら講師の仕事をするかも
しれない」なんて思って、割とまじめに受けていた気
がする。でも、もう普通の貧乏な会社員になっちゃったし。
グレード持っていたとしても、実社会で何のメリット
も無いのがつらいですね。結構お金かかるのに(レッスン
料、受験料そしてテキスト)。
プロになるわけでも、講師になるわけでもなし。でも、
あの狭い世界の中にいると「取らなきゃいけない」ような
雰囲気に巻き込まれてしまうんだなあ。
やはりみなさんもおかしい、、と思っているんですね・・。
高いお金払ってレッスン受けて、テスト受けて。
本当になんのメリットもないですよね。
あー、こんなに長い間ヤマハに莫大なお金をかけてたのかと思うとなさ
けないです・・。
エレクトーンの本体も機種が変わるたびに値段がつりあがっていくし。
8 :
名無しさん:2000/06/18(日) 00:06
ヤマハで仕事するといかにヤマハが汚いかよく判りますよ。
9 :
名無しさん:2000/06/18(日) 00:51
エレクトーンに限らず、楽器メーカーにとって「お稽古事」っていうのは貴重な
シノギです。シンセとかサンプラーとか、いくら良いもん作っても高価なら買う
のはプロだけだし、そういうのだけ相手にしてても商売が成り立たない。
ヤマハの場合はエレクトーンを売り、その市場を維持するために教室が存在する
わけ。検定とかでっちあげてやる気出させて、新機種買わせて、さぁあなたも
もうちょっとでプロ(自分とこの仕事ね)ですよーと、さながら新興宗教のような
閉鎖的なコミュニティを形成してる。
別にこれら全てが悪とは言わないけど「なんかヤだな」と思ったんなら速攻やめた
方が良いですよ。そこで学んだものを活かすべく自分の好きな音楽やった方がいい
です。
10 :
名無しさん:2000/06/18(日) 22:10
今、音楽関係の仕事をしています。
その転職のきっかけとなったのが、後輩の言葉でした。
「今まで、発表会とか月謝とかグレードとかで支払ってきたお金、
いくらくらいになるんですか?
そんなに(20年)やってるんだったら、
仕事にしちゃえば、元取れますよ。」
ちなみに、エレクトーン関係の仕事ではないです(笑)。
11 :
名無しさん:2000/06/19(月) 01:17
音大出てますが、カワイの12級しか持ってません。習ってた先生が、グレードなんかいらないっていう主義だったので。
講師になるとかじゃないと必要無い資格だと思いますよ。
12 :
名無しさん:2000/06/19(月) 02:31
>9
ヤマハの内部の人間が「若い女性をだまくらかして・・・」って、
発言してたのを聞いたことがある。
僕はエレクトーン演奏5級、指導3級まで取ったけど、9さんのいう矛盾点を
感じてやめました。
当時、フュージョン全盛期で、足鍵盤であの複雑なベースラインを
弾けないのが直接の原因だったけど・・・。
あの楽器はハモンドオルガン的なジャズオルガンとしての奏法なら、
かっこいいんだけど、全音楽ジャンルを網羅するのはきつすぎる。
現在は確かにそれをカバーしようと、凄い機能の数々だけど、
凄くいびつな姿なような気が・・・。
ところで、エレクトーンって、音色が全部、砂糖をこれでもかと
たっぷりかけたフルーツパフェみたいなあまあまの音に
聞こえてしょうがないんだけど・・・。
あ、なんかエレクトーン批判になっちゃった。
因みに、そんな自分は、そのエレクトーンで習った
「作曲はテキトーに自分の好きなようにやっていい」という、
ヤマハ独自のポリシーのおかげで、音大にも行かず、
作曲をなりわいとしています。それはそれで良かったような気も。
ヤマハかぁ・・・。功罪併せ持つね。
ただ、友人との会話では「なんかそのアレンジ、ヤマハくさくない」
っていうのが、一つのイヤミの形であったりします。
たしかにヤマハくさいアレンジってあるんだよね。
13 :
12:2000/06/19(月) 02:45
↑あ、指導と演奏がいれかわってた。しつれー。
14 :
>1:2000/06/19(月) 06:19
僕も演奏グレード5級、よく分からないまま2回落とされましたよ。
たしか自由曲・課題曲・即興でしたっけ?
2回目なんかどれも会心の演奏だったんですが、終わってみたら、
自由曲のリズムの音量が大きすぎるとか言われ、
(楽譜についてた作曲者の設定そのままなのに……)
しかも指摘されたのはそれだけなのに、当然のように不合格。
講師もなぜそういう結果になるのか首をひねってる有様。
完全にやる気なくして、そのまま大学受験モードに移行してしまいました。
で、まあ、その時は単に試験官に理不尽を感じただけなんですけど、
そのうちちょっと世の中が分かったからか、ヤマハの商売のやり方が
見えるようになって、そういうもんだったんだろうなと
納得したというか諦観できたというか。(笑)
エレクトーンから遠ざかってからは8年くらいDTMで作曲活動してますけど、
エレクトーンでの経験はかなりのアドバンテージになってるので
結局は良かったのかなってところです。
15 :
名無しさん:2000/06/19(月) 08:49
>ただ、友人との会話では「なんかそのアレンジ、ヤマハくさくない」
クラシックの曲作るとき、よく注意されました。
「ストリングが、(エレクトーンの)左手くさい」とか。
16 :
1:2000/06/20(火) 01:33
グレードもそうだけど、エレクトーンもなんか楽器じゃなくって機械に
なってしまったなぁ・・と思います。
なんであんなになんでも打ちこみになってしまったの?
私の中でFS−30までがグレード試験も技術的なもので、それ以降は
なんか打ちこみに頼ってしまっているような気がします。(しかし私は
HS−8の時代ですが)
天才少女さおちゃんなんて、単なる打ちこみ上手なだけだと思うんだけ
ど。
17 :
名無しさん:2000/06/20(火) 02:14
自動化進みすぎってのはありますねえ。
小学生が簡単な曲弾いたほうが
素直でゴージャスに聞こえたりするので、嫌になっちゃいます。
技巧凝らしても理解してもらえないし。
HSシリーズやELシリーズはちょっと楽器として邪道かな。
18 :
名無しさん:2000/06/20(火) 02:20
うんうん、プリセットデータ持ってかないと演奏できない曲より、
昔の素朴な曲弾いてるほうが好きですねー。
19 :
12:2000/06/20(火) 03:37
歳、ばれるけどさ、俺がやってた頃の練習曲なんて、
「サバの女王」だの「ある愛の詩」だの、「茶色い小瓶」だの、
かなり牧歌的だったぜ。
いくとこいってもハービー・ハンコックの「カメレオン」とかさ。
ところで、ヤマハを語るときJOCを抜きには語れないね。
やってることは偉いけど、根本的にはやっぱり
新興宗教そのままだもんな。
勿論、教祖は、あのお方だけど。
それにしても、今のエレクトーン・プレイヤーって、
その自動演奏の部分を抜きにしても、テクはありまくる。
でも、そのあまりの超絶技巧が、なぜかむなしく見えるのは
なぜだろうね?
大島ミチルとか松井慶子(旧姓、土居)
なんかは、はやく逃れて正解だったかもな。
いま、平部やよいとかってどうしてるんだろ・・・。
(うざいヤマハネタですまん。)
20 :
名無しさん:2000/06/20(火) 04:04
技巧を駆使するならピアノなりキーボードなりの方がいいし、
自動演奏を駆使するならシーケンサーで打ちこむ方が
遥かにいいって感じでしょうか。
どうもエレクトーン自体が中途半端な楽器に堕した感はありますなあ。
やはり昔みたいに上鍵盤・下鍵盤・ベースのコンビネーションだけで
すべてを競うのが正道ではないかと……。
21 :
not-user:2000/06/20(火) 04:16
で、最近の演奏が打ち込まれた自動演奏(それも
明らかにエレクトーンではなく外部のコンピュータ
で作られた伴奏)をバックに演奏するスタイルが
主流なのに、グレードにおいてはその打ち込み技術
なんてのは全く評価されなくて、結局はクラシカルな
演奏技術や譜面の理解力とかアレンジ力を試される
ちゅうのが納得いかないです。
あの豪華な伴奏ってのがプレイヤーやユーザーが
作るものではなくメーカーから提供されるというの
にも問題があるし、作れても評価されないのも問題
です。
ステージなどでの演奏で求められる物と、グレード
で求められる物がここまでかけ離れてしまっている
というのもおかしな話では?
22 :
じじい:2000/06/20(火) 06:13
昔聞いた話だけど、DX7が大ベストセラーだった頃、世界全体で10数万台売れたそうだけど(きっとDX7-2もはいっていると思う)、同じ時期、出たてのHXが何と国内だけで100万台売れていたそうな。買い換え需要だったそうだが、まるで、善人を騙して生き血を絞る、麻薬カルテルの様じゃのう
23 :
名無しさん:2000/06/20(火) 10:36
エレクトーンのコンサートって、なーんか宗教っぽいよね。
信者(生徒)しか行かないし。
ってことは、グレードはヤマハへのお布施?
24 :
>23:2000/06/20(火) 11:32
いや、ステージが上がるかどうかってやつでしょう、正大師とか>グレード。
お布施は月謝。新機種はつぼとか多宝塔みたいな。持たされるとパワー上がるっていうし(笑)。
25 :
23:2000/06/20(火) 14:39
>24
そっか。読みが浅かったね。
そんでもって、JOCの子供達の演奏が、
身体のノリまでも上の言うなりになってるとことかも。
あれは洗脳だもんなぁ、どう見ても。
大人のコピーだもんね。こわ〜。
26 :
名無しさん:2000/06/20(火) 15:26
あんたらエレクトーンが宗教なんて相当失礼ですぞ。
27 :
名無しさん:2000/06/20(火) 17:01
信者発見>26
28 :
名無しさん:2000/06/20(火) 17:31
JOCの子供達と北朝鮮の子供達って、なんかだぶるんだよな〜。
29 :
not-user:2000/06/20(火) 18:16
>28
そういえば、どちらも「操られている」雰囲気がありますね。
現在は無くなったけれども、昔には「プロパガンダ」
としてのテレビ番組「オリジナルコンサート」も
ありましたが、これも雰囲気が共産圏くさかった。
30 :
名無しさん:2000/06/20(火) 18:31
「オリジナルコンサート」ってホントに曲自分で書いてるのか?
31 :
名無しさん:2000/06/20(火) 19:06
テーマ=メロ、オンリーみたいだよ。
あとはスタッフが、みーんなやってくれるらしい。
32 :
28:2000/06/20(火) 20:39
>31
実は暴露すると、俺、もともとJOCに出てたんだけど、
そこまでひどくはないよ。
一応、曲はアレンジも含めてちゃんと作ってくる。
ただ、そこからが問題。
「クリニック」と称して、その地域、地域の音大の先生なんかが
やってきて、いろいろ手直しするんだ。
だけど、所詮、大人の分別くさいセンスだから、
折角、つくった、その子なりのカッコイイ部分とか
斬新な部分が、かなりそぎ落とされちゃう。
あれ、大人が勘違いしてるんだね。
コンクールで自分たちの地区から上位入賞者が出れば、
いろいろと都合がいいこともあるんだろう。
因みに、俺は高校入試が忙しくて、一度、出場を断ったんだけど、
そのときのヤマハ側の言い分が、笑える。
「そんな高校なんて、身分相応のところにいけばいいんだよ。」
ね、教育する側の素質なんかなんもないだろ?
(超大昔の話だから、全然忘れてたけど、当時はかなりむかついた。)
さて、JOC。確かにあの子たちは天才だと思う。でも、大人になれば
ただの人、というパターンが99%。
なんだかなぁ・・・。
33 :
9:2000/06/21(水) 02:08
22>じじいさん
まじっすか!100万台って凄すぎ!!
そりゃー確かに宗教っぽくなるわなー。
34 :
ちょっと横レス:2000/06/21(水) 02:33
こないだ、NHKの五木ひろしが司会してた歌番組に、「天才少女エレクトーン奏者」みたいな女の子がゲストで弾いてた。
たしかにゲキウマ、バカテクだった。
けどなんか気色悪かったよ。大人のエレクトーン奏者のコピーそのまんま。
しかもあざとい振り付け。弾きながら手をあげたりとか、弾き終わった後の手の上げ方とか、いかにも「感情込めて弾いてます!」みたいな顔とか。
きっと、あーしなさいこーしなさいとか色々言われてるんだろな。
教室いけばあんなガキがいっぱいいるんかな。
あーキショい!
35 :
名無しさん:2000/06/21(水) 08:58
私もその番組見たよ。<NHK
なんか、寒いよね。音楽じゃないよ、あれは。
エレクトーンって、いつからあんなになっちゃったんだろう。
パイプオルガンとかコンボ系の方が
シンプルだけど暖かみがある、と思う。
36 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/01(土) 17:41
あげ
37 :
RUI:2000/07/01(土) 19:30
エレクトーン。
ん・・・もともと楽器的には日本が世界に自慢できるアイディアなのに、上のみなさんが指摘してる
ような理由でおとしめてるよね。
まぁ、一台ウン千万のコンソールを商品ラインナップに持ってるメーカーなので。Y社は。
会社の組織的な(資本投入別会社含む)チグハグ、っていうか、組織的に大きくなりすぎ。
一社のみのコングロマリット気取ってるしね。
そういう意味ではR社とか、もっと言っちゃえばK社とかに見られる“原点”に立ち返ってほしいですね。
Yがノウハウあるのは誰もが認めてンだから・・・
38 :
28:2000/07/01(土) 21:49
そういえば、ヤマハの専属プレイヤー達って、どんどん
ローランドの方にいっちゃったみたいだね。
サウンド・アトリエだっけ?
元々、電子オルガンって、パイプオルガンの代替だったんだけど、
それが独自の経緯をたどって、
アメリカでは「シアター・オルガン」として発達したんだよね。
つまり「劇伴」としてつかわれていたと。
楽器の中にパーカッションなんかも組み込まれていて、
ひとりでいろいろな音を出すことが出来た。
で、それを「トランジスタ」化して、一般的な商品にする
とともに、音楽教室を作って、そのマーケット自体を
つくったことって、ある意味、独創的だと思う。
その点、川上源一は偉かったと思うよ。
彼はなんだかんだいわれるけど、結局、彼のカリスマが
神通力を持っている間は、ヤマハの製品もかなりよかった。
今は、ソニーが10とするとヤマハは1もない、って感じだもんね。
やっぱり後継者をちゃんと育てられなかったのが、
あの会社の悲劇なのかも?
部門、部門ではいいところも沢山あるんだけどな・・・。
とにかくオーディオ、家具あたりは昔の方が
遙かにブランド力、あったような気がする。
39 :
not-user:2000/07/02(日) 00:34
>音楽教室を作って、そのマーケット自体をつくった
そこまでは良かったんですよね、多分。でも、
それが原因で他の楽器のような「ホビーユーザー」
を遠ざけてしまったのも否定できないのでは?
ギターを買うような感覚でエレクトーンは買える
か?いや、無理でしょうね。こんにちのポップ音楽で
あまりにも使われていない(強いて言えば「ラウンジ」
かなぁ?)。
40 :
>39:2000/07/02(日) 05:16
>こんにちのポップ音楽で
>あまりにも使われていない
エレクトーン買うくらいならシンセ買うほうが安上がりだからでしょ。
41 :
おはよう朝日です:2000/07/02(日) 15:01
最近はヤマハの店に行くとエレクトーンよりクラビノーバを勧められる。
42 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:
まあ、音楽教室やらグレードが自社製品販促の手段だとは思うな。
だからまあ、他社製品にたまたま目を向けることができた人ってのは
もっといいものはあることもわかるのだけど、そうじゃない人っての
はわかんないだろうな。でも、他人が手をさしのべてもしょうがない
ような気がする。