【作詞】作曲してください【LS専用】
【作詞】作曲してください【投稿】にて、他を圧倒するラストステップ様
ちょっとスレが流れすぎるので独立して頂きました。
☆☆☆作曲家様へ☆☆☆
気に入った詞に曲をつけてください。
・マナーを守ってコミュニケーションを図りましょう。
・荒らし・煽りは放置でお願いします。
ちょっとスレが流れすぎるので独立して頂きました。
☆☆☆作曲家様へ☆☆☆
気に入った詞に曲をつけてください。
・マナーを守ってコミュニケーションを図りましょう。
・荒らし・煽りは放置でお願いします。
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提案①
自分で歌詞の解釈をしてみてはどうでしょうか？
もちろん何通りも含みがあるものも当然あるでしょうから安易に括れないとは思います
が、自分もしてますがメインテーマとして意識させる
裏テーマはこういった部分と意識させて使い分けられると理論的に組立可能になります
自分で歌詞の解釈をしてみてはどうでしょうか？
もちろん何通りも含みがあるものも当然あるでしょうから安易に括れないとは思います
が、自分もしてますがメインテーマとして意識させる
裏テーマはこういった部分と意識させて使い分けられると理論的に組立可能になります
提案②
句読点、記号、数字の意図を明確に持たせる為には
ピンポイント狙いが効果的かと思います
歌詞の華、飾りつけ意図諸々はあると思いますが
最低限必要な部分に用いたものと構想当初のものを比較すると良いと思います
句読点、記号、数字の意図を明確に持たせる為には
ピンポイント狙いが効果的かと思います
歌詞の華、飾りつけ意図諸々はあると思いますが
最低限必要な部分に用いたものと構想当初のものを比較すると良いと思います
提案③
歌詞→曲へのイメージがあると伝わり易いと思います
単純にロック、ポップス、ジャズ、明るい、暗い
実際、作曲者がそのイメージをあえて崩したりもしますが最終形をイメージするのは大切だと思います
歌詞→曲へのイメージがあると伝わり易いと思います
単純にロック、ポップス、ジャズ、明るい、暗い
実際、作曲者がそのイメージをあえて崩したりもしますが最終形をイメージするのは大切だと思います
提案はあくまで提案ですので
気に入った部分があれば考えて頂ければ幸いです
そのせいで作品の質が下がるようであれば却下の方向で
気に入った部分があれば考えて頂ければ幸いです
そのせいで作品の質が下がるようであれば却下の方向で
>>1-5
ありがとうございます。
作品の解説についてですが、
個人的にはあまりしない方が良いかな、
と思っていたので、申し訳ありません。
ですが、個別に尋ねられた場合などは、
出来る範囲でお答えしたいと思います。
製作される曲のイメージについても、基本的には、
作曲者様のお好きなように作って頂いて結構です。
暗い作品を明るい曲にして頂いても構いませんし、
また、その逆でも全然ありだと思っていますので。
何から何まで人様任せで申し訳ありません・・・。
句読点の数や配置については、
私も少し考えたいと思います。
色々な提案、ありがとうございました。
それでは、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
作品の解説についてですが、
個人的にはあまりしない方が良いかな、
と思っていたので、申し訳ありません。
ですが、個別に尋ねられた場合などは、
出来る範囲でお答えしたいと思います。
製作される曲のイメージについても、基本的には、
作曲者様のお好きなように作って頂いて結構です。
暗い作品を明るい曲にして頂いても構いませんし、
また、その逆でも全然ありだと思っていますので。
何から何まで人様任せで申し訳ありません・・・。
句読点の数や配置については、
私も少し考えたいと思います。
色々な提案、ありがとうございました。
それでは、よろしくお願いします。
7 ：ラストステップ／風の船 レイヴン：2012/03/18(日) 20:41:34.58 ID:nKyXwWwp
リゲルを見てきた風船。いま、
あたしの隣で眠っているわ。
濁流と暴風に耐えて、また、
あたしの腕に戻ってきたの。
いつも揺れている風の、船。
あなたが教えてくれたこと、
真空も、闇も、小さな世界。
あなたが伝えてくれたこと、
・・・大宇宙のアンビエント。
あたしの心に眠る風船。もう、
目覚め膨らむことはないけど。
深淵と孤独に耐えて。ただ、
あたしの涙に応えるために。
いつまでも浮かぶ風の、船。
あなたは笑ってくれたもの。
真空の、闇の、もっと向こう。
あなたは遺してくれたもの。
・・・大宇宙のアンビエント。
あたしの隣で眠っているわ。
濁流と暴風に耐えて、また、
あたしの腕に戻ってきたの。
いつも揺れている風の、船。
あなたが教えてくれたこと、
真空も、闇も、小さな世界。
あなたが伝えてくれたこと、
・・・大宇宙のアンビエント。
あたしの心に眠る風船。もう、
目覚め膨らむことはないけど。
深淵と孤独に耐えて。ただ、
あたしの涙に応えるために。
いつまでも浮かぶ風の、船。
あなたは笑ってくれたもの。
真空の、闇の、もっと向こう。
あなたは遺してくれたもの。
・・・大宇宙のアンビエント。
8 ：ラストステップ／指紋焼却者：2012/03/18(日) 20:44:07.58 ID:nKyXwWwp
メイ,弓が消滅するその前で,
爛れてしまった二人の指,
爛れてしまった指先二つを,
リグ,波の無い海へと浸そう.
Silent Siren,それは,赤く.
気付いた時には,輝いていた,
不気味で,可愛い,貴女の指.
《捨てたい》なんて言わないで.
私が焼いてあげるから......
セレ,渦が停止するその刻に、
爛れてしまった二人の指,
爛れてしまった指先たちを,
キス,耳障りな夢に漬けよう.
Silent Siren,今夜も,赤く.
産まれた時から,愛していた,
不気味で,可愛い,貴女の指.
《汚い》だなんて言わないで.
私が焼いてあげるから......
爛れてしまった二人の指,
爛れてしまった指先二つを,
リグ,波の無い海へと浸そう.
Silent Siren,それは,赤く.
気付いた時には,輝いていた,
不気味で,可愛い,貴女の指.
《捨てたい》なんて言わないで.
私が焼いてあげるから......
セレ,渦が停止するその刻に、
爛れてしまった二人の指,
爛れてしまった指先たちを,
キス,耳障りな夢に漬けよう.
Silent Siren,今夜も,赤く.
産まれた時から,愛していた,
不気味で,可愛い,貴女の指.
《汚い》だなんて言わないで.
私が焼いてあげるから......
9 ：ラストステップ／3Field：2012/03/19(月) 19:43:31.01 ID:DXJrQ7MI
惡い華を摘み荒らしていたら、
いつしか鏡面世界。メイズの、
惡い華を独り占めしていたら、
気付けば反転世界。メイズの、
血の手形がふわりと肩に乗る。
誰も。誰もそこにはいない？
血の手形がべたりと顔を突く。
顔は、顔はそこにはいない。
惡い貴女がずっと笑っている、
いつかの鏡面世界。ライトと、
惡い貴女が行きたかったのは、
果てなき反転世界。ライトの、
血の手形はふわりと空を舞う。
誰も。私のそばに来ないで？
血の手はきゅるりと喉に乗り、
惡い、顔はやがて溶けていく。
いつしか鏡面世界。メイズの、
惡い華を独り占めしていたら、
気付けば反転世界。メイズの、
血の手形がふわりと肩に乗る。
誰も。誰もそこにはいない？
血の手形がべたりと顔を突く。
顔は、顔はそこにはいない。
惡い貴女がずっと笑っている、
いつかの鏡面世界。ライトと、
惡い貴女が行きたかったのは、
果てなき反転世界。ライトの、
血の手形はふわりと空を舞う。
誰も。私のそばに来ないで？
血の手はきゅるりと喉に乗り、
惡い、顔はやがて溶けていく。
10 ：ラストステップ／スロープ28 cn：2012/03/19(月) 19:46:56.59 ID:DXJrQ7MI
ねこのしっぽを追いかけて、
色んな所へドアをつけよう。
（ベアリングの星を見た、
空に浮かぶ、黒い夢の中。）
アルケミィ。私は、あなた、
傷口から取り出したチューブ！
それは、私たちの羽になる。
森林から抜き出したミュート！
いつか、私たちは鍵を持つ。
ねこのしっぽを追いかけて、
色んな世界にドアを置こう。
（ベアリングの星はもう、
空に浮かぶ、黒い夢の外。）
アルケミィ。私は、あなた、
細胞から飛び出したキューブ！
それに、私たちは乗っていて。
精霊から受け取ったリュート！
やっと、私たちはまた逢えた。
色んな所へドアをつけよう。
（ベアリングの星を見た、
空に浮かぶ、黒い夢の中。）
アルケミィ。私は、あなた、
傷口から取り出したチューブ！
それは、私たちの羽になる。
森林から抜き出したミュート！
いつか、私たちは鍵を持つ。
ねこのしっぽを追いかけて、
色んな世界にドアを置こう。
（ベアリングの星はもう、
空に浮かぶ、黒い夢の外。）
アルケミィ。私は、あなた、
細胞から飛び出したキューブ！
それに、私たちは乗っていて。
精霊から受け取ったリュート！
やっと、私たちはまた逢えた。
ホムペなど作って今までの歌詞などをアップして欲しいです
>>11
ありがとうございます。
しかし、私はこれまで、
そういったものの作成などは、
一切、やったことがないので、
私自身がそういう場所を作ったりする事は、
どうしても難しくなってしまうと思います。
大変申し訳ありません・・・。
ありがとうございます。
しかし、私はこれまで、
そういったものの作成などは、
一切、やったことがないので、
私自身がそういう場所を作ったりする事は、
どうしても難しくなってしまうと思います。
大変申し訳ありません・・・。
13 ：ラストステップ／伝説の蝶の鱗粉：2012/03/20(火) 16:27:30.55 ID:wwApqc5g
今夜はピアノ塔での発表会。
だけど、
並べられたこの観客たちは、
......私の耳には映らない。
ただ一匹の。蝶のために、
甘いドロップと引き換えに、
私にバターの脚をちょうだい。
機械の拍手、を飛び越して、
あなたのためにだけ弾くわ。
今夜はピアノ塔での発表会。
けれど、
この星くずの観客たちでは、
......私の骨には響かない。
ただ一匹の。蝶のために、
甘いトローチと引き換えに、
私にミルクの羽をちょうだい。
凍える閃光、が邪魔しても、
あなたのためにだけ弾くわ。
だけど、
並べられたこの観客たちは、
......私の耳には映らない。
ただ一匹の。蝶のために、
甘いドロップと引き換えに、
私にバターの脚をちょうだい。
機械の拍手、を飛び越して、
あなたのためにだけ弾くわ。
今夜はピアノ塔での発表会。
けれど、
この星くずの観客たちでは、
......私の骨には響かない。
ただ一匹の。蝶のために、
甘いトローチと引き換えに、
私にミルクの羽をちょうだい。
凍える閃光、が邪魔しても、
あなたのためにだけ弾くわ。
14 ：ラストステップ／2809／霧咲く：2012/03/20(火) 16:29:50.82 ID:wwApqc5g
時計のかたちをしたお菓子が、
あたしの届かない場所にある。
重力の神さま。お願い、お願い、
もう少しだけ肩を貸して・・・。
虚空。に、座って呟くけれど。
スピネルの床にばら撒かれた、
ゆるやかな曲線のせいで。
あたしは椅子を固定できずに、
いつまでも小さく揺れたまま。
ナイフみたいに鋭いお菓子も、
あたしの届かない場所にある。
血液の神さま。お願い、お願い、
あと少しだけ腕を貸して・・・。
虚空。を、辿って呟くけれど。
ラリマーの床にばら撒かれた、
ゆるやかな曲線のせいで。
あたしは足も固定できずに、
もうずっと独りで揺れたまま。
あたしの届かない場所にある。
重力の神さま。お願い、お願い、
もう少しだけ肩を貸して・・・。
虚空。に、座って呟くけれど。
スピネルの床にばら撒かれた、
ゆるやかな曲線のせいで。
あたしは椅子を固定できずに、
いつまでも小さく揺れたまま。
ナイフみたいに鋭いお菓子も、
あたしの届かない場所にある。
血液の神さま。お願い、お願い、
あと少しだけ腕を貸して・・・。
虚空。を、辿って呟くけれど。
ラリマーの床にばら撒かれた、
ゆるやかな曲線のせいで。
あたしは足も固定できずに、
もうずっと独りで揺れたまま。
15 ：ラストステップ／無聖透影地：2012/03/21(水) 06:07:26.23 ID:TlLoOyR8
250兆2554億1499万7055個。
そんなスーパー・ボールの、雨を受け止めて。
250兆2554億1499万7055個。
そんなスーパー・ボールが、私を連れていく。
手を伸ばし。て、みて！手を。
お腹いっぱいになるくらいに、
夜は炎を、光は水を、
私のエリアに溜めていった。
250兆2554億1499万7055個。
幻肢がリング・ボールに、雨を受け入れて。
250兆2554億1499万7055個。
幻肢がリング・ボールを、僕へと嵌め込む。
手を掴ん。で、みる！手を。
お腹いっぱいになるくらいに、
君は炎と、光と水を、
僕のエリアに落としてくれた。
そんなスーパー・ボールの、雨を受け止めて。
250兆2554億1499万7055個。
そんなスーパー・ボールが、私を連れていく。
手を伸ばし。て、みて！手を。
お腹いっぱいになるくらいに、
夜は炎を、光は水を、
私のエリアに溜めていった。
250兆2554億1499万7055個。
幻肢がリング・ボールに、雨を受け入れて。
250兆2554億1499万7055個。
幻肢がリング・ボールを、僕へと嵌め込む。
手を掴ん。で、みる！手を。
お腹いっぱいになるくらいに、
君は炎と、光と水を、
僕のエリアに落としてくれた。
16 ：ラストステップ／Meliiiy 609 PaSt：2012/03/21(水) 06:11:04.56 ID:TlLoOyR8
メインパネルを操作していて、
グラスを落としてしまったの。
自分のアームがとても怖くて、
震えから瞳を逸らしたまま。
・・・あたまのねじがぬけてくきがする
マスター。どうか、私の事を、
スクラップにしないで下さい。
マスター。ずっと、あなたの事を、
サブパネルで見つめていました・・・。
メインパネルを操作していて、
コードを燃やしてしまったの。
予備バッテリーも確認できず、
私は泣くのを我慢したまま。
・・・せきずいのおくがさびてくきがする、
マスター。どうか、私のこトを、
すクらッぷにしナいでクださい。
マすター.ずっト,あナタの,こトガ,
.....ス.....
グラスを落としてしまったの。
自分のアームがとても怖くて、
震えから瞳を逸らしたまま。
・・・あたまのねじがぬけてくきがする
マスター。どうか、私の事を、
スクラップにしないで下さい。
マスター。ずっと、あなたの事を、
サブパネルで見つめていました・・・。
メインパネルを操作していて、
コードを燃やしてしまったの。
予備バッテリーも確認できず、
私は泣くのを我慢したまま。
・・・せきずいのおくがさびてくきがする、
マスター。どうか、私のこトを、
すクらッぷにしナいでクださい。
マすター.ずっト,あナタの,こトガ,
.....ス.....
17 ：ラストステップ／αππτωσι：2012/03/21(水) 16:42:22.06 ID:TlLoOyR8
意思のある爪と,彗星たち.
ただ死にたいとか言うなら,
あたしが,焼き殺してやる.
褐色のオーロラ,夜の街で.
少女と狗が,怒っていて,まだ.....
どこにも存在しない足枷,
誰にもされていない虐待.
空想のかけらを口に含んだ,
あたしの可愛い,愚か者へ.
終わりを迎える,水星たち.
まだ死にたいとか言うなら,
あたしが,焼き殺してやる.
鈍色のカーテン,君の街で.
少女と狗は,共喰いを経て,いま.....
どこにも存在しない監獄,
夢の中,痛みのない暴力.
妄想の霧から引きずり出す,
あたしの可愛い,愚か者を.
ただ死にたいとか言うなら,
あたしが,焼き殺してやる.
褐色のオーロラ,夜の街で.
少女と狗が,怒っていて,まだ.....
どこにも存在しない足枷,
誰にもされていない虐待.
空想のかけらを口に含んだ,
あたしの可愛い,愚か者へ.
終わりを迎える,水星たち.
まだ死にたいとか言うなら,
あたしが,焼き殺してやる.
鈍色のカーテン,君の街で.
少女と狗は,共喰いを経て,いま.....
どこにも存在しない監獄,
夢の中,痛みのない暴力.
妄想の霧から引きずり出す,
あたしの可愛い,愚か者を.
18 ：ラストステップ／Trapezoid：2012/03/21(水) 16:43:55.51 ID:TlLoOyR8
横にスライドしていく景色を、
ラスト・サモナー、貴女が、
私の角膜に描く。６Ｂで、
それは、それは丁寧に、ね。
粘着性の高い。--雪--。が、
精神は、赤／青のスパイラル。
私は今、赤。貴女は今、青。
それでも貴女と繋いだ指は、
世界で、一番優しい指。
斜めのエリアに滲む深海を、
ラスト・サモナー、貴女が、
私の鼓膜へと注ぐ。瓶詰の、
それは、それは綺麗な、ね。
粘着性の高い。--核--。が、
精神は、赤／青のスパイラル。
私は今、赤。貴女も今、赤。
そうして貴女と繋いだ舌は、
世界で、一番優しい舌。
ラスト・サモナー、貴女が、
私の角膜に描く。６Ｂで、
それは、それは丁寧に、ね。
粘着性の高い。--雪--。が、
精神は、赤／青のスパイラル。
私は今、赤。貴女は今、青。
それでも貴女と繋いだ指は、
世界で、一番優しい指。
斜めのエリアに滲む深海を、
ラスト・サモナー、貴女が、
私の鼓膜へと注ぐ。瓶詰の、
それは、それは綺麗な、ね。
粘着性の高い。--核--。が、
精神は、赤／青のスパイラル。
私は今、赤。貴女も今、赤。
そうして貴女と繋いだ舌は、
世界で、一番優しい舌。
これに曲つけてもラップみたくなるだろ
ラップも曲だけど・・
23 ：ラストステップ／昇華鬼 24999：2012/03/22(木) 22:15:11.09 ID:8KcluzRn
ワームたちが蠢いていたら、
どうしていけないのかしら？
お前の靴の底にいるのは、
そうやって潰されたワーム。
ワームたちは歩いていたら、
どうして殺されるのかしら？
お前の部屋の外に転がる、
そうやって殺されたワーム。
シャッター、あの子は優しいから
シャッター、誰にも理解できない
シャッター、あの子は優しいから
シャッター、独りでも私を愛でた
シャッター、あの子が火の雨の中
シャッター、ワームの雹を降らせ
シャッター、やがて静かに泣く時
シャッター、私もその虚無に眠る
どうしていけないのかしら？
お前の靴の底にいるのは、
そうやって潰されたワーム。
ワームたちは歩いていたら、
どうして殺されるのかしら？
お前の部屋の外に転がる、
そうやって殺されたワーム。
シャッター、あの子は優しいから
シャッター、誰にも理解できない
シャッター、あの子は優しいから
シャッター、独りでも私を愛でた
シャッター、あの子が火の雨の中
シャッター、ワームの雹を降らせ
シャッター、やがて静かに泣く時
シャッター、私もその虚無に眠る
24 ：ラストステップ／Nafynois Vector：2012/03/22(木) 22:18:46.68 ID:8KcluzRn
影だけになった星では、
何が居るのかも解らない。
粘土の渦に流されても、
スコープを見つけないと。
そう思ってるのはあたし一人。
リバーブの架かる空を見て。
羨ましい、と思ったなら、
パズルと夢を追いかけてみて。
到達には、まだ遠いけど、
影だけになった星では、
誰一人として狂わない。
粘土の渦に飲み込まれた、
フレームを見つけないと。
そう思ってるのもあたし一人。
サラウンドの効く空を見て。
色が欲しい、と思ったなら、
ピアノと星を跳び越えてみて。
到達地は、まだ遠いけど、
何が居るのかも解らない。
粘土の渦に流されても、
スコープを見つけないと。
そう思ってるのはあたし一人。
リバーブの架かる空を見て。
羨ましい、と思ったなら、
パズルと夢を追いかけてみて。
到達には、まだ遠いけど、
影だけになった星では、
誰一人として狂わない。
粘土の渦に飲み込まれた、
フレームを見つけないと。
そう思ってるのもあたし一人。
サラウンドの効く空を見て。
色が欲しい、と思ったなら、
ピアノと星を跳び越えてみて。
到達地は、まだ遠いけど、
25 ：ラストステップ／ドール49.22：2012/03/23(金) 19:16:42.88 ID:yPJXMzsK
あたしの顔、見ないで下さい。
あたしの腕、見ないで下さい。
折れた百合の茎に浮き上がる、
お母さまのつけた血、の痕、
柄杓に泥水。後、闇に微笑む。
それでも、猫は、猫のように、
笑ってあたしを撫でてくれた。
太陽を見るの。恥ずかしくて。
泪がそのまま火鉢に落つ、
あたしの顔、見ないで下さい。
あたしの事、見ないで下さい。
割れた百合の頬に浮き上がる、
お母さまのつけた血、の痕、
釣鐘の音色。又、闇が微笑む。
なのに、貴方は、猫のように。
笑ってあたしを抱いてくれた。
新月を見るの。うれしいから。
泪がふわりと火鉢に落つ、
あたしの腕、見ないで下さい。
折れた百合の茎に浮き上がる、
お母さまのつけた血、の痕、
柄杓に泥水。後、闇に微笑む。
それでも、猫は、猫のように、
笑ってあたしを撫でてくれた。
太陽を見るの。恥ずかしくて。
泪がそのまま火鉢に落つ、
あたしの顔、見ないで下さい。
あたしの事、見ないで下さい。
割れた百合の頬に浮き上がる、
お母さまのつけた血、の痕、
釣鐘の音色。又、闇が微笑む。
なのに、貴方は、猫のように。
笑ってあたしを抱いてくれた。
新月を見るの。うれしいから。
泪がふわりと火鉢に落つ、
反転後、レーザーは拡散する。
蝙蝠の上から見たコメットを、
ずっと、忘れないように。
ずっと、覚えていたいよ。
それから、また反転していく。
鼓膜が破壊されていく事が、
こんなに心地いいなんて！
風圧に肌を焼かれる事が、
こんなに素敵だなんて・・・！
酩酊後、レーザーは収束する。
蝙蝠の骨に墜ちたコメットを、
ずっと、忘れないように。
ずっと、覚えていたいよ。
そのあと、また膨張していく。
頭痛に視界を盗られる事が、
こんなに心地いいなんて！
水滴に喉を撃たれる事が、
こんなに素敵だなんて・・・！
蝙蝠の上から見たコメットを、
ずっと、忘れないように。
ずっと、覚えていたいよ。
それから、また反転していく。
鼓膜が破壊されていく事が、
こんなに心地いいなんて！
風圧に肌を焼かれる事が、
こんなに素敵だなんて・・・！
酩酊後、レーザーは収束する。
蝙蝠の骨に墜ちたコメットを、
ずっと、忘れないように。
ずっと、覚えていたいよ。
そのあと、また膨張していく。
頭痛に視界を盗られる事が、
こんなに心地いいなんて！
水滴に喉を撃たれる事が、
こんなに素敵だなんて・・・！
29 ：ラストステップ／223 Q-CORDER：2012/03/24(土) 10:17:42.72 ID:Af6od2dg
幽霊。幽霊。私は幽霊。
もう、どこにもないもの。
ただ、ふわふわただよう。
私は幽霊。幽霊。幽霊・・・。
時雨、と同じ比率、の爆風、
誰に声をかけてみても、ね、
みんな、私をすり抜けてく。
Q-CORD入力。そんな無意味で、
哀しい作業を繰り返す蛇を、
岬に。岬に。私は岬に。
もう、どこにも逝けない。
まだ、ふわふわただよう。
私は岬に。岬に。岬に・・・。
苗木、と同じ比重、の雷鳴、
誰に笑いかけてみても、ね、
みんな、私から逃げ出してく。
Q-CORD入力。そんな無価値で、
哀しい作業を繰り返す日々を、
もう、どこにもないもの。
ただ、ふわふわただよう。
私は幽霊。幽霊。幽霊・・・。
時雨、と同じ比率、の爆風、
誰に声をかけてみても、ね、
みんな、私をすり抜けてく。
Q-CORD入力。そんな無意味で、
哀しい作業を繰り返す蛇を、
岬に。岬に。私は岬に。
もう、どこにも逝けない。
まだ、ふわふわただよう。
私は岬に。岬に。岬に・・・。
苗木、と同じ比重、の雷鳴、
誰に笑いかけてみても、ね、
みんな、私から逃げ出してく。
Q-CORD入力。そんな無価値で、
哀しい作業を繰り返す日々を、
30 ：ラストステップ／クローディア：2012/03/24(土) 10:26:21.79 ID:Af6od2dg
不規則な点灯と消滅が、
エーテルの汽車を照らした。
私たちは無限の火を背負い、
エーテルの風を探そう。
【ゆらめく砂時計】を、忘れないで！
錆び付いたドアを斬るために、
何をすればいいのかしら？
凍える街を熔かすために、
何を言えばいいのかしら？
不安定な点灯と消滅が、
パラサイトの樹を照らした。
私たちは無限の火を掬い、
パラサイトの風に翳そう。
【まどろむ砂時計】を、忘れないで！
歪んだドアの向こう側に、
何があるというのかしら？
凍った線路を往くために、
何をすればいいのかしら？
エーテルの汽車を照らした。
私たちは無限の火を背負い、
エーテルの風を探そう。
【ゆらめく砂時計】を、忘れないで！
錆び付いたドアを斬るために、
何をすればいいのかしら？
凍える街を熔かすために、
何を言えばいいのかしら？
不安定な点灯と消滅が、
パラサイトの樹を照らした。
私たちは無限の火を掬い、
パラサイトの風に翳そう。
【まどろむ砂時計】を、忘れないで！
歪んだドアの向こう側に、
何があるというのかしら？
凍った線路を往くために、
何をすればいいのかしら？
31 ：ラストステップ／首の骨：2012/03/25(日) 08:37:44.46 ID:cpiqJTzS
風が強くて、穏やかな天気。
こんな日はきっと雲神様が、
おろかな世界に降臨する、
真っ白な本を描くために。
飛行船、は、くるくる回る。
ゼリィのぬいぐるみを持って、
鉄塔の上に登りましょう。
そこからなら、よく見えるわ。
雲神様。その名は、竜巻。
砂塵が舞う、穏やかな天気。
こんな日はきっと雲神様が、
おろかな世界を蹂躙する。
真っ暗な夢を撮るために。
飛行船、は、ぐるぐる回る、
ゼリィのぬいぐるみを持って、
鉄塔の上から堕ちましょう。
いつかここも、飲み込まれる。
雲神様。その名は、竜巻。
こんな日はきっと雲神様が、
おろかな世界に降臨する、
真っ白な本を描くために。
飛行船、は、くるくる回る。
ゼリィのぬいぐるみを持って、
鉄塔の上に登りましょう。
そこからなら、よく見えるわ。
雲神様。その名は、竜巻。
砂塵が舞う、穏やかな天気。
こんな日はきっと雲神様が、
おろかな世界を蹂躙する。
真っ暗な夢を撮るために。
飛行船、は、ぐるぐる回る、
ゼリィのぬいぐるみを持って、
鉄塔の上から堕ちましょう。
いつかここも、飲み込まれる。
雲神様。その名は、竜巻。
32 ：ラストステップ／Disaster／2：2012/03/25(日) 08:39:32.31 ID:cpiqJTzS
低速。限りなく低速に、
降り積もる血碧石の雪。
あなたと、あたしだけ、
取り残されちゃったね。
（何も、書かれていない。）
それでも、壊れなかったのは。
残骸の隙間に映るディスクが、
あまりに、綺麗に回していた、
天球儀を二人だけで見たから！
高速。どこまでも高速に、
降り注ぐ小隕石の雨。
あなたと、あたしだけ、
置いて行かれちゃったね。
（何も、聞こえてこない。）
それでも、怖くなかったのは。
灼熱の瓦礫に燈るディスクが、
あまりに、綺麗に写していた、
天球儀を二人だけで見たから！
降り積もる血碧石の雪。
あなたと、あたしだけ、
取り残されちゃったね。
（何も、書かれていない。）
それでも、壊れなかったのは。
残骸の隙間に映るディスクが、
あまりに、綺麗に回していた、
天球儀を二人だけで見たから！
高速。どこまでも高速に、
降り注ぐ小隕石の雨。
あなたと、あたしだけ、
置いて行かれちゃったね。
（何も、聞こえてこない。）
それでも、怖くなかったのは。
灼熱の瓦礫に燈るディスクが、
あまりに、綺麗に写していた、
天球儀を二人だけで見たから！
33 ：ラストステップ／ノレ：2012/03/26(月) 01:26:07.27 ID:VZCSBLr1
死は、二つの方角から来ル。
静寂と混沌→刔ル氷鬼→？
死は、二つの選択を投げル。
安息と絶望→刔ル氷鬼→？
死。恐ルべき膜が迫り迫ル、
その時。貴方はどうすル？
立ち止まれば指が落とされル。
その時。悲鳴が聞こえル？
自分の影に踏み潰されル。
死は、二つの世界から成ル。
平穏と混乱→刔ル焔鬼→？
死は、二つの聖槍を投げル。
休息と終焉→刔ル焔鬼→？
死。恐ルべき膜が回り回ル、
その時。貴方は叫べル？
立ち止まれば闇に落とされル。
その時。悲鳴が聞こえル？
跡形もなく踏み潰されル。
静寂と混沌→刔ル氷鬼→？
死は、二つの選択を投げル。
安息と絶望→刔ル氷鬼→？
死。恐ルべき膜が迫り迫ル、
その時。貴方はどうすル？
立ち止まれば指が落とされル。
その時。悲鳴が聞こえル？
自分の影に踏み潰されル。
死は、二つの世界から成ル。
平穏と混乱→刔ル焔鬼→？
死は、二つの聖槍を投げル。
休息と終焉→刔ル焔鬼→？
死。恐ルべき膜が回り回ル、
その時。貴方は叫べル？
立ち止まれば闇に落とされル。
その時。悲鳴が聞こえル？
跡形もなく踏み潰されル。
34 ：ラストステップ／恒星風：2012/03/26(月) 01:31:27.85 ID:VZCSBLr1
針金で編んだ飛行機を、
あたしは小瓶に入れたまま。
記憶の火を絶やさないで。
そうすればいつか飛べるはず、
《夜の弓矢から、撃たれた光》
冷たい。手と手が出会った日、
あたしは星の夢を見る。
ガーネット・スターでさえも、
手にする事ができるのよ。
針金で結った飛行機を、
あたしは小箱に入れたまま。
追憶の火を消さないで。
そうすればきっと飛べるはず、
《夜の弓矢から、降りてくる風》
冷たい。手と手を繋いだ日、
あなたと星の夢を見る。
ラス・アルゲティでさえも、
手にする事ができるのよ。
あたしは小瓶に入れたまま。
記憶の火を絶やさないで。
そうすればいつか飛べるはず、
《夜の弓矢から、撃たれた光》
冷たい。手と手が出会った日、
あたしは星の夢を見る。
ガーネット・スターでさえも、
手にする事ができるのよ。
針金で結った飛行機を、
あたしは小箱に入れたまま。
追憶の火を消さないで。
そうすればきっと飛べるはず、
《夜の弓矢から、降りてくる風》
冷たい。手と手を繋いだ日、
あなたと星の夢を見る。
ラス・アルゲティでさえも、
手にする事ができるのよ。
(？？´･ω･`)？？
>>35
ありがとうございます。
ありがとうございます。
37 ：ラストステップ／65／00／ロスト：2012/03/27(火) 13:11:44.62 ID:j6nXKCmn
愛すべきニクトサウルスの、
見たことさえ無かった鶏冠。
愛すべきデイノケイルスの、
知りもしなかった過去の爪。
今もどこかで声がする・・・、
ような気がして振り向くけど。
あなたは楽しそうに笑うだけ、
そんな気がして呼びかけても、
炎の、香りが漂うだけ・・・。
愛すべきタルボサウルスの、
聞いたことも無かった咆哮。
愛すべきランフォリンクスの、
海に沈んだままの翼。
今もどこかで声がする・・・、
ような気がして振り返るけど。
あなたは嬉しそうに笑うだけ、
こんな僕の手を差し出しても、
炎の、雫が零れるだけ・・・。
見たことさえ無かった鶏冠。
愛すべきデイノケイルスの、
知りもしなかった過去の爪。
今もどこかで声がする・・・、
ような気がして振り向くけど。
あなたは楽しそうに笑うだけ、
そんな気がして呼びかけても、
炎の、香りが漂うだけ・・・。
愛すべきタルボサウルスの、
聞いたことも無かった咆哮。
愛すべきランフォリンクスの、
海に沈んだままの翼。
今もどこかで声がする・・・、
ような気がして振り返るけど。
あなたは嬉しそうに笑うだけ、
こんな僕の手を差し出しても、
炎の、雫が零れるだけ・・・。
38 ：ラストステップ／神蝕球／ID：2012/03/27(火) 13:14:30.71 ID:j6nXKCmn
クローンの部屋に飽きたら、
あたしはあなたの手を握って、
カプセルで宇宙に行くわ。
なんて可愛い、にくきゅう！
もう、ずっと、咳が止まらない・・・、
ラスクの海を泳いで。泳いで、
最果て。に辿り着いたなら、
苦しかった夜の呼吸も、
あなたの声で、忘れられる。
フルーツの部屋に飽きたら、
あたしはあなたの手を握って、
コスモスと深海に行くわ。
なんて可愛い、にくきゅう！
もう、きっと、咳は止まらない・・・、
ポップの夢と沈んで。沈んで、
最果て。に辿り着いたとき、
辛かったあたしの呼吸を、
あなたの声が、止めてくれた。
あたしはあなたの手を握って、
カプセルで宇宙に行くわ。
なんて可愛い、にくきゅう！
もう、ずっと、咳が止まらない・・・、
ラスクの海を泳いで。泳いで、
最果て。に辿り着いたなら、
苦しかった夜の呼吸も、
あなたの声で、忘れられる。
フルーツの部屋に飽きたら、
あたしはあなたの手を握って、
コスモスと深海に行くわ。
なんて可愛い、にくきゅう！
もう、きっと、咳は止まらない・・・、
ポップの夢と沈んで。沈んで、
最果て。に辿り着いたとき、
辛かったあたしの呼吸を、
あなたの声が、止めてくれた。
>>16
なんとなく浮かんできたので作ってます
なんとなく浮かんできたので作ってます
41 ：ラストステップ／コンセント：2012/03/28(水) 08:07:05.20 ID:8ewvGRVJ
黒い服を着た人がいるわ。
黒い槍が刺ささったまま、
黒い道の上に立っていて、
黒い歯を見せて笑ってる。
【黒い雪で雪だるまを作ろう】
黒き、夢とうつつの出入口。
黒く、得体の知れないモノ。
黒く、ねじれた道が怖くて、
白く、弱いあたしは泣くの。
黒い服を着た人がいるわ。
黒いペンで何かを書いて、
黒いメモを破り捨てては、
黒い刃を見せて笑ってる。
【黒い泥で泥のヒナを作ろう】
黒き、夢とうつつの出入口。
黒く、得体の知れないモノ。
黒く、ゆがんだ色彩の雪が、
白く、弱いあたしへと降る。
黒い槍が刺ささったまま、
黒い道の上に立っていて、
黒い歯を見せて笑ってる。
【黒い雪で雪だるまを作ろう】
黒き、夢とうつつの出入口。
黒く、得体の知れないモノ。
黒く、ねじれた道が怖くて、
白く、弱いあたしは泣くの。
黒い服を着た人がいるわ。
黒いペンで何かを書いて、
黒いメモを破り捨てては、
黒い刃を見せて笑ってる。
【黒い泥で泥のヒナを作ろう】
黒き、夢とうつつの出入口。
黒く、得体の知れないモノ。
黒く、ゆがんだ色彩の雪が、
白く、弱いあたしへと降る。
42 ：ラストステップ／Redroute VY：2012/03/28(水) 08:09:08.72 ID:8ewvGRVJ
電球は海を少しだけ、
ほんの少しだけ照らしていた。
壊れた車輪がその側の、
テトラ・ポッドの上に。
行ったまま帰ってこない、波。
セイレーネス。どうか私に、
雲を解く、貴女たちの歌声を。
メルトレイン。どうか私に、
羽を撃つ、雨粒の祝福を。
蝋燭は海を少しだけ、
ほんの少しだけ揺らしていた。
崩れた車輪といつまでも、
テトラ・ポッドで眠る。
寄せたまま帰ってこない、波。
セイレーネス。どうか私に、
夢を溶く、貴女たちの歌声を。
メルトレイン。どうか私に、
その赤き、雨粒の祝福を。
ほんの少しだけ照らしていた。
壊れた車輪がその側の、
テトラ・ポッドの上に。
行ったまま帰ってこない、波。
セイレーネス。どうか私に、
雲を解く、貴女たちの歌声を。
メルトレイン。どうか私に、
羽を撃つ、雨粒の祝福を。
蝋燭は海を少しだけ、
ほんの少しだけ揺らしていた。
崩れた車輪といつまでも、
テトラ・ポッドで眠る。
寄せたまま帰ってこない、波。
セイレーネス。どうか私に、
夢を溶く、貴女たちの歌声を。
メルトレイン。どうか私に、
その赤き、雨粒の祝福を。
43 ：ラストステップ／14-MD-2-TX-8：2012/03/29(木) 11:10:26.41 ID:AtzBHqdS
私のロケット・ブースター。
水の産まれた、星を跳ぶ、
私とロケット・ブースター。
（137億年、・・・の！）
貴女は、私を肩車して。いて。
大好きなケーキを探すとき、
私の進んでいる軌道は・・・、
目的の場所へと降りるとき、
私の進んできた軌道は・・・、
私のパープル・オービター。
星を跨いで、加速する、
私とパープル・オービター。
（137億年、・・・の！）
貴女を、私は肩車する。いま。
大好きなサブレを探すとき、
二人の辿っている軌道は・・・、
目的の場所に倒れ込むとき、
二人の辿ってきた軌道は・・・、
水の産まれた、星を跳ぶ、
私とロケット・ブースター。
（137億年、・・・の！）
貴女は、私を肩車して。いて。
大好きなケーキを探すとき、
私の進んでいる軌道は・・・、
目的の場所へと降りるとき、
私の進んできた軌道は・・・、
私のパープル・オービター。
星を跨いで、加速する、
私とパープル・オービター。
（137億年、・・・の！）
貴女を、私は肩車する。いま。
大好きなサブレを探すとき、
二人の辿っている軌道は・・・、
目的の場所に倒れ込むとき、
二人の辿ってきた軌道は・・・、
44 ：ラストステップ／ドラゴン：2012/03/29(木) 11:13:31.78 ID:AtzBHqdS
煌めき。つつ、回転する、
記憶に、色が、着いた気体。
質量を失くしていく過程で、
どんな夢を見るのでしょう？
やがてそれは凍ってしまい、
限りない収縮の果てに、
自分の重さにも耐え切れず、
渇いた最期を迎えるの。
揺らめき。つつ、消滅する、
記憶を、水に、浸した固体。
質量を失くしていく世界に、
どんな夢があったのでしょう？
やがてそれは割れてしまい、
飛散した解放の果てに、
自分の姿も見つけられず、
孤独な終わりを迎えるの。
記憶に、色が、着いた気体。
質量を失くしていく過程で、
どんな夢を見るのでしょう？
やがてそれは凍ってしまい、
限りない収縮の果てに、
自分の重さにも耐え切れず、
渇いた最期を迎えるの。
揺らめき。つつ、消滅する、
記憶を、水に、浸した固体。
質量を失くしていく世界に、
どんな夢があったのでしょう？
やがてそれは割れてしまい、
飛散した解放の果てに、
自分の姿も見つけられず、
孤独な終わりを迎えるの。
45 ：ラストステップ／楕円錐の塔：2012/03/30(金) 13:46:52.52 ID:Vp3AuApe
張り巡らされた迷路.....
朽ちていく私の死骸.....
繰り返し来たる悪夢.....
窓の外で微笑う貴女.....
薔薇の,百合の,彼岸花の,夢,
私はまだ生きているの?
死骸になったはずなのに.
いつまで動き続けるの?
もう終わりにしたいのに.
押し揺らされた臓物.....
朽ち果てた私の死骸.....
打ち注がれたる薬液.....
私の傍で微笑う貴女.....
螺子の,撥条の,車椅子の,夢,
どうしてこんな暖かいの?
私など死骸と同じなのに.
貴女はなぜ泣いているの？
笑ったほうが素敵なのに.
朽ちていく私の死骸.....
繰り返し来たる悪夢.....
窓の外で微笑う貴女.....
薔薇の,百合の,彼岸花の,夢,
私はまだ生きているの?
死骸になったはずなのに.
いつまで動き続けるの?
もう終わりにしたいのに.
押し揺らされた臓物.....
朽ち果てた私の死骸.....
打ち注がれたる薬液.....
私の傍で微笑う貴女.....
螺子の,撥条の,車椅子の,夢,
どうしてこんな暖かいの?
私など死骸と同じなのに.
貴女はなぜ泣いているの？
笑ったほうが素敵なのに.
46 ：ラストステップ／9865234.D：2012/03/30(金) 13:50:48.29 ID:Vp3AuApe
水玉模様と、冬に咲く、
冷たい海を待つ万華鏡。
のら猫たちを観客として、
私はベースを弾いてみる。
あんまり上手くないけど、ね。
ピストル星を見上げていた、
いつかの私は、小瓶の中に。
ピストル星をライトとして、
ただ一人でベースを弾く。
マーブル模様と、夏に降る、
冷たい金属で出来た雪。
のら猫たちを観客として、
私はベースを弾いてみる。
こんなに歪んだ音は、ね。
ピストル星に見惚れていた、
いつかの私は、回廊の奥に。
ピストル星をライトとして、
無限の火とベースを弾く！
冷たい海を待つ万華鏡。
のら猫たちを観客として、
私はベースを弾いてみる。
あんまり上手くないけど、ね。
ピストル星を見上げていた、
いつかの私は、小瓶の中に。
ピストル星をライトとして、
ただ一人でベースを弾く。
マーブル模様と、夏に降る、
冷たい金属で出来た雪。
のら猫たちを観客として、
私はベースを弾いてみる。
こんなに歪んだ音は、ね。
ピストル星に見惚れていた、
いつかの私は、回廊の奥に。
ピストル星をライトとして、
無限の火とベースを弾く！
49 ：ラストステップ／大胎動喰帝館：2012/03/31(土) 00:10:49.45 ID:CRgG4k3I
コーラとクッキーとガムと、
メロンとオレンジのグミを。
あたしとキミとで半分こ。
セピア色の羽根を見せて、
世界は、二人を。二人を・・・。
あたしが蹴られたときも、
キミは笑ってくれるから。
キミが殴られたときは、
あたしが抱きしめてあげる。
ミルクとクレープとアメと、
レモンとアップルのグミを。
あたしとキミとで半分こ。
セピア色の羽根は折れて、
宇宙は、二人を。二人を・・・、
あたしが踏まれたときも、
キミは笑ってくれるから。
キミが嬲られたときは、
あたしがキスをしてあげる。
メロンとオレンジのグミを。
あたしとキミとで半分こ。
セピア色の羽根を見せて、
世界は、二人を。二人を・・・。
あたしが蹴られたときも、
キミは笑ってくれるから。
キミが殴られたときは、
あたしが抱きしめてあげる。
ミルクとクレープとアメと、
レモンとアップルのグミを。
あたしとキミとで半分こ。
セピア色の羽根は折れて、
宇宙は、二人を。二人を・・・、
あたしが踏まれたときも、
キミは笑ってくれるから。
キミが嬲られたときは、
あたしがキスをしてあげる。
50 ：ラストステップ／トロン崩壊：2012/03/31(土) 00:11:54.00 ID:CRgG4k3I
ルーン文字で形成された、
何の変哲もない椅子。
壊れかかった部屋の中、
ひとりでに揺れているわ。
空には、城が浮かぶ。逆さの、
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。美しい毒の海。
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。煌めく泪の痕。
ルーン文字で形成された、
火を主成分とする椅子。
壊れかかった宮殿に、
ひとつだけ残ってるわ。
空から、城が墜ちる。逆さに、
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。美しい蛾の翼。
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。拡散する悪意。
何の変哲もない椅子。
壊れかかった部屋の中、
ひとりでに揺れているわ。
空には、城が浮かぶ。逆さの、
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。美しい毒の海。
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。煌めく泪の痕。
ルーン文字で形成された、
火を主成分とする椅子。
壊れかかった宮殿に、
ひとつだけ残ってるわ。
空から、城が墜ちる。逆さに、
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。美しい蛾の翼。
トロン崩壊。それは私の夢。
トロン崩壊。拡散する悪意。
51 ：ドレミファ名無シド：2012/04/01(日) 15:31:31.66 ID:9bNBHu6W
age
>>51
ありがとうございます。
ありがとうございます。
53 ：ラストステップ／ぐにゃり：2012/04/01(日) 17:17:52.72 ID:fE0Pp0VT
触れないで、私の指、に、
私の指、が、絡んでいて、
絡んで、まだ、酷い視界、
視界が靄、のまま、歩く、
【それはまるで蟻が角砂糖の塊を引き擦るかのような速度】
フレームアウトしていけ
私という無意味な存在
フェードアウトしていけ
大銀河に散る私の欠片
盗らないで、私の指、が、
私の指、を、捩っていて、
捻れた視界、も、爆ぜて、
爆ぜた、視界、を愛する、
【それはまるで蜂が殺虫剤に神経を奪われたかのような動作】
フレームアウトしていけ
私という無価値な存在
フェードアウトしていけ
大銀河に散る私の全て
私の指、が、絡んでいて、
絡んで、まだ、酷い視界、
視界が靄、のまま、歩く、
【それはまるで蟻が角砂糖の塊を引き擦るかのような速度】
フレームアウトしていけ
私という無意味な存在
フェードアウトしていけ
大銀河に散る私の欠片
盗らないで、私の指、が、
私の指、を、捩っていて、
捻れた視界、も、爆ぜて、
爆ぜた、視界、を愛する、
【それはまるで蜂が殺虫剤に神経を奪われたかのような動作】
フレームアウトしていけ
私という無価値な存在
フェードアウトしていけ
大銀河に散る私の全て
54 ：ラストステップ／9949／North.：2012/04/01(日) 17:21:45.49 ID:fE0Pp0VT
雲を突く程のビルの群れが、
蛇腹に重なり合っているわ。
散りばめたガラスは過去に、
割れているテレビは未来に。
三ツ眼のネコを、羽に乗せて！
大廃墟群と朽ちた街を、
一人と一匹が飛翔する。
楽しい事は無いかしら？
これはそういう物語よ。
水を消す程のマリファナが、
友だちに染み込んでいくわ。
燃えゆくドレスを過去から、
揺らめくローブを未来から。
九尾のネコを、肩に乗せて！
大廃墟群に沈む街を、
少女とネコが疾走する。
赤い惡意はどこかしら？
これはそういう物語よ。
蛇腹に重なり合っているわ。
散りばめたガラスは過去に、
割れているテレビは未来に。
三ツ眼のネコを、羽に乗せて！
大廃墟群と朽ちた街を、
一人と一匹が飛翔する。
楽しい事は無いかしら？
これはそういう物語よ。
水を消す程のマリファナが、
友だちに染み込んでいくわ。
燃えゆくドレスを過去から、
揺らめくローブを未来から。
九尾のネコを、肩に乗せて！
大廃墟群に沈む街を、
少女とネコが疾走する。
赤い惡意はどこかしら？
これはそういう物語よ。
55 ：ラストステップ／iO N Tyi Ng：2012/04/02(月) 16:35:02.17 ID:ffB03b09
泥を敷き詰めた魔の床。
泥の鍵が跳ねて沈んで、
泥の中に埋もれていた、
泥の鍵に呼ばれた土星。
交差して、交錯する。
悪夢Ａと、悪夢Ｂが。
殴打して、略奪する。
天使Ａと、天空Ｂが。
グレゴリー・・・・・・
笑いながら殺す者たちへ。
笑いながら歌う者たちへ。
あの星の粒が見えますか？
あの星の輪が怖いですか？
私はお前たちを許さない。
私はお前たちを許さない。
泥の鍵が跳ねて沈んで、
泥の中に埋もれていた、
泥の鍵に呼ばれた土星。
交差して、交錯する。
悪夢Ａと、悪夢Ｂが。
殴打して、略奪する。
天使Ａと、天空Ｂが。
グレゴリー・・・・・・
笑いながら殺す者たちへ。
笑いながら歌う者たちへ。
あの星の粒が見えますか？
あの星の輪が怖いですか？
私はお前たちを許さない。
私はお前たちを許さない。
56 ：ラストステップ／1,and,7:04-P：2012/04/02(月) 16:36:47.16 ID:ffB03b09
不思議な物質を貰ったわ。
群青色の小箱の中に、
【蜃気楼が】入っていて、
外側から眺められるのよ。
砂漠に凍る。宮殿.....と。
あなたは私の隣で、
満足そうに眠っている。
欠けてしまった片腕を、
太陽風から隠しながら。
不思議な物体を貰ったわ。
山吹色のガラスの中に、
【陽炎】が揺らめいていて、
触れると凄く温かいのよ。
氷河に燃える。神殿.....と、
旅人は私のそばで、
満足そうに笑っている。
次はどんな不思議な物を、
私に見せてくれるのかしら？
群青色の小箱の中に、
【蜃気楼が】入っていて、
外側から眺められるのよ。
砂漠に凍る。宮殿.....と。
あなたは私の隣で、
満足そうに眠っている。
欠けてしまった片腕を、
太陽風から隠しながら。
不思議な物体を貰ったわ。
山吹色のガラスの中に、
【陽炎】が揺らめいていて、
触れると凄く温かいのよ。
氷河に燃える。神殿.....と、
旅人は私のそばで、
満足そうに笑っている。
次はどんな不思議な物を、
私に見せてくれるのかしら？
57 ：ラストステップ／M3le-M4le：2012/04/03(火) 16:57:32.45 ID:rSv1GHul
ドアー,その僅かな隙間から,
マリス,貴女の音が聴こえた.
反射しない鏡の盾が,
ビームの雨を弾いて.
From,VY Canis Majoris.....
薬指ふたつだけを残して,
後はもう消えてしまった.
無から取り出した指輪を,
そこに嵌めて眠るのなら.
ドアー,その上の天窓から,
マリス,貴女の炎が見えた.
共鳴しない銀の盾が,
ビームの雨を防いで.
From,VY Canis Majoris.....
薬指ふたつだけが残って,
後はもう消えてしまった.
死から取り上げた指輪を,
そこに嵌めて眠るのなら.
マリス,貴女の音が聴こえた.
反射しない鏡の盾が,
ビームの雨を弾いて.
From,VY Canis Majoris.....
薬指ふたつだけを残して,
後はもう消えてしまった.
無から取り出した指輪を,
そこに嵌めて眠るのなら.
ドアー,その上の天窓から,
マリス,貴女の炎が見えた.
共鳴しない銀の盾が,
ビームの雨を防いで.
From,VY Canis Majoris.....
薬指ふたつだけが残って,
後はもう消えてしまった.
死から取り上げた指輪を,
そこに嵌めて眠るのなら.
58 ：ラストステップ／α71.sign：2012/04/03(火) 17:00:05.62 ID:rSv1GHul
泪のみを糧として、咲く。
泪の火を待ち続け、ては、
塗り潰したような闇の中。
溶けそうな私は底にいた、
垂直、に、跳ね続けて。粒子、
電解されたパスコードを、
この手の届かない高さに。
拡散していくプラズマを、
この目に映らない時空に。
泪のみを糧として、咲く、
泪の火を待っていた、花。
圧し潰したような闇の中、
溶け出した私は夢を見た。
垂直、に、滑っていて。粒子、
封印されたパスワードが、
この指から零れて煌めく。
融解していくシトリンは、
この指の事すら知らない。
泪の火を待ち続け、ては、
塗り潰したような闇の中。
溶けそうな私は底にいた、
垂直、に、跳ね続けて。粒子、
電解されたパスコードを、
この手の届かない高さに。
拡散していくプラズマを、
この目に映らない時空に。
泪のみを糧として、咲く、
泪の火を待っていた、花。
圧し潰したような闇の中、
溶け出した私は夢を見た。
垂直、に、滑っていて。粒子、
封印されたパスワードが、
この指から零れて煌めく。
融解していくシトリンは、
この指の事すら知らない。
59 ：ラストステップ／押Si寄sERu壁：2012/04/04(水) 04:59:38.25 ID:fob/m2ob
あの醜い、電子の怪物！に、
もう暫く、暴れて頂く！わ。
ストロベリー。食べられない。
チョコレート。食べられない。
それを、黒い水たまりの上で、
笑って、眺める彼女の願いは。
【肋骨をすべて折られた】
【あたしの小さな仕返し】
あの醜い、聖なる化物！に、
まだ暫く、狂って頂く！わ。
ストロベリー。好きなのでしょう？
チョコレート。好きなのでしょう？
それを、黒い水たまりの中で、
笑って、見下す彼女の願いは。
【宝石をすべて盗られた】
【あたしの小さな仕返し】
もう暫く、暴れて頂く！わ。
ストロベリー。食べられない。
チョコレート。食べられない。
それを、黒い水たまりの上で、
笑って、眺める彼女の願いは。
【肋骨をすべて折られた】
【あたしの小さな仕返し】
あの醜い、聖なる化物！に、
まだ暫く、狂って頂く！わ。
ストロベリー。好きなのでしょう？
チョコレート。好きなのでしょう？
それを、黒い水たまりの中で、
笑って、見下す彼女の願いは。
【宝石をすべて盗られた】
【あたしの小さな仕返し】
60 ：ラストステップ／腐植土の塔：2012/04/04(水) 05:01:26.09 ID:fob/m2ob
その遊園地自体が、迷路。
その遊園地は夢に、映る。
真夜中、輝く木漏れ日を、
眺めて、いるだけで幸せ。
ゲートは今でも開いているわ。
本当に。本当に暗いときは、
あなたの顔さえも見えない。
本当に。本当に楽しいから、
そんな事気にもしないけど。
その遊園地自体が、迷宮。
その遊園地は夢を、纏う。
真夜中、輝く陽だまりを、
辿って、いくだけで幸せ。
ゲートはずっと揺れているわ。
本当に。本当に怖いときは、
あなたの指だけを見ていた。
本当に。本当に嬉しいから、
それだけで何もいらないの。
その遊園地は夢に、映る。
真夜中、輝く木漏れ日を、
眺めて、いるだけで幸せ。
ゲートは今でも開いているわ。
本当に。本当に暗いときは、
あなたの顔さえも見えない。
本当に。本当に楽しいから、
そんな事気にもしないけど。
その遊園地自体が、迷宮。
その遊園地は夢を、纏う。
真夜中、輝く陽だまりを、
辿って、いくだけで幸せ。
ゲートはずっと揺れているわ。
本当に。本当に怖いときは、
あなたの指だけを見ていた。
本当に。本当に嬉しいから、
それだけで何もいらないの。
61 ：ラストステップ／This Rope：2012/04/05(木) 22:48:52.99 ID:ipc13VUp
水に絡まるノイズを掬って。
君の【ゆめ】の中にしかない、
クレパスの色を見せてみて！
空。誰かの空。にも、描ける。
『英雄は君。』
限りなく狭い宇宙さえ.....、
『神官の私。』
その色を見た事はない.....。
水に絡まるネオンを掴んで。
君の【ゆめ】の中だけにある、
クレパスの音を出してみて！
夜。震える夜。にも、描ける。
『英雄は君。』
限りなく狭い宇宙へと.....、
『神官の私。』
その音が響く刻を待つ.....！
君の【ゆめ】の中にしかない、
クレパスの色を見せてみて！
空。誰かの空。にも、描ける。
『英雄は君。』
限りなく狭い宇宙さえ.....、
『神官の私。』
その色を見た事はない.....。
水に絡まるネオンを掴んで。
君の【ゆめ】の中だけにある、
クレパスの音を出してみて！
夜。震える夜。にも、描ける。
『英雄は君。』
限りなく狭い宇宙へと.....、
『神官の私。』
その音が響く刻を待つ.....！
62 ：ラストステップ／伝説の蝶の軌道：2012/04/05(木) 22:50:03.13 ID:ipc13VUp
時計の針を、戻したあと、
そっと夜の塔に登って、
グロッケンを奏でるのよ、
ミルクの羽に届くまで。
甘い→光は→淡い→お菓子。
あの子のクリームの眼に、
どんな景色が映るのかしら？
あたしはそれが知りたくて、
一人。演奏するのでしょうね、
時計の砂を、ばら撒いたあと、
そっと星の山から飛んで、
バイオリンを奏でるのよ、
ザラメの毛に届けたくて。
甘い→炎は→淡い→水面に。
あの子はバターの脚で、
どんな軌道を描くのかしら？
あたしはそれが知りたくて、
一人。演奏するのでしょうね、
そっと夜の塔に登って、
グロッケンを奏でるのよ、
ミルクの羽に届くまで。
甘い→光は→淡い→お菓子。
あの子のクリームの眼に、
どんな景色が映るのかしら？
あたしはそれが知りたくて、
一人。演奏するのでしょうね、
時計の砂を、ばら撒いたあと、
そっと星の山から飛んで、
バイオリンを奏でるのよ、
ザラメの毛に届けたくて。
甘い→炎は→淡い→水面に。
あの子はバターの脚で、
どんな軌道を描くのかしら？
あたしはそれが知りたくて、
一人。演奏するのでしょうね、
63 ：ラストステップ／BBBBBBBB-8：2012/04/06(金) 07:59:19.64 ID:tJq3S6Ak
フレアルートの城が今から、
見たこともない崩壊をする。
ロゼッタレイの城が今から、
それは不思議な分裂をする。
ゼットリングの城が今から、
見たこともない膨張をする。
アトランダムの城が今から、
それは不思議な選択をする。
無数の流星。の、・・・一頁。
あたしの悪夢様。あたしは、
あなた様のせいで眠れない。
あたしの悪夢様。これだけ、
あなた様に捧げているのに。
あたしの悪夢様。あたしは、
あなた様が来るのが怖いの。
あたしの悪夢様。どうにか、
あなた様を忘れたいけれど。
見たこともない崩壊をする。
ロゼッタレイの城が今から、
それは不思議な分裂をする。
ゼットリングの城が今から、
見たこともない膨張をする。
アトランダムの城が今から、
それは不思議な選択をする。
無数の流星。の、・・・一頁。
あたしの悪夢様。あたしは、
あなた様のせいで眠れない。
あたしの悪夢様。これだけ、
あなた様に捧げているのに。
あたしの悪夢様。あたしは、
あなた様が来るのが怖いの。
あたしの悪夢様。どうにか、
あなた様を忘れたいけれど。
64 ：ラストステップ／銅貨の塔：2012/04/06(金) 08:00:58.97 ID:tJq3S6Ak
何かが落ちただけなのに、
日記をつける手を止めた。
硝子の割れた色を聴いて、
滲むライトに手を伸ばす。
貴女の心。に、火の渦を。
飴玉は弾けてしまったけど、
私は、追いかけたりしない。
飴玉が弾けてしまったあと、
部屋は、林檎の香りがした。
何かが落ちただけなのに、
掃除をする車輪を止める。
硝子の泣く音を描いたら、
光るパルプを切り分けて。
貴女の涙。は、火の羽に。
飴玉は蕩けてしまったけど、
私は、悲しくなんかない。
飴玉が蕩けてしまったあと、
部屋は、葡萄の香りがした。
日記をつける手を止めた。
硝子の割れた色を聴いて、
滲むライトに手を伸ばす。
貴女の心。に、火の渦を。
飴玉は弾けてしまったけど、
私は、追いかけたりしない。
飴玉が弾けてしまったあと、
部屋は、林檎の香りがした。
何かが落ちただけなのに、
掃除をする車輪を止める。
硝子の泣く音を描いたら、
光るパルプを切り分けて。
貴女の涙。は、火の羽に。
飴玉は蕩けてしまったけど、
私は、悲しくなんかない。
飴玉が蕩けてしまったあと、
部屋は、葡萄の香りがした。
65 ：ラストステップ／スープ・ワールド：2012/04/07(土) 04:39:15.75 ID:tmcUZ16F
深さ68090メートル、の、
白いダンボールの海。
高さ68090メートル、の、
赤いカードキーの塔。
どんなに、見上げ、て。も。
加工されたあなたの肉と。
咀嚼されたあたしの骨が。
宇宙の外側、Ｘの場所で、
笑う。笑う。笑う。笑う。
深さ68090メートル、の、
黒いモノレールの影。
高さ68090メートル、の、
青いサイクロンの腕。
どれだけ、砕い、て。も。
加工されたあなたの肉と。
咀嚼されたあたしの骨が。
瞼の裏側、Ｘの場所で、
笑う。笑う。笑う。笑う。
白いダンボールの海。
高さ68090メートル、の、
赤いカードキーの塔。
どんなに、見上げ、て。も。
加工されたあなたの肉と。
咀嚼されたあたしの骨が。
宇宙の外側、Ｘの場所で、
笑う。笑う。笑う。笑う。
深さ68090メートル、の、
黒いモノレールの影。
高さ68090メートル、の、
青いサイクロンの腕。
どれだけ、砕い、て。も。
加工されたあなたの肉と。
咀嚼されたあたしの骨が。
瞼の裏側、Ｘの場所で、
笑う。笑う。笑う。笑う。
66 ：ラストステップ／29／ENTRANCE：2012/04/07(土) 04:40:44.77 ID:tmcUZ16F
小さい手をくっつけたきり、
凍ってしまった、蝋燭。
ああ、あれから、ずっと。
そう、死ぬまで、ずっと。
『あなた。は、後悔してない・・・？』
何重にも打ち付けたドア。
何重にも敷き詰めた釘。
何人にも蹂躙できない、
二人は真っ赤な牢の中、
小さい手を愛ですぎたから、
剥がれなくなった、蝋燭。
ああ、こんなに、腫れて。
もう、死ぬまで、ずっと。
『あたし。は、後悔してない。』
何重にも巻き上げたネジ。
何重にも積み重ねた針。
何人にも侵略されない、
二人は真っ赤な牢の中、
凍ってしまった、蝋燭。
ああ、あれから、ずっと。
そう、死ぬまで、ずっと。
『あなた。は、後悔してない・・・？』
何重にも打ち付けたドア。
何重にも敷き詰めた釘。
何人にも蹂躙できない、
二人は真っ赤な牢の中、
小さい手を愛ですぎたから、
剥がれなくなった、蝋燭。
ああ、こんなに、腫れて。
もう、死ぬまで、ずっと。
『あたし。は、後悔してない。』
何重にも巻き上げたネジ。
何重にも積み重ねた針。
何人にも侵略されない、
二人は真っ赤な牢の中、
>>31
http://up.cool-sound.net/src/cool30429.mp3
曲付けさせていただきました
http://up.cool-sound.net/src/cool30430.mp3
インストです
http://up.cool-sound.net/src/cool30429.mp3
曲付けさせていただきました
http://up.cool-sound.net/src/cool30430.mp3
インストです
>>67
ありがとうございます。
爽やかながらもどこか少し哀しさが混ざる、
そんな素敵なメロディが印象に残りました。
>>31の歌詞の世界をうまく表現されていて、
今回も非常に素晴らしい作品だと思います。
作品製作本当にお疲れ様でした。
ひとつ気になったのですが、
私の投稿ペースが早過ぎる、
という事はないでしょうか？
仮にそのせいで製作意欲が、
無くなる事があるとしたら、
申し訳ないと思いますので。
遠慮せずに仰って下さいね。
ありがとうございます。
爽やかながらもどこか少し哀しさが混ざる、
そんな素敵なメロディが印象に残りました。
>>31の歌詞の世界をうまく表現されていて、
今回も非常に素晴らしい作品だと思います。
作品製作本当にお疲れ様でした。
ひとつ気になったのですが、
私の投稿ペースが早過ぎる、
という事はないでしょうか？
仮にそのせいで製作意欲が、
無くなる事があるとしたら、
申し訳ないと思いますので。
遠慮せずに仰って下さいね。
69 ：ドレミファ名無シド：2012/04/08(日) 10:15:03.82 ID:dBmPXXk2
>>69
ありがとうございます。
ありがとうございます。
71 ：ラストステップ／召喚師たち：2012/04/08(日) 16:12:54.67 ID:eMgYeCD6
理科室。
朽ちる事のないホルマリンを、
義足の女の子が見つめていた。
不死鳥。
《こんにちは。わたしは、》
穴の開いたトビラの隙間から、
光の線が、入ってくる。ただ、
ここで止まった時間のカギを、
ポケットの中にしまったまま。
地下室。
割れてもまだ笑うフラスコを、
義足の男の子が見つめていた。
阿僧祇。
《はじめまして。ぼくは、》
崩れ落ちそうな床に寝転んで、
光の柱を、飲み込もう。まだ、
ここで動かない時間のカギを、
そっとポケットに隠したまま。
朽ちる事のないホルマリンを、
義足の女の子が見つめていた。
不死鳥。
《こんにちは。わたしは、》
穴の開いたトビラの隙間から、
光の線が、入ってくる。ただ、
ここで止まった時間のカギを、
ポケットの中にしまったまま。
地下室。
割れてもまだ笑うフラスコを、
義足の男の子が見つめていた。
阿僧祇。
《はじめまして。ぼくは、》
崩れ落ちそうな床に寝転んで、
光の柱を、飲み込もう。まだ、
ここで動かない時間のカギを、
そっとポケットに隠したまま。
>>72
ありがとうございます。
めっそうもありません。
私のような者の作品を、
形にして頂けるだけで、
ありがたい事ですから。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
投稿のペースついてですが、
特に問題はないという事で、
承知致しました。
その都度の状況を見ながら、
やって行きたいと思います。
ありがとうございます。
めっそうもありません。
私のような者の作品を、
形にして頂けるだけで、
ありがたい事ですから。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
投稿のペースついてですが、
特に問題はないという事で、
承知致しました。
その都度の状況を見ながら、
やって行きたいと思います。
74 ：ラストステップ／Mars Speaker 560：2012/04/09(月) 11:31:31.45 ID:SjxfCgkG
霧。と夜の水が包みこむ、
冬。の華を二人で見よう。
ああ、暴風に紛れて舞う、
数え切れないほどの、斧。
傷つかないように、カバーを・・・、
あなたが傷つかないように。
僕は、傷ついてもいいから。
切断され。て。転がった、
誰のものかも分からない夢、
霧。が夜の色を映しこむ、
冬。の星へ二人で行こう。
ああ、常闇に隠れている、
目で追えないほどの、刃。
傷つかないように、プラグを・・・、
あなたが傷つかないように。
僕が、代わりに傷つくから。
切断され。て。棄てられた、
どんな色かも分からない夢、
冬。の華を二人で見よう。
ああ、暴風に紛れて舞う、
数え切れないほどの、斧。
傷つかないように、カバーを・・・、
あなたが傷つかないように。
僕は、傷ついてもいいから。
切断され。て。転がった、
誰のものかも分からない夢、
霧。が夜の色を映しこむ、
冬。の星へ二人で行こう。
ああ、常闇に隠れている、
目で追えないほどの、刃。
傷つかないように、プラグを・・・、
あなたが傷つかないように。
僕が、代わりに傷つくから。
切断され。て。棄てられた、
どんな色かも分からない夢、
75 ：ラストステップ／N1777 Line：2012/04/09(月) 11:35:04.02 ID:SjxfCgkG
揺らめいた、水の形の炎。
揺らめいて、私を縛る鎖。
閃光の道を駆けていくよ、
何度も蹴つまずきながら。
目映い雷光と。もう少し、だけ、
誰も読めない本の中から、
無数の音譜が零れていく。
赤いナイフで捕まえたら、
弾ける瞬間に飲み込んで！
揺らめいて、炎を象る泡。
揺らめいた、私と話す花。
灼熱の空を翔けていくよ、
何度吹き飛ばされたって。
冷たい鉄塊と。あと少し、だけ、
誰も読めない本の全てを、
無数の音譜が作り替える。
赤いナイフで刻んだなら、
弾ける空間を飛び越えて！
揺らめいて、私を縛る鎖。
閃光の道を駆けていくよ、
何度も蹴つまずきながら。
目映い雷光と。もう少し、だけ、
誰も読めない本の中から、
無数の音譜が零れていく。
赤いナイフで捕まえたら、
弾ける瞬間に飲み込んで！
揺らめいて、炎を象る泡。
揺らめいた、私と話す花。
灼熱の空を翔けていくよ、
何度吹き飛ばされたって。
冷たい鉄塊と。あと少し、だけ、
誰も読めない本の全てを、
無数の音譜が作り替える。
赤いナイフで刻んだなら、
弾ける空間を飛び越えて！
やっぱりブログでもなんでもいいので残して欲しいなあ
ここだと流れて心配だし
ここだと流れて心配だし
>>76
ありがとうございます。
そう言って頂けるのは、
大変有り難く思います。
ですが以前にも言った様に、
私には、そういった場所の、
作成方法が分からないので、
もし作成するとしても、どうしても、
人様任せになってしまうと思います。
大変申し訳ありません。
また、私の作品などが本当に、
そのような場所を作ってまで、
保存や保管をするだけの価値が、
あるのかどうか疑問に思うのです・・・。
ありがとうございます。
そう言って頂けるのは、
大変有り難く思います。
ですが以前にも言った様に、
私には、そういった場所の、
作成方法が分からないので、
もし作成するとしても、どうしても、
人様任せになってしまうと思います。
大変申し訳ありません。
また、私の作品などが本当に、
そのような場所を作ってまで、
保存や保管をするだけの価値が、
あるのかどうか疑問に思うのです・・・。
78 ：ラストステップ／－369／Mycow：2012/04/10(火) 13:17:11.98 ID:QxbIWQQL
誰も近づけたく、なくて、
祈りより具現化したのは、
鉄条網。私は、それを。
可能な限り、体に巻く、
ひとつ、月。ふたつ、鳥。
天王星を背負ったとき、
私の姿は見えなくなった。
涙で滲むスパイクの先、
あなたが手を振っていて・・・
誰も許さないと、そっと、
祈りから取り出した紐と、
鉄条網。私は、それを。
可能な限り、体に巻く、
みっつ、影。よっつ、夢。
天王星を背負ったまま、
私の体は抱きしめられた。
涙で滲むスパイクの中、
あなたの手は冷たくて・・・
祈りより具現化したのは、
鉄条網。私は、それを。
可能な限り、体に巻く、
ひとつ、月。ふたつ、鳥。
天王星を背負ったとき、
私の姿は見えなくなった。
涙で滲むスパイクの先、
あなたが手を振っていて・・・
誰も許さないと、そっと、
祈りから取り出した紐と、
鉄条網。私は、それを。
可能な限り、体に巻く、
みっつ、影。よっつ、夢。
天王星を背負ったまま、
私の体は抱きしめられた。
涙で滲むスパイクの中、
あなたの手は冷たくて・・・
79 ：ラストステップ／ファイアーボール：2012/04/10(火) 13:20:56.48 ID:QxbIWQQL
ト音記号が、ハ音記号と、
手を繋いで歩いていたわ。
色も分からない夢の跡に、
絵の具で書き足してみると、
【静かなるアラームが鳴る。】
告げられた出口のカギは、
パールの海へ投げ捨てて。
この歪んで美しいままの、
もう一つの世界を愛そう。
ト音記号が、ハ音記号に、
絡まったまま泣いているわ。
持ち主のいない夢の城に、
迷路を継ぎ足したりして、
【朽ち果てたロッドを捨てた。】
告げられた出口は消えて、
パールの海も火で染まる。
この捻れて美しい場所で、
もう一人の私と走ろう。
手を繋いで歩いていたわ。
色も分からない夢の跡に、
絵の具で書き足してみると、
【静かなるアラームが鳴る。】
告げられた出口のカギは、
パールの海へ投げ捨てて。
この歪んで美しいままの、
もう一つの世界を愛そう。
ト音記号が、ハ音記号に、
絡まったまま泣いているわ。
持ち主のいない夢の城に、
迷路を継ぎ足したりして、
【朽ち果てたロッドを捨てた。】
告げられた出口は消えて、
パールの海も火で染まる。
この捻れて美しい場所で、
もう一人の私と走ろう。
サクっと読んだけど基本的にはワンパターンだね・・・。
自分語（造語）と数字の羅列と果物とかお菓子類と城と塔と・・・
あと海かな？
それにあたしが出てきたら真似ができちゃう。
ボキャブラリーはwikiや辞書から「それらしい」ものを
拾ってきた感じだし。ネタ切れにならないのは単語をどこかから
探すか自分で作ればいいからだよね。
率直に言うと単語数を増やすんじゃなくて、もっと
歌詞の構成とか、展開をどうにかしたら？と思う。
それにしても、崩壊するか歪むか眠るか泣くか消えるか
浮かぶかくらいしか無いようなイメージだから。
あと、歌詞ではなく、これは自由詩だよね。
曲をつける前提のものは、自分で歌うか、誰かのCDに
被せるかして、それなりのまとまりにしてみたほうがいい。
更新速度より、基礎をしっかりとしてほしい。
自分語（造語）と数字の羅列と果物とかお菓子類と城と塔と・・・
あと海かな？
それにあたしが出てきたら真似ができちゃう。
ボキャブラリーはwikiや辞書から「それらしい」ものを
拾ってきた感じだし。ネタ切れにならないのは単語をどこかから
探すか自分で作ればいいからだよね。
率直に言うと単語数を増やすんじゃなくて、もっと
歌詞の構成とか、展開をどうにかしたら？と思う。
それにしても、崩壊するか歪むか眠るか泣くか消えるか
浮かぶかくらいしか無いようなイメージだから。
あと、歌詞ではなく、これは自由詩だよね。
曲をつける前提のものは、自分で歌うか、誰かのCDに
被せるかして、それなりのまとまりにしてみたほうがいい。
更新速度より、基礎をしっかりとしてほしい。
>>80
ありがとうございます。
その通りだと思います。
投稿の間隔を短くしすぎていたこと以外でも、
どうしても似た様な内容になってしまうのは、
自分の中でも何となく、感じていた所でした。
この程度の作品しか製作することが出来ずに、
大変申し訳ありません。
今後はもう少し内容を推敲して、
投稿をしていきたいと思います。
大変申し訳ありませんでした。
ありがとうございます。
その通りだと思います。
投稿の間隔を短くしすぎていたこと以外でも、
どうしても似た様な内容になってしまうのは、
自分の中でも何となく、感じていた所でした。
この程度の作品しか製作することが出来ずに、
大変申し訳ありません。
今後はもう少し内容を推敲して、
投稿をしていきたいと思います。
大変申し訳ありませんでした。
>>81
他のアーティスト・・・例えばBlankey Jet City とか
Ｖ系も似たような表現は取り入れてるのを見るので
なんとなく、雰囲気はわかるよ。言いたいことも多分。
でも、二番煎じにはしない。
ただ、歌詞の比重を「言葉のサラダ」的なものにしすぎるのは良くない。
このままいくと、予測できるパターンとして「専門用語」に行きつく虞が。
これも奇をてらったように見せかけ、ワンパターンになりやすいトラップ。
「どこかしこに、シミュラクラが。」「エーテルと対話を～」
「ファラデーケージの傘を～」「例えばスワンプマンの君すらも」
みたいのが入ったりね。多分。
他のアーティスト・・・例えばBlankey Jet City とか
Ｖ系も似たような表現は取り入れてるのを見るので
なんとなく、雰囲気はわかるよ。言いたいことも多分。
でも、二番煎じにはしない。
ただ、歌詞の比重を「言葉のサラダ」的なものにしすぎるのは良くない。
このままいくと、予測できるパターンとして「専門用語」に行きつく虞が。
これも奇をてらったように見せかけ、ワンパターンになりやすいトラップ。
「どこかしこに、シミュラクラが。」「エーテルと対話を～」
「ファラデーケージの傘を～」「例えばスワンプマンの君すらも」
みたいのが入ったりね。多分。
んで、突っ込ませてもらうと、そこをどうにかするんじゃないんだよね。
単語が凄い＞歌詞の構成が凄い になってはならないというか。
あ、あと曲もつけるんだっけ。それもあるし。
似たような歌詞ばっかり出来てしまって、困るなら自分なら
小説（それも普段読まないジャンルとか）を読んだりして
そこで浮かんだ情景や感情を歌詞にすると同じネタにはならないかなーと思うけど。
短編集とかいいんじゃないかね。自分はそうしてた。
単語が凄い＞歌詞の構成が凄い になってはならないというか。
あ、あと曲もつけるんだっけ。それもあるし。
似たような歌詞ばっかり出来てしまって、困るなら自分なら
小説（それも普段読まないジャンルとか）を読んだりして
そこで浮かんだ情景や感情を歌詞にすると同じネタにはならないかなーと思うけど。
短編集とかいいんじゃないかね。自分はそうしてた。
>>82-84
ありがとうございます。
私は例に出されたそのアーティストの詳細や、
Ｖ系というものへの知識が殆どないのですが、
仰るとおり、単語が歌詞を越えてしまうのは、
本末転倒だと思います。
様々な媒体から、情報を、
吸収するべきというのは、
私も大いに同意致します。
非常に親身なアドバイス、
ありがとうございました。
作曲もされてるとの事で、
大変ありがたく思います。
>>50の作品は追加の歌詞を、
考えた方が良いでしょうか？
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
私は例に出されたそのアーティストの詳細や、
Ｖ系というものへの知識が殆どないのですが、
仰るとおり、単語が歌詞を越えてしまうのは、
本末転倒だと思います。
様々な媒体から、情報を、
吸収するべきというのは、
私も大いに同意致します。
非常に親身なアドバイス、
ありがとうございました。
作曲もされてるとの事で、
大変ありがたく思います。
>>50の作品は追加の歌詞を、
考えた方が良いでしょうか？
よろしくお願いします。
86 ：ラストステップ／遺跡／9：2012/04/12(木) 03:02:54.80 ID:pWPuEMbq
いつかのアルバムの中に、
沈んだストロマトライトは、
溶け出したバグと一緒で、
終わりまで捨てられない。
私は惡い子。だって、
だってこんな深淵の上。で、
貴女の手を掴みもせず。に、
夢の方にずっと居たいって、
動くこともしないんだから。
いつかのメモリアの海で、
眠り疲れたキロネックスを、
溶け出したバグと一緒に、
核まで背負ってあげたい。
私は惡い子。だって、
だってこんな深淵の上。を、
貴女の指を取りもせず。に、
気付いたらすごく怖くなって、
泣くこともできないんだから。
沈んだストロマトライトは、
溶け出したバグと一緒で、
終わりまで捨てられない。
私は惡い子。だって、
だってこんな深淵の上。で、
貴女の手を掴みもせず。に、
夢の方にずっと居たいって、
動くこともしないんだから。
いつかのメモリアの海で、
眠り疲れたキロネックスを、
溶け出したバグと一緒に、
核まで背負ってあげたい。
私は惡い子。だって、
だってこんな深淵の上。を、
貴女の指を取りもせず。に、
気付いたらすごく怖くなって、
泣くこともできないんだから。
>>86の歌詞を解釈しました。
「自分の独創世界（ストロマトライト）がある。
それを捨てるなんてとんでもない！というかバグってると言われるかもだが
自分から排除できない価値観なので、これを捨てることは難しい。（溶け出した～）
>>84がうざいからアイデア浮かばなくなりそうになるんだが。（深遠の上～）
>>84のﾊﾞｶがいろいろ言うので、言われるがまま変えようと検討するが（貴方の手を掴みもせず）
私の根底にある世界にやっぱり惹かれている。（夢にずっと居たい）
自分の方向性を変えるのはどうも気が乗らないんだよなあ。悪り！無理ス！
（動こうとしない）が１番・・・
「自分の独創世界（ストロマトライト）がある。
それを捨てるなんてとんでもない！というかバグってると言われるかもだが
自分から排除できない価値観なので、これを捨てることは難しい。（溶け出した～）
>>84がうざいからアイデア浮かばなくなりそうになるんだが。（深遠の上～）
>>84のﾊﾞｶがいろいろ言うので、言われるがまま変えようと検討するが（貴方の手を掴みもせず）
私の根底にある世界にやっぱり惹かれている。（夢にずっと居たい）
自分の方向性を変えるのはどうも気が乗らないんだよなあ。悪り！無理ス！
（動こうとしない）が１番・・・
２番も大体同じか・・・
いつかの～からあげたい～までは
「不必要なものなんて無いではないか。」という意味だと思う。
（深遠の上～）は上と同じで「五月蝿いのが沸いてきてどうすんだコレ。」という意味
（貴方の～）から最後まで文が「横槍が入って、あんまり歌詞書けなくなりなる。」
という意味かな。
「悪い子」なのは、やはり性分なもので、申し訳ございませんが・・・
という気持ちもあるからでしょうか。逆に気を遣わせましたね。
当たってたら本当にごめんなさい。やめます・・・。
いつかの～からあげたい～までは
「不必要なものなんて無いではないか。」という意味だと思う。
（深遠の上～）は上と同じで「五月蝿いのが沸いてきてどうすんだコレ。」という意味
（貴方の～）から最後まで文が「横槍が入って、あんまり歌詞書けなくなりなる。」
という意味かな。
「悪い子」なのは、やはり性分なもので、申し訳ございませんが・・・
という気持ちもあるからでしょうか。逆に気を遣わせましたね。
当たってたら本当にごめんなさい。やめます・・・。
>>87-89
ありがとうございます。
何かとんでもない思い違いを、
なされていると思うのですが、
>>86の作品の内容は、あなた様のことを、
揶揄したようなものでは全くありません。
そんな風に思わせてしまって、
大変申し訳ありませんでした。
出過ぎたなんてとんでもないです、
私が書く様な偏屈な内容の作品に、
例えそれがどのようなものであれ、
意見や指摘をして頂けただけでも、
非常に有り難く感じていますので。
歌詞の追加につきましては、
無くても良いとのことなので、
それについては了解致しました。
ありがとうございます。
何かとんでもない思い違いを、
なされていると思うのですが、
>>86の作品の内容は、あなた様のことを、
揶揄したようなものでは全くありません。
そんな風に思わせてしまって、
大変申し訳ありませんでした。
出過ぎたなんてとんでもないです、
私が書く様な偏屈な内容の作品に、
例えそれがどのようなものであれ、
意見や指摘をして頂けただけでも、
非常に有り難く感じていますので。
歌詞の追加につきましては、
無くても良いとのことなので、
それについては了解致しました。
93 ：ラストステップ／Password Hornets：2012/04/13(金) 17:54:28.40 ID:3Acye3h6
レッドストローで作った、
わたしの小さな漂流船。
腐敗した水に回してる。
そういう歪んだ遊び方、
《恐らく-永久に-気付かない》
幻想の／靄の／浴槽の／中で、
ずうっと、だれかを待ってた。
幽幻で／広い／宮殿の／隅で、
ずうっと、あなたを待ってた。
ブルーストローで作った、
わたしと言う名の難破船。
停止する水に浮かんでる。
まるで不可思議な風景画、
《恐らく-永久に-届かない》
純白の／壁の／病棟の／国で、
ずうっと、だれかを待ってた。
荘厳で／淡い／宮廷の／奥で、
ずうっと、あなたを待ってた。
わたしの小さな漂流船。
腐敗した水に回してる。
そういう歪んだ遊び方、
《恐らく-永久に-気付かない》
幻想の／靄の／浴槽の／中で、
ずうっと、だれかを待ってた。
幽幻で／広い／宮殿の／隅で、
ずうっと、あなたを待ってた。
ブルーストローで作った、
わたしと言う名の難破船。
停止する水に浮かんでる。
まるで不可思議な風景画、
《恐らく-永久に-届かない》
純白の／壁の／病棟の／国で、
ずうっと、だれかを待ってた。
荘厳で／淡い／宮廷の／奥で、
ずうっと、あなたを待ってた。
94 ：ラストステップ／蜂と蜜／9A9：2012/04/13(金) 18:05:27.41 ID:3Acye3h6
全力で手を伸ばしても、
あと少しだけ届かない。
噂で、甘い霧雨と砂が。
散り嵌められているって、
ドルフィン。だから私は、
水をカプセルに綴じ込めた。
ドルフィン。それはいつか、
不思議な跳躍力を得る、！
全力で手を伸ばしても、
あと少しだけ届かない。
噂で、甘い霧雨の空に。
笑って浮いているって、
ドルフィン。要らない虹と、
水をカプセルに混ぜてみて。
ドルフィン。それがいつか、
跳躍力へと変わるまで、！
あと少しだけ届かない。
噂で、甘い霧雨と砂が。
散り嵌められているって、
ドルフィン。だから私は、
水をカプセルに綴じ込めた。
ドルフィン。それはいつか、
不思議な跳躍力を得る、！
全力で手を伸ばしても、
あと少しだけ届かない。
噂で、甘い霧雨の空に。
笑って浮いているって、
ドルフィン。要らない虹と、
水をカプセルに混ぜてみて。
ドルフィン。それがいつか、
跳躍力へと変わるまで、！
95 ：ラストステップ／切り傷だらけの鞠：2012/04/14(土) 16:23:12.68 ID:n4ndlYY3
この家の母様は人喰い。
この家の父様も人喰い。
だからあたしも人を喰うの。
ずっと、止めたかったのに。
『あのね、お願い、だから』
あたしに優しくしないで。
あなたの事を喰いたくないの。
あたしの為に泣かないで。
あなたの事が大好きだから。
この家の兄様は人喰い。
この家の姉様も人喰い。
だからあたしも人を喰うの。
それが、嫌いだったのに。
『あのね、お願い。だから』
あたしにあなたを喰わせて。
どうしても我慢出来ないの。
やっぱりあたしは人喰い。
はやく、あなたを喰わせて。
この家の父様も人喰い。
だからあたしも人を喰うの。
ずっと、止めたかったのに。
『あのね、お願い、だから』
あたしに優しくしないで。
あなたの事を喰いたくないの。
あたしの為に泣かないで。
あなたの事が大好きだから。
この家の兄様は人喰い。
この家の姉様も人喰い。
だからあたしも人を喰うの。
それが、嫌いだったのに。
『あのね、お願い。だから』
あたしにあなたを喰わせて。
どうしても我慢出来ないの。
やっぱりあたしは人喰い。
はやく、あなたを喰わせて。
『』と。で何を強調したいのかよく解らん・・・
特攻の拓みたいな感じ？
他の作品も違いが解らん・・・
特攻の拓みたいな感じ？
他の作品も違いが解らん・・・
>>96
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
私の中でその表現は所謂、
「栞」の様な感覚なので、
作品を書く過程で無意識の内に、
多様していたのかもしれません。
また、
特攻の拓という作品は、
私はよく知らないので、
それの影響というのは、
殆ど、ないと思います。
同じ様な内容の作品ばかりで、
不快な思いをさせてしまって、
大変申し訳ありませんでした。
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
私の中でその表現は所謂、
「栞」の様な感覚なので、
作品を書く過程で無意識の内に、
多様していたのかもしれません。
また、
特攻の拓という作品は、
私はよく知らないので、
それの影響というのは、
殆ど、ないと思います。
同じ様な内容の作品ばかりで、
不快な思いをさせてしまって、
大変申し訳ありませんでした。
98 ：ラストステップ／NNNN4587963：2012/04/15(日) 15:47:16.20 ID:erQRzDtV
雨の代わりに棘が降る時,
眠らない猫たちが集う.
雨を含んだ棘のロトンが,
眠らない世界へと積もる.
雨に紛れる棘を射抜く時,
眠らない姫さまが笑う.
雨が隠した棘のレイルに,
眠れずにいた君を乗せる.
Hello,My Spark,And Circle Cats.....
波と波の狭間に落ちた,
緩やかに落ちていった.
交錯する線路に消えた,
緩やかに消えていった.
棘の夢が世界に熔けた,
緩やかに熔けていった.
Hello,My Spark,And Circle Cats.....
眠らない猫たちが集う.
雨を含んだ棘のロトンが,
眠らない世界へと積もる.
雨に紛れる棘を射抜く時,
眠らない姫さまが笑う.
雨が隠した棘のレイルに,
眠れずにいた君を乗せる.
Hello,My Spark,And Circle Cats.....
波と波の狭間に落ちた,
緩やかに落ちていった.
交錯する線路に消えた,
緩やかに消えていった.
棘の夢が世界に熔けた,
緩やかに熔けていった.
Hello,My Spark,And Circle Cats.....
99 ：ラストステップ／伝説の蝶の楽譜：2012/04/15(日) 15:54:02.01 ID:erQRzDtV
（ゆっくりと瞳を開けて、）
（爆発する空を眺めてみて。）
素粒子のベッドの上、に、
幽かに影だけが見えた。
それが、一つの伝説。・・・、
涙で滲んだ楽譜でさえも、
あの子が通り過ぎたなら、
甘い、音が鳴り始める。
甘い、火を包み込みながら。
（ゆっくりと窓を閉じて、）
（流動する空を眺めてみて。）
素粒子のランプの中、に、
その触角だけが見えた。
そんな、一つの伝説。・・・、
嵐で破れた楽譜でさえも、
あの子が通り過ぎたなら、
甘い、音を奏で始める。
甘い、水を吸い込みながら。
（爆発する空を眺めてみて。）
素粒子のベッドの上、に、
幽かに影だけが見えた。
それが、一つの伝説。・・・、
涙で滲んだ楽譜でさえも、
あの子が通り過ぎたなら、
甘い、音が鳴り始める。
甘い、火を包み込みながら。
（ゆっくりと窓を閉じて、）
（流動する空を眺めてみて。）
素粒子のランプの中、に、
その触角だけが見えた。
そんな、一つの伝説。・・・、
嵐で破れた楽譜でさえも、
あの子が通り過ぎたなら、
甘い、音を奏で始める。
甘い、水を吸い込みながら。
>>100
ありがとうございます。
>>46の作品の内容へと合わせて頂いたのか、
ベースが非常に良い感じで強調されていて、
（もし、そうでないなら申し訳ありません）
全体を通しての疾走感も心地よく、
大変素晴らしい作品だと思います。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
>>46の作品の内容へと合わせて頂いたのか、
ベースが非常に良い感じで強調されていて、
（もし、そうでないなら申し訳ありません）
全体を通しての疾走感も心地よく、
大変素晴らしい作品だと思います。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
102 ：ラストステップ／永久花：2012/04/16(月) 19:45:47.77 ID:0SdqcjQh
620京の不滅の機械都市。
620京の無機質なる竜胆。
コキュートスに流れていた、
凍る揺り篭。→あたしの骨、
【錆びた××が待っている】
それからのあたしと言えば、
それはもう酷い顔のままで、
そこから一歩も動けなくて、
そういう子なんだからって、
620京の無色の空想都市。
620京の不規則に咲く炎。
マテリアルに似ていたのは、
光る揺り篭。→あなたの爪、
【錆びた××と待っている】
それからのあなたと言えば、
それは優しい笑顔のままで、
そこから一歩も動かなくて、
そのままでも良いからって、
620京の無機質なる竜胆。
コキュートスに流れていた、
凍る揺り篭。→あたしの骨、
【錆びた××が待っている】
それからのあたしと言えば、
それはもう酷い顔のままで、
そこから一歩も動けなくて、
そういう子なんだからって、
620京の無色の空想都市。
620京の不規則に咲く炎。
マテリアルに似ていたのは、
光る揺り篭。→あなたの爪、
【錆びた××と待っている】
それからのあなたと言えば、
それは優しい笑顔のままで、
そこから一歩も動かなくて、
そのままでも良いからって、
103 ：ラストステップ／001-Aya：2012/04/16(月) 19:51:39.15 ID:0SdqcjQh
ミスティック・エッジと、
エレクトリック・ブレード。
《ああ、どちらを手に取るか》
《夜が来たって決まらない》
手枷も、足枷も、そのまま！
腕の細いプリンセス。貴女に、
その扉を開ける力はない。
体の弱いプリンセス。貴女は、
だからこそ空を飛べるんだよ。
ミスティック・ナイフと、
エレクトリック・セイバー。
《ああ、どちらを手に取るか》
《夜が過ぎ去らないうちに》
痛みも、悲しみも、そのまま！
迷い無きプリンセス。貴女に、
その扉を掴む力はない。
心の強いプリンセス。貴女は、
だからこそ闇を飛べるんだよ。
エレクトリック・ブレード。
《ああ、どちらを手に取るか》
《夜が来たって決まらない》
手枷も、足枷も、そのまま！
腕の細いプリンセス。貴女に、
その扉を開ける力はない。
体の弱いプリンセス。貴女は、
だからこそ空を飛べるんだよ。
ミスティック・ナイフと、
エレクトリック・セイバー。
《ああ、どちらを手に取るか》
《夜が過ぎ去らないうちに》
痛みも、悲しみも、そのまま！
迷い無きプリンセス。貴女に、
その扉を掴む力はない。
心の強いプリンセス。貴女は、
だからこそ闇を飛べるんだよ。
104 ：ラストステップ／Our Oil：2012/04/17(火) 20:42:13.59 ID:q5BHwuoz
一番暗いのは、どこの部屋？
規則的に届く水滴の音。
一番暗いのは、だれの部屋？
呵責虫なら心の核に居る。
・・・ずっと燃えていたのに。
飛行船の残骸の死。
何も思わないの？それを見て！
雛屋敷の残骸の死。
何も感じないの？それを見て！
一番惡いのは、どのお菓子？
逆再生される水滴の音。
私が惡いのは、だれのせい？
呵責虫なら心の核に居る。
・・・ずっと耐えていたのに。
太陽花の残骸の死。
何も思わないの？それを見て！
泥人間の残骸の死。
何も感じないの？それを見て！
規則的に届く水滴の音。
一番暗いのは、だれの部屋？
呵責虫なら心の核に居る。
・・・ずっと燃えていたのに。
飛行船の残骸の死。
何も思わないの？それを見て！
雛屋敷の残骸の死。
何も感じないの？それを見て！
一番惡いのは、どのお菓子？
逆再生される水滴の音。
私が惡いのは、だれのせい？
呵責虫なら心の核に居る。
・・・ずっと耐えていたのに。
太陽花の残骸の死。
何も思わないの？それを見て！
泥人間の残骸の死。
何も感じないの？それを見て！
105 ：ラストステップ／畢竟：2012/04/17(火) 20:53:15.14 ID:q5BHwuoz
星の雨は遠くから見た時ほど、
綺麗なものでもなかったわ。
呼吸するのも苦しかった私は、
ひたすらあなただけを捜すの。
なんて苦い味のする、銃創！
着弾した星の雨が、私を、
ズタズタに引き裂いていく。
絶望には少し遠い。世界で、
ふらふらと彷徨いながら。
星の雨は無線で聞いた時より、
素敵なものでもなかったわ。
呼吸する肺も失くした私は、
それでもあなただけを捜すの。
なんて酷い色をした、青空！
着弾した星の雨が、あなたを、
バラバラに引き裂いていた。
終焉に少し近付いた。地上で、
けらけらと嗤う私の、、、、、
綺麗なものでもなかったわ。
呼吸するのも苦しかった私は、
ひたすらあなただけを捜すの。
なんて苦い味のする、銃創！
着弾した星の雨が、私を、
ズタズタに引き裂いていく。
絶望には少し遠い。世界で、
ふらふらと彷徨いながら。
星の雨は無線で聞いた時より、
素敵なものでもなかったわ。
呼吸する肺も失くした私は、
それでもあなただけを捜すの。
なんて酷い色をした、青空！
着弾した星の雨が、あなたを、
バラバラに引き裂いていた。
終焉に少し近付いた。地上で、
けらけらと嗤う私の、、、、、
>>64
http://up.cool-sound.net/src/cool30647.mp3
曲付けさせていただきました
http://up.cool-sound.net/src/cool30648.mp3
インストです
http://up.cool-sound.net/src/cool30647.mp3
曲付けさせていただきました
http://up.cool-sound.net/src/cool30648.mp3
インストです
>>106
ありがとうございます。
今回の作品も大変素晴らしく、
独特の落ち着いたメロディが、
最初から最後まで、心地良く、
曲中ずっと癒されていました。
改めて、
あなた様の引き出しの広さと、
その才能に、驚嘆しています。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
今回の作品も大変素晴らしく、
独特の落ち着いたメロディが、
最初から最後まで、心地良く、
曲中ずっと癒されていました。
改めて、
あなた様の引き出しの広さと、
その才能に、驚嘆しています。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
108 ：ラストステップ／配線中毒：2012/04/18(水) 16:26:35.57 ID:h2m+kQdT
ありがとう、お兄様。
私はあまり熱くないです。
ごめんなさい、お兄様。
私がいつも屑だからです。
Please,Shoot My Eyes.....
いいえ、お兄様。私のせい。
いつまでも愚かで醜い、
私ただ一人のせいなのです。
だからどうか..........
大好きです、お兄様。
私などには勿体ないひと。
さようなら、お兄様。
私を死ぬまで許さないで。
Please,Shoot My Eyes.....
いいえ、お兄様。私の罪。
どこまでも残酷で黒い、
私ただ一人の罪なのです。
だからどうか..........
私はあまり熱くないです。
ごめんなさい、お兄様。
私がいつも屑だからです。
Please,Shoot My Eyes.....
いいえ、お兄様。私のせい。
いつまでも愚かで醜い、
私ただ一人のせいなのです。
だからどうか..........
大好きです、お兄様。
私などには勿体ないひと。
さようなら、お兄様。
私を死ぬまで許さないで。
Please,Shoot My Eyes.....
いいえ、お兄様。私の罪。
どこまでも残酷で黒い、
私ただ一人の罪なのです。
だからどうか..........
109 ：ラストステップ／小惑星Bn にて：2012/04/18(水) 16:29:07.41 ID:h2m+kQdT
あなたの笑う口の中に、
特製のパルフェ・グラッセを、
放り込んであげるわ。そっと！
ね。今。どんな気分かしら？
これがあたしの愛の形。よ。
ほーら、あんなに喜んでる。
やっぱりあたしの好きな人。
苦しそうな顔を見るほどに、
抱きしめてあげたくなるの。
あたしの黒い口の中に、
熱々のパルフェ・グラッセを、
放り込んでちょうだい。もっと！
ね。今。どんな気分かしら？
こんなあたしの愛の形。に。
ほーら、こんなに喜んでる。
やっぱりあなたが好きな人。
苦しそうな顔を見せつけて、
抱きしめて欲しくなるのよ。
特製のパルフェ・グラッセを、
放り込んであげるわ。そっと！
ね。今。どんな気分かしら？
これがあたしの愛の形。よ。
ほーら、あんなに喜んでる。
やっぱりあたしの好きな人。
苦しそうな顔を見るほどに、
抱きしめてあげたくなるの。
あたしの黒い口の中に、
熱々のパルフェ・グラッセを、
放り込んでちょうだい。もっと！
ね。今。どんな気分かしら？
こんなあたしの愛の形。に。
ほーら、こんなに喜んでる。
やっぱりあなたが好きな人。
苦しそうな顔を見せつけて、
抱きしめて欲しくなるのよ。
110 ：ラストステップ／30001.4-／-：2012/04/19(木) 19:58:29.75 ID:IjaMEEmi
コールドボールの暗闇の道を、
コールドボールの時間の淵を、
二人で一緒に歩こう。永久に、
壊れて邪魔な瓦礫を。拾う、
止まない雪の音が。てのひら、
あまりにも雑音が酷くて、
あまりにも視界が悪くて、
誰一人、通らなかった水路。
の、先に何があるのかしら？
コールドボールの暗闇に唄を。
コールドボールの天使に唄を。
二人で一緒に唄おう。永久に、
墜ちても熱い魔石を。掴む、
涸れない雪の声が。てのひら、
あまりにも雑音が擦れて、
あまりにも視界が捻れて、
誰一人、通れなかった水路。
の、先に何があるのかしら？
コールドボールの時間の淵を、
二人で一緒に歩こう。永久に、
壊れて邪魔な瓦礫を。拾う、
止まない雪の音が。てのひら、
あまりにも雑音が酷くて、
あまりにも視界が悪くて、
誰一人、通らなかった水路。
の、先に何があるのかしら？
コールドボールの暗闇に唄を。
コールドボールの天使に唄を。
二人で一緒に唄おう。永久に、
墜ちても熱い魔石を。掴む、
涸れない雪の声が。てのひら、
あまりにも雑音が擦れて、
あまりにも視界が捻れて、
誰一人、通れなかった水路。
の、先に何があるのかしら？
111 ：ラストステップ／正義無き裁判：2012/04/20(金) 07:01:01.76 ID:ersSIrOb
聖なる森林の外れ。には、
何万匹もの蛇が畝る。
聖なる森林を汚す。ため、
何万粒もの夢を跨ぐ。
それは正しい選択？いいえ、
刻の梯子が壊れるたびに、
罪という言葉が空を跳ねた。
刻の梯子が壊れるたびに、
何人犠牲になったのかしら？
聖なる深海の外れ。には、
何万匹もの鱶が泳ぐ。
聖なる深海を潰す。ため、
何万枚もの鰭を翳す。
それは正しい判断？いいえ、
刻の梯子が壊れるまでに、
惡という言葉が水に溶けた。
刻の梯子が壊れるまでに、
何人犠牲になったのかしら？
何万匹もの蛇が畝る。
聖なる森林を汚す。ため、
何万粒もの夢を跨ぐ。
それは正しい選択？いいえ、
刻の梯子が壊れるたびに、
罪という言葉が空を跳ねた。
刻の梯子が壊れるたびに、
何人犠牲になったのかしら？
聖なる深海の外れ。には、
何万匹もの鱶が泳ぐ。
聖なる深海を潰す。ため、
何万枚もの鰭を翳す。
それは正しい判断？いいえ、
刻の梯子が壊れるまでに、
惡という言葉が水に溶けた。
刻の梯子が壊れるまでに、
何人犠牲になったのかしら？
112 ：ラストステップ／遮断／Pom：2012/04/20(金) 07:04:05.03 ID:ersSIrOb
また一人で火を並べている、
あれから戻ってこない虚無。
また一人で火に凭れている、
あれから止まったままの時。
煙を交差点に燻らせて、！
指の、先に張り巡らされた、
パラソルがすべての始まり。
骨が、軋むほど笑いたくて、
私はエンター・キーを押す。
まだ一人で火を並べていた、
そのまま帰ってこない虚無。
まだ一人で火に凭れていた、
そろそろ揺れ出すはずの時。
煙を次元碑に燻らせて、！
指の、痕が張り巡らされた、
マリンバがすべての始まり。
骨が、軋むほど可笑しくて、
私はデリート・キーを押す。
あれから戻ってこない虚無。
また一人で火に凭れている、
あれから止まったままの時。
煙を交差点に燻らせて、！
指の、先に張り巡らされた、
パラソルがすべての始まり。
骨が、軋むほど笑いたくて、
私はエンター・キーを押す。
まだ一人で火を並べていた、
そのまま帰ってこない虚無。
まだ一人で火に凭れていた、
そろそろ揺れ出すはずの時。
煙を次元碑に燻らせて、！
指の、痕が張り巡らされた、
マリンバがすべての始まり。
骨が、軋むほど可笑しくて、
私はデリート・キーを押す。
113 ：ラストステップ／Demutogica 7：2012/04/21(土) 12:10:15.78 ID:ev7vBZMa
金。と銀。と赤。と青。
ひとつとして混ざらない。
金。と銀。と赤。と青。
曇らない窓を探して！
【9,8,7,6,5,4,3,2,1.....9?】
私のテレメトリー・データは、
隕石に飲み込まれたまま。
私のパラレル・プレートには、
まだ何の色も着いていない、
点。と線。と円。と角。
ひとつとして交わらない。
点。と線。と円。と角。
曇らない窓を創ろう！
【9,8,7,6,5,4,3,2,1.....0?】
私のテレメトリー・データは、
彼方に消えてしまったけど。
私のパラレル・プレートへと、
一つだけ色を着けて往った、
ひとつとして混ざらない。
金。と銀。と赤。と青。
曇らない窓を探して！
【9,8,7,6,5,4,3,2,1.....9?】
私のテレメトリー・データは、
隕石に飲み込まれたまま。
私のパラレル・プレートには、
まだ何の色も着いていない、
点。と線。と円。と角。
ひとつとして交わらない。
点。と線。と円。と角。
曇らない窓を創ろう！
【9,8,7,6,5,4,3,2,1.....0?】
私のテレメトリー・データは、
彼方に消えてしまったけど。
私のパラレル・プレートへと、
一つだけ色を着けて往った、
114 ：ラストステップ／Lynx：2012/04/22(日) 01:47:01.55 ID:rzkMMise
ベッドから起き上がるには、
夢から覚めないといけない。
夢から覚めようとするには、
迷路を抜けないといけない。
迷路を抜けようとするには、
地図を書かないといけない。
地図を・・・
迷路の地図を。
壁に絡まって解けない。
ベッドで目を覚ますための。
迷路の地図を。
地図を・・・
ぼくが・・・
迷路を抜けて、
夢の蔦から逃げ出して、
ベッドで目を覚ますための、
迷路の地図を、
君が・・・
君が、くれた。
夢から覚めないといけない。
夢から覚めようとするには、
迷路を抜けないといけない。
迷路を抜けようとするには、
地図を書かないといけない。
地図を・・・
迷路の地図を。
壁に絡まって解けない。
ベッドで目を覚ますための。
迷路の地図を。
地図を・・・
ぼくが・・・
迷路を抜けて、
夢の蔦から逃げ出して、
ベッドで目を覚ますための、
迷路の地図を、
君が・・・
君が、くれた。
115 ：ラストステップ／レンズ／0.01：2012/04/22(日) 01:50:21.48 ID:rzkMMise
夜、夢を見ない球体の、
別の呼び名は、「私の髄膜」。
夜、雹に出会う錐体の、
別の呼び名は、「私の網膜」。
誰かを待って、いた。ずっと、
花火が火花に変わっていく、
そのひとつ前の瞬間。を。
火花が花火より生まれ落つ、
そのひとつ前の空間。を！
夜、釘の刺さる球体の、
別の呼び名は、「私の脊髄」。
夜、道を曲がる錐体の、
別の呼び名は、「私の骨髄」。
誰か分かって、いた。きっと、
花火が火花へと流転する、
そのひとつ先の閃光。を。
火花が花火に別れを言う、
そのひとつ先の風景。を！
別の呼び名は、「私の髄膜」。
夜、雹に出会う錐体の、
別の呼び名は、「私の網膜」。
誰かを待って、いた。ずっと、
花火が火花に変わっていく、
そのひとつ前の瞬間。を。
火花が花火より生まれ落つ、
そのひとつ前の空間。を！
夜、釘の刺さる球体の、
別の呼び名は、「私の脊髄」。
夜、道を曲がる錐体の、
別の呼び名は、「私の骨髄」。
誰か分かって、いた。きっと、
花火が火花へと流転する、
そのひとつ先の閃光。を。
火花が花火に別れを言う、
そのひとつ先の風景。を！
116 ：ラストステップ／孤竜の塔：2012/04/23(月) 03:52:41.31 ID:e9774YY1
砂糖が消えたラスクの上に、
チョコレートを塗ったくり。
閃光跡絶えたパールの核は、
ピンセットで慎重に。ね。
プラグ・イン。星の電源、！
音速で雲を突き抜けた時、
何も考えなくて良いのよ。
音速の粒を捕まえて来て？
私のシタールと、交換。
無限に増えるメロンの種に、
ローダミンを塗ったくり。
生命潰えたレムの廃墟を、
スナイパーの神廟へ。と。
プラグ・オン。遠い燐光、！
音速の水を突き抜けた今、
痛いくらいに楽しいはず。
音速で粒を捕まえて来て？
私のサロードと、交換。
チョコレートを塗ったくり。
閃光跡絶えたパールの核は、
ピンセットで慎重に。ね。
プラグ・イン。星の電源、！
音速で雲を突き抜けた時、
何も考えなくて良いのよ。
音速の粒を捕まえて来て？
私のシタールと、交換。
無限に増えるメロンの種に、
ローダミンを塗ったくり。
生命潰えたレムの廃墟を、
スナイパーの神廟へ。と。
プラグ・オン。遠い燐光、！
音速の水を突き抜けた今、
痛いくらいに楽しいはず。
音速で粒を捕まえて来て？
私のサロードと、交換。
117 ：ラストステップ／電子古文書：2012/04/23(月) 03:55:00.13 ID:e9774YY1
獅子の縫いぐるみを抱いた,
四肢を無くした女の子,
を,私は知っている.
知っている筈なのに.
データ上では,こんな事.....
壊れたクラシックスの中で,
愛すべきなのは死んだ植物.
歪んだクラシックスの海で,
忌むべきなのは冷たい世界.
獅子の縫いぐるみと化して,
四肢を譲った男の子,
が,私のそばにいた.
そばにいた筈なのに.
データ上では,こんな事.....
ふらつくポルックスは今も,
愛すべき植物に獅子を見る.
揺らめくポルックスは今も,
忌むべき世界で四肢を探す.
四肢を無くした女の子,
を,私は知っている.
知っている筈なのに.
データ上では,こんな事.....
壊れたクラシックスの中で,
愛すべきなのは死んだ植物.
歪んだクラシックスの海で,
忌むべきなのは冷たい世界.
獅子の縫いぐるみと化して,
四肢を譲った男の子,
が,私のそばにいた.
そばにいた筈なのに.
データ上では,こんな事.....
ふらつくポルックスは今も,
愛すべき植物に獅子を見る.
揺らめくポルックスは今も,
忌むべき世界で四肢を探す.
118 ：ラストステップ／粉砕骨折／α：2012/04/24(火) 09:09:38.32 ID:ZW7iV4Bg
エントランス。誰も来ない。
私の爪を見せてあげる。
それはちょうど喉辺りで、
流れている水が好きなの。
くす。くす。くす。華絶。怨。
狂った歯車、と言うけれど、
そんなもの最初から無いわ。
在るのは業火、笑顔、そして、
その上に降るロープの雨。と・・・、
クローゼット。誰もいない。
私の舌を見せてあげる。
キミのちょうど喉辺りに、
流れている水が好きなの。
ぱら。ぱら。ぱら。華絶。怨。
狂った人格、と言うけれど、
それがすでに間違いなのよ。
在るのは業火、怖い、笑顔、
その上に降るロープの雨。と・・・、
私の爪を見せてあげる。
それはちょうど喉辺りで、
流れている水が好きなの。
くす。くす。くす。華絶。怨。
狂った歯車、と言うけれど、
そんなもの最初から無いわ。
在るのは業火、笑顔、そして、
その上に降るロープの雨。と・・・、
クローゼット。誰もいない。
私の舌を見せてあげる。
キミのちょうど喉辺りに、
流れている水が好きなの。
ぱら。ぱら。ぱら。華絶。怨。
狂った人格、と言うけれど、
それがすでに間違いなのよ。
在るのは業火、怖い、笑顔、
その上に降るロープの雨。と・・・、
119 ：ラストステップ／39,13.3／O3：2012/04/24(火) 09:12:19.17 ID:ZW7iV4Bg
揺蕩う。ただ奈落に還るため。
揺蕩う。目は大きく見開いて。
真紅のエレベーター、それと、
パラスティック・エンハンサー。
《怖い？》【ううん、平気。】
水の中で見る太陽は、なんて、
なんて綺麗なのでしょう。
水の粒が吸収する火、それが、
あたしに微笑む機械。
揺蕩う。その奈落に還るため。
揺蕩う。手を強く握りしめて。
深紅のカプセルＡ、それと、
パラスティック・エンハンサー。
《寒い？》【いいえ、平気。】
水の中で見る満月は、なんて、
なんて素敵なのでしょう。
水の底に鳴り渡る音、それが、
あたしが愛した機械。
揺蕩う。目は大きく見開いて。
真紅のエレベーター、それと、
パラスティック・エンハンサー。
《怖い？》【ううん、平気。】
水の中で見る太陽は、なんて、
なんて綺麗なのでしょう。
水の粒が吸収する火、それが、
あたしに微笑む機械。
揺蕩う。その奈落に還るため。
揺蕩う。手を強く握りしめて。
深紅のカプセルＡ、それと、
パラスティック・エンハンサー。
《寒い？》【いいえ、平気。】
水の中で見る満月は、なんて、
なんて素敵なのでしょう。
水の底に鳴り渡る音、それが、
あたしが愛した機械。
120 ：ラストステップ／Un S／Rain：2012/04/25(水) 08:54:27.61 ID:cDODNkNC
滑り下りた先に居たのは、
念を込められた、灰水晶。
転げ落ちた先で見たのは、
意思を放棄した、王妃様。
真っ黒な口で叫んで。ああ、
種子の夢が獏に食べられる、
さあ、サリドマイドを踏み砕いて？
種子を救えるのは貴女だけ。
いま、サナトリウムをぶっ壊して！
迷い込んだ水を追うとき、
火を貸してくれる、灰水晶。
泣き出した雛を拾うとき、
意思を取り戻す、王妃様。
真っ白な日に選ばれて。ああ、
種子の夢が獏に食べられる、
さあ、サリドマイドを焼き払って？
種子を救えるのは貴女だけ。
いま、サナトリウムを蹴っ飛ばして！
念を込められた、灰水晶。
転げ落ちた先で見たのは、
意思を放棄した、王妃様。
真っ黒な口で叫んで。ああ、
種子の夢が獏に食べられる、
さあ、サリドマイドを踏み砕いて？
種子を救えるのは貴女だけ。
いま、サナトリウムをぶっ壊して！
迷い込んだ水を追うとき、
火を貸してくれる、灰水晶。
泣き出した雛を拾うとき、
意思を取り戻す、王妃様。
真っ白な日に選ばれて。ああ、
種子の夢が獏に食べられる、
さあ、サリドマイドを焼き払って？
種子を救えるのは貴女だけ。
いま、サナトリウムを蹴っ飛ばして！
121 ：ラストステップ／伝説の蝶の宮廷：2012/04/25(水) 08:56:47.62 ID:cDODNkNC
フルーレも砕けてしまって、
その欠片が降り注ぐだけ。
スリープルートを回避して、
伝説を追いかけて行くわ。
霧のまだ、先に。それの裏側、
写本でさえ、見たことのない。
甘いシロップに沈みし宮廷、
写本でさえ、書かれていない。
可愛いバターと回りし宮廷、
レイピアも砕けてしまって、
その破片が降り続くだけ。
スリープロードを迂回して、
伝説を追いかけて行くわ。
闇のすぐ、傍に。それの裏側、
古代にさえ、居たことのない。
甘いクリームに聳えし宮廷、
古代にさえ、知られてもない。
蕩けるザラメに埋もれし宮廷、
その欠片が降り注ぐだけ。
スリープルートを回避して、
伝説を追いかけて行くわ。
霧のまだ、先に。それの裏側、
写本でさえ、見たことのない。
甘いシロップに沈みし宮廷、
写本でさえ、書かれていない。
可愛いバターと回りし宮廷、
レイピアも砕けてしまって、
その破片が降り続くだけ。
スリープロードを迂回して、
伝説を追いかけて行くわ。
闇のすぐ、傍に。それの裏側、
古代にさえ、居たことのない。
甘いクリームに聳えし宮廷、
古代にさえ、知られてもない。
蕩けるザラメに埋もれし宮廷、
122 ：ドレミファ名無シド：2012/04/25(水) 14:07:51.21 ID:nOdSNZ0/
age
>>122
ありがとうございます。
ありがとうございます。
124 ：ラストステップ／血液の塔：2012/04/26(木) 14:28:08.52 ID:x8wfXS/6
反転していても歩いていた。
反転する風に色を着けて、
反転したまま右手に浸す、
・・・そして、・・・その時、
【あらゆる扉。は、禁止区域。】
赤い時計の無数のハリが、
逆方向に吸い込まれていた。
赤い時計は壊れたギアを、
何とか戻そうとするのだけど、・・・、
迷走するために生まれてきた。
迷走するネジに足した音を、
迷走したまま耳へと流す、
・・・そして、・・・その時、
【全ての歪み。は、禁止区域。】
赤い時計を憎むナイフが、
逆方向に捩じ込まれていた。
赤い時計は自分のギアを、
何とか治そうとしたのだけど、・・・、
反転する風に色を着けて、
反転したまま右手に浸す、
・・・そして、・・・その時、
【あらゆる扉。は、禁止区域。】
赤い時計の無数のハリが、
逆方向に吸い込まれていた。
赤い時計は壊れたギアを、
何とか戻そうとするのだけど、・・・、
迷走するために生まれてきた。
迷走するネジに足した音を、
迷走したまま耳へと流す、
・・・そして、・・・その時、
【全ての歪み。は、禁止区域。】
赤い時計を憎むナイフが、
逆方向に捩じ込まれていた。
赤い時計は自分のギアを、
何とか治そうとしたのだけど、・・・、
125 ：ラストステップ／血痕の塔：2012/04/26(木) 14:31:51.14 ID:x8wfXS/6
団子結びになったコード。が、
ひとりでに解けていく。
こんな時間に動き始めて。も、
あたしはまだ眠ったまま、
この素敵な香りで、目覚めて？
この素敵な香りで目覚めて、
冷たい窓を踏み台にして、
アストラル体を抱きしめて、
黒い朝を白く塗り潰して・・・、
廃品の城に積もるデータ。が、
ひとりでに消えていく。
そんな時間に眠り始めて。も、
あたしは手を離さないわ、
その素敵な香りを、封じて？
素敵な香りは封印されて、
砕けた硝子の窓は閉まり、
アストラル体は行方不明、
黒い朝は白く変色する・・・、
ひとりでに解けていく。
こんな時間に動き始めて。も、
あたしはまだ眠ったまま、
この素敵な香りで、目覚めて？
この素敵な香りで目覚めて、
冷たい窓を踏み台にして、
アストラル体を抱きしめて、
黒い朝を白く塗り潰して・・・、
廃品の城に積もるデータ。が、
ひとりでに消えていく。
そんな時間に眠り始めて。も、
あたしは手を離さないわ、
その素敵な香りを、封じて？
素敵な香りは封印されて、
砕けた硝子の窓は閉まり、
アストラル体は行方不明、
黒い朝は白く変色する・・・、
126 ：ラストステップ／血漿の塔：2012/04/27(金) 03:40:25.39 ID:+/Tb8Ktb
血漿の塔。蛭たちの住家。
血漿の塔。人間はいない。
神さま。どうか、私たちの、
神さま。祈りを、消さないで。
血漿の塔。鵺たちの住家。
血漿の塔。人間はいない。
神さま。ずっと、私たちを、
神さま。愚かな、邪神さま。
血漿の塔は姿を変えて、
私たちの胎内に侵入する。
血漿の塔は泣き真似をして、
私たちの胎内を食い荒らす。
神さま。邪神さま。滅びろ。
肺に突き刺さる血漿の塔で。
愚かな。邪神さま。滅びろ。
肺にぶら下がる血漿の塔で。
血漿の塔。人間はいない。
神さま。どうか、私たちの、
神さま。祈りを、消さないで。
血漿の塔。鵺たちの住家。
血漿の塔。人間はいない。
神さま。ずっと、私たちを、
神さま。愚かな、邪神さま。
血漿の塔は姿を変えて、
私たちの胎内に侵入する。
血漿の塔は泣き真似をして、
私たちの胎内を食い荒らす。
神さま。邪神さま。滅びろ。
肺に突き刺さる血漿の塔で。
愚かな。邪神さま。滅びろ。
肺にぶら下がる血漿の塔で。
127 ：ラストステップ／血管の塔：2012/04/27(金) 03:44:30.11 ID:+/Tb8Ktb
壊れてしまっていた心。私の、
私の揺らいだ心の火を。君が、
黙って。掬ってくれたから、
・・・こうしてまた笑えるのよ。
《お互い喋れないんだけど。ね。》
僅かに残った右腕の先、
ラピス／エリア／に筆を刺して。
優しい。笑顔の君へと書くわ、
その綺麗な翼のために。
割れた後そのままの心。私の、
私の散らばる泪の火を。君が、
一緒に。拾ってくれたから、
・・・こうしてまた笑えるのよ。
《お互い喋れないんだけど。ね。》
まだ覚えている木星の夢、
ラピス／ルート／に筆を浸けて。
優しく。微笑む君へと書くわ、
その可愛い尻尾のために。
私の揺らいだ心の火を。君が、
黙って。掬ってくれたから、
・・・こうしてまた笑えるのよ。
《お互い喋れないんだけど。ね。》
僅かに残った右腕の先、
ラピス／エリア／に筆を刺して。
優しい。笑顔の君へと書くわ、
その綺麗な翼のために。
割れた後そのままの心。私の、
私の散らばる泪の火を。君が、
一緒に。拾ってくれたから、
・・・こうしてまた笑えるのよ。
《お互い喋れないんだけど。ね。》
まだ覚えている木星の夢、
ラピス／ルート／に筆を浸けて。
優しく。微笑む君へと書くわ、
その可愛い尻尾のために。
128 ：ラストステップ／Wa8ywav9erg72od：2012/04/28(土) 05:33:56.47 ID:MYmZwUEY
殺されなかった者たちの,
銀色の油脂が.....
殺されていった者たちの,
泉へと溜まり.....
-獣- 私たちは,食べられない.
長く伸びた髪の毛を束ねて,
次の一歩を踏み出したとき.
スパイクが底に立てられた,
落とし穴に落ちてしまった.
愛されなかった者たちは,
自らの油脂を.....
殺されていった者たちの,
泉へ吐き出し.....
-禊- 私たちは,目が見えない.
永く伸びた刻の輪を掴んで,
次の一歩を踏み出したとき.
スパイクが床に埋められた,
落とし穴に落ちずに済んだ.
銀色の油脂が.....
殺されていった者たちの,
泉へと溜まり.....
-獣- 私たちは,食べられない.
長く伸びた髪の毛を束ねて,
次の一歩を踏み出したとき.
スパイクが底に立てられた,
落とし穴に落ちてしまった.
愛されなかった者たちは,
自らの油脂を.....
殺されていった者たちの,
泉へ吐き出し.....
-禊- 私たちは,目が見えない.
永く伸びた刻の輪を掴んで,
次の一歩を踏み出したとき.
スパイクが床に埋められた,
落とし穴に落ちずに済んだ.
129 ：ラストステップ／睡魔／9p：2012/04/28(土) 05:37:22.15 ID:MYmZwUEY
ベッドＡと、ベッドＢ。・・・
ああ、その距離はどれだけ、
どれだけ離れているのかな？
弓は真昼に、空を舞う。
架空の温もりへと、降る雨、
森に溶けかけた廃墟にて！
二人だけで祝杯しましょう。
硝子玉はまだ投げないで、
・・・もう少し、そばに居たいから。
ロッドＡと、ロッドＢ。・・・
ああ、その先のコイルと、
どれだけ離れているのかな？
夢は今宵も、惡となる。
幻想の砂場へと、降る雪、
森に溶けかけた廃墟にて！
二人だけの儀式をしましょう。
硝子板はまだ割らないで、
・・・あと少し、ここに居たいから。
ああ、その距離はどれだけ、
どれだけ離れているのかな？
弓は真昼に、空を舞う。
架空の温もりへと、降る雨、
森に溶けかけた廃墟にて！
二人だけで祝杯しましょう。
硝子玉はまだ投げないで、
・・・もう少し、そばに居たいから。
ロッドＡと、ロッドＢ。・・・
ああ、その先のコイルと、
どれだけ離れているのかな？
夢は今宵も、惡となる。
幻想の砂場へと、降る雪、
森に溶けかけた廃墟にて！
二人だけの儀式をしましょう。
硝子板はまだ割らないで、
・・・あと少し、ここに居たいから。
130 ：ラストステップ／20905-Nem：2012/04/29(日) 09:58:07.17 ID:zH6s9mWl
《私に気安く、触らないで》
姿も見せないくせに、そんな、
あなたはそんな事を言った。
鋭利な紙吹雪の中、で。
いのちのおわり。星の死、
終わりの国の、眠らずの姫は、
門限時間を守りはしない。
蟲にまぎれて、どこかで眠る、
数字の怪物を見つけるまで。
《私に気安く、触らないで》
形も決まらないのに、そんな、
あなたはそんな事を言った。
冷たい紙吹雪の中、で。
ゆめのはじまり。星の火、
終わりの国の、眠らずの姫は、
消灯時間を守りはしない。
闇にふるえる、孤独の破片と、
数字の怪物を見つけるまで。
姿も見せないくせに、そんな、
あなたはそんな事を言った。
鋭利な紙吹雪の中、で。
いのちのおわり。星の死、
終わりの国の、眠らずの姫は、
門限時間を守りはしない。
蟲にまぎれて、どこかで眠る、
数字の怪物を見つけるまで。
《私に気安く、触らないで》
形も決まらないのに、そんな、
あなたはそんな事を言った。
冷たい紙吹雪の中、で。
ゆめのはじまり。星の火、
終わりの国の、眠らずの姫は、
消灯時間を守りはしない。
闇にふるえる、孤独の破片と、
数字の怪物を見つけるまで。
131 ：ラストステップ／凍結精神吸収体：2012/04/29(日) 10:00:19.26 ID:zH6s9mWl
寄生木を、白い、貴女の胸に。
蟻に筆を掴ませたら、
寄生木を、青い、私のそばに。
淡い円を描いてゆく。
片目だけ。を。波に、沈めて御覧なさい？
紋黄蝶は。あたしの紋黄蝶は。
記憶、という記憶、を。ただ、
消そうとして、消そうとして、
・・・氷の祠を彷迷っていた。
果樹園で、青い、貴女の骨が。
蜂と蜜に気付いた時、
果樹園で、白い、私が埋める。
毒は円を崩してゆく。
片手だけ。で。波を、掬って御覧なさい？
紋黄蝶が。あたしの紋黄蝶が。
記憶、という名前、の。火に、
消されそうで、消されそうで、
・・・氷の祠から逃げていった。
蟻に筆を掴ませたら、
寄生木を、青い、私のそばに。
淡い円を描いてゆく。
片目だけ。を。波に、沈めて御覧なさい？
紋黄蝶は。あたしの紋黄蝶は。
記憶、という記憶、を。ただ、
消そうとして、消そうとして、
・・・氷の祠を彷迷っていた。
果樹園で、青い、貴女の骨が。
蜂と蜜に気付いた時、
果樹園で、白い、私が埋める。
毒は円を崩してゆく。
片手だけ。で。波を、掬って御覧なさい？
紋黄蝶が。あたしの紋黄蝶が。
記憶、という名前、の。火に、
消されそうで、消されそうで、
・・・氷の祠から逃げていった。
132 ：ラストステップ／Mytailsound：2012/04/30(月) 11:46:32.76 ID:3h/eqb1s
破れた鼓膜の中に差し込め.
回り,回る,マイクロフォン.
潰れた果実の種に差し込め.
笑い,笑う,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
剥がれた帳の中に差し込め.
眠り,眠る,マイクロフォン.
削がれた鎖の中に差し込め.
走り,走る,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
疲れた両手を闇に差し込め.
眩み,眩む,マイクロフォン.
爛れた両手を夢に差し込め.
狂い,狂う,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
「I am a 236Oax Ron19.....」
回り,回る,マイクロフォン.
潰れた果実の種に差し込め.
笑い,笑う,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
剥がれた帳の中に差し込め.
眠り,眠る,マイクロフォン.
削がれた鎖の中に差し込め.
走り,走る,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
疲れた両手を闇に差し込め.
眩み,眩む,マイクロフォン.
爛れた両手を夢に差し込め.
狂い,狂う,マイクロフォン.
「I am a 236Oax Ron19.....」
「I am a 236Oax Ron19.....」
133 ：ラストステップ／空宙庭園／708：2012/05/01(火) 01:53:14.07 ID:hi1du52W
坂を転がっていくカード。
ドアを叩くヒマワリの種。
アンテナ達と挨拶を交す、
世にも珍しい魔法の時計。
【全ての渦の、出口は、ここ】
隕石をスプーンで掬って、
電磁波をナイフで切って、
雷鳴をフォークで刺して、
世界中にばら撒きにいこう！
椅子に眠り込んだケーキ。
喧嘩をする双子のグラス。
レイナが神殿と交換した、
とても美しい魔法の指輪。
【全ての闇の、出口は、ここ】
隕石をスプーンで削って、
電磁波をナイフに巻いて、
雷鳴をフォークに溜めて、
世界中にばら撒きにいこう！
ドアを叩くヒマワリの種。
アンテナ達と挨拶を交す、
世にも珍しい魔法の時計。
【全ての渦の、出口は、ここ】
隕石をスプーンで掬って、
電磁波をナイフで切って、
雷鳴をフォークで刺して、
世界中にばら撒きにいこう！
椅子に眠り込んだケーキ。
喧嘩をする双子のグラス。
レイナが神殿と交換した、
とても美しい魔法の指輪。
【全ての闇の、出口は、ここ】
隕石をスプーンで削って、
電磁波をナイフに巻いて、
雷鳴をフォークに溜めて、
世界中にばら撒きにいこう！
想い出に絡まった配線、も。
想い出で膨らんだ風船、も。
何一つ治せないまま歩いて、
冥王星まで、来てしまった。
（黒い星）（と）（風に揺れる）
-高速で回る-巨大な玩具を-
いつまでも眺めていたくて。
-闇空に光る-巨大な遊具を-
いつまでも眺めていたくて・・・、
想い出を映し出す信号、も。
想い出の音がする鉄骨、も。
何一つ拾えないまま走って、
冥王星まで、来てしまった。
（風の星）（が）（傷を撫でる）
-高速で回る-巨大な玩具に-
いつまでも揺られていたくて。
-闇空に光る-巨大な遊具に-
いつまでも揺られていたくて・・・、
想い出で膨らんだ風船、も。
何一つ治せないまま歩いて、
冥王星まで、来てしまった。
（黒い星）（と）（風に揺れる）
-高速で回る-巨大な玩具を-
いつまでも眺めていたくて。
-闇空に光る-巨大な遊具を-
いつまでも眺めていたくて・・・、
想い出を映し出す信号、も。
想い出の音がする鉄骨、も。
何一つ拾えないまま走って、
冥王星まで、来てしまった。
（風の星）（が）（傷を撫でる）
-高速で回る-巨大な玩具に-
いつまでも揺られていたくて。
-闇空に光る-巨大な遊具に-
いつまでも揺られていたくて・・・、
135 ：ラストステップ／285.Ax.Tea time：2012/05/02(水) 06:03:54.98 ID:EqOLBh3Z
飴玉を噛み砕いた衝撃で、
頭が、くらくらするわ。
右足に埋め込んだ砂時計、
それは、大切な宝物。
ああ、降り注ぐ。陽射しの雨を浴びて！
逆光。あなたの横顔は今も、
ぼんやりとしか見えないの。
逆行。あたしは刻の封印者、
ゆるやかに水を飲み干して。
飴玉を噛み砕いた衝撃で、
視界が、くらくらするわ。
宮殿に置いてきた羅針盤、
それは、大切な宝箱。
ああ、降り注ぐ。陽射しの線の中で！
逆光。あたしは鏡を並べて、
ゆっくりとボタンを押すの。
逆行。あなたは刻の解放者、
さわやかな風を吸い込んで。
頭が、くらくらするわ。
右足に埋め込んだ砂時計、
それは、大切な宝物。
ああ、降り注ぐ。陽射しの雨を浴びて！
逆光。あなたの横顔は今も、
ぼんやりとしか見えないの。
逆行。あたしは刻の封印者、
ゆるやかに水を飲み干して。
飴玉を噛み砕いた衝撃で、
視界が、くらくらするわ。
宮殿に置いてきた羅針盤、
それは、大切な宝箱。
ああ、降り注ぐ。陽射しの線の中で！
逆光。あたしは鏡を並べて、
ゆっくりとボタンを押すの。
逆行。あなたは刻の解放者、
さわやかな風を吸い込んで。
136 ：ラストステップ／Chain P 99.9：2012/05/03(木) 12:35:02.22 ID:Ddez/4Wv
だれかの,骨で組み立てて,
あたしの,骨で縫い合わす,
荒廃した未来の三角塔を.
それと,Winter Disaster,
死ぬまで燃える花で彩られた,
絶景,パターン1.....
拍手を止めない花で彩られた,
絶景,パターン2.....
だれかの,骨を積み上げて,
あなたの,骨を縫い合わす,
退廃した未来の三角塔に.
それと,Winter Disaster,
雨の日を避ける花で彩られた,
絶景,パターン3.....
夢魔たちが摘む花で彩られた,
絶景,パターン4.....
And,Winter Disaster.
あたしの,骨で縫い合わす,
荒廃した未来の三角塔を.
それと,Winter Disaster,
死ぬまで燃える花で彩られた,
絶景,パターン1.....
拍手を止めない花で彩られた,
絶景,パターン2.....
だれかの,骨を積み上げて,
あなたの,骨を縫い合わす,
退廃した未来の三角塔に.
それと,Winter Disaster,
雨の日を避ける花で彩られた,
絶景,パターン3.....
夢魔たちが摘む花で彩られた,
絶景,パターン4.....
And,Winter Disaster.
137 ：ラストステップ／斜輪に触れる：2012/05/03(木) 12:37:39.46 ID:Ddez/4Wv
座布団の上に正座して、
障子を少しだけ開けて、
御庭の鯉に餌をあげて、
あの幽霊は、私を見ている。
それはどちらの意味なのかしら
私とただ遊びたいだけなのか
連れて行こうとしているのか
茫漠とした、その表情からは
天井裏から黒い目で、
黒髪の幕を垂らして、
御庭の鯉の骨も咥え、
あの幽霊は、私を見ている。
あれはどういう意味なのかしら
私を許さぬと怒っているのか
ただ寂しくて泣いているのか
茫漠とした、その表情からは
障子を少しだけ開けて、
御庭の鯉に餌をあげて、
あの幽霊は、私を見ている。
それはどちらの意味なのかしら
私とただ遊びたいだけなのか
連れて行こうとしているのか
茫漠とした、その表情からは
天井裏から黒い目で、
黒髪の幕を垂らして、
御庭の鯉の骨も咥え、
あの幽霊は、私を見ている。
あれはどういう意味なのかしら
私を許さぬと怒っているのか
ただ寂しくて泣いているのか
茫漠とした、その表情からは
138 ：ラストステップ／AD.9663272：2012/05/04(金) 19:05:04.01 ID:vsVsi16P
私が靴を履き終えるまで、
貴方は待っていてくれる。
スターリーフ。扉の向こう、
重力の消えた惑星を探して。
《夜は降る。今日も明日も。》
背中から倒れ込んでみて？
鈍い痛みが来るはずだから。
そういう。吐き出しそうな、
感覚が剣になる日を、待つ、！
私が火を食べている間も、
貴方は待っていてくれる。
ロストリーフ。窓に映った、
水泡だらけの惑星を探して。
《夜は降る。今日も明日も。》
背中から倒れ込んでみて？
鋭い棘が刺さるはずだから。
そういう。息さえ出来ない、
感覚が盾になる日を、待つ、！
貴方は待っていてくれる。
スターリーフ。扉の向こう、
重力の消えた惑星を探して。
《夜は降る。今日も明日も。》
背中から倒れ込んでみて？
鈍い痛みが来るはずだから。
そういう。吐き出しそうな、
感覚が剣になる日を、待つ、！
私が火を食べている間も、
貴方は待っていてくれる。
ロストリーフ。窓に映った、
水泡だらけの惑星を探して。
《夜は降る。今日も明日も。》
背中から倒れ込んでみて？
鋭い棘が刺さるはずだから。
そういう。息さえ出来ない、
感覚が盾になる日を、待つ、！
139 ：ラストステップ／Slashwords：2012/05/05(土) 01:22:09.04 ID:9BP9r28+
眠れないまま眠りにつく時、
常闇。を。指で掬ってみて。
終末の渦が空に巻いても、
懇願。等。しないで頂戴。
《目》が、慣れてくる。そして、
そして歪んだ窓が割れた時。
クリスタルはもう一度だけ、
光る。煌めく。跳ね回る！
切り取った後、の世界に。ね。
泳げないまま泳ぎにいく時、
水龍。に。話し掛けてみて。
奈落が口を開けていたって、
後退。等。しないで頂戴。
《目》を、閉じていた。それは、
それは緩んだ螺子の見る夢。
クリスタルがもう一度だけ、
歌う。微笑む。駆け回る！
貼り付ける前、の世界に。ね。
常闇。を。指で掬ってみて。
終末の渦が空に巻いても、
懇願。等。しないで頂戴。
《目》が、慣れてくる。そして、
そして歪んだ窓が割れた時。
クリスタルはもう一度だけ、
光る。煌めく。跳ね回る！
切り取った後、の世界に。ね。
泳げないまま泳ぎにいく時、
水龍。に。話し掛けてみて。
奈落が口を開けていたって、
後退。等。しないで頂戴。
《目》を、閉じていた。それは、
それは緩んだ螺子の見る夢。
クリスタルがもう一度だけ、
歌う。微笑む。駆け回る！
貼り付ける前、の世界に。ね。
140 ：ラストステップ／Stainednight：2012/05/05(土) 01:24:17.97 ID:9BP9r28+
廃管を海を、潜っていく旅。
廃線の森に、沈んでいく人。
一つとして同じ旅は無くて、
一人として同じ人もいない、
【聖なる泡に火を燈す、と。】
浅い眠りから覚めて、最初に。
気付くのは、右腕に積もる雪。
不思議なまでに冷たくなくて、
とても綺麗な色をしていた、雪。
廃液の空を、渡っていく旅。
廃人の城に、入っていく人。
一つとして同じ旅は無くて、
一人として同じ人もいない、
【聖なる殻に針を刺す、と。】
浅い眠りから覚めて、最初に。
見えたのは、電灯に積もる雪。
揺らめくぐらい離れていても、
とても綺麗な色だと分かる、雪。
廃線の森に、沈んでいく人。
一つとして同じ旅は無くて、
一人として同じ人もいない、
【聖なる泡に火を燈す、と。】
浅い眠りから覚めて、最初に。
気付くのは、右腕に積もる雪。
不思議なまでに冷たくなくて、
とても綺麗な色をしていた、雪。
廃液の空を、渡っていく旅。
廃人の城に、入っていく人。
一つとして同じ旅は無くて、
一人として同じ人もいない、
【聖なる殻に針を刺す、と。】
浅い眠りから覚めて、最初に。
見えたのは、電灯に積もる雪。
揺らめくぐらい離れていても、
とても綺麗な色だと分かる、雪。
141 ：ラストステップ／D.十字路：2012/05/06(日) 12:09:32.95 ID:2Yne3R0D
騙されて、胎内で笑う
騙されて、深淵で笑う
騙されて、胎動をする
騙されて、呼吸をする
それなのにだれにでも、
ほうせきはあるなんて、
へいきでうそをつくのね？
くろめのきえたひとみで。
誰ひとり待ってくれなかった。
宝石なんて最初からなかった。
誰ひとり聞いてくれなかった。
そう。
弱い事。は、それだけで罪。
弱い事。は、それだけで惡。
騙されて、深淵で笑う
騙されて、胎動をする
騙されて、呼吸をする
それなのにだれにでも、
ほうせきはあるなんて、
へいきでうそをつくのね？
くろめのきえたひとみで。
誰ひとり待ってくれなかった。
宝石なんて最初からなかった。
誰ひとり聞いてくれなかった。
そう。
弱い事。は、それだけで罪。
弱い事。は、それだけで惡。
142 ：ラストステップ／伝説の蝶の影絵：2012/05/06(日) 12:12:45.10 ID:2Yne3R0D
小さな金貨の詰まった瓶。が、
割れて、崩れて、溶けていく。
小さな傷さえつけない様。に、
そっと、静かに、触れてみる。
バターの熱。が、指先に、！
重い瞼を擦っていて。光、
光が少し傾いたから。私、
私が何とか目を開けた時......
あの子が微笑むのを見た......
無数の銀貨に埋もれた瓶。が、
泣いて、笑って、消えていく。
細かな罅さえ取り込む様。に、
それは、静かに、揺れている。
ミルクの熱。が、爪先に、！
蒼い泪に変わっていた。光、
光と砂糖を吸い込んで。私、
私が雫に手を伸ばした時......
あの子が微笑むのを見た......
割れて、崩れて、溶けていく。
小さな傷さえつけない様。に、
そっと、静かに、触れてみる。
バターの熱。が、指先に、！
重い瞼を擦っていて。光、
光が少し傾いたから。私、
私が何とか目を開けた時......
あの子が微笑むのを見た......
無数の銀貨に埋もれた瓶。が、
泣いて、笑って、消えていく。
細かな罅さえ取り込む様。に、
それは、静かに、揺れている。
ミルクの熱。が、爪先に、！
蒼い泪に変わっていた。光、
光と砂糖を吸い込んで。私、
私が雫に手を伸ばした時......
あの子が微笑むのを見た......
143 ：ラストステップ／痛覚／ループ8：2012/05/07(月) 04:44:42.41 ID:fS2wV5h+
機械で造るソフト・クリーム。
機械で回すアイス・クリーム。
それぞれの夜の風に浸せば、
凍りゆく過程。が、綺麗で。
そうして。それを、ひと飲み！
龍・・・に、潰された車の中で、
発条仕掛けのソフト・クリームを。
水・・・に、葬られた街の中で、
発条仕掛けのアイス・クリームを。
機械で造るレモン・フロート。
機械で回るメロン・フロート。
ベルが鳴る夜の城に凭れて、
凍りゆく過程。を、愉しむ。
それから。それを、ひと飲み！
龍・・・に、潰された車の中で、
星屑塗れのレモン・フロートを。
水・・・に、葬られた街の中で、
星屑塗れのメロン・フロートを。
機械で回すアイス・クリーム。
それぞれの夜の風に浸せば、
凍りゆく過程。が、綺麗で。
そうして。それを、ひと飲み！
龍・・・に、潰された車の中で、
発条仕掛けのソフト・クリームを。
水・・・に、葬られた街の中で、
発条仕掛けのアイス・クリームを。
機械で造るレモン・フロート。
機械で回るメロン・フロート。
ベルが鳴る夜の城に凭れて、
凍りゆく過程。を、愉しむ。
それから。それを、ひと飲み！
龍・・・に、潰された車の中で、
星屑塗れのレモン・フロートを。
水・・・に、葬られた街の中で、
星屑塗れのメロン・フロートを。
144 ：ラストステップ／Dark9switch：2012/05/07(月) 04:46:02.78 ID:fS2wV5h+
12のスイッチを押す。時。
ばらばらにならないよう、
気をつけて、気をつけて、
警告が雨に紛れていても。
破れたマティアの傘。歪な星で、
殆ど無色のコントローラーは、
闇に砕けたコントローラーは、
どの時刻にも拾われないまま、
・・・まだ夢を見ているのか。
12のベルを撃ち落とす。日。
ふらふらと揺れないよう、
気をつけて、気をつけて、
警告が擬態をしているから。
燃えたマリードの傘。歪な星で、
殆ど無音のコントローラーは、
夜に砕けたコントローラーは、
どの時代にも属されないまま、
・・・まだ僕を見ているのか。
ばらばらにならないよう、
気をつけて、気をつけて、
警告が雨に紛れていても。
破れたマティアの傘。歪な星で、
殆ど無色のコントローラーは、
闇に砕けたコントローラーは、
どの時刻にも拾われないまま、
・・・まだ夢を見ているのか。
12のベルを撃ち落とす。日。
ふらふらと揺れないよう、
気をつけて、気をつけて、
警告が擬態をしているから。
燃えたマリードの傘。歪な星で、
殆ど無音のコントローラーは、
夜に砕けたコントローラーは、
どの時代にも属されないまま、
・・・まだ僕を見ているのか。
145 ：ラストステップ／＋－0 World：2012/05/08(火) 11:44:50.71 ID:atjOKX7x
光るミラーを追いかけては、
扉を、また割ってしまった。
眩むライトは降りてきて、
私を、どこへ浚っていくの？
カッターナイフ。さえ、ない、
絡み付く糸の笑い声は・・・
カッターナイフ。ただ、その、
冷たい刃を求めている。
弾むボールを手に取っては、
扉に、まだ投げつけている。
揺らぐライトは渦巻いて、
私を、どこへ浚っていくの？
カッターナイフ。にも、似た、
遠ざかる月の叫び声とは・・・
カッターナイフ。わた、しは、
そういう刃を求めていた。
扉を、また割ってしまった。
眩むライトは降りてきて、
私を、どこへ浚っていくの？
カッターナイフ。さえ、ない、
絡み付く糸の笑い声は・・・
カッターナイフ。ただ、その、
冷たい刃を求めている。
弾むボールを手に取っては、
扉に、まだ投げつけている。
揺らぐライトは渦巻いて、
私を、どこへ浚っていくの？
カッターナイフ。にも、似た、
遠ざかる月の叫び声とは・・・
カッターナイフ。わた、しは、
そういう刃を求めていた。
146 ：ラストステップ／フォトン／Bp49：2012/05/08(火) 11:47:01.28 ID:atjOKX7x
闘牛士は火の膜を霹かせ、
厄災を彼方に吹き飛ばす。
華麗な技を真似する様に、
地面を強く蹴って行くの。
金色の太陽。銀色の、弓。
惡夢がその質量をもって、
貴方を潰そうとするとき。
闘う事は出来るのかしら？
運命だけが知っているわ。
手品師は指を影へと浸し、
厄災を見事に消し飛ばす。
華麗な技を真似する様に、
見えない扉の鍵を探すの。
金色の刀剣。銀色の、月。
惡意がその質量をもって、
世界を壊そうとするとき。
闘う覚悟はあるのかしら？
運命だけが知っているわ。
厄災を彼方に吹き飛ばす。
華麗な技を真似する様に、
地面を強く蹴って行くの。
金色の太陽。銀色の、弓。
惡夢がその質量をもって、
貴方を潰そうとするとき。
闘う事は出来るのかしら？
運命だけが知っているわ。
手品師は指を影へと浸し、
厄災を見事に消し飛ばす。
華麗な技を真似する様に、
見えない扉の鍵を探すの。
金色の刀剣。銀色の、月。
惡意がその質量をもって、
世界を壊そうとするとき。
闘う覚悟はあるのかしら？
運命だけが知っているわ。
147 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:08:47.57 ID:1KRsjvk5
はじめまして！
最終目標は上位狙いという妄想してますｗｗｗ
ダークロック（闇色アリス系）な感じで書きました。
幼なじみに恋をするのですが親友と付き合っている事が発覚。
終わってしまった恋なのにまだ煩って闇に落ちる女の子のお話です。
よろしければお願いいたしますm(__)m
最終目標は上位狙いという妄想してますｗｗｗ
ダークロック（闇色アリス系）な感じで書きました。
幼なじみに恋をするのですが親友と付き合っている事が発覚。
終わってしまった恋なのにまだ煩って闇に落ちる女の子のお話です。
よろしければお願いいたしますm(__)m
148 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:12:35.22 ID:1KRsjvk5
サビ2)
終わる思いならこのまま飛び立てばいい。
それは哀れな姿した蝶の様で。
忘れたいなら忘れたらいいのに。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
Aメロ)
目が覚めればまた朝が来るから、嫌い。
今見た夢から切り離されて行く自分が怖い。
終わる思いならこのまま飛び立てばいい。
それは哀れな姿した蝶の様で。
忘れたいなら忘れたらいいのに。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
Aメロ)
目が覚めればまた朝が来るから、嫌い。
今見た夢から切り離されて行く自分が怖い。
149 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:14:39.96 ID:1KRsjvk5
Bメロ)
知りたくないのにまた染まってく。
本当はもっとひっついてたいのに。
事実と嫌悪が絡まってまた君との距離を、遠くする。
サビ1)
終わる思いならこの胸の奥に叩きつければいい。
今日もまた嘘だらけで守って。
好きなのに、好きだなんて言えなくて。
またこの場所で君の背中をただ、見つめてる。
知りたくないのにまた染まってく。
本当はもっとひっついてたいのに。
事実と嫌悪が絡まってまた君との距離を、遠くする。
サビ1)
終わる思いならこの胸の奥に叩きつければいい。
今日もまた嘘だらけで守って。
好きなのに、好きだなんて言えなくて。
またこの場所で君の背中をただ、見つめてる。
150 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:16:46.71 ID:1KRsjvk5
Aメロ)
夢の中なら２人は手を取り合う。
すべてを忘れ２人はともに落ちていく。
Bメロ)
考えたくないのにまた妄想に染まってく。
本当はもっとひっついてたいのに。
嫉妬と哀愁が絡まってまた君への思いを、煩わせる。
夢の中なら２人は手を取り合う。
すべてを忘れ２人はともに落ちていく。
Bメロ)
考えたくないのにまた妄想に染まってく。
本当はもっとひっついてたいのに。
嫉妬と哀愁が絡まってまた君への思いを、煩わせる。
151 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:18:47.40 ID:1KRsjvk5
サビ2)
終わる思いならこのまま飛び立てばいい。
それはきっと哀れな姿した蝶の様で。
忘れたいなら忘れたらいいのに。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
Cメロ)
悲劇のジュリエットぶる嫌な子だけど。
どんなに偽って嘘ついても、心までは騙せないの。
どんなに側にいても君が選んだのはあの子でしょ？
終わる思いならこのまま飛び立てばいい。
それはきっと哀れな姿した蝶の様で。
忘れたいなら忘れたらいいのに。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
Cメロ)
悲劇のジュリエットぶる嫌な子だけど。
どんなに偽って嘘ついても、心までは騙せないの。
どんなに側にいても君が選んだのはあの子でしょ？
152 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:34:17.49 ID:Ria99hKv
サビ3)
終わる思いならもう二度と願わない。
それはきっと最初で最後の初恋だから。
壊したくないから、告白しないんだ。
そしてすべてを消して、サヨナラ。
サビ4・転調)
終わる思いならこの胸の奥に叩きつければいい。
それはきっと哀れな姿した蝶の様で。
好きなのに、好きだなんて言えなくて。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
終わる思いならもう二度と願わない。
それはきっと最初で最後の初恋だから。
壊したくないから、告白しないんだ。
そしてすべてを消して、サヨナラ。
サビ4・転調)
終わる思いならこの胸の奥に叩きつければいい。
それはきっと哀れな姿した蝶の様で。
好きなのに、好きだなんて言えなくて。
また追いかけて、そして自分を傷つける。
153 ：初恋ロストラブ：2012/05/08(火) 21:37:28.20 ID:Ria99hKv
たぶんスレ間違えてると思う
155 ：ドレミファ名無シド：2012/05/08(火) 22:31:20.62 ID:Syq3SML5
安定の作詞専門家集合スレ
>>147-155
ありがとうございます。
ありがとうございます。
157 ：ラストステップ／JMdt229.2DeM：2012/05/09(水) 00:35:44.59 ID:bUm00sbt
来ないで。来ないで。お願い。
歪んだ槍。を翳すというなら。
見ないで。見ないで。私を。
無力が罪。と知っているから。
-----弾け飛んだのは、何？
私の体に槍が刺さる。綺麗。
歪んだ槍が肺を突く。痛い。
それがとっても嬉しかった。
本当はすごく、嬉しかった。
来ないで。来ないで。お願い。
煌めく槍。を翳すというなら。
見ないで。見ないで。私を。
無力が惡。と解っているから。
-----戻ってきたのは、何？
私の涙を槍が貫く。不思議。
煌めく槍が喉を突く。赤い。
それがとっても嬉しかった。
本当はすごく、嬉しかった。
歪んだ槍。を翳すというなら。
見ないで。見ないで。私を。
無力が罪。と知っているから。
-----弾け飛んだのは、何？
私の体に槍が刺さる。綺麗。
歪んだ槍が肺を突く。痛い。
それがとっても嬉しかった。
本当はすごく、嬉しかった。
来ないで。来ないで。お願い。
煌めく槍。を翳すというなら。
見ないで。見ないで。私を。
無力が惡。と解っているから。
-----戻ってきたのは、何？
私の涙を槍が貫く。不思議。
煌めく槍が喉を突く。赤い。
それがとっても嬉しかった。
本当はすごく、嬉しかった。
158 ：ラストステップ／棘を待つ棘：2012/05/09(水) 00:37:37.77 ID:bUm00sbt
絵の中の猫たちは、神殿で、
今日も鈴を鳴らすのかしら。
絵の中の螺旋火に、届かない、
アークの風が吹き荒れている。
【私に、熱は無いから、大丈夫。】
存在もしないプラズマ。を、
触ることは出来ないけれど。
小さな小さな窓からだって、
きっと、外に出られるはず。
絵に眠る雛たちは、恒星に、
どんな夢を飛ばすのかしら。
絵の中の螺旋火が、休まずに、
テープに風を吹き込んでいた。
【私は、もう泣かないから、大丈夫。】
存在もしないプラズマ。に、
触ることも出来ないけれど。
砕けて壊れた窓からだって、
きっと、外に出られるはず。
今日も鈴を鳴らすのかしら。
絵の中の螺旋火に、届かない、
アークの風が吹き荒れている。
【私に、熱は無いから、大丈夫。】
存在もしないプラズマ。を、
触ることは出来ないけれど。
小さな小さな窓からだって、
きっと、外に出られるはず。
絵に眠る雛たちは、恒星に、
どんな夢を飛ばすのかしら。
絵の中の螺旋火が、休まずに、
テープに風を吹き込んでいた。
【私は、もう泣かないから、大丈夫。】
存在もしないプラズマ。に、
触ることも出来ないけれど。
砕けて壊れた窓からだって、
きっと、外に出られるはず。
159 ：ラストステップ／On／Off／-49：2012/05/10(木) 15:37:11.12 ID:65/zQqHE
幾つもの....不眠....を....
....越えて来た,僕はまだ....
海に浮く....双子....の....
....月の火に,出逢えない....
指先／を奈落／に向けたまま／
警報の雨....に,撃たれては,
暴れる鎖....を,巻き付けて,
断崖より,無謀なる落下を....!
不眠から,解放されるまで....!
底のない....不眠....に....
....揺れていた,僕はただ....
夢に浮く....双子....の....
....月の火に,逢いたいと....
爪先／は自分／に向いたまま／
虹色の水....を,瓶の中,
砕けた鎖....を,箱の中,
抱えた時,自由なる落下で....!
不眠波が,消滅されていく....!
....越えて来た,僕はまだ....
海に浮く....双子....の....
....月の火に,出逢えない....
指先／を奈落／に向けたまま／
警報の雨....に,撃たれては,
暴れる鎖....を,巻き付けて,
断崖より,無謀なる落下を....!
不眠から,解放されるまで....!
底のない....不眠....に....
....揺れていた,僕はただ....
夢に浮く....双子....の....
....月の火に,逢いたいと....
爪先／は自分／に向いたまま／
虹色の水....を,瓶の中,
砕けた鎖....を,箱の中,
抱えた時,自由なる落下で....!
不眠波が,消滅されていく....!
160 ：ラストステップ／価値／A...nd：2012/05/11(金) 20:21:10.22 ID:BUb79O9w
エレベーターは下っていく。
海底宮殿を目指して走る。
エレベーターは停止しない。
海底宮殿に堕ち着くまで。
踏まれて、まだ、笑う、雲、
全てが小さくなっていった。
泣かないと決めたはずなのに。
全てが小さくなっていった、
終わりの、一歩手前の景色。
エレベーターは潜っていく。
深海宮殿が待つ蒼い地に。
エレベーターは減速しない。
深海宮殿に倒れるまで。
産まれて、から、まだ、無垢、
全ての光が集まっていた。
泣かないと決めたはずなのに。
全ての光が集まっていた、
貴女に少し、近づけた日。
海底宮殿を目指して走る。
エレベーターは停止しない。
海底宮殿に堕ち着くまで。
踏まれて、まだ、笑う、雲、
全てが小さくなっていった。
泣かないと決めたはずなのに。
全てが小さくなっていった、
終わりの、一歩手前の景色。
エレベーターは潜っていく。
深海宮殿が待つ蒼い地に。
エレベーターは減速しない。
深海宮殿に倒れるまで。
産まれて、から、まだ、無垢、
全ての光が集まっていた。
泣かないと決めたはずなのに。
全ての光が集まっていた、
貴女に少し、近づけた日。
161 ：ラストステップ／Femtocell：2012/05/12(土) 14:51:05.22 ID:Eatjcqy3
迷わないはずのＰの道路に、
Ｎの文字列が降ってくる。
あたしはＳの石碑に座って、
Ａにマッチで火をつけた。
緑色の回路。は、一つのみ。
迷宮？いいえ、直線の世界。
貴女が難しくしているだけ、
深淵？いいえ、澄み渡る水。
貴女が深く感じているだけ、
狂わないはずのＦの時計を、
Ｙの砂粒が飲み込む日。
あたしはＬの石碑に座って、
Ｂにメルト水を掛けた。
緑色の回廊。は、一つじゃない。
暴風？いいえ、凪に浮かぶ船。
泣いているから見えないだけ、
亡霊？いいえ、美しい貴女。
自分で怖く思っているだけ、
Ｎの文字列が降ってくる。
あたしはＳの石碑に座って、
Ａにマッチで火をつけた。
緑色の回路。は、一つのみ。
迷宮？いいえ、直線の世界。
貴女が難しくしているだけ、
深淵？いいえ、澄み渡る水。
貴女が深く感じているだけ、
狂わないはずのＦの時計を、
Ｙの砂粒が飲み込む日。
あたしはＬの石碑に座って、
Ｂにメルト水を掛けた。
緑色の回廊。は、一つじゃない。
暴風？いいえ、凪に浮かぶ船。
泣いているから見えないだけ、
亡霊？いいえ、美しい貴女。
自分で怖く思っているだけ、
162 ：ラストステップ／0／0／0：2012/05/12(土) 14:52:46.89 ID:Eatjcqy3
ホールに突き刺さる折れた剣。
死者の夢に、は、届かない、
ホールに流れ込む赤いボール。
愚かな手で、は、掴めない、
異世界。洗浄を望む姫、
この見たこともないお菓子は、
どうしてこんなに美味しいの？
逃げ惑うヤツらを眺めたとき、
どうしてこんなに××××の？
レールに砕かれた伝説の盾。
希望の火さ、え、灯らない、
レールに降り注ぐ赫いビーム。
誰一人とし、て、許さない、
異世界。戦場に眠る姫、
この見たこともないお菓子を、
どうしてだーれも食べないの？
死滅するヤツらを眺めたとき、
どうしてこんなに××××の？
死者の夢に、は、届かない、
ホールに流れ込む赤いボール。
愚かな手で、は、掴めない、
異世界。洗浄を望む姫、
この見たこともないお菓子は、
どうしてこんなに美味しいの？
逃げ惑うヤツらを眺めたとき、
どうしてこんなに××××の？
レールに砕かれた伝説の盾。
希望の火さ、え、灯らない、
レールに降り注ぐ赫いビーム。
誰一人とし、て、許さない、
異世界。戦場に眠る姫、
この見たこともないお菓子を、
どうしてだーれも食べないの？
死滅するヤツらを眺めたとき、
どうしてこんなに××××の？
163 ：ラストステップ／Packsdoom.9：2012/05/13(日) 02:53:07.38 ID:8hK6wZNR
闇に打ち捨てられたままの、
あたしの、ドラム・セット。
それに氷の鍵を掛けたあと、
心は消えてしまったみたい。
だけど、もし、逢えるとしたら
幾つもの傷を永久に飛ばして、
失った、刻を取り返しに行く。
モニターの中のあなたの色が、
綺麗な、それに、変わるまで！
闇に投げ捨てられたままの、
あたしの、ドラム・セット。
その影だけが浮いていた時、
泣くのも忘れていたみたい。
いつか、また、逢えるとしたら
幾つもの空を交互に跨いで、
失った、刻を取り戻しに行く。
モニターの中のあなたの形が、
可愛い、それに、変わるまで！
あたしの、ドラム・セット。
それに氷の鍵を掛けたあと、
心は消えてしまったみたい。
だけど、もし、逢えるとしたら
幾つもの傷を永久に飛ばして、
失った、刻を取り返しに行く。
モニターの中のあなたの色が、
綺麗な、それに、変わるまで！
闇に投げ捨てられたままの、
あたしの、ドラム・セット。
その影だけが浮いていた時、
泣くのも忘れていたみたい。
いつか、また、逢えるとしたら
幾つもの空を交互に跨いで、
失った、刻を取り戻しに行く。
モニターの中のあなたの形が、
可愛い、それに、変わるまで！
164 ：ラストステップ／攪拌：2012/05/13(日) 02:55:33.38 ID:8hK6wZNR
水晶の薔薇が刺さった花瓶を、
持ったまま眠る男の子、は、
拡散していく世界胎樹の中で、
浅瀬にふわふわ漂って。た。
《五指全てに火を燈す夜》
カセット、飾り物の星たちへ。
ほんの少しだけ輝きを頂戴。
ドロップ、紛い物の星たちへ。
とても孤独な微笑みを届けて。
水銀の百合がばら撒く飛沫を、
浴びたまま眠る女の子、は、
収縮していく世界胎樹の中で、
何かをずうっと探して。た。
《五爪全てに火が燈る夜》
マリード、作り物の星くずへ。
ほんの少しだけ灼熱を頂戴。
ユピテル、隠れ物の星くずへ。
とても哀しい微笑みを映して。
持ったまま眠る男の子、は、
拡散していく世界胎樹の中で、
浅瀬にふわふわ漂って。た。
《五指全てに火を燈す夜》
カセット、飾り物の星たちへ。
ほんの少しだけ輝きを頂戴。
ドロップ、紛い物の星たちへ。
とても孤独な微笑みを届けて。
水銀の百合がばら撒く飛沫を、
浴びたまま眠る女の子、は、
収縮していく世界胎樹の中で、
何かをずうっと探して。た。
《五爪全てに火が燈る夜》
マリード、作り物の星くずへ。
ほんの少しだけ灼熱を頂戴。
ユピテル、隠れ物の星くずへ。
とても哀しい微笑みを映して。
165 ：ラストステップ／精霊壁に降る杭：2012/05/14(月) 18:50:37.93 ID:fD3e5mVP
精霊壁に降る杭。を、見ると、
ラムダの花火によく似ていて。
精霊壁に降る杭。を、ずっと、
オメガの魔石が見つめている。
（その先端は驚く程、尖っていない。）
これが終わりの一ページなら、
大声で泣いてみるのも良い。
だれに愛される事もなかった、
貴女の羽だけ掬ってあげる。
精霊壁に降る杭。が、絶えず、
シータの世界に積もっていく。
精霊壁に降る杭。が、やがて、
ゼータの魔石に刺さる日まで。
（その形状は驚く程、歪んでいない。）
これが終わりの一ページなら、
不敵に笑ってみるのも良い。
だれに穢される事もなかった、
貴女の骨だけ救ってあげる。
ラムダの花火によく似ていて。
精霊壁に降る杭。を、ずっと、
オメガの魔石が見つめている。
（その先端は驚く程、尖っていない。）
これが終わりの一ページなら、
大声で泣いてみるのも良い。
だれに愛される事もなかった、
貴女の羽だけ掬ってあげる。
精霊壁に降る杭。が、絶えず、
シータの世界に積もっていく。
精霊壁に降る杭。が、やがて、
ゼータの魔石に刺さる日まで。
（その形状は驚く程、歪んでいない。）
これが終わりの一ページなら、
不敵に笑ってみるのも良い。
だれに穢される事もなかった、
貴女の骨だけ救ってあげる。
166 ：ラストステップ／DomAtOx29Pp：2012/05/15(火) 06:01:22.31 ID:z/SwYYpb
24965875643333333333333.
奪われた電気信号は,
24965875645555555555555.
光らない死宝石と同じ,
神さま,私たちはまだ空腹のまま,
空腹のまま砂粒を食べているのです.
249の神さま,今すぐに,そこから,
......立ち去れ
24965875647777777777777.
鎖された全音符島は,
24965875640000000000000.
使えない魔宝石と同じ,
神さま,私たちはただ幸福として,
幸福として信じ込まされているのです.
249の神さま,今すぐに,そこから,
......消え去れ
奪われた電気信号は,
24965875645555555555555.
光らない死宝石と同じ,
神さま,私たちはまだ空腹のまま,
空腹のまま砂粒を食べているのです.
249の神さま,今すぐに,そこから,
......立ち去れ
24965875647777777777777.
鎖された全音符島は,
24965875640000000000000.
使えない魔宝石と同じ,
神さま,私たちはただ幸福として,
幸福として信じ込まされているのです.
249の神さま,今すぐに,そこから,
......消え去れ
167 ：ラストステップ／MgyyE／4.8：2012/05/15(火) 06:03:33.70 ID:z/SwYYpb
遮光カーテンを何枚にも、
何枚にも張り巡らせたら、
私だけ。私だけの、城が、
・・・その時、完成するの。
《意図的に作り出した闇の中》
入れるものなら、入ってご覧なさい。
《パスト》、この猫さえ居るなら、
私は暗黒を啜って生きていけるわ。
泣いているなんて嘘を言わないで・・・。
防音プラグを何重にも、
何重にも挿し込んだのに、
私だけ。私だけの、城が、
・・・その時、崩壊したの。
《作為的に生み出した闇の中》
「入れるものなら、入ってご覧なさい。」
《パスト》、あの猫はもう居ない。
私が独りで溺れている部屋へと、
図々しく入ってきた馬鹿な子。
何枚にも張り巡らせたら、
私だけ。私だけの、城が、
・・・その時、完成するの。
《意図的に作り出した闇の中》
入れるものなら、入ってご覧なさい。
《パスト》、この猫さえ居るなら、
私は暗黒を啜って生きていけるわ。
泣いているなんて嘘を言わないで・・・。
防音プラグを何重にも、
何重にも挿し込んだのに、
私だけ。私だけの、城が、
・・・その時、崩壊したの。
《作為的に生み出した闇の中》
「入れるものなら、入ってご覧なさい。」
《パスト》、あの猫はもう居ない。
私が独りで溺れている部屋へと、
図々しく入ってきた馬鹿な子。
168 ：ラストステップ／Microchipnight：2012/05/16(水) 02:01:57.48 ID:aRrD2WXQ
高速道路沿いに伸びていく。
光。の翼。が裏向きのまま。
透明化の過程が好きだって、
君。の涙。が微笑んでいた。
【もう少しだけ。ここに居るとしたら、】
幻影を囲う勾玉。に、写った、
裏向きのままの廃街を照らして。
幻影に集う妖精。と、崩れて、
裏向きのままの廃街のために。
高速道路に重なっていく。
炎。の雫。が裏向きのまま。
液体化の過程が好きだって、
君。の涙。が微笑んでいた。
【もう少しだけ。ここで眠りながら、】
幻亭に踊る水晶。に、写った、
裏向きのままの廃街を照らして。
幻亭夢見る風景。を、含めた、
裏向きのままの廃街のために。
光。の翼。が裏向きのまま。
透明化の過程が好きだって、
君。の涙。が微笑んでいた。
【もう少しだけ。ここに居るとしたら、】
幻影を囲う勾玉。に、写った、
裏向きのままの廃街を照らして。
幻影に集う妖精。と、崩れて、
裏向きのままの廃街のために。
高速道路に重なっていく。
炎。の雫。が裏向きのまま。
液体化の過程が好きだって、
君。の涙。が微笑んでいた。
【もう少しだけ。ここで眠りながら、】
幻亭に踊る水晶。に、写った、
裏向きのままの廃街を照らして。
幻亭夢見る風景。を、含めた、
裏向きのままの廃街のために。
169 ：ラストステップ／転落死／9.0：2012/05/17(木) 03:39:53.32 ID:L+Hrz4j6
羽の生えた蛇を数えている、
左半分が消えて、無い子は、
牙の生えた鹿を描いている、
左半身が熔けて、無い子と。
此処は、地獄のひだまり・・・
世界が私を否定するなら、
惡意の雨を降らせるだけ。
全てが私を拒絶するなら、
殺意の種を降らせるだけ。
針の欠けた蜂を育てている、
左半分が燃えて、無い子は、
爪の欠けた熊を壊している、
左半身が朽ちて、無い子と。
此処は、地獄のひだまり・・・
世界が私を除外したから、
惡意の雨を降らせただけ。
宇宙が私を殴打したから、
殺意の種を降らせただけ。
左半分が消えて、無い子は、
牙の生えた鹿を描いている、
左半身が熔けて、無い子と。
此処は、地獄のひだまり・・・
世界が私を否定するなら、
惡意の雨を降らせるだけ。
全てが私を拒絶するなら、
殺意の種を降らせるだけ。
針の欠けた蜂を育てている、
左半分が燃えて、無い子は、
爪の欠けた熊を壊している、
左半身が朽ちて、無い子と。
此処は、地獄のひだまり・・・
世界が私を除外したから、
惡意の雨を降らせただけ。
宇宙が私を殴打したから、
殺意の種を降らせただけ。
170 ：ラストステップ／眠らずの都：2012/05/17(木) 03:45:21.87 ID:iKfFFFmr
アルケミィと二人で行く空は、
追憶。・・・を、辿る夢の旅。
アルケミィが可愛く鳴く刻は、
天体。・・・の、笑う時間軸。
（ラストレイン。その花を探して。）
呼び寄せた、全ての果物を！
形の崩れたミキサーへと。
浮き上がる、全ての祭壇に！
私とあなたは腰を下ろす。
アルケミィと二人で見る空を、
空想。・・・に、描く夢の旅。
アルケミィが可愛く鳴く影を、
水鏡。・・・へ、映す時間軸。
（ロストランス。その花を探して。）
呼び寄せた、全ての恒星を！
形の綺麗なミキサーへと。
浮き上がる、全ての風景に！
私とあなたは腰を下ろす。
追憶。・・・を、辿る夢の旅。
アルケミィが可愛く鳴く刻は、
天体。・・・の、笑う時間軸。
（ラストレイン。その花を探して。）
呼び寄せた、全ての果物を！
形の崩れたミキサーへと。
浮き上がる、全ての祭壇に！
私とあなたは腰を下ろす。
アルケミィと二人で見る空を、
空想。・・・に、描く夢の旅。
アルケミィが可愛く鳴く影を、
水鏡。・・・へ、映す時間軸。
（ロストランス。その花を探して。）
呼び寄せた、全ての恒星を！
形の綺麗なミキサーへと。
浮き上がる、全ての風景に！
私とあなたは腰を下ろす。
171 ：ラストステップ／死、杓、水、葬：2012/05/18(金) 10:16:45.95 ID:Z0rl+wEk
誰か来る。誰か来る。誰か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
何か来る。何か来る。何か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
（ヒトの形をしていない？）
---鉄格子が飴細工のように
---溶け落ちてしまったとき
---本当の闇夜が貴方の目に
---ねじ込まれていくだろう
誰か居る。誰か居る。誰か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
何か居る。何か居る。何か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
（ヒトの形をしていない？）
---頸の骨が流れ星のように
---燃え尽きてしまったとき
---本当の闇夜に貴方の目は
---閉ざされてしまうだろう
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
何か来る。何か来る。何か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
（ヒトの形をしていない？）
---鉄格子が飴細工のように
---溶け落ちてしまったとき
---本当の闇夜が貴方の目に
---ねじ込まれていくだろう
誰か居る。誰か居る。誰か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
何か居る。何か居る。何か、
怖いモノ。怖いモノ。怖い、
（ヒトの形をしていない？）
---頸の骨が流れ星のように
---燃え尽きてしまったとき
---本当の闇夜に貴方の目は
---閉ざされてしまうだろう
172 ：ラストステップ／Gnsr Mas kK：2012/05/18(金) 10:21:09.57 ID:Z0rl+wEk
スウィング・ブルーに染まる、
冷たい海。に浮いているのは、
違った形。になるはずだった、
《もうひとりの、わたし。》
認めるのが、怖いのでしょう。
弾き金に掛けた、細い指、が。
可哀相なほど震えていた。
ドラゴンフライは陽炎の中、
同じ場所を、回って、回って、
ガラージュ・レッドに染まる、
小さな空。にこぼれる破片は、
違った形。になるはずだった、
《もうひとりの、じぶん。》
離れるのが、怖いのでしょう。
弾き金を引いた、細い喉、が。
可哀相なほど震えている。
ドラゴンフライは陽炎から、
漸く今、抜け出せた、みたい、
冷たい海。に浮いているのは、
違った形。になるはずだった、
《もうひとりの、わたし。》
認めるのが、怖いのでしょう。
弾き金に掛けた、細い指、が。
可哀相なほど震えていた。
ドラゴンフライは陽炎の中、
同じ場所を、回って、回って、
ガラージュ・レッドに染まる、
小さな空。にこぼれる破片は、
違った形。になるはずだった、
《もうひとりの、じぶん。》
離れるのが、怖いのでしょう。
弾き金を引いた、細い喉、が。
可哀相なほど震えている。
ドラゴンフライは陽炎から、
漸く今、抜け出せた、みたい、
173 ：ラストステップ／魔力増幅器：2012/05/19(土) 13:04:57.67 ID:kRcPyp5e
廃大聖堂。に、二人きり。
その場所で誰も知らない、
誰も知らない言葉を使って、
あたしと貴女は笑っている。
《乱反射する、全ての闇へ！》
破れて読めなくなった書物も、
壊れて動かなくなった時計も、
崩れて立たなくなった蝋燭も、
宝物に、違いないのだから。
廃大聖堂。に、二人だけ。
水の奏でる誰も知らない、
誰も知らない音譜を掬って、
あたしは貴女と遊んでいく。
《全反射する、全ての闇へ！》
蕩けて抜けなくなった指輪も、
掠れて出せなくなった歌声も、
忘れて解けなくなった封印も、
宝物に、違いないのだから。
その場所で誰も知らない、
誰も知らない言葉を使って、
あたしと貴女は笑っている。
《乱反射する、全ての闇へ！》
破れて読めなくなった書物も、
壊れて動かなくなった時計も、
崩れて立たなくなった蝋燭も、
宝物に、違いないのだから。
廃大聖堂。に、二人だけ。
水の奏でる誰も知らない、
誰も知らない音譜を掬って、
あたしは貴女と遊んでいく。
《全反射する、全ての闇へ！》
蕩けて抜けなくなった指輪も、
掠れて出せなくなった歌声も、
忘れて解けなくなった封印も、
宝物に、違いないのだから。
174 ：ラストステップ／World.97.G：2012/05/19(土) 13:08:19.92 ID:kRcPyp5e
デルタパルス／スクエアルーム
ロストレッド／パーブルエリア
ライトライン／サークルスカイ
ルインブルー／グリーンゾーン
・・・少女の、少女の魔法の筆は！
とてつもなく肥大化した夢も、
どこまでも収縮していく夢も、
全て想いのまま。その色彩は、
この宇宙の赤子さえ知らない、
フレアミスト／マラフォルトゥナ
メイズロープ／スフィアパノラマ
ヒートレイン／ボナフォルトゥナ
ロトンベール／ラストフィールド
・・・少女の、少女の魔法の筆は！
無色のまま吸い込まれた星も、
とこしえに自転し続ける星も、
全て想いのまま。その色覚は、
この宇宙の聖母すら追えない、
ロストレッド／パーブルエリア
ライトライン／サークルスカイ
ルインブルー／グリーンゾーン
・・・少女の、少女の魔法の筆は！
とてつもなく肥大化した夢も、
どこまでも収縮していく夢も、
全て想いのまま。その色彩は、
この宇宙の赤子さえ知らない、
フレアミスト／マラフォルトゥナ
メイズロープ／スフィアパノラマ
ヒートレイン／ボナフォルトゥナ
ロトンベール／ラストフィールド
・・・少女の、少女の魔法の筆は！
無色のまま吸い込まれた星も、
とこしえに自転し続ける星も、
全て想いのまま。その色覚は、
この宇宙の聖母すら追えない、
175 ：ラストステップ／外側に消えた塔：2012/05/20(日) 08:14:34.37 ID:WclninA9
緩やかに、退化していく夢を、
地下室にて見ていた。そして、
それは天空圏に浮かぶ石へと、
あまりにも深い傷痕を残すの。
《ペンダント》。が。世界を裏切っていく・・・、
壊れずにいるエニフを描いて、
涙と一緒にウェズンも並べて。
また眠くなるまで続けるのよ、
どれだけ、怖くても、ね。
今もまだ、退化していく刻が、
地下室にだけ来ない。いつか、
いつか天空圏を埋める石へと、
名前のない巨大な炎を燈して。
《スクリーン》。が。世界を裏返していく・・・、
動かずにいるミラクを描いて、
離れて煌めくサドルも並べて。
また暗くなるまで続けるのよ、
どれだけ、痛くても、ね。
地下室にて見ていた。そして、
それは天空圏に浮かぶ石へと、
あまりにも深い傷痕を残すの。
《ペンダント》。が。世界を裏切っていく・・・、
壊れずにいるエニフを描いて、
涙と一緒にウェズンも並べて。
また眠くなるまで続けるのよ、
どれだけ、怖くても、ね。
今もまだ、退化していく刻が、
地下室にだけ来ない。いつか、
いつか天空圏を埋める石へと、
名前のない巨大な炎を燈して。
《スクリーン》。が。世界を裏返していく・・・、
動かずにいるミラクを描いて、
離れて煌めくサドルも並べて。
また暗くなるまで続けるのよ、
どれだけ、痛くても、ね。
176 ：ラストステップ／290Km：2012/05/21(月) 15:22:06.45 ID:h8t1D+p3
光速で朽ちるナイトメアの木、
貴女が迷走する間に。
ビニールの中のテトラは泳ぐ、
世界で一番狭い海を。
【地を這う波】が・・・地を這うまで・・・
この機械たちの電源を返して、
返して頂戴。祈れば祈るほど、
重力が、乱れていくブロック。
私には、決して無いブロック。
分裂していくパスワードこそ、
貴女の迷走した原因。
リバーヴの中のテトラを包む、
世界で一番優しい海。
【地に伏す雨】が・・・地に伏すとき・・・
この植物たちの聖地を返して、
返して頂戴。願えば願うだけ、
引力が、捩れていくとしても。
私には、効果が無いのだから。
貴女が迷走する間に。
ビニールの中のテトラは泳ぐ、
世界で一番狭い海を。
【地を這う波】が・・・地を這うまで・・・
この機械たちの電源を返して、
返して頂戴。祈れば祈るほど、
重力が、乱れていくブロック。
私には、決して無いブロック。
分裂していくパスワードこそ、
貴女の迷走した原因。
リバーヴの中のテトラを包む、
世界で一番優しい海。
【地に伏す雨】が・・・地に伏すとき・・・
この植物たちの聖地を返して、
返して頂戴。願えば願うだけ、
引力が、捩れていくとしても。
私には、効果が無いのだから。
177 ：ラストステップ／電動式心臓花：2012/05/21(月) 15:23:43.76 ID:yLIsC/zS
番号「１」のドアが開くまで、
あとどれくらいなのでしょう。
凍りついた番号「３」のドア、
あれはもう、二度と開かない。
（一つの無機物へ、命の砂を）
没世界。に、いつか浮かぶ、
（信号の宮殿）を絵に描いて。
没世界。に、寝転びながら、
（点滅する海）を保存しよう。
番号「８」のドアが開くには、
どのキーが必要なのでしょう。
ツタの絡む番号「７」のドア、
それはもう、二度と閉じない。
（全ての無機物へ、命の水を）
没世界。に、降るバグと火、
（信号の宮殿）の絵を護って。
没世界。に、浮遊しながら、
（点滅する君）を保存しよう。
あとどれくらいなのでしょう。
凍りついた番号「３」のドア、
あれはもう、二度と開かない。
（一つの無機物へ、命の砂を）
没世界。に、いつか浮かぶ、
（信号の宮殿）を絵に描いて。
没世界。に、寝転びながら、
（点滅する海）を保存しよう。
番号「８」のドアが開くには、
どのキーが必要なのでしょう。
ツタの絡む番号「７」のドア、
それはもう、二度と閉じない。
（全ての無機物へ、命の水を）
没世界。に、降るバグと火、
（信号の宮殿）の絵を護って。
没世界。に、浮遊しながら、
（点滅する君）を保存しよう。
178 ：ラストステップ／火に浮く鋏に煤：2012/05/22(火) 12:17:01.24 ID:wvhlxdEq
兄様。わたしの大好きな兄様。
右腕に、五千二百四十八本の、
夢の刀が刺さったままの兄様。
兄様。わたしの大嫌いな兄様。
右足が、五千二百四十八匹の、
赤い蟻で埋め尽くされた兄様。
暴れ狂う月は上下に跳ねて、
眠り込む月は左右に揺れる。
踊り狂う月にわたしが映り、
座り込む月にあなたが映る。
兄様。わたしの大好きな兄様。
右頬が、五千二百四十八滴の、
私の血で染まったままの兄様。
兄様。わたしの大嫌いな兄様。
全身を、五千二百四十八枚の、
黄色い布に圧し潰された兄様。
右腕に、五千二百四十八本の、
夢の刀が刺さったままの兄様。
兄様。わたしの大嫌いな兄様。
右足が、五千二百四十八匹の、
赤い蟻で埋め尽くされた兄様。
暴れ狂う月は上下に跳ねて、
眠り込む月は左右に揺れる。
踊り狂う月にわたしが映り、
座り込む月にあなたが映る。
兄様。わたしの大好きな兄様。
右頬が、五千二百四十八滴の、
私の血で染まったままの兄様。
兄様。わたしの大嫌いな兄様。
全身を、五千二百四十八枚の、
黄色い布に圧し潰された兄様。
179 ：ラストステップ／999.99.9-S,S：2012/05/22(火) 12:19:43.18 ID:UyLBbfg9
てのひらサイズの牢獄の中、
誰かの心が転がってい、た。
ある時間軸。を渡り歩く時、
その子と、手を繋げたなら。
---何かが、変わるのでしょうか？
捩れて。捩れてやっと元通り。
フレアシンバルの灼熱を、
拾って、また組み立てる、
螺旋が。螺旋が形成されるまで、
てのひらサイズの監獄は今、
何か違う物へと変化す、る。
ある時間軸。を渡り終る時、
それらと、手を繋げたなら。
---何かが、見えるのでしょうか？
捩れて。捩れてそれで元通り。
アイスシンバルの水滴を、
掬って、また注ぎ込む、
螺旋が。螺旋が構築されるまで、
誰かの心が転がってい、た。
ある時間軸。を渡り歩く時、
その子と、手を繋げたなら。
---何かが、変わるのでしょうか？
捩れて。捩れてやっと元通り。
フレアシンバルの灼熱を、
拾って、また組み立てる、
螺旋が。螺旋が形成されるまで、
てのひらサイズの監獄は今、
何か違う物へと変化す、る。
ある時間軸。を渡り終る時、
それらと、手を繋げたなら。
---何かが、見えるのでしょうか？
捩れて。捩れてそれで元通り。
アイスシンバルの水滴を、
掬って、また注ぎ込む、
螺旋が。螺旋が構築されるまで、
180 ：ラストステップ／We Hope,Solar.：2012/05/23(水) 18:25:59.34 ID:LvEBFOeg
暗くなるまで、傷を隠して。
闇が来るまで、踊り続けた。
本当は少しだけ痛いけれど、
レイナ。貴女に遭えるなら、
（光らない光。さえ。飲み込む、）
星屑のカードを交換すれば、
私たちはどこまでも行ける。
遮光カーテンを開けたとき、
破かれた絵本が、再生する。
暗くなろうと、傷を曝して、
闇が来ようと、踊り続けた。
本当は少しだけ怖いけれど、
レイナ。飛龍を抱きしめて、
（凍らない氷。には。乗らない、）
星屑のポーチに封印された、
私たちの火が燃えて揺れる。
遮光カーテンは捨てられて、
竜の舞う世界に、再生する。
闇が来るまで、踊り続けた。
本当は少しだけ痛いけれど、
レイナ。貴女に遭えるなら、
（光らない光。さえ。飲み込む、）
星屑のカードを交換すれば、
私たちはどこまでも行ける。
遮光カーテンを開けたとき、
破かれた絵本が、再生する。
暗くなろうと、傷を曝して、
闇が来ようと、踊り続けた。
本当は少しだけ怖いけれど、
レイナ。飛龍を抱きしめて、
（凍らない氷。には。乗らない、）
星屑のポーチに封印された、
私たちの火が燃えて揺れる。
遮光カーテンは捨てられて、
竜の舞う世界に、再生する。
181 ：ラストステップ／異常な睡晶帯：2012/05/25(金) 00:11:36.10 ID:qzDf/8HQ
--火が一人で遊んでいる街は--
網目さえ無い、迷路みたい。
--火が一人で遊ぶという事は--
・・・知っていたんだよ。ずっと。
引き裂かれた二つの壁、に。
凭れて見上げた。古代の空、
手の届きそうな雲のシール。
もう少しで手の届きそうな、
--火が一人で笑っている夢を--
それを希望と、信じていた。
--火が一人で笑うそばで僕は--
・・・泣いていたんだよ。ずっと。
掻き交ぜられた命の泉、に。
溺れて見上げた。古代の空、
手の届きそうな星のシール。
もう少しで手の届きそうな、
網目さえ無い、迷路みたい。
--火が一人で遊ぶという事は--
・・・知っていたんだよ。ずっと。
引き裂かれた二つの壁、に。
凭れて見上げた。古代の空、
手の届きそうな雲のシール。
もう少しで手の届きそうな、
--火が一人で笑っている夢を--
それを希望と、信じていた。
--火が一人で笑うそばで僕は--
・・・泣いていたんだよ。ずっと。
掻き交ぜられた命の泉、に。
溺れて見上げた。古代の空、
手の届きそうな星のシール。
もう少しで手の届きそうな、
182 ：ラストステップ／EQ：2012/05/25(金) 00:14:05.33 ID:qzDf/8HQ
太陽のかたちをしたベル、が、
どこにも往けずにここにいる。
人間のかたちをした、わたし、
誰にも気付かれない方が好き。
【あまりに小さく渦巻く音色】を、
閉じ込めて。その体の中へと。
魔力の海。に彷迷うスピアは、
粉砕された様に見えるけれど、
まだ死んではいないわ・・・。
太陽のひかりを吸うベル、が、
どこかに往こうと立ち上がる。
人間のひかりが無い、わたし、
誰かに気付いてもらうために。
【あまりに儚く渦巻く音色】を、
封じ込めて。その瞳の中へと。
磁力の海。に揺蕩うランスも、
粉砕された様に見えるけれど、
まだ死んではいないわ・・・。
どこにも往けずにここにいる。
人間のかたちをした、わたし、
誰にも気付かれない方が好き。
【あまりに小さく渦巻く音色】を、
閉じ込めて。その体の中へと。
魔力の海。に彷迷うスピアは、
粉砕された様に見えるけれど、
まだ死んではいないわ・・・。
太陽のひかりを吸うベル、が、
どこかに往こうと立ち上がる。
人間のひかりが無い、わたし、
誰かに気付いてもらうために。
【あまりに儚く渦巻く音色】を、
封じ込めて。その瞳の中へと。
磁力の海。に揺蕩うランスも、
粉砕された様に見えるけれど、
まだ死んではいないわ・・・。
183 ：ラストステップ／Sign.β：2012/05/26(土) 18:18:19.90 ID:/+BuRbJm
黒いノートを捲る妖精。に、
何か言われた様な気がした。
酷い寒さのせいで揺らめく、
部屋のどこかに眠る宇宙を、
彼女と、猫と、二人の電球へ。
手を逢わせてみて、初めて、
光の在り処が解るから。
アルストロメリア。世界に、
忘れられたままの魔法花。
黒いページを捲る精霊。が、
肩に止まった様な気がした。
酷い寒さのせいで張り付く、
部屋のすべてを包む銀河は、
彼女と、猫と、二人の電球へ。
火を降らせてみて、初めて、
熱の在り処が解るから。
アルストロメリア。誰かに、
磨かれるのを待つ魔法花！
何か言われた様な気がした。
酷い寒さのせいで揺らめく、
部屋のどこかに眠る宇宙を、
彼女と、猫と、二人の電球へ。
手を逢わせてみて、初めて、
光の在り処が解るから。
アルストロメリア。世界に、
忘れられたままの魔法花。
黒いページを捲る精霊。が、
肩に止まった様な気がした。
酷い寒さのせいで張り付く、
部屋のすべてを包む銀河は、
彼女と、猫と、二人の電球へ。
火を降らせてみて、初めて、
熱の在り処が解るから。
アルストロメリア。誰かに、
磨かれるのを待つ魔法花！
184 ：ラストステップ／爪噛草：2012/05/27(日) 17:36:42.82 ID:1/QWAHoR
『月読命の城』の殺傷力を,
わたしが,もう,ずっと前から,
理解していた夢の中で.....
.....歯車が静かに動き出す
十二億本の逆さまの巨木さえ,
薙ぎ倒すバクテリアの大群,
は,時を経て.....私たちを,
轢き殺すバクテリアの大群,
に,変化する.....でしょう.
『伊弉諾尊の城』の回復力を,
わたしが,今日,初めて知って,
歓喜していた夢の中で.....
.....歯車が静かに動き出す
十二億本の色の無い巨草さえ,
掴み捕るバクテリアの大群,
は,時を経て.....私たちを,
絞め殺すバクテリアの大群,
に,進化する.....でしょう.
わたしが,もう,ずっと前から,
理解していた夢の中で.....
.....歯車が静かに動き出す
十二億本の逆さまの巨木さえ,
薙ぎ倒すバクテリアの大群,
は,時を経て.....私たちを,
轢き殺すバクテリアの大群,
に,変化する.....でしょう.
『伊弉諾尊の城』の回復力を,
わたしが,今日,初めて知って,
歓喜していた夢の中で.....
.....歯車が静かに動き出す
十二億本の色の無い巨草さえ,
掴み捕るバクテリアの大群,
は,時を経て.....私たちを,
絞め殺すバクテリアの大群,
に,進化する.....でしょう.
185 ：ラストステップ／PuLaMu95.／8：2012/05/27(日) 17:38:25.34 ID:5fccYNqN
右手が蛇の女の子。→あたし
左手が棘の男の子。→あなた
もう片方の、手は壊れていて
お互い。手は繋げない、まま。
《小さな泡が、弾けてゆく・・・》
星のかけらの粉末でさえも、
手に入れることは出来ない。
それでもいつかあたし達は、
棘だらけの、蛇になりたい。
右手が蜂の女の子。→あたし
左手が槍の男の子。→あなた
もう片方の、手は崩れていて、
二人は。手を繋げない、まま。
《弾けた泡が、再誕する・・・》
星のかけらの偽物でさえも、
手に入れることは出来ない。
それでもいつかあたし達は、
槍を持った、蜂になりたい。
左手が棘の男の子。→あなた
もう片方の、手は壊れていて
お互い。手は繋げない、まま。
《小さな泡が、弾けてゆく・・・》
星のかけらの粉末でさえも、
手に入れることは出来ない。
それでもいつかあたし達は、
棘だらけの、蛇になりたい。
右手が蜂の女の子。→あたし
左手が槍の男の子。→あなた
もう片方の、手は崩れていて、
二人は。手を繋げない、まま。
《弾けた泡が、再誕する・・・》
星のかけらの偽物でさえも、
手に入れることは出来ない。
それでもいつかあたし達は、
槍を持った、蜂になりたい。
186 ：ラストステップ／ストリーム／γ：2012/05/28(月) 03:56:10.86 ID:7jSRp4Ny
虹色に染まった粉薬が、
喉。に、引っ掛かって、
噎せ返る瞬間の視界を、
（私は、好きになっていたのでしょうか？）
苦悩が種を産み出す。それは、
凶々しい程に、捩れて見えた。
苦悩は全ての始まり。いつか、
神々しい程に、煌めく日まで。
鈍色に隠れた地雷源に、
肺。を、突き刺されて、
霧散する直前の視界を、
（私は、好きになっていたのでしょうか？）
苦悩が種を育てる。それは、
毒々しい程に、蠢いていた。
苦悩は全ての母胎樹。やがて、
神々しい程に、輝く日まで。
喉。に、引っ掛かって、
噎せ返る瞬間の視界を、
（私は、好きになっていたのでしょうか？）
苦悩が種を産み出す。それは、
凶々しい程に、捩れて見えた。
苦悩は全ての始まり。いつか、
神々しい程に、煌めく日まで。
鈍色に隠れた地雷源に、
肺。を、突き刺されて、
霧散する直前の視界を、
（私は、好きになっていたのでしょうか？）
苦悩が種を育てる。それは、
毒々しい程に、蠢いていた。
苦悩は全ての母胎樹。やがて、
神々しい程に、輝く日まで。
187 ：ラストステップ／深紅／可憐な：2012/05/28(月) 03:59:10.51 ID:G08rpmFv
滑る砂漠を歩こうとして、
一歩目。で、滑ってしまう。
貴方は優しく笑いながら、
インカローズの靴をくれた。
さあ、本当の跳躍を。・・・ここから。
いつか自分の部屋を開けた日、
と、殆ど同じ。気持ちでいて、
今度はあたしが、世界の両目に！
羽の要らない、飛行を見せよう。
滑る海原を走ろうとして、
一歩目。で、転んでしまう。
貴方は静かに屈んでから、
カルセドニィの靴をくれた。
さあ、本当の疾走を。・・・そこから。
いつか自分の殻を割った日、
と、殆ど同じ。視点のまま、
今度はあたしが、瑠璃の傷痕に！
羽の要らない、飛行を見せよう。
一歩目。で、滑ってしまう。
貴方は優しく笑いながら、
インカローズの靴をくれた。
さあ、本当の跳躍を。・・・ここから。
いつか自分の部屋を開けた日、
と、殆ど同じ。気持ちでいて、
今度はあたしが、世界の両目に！
羽の要らない、飛行を見せよう。
滑る海原を走ろうとして、
一歩目。で、転んでしまう。
貴方は静かに屈んでから、
カルセドニィの靴をくれた。
さあ、本当の疾走を。・・・そこから。
いつか自分の殻を割った日、
と、殆ど同じ。視点のまま、
今度はあたしが、瑠璃の傷痕に！
羽の要らない、飛行を見せよう。
188 ：ラストステップ／Epitaph.19.x：2012/05/29(火) 03:29:39.19 ID:S9bhsOon
銃創に咲く花の名前を、
私はまだ、どれも知らない。
古代の辞書を焼かれたあと、
誰の影を、描けばいいのか。
ルーム750。固まった海の上、
乱雑に並べられた無数、の、！
無数の十字架たちを破壊して。
乱暴な雛の飛び交う中、に、！
もう一度引き擦り込んであげよう。
血痕を吸う花の名前を、
私はまだ、どれも知らない。
古代の魔剣が折られたあと、
誰の影を、刺せばいいのか。
ルーム720。流れゆく森の中、
適当に並べられた無数、の、！
無数の墓碑銘たちが鳴咽する。
金塊を雛が奪い合う地、に、！
もう一度突き落としてあげよう。
私はまだ、どれも知らない。
古代の辞書を焼かれたあと、
誰の影を、描けばいいのか。
ルーム750。固まった海の上、
乱雑に並べられた無数、の、！
無数の十字架たちを破壊して。
乱暴な雛の飛び交う中、に、！
もう一度引き擦り込んであげよう。
血痕を吸う花の名前を、
私はまだ、どれも知らない。
古代の魔剣が折られたあと、
誰の影を、刺せばいいのか。
ルーム720。流れゆく森の中、
適当に並べられた無数、の、！
無数の墓碑銘たちが鳴咽する。
金塊を雛が奪い合う地、に、！
もう一度突き落としてあげよう。
189 ：ラストステップ／反転反／止停止：2012/05/29(火) 03:33:57.51 ID:S9bhsOon
暗闇で光るパズル。水、ドア、
邪魔しないで、ね。風、ドア、
命の紐が切れてしまう前に、
完成すれば、良いのだけど。
泳ぐ、歪んだノイズを掬って。
ジェルに浸して、そのあと、
水の色を真似したいから、
最後に残った、指に巻く！
太陽が回すパズル。水、椅子、
邪魔しないで、ね。風、椅子、
命の紙が散ってしまう前に、
完成すれば、良いのだけど。
眠る、冷たいノイズを掬って、
ジェルを熔かして、それから、
風の色を真似するために、
最後に残った、指で撃つ！
邪魔しないで、ね。風、ドア、
命の紐が切れてしまう前に、
完成すれば、良いのだけど。
泳ぐ、歪んだノイズを掬って。
ジェルに浸して、そのあと、
水の色を真似したいから、
最後に残った、指に巻く！
太陽が回すパズル。水、椅子、
邪魔しないで、ね。風、椅子、
命の紙が散ってしまう前に、
完成すれば、良いのだけど。
眠る、冷たいノイズを掬って、
ジェルを熔かして、それから、
風の色を真似するために、
最後に残った、指で撃つ！
190 ：ラストステップ／9-D Diving：2012/05/30(水) 02:02:21.13 ID:reoGRUwo
L字型の波形が零れ落ちて、
次々と、空に。逃げていき、
私はそのうちの一つでも、
掴み取ろうと。手を翳す、
【見るより、聴いていて欲しい・・・。】
閉じた、指の隙間さえ。この、
物体たち。は、見逃さないわ。
アクリルの筒に容れる。為に、
何を知れば、良いのかしら？
楕円形の音符が溢れ出して、
次々と、崖を。降りていき、
私はそのうちの一つでも、
書き記そうと。目を凝らす、
【泣くより、笑って居て欲しい・・・。】
木々の、赤い慟哭へ。その、
物体たち。を、流し込むのよ。
プラチナの箱をずっと。抱え、
心を刺した、針を抜くとき！
次々と、空に。逃げていき、
私はそのうちの一つでも、
掴み取ろうと。手を翳す、
【見るより、聴いていて欲しい・・・。】
閉じた、指の隙間さえ。この、
物体たち。は、見逃さないわ。
アクリルの筒に容れる。為に、
何を知れば、良いのかしら？
楕円形の音符が溢れ出して、
次々と、崖を。降りていき、
私はそのうちの一つでも、
書き記そうと。目を凝らす、
【泣くより、笑って居て欲しい・・・。】
木々の、赤い慟哭へ。その、
物体たち。を、流し込むのよ。
プラチナの箱をずっと。抱え、
心を刺した、針を抜くとき！
191 ：ラストステップ／風魄：2012/05/31(木) 04:32:34.91 ID:qVrUVzi2
次のタイルに進もうとして、
足が消えている事に気付いた。
あたしの周りに光が集る、
何千匹も、何万匹も。
（形の崩れた、火の中にいるみたい。）
終わり。の、体が蛍に熔けて、
名前も知らない物質になる刻。
もう、進まなくて良いよって、
声が見えたから、笑っていた。
次のエリアへ進みたいのに、
足が消えている事に気付いた。
あたしの泪に光が集る、
何億匹も、何兆匹も。
（とても大きな、木の肺にいるみたい。）
終わり。の、体が蛍に熔けて、
呼吸もできない瞬間を待つ人。
もう、走らなくて良いよって、
声が見えたあと、眠っていく。
足が消えている事に気付いた。
あたしの周りに光が集る、
何千匹も、何万匹も。
（形の崩れた、火の中にいるみたい。）
終わり。の、体が蛍に熔けて、
名前も知らない物質になる刻。
もう、進まなくて良いよって、
声が見えたから、笑っていた。
次のエリアへ進みたいのに、
足が消えている事に気付いた。
あたしの泪に光が集る、
何億匹も、何兆匹も。
（とても大きな、木の肺にいるみたい。）
終わり。の、体が蛍に熔けて、
呼吸もできない瞬間を待つ人。
もう、走らなくて良いよって、
声が見えたあと、眠っていく。
192 ：ラストステップ／水流失／S-a：2012/05/31(木) 04:35:53.07 ID:OoTPF548
星粒の滝に濡れたまま、
星屑のカプセルを掴む、
旅人。私に今、必要なものは、
長い、長い、とかげのしっぽ。
---球体トライアングル。に、「乗って.....」
霧と風の夜を走ろう。全てが、
手遅れになってしまう前に。
霧と風の夜に並んだ。君には、
アークが、見えているはず。
星型の銃を向けたまま、
星状のカプセルを掴む、
旅人。私に今、必要なものは、
赤い、赤い、かじつのかけら。
---灼熱アイスティー。を、「飲んで.....」
波を撃つ夜を巡ろう。全てに、
届かなくなってしまう前に。
波を撃つ夜を跨いだ。二人は、
アークも、通り抜けていく。
星屑のカプセルを掴む、
旅人。私に今、必要なものは、
長い、長い、とかげのしっぽ。
---球体トライアングル。に、「乗って.....」
霧と風の夜を走ろう。全てが、
手遅れになってしまう前に。
霧と風の夜に並んだ。君には、
アークが、見えているはず。
星型の銃を向けたまま、
星状のカプセルを掴む、
旅人。私に今、必要なものは、
赤い、赤い、かじつのかけら。
---灼熱アイスティー。を、「飲んで.....」
波を撃つ夜を巡ろう。全てに、
届かなくなってしまう前に。
波を撃つ夜を跨いだ。二人は、
アークも、通り抜けていく。
193 ：ドレミファ名無シド：2012/06/01(金) 04:23:58.33 ID:ESggnTjc
a
>>191
これ気に入った
これ気に入った
196 ：ラストステップ／鯨の塔：2012/06/01(金) 07:46:41.84 ID:1iafKXUl
ご飯を食べましょう。幻影が、
凶器になるくらい凍り付いた、
炊いたばかり、の、星白米を。
・・・・・・繭・・・・・・。
「今日も夜は来ないまま、私は渦を巻く。」
止まっているように見えても、
ゆっくりと動いている異世界。
で、正座して、手を合わせたなら、
一緒に、ご飯を食べましょう。
ご飯を食べましょう。先端が、
真紅も消すくらい白く揺れる、
炊いたばかり、の、星白米を。
・・・・・・雪・・・・・・。
「例え夜に会えずとも、私は渦を着る。」
眠っているように見えても、
少しだけ目を開けた異世界。
で、正座して、手を合わせたなら、
二人で、ご飯を食べましょう。
凶器になるくらい凍り付いた、
炊いたばかり、の、星白米を。
・・・・・・繭・・・・・・。
「今日も夜は来ないまま、私は渦を巻く。」
止まっているように見えても、
ゆっくりと動いている異世界。
で、正座して、手を合わせたなら、
一緒に、ご飯を食べましょう。
ご飯を食べましょう。先端が、
真紅も消すくらい白く揺れる、
炊いたばかり、の、星白米を。
・・・・・・雪・・・・・・。
「例え夜に会えずとも、私は渦を着る。」
眠っているように見えても、
少しだけ目を開けた異世界。
で、正座して、手を合わせたなら、
二人で、ご飯を食べましょう。
197 ：ラストステップ／Ekurunoa Sibatu：2012/06/01(金) 07:48:03.26 ID:whTtVpPM
愛するお兄様の骨たち、
愛するお兄様の肉たち。
愛するお兄様の部品を、
愛するお兄様の霊廟に。
愛するお兄様へ。私は、
あなたを食べてしまいました。
愛するお兄様へ。私に、
あなたのお許しは要りません。
私の愛したお兄様。いつか、
私に天罰が下るそのときまで。
私の愛したお兄様。どうか、
私を見守っていて下さいませ。
愛するお兄様。愛するお兄様。
私の愛するお兄様へ。壊れた。
愛したお兄様。愛したお兄様。
私が愛したお兄様へ。大好き。
愛するお兄様の肉たち。
愛するお兄様の部品を、
愛するお兄様の霊廟に。
愛するお兄様へ。私は、
あなたを食べてしまいました。
愛するお兄様へ。私に、
あなたのお許しは要りません。
私の愛したお兄様。いつか、
私に天罰が下るそのときまで。
私の愛したお兄様。どうか、
私を見守っていて下さいませ。
愛するお兄様。愛するお兄様。
私の愛するお兄様へ。壊れた。
愛したお兄様。愛したお兄様。
私が愛したお兄様へ。大好き。
198 ：ラストステップ／永遠のRの雨：2012/06/02(土) 04:42:25.19 ID:FMsDLr2t
嵐が来る、方角も判らずに、
コインを投げていたんだよ。
眠る前に、水温も調べずに、
ナイフも赤子も置いたまま。
【タイム・スパーク、】雫が跳ねて、
《嵐が来る》《嵐が来る》
泣かずの扉の、最果てから。
《眠る悪魔》《眠る悪魔》
武器は無い、私はそれでも、
鎖を巻く、方法も判らずに、
カードは泣いていたんだよ。
眠りの砂、音質は酷いまま、
ナイフが赤子を揺り起こす。
【タイム・スライス、】雫が割れて、
《鎖を巻く》《鎖を巻く》
開かずの扉を、封じるため。
《笑う悪魔》《笑う悪魔》
武器は無い、私はそれでも、
コインを投げていたんだよ。
眠る前に、水温も調べずに、
ナイフも赤子も置いたまま。
【タイム・スパーク、】雫が跳ねて、
《嵐が来る》《嵐が来る》
泣かずの扉の、最果てから。
《眠る悪魔》《眠る悪魔》
武器は無い、私はそれでも、
鎖を巻く、方法も判らずに、
カードは泣いていたんだよ。
眠りの砂、音質は酷いまま、
ナイフが赤子を揺り起こす。
【タイム・スライス、】雫が割れて、
《鎖を巻く》《鎖を巻く》
開かずの扉を、封じるため。
《笑う悪魔》《笑う悪魔》
武器は無い、私はそれでも、
199 ：ラストステップ／大聖域／＋37：2012/06/02(土) 04:49:38.39 ID:WTmbMdL0
刻の葉に潜った、猫のみみ。
月を超えて追いかけていく、
絵の中に隠れた、猫のゆび。
床も見ずに追いかけていく、
→振り返る、マリン、これは、
数億枚、のドアに囲まれて、
泣いてばかりいた少女。が。
数億本、の光砂のレールを、
乗り熟すまでのふしぎな旅！
音の符に沈んだ、猫のあし。
火を抱えて追いかけていく、
髪の毛に紛れた、猫のゆめ。
夜も待たず追いかけていく、
→弓を弾く、マリン、これは、
数億匹、のヒナを託されて、
泣いてばかりいた少女。が。
数億秒、後に水のボードを、
乗り熟すまでのふしぎな旅！
月を超えて追いかけていく、
絵の中に隠れた、猫のゆび。
床も見ずに追いかけていく、
→振り返る、マリン、これは、
数億枚、のドアに囲まれて、
泣いてばかりいた少女。が。
数億本、の光砂のレールを、
乗り熟すまでのふしぎな旅！
音の符に沈んだ、猫のあし。
火を抱えて追いかけていく、
髪の毛に紛れた、猫のゆめ。
夜も待たず追いかけていく、
→弓を弾く、マリン、これは、
数億匹、のヒナを託されて、
泣いてばかりいた少女。が。
数億秒、後に水のボードを、
乗り熟すまでのふしぎな旅！
200 ：ラストステップ／Firedisk／1172：2012/06/03(日) 05:16:02.74 ID:6S1QG7dE
壊れた双眼鏡を持ち出して、
あの子は何をする気かしら？
見えないはずの星を覗いて、
あんなに笑っているなんて。
（あたしは一人。一人でも、いい。）
声が出ない。消えそうな鵯に、
捧げるための、声が出ないの。
何とかして、私とお友達に、
なって欲しいと想うのだけど。
潰れた双眼鏡を差し出して、
私に何を見せるのかしら？
見えないはずの星が滲んで、
あの子と笑えているなんて。
（ふたりで一つ。一つでも、いい。）
声が出ない。泣きそうな鵯を、
包みたいのに、声が出ないの。
今ではもう、素敵なお友達が、
そばに居るから良いのだけど。
あの子は何をする気かしら？
見えないはずの星を覗いて、
あんなに笑っているなんて。
（あたしは一人。一人でも、いい。）
声が出ない。消えそうな鵯に、
捧げるための、声が出ないの。
何とかして、私とお友達に、
なって欲しいと想うのだけど。
潰れた双眼鏡を差し出して、
私に何を見せるのかしら？
見えないはずの星が滲んで、
あの子と笑えているなんて。
（ふたりで一つ。一つでも、いい。）
声が出ない。泣きそうな鵯を、
包みたいのに、声が出ないの。
今ではもう、素敵なお友達が、
そばに居るから良いのだけど。
201 ：ラストステップ／バグ965233／t：2012/06/03(日) 05:20:01.92 ID:6S1QG7dE
くるくる、と、ひとりでに、
機械風船が割れていく。
それまで、の、あたしには、
硝石風船しか無かった。
緑。卵型の、宇宙の駅。に、
風船列車が漂い始め、る、！
いいえ。風船列車の欠片が。
風船椅子と幻日を見たなら、
それを、風船電話で伝えて。
ぱちぱち、と、ひとりでに、
火竜風船が消えていく。
それから、の、あたしには、
麻酔風船なんて要らない。
緑。楔型の、宇宙の駅。に、
風船音楽が流れ始め、る、！
いいえ。風船音楽の意志が。
風船蜜柑を一つ食べたあと、
それを、風船日記に写して。
機械風船が割れていく。
それまで、の、あたしには、
硝石風船しか無かった。
緑。卵型の、宇宙の駅。に、
風船列車が漂い始め、る、！
いいえ。風船列車の欠片が。
風船椅子と幻日を見たなら、
それを、風船電話で伝えて。
ぱちぱち、と、ひとりでに、
火竜風船が消えていく。
それから、の、あたしには、
麻酔風船なんて要らない。
緑。楔型の、宇宙の駅。に、
風船音楽が流れ始め、る、！
いいえ。風船音楽の意志が。
風船蜜柑を一つ食べたあと、
それを、風船日記に写して。
202 ：ラストステップ／電球戦争：2012/06/04(月) 08:23:07.52 ID:LFMoENQ1
二度と眠れる事の無い人魚は、
二度と夢を見る事など無いと、
切り刻まれた図書館に並んだ、
何れかの本に書いていました。
---指を。拳を。どれほど強く握っても。
流れ出す苦痛は、停止しない。
溢れ出す苦痛は、凝固しない。
赤い。視線の先に浮かぶのは、
幸福。という、造られた音楽。
一度も覚める事の無い胎児は、
一度も月を見れる筈が無いと、
海に散らばる墓碑銘に笑われ、
微生物たちと逃げていました。
---空を。煙を。どれほど強く睨んでも。
流れ出す悪意は、侵食する。
溢れ出す悪意は、拡散する。
赤い。視界が呼び寄せるのは、
幸福。という、耳を裂く音楽。
二度と夢を見る事など無いと、
切り刻まれた図書館に並んだ、
何れかの本に書いていました。
---指を。拳を。どれほど強く握っても。
流れ出す苦痛は、停止しない。
溢れ出す苦痛は、凝固しない。
赤い。視線の先に浮かぶのは、
幸福。という、造られた音楽。
一度も覚める事の無い胎児は、
一度も月を見れる筈が無いと、
海に散らばる墓碑銘に笑われ、
微生物たちと逃げていました。
---空を。煙を。どれほど強く睨んでも。
流れ出す悪意は、侵食する。
溢れ出す悪意は、拡散する。
赤い。視界が呼び寄せるのは、
幸福。という、耳を裂く音楽。
203 ：ラストステップ／F.n／9,7,1：2012/06/04(月) 08:25:31.22 ID:LFMoENQ1
冷たい人。冷たい雲。どうか、
融合してしまわないように。
冷たい花。冷たい鍵。いつか、
その深淵に手を添えるとき。
___黒いアクセサリィは、ただ一つの、___
呼び鈴。心の火を燈すために、
ドアに絡まる鎖を斬りたい。
泥を注いで飲み干してみると、
・・・珈琲の味がする。
冷たい鳥。冷たい喉。どうか、
融解してしまわないために。
冷たい君。冷たい僕。いつか、
微睡める夜が降りてくるまで。
___黒いアクセサリィと、二人で、___
談笑。その瘡痕を隠すのなら、
ドアに絡まる鎖は斬れない。
砂を注いで飲み干してみたら、
・・・紅茶の味がした。
融合してしまわないように。
冷たい花。冷たい鍵。いつか、
その深淵に手を添えるとき。
___黒いアクセサリィは、ただ一つの、___
呼び鈴。心の火を燈すために、
ドアに絡まる鎖を斬りたい。
泥を注いで飲み干してみると、
・・・珈琲の味がする。
冷たい鳥。冷たい喉。どうか、
融解してしまわないために。
冷たい君。冷たい僕。いつか、
微睡める夜が降りてくるまで。
___黒いアクセサリィと、二人で、___
談笑。その瘡痕を隠すのなら、
ドアに絡まる鎖は斬れない。
砂を注いで飲み干してみたら、
・・・紅茶の味がした。
きめえ
>>205
ありがとうございます。
ありがとうございます。
207 ：ラストステップ／プラネットB：2012/06/05(火) 12:43:39.33 ID:B3IMxTT4
光る昆虫を持つ男の子。が、
仮想空間のどこかで寝ている。
描こうとしている途中の絵を、
私は、まだ見つけられない。
【迷子の竜。手を繋いで、離す。】
傷だらけの足を引き擦るとき、
瞳には、炎が光っているのよ。
痛みさえも楽しくって。ああ、
最初から、四角い道は要らない、
光る揺り篭に座る男の子。を、
仮想空間の終わりで見つけた。
破ろうとして躊躇った絵を、
大事そうに、抱え込んでいる。
【赤子の竜。棘を抜いて、落とす。】
傷だらけの腕を動かすとき、
背中には、翼が生えているのよ。
痛みさえも嬉しくって。ああ、
最後まで、四角い道は踏まない、
仮想空間のどこかで寝ている。
描こうとしている途中の絵を、
私は、まだ見つけられない。
【迷子の竜。手を繋いで、離す。】
傷だらけの足を引き擦るとき、
瞳には、炎が光っているのよ。
痛みさえも楽しくって。ああ、
最初から、四角い道は要らない、
光る揺り篭に座る男の子。を、
仮想空間の終わりで見つけた。
破ろうとして躊躇った絵を、
大事そうに、抱え込んでいる。
【赤子の竜。棘を抜いて、落とす。】
傷だらけの腕を動かすとき、
背中には、翼が生えているのよ。
痛みさえも嬉しくって。ああ、
最後まで、四角い道は踏まない、
>>205
LS氏のファンも多数いますので、気にせず作詞にお励みください
LS氏のファンも多数いますので、気にせず作詞にお励みください
210 ：ラストステップ／海盤車の塔：2012/06/06(水) 08:09:02.14 ID:5oC6wTim
眩しい小箱の伸縮など....
誰一人気付かないまま....
いいえ,その方がいい,
あの光景は私だけのモノ.
消えゆく雷鳴,に,手を振って.
This Control Panel is.....
それは五本の指で立っていた,
This Control Panel is.....
不可思議な絵の端で揺れる塔.
壊れない爪の光沢など....
誰一人気にしないまま....
いいえ,その方がいい,
あの輝きは私だけのモノ.
消えない宝玉,を,手を取って.
My Panel Syndrome is.....
そして柔らかい指は動き出す,
My Panel Syndrome is.....
不可思議な街と淡い邪気の中.
誰一人気付かないまま....
いいえ,その方がいい,
あの光景は私だけのモノ.
消えゆく雷鳴,に,手を振って.
This Control Panel is.....
それは五本の指で立っていた,
This Control Panel is.....
不可思議な絵の端で揺れる塔.
壊れない爪の光沢など....
誰一人気にしないまま....
いいえ,その方がいい,
あの輝きは私だけのモノ.
消えない宝玉,を,手を取って.
My Panel Syndrome is.....
そして柔らかい指は動き出す,
My Panel Syndrome is.....
不可思議な街と淡い邪気の中.
211 ：ラストステップ／S-980086-S：2012/06/06(水) 08:18:36.98 ID:BY/VPkcj
捩れた筒。を、這いながら。
懐かしい場所に帰っていた、
《私》の部屋には、【私】がいて。
不思議な顔で《私》を見ている、
---刻の針。何を原因として？
全ての城が崩れたあとも、
【私】は《私》の部屋にいるよ。
迷い着いた空間で、【私】が《私》に、
最初に話した言葉。の、魔法。
砕けた瓶。を、集めては。
懐かしい場所で眠っていた、
《私》の側には、【私】がいて。
無邪気な顔で《私》を見ている、
---刻の紐。夢を要因として。
全てが元に戻ったあとも、
【私】は同じ部屋にいるよ。
ぶれ始めた空間で、《私》が【私】と、
最後に話した言葉。も、魔法。
懐かしい場所に帰っていた、
《私》の部屋には、【私】がいて。
不思議な顔で《私》を見ている、
---刻の針。何を原因として？
全ての城が崩れたあとも、
【私】は《私》の部屋にいるよ。
迷い着いた空間で、【私】が《私》に、
最初に話した言葉。の、魔法。
砕けた瓶。を、集めては。
懐かしい場所で眠っていた、
《私》の側には、【私】がいて。
無邪気な顔で《私》を見ている、
---刻の紐。夢を要因として。
全てが元に戻ったあとも、
【私】は同じ部屋にいるよ。
ぶれ始めた空間で、《私》が【私】と、
最後に話した言葉。も、魔法。
212 ：ラストステップ／キルレイン：2012/06/07(木) 08:27:30.01 ID:8GdiB0vd
中指を立ててみれば、遮断。
中指を立ててみれば、拒絶。
壊れたはずのベルトピアノが、
勝手に、鳴り響いているのは、
・・・・・・・・どうして？
拒絶して、遮断するための、
武器を求めてさまよう群れ。
救済が欲しい？その髄膜が、
甘い麻薬を作っているのに。
中指を立ててみると。殴打。
中指を立ててみると。刺突。
縛ったはずのブルーピアノが、
まだ、鳴り止まずにいるのは、
・・・・・・・・どうして？
殴打して、刺突するために、
注射器を揺らす愚かな群れ。
静寂が欲しい？その髄液が、
甘い麻薬を育てているのに。
中指を立ててみれば、拒絶。
壊れたはずのベルトピアノが、
勝手に、鳴り響いているのは、
・・・・・・・・どうして？
拒絶して、遮断するための、
武器を求めてさまよう群れ。
救済が欲しい？その髄膜が、
甘い麻薬を作っているのに。
中指を立ててみると。殴打。
中指を立ててみると。刺突。
縛ったはずのブルーピアノが、
まだ、鳴り止まずにいるのは、
・・・・・・・・どうして？
殴打して、刺突するために、
注射器を揺らす愚かな群れ。
静寂が欲しい？その髄液が、
甘い麻薬を育てているのに。
213 ：ラストステップ／プロローグB：2012/06/08(金) 04:16:57.48 ID:a7J047mX
腐海に浮かんだベッドから、
落ちてしまった、蛇の女の子。
絖る赤い舌を伸ばすのなら、
あたしの指で掴んであげよう。
《包帯まみれの、239・・・》
涙。が、鱗。を、濡らしても、
過去の本棚を動かせずに。
深い闇に見たあの子の瞳。は、
まだ。まだ死んでいない。
腐海に刺さるコンセントを、
見上げて眠る、蛇の女の子。
絖る赤い舌がかわいくて、
あたしは今も微笑んでいる。
《包帯だらけの、563・・・》
氷。に、炎。を、燈したら、
過去の本棚が熔けていった。
深い海に映るあたしの影。も、
まだ。まだ消えていない。
落ちてしまった、蛇の女の子。
絖る赤い舌を伸ばすのなら、
あたしの指で掴んであげよう。
《包帯まみれの、239・・・》
涙。が、鱗。を、濡らしても、
過去の本棚を動かせずに。
深い闇に見たあの子の瞳。は、
まだ。まだ死んでいない。
腐海に刺さるコンセントを、
見上げて眠る、蛇の女の子。
絖る赤い舌がかわいくて、
あたしは今も微笑んでいる。
《包帯だらけの、563・・・》
氷。に、炎。を、燈したら、
過去の本棚が熔けていった。
深い海に映るあたしの影。も、
まだ。まだ消えていない。
214 ：ラストステップ／エピローグA：2012/06/08(金) 04:18:25.25 ID:a7J047mX
電灯の中に小鳥を飼う。まだ、
そこから動けないでいるのは、
可能な限り凝縮された、
緋色の嘴が綺麗だから。
（残り、あと、200頁。）
それでもいつかドアを潜って、
星の放つ火を浴びたかった。
鉛。で、見えなくなった足は、
音色さえ。まだ思い出せない。
雷雨の夜に小鳥を放す。まだ、
そこから動けないでいるのは、
宇宙の果てに圧縮された、
紺色の羽根が素敵だから。
（残り、あと、500頁。）
何もいなくなった後の部屋で、
暗く笑う火の真似をしたとき。
氷。に、霞んでいった世界に、
音色など。無いことに気付く。
そこから動けないでいるのは、
可能な限り凝縮された、
緋色の嘴が綺麗だから。
（残り、あと、200頁。）
それでもいつかドアを潜って、
星の放つ火を浴びたかった。
鉛。で、見えなくなった足は、
音色さえ。まだ思い出せない。
雷雨の夜に小鳥を放す。まだ、
そこから動けないでいるのは、
宇宙の果てに圧縮された、
紺色の羽根が素敵だから。
（残り、あと、500頁。）
何もいなくなった後の部屋で、
暗く笑う火の真似をしたとき。
氷。に、霞んでいった世界に、
音色など。無いことに気付く。
215 ：ラストステップ／D×3 I×1 E×5：2012/06/09(土) 03:27:36.98 ID:c8PwbxUB
妙な音がする。何か、命が、
潰えてしまう時のような。
嫌な音がする。何か、心が、
噛み砕かれた時のような。
※雨は降らない。来るのは、3つのキューブ。
こんなに、お腹が空いたのに、
喉と膵臓が焼け落ちている。
ああ神さま。貴女はあたしに、
音を。食べろとでも言うの？
妙な声がする。夜が、鎖を、
砕いてしまう夢のなかで。
嫌な声がする。泥と、雫に、
押し潰された夢のなかで。
※雨が足りない。捕られた、3つのキューブ。
こんなに、お腹が空いたのに、
肺に害虫が住み始めていく。
ああ神さま。今でもあたしは、
音を。食べないと駄目なの？
潰えてしまう時のような。
嫌な音がする。何か、心が、
噛み砕かれた時のような。
※雨は降らない。来るのは、3つのキューブ。
こんなに、お腹が空いたのに、
喉と膵臓が焼け落ちている。
ああ神さま。貴女はあたしに、
音を。食べろとでも言うの？
妙な声がする。夜が、鎖を、
砕いてしまう夢のなかで。
嫌な声がする。泥と、雫に、
押し潰された夢のなかで。
※雨が足りない。捕られた、3つのキューブ。
こんなに、お腹が空いたのに、
肺に害虫が住み始めていく。
ああ神さま。今でもあたしは、
音を。食べないと駄目なの？
216 ：ラストステップ／桜の塔：2012/06/09(土) 03:28:46.24 ID:c8PwbxUB
火胎樹の根を。水灯華の茎を。
左右非対象に抜き刺していく、
火葬樹の血を。水槽華の骨を。
誰も想像できないでいるのは、
（瞬きの度に変わる世界。）
無数に出来上がった水溜まり、
ひとつ、ひとつ、確かめて。
無限を知らない精霊たちへと、
ずっと、ずっと、書き綴る。
火琳樹の手が。水濫華の足が。
左右非対象から逃げていった、
火酩樹の葉が。水綿華の枝が。
惡意に満たないまま枯れても、
（呼吸の度に入れ代わる世界。）
無数に積み上がった星溜まり、
ずっと、ずっと、傍にいて。
無限に伸びていく螺旋思念を、
ひとつ、ひとつ、書き直す。
左右非対象に抜き刺していく、
火葬樹の血を。水槽華の骨を。
誰も想像できないでいるのは、
（瞬きの度に変わる世界。）
無数に出来上がった水溜まり、
ひとつ、ひとつ、確かめて。
無限を知らない精霊たちへと、
ずっと、ずっと、書き綴る。
火琳樹の手が。水濫華の足が。
左右非対象から逃げていった、
火酩樹の葉が。水綿華の枝が。
惡意に満たないまま枯れても、
（呼吸の度に入れ代わる世界。）
無数に積み上がった星溜まり、
ずっと、ずっと、傍にいて。
無限に伸びていく螺旋思念を、
ひとつ、ひとつ、書き直す。
まるで成長しないなぁ；×；
>>217
ありがとうございます。
その通りだと思います。
ただ、私はどう頑張っても、
このような内容の作品でしか、
表現する事が出来ないのです・・・。
もし貴方様が私の作品のせいで、
不快に思われたりされたのなら、
大変申し訳なく思います・・・。
ありがとうございます。
その通りだと思います。
ただ、私はどう頑張っても、
このような内容の作品でしか、
表現する事が出来ないのです・・・。
もし貴方様が私の作品のせいで、
不快に思われたりされたのなら、
大変申し訳なく思います・・・。
誰かが不快に思うということは、おそらくないと存じますよ。何故こんな詞が書けるのか不思議ですが。
例えが変ですが、トム・ヨークがすごい創作をする前には手がぴりぴり震えてくるんだ、と言ったとか。
LS氏の詞には、そんな不思議な手の振動が伝わってくるような、幻想的で独特の世界を感じます。
今後とも、ご自身のペースで作詞されてください。
例えが変ですが、トム・ヨークがすごい創作をする前には手がぴりぴり震えてくるんだ、と言ったとか。
LS氏の詞には、そんな不思議な手の振動が伝わってくるような、幻想的で独特の世界を感じます。
今後とも、ご自身のペースで作詞されてください。
詞の内容のことじゃなくて構成のことじゃないかな
>>219
ありがとうございます。
そんな風に言って頂けると、
本当に、すごく嬉しいです。
世界的にも有名で偉大なその人物と私など、
比較するのも烏滸がましいと思うのですが、
少しでもそんな雰囲気を感じて頂けるよう、
これからまた頑張って行きたいと思います。
ありがとうございます。
そんな風に言って頂けると、
本当に、すごく嬉しいです。
世界的にも有名で偉大なその人物と私など、
比較するのも烏滸がましいと思うのですが、
少しでもそんな雰囲気を感じて頂けるよう、
これからまた頑張って行きたいと思います。
>>220
ありがとうございます。
言われた通り、確かに殆どの作品の構成が、
同じ様な物になっていると私も感じました。
私は、一つの作品をなるべく一回の投稿で済ませたくて、
こういった構成を多様してしまっているのだと思います。
今後は、もう少しパターンを増やす等したいと思います。
ありがとうございます。
言われた通り、確かに殆どの作品の構成が、
同じ様な物になっていると私も感じました。
私は、一つの作品をなるべく一回の投稿で済ませたくて、
こういった構成を多様してしまっているのだと思います。
今後は、もう少しパターンを増やす等したいと思います。
いつもありがとうございます。
今回、私はどうやら規制されてしまったらしく、
短文の投稿しかできなくなってしまったようで、
しばらくはこの状態が続きそうです・・・。
大変申し訳ありません。
今回、私はどうやら規制されてしまったらしく、
短文の投稿しかできなくなってしまったようで、
しばらくはこの状態が続きそうです・・・。
大変申し訳ありません。
226 ：ドレミファ名無シド：2012/06/13(水) 20:30:56.19 ID:ot5jqNiy
サビとか
Aメロイメージとか書いてくれるとやりやすいんだけどね
Aメロイメージとか書いてくれるとやりやすいんだけどね
>>226
ありがとうございます。
詞のイメージについてですが、
私から一つずつ説明する事は、
基本的には、ないと思います。
どの様な作品にして頂いても、
私はそれだけで満足ですので。
我が儘を言ってしまって、
大変申し訳ありません・・・。
ありがとうございます。
詞のイメージについてですが、
私から一つずつ説明する事は、
基本的には、ないと思います。
どの様な作品にして頂いても、
私はそれだけで満足ですので。
我が儘を言ってしまって、
大変申し訳ありません・・・。
228 ：ラストステップ／Ver.8.096：2012/06/15(金) 19:19:34.90 ID:Jn45UuFc
--夜を護り続ける神殿から--
体ごと。抜け出し始めたら、
もう誰にも止められないわ。
大迷路は、一定の形を持たない。
大迷路は、空虚な心に巣む魔物。
見下ろしてみれば、世界、を、
かわいいしっぽが埋めていく！
--夜に光り続ける碧い蜂は--
瞳から。零れ出した破片で、
私が一人だけで作ったのよ。
大迷路は、神聖な海だけに在る。
大迷路は、虚空を餌に育つ魔物。
見下ろしてみれば、世界、に、
すてきなしっぽが殖えていく！
体ごと。抜け出し始めたら、
もう誰にも止められないわ。
大迷路は、一定の形を持たない。
大迷路は、空虚な心に巣む魔物。
見下ろしてみれば、世界、を、
かわいいしっぽが埋めていく！
--夜に光り続ける碧い蜂は--
瞳から。零れ出した破片で、
私が一人だけで作ったのよ。
大迷路は、神聖な海だけに在る。
大迷路は、虚空を餌に育つ魔物。
見下ろしてみれば、世界、に、
すてきなしっぽが殖えていく！
229 ：ラストステップ／Sparklip 2：2012/06/15(金) 19:22:15.16 ID:NjUbwXpn
銀の紙のドレスを纏う。
とても巨大な、御姫様、
夜の船にランプを燈す、
それが世界の、笑う刻。
.....貴方だけが笑わなかった。
酸性の海に紛れるのは、
誰も知らない色覚交差。
酸性の海で眠れるのは、
.....その手が好きだから。
死の鱗がドレスを破る。
とても穢れた、御姫様、
夜の滝にライトを放つ、
それが世界の、笑う刻。
.....貴方だけが笑わなかった。
酸性の海が属したのは、
誰も行けない色彩帝國。
酸性の海を掬えたのは、
.....その手が綺麗だから。
とても巨大な、御姫様、
夜の船にランプを燈す、
それが世界の、笑う刻。
.....貴方だけが笑わなかった。
酸性の海に紛れるのは、
誰も知らない色覚交差。
酸性の海で眠れるのは、
.....その手が好きだから。
死の鱗がドレスを破る。
とても穢れた、御姫様、
夜の滝にライトを放つ、
それが世界の、笑う刻。
.....貴方だけが笑わなかった。
酸性の海が属したのは、
誰も行けない色彩帝國。
酸性の海を掬えたのは、
.....その手が綺麗だから。
230 ：ドレミファ名無シド：2012/06/16(土) 09:08:10.91 ID:tq+7DyMN
>>230
ありがとうございます。
必ずしもまったく解説をしないというつもりではなく、
もしも仮に、私の作品を形にして頂ける場合などには、
製作者様の気になる部分などの解説はしたいと思っています。
私のせいで不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありません。
貴方様の仰る通り、他力本願で馬鹿な人間である事、
自分自身でも痛いほど理解しているつもりですので、
どうかお許し下さい・・・。
>>231-232
ありがとうございます。
前に一度言った通り、私は、
自分が素材をばら撒く様な、
存在になれたら、と思っているので、
そう言って頂けると大変助かります・・・。
ありがとうございます。
必ずしもまったく解説をしないというつもりではなく、
もしも仮に、私の作品を形にして頂ける場合などには、
製作者様の気になる部分などの解説はしたいと思っています。
私のせいで不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありません。
貴方様の仰る通り、他力本願で馬鹿な人間である事、
自分自身でも痛いほど理解しているつもりですので、
どうかお許し下さい・・・。
>>231-232
ありがとうございます。
前に一度言った通り、私は、
自分が素材をばら撒く様な、
存在になれたら、と思っているので、
そう言って頂けると大変助かります・・・。
LSさん、そんなにへりくだらなくてもいいのでは？
あなたには無二の才能がありますから、ご自由にされたらいいんです。
4-5曲くらい曲ついていたと存じますが、曲付いた中で侵海緑是空ってのが一番好きです。
それ以外の曲は聴くだけですが、この曲はカラオケで自分で歌うと楽しいですね。
あなたには無二の才能がありますから、ご自由にされたらいいんです。
4-5曲くらい曲ついていたと存じますが、曲付いた中で侵海緑是空ってのが一番好きです。
それ以外の曲は聴くだけですが、この曲はカラオケで自分で歌うと楽しいですね。
235 ：ドレミファ名無シド：2012/06/16(土) 15:59:10.90 ID:tq+7DyMN
一緒にいいものを作りたいから
意見を聞きたいんだ
意見を聞きたいんだ
意見をLSは歌詞としてアウトプットしてるだろうに
一緒というなら何かしらのアウトプットあっても良いと思うけどね
一方的に文句言われてると思われても仕方ない
この歌詞良いと思うけど今こういう感じで曲付けたいのだけど
テンポ的にどちらの味付けが作詞側では好きですか？とか
LSからは貴方の姿がまるで見えていないのを理解すべき
一緒というなら何かしらのアウトプットあっても良いと思うけどね
一方的に文句言われてると思われても仕方ない
この歌詞良いと思うけど今こういう感じで曲付けたいのだけど
テンポ的にどちらの味付けが作詞側では好きですか？とか
LSからは貴方の姿がまるで見えていないのを理解すべき
>>234
ありがとうございます。
私はこのような性格なので、
変える事は中々難しいですが、
そういう風に言って頂けると、
すごく、嬉しいです。
その曲は私もお気に入りです。
爽やかで、素敵な曲ですよね。
本当に曲を付けて頂いた方に、
感謝したいです。
ありがとうございます。
私はこのような性格なので、
変える事は中々難しいですが、
そういう風に言って頂けると、
すごく、嬉しいです。
その曲は私もお気に入りです。
爽やかで、素敵な曲ですよね。
本当に曲を付けて頂いた方に、
感謝したいです。
そして、申し訳ないのですが、
再度規制されてしまったようです。
暫くはこの不安定な状況が、続いてしまうかもしれません・・・。
再度規制されてしまったようです。
暫くはこの不安定な状況が、続いてしまうかもしれません・・・。
目新しそうな単語の羅列が大半を占めていますね。
韻や字数に気を配るのは良いことなのですが、それらに囚われがちです。
語呂合わせでは、相手を感動させることは難しいでしょう。
技術的な面に強い興味を持たれているようですね？
でも、心がなければ、せっかく身につけた技術も生かされません。
才能はあると思います。
もっと伝えたいことに執着してみてください。
頑張って！
韻や字数に気を配るのは良いことなのですが、それらに囚われがちです。
語呂合わせでは、相手を感動させることは難しいでしょう。
技術的な面に強い興味を持たれているようですね？
でも、心がなければ、せっかく身につけた技術も生かされません。
才能はあると思います。
もっと伝えたいことに執着してみてください。
頑張って！
>>240
ありがとうございます。
文字数に「囚われている」というのは、
確かにあるかもしれないと思いました。
また、仰るように、私は、
作品の製作を感覚でやっているのが大部分で、
技術的な物は殆ど持ち合わせていませんので、
どうしても似たような内容になってしまって申し訳ないのですが、
作品の内容が明るいものだったとしても暗いものだったとしても、
出来るだけ作品のメッセージを読み手様の心に響かせられるよう、
私なりに、頑張りたいと思います。
私の様な者に大変貴重なアドバイスを下さって、
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
文字数に「囚われている」というのは、
確かにあるかもしれないと思いました。
また、仰るように、私は、
作品の製作を感覚でやっているのが大部分で、
技術的な物は殆ど持ち合わせていませんので、
どうしても似たような内容になってしまって申し訳ないのですが、
作品の内容が明るいものだったとしても暗いものだったとしても、
出来るだけ作品のメッセージを読み手様の心に響かせられるよう、
私なりに、頑張りたいと思います。
私の様な者に大変貴重なアドバイスを下さって、
本当にありがとうございました。
242 ：ラストステップ／T2w9i9s8t.ER：2012/06/20(水) 04:32:03.43 ID:yKKPPxIh
ドップラーレーダーの群れ、
に、囲まれる、雹の幼虫。
走るために産まれてきたのに、
そこから動けないでいた。
---それは、まるで惡意の壺
音が飛び交っている、混乱、
混乱と、惡意が置く警報。
あたしはただ愉しくて。進路。
進路をマーカーＦで辿って、
ドップラーレーダーの群れ、
を、抜け出した、雹の成虫。
そして青い膜にしがみつけば、
好きなだけ走れるのだから。
---あれは、まるで天使の笑み
音と二人でしていた、混沌、
混沌が、色塗る天使の真似。
あたしはまだ愉しくて。退路。
退路をマーカーＦで塞いで、
に、囲まれる、雹の幼虫。
走るために産まれてきたのに、
そこから動けないでいた。
---それは、まるで惡意の壺
音が飛び交っている、混乱、
混乱と、惡意が置く警報。
あたしはただ愉しくて。進路。
進路をマーカーＦで辿って、
ドップラーレーダーの群れ、
を、抜け出した、雹の成虫。
そして青い膜にしがみつけば、
好きなだけ走れるのだから。
---あれは、まるで天使の笑み
音と二人でしていた、混沌、
混沌が、色塗る天使の真似。
あたしはまだ愉しくて。退路。
退路をマーカーＦで塞いで、
243 ：ラストステップ／9833 5 59013：2012/06/20(水) 04:33:58.16 ID:lpcSgEaW
丸い人が居て、四角い道の、
出口を探して揺らめいている。
丸い猫も来て、四角い箱の、
奥へと置かれた餌にありつく。
「透明なお菓子を貰ったって、
私には食べられないよ」って、
あなたは楽しそう。とても、
透明なお菓子。それは虚無の、
本当の虚無の中から産まれた、
丸い星はまだ、四角い空を、
自分のテリトリーにしている。
丸い花の咲く、四角い瓶に、
ふたりで夜に注いだおんがく。
「透明なお菓子を眺めたって、
私には食べられないよ」って、
あなたは嬉しそう。とても、
透明なお菓子。やがて虚無の、
本当の虚無の中へ溶けていく、
出口を探して揺らめいている。
丸い猫も来て、四角い箱の、
奥へと置かれた餌にありつく。
「透明なお菓子を貰ったって、
私には食べられないよ」って、
あなたは楽しそう。とても、
透明なお菓子。それは虚無の、
本当の虚無の中から産まれた、
丸い星はまだ、四角い空を、
自分のテリトリーにしている。
丸い花の咲く、四角い瓶に、
ふたりで夜に注いだおんがく。
「透明なお菓子を眺めたって、
私には食べられないよ」って、
あなたは嬉しそう。とても、
透明なお菓子。やがて虚無の、
本当の虚無の中へ溶けていく、
せっかく専用スレなんだから、ひと作品に着目して添削とか受けてみたらいかがでしょうか？
具体的なダメ出しがあったほうが進歩できると思うのですが。
具体的なダメ出しがあったほうが進歩できると思うのですが。
このスレのゴールは、曲が付くか付かないか、ただそれだけでしょう。
LSさんのお話相手は作曲家さんだけでいいんじゃないですか？
それ以外の人はは全て部外者、非当事者じゃないのかな？
余計なことはせず、当事者同士のふれあう過程、完成にいたるまでのプロセス、言葉と音の会話、
そして完成作品を、だまって楽しませてもらいましょうよ。
そういうのは、添削を望む作詞家さんが、作詞を鍛えるスレに詞を投下した時に
初めて成り立つものなのではないですか？
LSさんのお話相手は作曲家さんだけでいいんじゃないですか？
それ以外の人はは全て部外者、非当事者じゃないのかな？
余計なことはせず、当事者同士のふれあう過程、完成にいたるまでのプロセス、言葉と音の会話、
そして完成作品を、だまって楽しませてもらいましょうよ。
そういうのは、添削を望む作詞家さんが、作詞を鍛えるスレに詞を投下した時に
初めて成り立つものなのではないですか？
そっそ、当事者のLSさんが望むとおりにやってけばいいこと
周りが口を出すべきことではないな
望むのなら本人の口からその旨のが発言が出るだろうし
暖かく見守っていけばいいいだけでしょ
周りが口を出すべきことではないな
望むのなら本人の口からその旨のが発言が出るだろうし
暖かく見守っていけばいいいだけでしょ
透明な雫は貴方
可憐な水の音
煌めくように揺れる波紋は春の予感
めざめの呪文
可憐な水の音
煌めくように揺れる波紋は春の予感
めざめの呪文
248 ：ドレミファ名無シド：2012/06/21(木) 05:09:09.36 ID:lXHAsieI
LSさんは作曲しないの？
>>244
ありがとうございます。もし仮に、
私の作品にそういう物があるなら、
どの作品かを個別に仰って頂いた上で、
やってみても面白いかなと思いました。
>>245-246
ありがとうございます。
そう言って頂けると、
とても有り難いです。
ただ、私のような者が、
本当に、そこまで自由にして、
厚かましくは無いでしょうか・・・。
ありがとうございます。もし仮に、
私の作品にそういう物があるなら、
どの作品かを個別に仰って頂いた上で、
やってみても面白いかなと思いました。
>>245-246
ありがとうございます。
そう言って頂けると、
とても有り難いです。
ただ、私のような者が、
本当に、そこまで自由にして、
厚かましくは無いでしょうか・・・。
>>247
ありがとうございます。
>>248
ありがとうございます。
ごくまれに、フリーのソフトを使用して、
趣味で齧る程度の作曲はしてはいますが、
おそらくジャンルも違ううえ、そもそも、
他者様に聴かせられるようなレベルには、
到底、無い物だと思います。
大変申し訳ありません・・・。
ありがとうございます。
>>248
ありがとうございます。
ごくまれに、フリーのソフトを使用して、
趣味で齧る程度の作曲はしてはいますが、
おそらくジャンルも違ううえ、そもそも、
他者様に聴かせられるようなレベルには、
到底、無い物だと思います。
大変申し訳ありません・・・。
慇懃無礼も大概にしろよ
レスから温度が感じられん
コミュ障だから自己完結的な作詞に走るのかしらん
コミュ障だから自己完結的な作詞に走るのかしらん
LS専用スレだから、詞書いてる方と作曲者の方の好きにしていいかと
>>253-254
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
仰るとおり、私が人間的におかしいことは、
自分自身でもよく分かっているつもりです。
ただ、他者様を侮蔑したりする様な気持ちなどは、
全く以て無いことだけはご理解して頂きたいです・・・。
「ラストステップ」については、確かに、
その部分からをタイトルとしていますが、
仮に私自身を指す時に使用して頂いても、
全く問題はありません。
>>255
ありがとうございます。
そのように言って頂けると、
気が楽になって助かります。
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
仰るとおり、私が人間的におかしいことは、
自分自身でもよく分かっているつもりです。
ただ、他者様を侮蔑したりする様な気持ちなどは、
全く以て無いことだけはご理解して頂きたいです・・・。
「ラストステップ」については、確かに、
その部分からをタイトルとしていますが、
仮に私自身を指す時に使用して頂いても、
全く問題はありません。
>>255
ありがとうございます。
そのように言って頂けると、
気が楽になって助かります。
257 ：ラストステップ／71.Ringless：2012/06/22(金) 01:58:13.10 ID:fb0C3HQ4
こわれた楽器たちの残骸が、
沈む刻の背に、揺れている、
どうして、一つの場所へと、
集まったのかしら？不思議。
こわれた楽器たちの霊峰に、
持ち主は未だ、来ないまま、
その魂、が、砕けたあとに、
何があるのかしら？不可視。
ファーストステップ、そして、
セカンドステップ、その先に、
あなたが眠っているとしたら、
あたしは登っていくでしょう、
こわれた楽器と朽ちた人間の、
熔けた核が咲かせた鳳仙花を、
永久の空に、封印するために！
沈む刻の背に、揺れている、
どうして、一つの場所へと、
集まったのかしら？不思議。
こわれた楽器たちの霊峰に、
持ち主は未だ、来ないまま、
その魂、が、砕けたあとに、
何があるのかしら？不可視。
ファーストステップ、そして、
セカンドステップ、その先に、
あなたが眠っているとしたら、
あたしは登っていくでしょう、
こわれた楽器と朽ちた人間の、
熔けた核が咲かせた鳳仙花を、
永久の空に、封印するために！
258 ：ラストステップ／R3.Automaton：2012/06/22(金) 02:01:27.77 ID:EYfZVzX+
ふわふわ漂う棘と泡には、
始めから意識なんて無い。
可愛いくらいに鋭利な葉を、
力いっぱい掴みにいこう。
【生命体の真似をする機械、】
０。より、少ない水飴なのに、
焦る、手から、零れて、ゆく。
０。にも、満たない街の灯が、
夜を、照らす、神器の、よう。
ぷかぷか游ぐ私の夢では、
どうしてか泪を流せない。
綺麗なくらい傷付いた窓を、
力いっぱい殴りにいこう。
【生命体が欲しかった機械】
０。って、何も無い筈なのに、
この、指へと、還って、くる。
０。にも、意識が宿ると笑う、
貴女は、いま、天使の、よう。
始めから意識なんて無い。
可愛いくらいに鋭利な葉を、
力いっぱい掴みにいこう。
【生命体の真似をする機械、】
０。より、少ない水飴なのに、
焦る、手から、零れて、ゆく。
０。にも、満たない街の灯が、
夜を、照らす、神器の、よう。
ぷかぷか游ぐ私の夢では、
どうしてか泪を流せない。
綺麗なくらい傷付いた窓を、
力いっぱい殴りにいこう。
【生命体が欲しかった機械】
０。って、何も無い筈なのに、
この、指へと、還って、くる。
０。にも、意識が宿ると笑う、
貴女は、いま、天使の、よう。
本当に曲を作ってもらうつもりで書いてるのかな？
ま、遊びでやってるんだろうから仕方ないか
ま、遊びでやってるんだろうから仕方ないか
261 ：ラストステップ／ミューの塔：2012/06/23(土) 03:03:46.44 ID:S6neYeYs
暗い路地の側面,に,
もう一つ道がある.
私が追いかけていた,
赤いイルカの,逃げ道.
新しいオルゴールの音が居て,
少しずれている事に気付いて,
そして.....
もう還れない刻の草原に,
意識,を,ばら撒くと決めた.
その太陽が壁面,を,
ゆっくりと暖める.
私が追いかけていた,
赤いイルカの,眠り場.
蒼穹にアメジストの色が居て,
少し割れている事に気付いて,
そして.....
もう戻れない籠の夜露に,
意識,を,埋めようと決めた.
もう一つ道がある.
私が追いかけていた,
赤いイルカの,逃げ道.
新しいオルゴールの音が居て,
少しずれている事に気付いて,
そして.....
もう還れない刻の草原に,
意識,を,ばら撒くと決めた.
その太陽が壁面,を,
ゆっくりと暖める.
私が追いかけていた,
赤いイルカの,眠り場.
蒼穹にアメジストの色が居て,
少し割れている事に気付いて,
そして.....
もう戻れない籠の夜露に,
意識,を,埋めようと決めた.
262 ：ラストステップ／クリス・ペダル：2012/06/24(日) 02:20:16.98 ID:2/96/1J5
弓が撓る。空気たちに触れて、
来るのは在りもしなかった音色。
猫は眠る。骨の上ではどんな、
宇宙を抱いているのか知らない。
（それから。の、ことを。書いてみて？）
まばゆく輝く寂れた廃墟を。25の、
選ばれた星に、移住させよう。
クレープ、も・・・。
闇を穿つ。酸素たちを棄てて、
行きたかったのは未知数の場所。
猫と走る。骨の下からはまだ、
宇宙に酔うシャトルが見えていた。
（そこまで。の、ことを。読んでみて？）
鮮やかに舞う無色の廃墟を。25の、
選ばれた星に、移住させよう。
ドロップ、も・・・。
来るのは在りもしなかった音色。
猫は眠る。骨の上ではどんな、
宇宙を抱いているのか知らない。
（それから。の、ことを。書いてみて？）
まばゆく輝く寂れた廃墟を。25の、
選ばれた星に、移住させよう。
クレープ、も・・・。
闇を穿つ。酸素たちを棄てて、
行きたかったのは未知数の場所。
猫と走る。骨の下からはまだ、
宇宙に酔うシャトルが見えていた。
（そこまで。の、ことを。読んでみて？）
鮮やかに舞う無色の廃墟を。25の、
選ばれた星に、移住させよう。
ドロップ、も・・・。
263 ：ラストステップ／TTTTTTTSTTT：2012/06/24(日) 02:23:47.72 ID:2/96/1J5
帆の無い船は走らない。と。
いつか誰かが言っていた事を、
カプセルの中で思い出した、
「栗鼠はクルミを齧りながら、
しっぽでギター・Ｋを弾く！」
腕に走る傷。額に張り付く傷。
死ぬまで、消さないでいたい。
あたしの、大切な、記憶たち。
燃えゆく旗を助けたい。と。
ひとり泣いていた少女の事を、
カプセル自身が思い出した、
「栗鼠はミルクを啜りながら、
しっぽでベース・Ｆを弾く！」
指を伝う傷。背中を切り裂く傷。
死ぬまで、消さないでいてね。
あなたの、大切な、記憶たち。
いつか誰かが言っていた事を、
カプセルの中で思い出した、
「栗鼠はクルミを齧りながら、
しっぽでギター・Ｋを弾く！」
腕に走る傷。額に張り付く傷。
死ぬまで、消さないでいたい。
あたしの、大切な、記憶たち。
燃えゆく旗を助けたい。と。
ひとり泣いていた少女の事を、
カプセル自身が思い出した、
「栗鼠はミルクを啜りながら、
しっぽでベース・Ｆを弾く！」
指を伝う傷。背中を切り裂く傷。
死ぬまで、消さないでいてね。
あなたの、大切な、記憶たち。
264 ：ラストステップ／Ourthrottle.α2：2012/06/25(月) 04:50:29.24 ID:rsEw0Ckk
ひとつのからだに頭がみっつ。
奇形種の猫と手を取り合って、
誰も見たことのない世界へ！
無限のツメで切り裂いた空に、
---息も出来ない、虹の模型を。見る。
熔かされたあと、打ち付けられた、
あたしの翼はとても醜いの。
（跳べるのでしょう？それでも。
こんなに素敵なことはないのさ。）
ふたつのしっぽに瞳がむっつ。
奇形種の猫と火を抱いたまま、
誰も見たことのない世界へ！
無数のドアを蹴破った先に、
---声も出せない、虹の図形を。見る。
削られたあと、まだ治らない、
あたしの踵はとても醜いの。
（走れるのでしょう？それでも。
こんなに素敵なことはないのさ。）
奇形種の猫と手を取り合って、
誰も見たことのない世界へ！
無限のツメで切り裂いた空に、
---息も出来ない、虹の模型を。見る。
熔かされたあと、打ち付けられた、
あたしの翼はとても醜いの。
（跳べるのでしょう？それでも。
こんなに素敵なことはないのさ。）
ふたつのしっぽに瞳がむっつ。
奇形種の猫と火を抱いたまま、
誰も見たことのない世界へ！
無数のドアを蹴破った先に、
---声も出せない、虹の図形を。見る。
削られたあと、まだ治らない、
あたしの踵はとても醜いの。
（走れるのでしょう？それでも。
こんなに素敵なことはないのさ。）
265 ：ラストステップ／9982×1008：2012/06/26(火) 08:15:32.56 ID:SAO9vgB5
お兄様。お姉様に手を出さないで。
お兄様。お母様に手を上げないで。
お兄様。お父様に嘘を吐かないで。
（お兄様。私。私が受け止めるから、）
ペンタグラムの中心に居る、
喉を縫われたお姫さま。
ガソリンを浴びてマッチを持って、
何も出来ずに泣いているだけ・・・。
お兄様。お婆様の手を折らないで。
お兄様。お爺様の目を撃たないで。
お兄様。世界中の死を願わないで。
（お兄様。私。私が受け止めるから、）
ペンタグラムの外側に居る、
惡意に満ちた王子さま。
ガソリンを飲んでマッチを投げて、
私を見ながら笑っているだけ・・・。
お兄様。お母様に手を上げないで。
お兄様。お父様に嘘を吐かないで。
（お兄様。私。私が受け止めるから、）
ペンタグラムの中心に居る、
喉を縫われたお姫さま。
ガソリンを浴びてマッチを持って、
何も出来ずに泣いているだけ・・・。
お兄様。お婆様の手を折らないで。
お兄様。お爺様の目を撃たないで。
お兄様。世界中の死を願わないで。
（お兄様。私。私が受け止めるから、）
ペンタグラムの外側に居る、
惡意に満ちた王子さま。
ガソリンを飲んでマッチを投げて、
私を見ながら笑っているだけ・・・。
266 ：ラストステップ／96／熱暴走：2012/06/26(火) 08:17:49.55 ID:SAO9vgB5
水溜まりに浮く火鉢の中に、
落としてしまった指を。
一人でも撫でてくれるなら、
もう少しだけ生きていられる、
（その夢は、もう、無いというのに。）
六匹の蜂の死骸に不思議な砂を
六匹の蜂の死骸に燃えない紙を
六匹の蜂の死骸に凍える鬼火を
六匹の蜂の死骸にあたしの命を
水溜まりを飲む不幸な夜に、
亡くしてしまった右手。
幻肢さえ撫でてくれるとき、
どれだけでも生きていられる、
（その夢は、まだ、在るはずだから。）
六匹の蜂の子供に不可視の針を
六匹の蜂の子供に溶けない雪を
六匹の蜂の子供に爆ぜる琥珀を
六匹の蜂の子供にあたしの涙を
落としてしまった指を。
一人でも撫でてくれるなら、
もう少しだけ生きていられる、
（その夢は、もう、無いというのに。）
六匹の蜂の死骸に不思議な砂を
六匹の蜂の死骸に燃えない紙を
六匹の蜂の死骸に凍える鬼火を
六匹の蜂の死骸にあたしの命を
水溜まりを飲む不幸な夜に、
亡くしてしまった右手。
幻肢さえ撫でてくれるとき、
どれだけでも生きていられる、
（その夢は、まだ、在るはずだから。）
六匹の蜂の子供に不可視の針を
六匹の蜂の子供に溶けない雪を
六匹の蜂の子供に爆ぜる琥珀を
六匹の蜂の子供にあたしの涙を
267 ：ラストステップ／Mymoonball.K2：2012/06/27(水) 03:42:37.56 ID:H6YlzvNk
宝石を乗せたディスクたちを、
私の星の部屋に飾るとしたら、
記憶のつゆ。・・・真夜中に、
得体の知れないものが居ても。
《呼吸をするわ。思いきり！ね。》
ねじれた筒の道を戻ってきた、
取り返せないはずの【時間】。
一夜だけ眠らずに済むのなら、
アルバムを探す旅に行きたい。
舌の海に浮かべたガムの味が、
私の星の部屋に拡がっていく。
記憶のつゆ。・・・この胸に、
得体の知れないものを抱いて。
《呼吸をするわ。思いきり！ね。》
見えない筈の坂を戻ってきた、
取り戻せないはずの【過去】。
少しずつ体を起こしましょう、
アルバムを探す旅の終わりに。
私の星の部屋に飾るとしたら、
記憶のつゆ。・・・真夜中に、
得体の知れないものが居ても。
《呼吸をするわ。思いきり！ね。》
ねじれた筒の道を戻ってきた、
取り返せないはずの【時間】。
一夜だけ眠らずに済むのなら、
アルバムを探す旅に行きたい。
舌の海に浮かべたガムの味が、
私の星の部屋に拡がっていく。
記憶のつゆ。・・・この胸に、
得体の知れないものを抱いて。
《呼吸をするわ。思いきり！ね。》
見えない筈の坂を戻ってきた、
取り戻せないはずの【過去】。
少しずつ体を起こしましょう、
アルバムを探す旅の終わりに。
268 ：ラストステップ／トルエンの塔：2012/06/28(木) 09:34:42.13 ID:fL+C/ekg
眠る時も捨てて求めたのは、
美しい、周波数。
エベレストの膜の向こうに、
そんな幻想を見て。
（神さま。の、後ろ姿だけ・・・。）
二度と目覚めなかった魂へ。
私が、何もかもを知らずに、
祈れるとしたら。架空の火、
を。溶けた翼に燈したかった、
命と交換に手に入れたのは、
煌めいた、周波数。
ブリザードの槍のかなたに、
そんな幻想を見て。
（神さま。が、零す雫さえ・・・。）
二度と目覚めなかった魂へ。
全てが、螺旋に消えたあと、
もし叶うのなら。この両手、
で。凍る瞳を抱きしめさせて、
美しい、周波数。
エベレストの膜の向こうに、
そんな幻想を見て。
（神さま。の、後ろ姿だけ・・・。）
二度と目覚めなかった魂へ。
私が、何もかもを知らずに、
祈れるとしたら。架空の火、
を。溶けた翼に燈したかった、
命と交換に手に入れたのは、
煌めいた、周波数。
ブリザードの槍のかなたに、
そんな幻想を見て。
（神さま。が、零す雫さえ・・・。）
二度と目覚めなかった魂へ。
全てが、螺旋に消えたあと、
もし叶うのなら。この両手、
で。凍る瞳を抱きしめさせて、
世界で一人,しか,知らない,
世界に一枚,しか,なかった,
......カード......
火を付けても水に漬けても,
自分の姿,を,記憶している,
......ドリス......
鳴いて,飛ぶ竜の子たちと,
柔らかい,夢の瓶へと注ぐ,
......スープ......
そうして,本を閉じたあと,
貴女が,灯の下で揺らした,
......プリン......
【筆を走らせて,夜に凭れる.】
【淡く滲んだ,視界が好きで.】
【私は今宵も,本を開くのよ.】
世界に一枚,しか,なかった,
......カード......
火を付けても水に漬けても,
自分の姿,を,記憶している,
......ドリス......
鳴いて,飛ぶ竜の子たちと,
柔らかい,夢の瓶へと注ぐ,
......スープ......
そうして,本を閉じたあと,
貴女が,灯の下で揺らした,
......プリン......
【筆を走らせて,夜に凭れる.】
【淡く滲んだ,視界が好きで.】
【私は今宵も,本を開くのよ.】
270 ：ラストステップ／マドリガル／91：2012/06/29(金) 12:26:51.23 ID:680WRYh9
一歩、足を前に進めるたびに、
ゴムの地面に埋まっていく。
体のすべてがそうなる前に、
意識のある海に辿り着きたい。
そして最後は、水に、シールを、
風。は、どんどん強くなって、
それに反応するように、色が、
世界をゆっくりと染め始める。
・・・グリッチを聴きながら。
少し、痛む足を止めるだけで、
ゴムの地面に埋まっていく。
心のすべてが消え去る前に、
異世界の花を墓標にしたい。
やっと終わりに、水が、シールを、
波。は、どんどん高くなって、
それと呼応するように、炎が、
世界にゆっくりと燈り始める。
・・・グリッチを聴きながら。
ゴムの地面に埋まっていく。
体のすべてがそうなる前に、
意識のある海に辿り着きたい。
そして最後は、水に、シールを、
風。は、どんどん強くなって、
それに反応するように、色が、
世界をゆっくりと染め始める。
・・・グリッチを聴きながら。
少し、痛む足を止めるだけで、
ゴムの地面に埋まっていく。
心のすべてが消え去る前に、
異世界の花を墓標にしたい。
やっと終わりに、水が、シールを、
波。は、どんどん高くなって、
それと呼応するように、炎が、
世界にゆっくりと燈り始める。
・・・グリッチを聴きながら。
きみがせかいだときづいたひから
むねのだいちはまわりはじめた
せつないそらにうかべていたのさ
かげろうみたいなふたりのすがたを
うーうー
いつもーうーうー
ぼくがーほしいのはー
やさーしいうそーじゃなーくてー
むねのだいちはまわりはじめた
せつないそらにうかべていたのさ
かげろうみたいなふたりのすがたを
うーうー
いつもーうーうー
ぼくがーほしいのはー
やさーしいうそーじゃなーくてー
>>271
ありがとうございます。
少しでも気に入って頂ければ、
すごく嬉しいです。
「居る」の部分については、シンプルに、
音や色がそこに「居る」イメージでした。
ただ、仰られた様に読み手様の想像を膨らませるためには、
案外「いる」という表現が一番よかったのかもしれません・・・。
何れにしても貴方様のおかげで、
想像の幅が拡がった気がします。
本当にありがとうございました。
>>272
ありがとうございます。
ありがとうございます。
少しでも気に入って頂ければ、
すごく嬉しいです。
「居る」の部分については、シンプルに、
音や色がそこに「居る」イメージでした。
ただ、仰られた様に読み手様の想像を膨らませるためには、
案外「いる」という表現が一番よかったのかもしれません・・・。
何れにしても貴方様のおかげで、
想像の幅が拡がった気がします。
本当にありがとうございました。
>>272
ありがとうございます。
274 ：ラストステップ／.2-0!+55,&.May：2012/06/30(土) 12:59:44.14 ID:/g8cofp3
夜光虫が運ぶストローの先、
一切揺れない四次元の蜜に、
引っ掛かっている。夜。
咳をする神さまの社で、それを、
だれかと二人っきりで見ていた・・・、
逆光があの子の。顔の貌を、黒く、
消してしまったから。見えない・・・、
夜光虫が集るオーロラの先、
誰も知らない三次元の夜に、
流れ続けている。蜜。
咳をする姫さまの瞳は、それを、
だれかと二人っきりで見ていた・・・、
太陽が潰れてやっと貴女の、黒く、
姚しい顔が。見えてくる・・・、
一切揺れない四次元の蜜に、
引っ掛かっている。夜。
咳をする神さまの社で、それを、
だれかと二人っきりで見ていた・・・、
逆光があの子の。顔の貌を、黒く、
消してしまったから。見えない・・・、
夜光虫が集るオーロラの先、
誰も知らない三次元の夜に、
流れ続けている。蜜。
咳をする姫さまの瞳は、それを、
だれかと二人っきりで見ていた・・・、
太陽が潰れてやっと貴女の、黒く、
姚しい顔が。見えてくる・・・、
275 ：ラストステップ／0×0／不核：2012/06/30(土) 13:03:04.94 ID:/g8cofp3
人形はモニターが怖くて、
ずっと箱の中に居たのに。
壊れないはずの箱なのに。
跡形もなく吹き飛ばされた。
---身を護る物。は、もう、無い、
引き裂かれたクッション。夜。
月が、二重に、見えているわ、
明日。目を。覚ます事さえも、
出来ないかもしれないけれど、
先生からキャンディを貰って、
ずっとその中に居たいのに。
崩れないはずの日々なのに。
破片も残さず消し飛ばされた、
---過去の雪。は、もう、死んで、
切り裂かれたパレット。闇。
空は、真っ暗、素敵なゆめ、
明日。には。笑う事さえも、
忘れてしまうでしょうけれど、
ずっと箱の中に居たのに。
壊れないはずの箱なのに。
跡形もなく吹き飛ばされた。
---身を護る物。は、もう、無い、
引き裂かれたクッション。夜。
月が、二重に、見えているわ、
明日。目を。覚ます事さえも、
出来ないかもしれないけれど、
先生からキャンディを貰って、
ずっとその中に居たいのに。
崩れないはずの日々なのに。
破片も残さず消し飛ばされた、
---過去の雪。は、もう、死んで、
切り裂かれたパレット。闇。
空は、真っ暗、素敵なゆめ、
明日。には。笑う事さえも、
忘れてしまうでしょうけれど、
276 ：ラストステップ／メダル・ワールド：2012/07/01(日) 11:37:52.25 ID:nv6rEcli
せっかく並べたドミノの列に、
接着剤をぶち撒けましょう？
最初の一枚、を、倒しても、
なーんにも起こらない、って。
ああ、このほっぺた、ましゅまろ。
積み上げてきた全ての事を、
ぜーんぶ無駄にする、楽しさ！
わたしたちはお腹を抱えて。
灯が消えてもまだ笑ってる、
せっかく並べた巨大パズルを、
手榴弾で撃ち砕きましょう？
壊れた破片、を、拾っては、
なーんにも分からない、って。
ああ、このほっぺた、おもち。
創り出してきた全ての物を、
みーんな廃棄する、楽しさ！
これだけの数の天体の雨に。
体を濡らしてまだ笑ってる、
接着剤をぶち撒けましょう？
最初の一枚、を、倒しても、
なーんにも起こらない、って。
ああ、このほっぺた、ましゅまろ。
積み上げてきた全ての事を、
ぜーんぶ無駄にする、楽しさ！
わたしたちはお腹を抱えて。
灯が消えてもまだ笑ってる、
せっかく並べた巨大パズルを、
手榴弾で撃ち砕きましょう？
壊れた破片、を、拾っては、
なーんにも分からない、って。
ああ、このほっぺた、おもち。
創り出してきた全ての物を、
みーんな廃棄する、楽しさ！
これだけの数の天体の雨に。
体を濡らしてまだ笑ってる、
詞じゃないな
一通り見たがひとつもないとは恐れいった
一通り見たがひとつもないとは恐れいった
>>277
ありがとうございます。
その通りだと思います。
大変申し訳ありません。
ですが私は本当にこのような、
内容の物しか書けないのです・・・。
また、所詮は素人の作品群ですが、
折角、作って頂いた場所ですから、
最低、ここを使い終わる位までは、
私は、続けて行きたいと思うので、
何卒、よろしくお願いいたします・・・。
ありがとうございます。
その通りだと思います。
大変申し訳ありません。
ですが私は本当にこのような、
内容の物しか書けないのです・・・。
また、所詮は素人の作品群ですが、
折角、作って頂いた場所ですから、
最低、ここを使い終わる位までは、
私は、続けて行きたいと思うので、
何卒、よろしくお願いいたします・・・。
>>278
いやいや、謝ることはない
キツイ書き方したけど、「私はこういう書き方しかできない」じゃなくて
自分を省みて改善しなきゃ言葉の無駄使いで終わってしまう
へり下っているように見せても、結果的にただ書き連ねているだけだから何にも向上しない
自分自身のポリシーが、自分自身の成長や可能性を阻害しているのではないか
言い逃れはやめたほうがいい
自分のためにならん
いやいや、謝ることはない
キツイ書き方したけど、「私はこういう書き方しかできない」じゃなくて
自分を省みて改善しなきゃ言葉の無駄使いで終わってしまう
へり下っているように見せても、結果的にただ書き連ねているだけだから何にも向上しない
自分自身のポリシーが、自分自身の成長や可能性を阻害しているのではないか
言い逃れはやめたほうがいい
自分のためにならん
>>279
ありがとうございます。
私もこの作風があまりに固定化されるのは、
ちょっとどうなのかな、と思う所があって、
実際いくつかの作品では、そういう内容を、
変えたものを投稿していたつもりでしたが、
貴方様からの指摘のおかげで、この試みが、
やはり無意味であった事を再認識しました。
「こういう作品しか書けない」というのも、
本当の本音を言ったつもりだったのですが、
仰る様に単なる言い逃れなのだと思います。
これから、私はどうすれば良いのか、
少し分からなくなってしまいました・・・。
ありがとうございます。
私もこの作風があまりに固定化されるのは、
ちょっとどうなのかな、と思う所があって、
実際いくつかの作品では、そういう内容を、
変えたものを投稿していたつもりでしたが、
貴方様からの指摘のおかげで、この試みが、
やはり無意味であった事を再認識しました。
「こういう作品しか書けない」というのも、
本当の本音を言ったつもりだったのですが、
仰る様に単なる言い逃れなのだと思います。
これから、私はどうすれば良いのか、
少し分からなくなってしまいました・・・。
他人の言葉にまどわされないことじゃない？
スルーでいいと思うけどｗ
批評をしてくれる人が現れるのを待つのではなくて、曲をつけてくれる人が現れることを待つのが筋でしょ
違うの？
スルーでいいと思うけどｗ
批評をしてくれる人が現れるのを待つのではなくて、曲をつけてくれる人が現れることを待つのが筋でしょ
違うの？
そもそもコミュニケーション取る気ないみたいだし方向性悩む必要もないんじゃないの
日記帳に何書くか悩む必要なんてないでしょ
日記帳に何書くか悩む必要なんてないでしょ
>>281
ありがとうございます。
確かに最初からそうでした。
私はこのどうにもならない、
自分の、打たれ弱い人格を、
とても嫌悪しています・・・。
>>282
ありがとうございます。
ただ、私は、他者様とのコミュニケーションを、
取らないつもりでいるという訳ではありません。
出来る限りそういう事もしたいと思いますので・・・。
ありがとうございます。
確かに最初からそうでした。
私はこのどうにもならない、
自分の、打たれ弱い人格を、
とても嫌悪しています・・・。
>>282
ありがとうございます。
ただ、私は、他者様とのコミュニケーションを、
取らないつもりでいるという訳ではありません。
出来る限りそういう事もしたいと思いますので・・・。
そもそも言葉によるコミュニケーションに積極的にからむ必要なんか無いんだからさ
言葉に対して音（曲）でコミュニケートしてくれる意思のある人だけ相手にしてればいいよ
ここそはそういうスレなんだからさ
そうでない人が何を言おうが気にしない気にしない
考えすぎよｗ
言葉に対して音（曲）でコミュニケートしてくれる意思のある人だけ相手にしてればいいよ
ここそはそういうスレなんだからさ
そうでない人が何を言おうが気にしない気にしない
考えすぎよｗ
そうだね、助言にしても否定しているだけの人はスルーがいい
嫌悪だろうと感じている部分がある事は何かを与えていると思う
その部分を念頭においている器量
所詮世界は振動の中の揺らぎに過ぎない訳だし
嫌悪だろうと感じている部分がある事は何かを与えていると思う
その部分を念頭においている器量
所詮世界は振動の中の揺らぎに過ぎない訳だし
>>284-285
ありがとうございます。
私の作品を曲にして頂くこととは別に、
個別に感想だけを下さった方に対して、
それが仮に否定だけの物だったとしても、
何かお返事しないと申し訳ないと、私は、
そういうふうな気持ちでいたのですが、
この考え方がまずかったのでしょうか・・・。
>>286
ありがとうございます。
どういう形であっても、
自分の事を応援して頂けるというのは、
大変、ありがたい事だと思っています。
作品製作の方もお疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
私の作品を曲にして頂くこととは別に、
個別に感想だけを下さった方に対して、
それが仮に否定だけの物だったとしても、
何かお返事しないと申し訳ないと、私は、
そういうふうな気持ちでいたのですが、
この考え方がまずかったのでしょうか・・・。
>>286
ありがとうございます。
どういう形であっても、
自分の事を応援して頂けるというのは、
大変、ありがたい事だと思っています。
作品製作の方もお疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
頭のおかしいやつが頭のおかしいやつを呼び寄せてもはや駄サイクルとも呼べないカスみたいな集落を築き上げてるな
それはそれで幸せなのか
それはそれで幸せなのか
曲を付けてなんぼ
曲が付いてなんぼ
それ以外のことはどうでもいいんじゃね？
LSさんは、ただひたすら黙々と詞を投下することだけしてりゃーいいと思うよ
下らないレスにいちいち反応する必要無し
>>286
素晴らしい。聴いてないけど
曲が付いてなんぼ
それ以外のことはどうでもいいんじゃね？
LSさんは、ただひたすら黙々と詞を投下することだけしてりゃーいいと思うよ
下らないレスにいちいち反応する必要無し
>>286
素晴らしい。聴いてないけど
>>289
ありがとうございます。
本当にそれで良いのか、まだ少し迷っていますが、
とりあえずはその方向でやってみたいと思います。
ただ、個別に作品の感想を下さった方に対しては、
出来るだけ何かしらのお返事をしたいと思います。
本当に、付和雷同な態度で申し訳ありません・・・。
ありがとうございます。
本当にそれで良いのか、まだ少し迷っていますが、
とりあえずはその方向でやってみたいと思います。
ただ、個別に作品の感想を下さった方に対しては、
出来るだけ何かしらのお返事をしたいと思います。
本当に、付和雷同な態度で申し訳ありません・・・。
生ぬるい風で目が覚める
冷めた珈琲と窓の外
広がる波紋と雨音
後悔と未練を流し去る
白黒写真のような町の
嗚呼、今日の空は綺麗だな
しとしとと（降る雨を背に）
僕はなく（鳥の様に）
風に載せて（君に届ける）
この声を
出せない手紙が溜まって行く
それでも手紙を書き続け
時刻通りに出る列車で
君との距離は離れていく
冷めた珈琲と窓の外
広がる波紋と雨音
後悔と未練を流し去る
白黒写真のような町の
嗚呼、今日の空は綺麗だな
しとしとと（降る雨を背に）
僕はなく（鳥の様に）
風に載せて（君に届ける）
この声を
出せない手紙が溜まって行く
それでも手紙を書き続け
時刻通りに出る列車で
君との距離は離れていく
292 ：ラストステップ／撃痛：2012/07/03(火) 20:16:18.20 ID:u0x/KEjb
手遅れになる前に。神さま。
どうかその髄膜を。神さま。
本物のサファイアを噛み砕き、
偽物のガラス玉を磨いていた。
惡夢を消去するリング。もし、
そういう道具があるとしたら。
手遅れを嗤う、神さまを。
災害を混ぜる、神さまを。
5............1.
磁獄に叩き落としてやる、！
世界を舐め切った神さま、！
いつまでも、いつまでも、！
貴女の夢に、許可されず、！
果てて逝った子のために、！
私の蝋燭、が、消えても、！
どうかその髄膜を。神さま。
本物のサファイアを噛み砕き、
偽物のガラス玉を磨いていた。
惡夢を消去するリング。もし、
そういう道具があるとしたら。
手遅れを嗤う、神さまを。
災害を混ぜる、神さまを。
5............1.
磁獄に叩き落としてやる、！
世界を舐め切った神さま、！
いつまでも、いつまでも、！
貴女の夢に、許可されず、！
果てて逝った子のために、！
私の蝋燭、が、消えても、！
293 ：ラストステップ／2-13 Dust Y：2012/07/03(火) 20:18:08.67 ID:u0x/KEjb
殺戮の氷雪。は、優しく、
陽溜まりへと降り積もる。
レーザー・ライト・ナイフに、
この腕と指を捧げてみたい。
それが、景色に出会える条件。
だとしたら。迷う事などない、
ユプシロンの翼を持つ猫の、
奇跡の跳躍と！
そして、二度とない滑空を。
残酷な熔岩。と、狂った、
土にゆっくりと触れる。
ロスト・シンカー・ボールを、
億の箱に閉じ込めるように。
いま、景色に褒められたくて。
揺れていた。涙が飛んでいく、
スティグマの空を蹴る猫の、
奇跡の回転と！
そこに、舞い降りた風船に。
陽溜まりへと降り積もる。
レーザー・ライト・ナイフに、
この腕と指を捧げてみたい。
それが、景色に出会える条件。
だとしたら。迷う事などない、
ユプシロンの翼を持つ猫の、
奇跡の跳躍と！
そして、二度とない滑空を。
残酷な熔岩。と、狂った、
土にゆっくりと触れる。
ロスト・シンカー・ボールを、
億の箱に閉じ込めるように。
いま、景色に褒められたくて。
揺れていた。涙が飛んでいく、
スティグマの空を蹴る猫の、
奇跡の回転と！
そこに、舞い降りた風船に。
294 ：ラストステップ／遺灰の雨 七章：2012/07/04(水) 15:59:28.92 ID:fWv5Xr9I
《楽園》《憎悪》《幸福》
背中に刻まれた紋章に、
全てが吸収されていく。
点滅する赤。が、表なら、
裏側の色は青。だ、なんて。
誰も居なくなった宮廷の、
呼び鈴を鳴らし続ける子に、
私は、あまりに冷たかった。
《狂乱》《天国》《奈落》
過去を消す為の紋章が、
太陽を蹴って煌めいた。
凝縮した夢。が、真実で、
現実の傷は嘘。だ、なんて。
誰も居なくなった宮廷に、
もう一度だけ帰れるなら、
私は、あの子を抱きしめたい。
背中に刻まれた紋章に、
全てが吸収されていく。
点滅する赤。が、表なら、
裏側の色は青。だ、なんて。
誰も居なくなった宮廷の、
呼び鈴を鳴らし続ける子に、
私は、あまりに冷たかった。
《狂乱》《天国》《奈落》
過去を消す為の紋章が、
太陽を蹴って煌めいた。
凝縮した夢。が、真実で、
現実の傷は嘘。だ、なんて。
誰も居なくなった宮廷に、
もう一度だけ帰れるなら、
私は、あの子を抱きしめたい。
295 ：ラストステップ／1←？／Puzzle：2012/07/05(木) 20:15:14.91 ID:e7866GiB
（壁が地面になって、）
（地面が壁になる時、）
（薬品は転げ落ちて、）
（物質Ｎへと変わる。）
《この流砂から抜け出せない・・・》
貴女のかわいい液体の手を、
私の消えそうな気体の手に。
何かが起こる筈もないけど、
別に、それでも、いいの。
（骨が生命になって、）
（生命が骨になる時、）
（陽炎を手に入れる、）
（物質Ｎの代わりに。）
《この睡魔から逃げ出せない・・・》
蕩けてしまった液体の人と、
霧散してしまった気体の人。
何一つ変わらなかったけど、
別に、それでも、いいの。
（地面が壁になる時、）
（薬品は転げ落ちて、）
（物質Ｎへと変わる。）
《この流砂から抜け出せない・・・》
貴女のかわいい液体の手を、
私の消えそうな気体の手に。
何かが起こる筈もないけど、
別に、それでも、いいの。
（骨が生命になって、）
（生命が骨になる時、）
（陽炎を手に入れる、）
（物質Ｎの代わりに。）
《この睡魔から逃げ出せない・・・》
蕩けてしまった液体の人と、
霧散してしまった気体の人。
何一つ変わらなかったけど、
別に、それでも、いいの。
296 ：ラストステップ／線の塊／3：2012/07/05(木) 20:21:41.99 ID:e7866GiB
身体の半分、が、ベッドに、
同化したまま眠るプリズム。
・・・の、様な、あたしを、
星の滝へ突き落として。
---眠れない指を浸すとき---
衛星ブロックと同じ動きで、
歯車がいっせいに回り出す。
宇宙に飛んでいった果物を、
食べる事は出来ないけれど、
身体を半分、こ、したくて、
電気ナイフを探しに行く日。
・・・が、待ち遠しく、て、
星の滝を眺めているの。
---傷ついた指に戻るなら---
浸透ドロップを真似た涙が、
これ以上零れ落ちない為に。
宇宙が詰め込まれた円筒を、
その真下にそっと置くとき、
同化したまま眠るプリズム。
・・・の、様な、あたしを、
星の滝へ突き落として。
---眠れない指を浸すとき---
衛星ブロックと同じ動きで、
歯車がいっせいに回り出す。
宇宙に飛んでいった果物を、
食べる事は出来ないけれど、
身体を半分、こ、したくて、
電気ナイフを探しに行く日。
・・・が、待ち遠しく、て、
星の滝を眺めているの。
---傷ついた指に戻るなら---
浸透ドロップを真似た涙が、
これ以上零れ落ちない為に。
宇宙が詰め込まれた円筒を、
その真下にそっと置くとき、
297 ：ラストステップ／Lastcleaning：2012/07/06(金) 07:14:22.67 ID:esGG6+Yb
数億枚のコイン・ログで、
夜を撃ち抜く、虹を作ろう。
数億枚の羽を持つ、天使は、
鉄格子の中からそれを見る。
最初は誰だって、知らない、
虚空も、痛いのも、お菓子も。
尖った石の絨毯を！裸足で、
終点まで。呼吸さえも忘れて、
数億匹の火の壁に、凭れて、
眠くなるまでお話ししよう。
数億匹のコイン・バグが、
空を跨いで虹を浴びた日の。
世界は何ひとつ、知らない、
虚無も、痛い夢も、お菓子も。
鋭利な雪の絨毯に！倒れて、
終焉まで。笑っていられるなら、
夜を撃ち抜く、虹を作ろう。
数億枚の羽を持つ、天使は、
鉄格子の中からそれを見る。
最初は誰だって、知らない、
虚空も、痛いのも、お菓子も。
尖った石の絨毯を！裸足で、
終点まで。呼吸さえも忘れて、
数億匹の火の壁に、凭れて、
眠くなるまでお話ししよう。
数億匹のコイン・バグが、
空を跨いで虹を浴びた日の。
世界は何ひとつ、知らない、
虚無も、痛い夢も、お菓子も。
鋭利な雪の絨毯に！倒れて、
終焉まで。笑っていられるなら、
298 ：ラストステップ／Resunamu Dein：2012/07/07(土) 04:15:45.22 ID:hLVd7C7S
あなたという夜の騎士が、
誰にも知られないようにと、
隠している真紅の傷痕を。
あたしが、治して、あげる。
（リーダー。空はもうあんな遠くに。）
キャラメル色の突起物。が、
点在するブロック「Ｄ」へ！
何もないところから作った、
可動しない骨を手に持って。
あたしという夜の魔女が、
とてもきれいな硝子の箱、に、
隠している電磁波の杖を。
あなたに、見つけて、欲しい。
（リーダー。いくつもの星を弾いて。）
ファランクスと生命体。が、
棲息するワールド「Ｓ」へ！
泣き虫な妖精たちがくれた、
起動しない羽だけで飛べる。
誰にも知られないようにと、
隠している真紅の傷痕を。
あたしが、治して、あげる。
（リーダー。空はもうあんな遠くに。）
キャラメル色の突起物。が、
点在するブロック「Ｄ」へ！
何もないところから作った、
可動しない骨を手に持って。
あたしという夜の魔女が、
とてもきれいな硝子の箱、に、
隠している電磁波の杖を。
あなたに、見つけて、欲しい。
（リーダー。いくつもの星を弾いて。）
ファランクスと生命体。が、
棲息するワールド「Ｓ」へ！
泣き虫な妖精たちがくれた、
起動しない羽だけで飛べる。
299 ：ラストステップ／最弱の塔：2012/07/08(日) 07:12:56.19 ID:COtMqgZN
風の日にクラスターを。
雪の日にクレイモアを。
雨の日にホローポイントを。
嵐の碑にナパームを。
水の碑にパラベラムを。
雷の碑にスラッグを。
何もない日に二人で写真を。
何もない日に貴方と写真を。
そして、
凪にしか飴玉を飲み込めない、
かわいそうな幽霊たちへと、
私は。祈る。壁を背にして。
凪にしか震えを止められない、
かわいそうな人間たちへと、
私は。願う。笑えるように。
雪の日にクレイモアを。
雨の日にホローポイントを。
嵐の碑にナパームを。
水の碑にパラベラムを。
雷の碑にスラッグを。
何もない日に二人で写真を。
何もない日に貴方と写真を。
そして、
凪にしか飴玉を飲み込めない、
かわいそうな幽霊たちへと、
私は。祈る。壁を背にして。
凪にしか震えを止められない、
かわいそうな人間たちへと、
私は。願う。笑えるように。
300 ：ラストステップ／∞a∞x∞t∞：2012/07/08(日) 07:14:46.42 ID:COtMqgZN
.....見えない,小さすぎて,
踏み潰されたかどうかさえ.
夜行塗料,を,振り撒いていく.
これ以上近付かないように.
エルビウムに突き刺さった,
あまりに小さな,神槍.
流失する渓谷に立つとき,
パラシュートは無い,命綱も,
この体は,その闇の淵で.
.....取れない,細かすぎて,
刺し違えたまま眠る針.
夜行塗料,に,躱していたのに,
光の蝿が集まってくる.....
テーナイトを含んだ風を,
取り込み,巻き込む神槍.
消失する雪山に立つとき,
酸素マスクは無い,アイゼンも,
この体を,その闇の中に.
踏み潰されたかどうかさえ.
夜行塗料,を,振り撒いていく.
これ以上近付かないように.
エルビウムに突き刺さった,
あまりに小さな,神槍.
流失する渓谷に立つとき,
パラシュートは無い,命綱も,
この体は,その闇の淵で.
.....取れない,細かすぎて,
刺し違えたまま眠る針.
夜行塗料,に,躱していたのに,
光の蝿が集まってくる.....
テーナイトを含んだ風を,
取り込み,巻き込む神槍.
消失する雪山に立つとき,
酸素マスクは無い,アイゼンも,
この体を,その闇の中に.
チャンスを逃してしまったみたいだね
302 ：ラストステップ／Creamwallpad：2012/07/09(月) 04:53:29.49 ID:9YO/Ok0c
骨とあたしはこれから、
壊れる筈の道路を見ている。
名前も知らない宝石は、
その裂け目に眠っているわ。
---滑っていくボールが
---賑わす星灯りの街
赤い宇宙に、涙はいらない。
風を邪魔する真っ赤な髪が、
スペードの刃で切り刻まれて、
骨とあたしはいつから、
崩れたままの空間にいたの？
名前なんてない宝石が、
もう手の届く場所にあるわ。
---小さなサイクロンと
---遊んだ星灯りの街
水のドアの、鍵を食べたら。
殻を砕いたスペードの火が、
あたしの全てに雫を垂らして、
壊れる筈の道路を見ている。
名前も知らない宝石は、
その裂け目に眠っているわ。
---滑っていくボールが
---賑わす星灯りの街
赤い宇宙に、涙はいらない。
風を邪魔する真っ赤な髪が、
スペードの刃で切り刻まれて、
骨とあたしはいつから、
崩れたままの空間にいたの？
名前なんてない宝石が、
もう手の届く場所にあるわ。
---小さなサイクロンと
---遊んだ星灯りの街
水のドアの、鍵を食べたら。
殻を砕いたスペードの火が、
あたしの全てに雫を垂らして、
いつもありがとうございます。
大変申し訳ない事なのですが、
少し、体調を崩してしまいました。
なので、
しばらくの間は投稿ペースが、
遅くなってしまうかもしれません。
大変申し訳ありません・・・。
大変申し訳ない事なのですが、
少し、体調を崩してしまいました。
なので、
しばらくの間は投稿ペースが、
遅くなってしまうかもしれません。
大変申し訳ありません・・・。
LSさん、ご無理なさらずゆっくりされてくださいねー
今まで頑張りすぎた分、休んで元気になってください
今まで頑張りすぎた分、休んで元気になってください
>>304
ありがとうございます。
お返事が遅れてしまい、
大変申し訳ありません。
その様な言葉を言って頂いて、
すごく嬉しかったです。
おかげ様で体調の方も、大分、
回復して来ましたので、
投稿を再開したいと思います。
また、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
お返事が遅れてしまい、
大変申し訳ありません。
その様な言葉を言って頂いて、
すごく嬉しかったです。
おかげ様で体調の方も、大分、
回復して来ましたので、
投稿を再開したいと思います。
また、よろしくお願いします。
306 ：ラストステップ／レッド・ミルク：2012/07/11(水) 14:47:09.68 ID:l1NtE4Fd
音。の、見えない世界と、
光。を、聴けない世界なら、
ナヴィはどちらを選ぶかしら？
私には分からない。
コインで決めるのは邪道だもの、
考えて。考えている間に、
時計がどんどん崩れていく。
・・・ナヴィ。貴女に、会いたい。
水。が、跳ねない未来と、
炎。を、産めない未来なら、
ナヴィはどちらを選ぶかしら？
誰にも知られないで。
二人で決めるのが好きだもの、
包まって。包まっている時に、
ドアが静かに開いた気がした。
・・・ナヴィ。貴女に、会いたい。
光。を、聴けない世界なら、
ナヴィはどちらを選ぶかしら？
私には分からない。
コインで決めるのは邪道だもの、
考えて。考えている間に、
時計がどんどん崩れていく。
・・・ナヴィ。貴女に、会いたい。
水。が、跳ねない未来と、
炎。を、産めない未来なら、
ナヴィはどちらを選ぶかしら？
誰にも知られないで。
二人で決めるのが好きだもの、
包まって。包まっている時に、
ドアが静かに開いた気がした。
・・・ナヴィ。貴女に、会いたい。
307 ：ラストステップ／ブルー・ミルク：2012/07/11(水) 14:50:10.43 ID:l1NtE4Fd
無限に跳ね続けたコイルが、
三度目の夜を迎える、とき。
擦った様な傷を持つピンは、
水浸しのポケットの、なか。
空腹を満たしに行きましょう。
怖い風船に乗れる、魔力の靴。
それを履いても。大丈夫って、
貴女が言ってくれなかったら、
私は。まだ、震えていたのよ。
隙間へ逃げ込んだウィルスと、
初めての冬を迎える、とき。
残り少ないお菓子のデータを、
空っぽのグラスから、出して。
喉を潤しに行きましょう。
氷のお城を溶かす、魔法の砂。
それが無くても。大丈夫って、
貴女が待ってくれていたから、
私は。いま、歩けているのよ。
三度目の夜を迎える、とき。
擦った様な傷を持つピンは、
水浸しのポケットの、なか。
空腹を満たしに行きましょう。
怖い風船に乗れる、魔力の靴。
それを履いても。大丈夫って、
貴女が言ってくれなかったら、
私は。まだ、震えていたのよ。
隙間へ逃げ込んだウィルスと、
初めての冬を迎える、とき。
残り少ないお菓子のデータを、
空っぽのグラスから、出して。
喉を潤しに行きましょう。
氷のお城を溶かす、魔法の砂。
それが無くても。大丈夫って、
貴女が待ってくれていたから、
私は。いま、歩けているのよ。
間一日っておかしいだろｗｗｗ 最低でも一週間くらいはいなくなるもんかとｗｗｗ
なんで報告したんだよｗｗｗ
かまってちゃんかよｗｗｗ
なんで報告したんだよｗｗｗ
かまってちゃんかよｗｗｗ
ほっとけ、どうせ頭と心の病だろう。
便所の落書きでアーティストごっこするのが趣味なんだから。
ここはそういうスレなんだよ。
便所の落書きでアーティストごっこするのが趣味なんだから。
ここはそういうスレなんだよ。
310 ：ラストステップ／13,B5,9012：2012/07/12(木) 01:56:28.18 ID:DXZDFZ8d
あたし。の、頭の上で眠る、
満腹の猫。揺り起こさずに、
ブロックの上を歩いて行く、
それはとっても遅いけれど。
鏡面に揺れる（月）の様に。
たまに、あくびなんかして、
あたしの苦労も知らないで。
だけど楽しくて仕方ないの、
同じ夢を見ているんだから！
あたし。の、頭の上で遊ぶ、
影色の猫。羽根は無いから、
スロープの上を渡って行く、
だれかの夢に辿り着くまで。
月面に刺さる（鏡）を餌に。
たまに、ジャンプなんかして、
あたしに見せてもくれないで。
だけど嬉しくて仕方ないの、
確かにここにいるんだから！
満腹の猫。揺り起こさずに、
ブロックの上を歩いて行く、
それはとっても遅いけれど。
鏡面に揺れる（月）の様に。
たまに、あくびなんかして、
あたしの苦労も知らないで。
だけど楽しくて仕方ないの、
同じ夢を見ているんだから！
あたし。の、頭の上で遊ぶ、
影色の猫。羽根は無いから、
スロープの上を渡って行く、
だれかの夢に辿り着くまで。
月面に刺さる（鏡）を餌に。
たまに、ジャンプなんかして、
あたしに見せてもくれないで。
だけど嬉しくて仕方ないの、
確かにここにいるんだから！
ナンバーワンヒットになるような歌詞期待。
312 ：ラストステップ／ハッピーエンド：2012/07/13(金) 10:04:24.03 ID:nh/Wbnlb
切断された,首から.
切断された,腕から.
切断された,足から.
水の様に綿が零れる人形へ.
I Kill my red sample.....
I Kill your red scum.....
ゴミを主成分とする人たちは,
少女の死に物狂いの治療を,
笑いながら,誰も助けない.
貫通した,眼球から.
貫通した,喉笛から.
貫通した,肋骨から.
泥の様に綿が爆ぜる人形へ.
I hope my red sample.....
I hope your red room.....
ガスを主成分とする星たちは,
眠ったままの少女の死体を,
抱けなくても,誰も笑わない.
切断された,腕から.
切断された,足から.
水の様に綿が零れる人形へ.
I Kill my red sample.....
I Kill your red scum.....
ゴミを主成分とする人たちは,
少女の死に物狂いの治療を,
笑いながら,誰も助けない.
貫通した,眼球から.
貫通した,喉笛から.
貫通した,肋骨から.
泥の様に綿が爆ぜる人形へ.
I hope my red sample.....
I hope your red room.....
ガスを主成分とする星たちは,
眠ったままの少女の死体を,
抱けなくても,誰も笑わない.
313 ：ラストステップ／液体酸素／0：2012/07/13(金) 10:06:01.70 ID:nh/Wbnlb
（190億匹の、兎たち、は、
みんな違う色をしている。）
無言で、夜道を、跳ねて、跳ねて、
跳ねて、跳ねて、跳ねて、跳ねて。
白と黒だけがゆれゆく視界に！
190億粒の色が流れる。夢に、
あるはずの痛みがないなら。
どこまでだって追いかけて、
最後は。溺れていたい。
（190億本の、光たち、と、
迷路の中で迷ったみたい。）
無限の、世界で、泣いて、泣いて、
泣いて、泣いて、泣いて、泣いて。
白と黒だけがたゆとう未来に！
190億滴の色が零れる。1つ、
はしゃぎ回る椅子に座って。
グランドピアノを弾いた後、
最初に。戻っていたい。
みんな違う色をしている。）
無言で、夜道を、跳ねて、跳ねて、
跳ねて、跳ねて、跳ねて、跳ねて。
白と黒だけがゆれゆく視界に！
190億粒の色が流れる。夢に、
あるはずの痛みがないなら。
どこまでだって追いかけて、
最後は。溺れていたい。
（190億本の、光たち、と、
迷路の中で迷ったみたい。）
無限の、世界で、泣いて、泣いて、
泣いて、泣いて、泣いて、泣いて。
白と黒だけがたゆとう未来に！
190億滴の色が零れる。1つ、
はしゃぎ回る椅子に座って。
グランドピアノを弾いた後、
最初に。戻っていたい。
314 ：ラストステップ／取り残された者達：2012/07/14(土) 05:26:22.40 ID:NX+v0KrB
ループする部屋の線路から、
抜け出すには。まくらを、
ふかふかのやつに替えないと。
だってこんなに。涙の破片が、
（冷気に取り囲まれて、嬉しかった。）
右目だけ夢から覚めて、
左目は、まだひずみの中。ああ、
文字にできない《不可思議》が、
あたしを、成長させてゆく。
リンクした螺旋にいつでも、
行けるように。メロンを、
ばらばらに切って置かないと。
だってずうっと。星の残光が、
（冷気を取り込んだら、抜け出せるよ。）
右目だけ夢が見えていて、
左目を、ずっと呼んでいた。その、
言葉のいらない《不可思議》が、
あたしを、成長させてゆく。
抜け出すには。まくらを、
ふかふかのやつに替えないと。
だってこんなに。涙の破片が、
（冷気に取り囲まれて、嬉しかった。）
右目だけ夢から覚めて、
左目は、まだひずみの中。ああ、
文字にできない《不可思議》が、
あたしを、成長させてゆく。
リンクした螺旋にいつでも、
行けるように。メロンを、
ばらばらに切って置かないと。
だってずうっと。星の残光が、
（冷気を取り込んだら、抜け出せるよ。）
右目だけ夢が見えていて、
左目を、ずっと呼んでいた。その、
言葉のいらない《不可思議》が、
あたしを、成長させてゆく。
315 ：ラストステップ／三角輪大灯台SSEM：2012/07/15(日) 06:35:29.53 ID:yU/y5vc5
巨大な飛行球体が綺麗で、
ずっと眺めている。心を。
見たこともないパターンで、
光り続ける空に奪われたら、
・・・超高速で夜を飲む！
意識を手放した、そのあと、
頭の奥底に浮かんできた物。
不安で蕩けそうなはずなのに、
あたしのために笑ってくれた。
無数の回転遊具に交ざって、
ずっと探している。両手で。
ふたつと無いシルエットを、
作り続ける空が盗んだとき、
・・・超高速の猫に逢う！
夢を取り返して、それから、
頭の奥底に浮かんできた人。
銀盤に溶けるはずだったのに、
あたしが泣くまで待ってくれた。
ずっと眺めている。心を。
見たこともないパターンで、
光り続ける空に奪われたら、
・・・超高速で夜を飲む！
意識を手放した、そのあと、
頭の奥底に浮かんできた物。
不安で蕩けそうなはずなのに、
あたしのために笑ってくれた。
無数の回転遊具に交ざって、
ずっと探している。両手で。
ふたつと無いシルエットを、
作り続ける空が盗んだとき、
・・・超高速の猫に逢う！
夢を取り返して、それから、
頭の奥底に浮かんできた人。
銀盤に溶けるはずだったのに、
あたしが泣くまで待ってくれた。
316 ：ラストステップ／頭痛祭：2012/07/15(日) 06:39:01.09 ID:yU/y5vc5
心に降り注ぐ、
氷河の大群を、
愛せるのなら、
蟲も愛せる筈。
酸素は？無い、
扉に凭れた後、
一日が終わる。
霞を歩く為に、
何が出来るの？
眠りを妨げる、
亡者の涙魂が、
今宵此処へと、
流れ込む間に。
灯りは？無い、
扉の色は常に、
変化し続ける。
星へ繋ぐ光を、
誰と眺めよう？
氷河の大群を、
愛せるのなら、
蟲も愛せる筈。
酸素は？無い、
扉に凭れた後、
一日が終わる。
霞を歩く為に、
何が出来るの？
眠りを妨げる、
亡者の涙魂が、
今宵此処へと、
流れ込む間に。
灯りは？無い、
扉の色は常に、
変化し続ける。
星へ繋ぐ光を、
誰と眺めよう？
317 ：ラストステップ／晶幻双瀬界：2012/07/16(月) 08:42:27.04 ID:r65JZYDg
牡丹の茎を折る指を見て、
顔の無い子が泣いている。
消魂しい声の、雪崩から、
逃れるように隠れたまま。
【電気を通して水をあげたい・・・】
踏み荒らされた聖なる森へ、
顔の無い子と、手を繋いで、
日没を待って、侵入するの。
何の力も持ってないくせに。
蓮華の葉を破く指を見て、
顔の無い子が泣いている。
暴力の好きな、大人から、
震えることで護れるなら。
【未来に通じる水をあげたい・・・】
消し飛ばされた聖なる森で、
顔の無い子と、笑い合って、
深更に紛れる、惡を摘むの。
何の力も持ってないけれど。
顔の無い子が泣いている。
消魂しい声の、雪崩から、
逃れるように隠れたまま。
【電気を通して水をあげたい・・・】
踏み荒らされた聖なる森へ、
顔の無い子と、手を繋いで、
日没を待って、侵入するの。
何の力も持ってないくせに。
蓮華の葉を破く指を見て、
顔の無い子が泣いている。
暴力の好きな、大人から、
震えることで護れるなら。
【未来に通じる水をあげたい・・・】
消し飛ばされた聖なる森で、
顔の無い子と、笑い合って、
深更に紛れる、惡を摘むの。
何の力も持ってないけれど。
318 ：ラストステップ／Plasmapierce,S：2012/07/17(火) 12:18:09.63 ID:s5Qm2s6W
マリの日の道の水溜まり。
一日浸かっても飽きない、
滅亡前夜に産まれて来た、
傷の写らない、水溜まり。
麼莉衛琉《マリエル》へ、問う、
世界を司る水の塊が。もし、
逆さまになったとしたら？
呟く様に出した答えは・・・、
・・・ピンク色の大災害。
リエの木に刺さる星の棘。
一秒持たずに消えたあと、
また現れて、を繰り返す、
ずっと掴めない、星の棘。
麼莉衛琉《マリエル》へ、問う、
貴方を操る神経の鎖が。もし、
粉々に千切れたとしたら？
囁く様に出した答えが・・・、
・・・Ｌ字路の彼方にある。
一日浸かっても飽きない、
滅亡前夜に産まれて来た、
傷の写らない、水溜まり。
麼莉衛琉《マリエル》へ、問う、
世界を司る水の塊が。もし、
逆さまになったとしたら？
呟く様に出した答えは・・・、
・・・ピンク色の大災害。
リエの木に刺さる星の棘。
一秒持たずに消えたあと、
また現れて、を繰り返す、
ずっと掴めない、星の棘。
麼莉衛琉《マリエル》へ、問う、
貴方を操る神経の鎖が。もし、
粉々に千切れたとしたら？
囁く様に出した答えが・・・、
・・・Ｌ字路の彼方にある。
319 ：ラストステップ／ミクロヒドラ神：2012/07/17(火) 12:21:23.24 ID:s5Qm2s6W
電糸ドラムと雪の妖精は、
ホワイトアウトの檻の中。
お互い位置を知りたくて、
記憶だけで、演奏し、た。
いつか新種のステップを、
完全な新種のステップを、
闇の彼方で見つけられたら。
心から笑えそうな気が、
電糸ドラムと雪の妖精の、
ブラックアウトしていく夢。
お互い位置を見つけたら、
右腕だけで、操作し、て。
そんなステップを全種類、
完璧なステップを全種類、
杭に変えて突き刺したとき。
泪の味が分かった気が、
ホワイトアウトの檻の中。
お互い位置を知りたくて、
記憶だけで、演奏し、た。
いつか新種のステップを、
完全な新種のステップを、
闇の彼方で見つけられたら。
心から笑えそうな気が、
電糸ドラムと雪の妖精の、
ブラックアウトしていく夢。
お互い位置を見つけたら、
右腕だけで、操作し、て。
そんなステップを全種類、
完璧なステップを全種類、
杭に変えて突き刺したとき。
泪の味が分かった気が、
320 ：ラストステップ／PJMWTJDJGDDDDDⅧ：2012/07/18(水) 01:27:16.04 ID:EWt/zJHb
爆弾の神さま。ひとつ。
私には、あまり時間がありません・・・
爆弾の神さま。ひとつ。
私だけ、いつも壊れて居るのです・・・
爆弾は爆発しないまま、
泥の中へと沈んでゆく。
無意味な物体Ａと、Ｍ。
神さまの爆弾。クレア。
彼女には、すべての骨がありません・・・
神さまの爆弾。クレア。
彼女とは、一度飛んだきりなのです・・・
爆弾に微笑みを捧げて、
泥の中へと沈んでゆく。
無価値な人間Ｉと、Ｙ。
私には、あまり時間がありません・・・
爆弾の神さま。ひとつ。
私だけ、いつも壊れて居るのです・・・
爆弾は爆発しないまま、
泥の中へと沈んでゆく。
無意味な物体Ａと、Ｍ。
神さまの爆弾。クレア。
彼女には、すべての骨がありません・・・
神さまの爆弾。クレア。
彼女とは、一度飛んだきりなのです・・・
爆弾に微笑みを捧げて、
泥の中へと沈んでゆく。
無価値な人間Ｉと、Ｙ。
321 ：ラストステップ／溟林の塔：2012/07/19(木) 10:36:55.07 ID:qKgiwJuu
生きている絨毯の上で、
過去のお話をしましょう。
図鑑に無い火花から作った、
砕けない飴。を、舐めながら。
靴を脱いだら、すごく素敵！
もう少し。眠るのを我慢して、
空宙回転してみて。
曲線だらけ。の、視界の先に、
私はずっと、待っているから。
生きている絨毯に乗って、
未来の自分に会いましょう。
全て浄化してくれる街への、
隠し通路。を、探しながら。
武器を捨てたら、すごく素敵！
あと少し。休むのを我慢して、
空宙回転してみる。
水屑まみれ。の、世界の端で、
貴女はまだ、微笑んでいた。
過去のお話をしましょう。
図鑑に無い火花から作った、
砕けない飴。を、舐めながら。
靴を脱いだら、すごく素敵！
もう少し。眠るのを我慢して、
空宙回転してみて。
曲線だらけ。の、視界の先に、
私はずっと、待っているから。
生きている絨毯に乗って、
未来の自分に会いましょう。
全て浄化してくれる街への、
隠し通路。を、探しながら。
武器を捨てたら、すごく素敵！
あと少し。休むのを我慢して、
空宙回転してみる。
水屑まみれ。の、世界の端で、
貴女はまだ、微笑んでいた。
322 ：ラストステップ／頭痛祭 深夜の亭：2012/07/19(木) 10:39:03.84 ID:qKgiwJuu
鴉が眠るまで、
灯は消えない。
天馬と怪物の、
蹄に口付けを。
時刻は？まだ、
扉は夢を見る。
私と同じ惡夢。
覚醒する為に、
何が出来るの？
心を咀嚼する、
愚者の戯事が、
蟲の子達へと、
雪崩込む景色。
夜明は？まだ、
扉の奥の闇に、
怯む事は無い。
星が嘆く声を、
誰に伝えよう？
灯は消えない。
天馬と怪物の、
蹄に口付けを。
時刻は？まだ、
扉は夢を見る。
私と同じ惡夢。
覚醒する為に、
何が出来るの？
心を咀嚼する、
愚者の戯事が、
蟲の子達へと、
雪崩込む景色。
夜明は？まだ、
扉の奥の闇に、
怯む事は無い。
星が嘆く声を、
誰に伝えよう？
323 ：ラストステップ／1.1bn：2012/07/20(金) 14:16:43.94 ID:B3Fj5t3b
指先を触れ合う。ことも、
透明のままだから出来なくて、
せめて心に指輪を。って、
虚空をずっと探し続けている。
貴女の指って、風船のよう。
・・・そう、言ってくれた燭に。
眠る時には、翡翠になるの。
・・・そう、言ってくれた燭に。
背中を縫い合わす。ことも、
酷い怪我のせいで出来なくて、
いつか私の皮膜を。って、
出来るのは摩り続ける事だけ。
貴女の声って、水滴みたい。
・・・そう、言ってくれた燭に。
眠る時には、時計になるの。
・・・そう、言ってくれた燭に。
透明のままだから出来なくて、
せめて心に指輪を。って、
虚空をずっと探し続けている。
貴女の指って、風船のよう。
・・・そう、言ってくれた燭に。
眠る時には、翡翠になるの。
・・・そう、言ってくれた燭に。
背中を縫い合わす。ことも、
酷い怪我のせいで出来なくて、
いつか私の皮膜を。って、
出来るのは摩り続ける事だけ。
貴女の声って、水滴みたい。
・・・そう、言ってくれた燭に。
眠る時には、時計になるの。
・・・そう、言ってくれた燭に。
324 ：ラストステップ／頭痛祭 反魂の宴：2012/07/21(土) 11:00:06.74 ID:H6JbCSsl
碧い雪を湖に、
赫い月を鏡に。
分裂する猫と、
白昼夢を見た。
足場は？いつ、
細い糸の道が、
緩い弧を描く。
扉を運ぶ為に、
何が出来るの？
宝石を鏤めた、
雨を裂く獣が、
妖氣を纏った、
蟲に会う物語。
出口は？いつ、
扉は糸の中で、
開閉を繰返す。
星の沈没船で、
誰と過ごそう？
赫い月を鏡に。
分裂する猫と、
白昼夢を見た。
足場は？いつ、
細い糸の道が、
緩い弧を描く。
扉を運ぶ為に、
何が出来るの？
宝石を鏤めた、
雨を裂く獣が、
妖氣を纏った、
蟲に会う物語。
出口は？いつ、
扉は糸の中で、
開閉を繰返す。
星の沈没船で、
誰と過ごそう？
325 ：ラストステップ／破損した端末の塔：2012/07/21(土) 11:02:06.69 ID:H6JbCSsl
まだ此処が存在していた刻、
騒がしい閃光をかき集めて、
私たちは駆け回っていた。
それも、もう、宝箱の中に、
（スプーンの裏に写る瞳。）
逢える。のは、きっと・・・、
歪んだ向こうの世界だけ。
何度も角度を変えて、試して、
瞼。が、重くなるまで・・・。
そして此処が失くなった刻、
疲れて眠る閃光に身を委ね、
私たちは語り合っていく。
そこは、まだ、夜空の監視下、
（スプーンを銜えた蜃気楼。）
逢える。のは、きっと・・・、
澄んだ向こうの王国だけ。
何度も距離を計って、試して、
瞼。が、重くなるまで・・・。
騒がしい閃光をかき集めて、
私たちは駆け回っていた。
それも、もう、宝箱の中に、
（スプーンの裏に写る瞳。）
逢える。のは、きっと・・・、
歪んだ向こうの世界だけ。
何度も角度を変えて、試して、
瞼。が、重くなるまで・・・。
そして此処が失くなった刻、
疲れて眠る閃光に身を委ね、
私たちは語り合っていく。
そこは、まだ、夜空の監視下、
（スプーンを銜えた蜃気楼。）
逢える。のは、きっと・・・、
澄んだ向こうの王国だけ。
何度も距離を計って、試して、
瞼。が、重くなるまで・・・。
326 ：ラストステップ／Spraybase 19：2012/07/22(日) 09:25:43.84 ID:XG0qRM+g
あとは羽だけ。けれど、もう、
無理だという事が解っている、
私の動かない飛行機・・・。
息を止め、水の中に作った、
誘導路。・・・と、管制塔。
機能しなくても、良いから、
夜が引くまで此処に居させて。
眺めているだけの、時間を。
壊れた車輪。今も、まだ、
凹凸のない硝子が煌めく、
私の朽ち果てた飛行機・・・。
雪の降る、草原に浮かんだ、
滑走路。・・・と、着陸灯。
機能しなくても、良いから、
風化していく此処を描かせて。
捨てる事の出来ない、過去を。
無理だという事が解っている、
私の動かない飛行機・・・。
息を止め、水の中に作った、
誘導路。・・・と、管制塔。
機能しなくても、良いから、
夜が引くまで此処に居させて。
眺めているだけの、時間を。
壊れた車輪。今も、まだ、
凹凸のない硝子が煌めく、
私の朽ち果てた飛行機・・・。
雪の降る、草原に浮かんだ、
滑走路。・・・と、着陸灯。
機能しなくても、良いから、
風化していく此処を描かせて。
捨てる事の出来ない、過去を。
327 ：ラストステップ／赤翆色の足跡：2012/07/23(月) 12:50:24.43 ID:PfwkpB86
惡夢本体が見る夢の中に、
めちゃくちゃに鳴り響いた、
グロッケンシュピール。
繋ぎ、あわせるだけで・・・、
太陽は何度沈んだのだろう？
《金貨の雨が降る。》と、
嘘吐きプラスチック板が笑う。
柔らかい音符の銃を構えて、
・・・あいつを、撃ち落とす！
酸素本体が吸う空の幕に、
めちゃくちゃに鳴り響いた、
アンティークシンバル。
拾い、あつめるとして、
月を何個捨てればいいのだろう？
《銀音の街が在る。》と、
嘘吐きプラセオジム石が笑う。
あまりに巨大な銃を抱えて、
・・・あいつ、撃ち落とす！
めちゃくちゃに鳴り響いた、
グロッケンシュピール。
繋ぎ、あわせるだけで・・・、
太陽は何度沈んだのだろう？
《金貨の雨が降る。》と、
嘘吐きプラスチック板が笑う。
柔らかい音符の銃を構えて、
・・・あいつを、撃ち落とす！
酸素本体が吸う空の幕に、
めちゃくちゃに鳴り響いた、
アンティークシンバル。
拾い、あつめるとして、
月を何個捨てればいいのだろう？
《銀音の街が在る。》と、
嘘吐きプラセオジム石が笑う。
あまりに巨大な銃を抱えて、
・・・あいつ、撃ち落とす！
328 ：ラストステップ／レプリカ／NT：2012/07/23(月) 12:55:37.09 ID:PfwkpB86
からだのはんぶん。が、綿。
あとの残りは、魔法の石鹸。
ロープをくわえて走る猫が、
インプットした地図を見て。
原子炉に。溶け込んだ時、
惑星がプレゼントをくれた。
ただ通過点を過ぎただけで、！
ハイハットを担いで歩くの。
いつ鳴るか解らないそれを、！
せなかのもよう。が、香る。
あとに残った、魔法のせいで。
引き返す夢を蹴っ飛ばして、
あたしは猫だけ連れていくわ。
電磁波を。取り込んだ時、
プレゼントの箱が飛び立つ。
まだ中に星が入ったまま、！
トルマリンで作る髪飾りを。
今にも泣きそうな貴女に、！
あとの残りは、魔法の石鹸。
ロープをくわえて走る猫が、
インプットした地図を見て。
原子炉に。溶け込んだ時、
惑星がプレゼントをくれた。
ただ通過点を過ぎただけで、！
ハイハットを担いで歩くの。
いつ鳴るか解らないそれを、！
せなかのもよう。が、香る。
あとに残った、魔法のせいで。
引き返す夢を蹴っ飛ばして、
あたしは猫だけ連れていくわ。
電磁波を。取り込んだ時、
プレゼントの箱が飛び立つ。
まだ中に星が入ったまま、！
トルマリンで作る髪飾りを。
今にも泣きそうな貴女に、！
330 ：ラストステップ／水槽の塔：2012/07/24(火) 11:47:15.28 ID:lAiwc2Ud
世界中の、あらゆる破片が、
打ち捨てられた場所に居た、
武器Ａ：は鎖が完全に割れて。
武器Ｂ：は刃が完全に折れて。
王妃は、それら全てを、
熔鉱炉に纏めて落とす。
それが一つの、たった一つの、
指輪になるのを見届けるため。
世界中に、散らばる欠片が、
収束していく果ての場所で、
武器Ｃ：は筒が完全に砕けて。
武器Ｄ：は体が完全に溶けて。
王妃は、それら全てと、
熔鉱炉に一緒に落ちる。
そして少しの、ほんの少しの、
平和が降る景色を夢見ながら。
打ち捨てられた場所に居た、
武器Ａ：は鎖が完全に割れて。
武器Ｂ：は刃が完全に折れて。
王妃は、それら全てを、
熔鉱炉に纏めて落とす。
それが一つの、たった一つの、
指輪になるのを見届けるため。
世界中に、散らばる欠片が、
収束していく果ての場所で、
武器Ｃ：は筒が完全に砕けて。
武器Ｄ：は体が完全に溶けて。
王妃は、それら全てと、
熔鉱炉に一緒に落ちる。
そして少しの、ほんの少しの、
平和が降る景色を夢見ながら。
331 ：ラストステップ／頭痛祭 鐘楼の路：2012/07/25(水) 09:33:05.74 ID:cHZ+5F46
酩酊する蝶が、
滝の火で嗽ぐ。
震える爪先を、
摩り続けると、
睡魔が？いる、
泡の中の扉は、
光を知らない。
解放する為に、
何が出来るの？
難解な迷路を、
掌で転がして、
簡単に解いた、
蟲の眼の少女。
五匹も？いる、
扉を開く指に、
小さな花束を。
星に似た船で、
誰と旅立とう？
滝の火で嗽ぐ。
震える爪先を、
摩り続けると、
睡魔が？いる、
泡の中の扉は、
光を知らない。
解放する為に、
何が出来るの？
難解な迷路を、
掌で転がして、
簡単に解いた、
蟲の眼の少女。
五匹も？いる、
扉を開く指に、
小さな花束を。
星に似た船で、
誰と旅立とう？
332 ：ラストステップ／モニュメント：2012/07/25(水) 09:35:59.55 ID:cHZ+5F46
四角形の。箱の中に、
三角形の。箱を入れて、
膨脹していくその二つを、
ただ一人だけで眺めていた。
渦を描く軌道の先に貴女の指。
そんなに怖いなら、あたしが、
空のスイッチを切ってあげる。
蝋燭から伸びる淡いライトを、
目印に、さあ。行きましょう。
五角形の。瓶の中に、
六角形の。花を詰めて、
収縮していく弱いそれを、
涙に溶かして見つめていた。
夜を撃つ閃光の先に貴女の指。
そんなに寒いなら、あたしに、
凍ったボタンを預けてみて？
灯台に絡む不思議なコードを、
目印に、さあ。行きましょう。
三角形の。箱を入れて、
膨脹していくその二つを、
ただ一人だけで眺めていた。
渦を描く軌道の先に貴女の指。
そんなに怖いなら、あたしが、
空のスイッチを切ってあげる。
蝋燭から伸びる淡いライトを、
目印に、さあ。行きましょう。
五角形の。瓶の中に、
六角形の。花を詰めて、
収縮していく弱いそれを、
涙に溶かして見つめていた。
夜を撃つ閃光の先に貴女の指。
そんなに寒いなら、あたしに、
凍ったボタンを預けてみて？
灯台に絡む不思議なコードを、
目印に、さあ。行きましょう。
333 ：ラストステップ／2-A,59 Slump：2012/07/26(木) 02:56:23.85 ID:uXSB/SAd
自転する星の模型が、
吊り下がる部屋に来た。私。
綺麗なのは良いのだけど、
もう少しだけ暗くして・・・、
（これが水、のベッド？）
（本当の、名前は知らない。）
（それでも、私はよかった。）
（温かい影がそばにいる。）
自転しない星もいて、
その点滅を追っていた。私。
楽しいのは良いのだけど、
もう少しだけ暗くして・・・、
（ここが水、のベッド？）
（色だけで、形は見えない。）
（それでも、私はよかった。）
（温かい影が伸びている。）
吊り下がる部屋に来た。私。
綺麗なのは良いのだけど、
もう少しだけ暗くして・・・、
（これが水、のベッド？）
（本当の、名前は知らない。）
（それでも、私はよかった。）
（温かい影がそばにいる。）
自転しない星もいて、
その点滅を追っていた。私。
楽しいのは良いのだけど、
もう少しだけ暗くして・・・、
（ここが水、のベッド？）
（色だけで、形は見えない。）
（それでも、私はよかった。）
（温かい影が伸びている。）
334 ：ラストステップ／5988㎜：2012/07/27(金) 05:12:29.64 ID:kxiIdvFq
凍った矢を天に放つ、
あたしのお兄様たち。
どこかに堕ちるまで、
ずうっと眺めている。
尖った矢を肝に放つ、
あたしのお兄様たち。
だれかに刺さるまで、
あたしは眠らないわ。
椅子がひとりでに回転して、
自分の居場所を叫んでいた、
その、声に。声に向かって。
一斉に矢を放つのは、
あたしのお兄様たち。
交差するそれがいつか、
音の速度を超えるまで。
あたしは、眺めている。
眠らずに、いつまでも。
あたしのお兄様たち。
どこかに堕ちるまで、
ずうっと眺めている。
尖った矢を肝に放つ、
あたしのお兄様たち。
だれかに刺さるまで、
あたしは眠らないわ。
椅子がひとりでに回転して、
自分の居場所を叫んでいた、
その、声に。声に向かって。
一斉に矢を放つのは、
あたしのお兄様たち。
交差するそれがいつか、
音の速度を超えるまで。
あたしは、眺めている。
眠らずに、いつまでも。
335 ：ラストステップ／P／Q／聖廃堂：2012/07/27(金) 05:14:35.29 ID:kxiIdvFq
機械仕掛けの双眼鏡が、
私の目に埋められているわ。
猫の絵を見るために、
夢に浸して、夜を越えるの。
「何かがまだ、足りない。」
傷んだ果実を空に投げて！
空飛ぶ宝の船に乗せれば、
不思議と霧も晴れてくるから、
って。棒状の、貴方が言う、
発条仕掛けの鉛筆が、
私の手に埋められているわ。
猫の絵を描くために、
風が壊した、羽根を拾うの。
「何かをまだ、知らない。」
傷んだ果実が海に落ちて！
弾け飛んだ宝の船からは、
あらゆる色が零れてくるから、
って。円形の、貴方が言う、
私の目に埋められているわ。
猫の絵を見るために、
夢に浸して、夜を越えるの。
「何かがまだ、足りない。」
傷んだ果実を空に投げて！
空飛ぶ宝の船に乗せれば、
不思議と霧も晴れてくるから、
って。棒状の、貴方が言う、
発条仕掛けの鉛筆が、
私の手に埋められているわ。
猫の絵を描くために、
風が壊した、羽根を拾うの。
「何かをまだ、知らない。」
傷んだ果実が海に落ちて！
弾け飛んだ宝の船からは、
あらゆる色が零れてくるから、
って。円形の、貴方が言う、
336 ：ラストステップ／Edenpixel 29：2012/07/28(土) 05:02:17.86 ID:KvcpFbbD
サメの背中でドラムを叩く.
それは.柔らかい,草の海で,
ずっと探していた道があって,
何度も,硝子に,映るのだけど,
白いボールの魚たち.....に,
あたしは.巻き込まれながら.
よく分からない夢を見ていた,
あなたと,同じ夢を.....
クジラの鰭で宙返りする.
それは.美しい,月の夜に,
ずっと泣いていた時計の針と,
電池を,何度も,替えるのだけど,
白いボールの魚たち.....が,
あたしの.ひざの上で眠る.
よく分からずに空を見ていた,
あなたと,同じ空を.....
それは.柔らかい,草の海で,
ずっと探していた道があって,
何度も,硝子に,映るのだけど,
白いボールの魚たち.....に,
あたしは.巻き込まれながら.
よく分からない夢を見ていた,
あなたと,同じ夢を.....
クジラの鰭で宙返りする.
それは.美しい,月の夜に,
ずっと泣いていた時計の針と,
電池を,何度も,替えるのだけど,
白いボールの魚たち.....が,
あたしの.ひざの上で眠る.
よく分からずに空を見ていた,
あなたと,同じ空を.....
337 ：ラストステップ／マグネター：2012/07/29(日) 03:57:43.00 ID:96MPvBw3
例えるなら、ここは・・・、
少女が絵に描いたような崖。
傷で見えなくなった画用紙、
を。丸めて。飛行機にする、
飛び乗れるかしら？いいえ、
出来なければそれで終わり。
永い仮眠から目覚めた後に、
誰ひとり、私の形を知らない。
そんな世界が欲しかった、の！
流れるのは、たぶん・・・、
惡夢を絵に浸した時の水。
濡れて読めなくなった紋章、
を。覚えて。図書館にする、
建てられるかしら？いいえ、
出来なければそれで終わり。
永い滑空に目覚めた後は、
誰ひとり、私の羽を触れない。
そんな宇宙が欲しかった、の！
少女が絵に描いたような崖。
傷で見えなくなった画用紙、
を。丸めて。飛行機にする、
飛び乗れるかしら？いいえ、
出来なければそれで終わり。
永い仮眠から目覚めた後に、
誰ひとり、私の形を知らない。
そんな世界が欲しかった、の！
流れるのは、たぶん・・・、
惡夢を絵に浸した時の水。
濡れて読めなくなった紋章、
を。覚えて。図書館にする、
建てられるかしら？いいえ、
出来なければそれで終わり。
永い滑空に目覚めた後は、
誰ひとり、私の羽を触れない。
そんな宇宙が欲しかった、の！
338 ：ラストステップ／坩堝／50：2012/07/29(日) 04:00:33.66 ID:96MPvBw3
飛び散ったキー・ボードの、
文字。を、一つ一つ、掬う。
一番近くで光る雨宙を、
私のものにするために。
・・・まだ。その旅行の途中。
どこから本当の世界なのか、
最期まで分からないと思う。
奇妙な星、歌う窓、大蝋燭、
素敵ながらくたを集めよう。
飛び込んだキー・ルームに、
椅子。を、一つ一つ、置く。
一番深くに伸びる神路が、
扉へと繋がるように。
・・・まだ。その作業の途中。
どこまで幻想の世界なのか、
貴女は分かっていると思う。
猫の毛珠、凍る花、天球儀、
素敵ながらくたを集めよう。
文字。を、一つ一つ、掬う。
一番近くで光る雨宙を、
私のものにするために。
・・・まだ。その旅行の途中。
どこから本当の世界なのか、
最期まで分からないと思う。
奇妙な星、歌う窓、大蝋燭、
素敵ながらくたを集めよう。
飛び込んだキー・ルームに、
椅子。を、一つ一つ、置く。
一番深くに伸びる神路が、
扉へと繋がるように。
・・・まだ。その作業の途中。
どこまで幻想の世界なのか、
貴女は分かっていると思う。
猫の毛珠、凍る花、天球儀、
素敵ながらくたを集めよう。
339 ：ラストステップ／神秘の証明：2012/07/30(月) 13:10:04.36 ID:DrS3A5Qf
空腹を満たしてくれるなら、
何だって、何だってするわ。
妖精の羽を真似して飛んで、
よく怪我をした懐かしい夢。
刻の軸は待ってくれないから、
あたしは置いて行かれたまま。
やっと追い付いたと思ったら、
そこにはもう、誰もいないの。
孤独を飲み込んでくれるなら、
いつでも、いつでも微笑むわ。
煌めく砂で建てた神殿を、
波に溶かしていた淡い夢。
音の雨が降ってきた夜明けに、
あたしは遂に動けなくなった。
やっと眠れると目を閉じたら、
誰かが髪を、撫でてくれたの。
何だって、何だってするわ。
妖精の羽を真似して飛んで、
よく怪我をした懐かしい夢。
刻の軸は待ってくれないから、
あたしは置いて行かれたまま。
やっと追い付いたと思ったら、
そこにはもう、誰もいないの。
孤独を飲み込んでくれるなら、
いつでも、いつでも微笑むわ。
煌めく砂で建てた神殿を、
波に溶かしていた淡い夢。
音の雨が降ってきた夜明けに、
あたしは遂に動けなくなった。
やっと眠れると目を閉じたら、
誰かが髪を、撫でてくれたの。
340 ：ラストステップ／...:q+...：2012/07/31(火) 07:31:48.43 ID:vu2sRlBQ
あたしが一番眠れる景色は、
食虫触物の、最終下層。
きらきら輝く希塩酸の海で、
暗哭物質を、解き放つ。
《塊》を。飲み込めないまま、
目も眩むほどの絶望の先に、
見たこともない奇械がいて、
何とかして過去に戻る為に、
必死に自分を動かしていた・・・。
あたしの一番好きな季節を、
絶胎零度が、支配する。
鏡にもならない水晶の海と、
安烙椅子で、眠る人形。
《魂》が。読み込めないまま、
息を呑むくらい絶望がいた、
溶け果てていく火々の中で、
何とかして今を生きる為に、
必死に自分を動かしていた・・・。
食虫触物の、最終下層。
きらきら輝く希塩酸の海で、
暗哭物質を、解き放つ。
《塊》を。飲み込めないまま、
目も眩むほどの絶望の先に、
見たこともない奇械がいて、
何とかして過去に戻る為に、
必死に自分を動かしていた・・・。
あたしの一番好きな季節を、
絶胎零度が、支配する。
鏡にもならない水晶の海と、
安烙椅子で、眠る人形。
《魂》が。読み込めないまま、
息を呑むくらい絶望がいた、
溶け果てていく火々の中で、
何とかして今を生きる為に、
必死に自分を動かしていた・・・。
341 ：ラストステップ／フリクション：2012/07/31(火) 07:33:36.04 ID:vu2sRlBQ
虹の紐を蝶結びにしたら、
夕闇に向けて流し込むの。
仄暗い神の道はすぐに、
光の蟲だらけに、なる。
《Type:F-3 幻想的な信号》
玩具箱の檻に囚われていた、
......精霊。数万匹。を、
ダミーの鍵で解放した日。
私は、きっと、忘れない。
虹の蝶を部屋に招いたら、
電飾に集うようにするの。
仄暗い私の目もいつか、
光の泡まみれに、なる。
《Type:S-7 幻想的な迷宮》
宝箱が空なのを知っていて、
......聖鱗。数億枚。と、
ダミーの雪に寝転んだ事。
私は、ずっと、忘れない！
夕闇に向けて流し込むの。
仄暗い神の道はすぐに、
光の蟲だらけに、なる。
《Type:F-3 幻想的な信号》
玩具箱の檻に囚われていた、
......精霊。数万匹。を、
ダミーの鍵で解放した日。
私は、きっと、忘れない。
虹の蝶を部屋に招いたら、
電飾に集うようにするの。
仄暗い私の目もいつか、
光の泡まみれに、なる。
《Type:S-7 幻想的な迷宮》
宝箱が空なのを知っていて、
......聖鱗。数億枚。と、
ダミーの雪に寝転んだ事。
私は、ずっと、忘れない！
自分がまともな詞を書けていないことに気付けないとは可哀想だ
受け手に配慮するって発想がないんだろ
わかるやつだけわかればいいってスタンスなんだろうからほっとけばいいよ
わかるやつだけわかればいいってスタンスなんだろうからほっとけばいいよ
このスレで受け手にわかりやすく配慮する必要があるのかな？
自分のために好きでやっていて、誰にも迷惑じゃないのだから
他人が文句言う筋合いなし！
LSさんの歌詞、不思議な魅力があります。
その魔力を失わないように、自由な精神で書いてください。
こういうの面白いなあ、って思う人も多いと思いますよ。
自分のために好きでやっていて、誰にも迷惑じゃないのだから
他人が文句言う筋合いなし！
LSさんの歌詞、不思議な魅力があります。
その魔力を失わないように、自由な精神で書いてください。
こういうの面白いなあ、って思う人も多いと思いますよ。
だからそういってんじゃん
折角巣も用意してもらったんだし好き放題やればいいよ
折角巣も用意してもらったんだし好き放題やればいいよ
なるほど、隔離病棟ってことね
>>342-343 >>345-346
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
私が頭のおかしい人間である事は、
自分でも理解しているつもりです。
ただ、折角作って頂いた場所を、
途中で放棄してしまう事だけは、
したくないと思っていますので、
何卒、ご容赦下さいませ・・・。
>>344
ありがとうございます。
その様に言って頂けると、すごく嬉しいです。
貴方様のような方が居られるからこそ、私は、
作品製作を、継続できているのだと思います。
本当に、ありがとうございます。
ありがとうございます。
大変申し訳ありません。
私が頭のおかしい人間である事は、
自分でも理解しているつもりです。
ただ、折角作って頂いた場所を、
途中で放棄してしまう事だけは、
したくないと思っていますので、
何卒、ご容赦下さいませ・・・。
>>344
ありがとうございます。
その様に言って頂けると、すごく嬉しいです。
貴方様のような方が居られるからこそ、私は、
作品製作を、継続できているのだと思います。
本当に、ありがとうございます。
人と全く違った新機軸を打ち立てることは、芸術においても難しいことでしょう。
しかし、人生かけて挑戦する価値があるのではないかと思います。
自分には斬新な事が余り出来ないので、出来そうな才能がある人を尊敬してます。
あれこれ言われても、これからは気にしないでください。
このスレだけに限らないと思いますが、今後とも面白い仕事をお続けください。
しかし、人生かけて挑戦する価値があるのではないかと思います。
自分には斬新な事が余り出来ないので、出来そうな才能がある人を尊敬してます。
あれこれ言われても、これからは気にしないでください。
このスレだけに限らないと思いますが、今後とも面白い仕事をお続けください。
頑張ってください！
>>348-349
ありがとうございます。
私が書く作品の内容はどうしても、
好き嫌いの分かれる物である事は、
自分でも理解していますので、
その点においては大丈夫です。
天才、とはあまりに恐れ多い言葉ですが、
捻くれた私の作品群を、貴方様のように、
好いて下さる方の期待に応えられるよう、
これからも頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうごさいました。
>>350
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
私が書く作品の内容はどうしても、
好き嫌いの分かれる物である事は、
自分でも理解していますので、
その点においては大丈夫です。
天才、とはあまりに恐れ多い言葉ですが、
捻くれた私の作品群を、貴方様のように、
好いて下さる方の期待に応えられるよう、
これからも頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうごさいました。
>>350
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。
352 ：ラストステップ／ノートブレイク：2012/08/02(木) 04:36:33.39 ID:rSqvhvHY
惑星42。を、縦断する。道路。
建造物に突き刺さって、いま、
どれだけ伸びているのだろう？
単色の虹を撮影したあと、
羽より軽いペンを持って、
（どんな小さな事でもいい。）
その幾何学文字で、日記を。
・・・書き続けていた少年。
惑星75。に、着陸する。帆船。
消えた羅針盤を探して、もう、
どれだけ泳いできたのだろう？
蛇行する虹を録音したあと、
雲より薄いドアを開けて、
（何れ消える未来でもいい。）
その不思議な箱に、種子を。
・・・隠し続けていた少女。
建造物に突き刺さって、いま、
どれだけ伸びているのだろう？
単色の虹を撮影したあと、
羽より軽いペンを持って、
（どんな小さな事でもいい。）
その幾何学文字で、日記を。
・・・書き続けていた少年。
惑星75。に、着陸する。帆船。
消えた羅針盤を探して、もう、
どれだけ泳いできたのだろう？
蛇行する虹を録音したあと、
雲より薄いドアを開けて、
（何れ消える未来でもいい。）
その不思議な箱に、種子を。
・・・隠し続けていた少女。
353 ：ラストステップ／9.地底湖：2012/08/03(金) 10:42:51.82 ID:592t2j9A
「月膜に翳して眺めれば、
きれいな奈落が見えるわ。」
それは。規則的に割れる、
シトリン製の、ゴーグル。
本当に【奈落】でしょうか？
水魔、という名の雨の下で。
歪む図形を見つけるため、
あたしは空を見上げるの。
・・・・ゴーグルを外して！
「月輪に凭れて眺めれば、
きれいな地獄が見えるわ。」
それは。規則的に揺れる、
プラチナ製の、バイザー。
本当に【地獄】でしょうか？
魔泡、と名付けた夢の中に。
笑う貴女を見つけるため、
あたしはまた潜っていくの。
・・・・バイザーを外して！
きれいな奈落が見えるわ。」
それは。規則的に割れる、
シトリン製の、ゴーグル。
本当に【奈落】でしょうか？
水魔、という名の雨の下で。
歪む図形を見つけるため、
あたしは空を見上げるの。
・・・・ゴーグルを外して！
「月輪に凭れて眺めれば、
きれいな地獄が見えるわ。」
それは。規則的に揺れる、
プラチナ製の、バイザー。
本当に【地獄】でしょうか？
魔泡、と名付けた夢の中に。
笑う貴女を見つけるため、
あたしはまた潜っていくの。
・・・・バイザーを外して！
354 ：ラストステップ／超天穹鏡冥音：2012/08/03(金) 10:44:39.28 ID:592t2j9A
マグカップに入れた蜃気楼を、
揺らして新しいものを作ろう。
きっと、ね。神様も消せない、
火の蛇が出来上がるはずだよ。
そうして、不思議なものしか、
集まらない夜の広場に行くの！
それには、不思議なものだけ、
詰め込んだ瓶が必要だけれど。
ランプライトが産んだ陽炎で、
眠る前に何が起きるのかしら？
きっと、ね。神様も知らない、
火の雪に触れられるはずだよ。
そういう、不可思議な子しか、
辿り着けない星の輪を滑るの！
そうして、不可思議なきみと、
指を繋いで飛び越えていく夢。
揺らして新しいものを作ろう。
きっと、ね。神様も消せない、
火の蛇が出来上がるはずだよ。
そうして、不思議なものしか、
集まらない夜の広場に行くの！
それには、不思議なものだけ、
詰め込んだ瓶が必要だけれど。
ランプライトが産んだ陽炎で、
眠る前に何が起きるのかしら？
きっと、ね。神様も知らない、
火の雪に触れられるはずだよ。
そういう、不可思議な子しか、
辿り着けない星の輪を滑るの！
そうして、不可思議なきみと、
指を繋いで飛び越えていく夢。
,⌒8´ ｀8⌒ヽ
( /( LL/L) ｿ )
)ﾚ从ﾟヮﾟ ﾉﾙlﾉ うまれつーきのスピード狂なーのさー！
／○＼/／○ヽ ）/
o○）)o_／＿__ヽ_/(
// //__ ヽ -‐ ﾉ⌒⌒＠
,-－､//::||＿）（二(ﾉ从ﾊ) ) >
//￣//￣ﾍ00 | |(ﾟヮﾟ ﾘ ﾘ ｱｯｶﾘｰﾝ
||| /｡' |巛ﾍ彡 |_／￣￣/￣ヽ
||| ﾟﾟ' | ゝゝﾍ（ (＿＿＿|| ・ |）
ヽヽ__ノ ￣￣￣ ヽ__ノ どっどっどっどっどっどっ～
( /( LL/L) ｿ )
)ﾚ从ﾟヮﾟ ﾉﾙlﾉ うまれつーきのスピード狂なーのさー！
／○＼/／○ヽ ）/
o○）)o_／＿__ヽ_/(
// //__ ヽ -‐ ﾉ⌒⌒＠
,-－､//::||＿）（二(ﾉ从ﾊ) ) >
//￣//￣ﾍ00 | |(ﾟヮﾟ ﾘ ﾘ ｱｯｶﾘｰﾝ
||| /｡' |巛ﾍ彡 |_／￣￣/￣ヽ
||| ﾟﾟ' | ゝゝﾍ（ (＿＿＿|| ・ |）
ヽヽ__ノ ￣￣￣ ヽ__ノ どっどっどっどっどっどっ～
356 ：ラストステップ／----：2012/08/04(土) 07:24:45.42 ID:fZU23YA5
だれもいないみちのおわりに、
まっくろいゆうびんポストが、
ゆれて、わたしをまっている。
そのうしろのそらには、
ほしが、ひとつもない、
だれにとどけるかも、わすれた
メモをかかえて、あるいていく
あし から ち を ながして
だれもいないはずのせかいの、
まっくろなひとくいポストに、
ずっと、ずっとあいたかった。
このこころのそらには、
ひかりも、なにもない、
なにをかいたのかも、わすれた
メモをだいて、たべられていく
それ でも しあ わせ なの
まっくろいゆうびんポストが、
ゆれて、わたしをまっている。
そのうしろのそらには、
ほしが、ひとつもない、
だれにとどけるかも、わすれた
メモをかかえて、あるいていく
あし から ち を ながして
だれもいないはずのせかいの、
まっくろなひとくいポストに、
ずっと、ずっとあいたかった。
このこころのそらには、
ひかりも、なにもない、
なにをかいたのかも、わすれた
メモをだいて、たべられていく
それ でも しあ わせ なの
357 ：ラストステップ／Toastbook,Snow,：2012/08/04(土) 07:26:43.86 ID:fZU23YA5
【（貴女はだあれ？）って、
尋ねてみたりしてね。】
《あたしは、しずくの妖精。
機械は近付けないで頂戴。》
出会うはずのない一頁が開かれる。
それはどんな絵描きでも描けない、
何よりも荘厳な物語。
何よりも繊細な物語。
【（貴女と居ていい？）って、
尋ねてみたりしてね。】
《あたしは、別に構わないわ。
電気だけ飛ばさないで頂戴。》
浮かぶ筈のない言霊が紡がれる。
それはどんな奇術師も知らない、
何よりも複雑な物語。
何よりも難解な物語。
尋ねてみたりしてね。】
《あたしは、しずくの妖精。
機械は近付けないで頂戴。》
出会うはずのない一頁が開かれる。
それはどんな絵描きでも描けない、
何よりも荘厳な物語。
何よりも繊細な物語。
【（貴女と居ていい？）って、
尋ねてみたりしてね。】
《あたしは、別に構わないわ。
電気だけ飛ばさないで頂戴。》
浮かぶ筈のない言霊が紡がれる。
それはどんな奇術師も知らない、
何よりも複雑な物語。
何よりも難解な物語。
358 ：ラストステップ／Viruscord.D：2012/08/05(日) 05:10:09.23 ID:Epl+is4q
燭台が壊れて溶けたあと、
足元に流れてくる景色を。
窓枠を外して置いたあと、
硝子の雨に濡れる感覚を。
私はペンダントに記録する。
いつから、ここに、倒れて、
空を見上げていたのかしら？
目覚めるには充分なほどの、
光る水が瞼に、落ちるまで。
階段が砕けて朽ちたまま、
残骸の塔に積もる景色を。
時計が錆びて傾いたまま、
砂粒の床に溺れる感触を。
私のペンダントが記憶する。
いつまで、ここで、眠って、
動かないつもりなのかしら？
目覚めるには充分なほどの、
光る水が喉を、伝っていく。
足元に流れてくる景色を。
窓枠を外して置いたあと、
硝子の雨に濡れる感覚を。
私はペンダントに記録する。
いつから、ここに、倒れて、
空を見上げていたのかしら？
目覚めるには充分なほどの、
光る水が瞼に、落ちるまで。
階段が砕けて朽ちたまま、
残骸の塔に積もる景色を。
時計が錆びて傾いたまま、
砂粒の床に溺れる感触を。
私のペンダントが記憶する。
いつまで、ここで、眠って、
動かないつもりなのかしら？
目覚めるには充分なほどの、
光る水が喉を、伝っていく。
359 ：ドレミファ名無シド：2012/08/05(日) 22:07:38.34 ID:s23fjG6v
age
360 ：ラストステップ／封印者／2：2012/08/06(月) 17:17:57.35 ID:SbsRwk21
世界中の照明の／消灯を、
何もない場所から始める。
傷は深く、道は崩れて、
空まで消えた星の中で。
暗闇の方が嫌い？いいえ、
《マストに凭れて眠る時に、
灯りはひとつもいらない》
そういう理想を叶えたくて、
姫様。貴女は生き続けていた。
世界中の照明の／消失を、
何もない果てから眺める。
傷を撫でて、道を飛び越え、
たどり着いた星の海岸。
暗闇の方が怖い？いいえ、
《ローブを掴んで眠る時に、
灯りはひとつもいらない》
そういう思念と歩みながら、
私は。貴女と生き続けてきた。
何もない場所から始める。
傷は深く、道は崩れて、
空まで消えた星の中で。
暗闇の方が嫌い？いいえ、
《マストに凭れて眠る時に、
灯りはひとつもいらない》
そういう理想を叶えたくて、
姫様。貴女は生き続けていた。
世界中の照明の／消失を、
何もない果てから眺める。
傷を撫でて、道を飛び越え、
たどり着いた星の海岸。
暗闇の方が怖い？いいえ、
《ローブを掴んで眠る時に、
灯りはひとつもいらない》
そういう思念と歩みながら、
私は。貴女と生き続けてきた。
361 ：ラストステップ／凍る脊髄：2012/08/07(火) 12:38:54.53 ID:i5nFz7Ka
命を奪って不規則に揺れる、
一面の火に、どうか拍手を！
・・・いつまでも、いつまでも、
《これ》を眺めていたい。
（目紛るしい）【景色のゆがみ】
硝子を砕いて作ったカーテン。
真夜中の花壇に撒きましょう？
：無機物さえも吸収して、曝、
：輝きはもっと強くなる。怨。
命を攫って空に熔けていく、
一面の煤に、どうか拍手を！
・・・どうしても、どうしても、
《それ》が嫌だというの？
（慌ただしい）【景色のねじれ】
碑石を塗して作ったデザート。
神さまにそっと捧げましょう？
：貴女が消そうとしても、曝、
：灼熱はもうあたしの物。怨。
一面の火に、どうか拍手を！
・・・いつまでも、いつまでも、
《これ》を眺めていたい。
（目紛るしい）【景色のゆがみ】
硝子を砕いて作ったカーテン。
真夜中の花壇に撒きましょう？
：無機物さえも吸収して、曝、
：輝きはもっと強くなる。怨。
命を攫って空に熔けていく、
一面の煤に、どうか拍手を！
・・・どうしても、どうしても、
《それ》が嫌だというの？
（慌ただしい）【景色のねじれ】
碑石を塗して作ったデザート。
神さまにそっと捧げましょう？
：貴女が消そうとしても、曝、
：灼熱はもうあたしの物。怨。
362 ：ラストステップ／エトログの塔：2012/08/07(火) 12:48:15.94 ID:i5nFz7Ka
四次元の中から綺麗な花が、
あたしに何か呟く。なのに、
あまりに声が歪みすぎていて、
結局ひとつも聞こえなかった。
散らばる釘を、檻の中に。
精神も一緒に、閉じ込めて、
隙間から見える、線状の。
水星。あとは、それだけが、
二次元の夢から綺麗な砂が、
あなたに何か囁く。だけど、
かざりの耳は崩れ落ちていて、
結局ひとつも分からなかった。
散らばる板を、箱の中に。
全脳も一緒に、綴じ込めて、
隙間から見える、本物の。
水星。あとは、それだけを、
あたしに何か呟く。なのに、
あまりに声が歪みすぎていて、
結局ひとつも聞こえなかった。
散らばる釘を、檻の中に。
精神も一緒に、閉じ込めて、
隙間から見える、線状の。
水星。あとは、それだけが、
二次元の夢から綺麗な砂が、
あなたに何か囁く。だけど、
かざりの耳は崩れ落ちていて、
結局ひとつも分からなかった。
散らばる板を、箱の中に。
全脳も一緒に、綴じ込めて、
隙間から見える、本物の。
水星。あとは、それだけを、
363 ：ラストステップ／水眩、龍疾：2012/08/08(水) 07:44:09.97 ID:CLjJPrVU
倒れてしまうほどに強い、
強い陽射しの一番奥で、
傘も差さないで。眠るの。
二つの尻尾を揺らして、猫は、
二つの世界を行ったり来たり。
いつか私が芽醒めるときに、
背中の上に乗っていいから、
.....本を読み聞かせて。
崩れてしまうほどに弱い、
弱いテラスで膝を抱えて、
顔も見ないまま。笑うの。
二つの尻尾を増やした、猫は、
四つの尻尾で星を撃ち抜く。
私がドアを明けた未来へ、
肩を踏み台にしていいから、
.....一緒に連れていって。
強い陽射しの一番奥で、
傘も差さないで。眠るの。
二つの尻尾を揺らして、猫は、
二つの世界を行ったり来たり。
いつか私が芽醒めるときに、
背中の上に乗っていいから、
.....本を読み聞かせて。
崩れてしまうほどに弱い、
弱いテラスで膝を抱えて、
顔も見ないまま。笑うの。
二つの尻尾を増やした、猫は、
四つの尻尾で星を撃ち抜く。
私がドアを明けた未来へ、
肩を踏み台にしていいから、
.....一緒に連れていって。
364 ：ラストステップ／σκια：2012/08/09(木) 06:25:57.46 ID:XIFk48fX
それがどんな形なのかは、
神さまが選択する。死の。
それがどんな色なのかも、
神さまが選択する。機械の。
全てに当て嵌まるのは、
邪惡であることだけ。
全てを支配したあとに、
刻印なんかいらない。
それがどんな暗さなのか、
神さまのみが知る。幻影の。
それがどんな痛みなのか、
神さまのみが知る。茫漠の。
月に刺さる祈りの火、
邪惡できれいなユメ。
堕落した全てのものに、
紋章なんていらない。
神さまが選択する。死の。
それがどんな色なのかも、
神さまが選択する。機械の。
全てに当て嵌まるのは、
邪惡であることだけ。
全てを支配したあとに、
刻印なんかいらない。
それがどんな暗さなのか、
神さまのみが知る。幻影の。
それがどんな痛みなのか、
神さまのみが知る。茫漠の。
月に刺さる祈りの火、
邪惡できれいなユメ。
堕落した全てのものに、
紋章なんていらない。
365 ：ラストステップ／過電圧の塔：2012/08/09(木) 06:32:12.36 ID:XIFk48fX
あたしの眠る空に.誰かが,
書き遺した文字を見つけた.
解読する時間もなく.....
空気に溶けていくわ.....
『今日はね。こんなことがあったのよ。』
あなたは風鈴に羽を,
あたしは金貨に種を,
乗せて.ドアに手を触れたとき,
小さな冒険の幕開け.
涙を.ひとつぶ流す毎に,
飛び散った文字が集まる.
驚嘆する時間もなく.....
脳波に溶けていくわ.....
『今日は。すごくすてきな日なんだよ。』
あなたは白蝋と砂を,
あたしは緑の楽譜を,
飲んで.部屋を抜け出したとき,
小さな冒険の幕開け.
書き遺した文字を見つけた.
解読する時間もなく.....
空気に溶けていくわ.....
『今日はね。こんなことがあったのよ。』
あなたは風鈴に羽を,
あたしは金貨に種を,
乗せて.ドアに手を触れたとき,
小さな冒険の幕開け.
涙を.ひとつぶ流す毎に,
飛び散った文字が集まる.
驚嘆する時間もなく.....
脳波に溶けていくわ.....
『今日は。すごくすてきな日なんだよ。』
あなたは白蝋と砂を,
あたしは緑の楽譜を,
飲んで.部屋を抜け出したとき,
小さな冒険の幕開け.
366 ：ラストステップ／HD 38529：2012/08/10(金) 13:11:31.59 ID:4X7Z+VDt
電子の地図を鞄に入れたあと、
真っ白に染まる道を泳ぐの。
ミルクレープの香りがしたら、
そこが、最終地点なんだって。
数億匹の始祖鳥と一緒に、
あたしは走るのを止めない。
全て、違う、名前があって、
ひとつ、ひとつ、覚えている。
不滅の時計を腕に巻いたあと、
誰もいない宇宙に浮かぶの。
キルシュトルテの味がすれば、
それが、夢の終りなんだって。
数億匹の始祖鳥に裂かれた、
あたしのドレスに色を塗って。
幾つ、闇を、越えたのかしら？
みんな、みんな、覚えている。
真っ白に染まる道を泳ぐの。
ミルクレープの香りがしたら、
そこが、最終地点なんだって。
数億匹の始祖鳥と一緒に、
あたしは走るのを止めない。
全て、違う、名前があって、
ひとつ、ひとつ、覚えている。
不滅の時計を腕に巻いたあと、
誰もいない宇宙に浮かぶの。
キルシュトルテの味がすれば、
それが、夢の終りなんだって。
数億匹の始祖鳥に裂かれた、
あたしのドレスに色を塗って。
幾つ、闇を、越えたのかしら？
みんな、みんな、覚えている。
367 ：ラストステップ／熱い、何かの塊：2012/08/11(土) 12:42:04.90 ID:gimXCe4K
また彼女が私の肩を撫でる.
暗く小さな部屋の中には,
誰も,居ない,はずなのに,
.....分かっているわ.
（細い腕.なんて,細い腕.）
お姉ちゃん.貴女は,もう,
私の届かない場所にいるの.
どんなに頑張って走っても,
顔さえ見れないんだよ.....
それでも彼女は肩を撫でた.
海を見つめて揺らめく影を,
今も,ずっと,待っている,
.....どうしてかしら.
（黒い朝.なんて,黒い朝.）
お姉ちゃん.貴女の,死を,
私はまだ受け入れられないの.
どれだけ釘を踏み砕いても,
全然痛くないんだよ.....
暗く小さな部屋の中には,
誰も,居ない,はずなのに,
.....分かっているわ.
（細い腕.なんて,細い腕.）
お姉ちゃん.貴女は,もう,
私の届かない場所にいるの.
どんなに頑張って走っても,
顔さえ見れないんだよ.....
それでも彼女は肩を撫でた.
海を見つめて揺らめく影を,
今も,ずっと,待っている,
.....どうしてかしら.
（黒い朝.なんて,黒い朝.）
お姉ちゃん.貴女の,死を,
私はまだ受け入れられないの.
どれだけ釘を踏み砕いても,
全然痛くないんだよ.....
368 ：ラストステップ／Ancientcircle5：2012/08/11(土) 12:43:34.09 ID:gimXCe4K
終わりかけの遊園地を囲む、
フェンスを飛び越えましょう。
流れる電流に気をつけてね。
さあ！ここはもう、別次元。
---残存する喧騒の欠片が---
【それ】を再認識するために、
何を、すればいいのかしら？
誰にも真似できない。そんな、
君だけのストリングスを頂戴。
崩れかけた遊園地に浮かぶ、
ティアラを捕まえましょう。
光る毒の棘に気をつけてね。
さあ！そこはもう、別世界。
---荒廃する迷宮の破片が---
【それ】を再構築するために、
何を、すればいいのかしら？
誰も思い付かない。そんな、
君だけのテープライトを頂戴。
フェンスを飛び越えましょう。
流れる電流に気をつけてね。
さあ！ここはもう、別次元。
---残存する喧騒の欠片が---
【それ】を再認識するために、
何を、すればいいのかしら？
誰にも真似できない。そんな、
君だけのストリングスを頂戴。
崩れかけた遊園地に浮かぶ、
ティアラを捕まえましょう。
光る毒の棘に気をつけてね。
さあ！そこはもう、別世界。
---荒廃する迷宮の破片が---
【それ】を再構築するために、
何を、すればいいのかしら？
誰も思い付かない。そんな、
君だけのテープライトを頂戴。
369 ：ラストステップ／イド／N：2012/08/12(日) 11:21:55.16 ID:oICLCxtK
翼のない竜が。空を。
ひどく破壊したその傷跡から、
チョコレートが流れ出して、
そして、
惑星が甘く染まっていく。刻、
（8つの扉を開ける方法は？）
・・・一番手っ取り早いのは。
その足の、腫れたままの踵で、
蹴飛ばしてやればいいんだ。
輪のない天使と。一緒に。
深淵を封じ込めた切り絵へと、
チョコレートが流れ出して、
そして、
記憶も甘く沈んでいく。刻、
（3つの扉を運ぶ方法は？）
・・・一番手っ取り早いのは。
その指と、傷だらけの両手で、
隠してしまえばいいんだ。
ひどく破壊したその傷跡から、
チョコレートが流れ出して、
そして、
惑星が甘く染まっていく。刻、
（8つの扉を開ける方法は？）
・・・一番手っ取り早いのは。
その足の、腫れたままの踵で、
蹴飛ばしてやればいいんだ。
輪のない天使と。一緒に。
深淵を封じ込めた切り絵へと、
チョコレートが流れ出して、
そして、
記憶も甘く沈んでいく。刻、
（3つの扉を運ぶ方法は？）
・・・一番手っ取り早いのは。
その指と、傷だらけの両手で、
隠してしまえばいいんだ。
すごいな
詩としてはすごい面白いんだけど
全くメロディが思い浮かばないorz
詩としてはすごい面白いんだけど
全くメロディが思い浮かばないorz
俺はちょっと思いついたので久しぶりに曲付けさせて頂きました
>>352
http://up.cool-sound.net/src/cool33204.mp3
インストです
http://up.cool-sound.net/src/cool33205.mp3
>>234,237
めちゃくちゃ遅レスですがありがとうございます
そう言って貰えると凄く嬉しいです
>>352
http://up.cool-sound.net/src/cool33204.mp3
インストです
http://up.cool-sound.net/src/cool33205.mp3
>>234,237
めちゃくちゃ遅レスですがありがとうございます
そう言って貰えると凄く嬉しいです
>>370
ありがとうございます。
私には勿体無い位の言葉ですが、
そのように言って頂けて、
とても、嬉しく思います。
>>371-372
ありがとうございます。
また私の作品を形にして頂いて嬉しいです。
今回の作品も素晴らしいクオリティで、
すごく格好良い楽曲だと感じました。
私の方はと言えば性懲りもなく、表現が遠回しなうえ、
曲も付け難いであろう作品で、大変申し訳ありません。
作品制作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
私には勿体無い位の言葉ですが、
そのように言って頂けて、
とても、嬉しく思います。
>>371-372
ありがとうございます。
また私の作品を形にして頂いて嬉しいです。
今回の作品も素晴らしいクオリティで、
すごく格好良い楽曲だと感じました。
私の方はと言えば性懲りもなく、表現が遠回しなうえ、
曲も付け難いであろう作品で、大変申し訳ありません。
作品制作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
>>372
おお、少年少女の疾走感が出てますねｗ それぞれに突っ走ってるというか。
ベースがどんどん刻む低音成分が力強いです。手持ちファイルを確認しましたら、
今回のも含めLS名義の曲は7曲のようです。どれも面白く仕上がっていますね。
371-2氏の職人技も素敵だと思います。
おお、少年少女の疾走感が出てますねｗ それぞれに突っ走ってるというか。
ベースがどんどん刻む低音成分が力強いです。手持ちファイルを確認しましたら、
今回のも含めLS名義の曲は7曲のようです。どれも面白く仕上がっていますね。
371-2氏の職人技も素敵だと思います。
LS氏の幻想的歌詞世界を表すには、ボカロの方が似合っているのかもしれません。
ですが、侵海緑是空は頻繁に自分で歌ってみたくなります。この曲は、一般人にも
歩み寄りつつLSの風味があるので好きです。震災以後の日本人のメンタルに合うと
思いました。人がどう思おうと気にせず、もし棘の道でも自分が行きたい道を行く、
という決心の部分です。勝手な解釈ですが。
ですが、侵海緑是空は頻繁に自分で歌ってみたくなります。この曲は、一般人にも
歩み寄りつつLSの風味があるので好きです。震災以後の日本人のメンタルに合うと
思いました。人がどう思おうと気にせず、もし棘の道でも自分が行きたい道を行く、
という決心の部分です。勝手な解釈ですが。
>>374-375
ありがとうございます。ただ、私は、
ボーカロイドという物について、あまり詳しくないのですが、
そういう物なのでしょうか？無知で大変申し訳ありません・・・。
その楽曲は、私もすごく好きです。
このような素敵な作品ができたのは、その殆どが、
作曲者様の素晴らしい能力のお陰と思っています。
私の作品の内容については、そういった、
「自由な解釈」をして頂くのは大歓迎です。
それによって少しでも何かを感じて貰えたり、
読み手様の心に何かを刻めたなら、それは、
私にとってこれ以上嬉しいことはありません。
ありがとうございます。ただ、私は、
ボーカロイドという物について、あまり詳しくないのですが、
そういう物なのでしょうか？無知で大変申し訳ありません・・・。
その楽曲は、私もすごく好きです。
このような素敵な作品ができたのは、その殆どが、
作曲者様の素晴らしい能力のお陰と思っています。
私の作品の内容については、そういった、
「自由な解釈」をして頂くのは大歓迎です。
それによって少しでも何かを感じて貰えたり、
読み手様の心に何かを刻めたなら、それは、
私にとってこれ以上嬉しいことはありません。
こちらこそ、よくわからないで言って大変失礼いたしました。
他のサイトのように、LSスレでも神曲が次々生まれるといいですね。
他のサイトのように、LSスレでも神曲が次々生まれるといいですね。
>>377
ありがとうございます。
いいえ、貴方様が気になさる事はありませんよ。
私の方こそ、言い方がよくなかったと思います。
大変申し訳ありませんでした。
私の作品に曲をつける作業が、
とても、大変な事であるのは、
私自身よく分かっているので、
作曲者様には、大変申し訳ないのですが、
もしそうなれば、私もすごく嬉しいです。
ありがとうございます。
いいえ、貴方様が気になさる事はありませんよ。
私の方こそ、言い方がよくなかったと思います。
大変申し訳ありませんでした。
私の作品に曲をつける作業が、
とても、大変な事であるのは、
私自身よく分かっているので、
作曲者様には、大変申し訳ないのですが、
もしそうなれば、私もすごく嬉しいです。
>>373,374
ありがとうございます。
自分にとってはLSさんの歌詞はそこまで曲を付けづらい歌詞ではないです
リズムに乗せやすいですし、構成も分かりやすいと思います
ボカロは一応初音ミクを持っているので次作る時はちょっとやってみますね
ありがとうございます。
自分にとってはLSさんの歌詞はそこまで曲を付けづらい歌詞ではないです
リズムに乗せやすいですし、構成も分かりやすいと思います
ボカロは一応初音ミクを持っているので次作る時はちょっとやってみますね
380 ：ドレミファ名無シド：2012/08/15(水) 15:23:45.88 ID:14ZRgR/M
>>371
いいね！ベースラインとっても好きですｂ自分も371さん曲は一番侵海緑是空が好きかな
前にも書いた記憶がありますが、作曲に対して忘れていた何かを思い出させるくすぐるメロです
音圧とかは侵海に比べ上がっているように思いますが、音質とかもリアルでうらやましい限りです
LSさんの歌詞はスレがたつ以前からいいなと思ってましたがなかなか曲が書けません
ごめんなさい＞＜でもいつか必ず一曲くらいは完成させたいと思います！
それから歌詞の構成が四一四のじだいかたバリエーション増えてるあたりも変える努力が伝わってますよ
作曲側もAメロBメロの自由度が増えて作曲しやすくなっていると思います。すごいです
いいね！ベースラインとっても好きですｂ自分も371さん曲は一番侵海緑是空が好きかな
前にも書いた記憶がありますが、作曲に対して忘れていた何かを思い出させるくすぐるメロです
音圧とかは侵海に比べ上がっているように思いますが、音質とかもリアルでうらやましい限りです
LSさんの歌詞はスレがたつ以前からいいなと思ってましたがなかなか曲が書けません
ごめんなさい＞＜でもいつか必ず一曲くらいは完成させたいと思います！
それから歌詞の構成が四一四のじだいかたバリエーション増えてるあたりも変える努力が伝わってますよ
作曲側もAメロBメロの自由度が増えて作曲しやすくなっていると思います。すごいです
>>380
ありがとうございます。
実は以前の曲に比べてちょっとだけ機材が良くなってます
ホント微々たる差だと思うんですが分かってもらえて嬉しいですw
侵海緑是空は自分でもお気に入りです。
なんか歌詞先だと時々自分でも思いもよらないものができたりして楽しいです
>>380さんの曲も期待してますね！
ありがとうございます。
実は以前の曲に比べてちょっとだけ機材が良くなってます
ホント微々たる差だと思うんですが分かってもらえて嬉しいですw
侵海緑是空は自分でもお気に入りです。
なんか歌詞先だと時々自分でも思いもよらないものができたりして楽しいです
>>380さんの曲も期待してますね！
>>379
ありがとうございます。
それは、少し意外でしたが、
そう言って貰えて、安心しました。
私の作品を形にして頂けるのなら、
どの様な形の物で作って頂いても、
私は、とても嬉しく思いますので、
またよろしくお願いします。
>>380
ありがとうございます。
いいえ。貴方様が謝る事など一つもありませんよ。
その様に言って貰えると、すごく励みになります。
ワンパターンになってしまわない様、
これからも気をつけたいと思います。
貴方様も私の作品で構想を練られているとの事で、
大変な作業になってしまって申し訳ありませんが、
無理のなさらない範囲で、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
それは、少し意外でしたが、
そう言って貰えて、安心しました。
私の作品を形にして頂けるのなら、
どの様な形の物で作って頂いても、
私は、とても嬉しく思いますので、
またよろしくお願いします。
>>380
ありがとうございます。
いいえ。貴方様が謝る事など一つもありませんよ。
その様に言って貰えると、すごく励みになります。
ワンパターンになってしまわない様、
これからも気をつけたいと思います。
貴方様も私の作品で構想を練られているとの事で、
大変な作業になってしまって申し訳ありませんが、
無理のなさらない範囲で、よろしくお願いします。
383 ：ラストステップ／バクテリア：2012/08/16(木) 17:32:59.33 ID:58aJB2js
最初から存在しない、夜。
に。だけ。華麗に踊る姫、
最初から終焉だった、夜。
に。来て。可憐に笑う姫、
私が、琥珀の傘を広げて、
火の雨を受け止めてあげる。
心が、黒い音の鳴る森に、
迷い込んで行かないように。
誰にも究明できない、夜。
に。居て。神秘を攫う姫、
誰にも到達できない、夜。
に。まだ。独りで眠る姫、
私の、琥珀の指を重ねて、
刺さった棘を焼いてあげる。
泪が、白く反射する瓶を、
満たしてしまわないように。
に。だけ。華麗に踊る姫、
最初から終焉だった、夜。
に。来て。可憐に笑う姫、
私が、琥珀の傘を広げて、
火の雨を受け止めてあげる。
心が、黒い音の鳴る森に、
迷い込んで行かないように。
誰にも究明できない、夜。
に。居て。神秘を攫う姫、
誰にも到達できない、夜。
に。まだ。独りで眠る姫、
私の、琥珀の指を重ねて、
刺さった棘を焼いてあげる。
泪が、白く反射する瓶を、
満たしてしまわないように。
384 ：ラストステップ／螯のかけら：2012/08/16(木) 17:34:18.73 ID:58aJB2js
あれは一ツ目の怪物。何を、
考えているのでしょうか？
それの忌み嫌われた。頭は、
ダムに飲み込まれたまま。
（赤色超巨星の死によく似ていた。）
癒着した臓器を何とかして、
何とかして、何とかして、
引き剥がそうと命を削る、
血塗れの、血塗れの怪物。
これも一ツ目の怪物。何か、
また違う物体のよう。
世界に忌み嫌われた。骨が、
ダムを侵食していく。
（赤色超巨星の死をまだ見ていた。）
剥離した細胞を何とかして、
何とかして、何とかして、
くっつけようと命を燃やす、
血塗れの、血塗れの怪物。
考えているのでしょうか？
それの忌み嫌われた。頭は、
ダムに飲み込まれたまま。
（赤色超巨星の死によく似ていた。）
癒着した臓器を何とかして、
何とかして、何とかして、
引き剥がそうと命を削る、
血塗れの、血塗れの怪物。
これも一ツ目の怪物。何か、
また違う物体のよう。
世界に忌み嫌われた。骨が、
ダムを侵食していく。
（赤色超巨星の死をまだ見ていた。）
剥離した細胞を何とかして、
何とかして、何とかして、
くっつけようと命を燃やす、
血塗れの、血塗れの怪物。
385 ：ラストステップ／nD8-Eenr V：2012/08/17(金) 13:54:45.12 ID:omUS25mw
白い闇を作ってみたい。と、
錬金術の真似事をした、
青い雪の降る、夏の日。
《蜜柑の瓶》で迷い続けて、
届かない星。に、指を翳す。そして、
半分。は、凍り付いたまま、
何度も固い壁にぶつかって、
短い夜を越えていく・・・！
白い空を昇ってみたい。と、
空想家になる夢を割った、
赤い雲が舞う、冬の日。
《林檎の瓶》に涙を溜めて、
流れる彗星。を、手に乗せる。そして、
全身。が、凍り付いたまま、
何度も何度も火にぶつかって、
私は闇を越えていく・・・！
錬金術の真似事をした、
青い雪の降る、夏の日。
《蜜柑の瓶》で迷い続けて、
届かない星。に、指を翳す。そして、
半分。は、凍り付いたまま、
何度も固い壁にぶつかって、
短い夜を越えていく・・・！
白い空を昇ってみたい。と、
空想家になる夢を割った、
赤い雲が舞う、冬の日。
《林檎の瓶》に涙を溜めて、
流れる彗星。を、手に乗せる。そして、
全身。が、凍り付いたまま、
何度も何度も火にぶつかって、
私は闇を越えていく・・・！
386 ：ラストステップ／ラスト・スープ：2012/08/18(土) 07:12:45.17 ID:q8L/mnJ6
呼吸できるまであと少し、
あと少しだけ待って欲しい。
お願いだからあたしの事、
どうか置き去りにしないで。
歩けるようになった後は、
色んな場所に行ってみたい。
お願いだからあたしの事、
ごみ箱になんて捨てないで。
《果実の幽閉された牢獄から、
貴女の声が、とろとろ、と。
（流れてくる。）
どうしてもそれを掬えないまま、
大事な鍵まで失くしてしまって、
（泣きたくなる。）》
あと少しだけ待って欲しい。
お願いだからあたしの事、
どうか置き去りにしないで。
歩けるようになった後は、
色んな場所に行ってみたい。
お願いだからあたしの事、
ごみ箱になんて捨てないで。
《果実の幽閉された牢獄から、
貴女の声が、とろとろ、と。
（流れてくる。）
どうしてもそれを掬えないまま、
大事な鍵まで失くしてしまって、
（泣きたくなる。）》
387 ：ラストステップ／赤色粘膜の塔：2012/08/18(土) 07:18:36.85 ID:q8L/mnJ6
壊れたヘッドフォンでは、
もう、宇宙と交信は出来ない。
「そんな事分かっているわ。」
一人、置いて行かれた貴女の言葉。
-----それが唯一の希望なら
私がその汚れたボールを、
天使から、奪おうとする、
すべてのものを突き刺して。
可愛い夢を護ってあげたい・・・。
砕けたヘッドフォンには、
もう、宇宙の電波は届かない。
「そんな事分かっているわ。」
今も、意識のない貴女の言葉。
-----それが世界の選択なら
私のこの綺麗なボールを、
天使へと、与えるために、
すべてのものを投げ捨てて。
夢の種を護ってあげたい・・・。
もう、宇宙と交信は出来ない。
「そんな事分かっているわ。」
一人、置いて行かれた貴女の言葉。
-----それが唯一の希望なら
私がその汚れたボールを、
天使から、奪おうとする、
すべてのものを突き刺して。
可愛い夢を護ってあげたい・・・。
砕けたヘッドフォンには、
もう、宇宙の電波は届かない。
「そんな事分かっているわ。」
今も、意識のない貴女の言葉。
-----それが世界の選択なら
私のこの綺麗なボールを、
天使へと、与えるために、
すべてのものを投げ捨てて。
夢の種を護ってあげたい・・・。
388 ：ラストステップ／胎内宇宙の塔：2012/08/19(日) 12:36:43.63 ID:t9Uc1hAw
休まないまま飛び続けて、
車輪と蝋燭の街を目指す。
龍が喉に火の粉を溜めた後、
墓標の上に吐き出したとき、
（ナイフを、水の祭壇に。）
私の、肩の上に、腰掛けて、
光りながら微笑む妖精。は、
消えそうな言葉を広い集めて、
粒子と兵器に、刻んでくれた。
底のない夜を抜け出して、
車輪と蝋燭の街を目指す。
龍の雛が火の根を食べた後、
墓標の上で鳴き続けるとき、
（ナイフに、水で紋章を。）
私の、深紅の羽に、凭れて、
微眠みながら光る妖精。の、
目を覚ます時間を計りながら、
粒子と兵器を、破壊していく。
車輪と蝋燭の街を目指す。
龍が喉に火の粉を溜めた後、
墓標の上に吐き出したとき、
（ナイフを、水の祭壇に。）
私の、肩の上に、腰掛けて、
光りながら微笑む妖精。は、
消えそうな言葉を広い集めて、
粒子と兵器に、刻んでくれた。
底のない夜を抜け出して、
車輪と蝋燭の街を目指す。
龍の雛が火の根を食べた後、
墓標の上で鳴き続けるとき、
（ナイフに、水で紋章を。）
私の、深紅の羽に、凭れて、
微眠みながら光る妖精。の、
目を覚ます時間を計りながら、
粒子と兵器を、破壊していく。
389 ：ラストステップ／BC-Ruinpoint：2012/08/20(月) 14:53:46.31 ID:6/HljtS3
増殖するクッションを、
遥か遠くの星に向かって、
投げる！
それから。溶けたドロップが、
偏光を追いかけて行くまでの、
煌めく針金で作られた記憶は、
すぐに形を変えてしまうけど。
消滅することは無いんだよ。
暴走するシェイカーに、
凍る寸前の星に向かって、
投げる！
そのあと。跳ねたクリームが、
偏光そのものへ変わるまでの、
黄金の砂を取り込んだ記憶も、
いつか心を離れてしまうけど。
消滅することは無いんだよ。
遥か遠くの星に向かって、
投げる！
それから。溶けたドロップが、
偏光を追いかけて行くまでの、
煌めく針金で作られた記憶は、
すぐに形を変えてしまうけど。
消滅することは無いんだよ。
暴走するシェイカーに、
凍る寸前の星に向かって、
投げる！
そのあと。跳ねたクリームが、
偏光そのものへ変わるまでの、
黄金の砂を取り込んだ記憶も、
いつか心を離れてしまうけど。
消滅することは無いんだよ。
390 ：ラストステップ／火文章／0.80：2012/08/20(月) 14:56:24.05 ID:6/HljtS3
色とりどりのロリポップが、
一面に咲く不可思議な庭で。
羽を折られたグライダーが、
離陸許可を待ち続ける庭で。
（誰かと、話を、出来たら）
きっと。心臓だけになっても。
濡れて読めなくなった地図を、
あたし、は、捨てたりしない。
その景色を描き終るまでは、
色とりどりのボールペンが、
連なって眠る不可視の庭で。
羽を折られたスズメバチが、
着陸灯を見つけ出した庭で。
（貴女の、心に、触れたら）
きっと。心臓さえ失くしても。
溶けて読めなくなった文字を、
あたし、は、消したりしない。
その座標を書き写すまでは、
一面に咲く不可思議な庭で。
羽を折られたグライダーが、
離陸許可を待ち続ける庭で。
（誰かと、話を、出来たら）
きっと。心臓だけになっても。
濡れて読めなくなった地図を、
あたし、は、捨てたりしない。
その景色を描き終るまでは、
色とりどりのボールペンが、
連なって眠る不可視の庭で。
羽を折られたスズメバチが、
着陸灯を見つけ出した庭で。
（貴女の、心に、触れたら）
きっと。心臓さえ失くしても。
溶けて読めなくなった文字を、
あたし、は、消したりしない。
その座標を書き写すまでは、
392 ：ラストステップ／Enamelline：2012/08/21(火) 13:33:50.76 ID:tyJMx+eK
私の歩いて来た後ろに、
夜光塗料の、雨が降り・・・、
誰も知らないほど黒い、
闇の蟲の、背に当たる・・・。
水は甘い粒に進化して、
道標の、代わりになり・・・、
森にざわめく数億の棘、
神の蟲達を、呼び出す・・・！
（幻。と、対極の位置から、）
それは、
希望へのカウントダウン。
または、
絶望へのカウントダウン。
だれも、
その進攻は止められない。
ならば、
その進攻を追っていこう。
夜光塗料の、雨が降り・・・、
誰も知らないほど黒い、
闇の蟲の、背に当たる・・・。
水は甘い粒に進化して、
道標の、代わりになり・・・、
森にざわめく数億の棘、
神の蟲達を、呼び出す・・・！
（幻。と、対極の位置から、）
それは、
希望へのカウントダウン。
または、
絶望へのカウントダウン。
だれも、
その進攻は止められない。
ならば、
その進攻を追っていこう。
393 ：ラストステップ／“破戒の、”：2012/08/22(水) 02:56:15.54 ID:6y5P/2lH
（痛い.痛い,痛い,痛い.）
ああ,そうやって逃げ惑う,
今の貴女は,何よりも綺麗.
もっと,近くで顔を見せて?
もっと,近くで顔を見せて?
血雨噴き出す冥府の果て.
邪の化身.....百足姫様が,
生命乞う繊弱なる魂たちを,
飲み込む.踏み潰す.飲み込む.
（熱い.熱い,熱い,熱い.）
ああ,そうやって悶え狂う,
今の貴女は,誰よりも綺麗.
もっと,大きな声を出して?
もっと,大きな声を出して?
血雨溜まり出す黄泉の果て.
惡の化神.....哀れな姫様が,
救済乞う繊弱なる魂たちを,
焼き撃つ.踏み潰す.焼き撃つ.
ああ,そうやって逃げ惑う,
今の貴女は,何よりも綺麗.
もっと,近くで顔を見せて?
もっと,近くで顔を見せて?
血雨噴き出す冥府の果て.
邪の化身.....百足姫様が,
生命乞う繊弱なる魂たちを,
飲み込む.踏み潰す.飲み込む.
（熱い.熱い,熱い,熱い.）
ああ,そうやって悶え狂う,
今の貴女は,誰よりも綺麗.
もっと,大きな声を出して?
もっと,大きな声を出して?
血雨溜まり出す黄泉の果て.
惡の化神.....哀れな姫様が,
救済乞う繊弱なる魂たちを,
焼き撃つ.踏み潰す.焼き撃つ.
394 ：ラストステップ／クラシック・コア：2012/08/22(水) 02:58:44.61 ID:6y5P/2lH
眠ることを知らないきみが、
あたしの隣で微笑んでいる。
《夢弦》という名を宿した、
不思議な楽器を抱えながら。
（空には...器用に回る星...）
あれから一度も弾かないまま、
あたしが部屋の灯りを消して、
おやすみ。って言ったあとも、
きみは朝まで、一睡もしない。
眠ることを知らないきみに、
素敵な夢を見せてあげたい。
《魔鈴》という名を刻んだ、
あたしの楽器を取り出す時。
（空から...鏡へ落ちる泡...）
壊れた夜明けに弾いてみたら、
いつの間にか泪が揺れていて、
ありがと。って笑ったあとに、
きみが初めて、瞼を閉じる。
あたしの隣で微笑んでいる。
《夢弦》という名を宿した、
不思議な楽器を抱えながら。
（空には...器用に回る星...）
あれから一度も弾かないまま、
あたしが部屋の灯りを消して、
おやすみ。って言ったあとも、
きみは朝まで、一睡もしない。
眠ることを知らないきみに、
素敵な夢を見せてあげたい。
《魔鈴》という名を刻んだ、
あたしの楽器を取り出す時。
（空から...鏡へ落ちる泡...）
壊れた夜明けに弾いてみたら、
いつの間にか泪が揺れていて、
ありがと。って笑ったあとに、
きみが初めて、瞼を閉じる。
395 ：ラストステップ／280=5_7_Next=?：2012/08/23(木) 08:17:26.04 ID:fNVMuWeC
トラインの鎖で封印された、
触れるだけで崩れてしまう、
とても分厚い絵本。魔草は、
その姿を隠すように靡くの。
神の徒さえ中身を知らない、
もし。何かを解放する時に、
爆ぜる光が痛くて怖いなら、
粘土の海へと意識を埋めて？
痛覚は、それで、ゼロ。
スクエアの鎖で封印された、
揺らすだけで砕けてしまう、
とても柔らかい城。魔眼は、
その形を調べようと睨むの。
神の徒さえ内部が見えない、
もし。奇跡と邂逅した時に、
零れた涙が傷を濡らすなら、
粘土の星へと指輪を投げて？
痛覚は、それで、ゼロ。
触れるだけで崩れてしまう、
とても分厚い絵本。魔草は、
その姿を隠すように靡くの。
神の徒さえ中身を知らない、
もし。何かを解放する時に、
爆ぜる光が痛くて怖いなら、
粘土の海へと意識を埋めて？
痛覚は、それで、ゼロ。
スクエアの鎖で封印された、
揺らすだけで砕けてしまう、
とても柔らかい城。魔眼は、
その形を調べようと睨むの。
神の徒さえ内部が見えない、
もし。奇跡と邂逅した時に、
零れた涙が傷を濡らすなら、
粘土の星へと指輪を投げて？
痛覚は、それで、ゼロ。
396 ：ラストステップ／八足歩行する塔：2012/08/24(金) 07:56:57.50 ID:VZrXPwMn
生きていないって。ずっと、
人間たちから言われていた。
伸縮を繰り返しながら、・・・
水が溢れるのを待ち続けて、
エネルギーが暴走する夢。
とある少女は全て理解する。
なのに、彼女の声帯は・・・。
「命、の時、計が狂、っても、
笑、う事は、止めた、く無、いの。」
生きていないこと。それは、
人間たちには分からないわ。
点滅を繰り返しながら、・・・
風を止める筈の儀式をして、
エネルギーを暴走させるの。
とある少女は全て理解する。
けれど、彼女の網膜は・・・。
「世界、が破、滅へ向かって、も、
笑、う事は、止めた、く、・・・、n.....」
人間たちから言われていた。
伸縮を繰り返しながら、・・・
水が溢れるのを待ち続けて、
エネルギーが暴走する夢。
とある少女は全て理解する。
なのに、彼女の声帯は・・・。
「命、の時、計が狂、っても、
笑、う事は、止めた、く無、いの。」
生きていないこと。それは、
人間たちには分からないわ。
点滅を繰り返しながら、・・・
風を止める筈の儀式をして、
エネルギーを暴走させるの。
とある少女は全て理解する。
けれど、彼女の網膜は・・・。
「世界、が破、滅へ向かって、も、
笑、う事は、止めた、く、・・・、n.....」
397 ：ラストステップ／ペンライト／σ：2012/08/24(金) 08:00:51.13 ID:VZrXPwMn
接着剤。を、一滴も。
使わずに作った飛行機は、
腐敗を待つ星のどこかで、
墜落、したまま。
-----幾つもの炎を数えて
《その破片はとても熱いから、
貴女は、触れない方がいい。》
（いいえ。それでもいいから、
残骸の上に居させて下さい。）
接着剤。の、雨の中。
あたしが組み立てた飛行機は、
反転する世界の果てで、
虚空を、見ていた。
-----絡まった油を掬って
《その色は哀しいものだから、
貴女は、触れない方がいい。》
（いいえ。それでもいいから、
残骸の側で眠らせて下さい。）
使わずに作った飛行機は、
腐敗を待つ星のどこかで、
墜落、したまま。
-----幾つもの炎を数えて
《その破片はとても熱いから、
貴女は、触れない方がいい。》
（いいえ。それでもいいから、
残骸の上に居させて下さい。）
接着剤。の、雨の中。
あたしが組み立てた飛行機は、
反転する世界の果てで、
虚空を、見ていた。
-----絡まった油を掬って
《その色は哀しいものだから、
貴女は、触れない方がいい。》
（いいえ。それでもいいから、
残骸の側で眠らせて下さい。）
398 ：ラストステップ／レトロ・デルタ：2012/08/25(土) 06:26:31.73 ID:yP+VWItR
火時計の針が止まるまで、
浮かんで、漂っていたい。
電気の海にはひとつだけ、
きれいな、色の種がある。
迷わないで行くために、
キミの手の温度をちょうだい。
（そうして、そのあと・・・）
エレクトロプレートを、
空宙から落としてみましょう。
火時計の針を抜いたとき、
あたしは、少し息を飲む。
電気の海を溶かすほどの、
つめたい、飴の雨が好き。
凍えないで居るために、
キミの手の温度をちょうだい。
（そうして、そのあと・・・）
エレクトロシンバルを、
空宙から鳴らしてみましょう。
浮かんで、漂っていたい。
電気の海にはひとつだけ、
きれいな、色の種がある。
迷わないで行くために、
キミの手の温度をちょうだい。
（そうして、そのあと・・・）
エレクトロプレートを、
空宙から落としてみましょう。
火時計の針を抜いたとき、
あたしは、少し息を飲む。
電気の海を溶かすほどの、
つめたい、飴の雨が好き。
凍えないで居るために、
キミの手の温度をちょうだい。
（そうして、そのあと・・・）
エレクトロシンバルを、
空宙から鳴らしてみましょう。
399 ：ラストステップ／XoefPyX：2012/08/26(日) 12:10:28.33 ID:FB6Sy/4h
もう、神さまが連れて行ったって、
みんな、振り返りもしなくなった。
あたしだけ【底】に取り残されて、
消えたあなたの帰りを待っている。
決まった貌を持たない物の怪は、
そういう視界の終点で出会った。
あたしの宝石を神さまから助けて。
誰からも忘れられた可哀相な子を。
《:SR:4.....6.....4.....》
くらやみ に 溶けていく 影
頷いて 笑ってくれて あたし
すごく すごく 嬉しかったのよ
神さま さようなら 永遠にね
いくつも の 眠気を 越えて
吸い込んだ 奇跡の渦は 今夜
すごく すごく 輝いているわ
神さま さようなら 永久にね
みんな、振り返りもしなくなった。
あたしだけ【底】に取り残されて、
消えたあなたの帰りを待っている。
決まった貌を持たない物の怪は、
そういう視界の終点で出会った。
あたしの宝石を神さまから助けて。
誰からも忘れられた可哀相な子を。
《:SR:4.....6.....4.....》
くらやみ に 溶けていく 影
頷いて 笑ってくれて あたし
すごく すごく 嬉しかったのよ
神さま さようなら 永遠にね
いくつも の 眠気を 越えて
吸い込んだ 奇跡の渦は 今夜
すごく すごく 輝いているわ
神さま さようなら 永久にね
400 ：ラストステップ／饕餮の塔：2012/08/26(日) 12:11:35.64 ID:FB6Sy/4h
魔樹苑の中で眠り落ちる時、
物語はエピローグを迎えた。
夢は見ない。単純に暗闇を、
誰かの爪へと差し出すだけ。
世界で一番、火の降る場所に、
世界で一番、冷たい物が在る。
マテリアルを掻き集めながら、
その尻尾を追いかけて行こう。
魔樹苑の淵で目を開いた時、
物語はプロローグに還った。
星は見ない。複雑な暗闇を、
あたしの爪で解き解すだけ。
世界で一番、火の降る場所が、
最初で最後の、記憶をくれた。
マテリアルを敷き詰めたあと、
その亡骸を抱きしめていたい。
物語はエピローグを迎えた。
夢は見ない。単純に暗闇を、
誰かの爪へと差し出すだけ。
世界で一番、火の降る場所に、
世界で一番、冷たい物が在る。
マテリアルを掻き集めながら、
その尻尾を追いかけて行こう。
魔樹苑の淵で目を開いた時、
物語はプロローグに還った。
星は見ない。複雑な暗闇を、
あたしの爪で解き解すだけ。
世界で一番、火の降る場所が、
最初で最後の、記憶をくれた。
マテリアルを敷き詰めたあと、
その亡骸を抱きしめていたい。
401 ：ラストステップ／神管9／N：2012/08/27(月) 12:15:04.99 ID:snCvp1gH
無害のまま落ちるブロックに、
碧い空で絵を破いたような、
色をずっと埋め込んでいた。
まだ。解明されていない色を、
・・・引っ張り回す。一人で。
私は。みんながするみたいに、
風を借りて飛んだりできない。
もう少し足が速くなったら、
羽ばたく龍を追っていくわ。
無害だと嘘をつくキューブに、
碧い絵を空に貼ったような、
音をずっと差し込んでいた。
その。解析されていない音が、
・・・溶け込んでいく。心に。
私は。みんながするみたいに、
風を羽根に替えたりできない。
もう少し足が速くなったら、
あなたの影に付いていくわ。
碧い空で絵を破いたような、
色をずっと埋め込んでいた。
まだ。解明されていない色を、
・・・引っ張り回す。一人で。
私は。みんながするみたいに、
風を借りて飛んだりできない。
もう少し足が速くなったら、
羽ばたく龍を追っていくわ。
無害だと嘘をつくキューブに、
碧い絵を空に貼ったような、
音をずっと差し込んでいた。
その。解析されていない音が、
・・・溶け込んでいく。心に。
私は。みんながするみたいに、
風を羽根に替えたりできない。
もう少し足が速くなったら、
あなたの影に付いていくわ。
402 ：ラストステップ／孤孤炉の風狐：2012/08/28(火) 05:34:49.81 ID:ZRit5LC9
絶対に崩れない崖の先で、
正体不明のなにかと一緒。
睡眠のための灯り→を、探して。
ああ、あたしはここまで、
ここまで視力を失っても、
光が揺れて融合するのを、
実体のない異物を抱いて。
ふたりで、転がしながら、
絶対に壊れない箱の中で、
正体不明のなにかは言った。
「睡眠のための灯り→は、掌に。」
ああ、あたしはこんなに、
こんなに視力を失っても、
闇が晴れて爆発するのを、
感触のない魔物を抱いて。
せかいを、動かしていく、
正体不明のなにかと一緒。
睡眠のための灯り→を、探して。
ああ、あたしはここまで、
ここまで視力を失っても、
光が揺れて融合するのを、
実体のない異物を抱いて。
ふたりで、転がしながら、
絶対に壊れない箱の中で、
正体不明のなにかは言った。
「睡眠のための灯り→は、掌に。」
ああ、あたしはこんなに、
こんなに視力を失っても、
闇が晴れて爆発するのを、
感触のない魔物を抱いて。
せかいを、動かしていく、
403 ：ラストステップ／じぶんのこと：2012/08/28(火) 05:37:34.29 ID:ZRit5LC9
とても狭い星の中でしか、
動けない、哀れな子。
誰もその信号に気付かず、
ゆっくり、消えてく。
（私はまるでゴミのよう）
宇宙から飛来した生物が、
何かを語りかけてくるわ。
《お前の臓腑に価値はない》
《お前の》・・・理解、している。
とても暗い星の隅でしか、
話せない、惨めな子。
誰もその精神には触れず、
ゆっくり、熔けてく。
（私は本当にゴミだから）
宇宙から飛来した生物が、
何かを語りかけてくるわ。
《歪んだ脳波に価値はない》
《歪んだ》・・・理解、している。
動けない、哀れな子。
誰もその信号に気付かず、
ゆっくり、消えてく。
（私はまるでゴミのよう）
宇宙から飛来した生物が、
何かを語りかけてくるわ。
《お前の臓腑に価値はない》
《お前の》・・・理解、している。
とても暗い星の隅でしか、
話せない、惨めな子。
誰もその精神には触れず、
ゆっくり、熔けてく。
（私は本当にゴミだから）
宇宙から飛来した生物が、
何かを語りかけてくるわ。
《歪んだ脳波に価値はない》
《歪んだ》・・・理解、している。
404 ：ラストステップ／ζ／コーラ石：2012/08/29(水) 08:06:55.39 ID:+t88dvqR
生きている／機械の星と、
生きていない／植物の星。
動力炉がどこで消えたのか、
私には、もう、解らない。
選択肢。は・・・たった二つ、
いつでも決められるからって、
そこで足踏みしているせいで、
動けなくなる。精神装置を。
生きていない植物へと託して、
生きている／煉瓦の星と、
生きていない／人間の星。
偽の果実がどこで咲くのか、
私には、もう、探せない。
選択肢。は・・・たった一つ、
蹴られるのが怖いからって、
その線から出て来ないせいで、
溺れてしまう。精神装置を。
生きていない人間の墓標に、
生きていない／植物の星。
動力炉がどこで消えたのか、
私には、もう、解らない。
選択肢。は・・・たった二つ、
いつでも決められるからって、
そこで足踏みしているせいで、
動けなくなる。精神装置を。
生きていない植物へと託して、
生きている／煉瓦の星と、
生きていない／人間の星。
偽の果実がどこで咲くのか、
私には、もう、探せない。
選択肢。は・・・たった一つ、
蹴られるのが怖いからって、
その線から出て来ないせいで、
溺れてしまう。精神装置を。
生きていない人間の墓標に、
405 ：ラストステップ／7077nm：2012/08/30(木) 16:45:47.44 ID:eGD6kSaD
腕に魔力の糸を巻いた猫と、
《体》の半分を失くした少女。
夜を踏み台にして、造る、
ナイロン製の薄い羽を着けて。
光る蟻たちを踏まないように、
傾いた塔を、治療しましょう。
誰ひとり模倣できないものが、
あたし達の手に宿っているわ。
脚に魔力の輪を括った猫と、
《体》の半分が機械の少女。
夜に踏み台にして、造る、
プリズム製の淡い羽を着けて。
光る蟻たちで埋め尽くされた、
ブラスト・タワーの一番上で。
宇宙の船さえ知らないものを、
あたし達は目に焼き付けるの。
《体》の半分を失くした少女。
夜を踏み台にして、造る、
ナイロン製の薄い羽を着けて。
光る蟻たちを踏まないように、
傾いた塔を、治療しましょう。
誰ひとり模倣できないものが、
あたし達の手に宿っているわ。
脚に魔力の輪を括った猫と、
《体》の半分が機械の少女。
夜に踏み台にして、造る、
プリズム製の淡い羽を着けて。
光る蟻たちで埋め尽くされた、
ブラスト・タワーの一番上で。
宇宙の船さえ知らないものを、
あたし達は目に焼き付けるの。
406 ：ラストステップ／果閃氾爛：2012/08/30(木) 16:47:46.94 ID:eGD6kSaD
壊れた私のペンダントは、
もう一人で居ても大丈夫。
雪に閉ざされた未来の街に、
気球の残骸があって・・・、
（降り突き刺さる槍の雨が好き。）
夢を知らない猫たちと共に、
私は冒険を続けていくわ。
ブロード・ピークの背中を、
見た幻草へ。音の、水を、！
千切れた私のネックレスを、
もう一人の私に託した。
過去に揺れ動く赤い灯りが、
記憶と硝煙を照らす・・・、
（無機質に刺さる火の雨が好き。）
影を持たない猫たちと共に、
私は冒険を続けていくわ。
ナンガ・パルバットの羽を、
見た幻草へ。色の、風を、！
もう一人で居ても大丈夫。
雪に閉ざされた未来の街に、
気球の残骸があって・・・、
（降り突き刺さる槍の雨が好き。）
夢を知らない猫たちと共に、
私は冒険を続けていくわ。
ブロード・ピークの背中を、
見た幻草へ。音の、水を、！
千切れた私のネックレスを、
もう一人の私に託した。
過去に揺れ動く赤い灯りが、
記憶と硝煙を照らす・・・、
（無機質に刺さる火の雨が好き。）
影を持たない猫たちと共に、
私は冒険を続けていくわ。
ナンガ・パルバットの羽を、
見た幻草へ。色の、風を、！
407 ：ラストステップ／Slideprogram：2012/08/31(金) 16:46:15.94 ID:vZlNB6FG
失われたゼリー状の大陸を,
線条体地図に書き印したら.
星の鞄にそれを入れよう.
崩壊していく足場....何とか,
落下しないように渡って,
辿り着いた宇宙の休息所,
何もなかったはずの部屋に,
メダルＡが飛び交っていた....
失われたゼリー状の大陸が,
球体型地図に浮かび上がれば.
星のビルはまた輝き出す.
再構築する足場....不思議は,
どの時代にも揺れながら,
辿り着いた深海のバス停,
息苦しかっただけの部屋に,
メダルＣが泳ぎ舞っていた....
線条体地図に書き印したら.
星の鞄にそれを入れよう.
崩壊していく足場....何とか,
落下しないように渡って,
辿り着いた宇宙の休息所,
何もなかったはずの部屋に,
メダルＡが飛び交っていた....
失われたゼリー状の大陸が,
球体型地図に浮かび上がれば.
星のビルはまた輝き出す.
再構築する足場....不思議は,
どの時代にも揺れながら,
辿り着いた深海のバス停,
息苦しかっただけの部屋に,
メダルＣが泳ぎ舞っていた....
408 ：ラストステップ／祈管詞炎9999992：2012/09/01(土) 14:12:49.99 ID:WBp+lbt0
降り落ちる全ての隕石たちへ.
わたしはどの層にも属さない.
影を吸い込もうとする存在へ.
わたしはどの夢にも入らない.
増殖し、蔓延する偽者たちへ.
わたしはどんな神も信じない.
命を吸い取ろうとする造花へ.
わたしはどんな蟲も殺さない.
：Good-bye,my morbid and loved chair.....
：Good-bye,my morbid and loved desk.....
出口の消えた部屋の中で,
今頃,翼が生え始めてきた.
柄のないハンマーを抱えて,
どうにかして,鋼鉄の壁を.....
わたしはどの層にも属さない.
影を吸い込もうとする存在へ.
わたしはどの夢にも入らない.
増殖し、蔓延する偽者たちへ.
わたしはどんな神も信じない.
命を吸い取ろうとする造花へ.
わたしはどんな蟲も殺さない.
：Good-bye,my morbid and loved chair.....
：Good-bye,my morbid and loved desk.....
出口の消えた部屋の中で,
今頃,翼が生え始めてきた.
柄のないハンマーを抱えて,
どうにかして,鋼鉄の壁を.....
409 ：ラストステップ／R・ポイント：2012/09/01(土) 14:14:34.86 ID:WBp+lbt0
波のない海をガラスケースに。
風のない街をペットボトルに。
あなたが放つ、素敵な魔法は、
どんな事でも叶えてしまうの。
「何も考えずに眠りましょう」
帯電した、泪を取り出す時に、
《絶縁／月の靴》はいらないわ。
帯電した、泪に触るのだから、
《感触／痛む指》も耐えられる。
水のない星をレインタンクに。
音のない森をクローゼットに。
あなたと歩く、壊れた世界で、
不可思議な日々は咲き誇るの。
「何も考えずに笑いましょう」
凍結した、泪を取り出す時に、
《射光／炎の靴》はいらないわ。
凍結した、泪を掬うのだから、
《感覚／凍る指》も耐えられる。
風のない街をペットボトルに。
あなたが放つ、素敵な魔法は、
どんな事でも叶えてしまうの。
「何も考えずに眠りましょう」
帯電した、泪を取り出す時に、
《絶縁／月の靴》はいらないわ。
帯電した、泪に触るのだから、
《感触／痛む指》も耐えられる。
水のない星をレインタンクに。
音のない森をクローゼットに。
あなたと歩く、壊れた世界で、
不可思議な日々は咲き誇るの。
「何も考えずに笑いましょう」
凍結した、泪を取り出す時に、
《射光／炎の靴》はいらないわ。
凍結した、泪を掬うのだから、
《感覚／凍る指》も耐えられる。
410 ：ラストステップ／ルヴィー＆ロア：2012/09/02(日) 05:56:48.95 ID:jWVfrjEy
出口も入口もない廊下を、
ずっと、這うようにして歩く、
姫さま。・・・何か言ってる。
とても、小さい声、だから、
みんな、最後まで聞かないの。
だから私は。手も足もない、
姫さまのそばにずっと居たい。
いつか私が。私ひとりが、
その声を聞き取れる日まで。
出口も入口も閉じた部屋で、
ずっと、無防備のまま眠る、
姫さま。・・・何か言ってる。
とても、穢れた肌、だから、
みんな足で踏んだりするの。
だから私は。手も足もない、
姫さまをずっと抱いて居たい。
いつか私が。貴女と此処から、
壊れたバイクで旅立つ日まで。
ずっと、這うようにして歩く、
姫さま。・・・何か言ってる。
とても、小さい声、だから、
みんな、最後まで聞かないの。
だから私は。手も足もない、
姫さまのそばにずっと居たい。
いつか私が。私ひとりが、
その声を聞き取れる日まで。
出口も入口も閉じた部屋で、
ずっと、無防備のまま眠る、
姫さま。・・・何か言ってる。
とても、穢れた肌、だから、
みんな足で踏んだりするの。
だから私は。手も足もない、
姫さまをずっと抱いて居たい。
いつか私が。貴女と此処から、
壊れたバイクで旅立つ日まで。
411 ：ラストステップ／苺の塔：2012/09/03(月) 07:32:59.86 ID:durAJ+W8
プラズマフェアリィは言った。
（雨が地面に降る頃にはもう、
夢は全て無くなっているわ。）
目に突き刺さる風景だけを。
信じていた、幼い僕は、
まだ少しも動けないまま、
水位が増していく大惑星で、
誰かの帰還を待っていたんだ。
プリズムエンゼルは言った。
（雨で花が育つ訳ではなく、
そこには必ず惡意が居るわ。）
耳に突き刺さる音色だけを。
信じていた、幼い僕は、
呼吸をすることも忘れて、
水没してしまった大惑星で、
貴女の帰還を待っていたんだ。
（雨が地面に降る頃にはもう、
夢は全て無くなっているわ。）
目に突き刺さる風景だけを。
信じていた、幼い僕は、
まだ少しも動けないまま、
水位が増していく大惑星で、
誰かの帰還を待っていたんだ。
プリズムエンゼルは言った。
（雨で花が育つ訳ではなく、
そこには必ず惡意が居るわ。）
耳に突き刺さる音色だけを。
信じていた、幼い僕は、
呼吸をすることも忘れて、
水没してしまった大惑星で、
貴女の帰還を待っていたんだ。
412 ：ラストステップ／Finalantique：2012/09/03(月) 07:35:04.15 ID:durAJ+W8
それから、摩天楼の屋上で、
弧を描く月の沫を見ていた。
いつしか、柔らかい電塔が、
居住区にまで伸びているわ。
迷層、階段、琥珀の壁・・・、
それは全てを受け入れる場所。
冥路、深閑、歪な夜景・・・、
もう、私たちしか、知らない。
そうした、夜を削ぐ摩天楼が、
貴方の描く絵の中だけにある。
いつしか、柔らかい電塔は、
居住区を越えて世界の淵へ。
迷層、寝台、鉄屑の山・・・、
そこは全てを受け入れる場所。
冥路、喧騒、眩しい光・・・、
もう、私たち、しか知らない。
弧を描く月の沫を見ていた。
いつしか、柔らかい電塔が、
居住区にまで伸びているわ。
迷層、階段、琥珀の壁・・・、
それは全てを受け入れる場所。
冥路、深閑、歪な夜景・・・、
もう、私たちしか、知らない。
そうした、夜を削ぐ摩天楼が、
貴方の描く絵の中だけにある。
いつしか、柔らかい電塔は、
居住区を越えて世界の淵へ。
迷層、寝台、鉄屑の山・・・、
そこは全てを受け入れる場所。
冥路、喧騒、眩しい光・・・、
もう、私たち、しか知らない。
413 ：ラストステップ／Psychosnow__F：2012/09/04(火) 04:15:13.49 ID:4toJjcbI
冷たいビニール膜の封印を、
意図せず解いてしまったら、
超電気の。街が見えてくる。
入り口はたった一つ。それを、
日没までに見つけたくて。
幻覚と、魔都に住む人たちが、
放電スーツを脱いだ僕を、
・・・不思議な目で見ていた。
煌めくオメガ模様の刻印に、
意図せず触ってしまったら、
超電気の。街が見えてくる。
入り口はたった一つ。たとえ、
邪気の中にあったとしても。
幻覚と、魔都に暮らす貴女と、
避雷針を蹴飛ばした僕は、
・・・不思議な言葉を交わす。
意図せず解いてしまったら、
超電気の。街が見えてくる。
入り口はたった一つ。それを、
日没までに見つけたくて。
幻覚と、魔都に住む人たちが、
放電スーツを脱いだ僕を、
・・・不思議な目で見ていた。
煌めくオメガ模様の刻印に、
意図せず触ってしまったら、
超電気の。街が見えてくる。
入り口はたった一つ。たとえ、
邪気の中にあったとしても。
幻覚と、魔都に暮らす貴女と、
避雷針を蹴飛ばした僕は、
・・・不思議な言葉を交わす。
414 ：ラストステップ／9696969636969.69：2012/09/05(水) 01:56:51.28 ID:II10Um1S
惰性でパズルを組み立てて、
出来上がったのは何かしら？
・・・夜を縫い合わせた時、
猫は、奇妙な夢を見る。
全てのデータを失くしてしまった、
そうして。物語は始まるの。
空っぽのプールに星を詰めて、
深さもはっきり計らないまま、
飛行機から飛び降りて。いく。
凍ったライムを投げ上げて、
浮かんでいたのは何かしら？
・・・夜が綻んできた時、
猫と、奇妙な夢を見る。
全てのライトが消されてしまった、
そこから。物語は始まるの。
空白のページに星を垂らして、
終わりが何かも知らないまま、
飛行機から飛び降りて。行く。
出来上がったのは何かしら？
・・・夜を縫い合わせた時、
猫は、奇妙な夢を見る。
全てのデータを失くしてしまった、
そうして。物語は始まるの。
空っぽのプールに星を詰めて、
深さもはっきり計らないまま、
飛行機から飛び降りて。いく。
凍ったライムを投げ上げて、
浮かんでいたのは何かしら？
・・・夜が綻んできた時、
猫と、奇妙な夢を見る。
全てのライトが消されてしまった、
そこから。物語は始まるの。
空白のページに星を垂らして、
終わりが何かも知らないまま、
飛行機から飛び降りて。行く。
415 ：ラストステップ／ミニウォール：2012/09/05(水) 01:59:15.95 ID:II10Um1S
熔けた虫籠の外側に止まる、
・・・わたしの木の葉蝶たち。
不規則なリズムが渦巻く中、
壁に吸い込まれないように。
（破損寸前の瓶、Ｓ、呵責、）
眠りから覚めた直後の・・・、
錆びた鉄屑のような体を。
火に焼べて、水で濡らして、
そして、飲み込んだ鍵を吐き出せ！
熔けた虫籠へと取り込まれた、
・・・わたしの木の葉蝶たち。
不条理なラインに列ぶ時、
意識まで盗られないように。
（落下寸前の石、Ｎ、開放、）
銃で殴られた直後の・・・、
散らばる機械のような体を。
火に刺して、水で鞣して、
そして、飲み込んだ鍵を吐き出せ！
・・・わたしの木の葉蝶たち。
不規則なリズムが渦巻く中、
壁に吸い込まれないように。
（破損寸前の瓶、Ｓ、呵責、）
眠りから覚めた直後の・・・、
錆びた鉄屑のような体を。
火に焼べて、水で濡らして、
そして、飲み込んだ鍵を吐き出せ！
熔けた虫籠へと取り込まれた、
・・・わたしの木の葉蝶たち。
不条理なラインに列ぶ時、
意識まで盗られないように。
（落下寸前の石、Ｎ、開放、）
銃で殴られた直後の・・・、
散らばる機械のような体を。
火に刺して、水で鞣して、
そして、飲み込んだ鍵を吐き出せ！
416 ：ラストステップ／メモリーアーム：2012/09/06(木) 08:06:03.33 ID:tcRCEveL
太陽がとても速い動きで、
往復を。繰り返していた。
変動する昼夜に蝕まれた、
貝殻を。拾い上げてみる、
貴女の周りで揺れる色が、
僕の骨に塗られていた事に、
気付くまで。あまりに長い、
時間が架かってしまった。
電球はとても速い呼吸と、
点滅を。繰り返していた。
変革後の世界に降り注ぐ、
雨粒を。掬い上げてみて、
初めて貴女が塗った色と、
僕の羽に塗られていた色が、
同じことに。気付いたとき、
時間は巻き戻っていく。
往復を。繰り返していた。
変動する昼夜に蝕まれた、
貝殻を。拾い上げてみる、
貴女の周りで揺れる色が、
僕の骨に塗られていた事に、
気付くまで。あまりに長い、
時間が架かってしまった。
電球はとても速い呼吸と、
点滅を。繰り返していた。
変革後の世界に降り注ぐ、
雨粒を。掬い上げてみて、
初めて貴女が塗った色と、
僕の羽に塗られていた色が、
同じことに。気付いたとき、
時間は巻き戻っていく。
417 ：ラストステップ／センサーの塔：2012/09/07(金) 13:20:17.23 ID:naifnlFN
病室の窓から眺める景色,は.
部屋の中より,歪んでいるわ.
....そうでも思わないと....
....心が砕けてしまうもの....
らせん状の光が体を切り裂く,
霧の中にある,意識も一緒に.
らせん状の光が翼を引き裂く,
夢の海にいる,藻屑も一緒に.
病室の外で響いている声,は.
部屋の中より,汚れているわ.
....そうでも思わないと....
....私は壊れてしまうもの....
らせん状の音波に体を捧げた,
瓦礫に埋もれる,過去も一緒に.
らせん状の音波に翼を浸した,
毛布に隠れる,手足も一緒に.
部屋の中より,歪んでいるわ.
....そうでも思わないと....
....心が砕けてしまうもの....
らせん状の光が体を切り裂く,
霧の中にある,意識も一緒に.
らせん状の光が翼を引き裂く,
夢の海にいる,藻屑も一緒に.
病室の外で響いている声,は.
部屋の中より,汚れているわ.
....そうでも思わないと....
....私は壊れてしまうもの....
らせん状の音波に体を捧げた,
瓦礫に埋もれる,過去も一緒に.
らせん状の音波に翼を浸した,
毛布に隠れる,手足も一緒に.
418 ：ラストステップ／Yellow Pin Line：2012/09/07(金) 13:38:53.51 ID:naifnlFN
無数の水たまり、の。中に、
一つだけ光っているそれを。
探してみる。未来のことは、
少しも考えてはいけない。
【宇宙の線路にエネルギーを】
破壊し尽くされた夜の汽車。
破壊し尽くされた夜の気球。
潜り込んだ先、水源に刺さる、
魔法のメスを探しに行こう。
温い水たまり、の。内部で、
呼吸をしながら沈んでいく。
目的地へ。未来のドアーが、
やっと動いた様な気がした。
【宇宙に紛れたキーワードを】
破壊されなかった星の汽船。
破壊されなかった星の気泡。
刺し開いた位置、光源を示す、
魔法のメスで世界を治そう。
一つだけ光っているそれを。
探してみる。未来のことは、
少しも考えてはいけない。
【宇宙の線路にエネルギーを】
破壊し尽くされた夜の汽車。
破壊し尽くされた夜の気球。
潜り込んだ先、水源に刺さる、
魔法のメスを探しに行こう。
温い水たまり、の。内部で、
呼吸をしながら沈んでいく。
目的地へ。未来のドアーが、
やっと動いた様な気がした。
【宇宙に紛れたキーワードを】
破壊されなかった星の汽船。
破壊されなかった星の気泡。
刺し開いた位置、光源を示す、
魔法のメスで世界を治そう。
419 ：ラストステップ／人工雷雲／π：2012/09/08(土) 06:50:36.11 ID:ioo7R6wS
今にも倒れそうなグラスには、
トパーズを灰に漬けたものを。
今にも動きそうなベルトには、
アゲートを水で溶いたものを。
あたし達は、氷の山に居て、
吹雪の中で微笑みながら、
アイス／クリームを食べてる。
・・・それで、世界を救ったんだよ？
今にも沈みそうなボトルには、
トパーズを鉄に足したものを。
今にも溢れそうなマグマには、
アゲートを本に埋めたものを。
あたし達は、焔の城に居て、
熱源の壁に凭れながら、
バニラ／クッキーを食べてる。
・・・それが、世界を救ったんだよ？
トパーズを灰に漬けたものを。
今にも動きそうなベルトには、
アゲートを水で溶いたものを。
あたし達は、氷の山に居て、
吹雪の中で微笑みながら、
アイス／クリームを食べてる。
・・・それで、世界を救ったんだよ？
今にも沈みそうなボトルには、
トパーズを鉄に足したものを。
今にも溢れそうなマグマには、
アゲートを本に埋めたものを。
あたし達は、焔の城に居て、
熱源の壁に凭れながら、
バニラ／クッキーを食べてる。
・・・それが、世界を救ったんだよ？
420 ：ラストステップ／スキール音：2012/09/09(日) 02:49:33.43 ID:iCJv0lKI
まだあたし独りで続けている。
ウィルスの外側、無人の街で、
神さまに見立てた人形へ、
とうの昔に理解していたのに。
絶対に病まない、心、と、体、
百年に一度だけ、ダレカの、
泣き声が聞こえるから・・・、
火が点いたようにあたしは、
瓦礫を掻き分けるけど・・・。
まだあたしの足は動いていて。
ウィルスの内側、亡火の街で、
神さまを真似した混沌へ、
その闇さえ跳ね返してしまう。
絶対に死なない、心、と、体、
千年に一度だけ、ダレカの、
泣き声が聞こえる日に・・・、
狂ったあたしがどれだけ、
鼓膜を引き千切っても・・・。
ウィルスの外側、無人の街で、
神さまに見立てた人形へ、
とうの昔に理解していたのに。
絶対に病まない、心、と、体、
百年に一度だけ、ダレカの、
泣き声が聞こえるから・・・、
火が点いたようにあたしは、
瓦礫を掻き分けるけど・・・。
まだあたしの足は動いていて。
ウィルスの内側、亡火の街で、
神さまを真似した混沌へ、
その闇さえ跳ね返してしまう。
絶対に死なない、心、と、体、
千年に一度だけ、ダレカの、
泣き声が聞こえる日に・・・、
狂ったあたしがどれだけ、
鼓膜を引き千切っても・・・。
421 ：ラストステップ／ビープ音：2012/09/09(日) 02:52:04.75 ID:iCJv0lKI
（A.....テスト中......）
夜は明るく,朝は暗い......
照らされたスパイクの道を,
どうすれば渡れるのだろう?
※タイムリミットは49分.
異形のモノ達と始めよう.
生と死のリンゴ＝レースを.
最後まで生きていた子だけが,
《霧の果実》を口に出来る.
（S.....初期化中......）
夜に槍雨,朝に氷雨......
チェーンの巻き付いた扉は,
どうすれば破れるのだろう?
※ラストスコープを49°に.
異星のモノ達と始めよう.
生と死のリンゴ＝レースを.
眠るのはもう少しだけ我慢,
《霧の果実》を口にするまで.
夜は明るく,朝は暗い......
照らされたスパイクの道を,
どうすれば渡れるのだろう?
※タイムリミットは49分.
異形のモノ達と始めよう.
生と死のリンゴ＝レースを.
最後まで生きていた子だけが,
《霧の果実》を口に出来る.
（S.....初期化中......）
夜に槍雨,朝に氷雨......
チェーンの巻き付いた扉は,
どうすれば破れるのだろう?
※ラストスコープを49°に.
異星のモノ達と始めよう.
生と死のリンゴ＝レースを.
眠るのはもう少しだけ我慢,
《霧の果実》を口にするまで.
422 ：ラストステップ／ゆれ動く少女：2012/09/10(月) 01:36:26.62 ID:NCGHoHAF
名前も知らない異次元に、
隠れてしまったすべり台。
街灯に蟲が集る。幻想とは、
きっとこの景色を指していた、
私は。まだ、
（回廊に座り込んだまま。）
神の糸が垂れ下がるとき。
遭うことも叶わなかった筈の、
・・・貴女が咲いていた。
記号で書かれた静寂に、
落としてしまった砂の粒。
星雲に蟲が集る。幻想とは、
きっとこの音色を指していた、
私は。まだ、
（転送さえも出来ないまま。）
猛毒の波に飛び込むとき。
抱くことも叶わなかった筈の、
・・・貴女がそばにいる。
隠れてしまったすべり台。
街灯に蟲が集る。幻想とは、
きっとこの景色を指していた、
私は。まだ、
（回廊に座り込んだまま。）
神の糸が垂れ下がるとき。
遭うことも叶わなかった筈の、
・・・貴女が咲いていた。
記号で書かれた静寂に、
落としてしまった砂の粒。
星雲に蟲が集る。幻想とは、
きっとこの音色を指していた、
私は。まだ、
（転送さえも出来ないまま。）
猛毒の波に飛び込むとき。
抱くことも叶わなかった筈の、
・・・貴女がそばにいる。
423 ：ラストステップ／7が死ぬ刻：2012/09/11(火) 04:41:39.25 ID:p5vonGiX
－12℃の部屋にいながら,
もう何も感じないのだから....
私は,消えた方がいいみたい.
....正方形の火が灯る間,
....ずっとそう思っていた.
今では,凍り付いた皮膚が,
とても痛い....剥がしたくて.
窓に向かって叫んでみる....
当たり前だけど,誰もいない.
－10℃の部屋が崩れても,
独り怯えるだけなのだから....
私は,救いようがないみたい.
....正方形の火が潰えた後,
....どこにも行けなくなった.
綺麗に,凍り付いたきみが,
ずっと側に....見えなかった.
喉を枯らして叫んでみる....
当たり前だけど,目は開かない.
もう何も感じないのだから....
私は,消えた方がいいみたい.
....正方形の火が灯る間,
....ずっとそう思っていた.
今では,凍り付いた皮膚が,
とても痛い....剥がしたくて.
窓に向かって叫んでみる....
当たり前だけど,誰もいない.
－10℃の部屋が崩れても,
独り怯えるだけなのだから....
私は,救いようがないみたい.
....正方形の火が潰えた後,
....どこにも行けなくなった.
綺麗に,凍り付いたきみが,
ずっと側に....見えなかった.
喉を枯らして叫んでみる....
当たり前だけど,目は開かない.
424 ：ラストステップ／九壟院：2012/09/11(火) 04:44:23.69 ID:p5vonGiX
打ち捨てられた伝奇の中に、
不思議な泡を見つけだして。
クローン・シティを駆け回る、
双頭の少女を追いかけていく。
---最終的に手に入るのは---
どんな物でも構わない。ただ、
ふわりと浮いた真っ白な月と、
あの子達が見せてくれた夢を、
忘れることさえ、なければ。
焼き捨てられた果実の灰を、
不思議な道路にばら撒いて。
クローン・シティを跳ね回る、
双子の少年を追いかけていく。
---最終的に手に宿るのは---
どんな物でも構わない。ただ、
増殖していくゴムのコードと、
あの子達が乗せてくれた船を、
忘れることさえ、なければ。
不思議な泡を見つけだして。
クローン・シティを駆け回る、
双頭の少女を追いかけていく。
---最終的に手に入るのは---
どんな物でも構わない。ただ、
ふわりと浮いた真っ白な月と、
あの子達が見せてくれた夢を、
忘れることさえ、なければ。
焼き捨てられた果実の灰を、
不思議な道路にばら撒いて。
クローン・シティを跳ね回る、
双子の少年を追いかけていく。
---最終的に手に宿るのは---
どんな物でも構わない。ただ、
増殖していくゴムのコードと、
あの子達が乗せてくれた船を、
忘れることさえ、なければ。
425 ：ラストステップ／Fxya000 G-5：2012/09/12(水) 03:10:58.25 ID:hsVmqj3Y
巨大なエントロピーの棘が、
人々の背中に刺さる。まるで、
骨になったまま宙返りした、
私が好きな。クジラみたい。
夜にしか来ない波に乗って！
もう一度だけ走ってみるわ。
翡翠の橋に、腰掛けている、
あなたが見ていてくれるなら。
「どうか雨が降りませんように。」
微小なエントロピーの絲が、
人々の夢に巻き付く。それは、
骨になっても浮遊を続ける、
私が好きな。クジラのえさ。
夜にだけ吹く風を掴んで！
もう一度だけ殴ってみるわ。
翡翠の橋で、微笑んでいる、
あなたが見ていてくれるから。
「どうか雨が降りませんように。」
人々の背中に刺さる。まるで、
骨になったまま宙返りした、
私が好きな。クジラみたい。
夜にしか来ない波に乗って！
もう一度だけ走ってみるわ。
翡翠の橋に、腰掛けている、
あなたが見ていてくれるなら。
「どうか雨が降りませんように。」
微小なエントロピーの絲が、
人々の夢に巻き付く。それは、
骨になっても浮遊を続ける、
私が好きな。クジラのえさ。
夜にだけ吹く風を掴んで！
もう一度だけ殴ってみるわ。
翡翠の橋で、微笑んでいる、
あなたが見ていてくれるから。
「どうか雨が降りませんように。」
426 ：ラストステップ／四日月人形祀：2012/09/13(木) 18:08:40.29 ID:A+sJutEC
あなたの,この無数の指は,
車輪を凍らせる事が出来るの.
一切の魔力もなしに.....!
美しいホイールの群れに,
二人で.....飛び込みましょう.
あたしは本当に何も出来ない.
石を埋められて傷ついたまま,
あなたの背中に寄り添うだけ.
そうして,その無数の指が,
車輪を溶かす雪と交わる時.
どんな魔法も跳ね返す.....!
線を描くライトの群れを,
二人の.....羽根にしましょう.
あたしは本当に何も出来ない.
それでも良いと笑うあなたの,
つめたい背中に寄り添うだけ.
車輪を凍らせる事が出来るの.
一切の魔力もなしに.....!
美しいホイールの群れに,
二人で.....飛び込みましょう.
あたしは本当に何も出来ない.
石を埋められて傷ついたまま,
あなたの背中に寄り添うだけ.
そうして,その無数の指が,
車輪を溶かす雪と交わる時.
どんな魔法も跳ね返す.....!
線を描くライトの群れを,
二人の.....羽根にしましょう.
あたしは本当に何も出来ない.
それでも良いと笑うあなたの,
つめたい背中に寄り添うだけ.
427 ：ラストステップ／クリップリスト：2012/09/14(金) 03:46:00.96 ID:xQLfTrjX
私の知らない椅子に座って、
器用に逆立ちをする恐竜。
眠れないから。と見ていると、
エラーも、見落としてしまう。
いずれ数値化される過去に、
破き続けたパラシュート、を！
高速で泥にぶち当たる時の、
・・・の弾ける音を聴くタメ。
私と色違いの椅子に立って、
彼方へ遠吠えをする恐竜。
救えないから。泣いていたら、
ランプが、固まってしまった。
惡意が初期化する未来に、
踏み砕いて作った錠剤、を！
高速で壁にぶち当たる時の、
・・・が奏でる音を喰うタメ。
器用に逆立ちをする恐竜。
眠れないから。と見ていると、
エラーも、見落としてしまう。
いずれ数値化される過去に、
破き続けたパラシュート、を！
高速で泥にぶち当たる時の、
・・・の弾ける音を聴くタメ。
私と色違いの椅子に立って、
彼方へ遠吠えをする恐竜。
救えないから。泣いていたら、
ランプが、固まってしまった。
惡意が初期化する未来に、
踏み砕いて作った錠剤、を！
高速で壁にぶち当たる時の、
・・・が奏でる音を喰うタメ。
428 ：ラストステップ／gglluussyy：2012/09/14(金) 03:48:10.27 ID:xQLfTrjX
紙とペンで奏でる音色が好き。
って、言ってみたら、貴女は、
とても楽しそうに怒りながら、
本当に星を採ってきてくれた。
きれいな、きれいな浮遊石、
テーブルの上に浮いたまま。
部屋中の図鑑が跳び跳ね出す！
目を丸くしたあたしの膝では、
不定形の。魔物が眠っていて・・・。
猫がペンで鳴らす音楽が好き。
って、言ってみたら、貴女は、
とても嬉しそうに怒りながら、
本物の舟を連れてきてくれた。
きれいな、きれいな浮遊水、
割れた鏡に垂らしたあと。
世界中の鉛筆が走り出す！
泪に濡れるあたしの膝では、
不定形の。貴女が眠っていて・・・。
って、言ってみたら、貴女は、
とても楽しそうに怒りながら、
本当に星を採ってきてくれた。
きれいな、きれいな浮遊石、
テーブルの上に浮いたまま。
部屋中の図鑑が跳び跳ね出す！
目を丸くしたあたしの膝では、
不定形の。魔物が眠っていて・・・。
猫がペンで鳴らす音楽が好き。
って、言ってみたら、貴女は、
とても嬉しそうに怒りながら、
本物の舟を連れてきてくれた。
きれいな、きれいな浮遊水、
割れた鏡に垂らしたあと。
世界中の鉛筆が走り出す！
泪に濡れるあたしの膝では、
不定形の。貴女が眠っていて・・・。
429 ：ラストステップ／ヤドクガエルの塔：2012/09/15(土) 00:45:13.49 ID:ku2OEyT2
積み上がる。得体の知れない、
生命体が吐き出した瓦礫。
差し込んで。逃げる事のない、
奇跡の草原に落ちた鍵を。
光速で過ぎていく火の波は、
どんな時だって一方通行。
その、美しい線に浸かって、
あたしは、逆走を始める。
さようなら。得体の知れない、
精霊達とそれを待つ列車。
追い翔けて。錆びる事のない、
眠りの狭間で揺れる鍵を。
大空に飛ばしたはずの弓は、
いつしか喉を貫いていた。
その、素敵な痛みと一緒に、
あたしは、逆走を続ける。
生命体が吐き出した瓦礫。
差し込んで。逃げる事のない、
奇跡の草原に落ちた鍵を。
光速で過ぎていく火の波は、
どんな時だって一方通行。
その、美しい線に浸かって、
あたしは、逆走を始める。
さようなら。得体の知れない、
精霊達とそれを待つ列車。
追い翔けて。錆びる事のない、
眠りの狭間で揺れる鍵を。
大空に飛ばしたはずの弓は、
いつしか喉を貫いていた。
その、素敵な痛みと一緒に、
あたしは、逆走を続ける。
430 ：ラストステップ／neuron-0.19：2012/09/16(日) 07:02:53.35 ID:CNu3drp1
机の奥で流れていて。やがて、
部屋中。を満たす滝がある。
回っているランプは傷だらけ、
それでも灯りはまだ消えない。
名前も知らない宝石.8と、
名前も知らない鍵盤.8を。
羽撃く事も出来なかった、
剥製の貴女へと捧げよう。
床一面に溢れていた。まるで、
心電図。みたいな絵を見て。
剥がした筈のシールの群れは、
その空気を吸い込んでいく。
誰にも見えない砂場.12で、
誰にも見えない舞踏.15を。
微睡む事さえしなかった、
石像の貴女へと捧げよう。
部屋中。を満たす滝がある。
回っているランプは傷だらけ、
それでも灯りはまだ消えない。
名前も知らない宝石.8と、
名前も知らない鍵盤.8を。
羽撃く事も出来なかった、
剥製の貴女へと捧げよう。
床一面に溢れていた。まるで、
心電図。みたいな絵を見て。
剥がした筈のシールの群れは、
その空気を吸い込んでいく。
誰にも見えない砂場.12で、
誰にも見えない舞踏.15を。
微睡む事さえしなかった、
石像の貴女へと捧げよう。
431 ：ラストステップ／プラント9999：2012/09/16(日) 07:04:00.62 ID:CNu3drp1
絡まった光を解くだけで、
夜を一つ無駄にしてしまった。
寝起きの毒ヘビがあんなにも、
愉しそうに歩いているわ。
ナイフが道に突き刺さって、
そこを走らないとダメな時。
凍ってしまったコの足首は、
どうやって溶かせばいいの？
壊れたデータを修復したあと、
別の夜を作り出してみたい。
仕掛けた罠をじっと見つめて、
愉しそうに笑うあなたと。
水の中に落とした絵の具、
それがどうしても必要な時。
眠って起きないコの時計は、
どうやって鳴らせばいいの？
夜を一つ無駄にしてしまった。
寝起きの毒ヘビがあんなにも、
愉しそうに歩いているわ。
ナイフが道に突き刺さって、
そこを走らないとダメな時。
凍ってしまったコの足首は、
どうやって溶かせばいいの？
壊れたデータを修復したあと、
別の夜を作り出してみたい。
仕掛けた罠をじっと見つめて、
愉しそうに笑うあなたと。
水の中に落とした絵の具、
それがどうしても必要な時。
眠って起きないコの時計は、
どうやって鳴らせばいいの？
432 ：ラストステップ／八京煉華の卉：2012/09/17(月) 06:59:25.60 ID:9lnvktd1
木の上に置いた人体模型,は,
無垢な少年がくれたもの.
鳴きそうで,鳴かない.....,
無色の0と,5と,1と,
喧騒の影で作業を続ける.
焼け爛れていくピッケルが,
熱くて持てない.いつだって,
私には何かが足りないまま.....
木の中に埋めた人体模型,を,
無口な少女が引っ張り出す.
取れそうで,取れない.....,
明日は0も,5も,1も,
眠って居るから私一人だけ.
落雷を受けたジルコンさえ,
痺れて持てずに.今夜こそ,
その電源を探しに往きたい.....
無垢な少年がくれたもの.
鳴きそうで,鳴かない.....,
無色の0と,5と,1と,
喧騒の影で作業を続ける.
焼け爛れていくピッケルが,
熱くて持てない.いつだって,
私には何かが足りないまま.....
木の中に埋めた人体模型,を,
無口な少女が引っ張り出す.
取れそうで,取れない.....,
明日は0も,5も,1も,
眠って居るから私一人だけ.
落雷を受けたジルコンさえ,
痺れて持てずに.今夜こそ,
その電源を探しに往きたい.....
433 ：ラストステップ／2:ハングアップ：2012/09/18(火) 07:10:51.78 ID:tNTu20bt
車椅子を押して頂戴。
それから、あたしの視界に、
幾つかの色をくれるなら、
《魔》を軸に動く大都市に。
連れて行ってあげるわ。
膝。か・・・ら、先に着地して、
爪先で水を蹴る。輝くのは、
完璧にそれができた時。
車椅子に乗って頂戴。
それから、あたしの音叉を、
指で震わせてくれるなら、
《無》を糧に回る大都市に。
連れて行ってあげるわ。
肘。か・・・ら、先に着地して、
掌で水を捕る。響いたのは、
完璧にそれができた音。
それから、あたしの視界に、
幾つかの色をくれるなら、
《魔》を軸に動く大都市に。
連れて行ってあげるわ。
膝。か・・・ら、先に着地して、
爪先で水を蹴る。輝くのは、
完璧にそれができた時。
車椅子に乗って頂戴。
それから、あたしの音叉を、
指で震わせてくれるなら、
《無》を糧に回る大都市に。
連れて行ってあげるわ。
肘。か・・・ら、先に着地して、
掌で水を捕る。響いたのは、
完璧にそれができた音。
形状記憶装置。針金は綺麗な、
弧を描いて飛び去っていく。
形状記録装置。電極を繋いで、
二つの虹を手繰り寄せたら。
形状記録装置。は・・・もう、
あたし達には必要ないのよ。
首輪を捨てて、鍵も捨てて、
どんなルートを歩こうかしら？
天球記憶装置。冷たい箔砂が、
プレートに流れ込んでいる。
天球記憶装置。蛇苺で染まる、
青い世界に吸い込まれた日。
天球記憶装置。は・・・もう、
あたし達の手の中にあるのよ。
腕輪を嵌めて、波を越えて、
どんなルートを歩こうかしら？
弧を描いて飛び去っていく。
形状記録装置。電極を繋いで、
二つの虹を手繰り寄せたら。
形状記録装置。は・・・もう、
あたし達には必要ないのよ。
首輪を捨てて、鍵も捨てて、
どんなルートを歩こうかしら？
天球記憶装置。冷たい箔砂が、
プレートに流れ込んでいる。
天球記憶装置。蛇苺で染まる、
青い世界に吸い込まれた日。
天球記憶装置。は・・・もう、
あたし達の手の中にあるのよ。
腕輪を嵌めて、波を越えて、
どんなルートを歩こうかしら？
435 ：ラストステップ／フィッシュボール：2012/09/19(水) 05:39:29.60 ID:Uh4ejscT
真横に伸びていく影と、
直進していくもう一つの影。
自由に歩けないから、私は、
その接点を探している、
（グラスには氷を注がないで）
音、は、確かに聴こえるのに、
どこを捩っても見つからない。
疲れ果てた私を、昆虫たちが、
今夜もまた出迎えてくれるの。
真芯を逸れていく影と、
直角に曲がるもう一つの影。
自由に眠れないとき、私は、
その融点を探している、
（メロンは誰にも食べさせないで）
声、は、未だに聞こえていて、
どれだけ泣いても朝は来ない。
崩れ落ちた心を、昆虫たちは、
今夜もそっと包んでくれるの。
直進していくもう一つの影。
自由に歩けないから、私は、
その接点を探している、
（グラスには氷を注がないで）
音、は、確かに聴こえるのに、
どこを捩っても見つからない。
疲れ果てた私を、昆虫たちが、
今夜もまた出迎えてくれるの。
真芯を逸れていく影と、
直角に曲がるもう一つの影。
自由に眠れないとき、私は、
その融点を探している、
（メロンは誰にも食べさせないで）
声、は、未だに聞こえていて、
どれだけ泣いても朝は来ない。
崩れ落ちた心を、昆虫たちは、
今夜もそっと包んでくれるの。
436 ：ラストステップ／LoveStep！：2012/09/20(木) 17:25:55.64 ID:JmaTHFX5
スポットライト。下らな胃。
ノイズブラスト。下らな胃。
スラップベース。下らな胃。
鉄パイプで世界を殴ったあと、
偽の血のシャワーを浴びて、？
着替えなんかどこにもないわ。
58。772、95。＝死なない星
119。0、1052。32。＝終わる刻
ピエレポイント。美し胃。
テイザーレイン。美し胃。
ルインカプセル。美し胃。
釘バットで世界を殴ったあと、
偽の血のジュースを飲んで、？
吐き出すなんて許せないわ。
85。277、59。＝折れない骨
911。0、2501。23。＝溶ける刻
ノイズブラスト。下らな胃。
スラップベース。下らな胃。
鉄パイプで世界を殴ったあと、
偽の血のシャワーを浴びて、？
着替えなんかどこにもないわ。
58。772、95。＝死なない星
119。0、1052。32。＝終わる刻
ピエレポイント。美し胃。
テイザーレイン。美し胃。
ルインカプセル。美し胃。
釘バットで世界を殴ったあと、
偽の血のジュースを飲んで、？
吐き出すなんて許せないわ。
85。277、59。＝折れない骨
911。0、2501。23。＝溶ける刻
437 ：ラストステップ／紙の國の咒い師：2012/09/20(木) 17:29:19.48 ID:JmaTHFX5
奇妙な音を立てて、貴女は、
キーボードを叩いている。
僕は小さな骨の籠を持って、
その背中をずっと見ていた。
・・・歪んでいる電紙頭脳に、
花束を。埋め込んでいく作業、
・・・歪んでいる僕が愛した、
優しすぎる。紙の國の咒い師。
奇妙な空に向けて、貴女は、
クロムの粒を投げていく。
僕は砕けた骨を摩りながら、
その背中をずっと見ていた。
・・・泥まみれの電紙頭脳が、
灯台へ。生まれ変わる瞬間に、
・・・泥まみれの僕を呼んだ、
優しすぎる。紙の國の咒い師。
キーボードを叩いている。
僕は小さな骨の籠を持って、
その背中をずっと見ていた。
・・・歪んでいる電紙頭脳に、
花束を。埋め込んでいく作業、
・・・歪んでいる僕が愛した、
優しすぎる。紙の國の咒い師。
奇妙な空に向けて、貴女は、
クロムの粒を投げていく。
僕は砕けた骨を摩りながら、
その背中をずっと見ていた。
・・・泥まみれの電紙頭脳が、
灯台へ。生まれ変わる瞬間に、
・・・泥まみれの僕を呼んだ、
優しすぎる。紙の國の咒い師。
438 ：ラストステップ／無破滅草 トミヴ：2012/09/21(金) 12:07:09.47 ID:ZT9doTlN
夢の入口に落ちていたのは,
溶けるほど赤い果物ナイフ.
拾い上げてポケットに捩込む,
果物なんて咲かない世界で.
あたしは左右非対象.だから,
ずっと眠ったふりをしていた.
目指すのは左右対象.そこに,
きっと未知の果樹園がある筈.
夢の出口で待っていた少女,
赤い果物ナイフを揺らして.
心のないロケットに乗り込む,
果物に似せた石は要らない.
あたしは左右非対象.それは,
治らない物だと思っていた.
欲しいのは左右対象.そんな,
素敵な道を探しに行くのよ.
溶けるほど赤い果物ナイフ.
拾い上げてポケットに捩込む,
果物なんて咲かない世界で.
あたしは左右非対象.だから,
ずっと眠ったふりをしていた.
目指すのは左右対象.そこに,
きっと未知の果樹園がある筈.
夢の出口で待っていた少女,
赤い果物ナイフを揺らして.
心のないロケットに乗り込む,
果物に似せた石は要らない.
あたしは左右非対象.それは,
治らない物だと思っていた.
欲しいのは左右対象.そんな,
素敵な道を探しに行くのよ.
439 ：ラストステップ／DICELAMP9807：2012/09/22(土) 11:10:35.07 ID:0AC3oLM7
作動しているエレベータは、
ただ一つ。異世界亭。赤い、
迷って、考えているうちに、
緩やかに吸い込まれていく。
作動しているエレベータは、
ただ一つ。流砂時計。熱い、
迷って、回路を壊したあと、
迷路に閉じ込められたまま。
作動しているエレベータは、
ただ一つ。脈打つ星。重い、
迷って、一歩踏み出す時に、
溶けた靴は脱ぎ捨てていく。
お別れの言葉は言わない・・・。
・・・またいつか別の星の夢で、
溶接されたドアを開ける・・・、
・・・その日まで。
ただ一つ。異世界亭。赤い、
迷って、考えているうちに、
緩やかに吸い込まれていく。
作動しているエレベータは、
ただ一つ。流砂時計。熱い、
迷って、回路を壊したあと、
迷路に閉じ込められたまま。
作動しているエレベータは、
ただ一つ。脈打つ星。重い、
迷って、一歩踏み出す時に、
溶けた靴は脱ぎ捨てていく。
お別れの言葉は言わない・・・。
・・・またいつか別の星の夢で、
溶接されたドアを開ける・・・、
・・・その日まで。
440 ：ラストステップ／ゲームスパーク：2012/09/22(土) 11:13:01.05 ID:0AC3oLM7
違う次元の金属を使って、
柔らかいカードキーを作ろう。
冷凍室を、開けるために。
素材は、宇宙の引き出しから。
どんな凶器でも構わないよ。
（液体化していく夜の街で。）
次々に灯る、Ｓの火を、弾く！
それは誰か。が。幼いとき、
捨てたドラムの音に似ていた。
違う視点で金属を重ねて、
柔らかいモノレールを造ろう。
高層階まで、行くために。
素材を、繋ぎ止められるなら。
どんな凶器でも構わないよ。
（神格化された巨大な針を。）
闇に流れる、Ｆの水に、浸す！
それは貴女。と。幼いとき、
鳴らしたベルの音に似ていた。
柔らかいカードキーを作ろう。
冷凍室を、開けるために。
素材は、宇宙の引き出しから。
どんな凶器でも構わないよ。
（液体化していく夜の街で。）
次々に灯る、Ｓの火を、弾く！
それは誰か。が。幼いとき、
捨てたドラムの音に似ていた。
違う視点で金属を重ねて、
柔らかいモノレールを造ろう。
高層階まで、行くために。
素材を、繋ぎ止められるなら。
どんな凶器でも構わないよ。
（神格化された巨大な針を。）
闇に流れる、Ｆの水に、浸す！
それは貴女。と。幼いとき、
鳴らしたベルの音に似ていた。
441 ：ラストステップ／Goodbye Figure：2012/09/23(日) 13:00:21.90 ID:aZmD+5+Q
《転落する時に使ってみて？》
あなたはそう言っていたわ。
《感覚が消えたら教えてね？》
あたしは嬉しかったけれど・・・。
今は、午後の、木漏れ日の中。
街を見渡しても機械ばっかり。
首から上だけ人間のあたまを、
取って付けた様な木偶人形に、
なるつもりなんて、無い。
《反転した夜に翳してみて？》
壁にはこう書かれていたわ。
《息が止まったら教えてね？》
あたしは伝えてみるけれど・・・。
もう、蕩けた、日溜まりの中。
街を調査しても機械ばっかり。
喋る言葉だけ人間を真似して、
中身は空っぽの木偶人形に、
なるつもりなんて、無い。
あなたはそう言っていたわ。
《感覚が消えたら教えてね？》
あたしは嬉しかったけれど・・・。
今は、午後の、木漏れ日の中。
街を見渡しても機械ばっかり。
首から上だけ人間のあたまを、
取って付けた様な木偶人形に、
なるつもりなんて、無い。
《反転した夜に翳してみて？》
壁にはこう書かれていたわ。
《息が止まったら教えてね？》
あたしは伝えてみるけれど・・・。
もう、蕩けた、日溜まりの中。
街を調査しても機械ばっかり。
喋る言葉だけ人間を真似して、
中身は空っぽの木偶人形に、
なるつもりなんて、無い。
442 ：ドレミファ名無シド：2012/09/24(月) 00:13:37.51 ID:OXgrI+y1
age
443 ：ラストステップ／双子の塔：2012/09/24(月) 15:02:07.67 ID:ZLpKKvkp
錆びた鉄屑が作り出した、
4つの迷路。まだ、際限なく、
膨脹し続けていて・・・→、
計算された争いの果てには、
誰かが逃がした猫が、眠る。
刃物に、絡み付く電線たち。
細切れの夜を駆けて行くわ、
私が、私だけの場所に、
辿り着けるその時まで。
浮遊する魔壁が立ち並ぶ、
4つの迷路。まだ、際限なく、
増築を続けていて・・・→、
望遠で見る闘いの終わりに、
星に懐いていた猫を、抱く。
刃物で、切り裂く喧騒の海。
細切れの水を飲み干したら、
私の、私だけの場所は、
もう目の前にあるはず。
4つの迷路。まだ、際限なく、
膨脹し続けていて・・・→、
計算された争いの果てには、
誰かが逃がした猫が、眠る。
刃物に、絡み付く電線たち。
細切れの夜を駆けて行くわ、
私が、私だけの場所に、
辿り着けるその時まで。
浮遊する魔壁が立ち並ぶ、
4つの迷路。まだ、際限なく、
増築を続けていて・・・→、
望遠で見る闘いの終わりに、
星に懐いていた猫を、抱く。
刃物で、切り裂く喧騒の海。
細切れの水を飲み干したら、
私の、私だけの場所は、
もう目の前にあるはず。
444 ：ラストステップ／mm:mmm:mmmm:：2012/09/24(月) 15:05:59.56 ID:ZLpKKvkp
謎のエフェクトが掛けられた,
【樹齢7億年の粒子.】
寝違えて首を痛めたあたしは,
それを薬品として飲む.
見るからに不思議な窓の外に,
拡散していく風景.....を.
どうにかして,形にしようと,
今夜も考えているのよ.
謎のフィルターが掛けられた,
【余命7億年の端子.】
転んで膝をすりむいた少女に,
それを包帯として巻く.
居るだけで捻れる部屋の中に,
共鳴している音声.....を.
なんとかして,吸収しようと,
今夜も考えているのよ.
【樹齢7億年の粒子.】
寝違えて首を痛めたあたしは,
それを薬品として飲む.
見るからに不思議な窓の外に,
拡散していく風景.....を.
どうにかして,形にしようと,
今夜も考えているのよ.
謎のフィルターが掛けられた,
【余命7億年の端子.】
転んで膝をすりむいた少女に,
それを包帯として巻く.
居るだけで捻れる部屋の中に,
共鳴している音声.....を.
なんとかして,吸収しようと,
今夜も考えているのよ.
445 ：ラストステップ／バグリスト N-p 9：2012/09/25(火) 03:54:14.24 ID:qIgq/iZJ
鍵の掛かった本棚は、
積乱雲の、中にある。
針が刺さったゲーム機の、
電源は、まだ見つからず。
侵入しよう。場所は問わない、
楽しめるかどうか・・・だけ。
制圧しよう。ガラスを割って、
世界を統べる火の・・・塔を。
×と書かれた画用紙は、
黒い獣に、差し出して。
蔦の絡まる掃除機で、
成層圏まで、飛ぶ夢。
改竄しよう。死者のデータを、
楽しむためのもの・・・へと。
征服しよう。ガラスを浴びて、
世界を跨ぐ火の塔・・・から。
積乱雲の、中にある。
針が刺さったゲーム機の、
電源は、まだ見つからず。
侵入しよう。場所は問わない、
楽しめるかどうか・・・だけ。
制圧しよう。ガラスを割って、
世界を統べる火の・・・塔を。
×と書かれた画用紙は、
黒い獣に、差し出して。
蔦の絡まる掃除機で、
成層圏まで、飛ぶ夢。
改竄しよう。死者のデータを、
楽しむためのもの・・・へと。
征服しよう。ガラスを浴びて、
世界を跨ぐ火の塔・・・から。
446 ：ラストステップ／水宙旧市街 3：2012/09/26(水) 09:27:34.18 ID:OQf/yOsy
真夜中にケーキ。を食べよう。
（天秤８）に、腰掛けた後、
上手にバランスを取りながら。
喉から飛び出しかけた言葉は、
横隔膜へと消えて行く。
そして一つだけ図形を選んで、
扉を開けてみた時。赤い泡を、
探してくれてありがとうって、
声だけの人が、褒めてくれた。
真夜中にゼリー。を食べよう。
（灯台Ｆ）の、最深部から、
二人で陽の光を見つめて。
喉に飲み込んだはずの言葉は、
背中の傷から蕩け出す。
それを一つだけ模型に流して、
鏡に投げてみた夢。赤い渦が、
あたしの靴に舞い落ちた夜も、
声だけの人は、褒めてくれた。
（天秤８）に、腰掛けた後、
上手にバランスを取りながら。
喉から飛び出しかけた言葉は、
横隔膜へと消えて行く。
そして一つだけ図形を選んで、
扉を開けてみた時。赤い泡を、
探してくれてありがとうって、
声だけの人が、褒めてくれた。
真夜中にゼリー。を食べよう。
（灯台Ｆ）の、最深部から、
二人で陽の光を見つめて。
喉に飲み込んだはずの言葉は、
背中の傷から蕩け出す。
それを一つだけ模型に流して、
鏡に投げてみた夢。赤い渦が、
あたしの靴に舞い落ちた夜も、
声だけの人は、褒めてくれた。
447 ：ラストステップ／グレープリフト：2012/09/27(木) 16:17:06.14 ID:GVgR5TIr
解体された数億の部品が、
彗星に導かれていくわ。
また何か別の存在へと、
転生できますように。
スペクトラムアナライザーに、
私の顔が転送されたら・・・
作業を少し中断して、
凍る水素。を、撮りに出かけるの。
解体された機械の精神が、
磁石に吸い寄せられていくわ。
此処ではない別の次元でも、
存在できますように。
スペクトラムアナライザーに、
貴女の顔が映し出されたら・・・
作業を全て中断して、
碧い酸素。を、吸いに出かけるの。
彗星に導かれていくわ。
また何か別の存在へと、
転生できますように。
スペクトラムアナライザーに、
私の顔が転送されたら・・・
作業を少し中断して、
凍る水素。を、撮りに出かけるの。
解体された機械の精神が、
磁石に吸い寄せられていくわ。
此処ではない別の次元でも、
存在できますように。
スペクトラムアナライザーに、
貴女の顔が映し出されたら・・・
作業を全て中断して、
碧い酸素。を、吸いに出かけるの。
448 ：ラストステップ／International 7：2012/09/27(木) 16:32:44.26 ID:GVgR5TIr
眠りながら飛ぶ飛行機を,
ジャンプして掴む白昼夢.
....その後のコトは知らない.
《風》は一枚も吹かずに,
《音》も一頁で止まったまま.
歩きながら飛ぶ火喰い鳥に,
ジャンプして乗る白昼夢.
....その先のコトは知らない.
《石》は一粒も落ちずに,
《水》は一頁で止まったまま.
23....漸く数え終わった....
もう泣かないと決めた夜を,
あたしは今でも覚えている.
風は吹き荒れ,音も止まらず,
石の雨を浴び,水の芽を摘む.
ジャンプして掴む白昼夢.
....その後のコトは知らない.
《風》は一枚も吹かずに,
《音》も一頁で止まったまま.
歩きながら飛ぶ火喰い鳥に,
ジャンプして乗る白昼夢.
....その先のコトは知らない.
《石》は一粒も落ちずに,
《水》は一頁で止まったまま.
23....漸く数え終わった....
もう泣かないと決めた夜を,
あたしは今でも覚えている.
風は吹き荒れ,音も止まらず,
石の雨を浴び,水の芽を摘む.
449 ：ラストステップ／須臾／偽装：2012/09/28(金) 06:21:29.64 ID:wCtoB+ed
少女は血管で道を作る。
少女は髄膜で革を鞣す。
そして、
人。人。人。人。人。人。人。
（ブツ切りの音声が流れていた、）
「真の天獄とは恐らくああいう場所の事を言うのでしょうねお母様。」
「貴女は」
「言わなくたってあたしが粗悪品である事は解って居ますわお母様。」
「そう」
少女は軟骨で鏡を割る。
少女は子宮で魂を飼う。
そして、
虫。虫。虫。虫。虫。虫。虫。
（ブツ切－の音声－流－ていた、）
「もし天獄へと辿り着けたらとても素敵な事なのでしょうねお母様。」
「貴女は」
「毒の棘が抜けない所為で終わりが近い事は知って居ますわお母様。」
「そう」
少女は髄膜で革を鞣す。
そして、
人。人。人。人。人。人。人。
（ブツ切りの音声が流れていた、）
「真の天獄とは恐らくああいう場所の事を言うのでしょうねお母様。」
「貴女は」
「言わなくたってあたしが粗悪品である事は解って居ますわお母様。」
「そう」
少女は軟骨で鏡を割る。
少女は子宮で魂を飼う。
そして、
虫。虫。虫。虫。虫。虫。虫。
（ブツ切－の音声－流－ていた、）
「もし天獄へと辿り着けたらとても素敵な事なのでしょうねお母様。」
「貴女は」
「毒の棘が抜けない所為で終わりが近い事は知って居ますわお母様。」
「そう」
450 ：ラストステップ／カラーペイント弾：2012/09/28(金) 06:23:16.97 ID:wCtoB+ed
目印は、《深い霧》。ダウン。
不時着したまま眠ったのは、
エネルギーが、足りないから。
深呼吸して？それが動力炉。
迷路の出口に旗を立てて・・・
宇宙旅行の続きを始めよう。
グリソム船長の遺志を掴んで、
光の。速度を超過するとき！
100000000匹の、猫に逢える。
目標は、《白い星》。リスト。
異常が起きても楽しいのは、
エネルギーを、見つけたから。
宙返りして？それで動く筈。
迷路の出口を壁に描いて・・・
宇宙旅行を続けられるなら。
グリソム船長の遺志と一緒に、
光を。咥えて加速していく！
100000000匹の、猫の群れと。
不時着したまま眠ったのは、
エネルギーが、足りないから。
深呼吸して？それが動力炉。
迷路の出口に旗を立てて・・・
宇宙旅行の続きを始めよう。
グリソム船長の遺志を掴んで、
光の。速度を超過するとき！
100000000匹の、猫に逢える。
目標は、《白い星》。リスト。
異常が起きても楽しいのは、
エネルギーを、見つけたから。
宙返りして？それで動く筈。
迷路の出口を壁に描いて・・・
宇宙旅行を続けられるなら。
グリソム船長の遺志と一緒に、
光を。咥えて加速していく！
100000000匹の、猫の群れと。
451 ：ラストステップ／23D77p8.(Leaf)：2012/09/29(土) 07:59:28.00 ID:rVzald1c
紫色のチーズ・ケーキと、
橙色のルピナス。その、
めちゃくちゃな色の海の中で、
私は、何を信じればいいの？
---波が凍る。それなのに、寒くない、・・・、
喜んだり悲しんだりするのは、
もうちょっと後にしようって、
壁の奥から。声が聞こえた、
とても暑い、氷点下の、夜。
群青色のロール・ケーキと、
山吹色のクロユリ。この、
めちゃくちゃな色の夢の中に、
私の、失くした翼があるの？
---光を抱く。それなのに、眠くない、・・・、
喜んだり悲しんだりするのは、
星と生きている証拠だって、
繰り返す音が。喉を突いた、
とても暑い、氷点下、の夜。
橙色のルピナス。その、
めちゃくちゃな色の海の中で、
私は、何を信じればいいの？
---波が凍る。それなのに、寒くない、・・・、
喜んだり悲しんだりするのは、
もうちょっと後にしようって、
壁の奥から。声が聞こえた、
とても暑い、氷点下の、夜。
群青色のロール・ケーキと、
山吹色のクロユリ。この、
めちゃくちゃな色の夢の中に、
私の、失くした翼があるの？
---光を抱く。それなのに、眠くない、・・・、
喜んだり悲しんだりするのは、
星と生きている証拠だって、
繰り返す音が。喉を突いた、
とても暑い、氷点下、の夜。
452 ：ラストステップ／純愛の塔：2012/09/30(日) 06:51:28.96 ID:MJxG0hMx
壊せ。まだ壊せ。もっと壊せ。
神さまが吐いて許しを乞う迄。
何か惡い事が起きる前には、
必ず予兆のカーテンが靡く。
餓死寸前の子供に、とどめを、
「そうして世界という怪物は、
記憶錯乱剤。を撒くんだよ？」
芋虫みたいな芋虫が言うと、
蜘蛛みたいな蜘蛛は頷いた。
走れ。ただ走れ。ずっと走れ。
神さまが泣いて止めに来る迄。
酷く惡い夢を見た未明にも、
必ず予兆のカーテンが靡く。
壊死寸前の右手に、くすりを、
「そうして世界という本棚は、
記憶焼却液。を撒くんだよ？」
芋虫みたいな芋虫は焼かれ、
蜘蛛みたいな蜘蛛も潰された。
神さまが吐いて許しを乞う迄。
何か惡い事が起きる前には、
必ず予兆のカーテンが靡く。
餓死寸前の子供に、とどめを、
「そうして世界という怪物は、
記憶錯乱剤。を撒くんだよ？」
芋虫みたいな芋虫が言うと、
蜘蛛みたいな蜘蛛は頷いた。
走れ。ただ走れ。ずっと走れ。
神さまが泣いて止めに来る迄。
酷く惡い夢を見た未明にも、
必ず予兆のカーテンが靡く。
壊死寸前の右手に、くすりを、
「そうして世界という本棚は、
記憶焼却液。を撒くんだよ？」
芋虫みたいな芋虫は焼かれ、
蜘蛛みたいな蜘蛛も潰された。
453 ：ラストステップ／意味が分からない：2012/09/30(日) 06:53:55.30 ID:MJxG0hMx
綺麗に纏められた、コードは、
あたしが寝ている間に・・・、
あなたがやっておいてくれた。
外に出る準備は良いかしら？
白い火が照らす靴を履いて！
スロットがもう無いとしても、
あたしは掴む手を緩めない。
滲んでいくその手そのものが、
宝物、に。なるはずだから。
綺麗に歪められた、パーツは、
大事な場所だけ残して・・・、
あなたが棄てておいてくれた。
空を跳ぶ準備は良いかしら？
光る蜂の行く道を目指して！
タロットに死を告げられても、
あたしは戦うのを止めない。
キズだらけの記憶そのものが、
宝物、に。なるはずだから。
あたしが寝ている間に・・・、
あなたがやっておいてくれた。
外に出る準備は良いかしら？
白い火が照らす靴を履いて！
スロットがもう無いとしても、
あたしは掴む手を緩めない。
滲んでいくその手そのものが、
宝物、に。なるはずだから。
綺麗に歪められた、パーツは、
大事な場所だけ残して・・・、
あなたが棄てておいてくれた。
空を跳ぶ準備は良いかしら？
光る蜂の行く道を目指して！
タロットに死を告げられても、
あたしは戦うのを止めない。
キズだらけの記憶そのものが、
宝物、に。なるはずだから。
454 ：ラストステップ／Kureinzuroa×0：2012/10/01(月) 16:59:14.81 ID:0bCjZ69Z
貴女は跳ねる星の群れを、
翡翠の網で掬い上げ。た。
スクリーンに映る風景は、
熱帯魚たちと鑑賞す。る。
鋭く尖った、時計の針。
数時間後には雨になって、
誰の手にも負えなくなるわ。
！・・・その瞬間を逃さないで。
貴女は溺れる火の群れを、
端から順に拾い上げ。た。
スクリーンに映す風景は、
熱帯魚たちに変更す。る。
鋭く尖った、時間の波。
もう少しで透明になって、
誰の目にも見えなくなるわ。
！・・・その瞬間を逃さないで。
翡翠の網で掬い上げ。た。
スクリーンに映る風景は、
熱帯魚たちと鑑賞す。る。
鋭く尖った、時計の針。
数時間後には雨になって、
誰の手にも負えなくなるわ。
！・・・その瞬間を逃さないで。
貴女は溺れる火の群れを、
端から順に拾い上げ。た。
スクリーンに映す風景は、
熱帯魚たちに変更す。る。
鋭く尖った、時間の波。
もう少しで透明になって、
誰の目にも見えなくなるわ。
！・・・その瞬間を逃さないで。
455 ：ラストステップ／ベータ崩壊：2012/10/02(火) 06:18:26.53 ID:qbIOcQ/B
ベータ崩壊の色彩に関して、
書類を作成しておいて下さい。
ベータ崩壊の熱源に関して、
監視を継続し続けて下さい。
警報は鳴りません。
最も遠くの《y軸》に在る、
【会議室】のドアの暗号は、
被験者たちの角膜の中に、
予定通り移植しました。
ベータ崩壊と侵食の際には、
回路を切断しておいて下さい。
ベータ崩壊と融解の際には、
電波を送信し続けて下さい。
警報は鳴りません。
最も近くの《z軸》から、
【処理室】作動が可能なので、
被験者たちの処分を終えたら、
今回はこれで終了です。
書類を作成しておいて下さい。
ベータ崩壊の熱源に関して、
監視を継続し続けて下さい。
警報は鳴りません。
最も遠くの《y軸》に在る、
【会議室】のドアの暗号は、
被験者たちの角膜の中に、
予定通り移植しました。
ベータ崩壊と侵食の際には、
回路を切断しておいて下さい。
ベータ崩壊と融解の際には、
電波を送信し続けて下さい。
警報は鳴りません。
最も近くの《z軸》から、
【処理室】作動が可能なので、
被験者たちの処分を終えたら、
今回はこれで終了です。
456 ：ラストステップ／q----_----p：2012/10/02(火) 06:22:15.77 ID:qbIOcQ/B
本当に.少しだけ開いた,
ドアの隙間を眺めている.
私一人だけのはずなのに,
黒い影が行き交っていた.
（固いベッド.そして,現世）
切れてしまった糸電球,の,
代わりになる線を探しながら.
白紙のページが開いている,
不思議な小説を手に取って....
本当に.指だけで触って,
ユカの温度を計ってみる.
私一人しか出来ないのに,
黒い影はその真似をした.
（冷たい鍵.そして,現世）
裂けてしまった布電球,を,
治せる針が見つからないまま.
深夜のホームに座っている,
不思議な妖精の手を取って....
ドアの隙間を眺めている.
私一人だけのはずなのに,
黒い影が行き交っていた.
（固いベッド.そして,現世）
切れてしまった糸電球,の,
代わりになる線を探しながら.
白紙のページが開いている,
不思議な小説を手に取って....
本当に.指だけで触って,
ユカの温度を計ってみる.
私一人しか出来ないのに,
黒い影はその真似をした.
（冷たい鍵.そして,現世）
裂けてしまった布電球,を,
治せる針が見つからないまま.
深夜のホームに座っている,
不思議な妖精の手を取って....
457 ：ラストステップ／プリンを護る人：2012/10/03(水) 03:55:34.06 ID:CTXi+WlS
宇宙で捨てられた冷凍庫／が、
一人で旅を続けているわ。
ケーブルも切られているのに、
見たことのない星がないほど、
全ての星を記憶するあの庫へ。
この夜と比較もできないほど、
凍える道を進み行くあの庫へ。
-----私が、ずっと待っているから。
宇宙波に揺られた冷凍庫／は、
まだ一人で旅をしているわ。
エンジンも失くしているのに、
居たことのない刻がないほど、
全ての刻を通過するあの庫へ。
この夜と比較もできないほど、
固い棘を潜り抜けるあの庫へ。
-----私が、ずっと待っているから！
一人で旅を続けているわ。
ケーブルも切られているのに、
見たことのない星がないほど、
全ての星を記憶するあの庫へ。
この夜と比較もできないほど、
凍える道を進み行くあの庫へ。
-----私が、ずっと待っているから。
宇宙波に揺られた冷凍庫／は、
まだ一人で旅をしているわ。
エンジンも失くしているのに、
居たことのない刻がないほど、
全ての刻を通過するあの庫へ。
この夜と比較もできないほど、
固い棘を潜り抜けるあの庫へ。
-----私が、ずっと待っているから！
458 ：ラストステップ／Obstruction 95：2012/10/04(木) 12:55:03.27 ID:/aMpbl+Z
9月に咲いて10月に枯れる、
とても弱い花を見ていた。
そよ風さえも致命傷だから、
魔力のネットは外せない。
どこから水を吸っているのか？
どうやって光を得ているのか？
氾濫する。【？マーク】が、
その世界では栄養になる。
6時に咲いて15時に燃える、
とても弱い花を見ていた。
触れるのさえも危険だから、
磁力のネットは外せない。
どうして茎は歪んでいるのか？
どうやって芽は成長するのか？
氾濫する。【？マーク】は、
その世界を埋め尽くしていく。
とても弱い花を見ていた。
そよ風さえも致命傷だから、
魔力のネットは外せない。
どこから水を吸っているのか？
どうやって光を得ているのか？
氾濫する。【？マーク】が、
その世界では栄養になる。
6時に咲いて15時に燃える、
とても弱い花を見ていた。
触れるのさえも危険だから、
磁力のネットは外せない。
どうして茎は歪んでいるのか？
どうやって芽は成長するのか？
氾濫する。【？マーク】は、
その世界を埋め尽くしていく。
459 ：ラストステップ／設定ミス.D-9：2012/10/05(金) 09:22:47.23 ID:OlOq5efQ
いつも転んでばかりだったけど、
それでも楽しかったわ。今は、
逆さまの部屋で眠り続ける子。
サンプルとして鏤められた、
綺麗な銃弾に触れてみる・・・
石をボオルに変えて、遊んだ、
色褪せないデータがあるなら、
まだ笑っていられる。夜まで。
疲れ果てて動けなくなるまで。
ずっと失敗ばかりだったけど、
それでも素敵だったわ。今は、
真っ白な海で眠り続ける子。
Ｌ字通路に解き放たれた、
綺麗な銃弾が飛んでいく・・・
水をボオルに容れて、遊んだ、
風化しないデータがあるから、
まだ踊っていられる。朝まで。
疲れ果てて動けなくなるまで。
それでも楽しかったわ。今は、
逆さまの部屋で眠り続ける子。
サンプルとして鏤められた、
綺麗な銃弾に触れてみる・・・
石をボオルに変えて、遊んだ、
色褪せないデータがあるなら、
まだ笑っていられる。夜まで。
疲れ果てて動けなくなるまで。
ずっと失敗ばかりだったけど、
それでも素敵だったわ。今は、
真っ白な海で眠り続ける子。
Ｌ字通路に解き放たれた、
綺麗な銃弾が飛んでいく・・・
水をボオルに容れて、遊んだ、
風化しないデータがあるから、
まだ踊っていられる。朝まで。
疲れ果てて動けなくなるまで。
460 ：ラストステップ／みんむう：2012/10/06(土) 14:53:26.28 ID:QN4bBzp5
わたしは毒。禁止回路を行く。
無数の鷹を引き連れて、・・・
わたしは毒。監視惡路を行く。
無法地帯を跳ねながら、・・・
ぐらぐらふらつく視界の中、
そこでしか手に入らない物。
わたしの毒が。綺麗な雪と、
あなたに回ってしまう前に。
わたしは毒。禁止空路を行く。
無限の爪で引き裂いて、・・・
わたしは毒。監視水路を行く。
無理難題を解くように、・・・
ゆらゆらよろめく世界の夜、
そこにしか泳いでいない者。
わたしの毒が。綺麗な雨と、
あなたを沈めてしまう前に。
無数の鷹を引き連れて、・・・
わたしは毒。監視惡路を行く。
無法地帯を跳ねながら、・・・
ぐらぐらふらつく視界の中、
そこでしか手に入らない物。
わたしの毒が。綺麗な雪と、
あなたに回ってしまう前に。
わたしは毒。禁止空路を行く。
無限の爪で引き裂いて、・・・
わたしは毒。監視水路を行く。
無理難題を解くように、・・・
ゆらゆらよろめく世界の夜、
そこにしか泳いでいない者。
わたしの毒が。綺麗な雨と、
あなたを沈めてしまう前に。
461 ：ラストステップ／Mizpah Clock：2012/10/06(土) 14:54:42.25 ID:QN4bBzp5
寝転んで見た景色の事を、
忘れたくないと言った時。
あたしは、夢から覚めた。
つめたい、闇に揺られて。
不安定な天気。空に指を、
壊れた。スピィカーから、
瓦礫のはしゃぐ声がする。
少しは。あなたの幻影に、
近付く事が出来たのかな。
溶け始めた景色の背中に、
追い付きたくて走った時。
あたしは、夢から覚めた。
つめたい、闇はそのまま。
不似合いな洋服。涙の痕、
繋いだ。キィナイフから、
不可思議な煌めきが降る。
少しは。あなたの幻影に、
近付く事が出来たのかな。
忘れたくないと言った時。
あたしは、夢から覚めた。
つめたい、闇に揺られて。
不安定な天気。空に指を、
壊れた。スピィカーから、
瓦礫のはしゃぐ声がする。
少しは。あなたの幻影に、
近付く事が出来たのかな。
溶け始めた景色の背中に、
追い付きたくて走った時。
あたしは、夢から覚めた。
つめたい、闇はそのまま。
不似合いな洋服。涙の痕、
繋いだ。キィナイフから、
不可思議な煌めきが降る。
少しは。あなたの幻影に、
近付く事が出来たのかな。
462 ：ラストステップ／可動域が狭い塔：2012/10/07(日) 09:32:07.39 ID:23qJCoVO
赤い扉が,開いたままの....
図書室から文字が流失する.
本当に小さな隙間からも....
緑の椅子に,腰を下ろして....
寒い部屋でお話をしましょう.
本当の笑顔を見せて欲しい....
無菌室に変わっていたことに,
最後まで気が付かなかった.
無表情でパズルを組み立てる,
コンピュータの側でずっと.
............Kid
:半球体を数え終わったあと:
:眠りにつく,壊れた少女:
:背中をそっと撫でてみると:
:フリージアの香りがした:
図書室から文字が流失する.
本当に小さな隙間からも....
緑の椅子に,腰を下ろして....
寒い部屋でお話をしましょう.
本当の笑顔を見せて欲しい....
無菌室に変わっていたことに,
最後まで気が付かなかった.
無表情でパズルを組み立てる,
コンピュータの側でずっと.
............Kid
:半球体を数え終わったあと:
:眠りにつく,壊れた少女:
:背中をそっと撫でてみると:
:フリージアの香りがした:
463 ：ラストステップ／裸子植物に捧ぐ。：2012/10/08(月) 14:21:26.89 ID:MRZMy/UE
簡単に処理しているようで、
複雑な作業がそこにある。
間違えてもそのボタンには、
指を乗せてはいけないの。
人差し指で回る水星が、
最初の位置に戻るまで、
私は、ボール遊びを続けるわ。
今からずっと雨だとして、も。
禁忌に触れていく作業では、
簡単な言葉しか要らない。
間違えてもそのナイフから、
指を離してはいけないの。
人差し指で踊る黒猫が、
疲れて欠伸をするまで、
私は、ボール遊びを続けるわ。
もう夜が来ないと知って、も。
複雑な作業がそこにある。
間違えてもそのボタンには、
指を乗せてはいけないの。
人差し指で回る水星が、
最初の位置に戻るまで、
私は、ボール遊びを続けるわ。
今からずっと雨だとして、も。
禁忌に触れていく作業では、
簡単な言葉しか要らない。
間違えてもそのナイフから、
指を離してはいけないの。
人差し指で踊る黒猫が、
疲れて欠伸をするまで、
私は、ボール遊びを続けるわ。
もう夜が来ないと知って、も。
464 ：ラストステップ／まみめのむう：2012/10/08(月) 14:25:04.63 ID:MRZMy/UE
廃管に侵食された、庭苑で。
・・・いつだったか。忘れた、
貴女に写真を託したこと。
（また、行ってみたいと思う？）
（もう反応しない機械に問う。）
跳ねる飴を指で弾いて、
狭い通路を走って行こう。
監視者が来るより先に、
夢が覚めない事を祈って。
幾つもの魂がいた、庭苑で。
・・・いつだったか。奇跡の、
虚空を二人で見ていたこと。
（まだ、生きていたいと思う？）
（もう呼吸しない螺子は頷く。）
溶けた飴を傘で弾いて、
大迷路に墓標を立てよう。
監視者が立ち去る時に、
旗が折れない事を願って。
・・・いつだったか。忘れた、
貴女に写真を託したこと。
（また、行ってみたいと思う？）
（もう反応しない機械に問う。）
跳ねる飴を指で弾いて、
狭い通路を走って行こう。
監視者が来るより先に、
夢が覚めない事を祈って。
幾つもの魂がいた、庭苑で。
・・・いつだったか。奇跡の、
虚空を二人で見ていたこと。
（まだ、生きていたいと思う？）
（もう呼吸しない螺子は頷く。）
溶けた飴を傘で弾いて、
大迷路に墓標を立てよう。
監視者が立ち去る時に、
旗が折れない事を願って。
465 ：ラストステップ／被子植物に捧ぐ。：2012/10/09(火) 02:56:13.82 ID:bIKVN42Q
モニターには枝が絡まって、
マウスは虫の巣穴になって、
キーボードには雨が溜まる、
時Ｋ塔。それは、あたしの。
【涙が空に】流れ《た》日。
心の奥に突き刺さったまま、
抜けない、鉛筆が、あって、
それでも歩き、続けるだけ。
何一つ描けはしないけれど。
ハンドルには泥が被さって、
タイヤは鳥の寝床になって、
ボンネットには雪が積もる、
幽０船。それも、あたしの。
【涙を渦に】隠し《た》子。
頭の奥に埋め込まれたまま、
届かない、金貨が、あって、
ひたすら走り、続けるだけ。
何一つ賭けもしないくせに。
マウスは虫の巣穴になって、
キーボードには雨が溜まる、
時Ｋ塔。それは、あたしの。
【涙が空に】流れ《た》日。
心の奥に突き刺さったまま、
抜けない、鉛筆が、あって、
それでも歩き、続けるだけ。
何一つ描けはしないけれど。
ハンドルには泥が被さって、
タイヤは鳥の寝床になって、
ボンネットには雪が積もる、
幽０船。それも、あたしの。
【涙を渦に】隠し《た》子。
頭の奥に埋め込まれたまま、
届かない、金貨が、あって、
ひたすら走り、続けるだけ。
何一つ賭けもしないくせに。
466 ：ラストステップ／27.2 Aileron：2012/10/10(水) 15:49:45.67 ID:dOLM5tLu
この部屋、一つだけの、
白熱電球は壊れたまま。
いつまでもこのまま？いいえ、
そういう訳にもいかない。
急速に朽ちていく。理由は、
きっと誰にも分からないまま、
白夜を初めて見た姫様と、
手を繋いで。わたし、は、
路地を支配する灯りの海へ、！
この世界に、あるだけの、
白熱電球を集めていた。
いつだってそのまま。そんな、
誰にも踏めない領域。
急激に冷えていく。温度は、
たぶん夜にはゼロになるはず。
白夜を箱に詰めた姫様と、
壁を蹴って。わたし、は、
永久に変化する灯りの海へ、！
白熱電球は壊れたまま。
いつまでもこのまま？いいえ、
そういう訳にもいかない。
急速に朽ちていく。理由は、
きっと誰にも分からないまま、
白夜を初めて見た姫様と、
手を繋いで。わたし、は、
路地を支配する灯りの海へ、！
この世界に、あるだけの、
白熱電球を集めていた。
いつだってそのまま。そんな、
誰にも踏めない領域。
急激に冷えていく。温度は、
たぶん夜にはゼロになるはず。
白夜を箱に詰めた姫様と、
壁を蹴って。わたし、は、
永久に変化する灯りの海へ、！
467 ：ラストステップ／リン：2012/10/11(木) 16:30:24.83 ID:B/1jMlvI
（あたしのために作られた。）
柔らかい雪のソファを壊すの、
線路に列車が来ない時も、
予備の太陽があるから平気。
曲線70％。
その奇妙なビルの屋上から、
雲に吸い込まれていく骨を、
モデルガンで、撃つ、ふり！
（あたしのために作られた。）
熱い氷のソファを捨てるの、
雷雨で空が見えない時は、
予備の月光を点灯させて。
曲線90％。
酔い続ける数字の道路から、
雲へと吐き出された緋石を、
モデルガンで、撃つ、ふり！
柔らかい雪のソファを壊すの、
線路に列車が来ない時も、
予備の太陽があるから平気。
曲線70％。
その奇妙なビルの屋上から、
雲に吸い込まれていく骨を、
モデルガンで、撃つ、ふり！
（あたしのために作られた。）
熱い氷のソファを捨てるの、
雷雨で空が見えない時は、
予備の月光を点灯させて。
曲線90％。
酔い続ける数字の道路から、
雲へと吐き出された緋石を、
モデルガンで、撃つ、ふり！
468 ：ラストステップ／赤い空間の上で：2012/10/11(木) 16:33:08.36 ID:B/1jMlvI
荒廃した星の背に揺られて,
針路,に,続きを足していくわ.
水のパラダイム・シフトが,
いつから来るか知りたいから.
震える,迷子の巨大な手が....
（生命....の,進化を止めた.）
夜に背を向けたバグたちは,
僅かな痕跡だけを,残して,
小さな....小さな羽に変わる.
荒廃した星の背に揺られて,
貴女,は,泣き疲れてしまった.
そんなパラノイア・ガールに,
消えない火を貸してあげたい.
震える,迷子を探すために....
（生命....を,再起動する.）
砂を背に乗せたバグたちの,
魔法の糸が,張り巡らされた,
小さな....小さな羽に乗って.
針路,に,続きを足していくわ.
水のパラダイム・シフトが,
いつから来るか知りたいから.
震える,迷子の巨大な手が....
（生命....の,進化を止めた.）
夜に背を向けたバグたちは,
僅かな痕跡だけを,残して,
小さな....小さな羽に変わる.
荒廃した星の背に揺られて,
貴女,は,泣き疲れてしまった.
そんなパラノイア・ガールに,
消えない火を貸してあげたい.
震える,迷子を探すために....
（生命....を,再起動する.）
砂を背に乗せたバグたちの,
魔法の糸が,張り巡らされた,
小さな....小さな羽に乗って.
469 ：ラストステップ／爆厄の塔：2012/10/12(金) 14:17:48.88 ID:RbNwHIZk
高い所から落としたコインが、
地面に着く前、蝶に変わる。
部屋中を埋め尽くす拍手に、
しばらくの間、酔い痴れる。
（最初。から、最後。まで、一人。）
【だから僕は、振り向けないんだ、】
月の火が背中をそっと撫でて。
正体を突き止めるより先に、
窓。から。気球に飛び移った。
渾身の力で投げたボールが、
壁に当たる時、槍に変わる。
部屋中に鳴りひびく歓声を、
しばらくの間、聴いている。
（最初。から、最後。まで、一人。）
【だから僕は、嬉しかったんだ、】
そして背中から着地した後。
操縦桿に触れるより先に、
空。から。星が降り始めた。
地面に着く前、蝶に変わる。
部屋中を埋め尽くす拍手に、
しばらくの間、酔い痴れる。
（最初。から、最後。まで、一人。）
【だから僕は、振り向けないんだ、】
月の火が背中をそっと撫でて。
正体を突き止めるより先に、
窓。から。気球に飛び移った。
渾身の力で投げたボールが、
壁に当たる時、槍に変わる。
部屋中に鳴りひびく歓声を、
しばらくの間、聴いている。
（最初。から、最後。まで、一人。）
【だから僕は、嬉しかったんだ、】
そして背中から着地した後。
操縦桿に触れるより先に、
空。から。星が降り始めた。
470 ：ラストステップ／tHeeNdoFeScAPe：2012/10/12(金) 14:19:45.44 ID:RbNwHIZk
焼け爛れた世界の果てに.
微点滅する靴を見つけた.
ずっと,待っていたのかしら,
誰かを.何かを.跳ね回って?
行き止まりに,追い込んだ.
....はずの,ピンク色の子猫は,
エクトプラズムに貌を変えて,
逃げていく....まだ,逃げる.
焼け爛れた不思議な本に.
微炭酸の水を注ぎ足した.
ずっと,泣いていたのかしら,
誰かに.何かに.怯えながら?
あたしの,弧の手の中で.
....笑う,ピンク色の少女は,
マリンスノーを餌に溶かして,
揺れている....まだ,揺れる.
微点滅する靴を見つけた.
ずっと,待っていたのかしら,
誰かを.何かを.跳ね回って?
行き止まりに,追い込んだ.
....はずの,ピンク色の子猫は,
エクトプラズムに貌を変えて,
逃げていく....まだ,逃げる.
焼け爛れた不思議な本に.
微炭酸の水を注ぎ足した.
ずっと,泣いていたのかしら,
誰かに.何かに.怯えながら?
あたしの,弧の手の中で.
....笑う,ピンク色の少女は,
マリンスノーを餌に溶かして,
揺れている....まだ,揺れる.
471 ：ラストステップ／飛翔石ルベラギリ：2012/10/13(土) 15:58:38.37 ID:7Gdns+bN
「奈落の底まで続く火瓶と、
奈落より長い茎を持つ花。」
見ててね。って精霊の声が、
厚い虹を潜り抜けていくの。
見慣れた筈の景色のどこかに、
確かに、奇妙な歪みがある。
少しは気になると思うけれど、
あたしは、歩く方を選ぶわ。
「奈落の底へと続く果瓶に、
茎だけの花を突き刺した夢。」
見ててね。って精霊の影を、
熱い虹が取り囲んでいくの。
闇夜と重なるそんな視界には、
確かに、奇妙な魅力がある。
少しだけ指で巻き取ったあと、
あたしは、針の上で眠るわ。
奈落より長い茎を持つ花。」
見ててね。って精霊の声が、
厚い虹を潜り抜けていくの。
見慣れた筈の景色のどこかに、
確かに、奇妙な歪みがある。
少しは気になると思うけれど、
あたしは、歩く方を選ぶわ。
「奈落の底へと続く果瓶に、
茎だけの花を突き刺した夢。」
見ててね。って精霊の影を、
熱い虹が取り囲んでいくの。
闇夜と重なるそんな視界には、
確かに、奇妙な魅力がある。
少しだけ指で巻き取ったあと、
あたしは、針の上で眠るわ。
472 ：ラストステップ／リスキー・ナイト：2012/10/14(日) 12:57:11.34 ID:tnvNZixf
醜いと言われていたけど、
私はそうは思わなかった。
その時、そこに居たら・・・、
盾に、なれただろうか・・・？
（私にはもう解らない。）
【総宇宙】の、一番奥に、
痛みを。封印したい理由は？
貴女がまた産まれて歩いても、
二度と思い出す事のない様に。
醜いと言われてそのまま、
天使を地獄の中で見た日。
あの時、ここに居たら・・・、
盾に、なれただろうか・・・？
（過去に接点すら無い。）
【私の目】の、一番奥が、
痛みを。吸収したい理由は？
貴女がまた産まれて歩いても、
二度と泣いてしまわない様に。
私はそうは思わなかった。
その時、そこに居たら・・・、
盾に、なれただろうか・・・？
（私にはもう解らない。）
【総宇宙】の、一番奥に、
痛みを。封印したい理由は？
貴女がまた産まれて歩いても、
二度と思い出す事のない様に。
醜いと言われてそのまま、
天使を地獄の中で見た日。
あの時、ここに居たら・・・、
盾に、なれただろうか・・・？
（過去に接点すら無い。）
【私の目】の、一番奥が、
痛みを。吸収したい理由は？
貴女がまた産まれて歩いても、
二度と泣いてしまわない様に。
473 ：ラストステップ／....12010 Q：2012/10/14(日) 12:59:15.15 ID:tnvNZixf
今。眠りから覚めたばかり。
瞼がまだ少し重たいけれど、
凍て返る星に、金色の波を。
（素敵な暴風が、今夜も、）
規則的に吹き荒れている。
胎内に咲く、機械樹と花を、
息を止めたまま操作して。
その色を移し替えてみたい、
今。眠りへと落ちたばかり。
瞳から翡翠を取り外して、
凍て返る星の、煌めく光を。
（動かない世界で、鯨が、）
規則的に押し合っていた。
胎内に建つ、機械樹の塔を、
隕石のために誘導して。
次の章は書き足されていく。
瞼がまだ少し重たいけれど、
凍て返る星に、金色の波を。
（素敵な暴風が、今夜も、）
規則的に吹き荒れている。
胎内に咲く、機械樹と花を、
息を止めたまま操作して。
その色を移し替えてみたい、
今。眠りへと落ちたばかり。
瞳から翡翠を取り外して、
凍て返る星の、煌めく光を。
（動かない世界で、鯨が、）
規則的に押し合っていた。
胎内に建つ、機械樹の塔を、
隕石のために誘導して。
次の章は書き足されていく。
474 ：ラストステップ／Sの塔と、Gの塔：2012/10/15(月) 14:10:17.31 ID:f50tpT8W
弾き出された偽の数値を、
私はずっと信じていた。
無数の影に指を指されて、
くすくす笑われたとして。も。
---手は片方のみ液体と化し
火に浮く部品と混ざり合う---
みんな高速で駆け抜けていて、
損傷したままの私だけが・・・
レッドロフとしてそこにいた。
写し出された偽の景色を、
私はずっと信じていた。
流れる星に棘を刺されて、
くすくす笑われたとして。も。
---残された手を液体に溶かし
陽の沈む空へ流し込む---
みんな疲れ果てて倒れたあと、
損傷したままの私だけが・・・
レッドロフとして駆け抜けた。
私はずっと信じていた。
無数の影に指を指されて、
くすくす笑われたとして。も。
---手は片方のみ液体と化し
火に浮く部品と混ざり合う---
みんな高速で駆け抜けていて、
損傷したままの私だけが・・・
レッドロフとしてそこにいた。
写し出された偽の景色を、
私はずっと信じていた。
流れる星に棘を刺されて、
くすくす笑われたとして。も。
---残された手を液体に溶かし
陽の沈む空へ流し込む---
みんな疲れ果てて倒れたあと、
損傷したままの私だけが・・・
レッドロフとして駆け抜けた。
475 ：ラストステップ／エキノコックス：2012/10/16(火) 12:14:18.83 ID:gQCIXWA5
それを押そうとした場合,
跡形もなく消えてしまう.
ディスク.その美しい軌道を,
書き換えようと蠢くモノたち,
『宇宙より飛来したキメラは,
緩やかに,星を溶かしていく.』
....と,いう架空の風景が....
もしも現実になったとしたら?
それを抜こうとした瞬間,
未来が汚染されてしまう.
ラヴェル.その煌めく階段を,
支配するために動くモノたち,
『宇宙より飛来したキメラは,
速やかに,星へと化けていく.』
....と,いう仮想の風景が....
いつか本物になったとしたら?
跡形もなく消えてしまう.
ディスク.その美しい軌道を,
書き換えようと蠢くモノたち,
『宇宙より飛来したキメラは,
緩やかに,星を溶かしていく.』
....と,いう架空の風景が....
もしも現実になったとしたら?
それを抜こうとした瞬間,
未来が汚染されてしまう.
ラヴェル.その煌めく階段を,
支配するために動くモノたち,
『宇宙より飛来したキメラは,
速やかに,星へと化けていく.』
....と,いう仮想の風景が....
いつか本物になったとしたら?
476 ：ラストステップ／山積みの宿題：2012/10/16(火) 12:18:14.91 ID:gQCIXWA5
奇妙なカタチのしっぽを持つ、
2匹の赤い猫。ブロックの海、
ひどい足場を縫うようにして、
シュールな世界を走っていく！
【タンクS】が。カラの時だけ、
その放送、を受信できるの。
文字を書く指を少し止めて、
50兆の月の間で。あたしと、
素敵なシルエットを探そう。
奇妙なカタチのしっぽを振る、
2匹の赤い猫。セメントの森、
ひどい足場をものともせずに、
シュールな世界を走っていく！
【タンクF】が。溢れた時だけ、
その放送、を録画できるの。
夜空を撃つ銃は全部捨てて、
50兆の月の間で。あたしと、
綺麗なシルエットを描こう。
2匹の赤い猫。ブロックの海、
ひどい足場を縫うようにして、
シュールな世界を走っていく！
【タンクS】が。カラの時だけ、
その放送、を受信できるの。
文字を書く指を少し止めて、
50兆の月の間で。あたしと、
素敵なシルエットを探そう。
奇妙なカタチのしっぽを振る、
2匹の赤い猫。セメントの森、
ひどい足場をものともせずに、
シュールな世界を走っていく！
【タンクF】が。溢れた時だけ、
その放送、を録画できるの。
夜空を撃つ銃は全部捨てて、
50兆の月の間で。あたしと、
綺麗なシルエットを描こう。
477 ：ラストステップ／Vegmnkndn-4：2012/10/17(水) 02:37:59.77 ID:9bCRGndE
静まり返った、光。の道に、
水の要らない種を蒔くのは、
※シャーベットを食べ終えてから。
「ゴム」に擬態した爆弾を、
間違えて踏まないように。ね、
どこかに異常があって。まだ、
扉の向こうに封じられている、
つめたい兵器を盗みにいく！
砂ひとつ無い、光。の床に、
誰も知らない花が咲くのは、
※シャーベットを食べ終えたから。
「ログ」に隠された真実を、
間違えて消さないように。ね、
どこかに異常があって。もう、
使えなくなった兵器の中から、
どれでも好きな物を手にして！
水の要らない種を蒔くのは、
※シャーベットを食べ終えてから。
「ゴム」に擬態した爆弾を、
間違えて踏まないように。ね、
どこかに異常があって。まだ、
扉の向こうに封じられている、
つめたい兵器を盗みにいく！
砂ひとつ無い、光。の床に、
誰も知らない花が咲くのは、
※シャーベットを食べ終えたから。
「ログ」に隠された真実を、
間違えて消さないように。ね、
どこかに異常があって。もう、
使えなくなった兵器の中から、
どれでも好きな物を手にして！
478 ：ラストステップ／-愚策-ε：2012/10/18(木) 16:10:41.16 ID:joC3tKbR
高熱。星が何重にも見える、
沸騰した視界が好きでした。
涙を流すごとにその世界は、
形を変えて、行くのです。
（闇の間から、《聞こえる？》って。）
怪物。と、思っていた貴女の、
警告アラームが鳴り響く時。
あたしはやっと、重い体を、
動かす事が出来たのでした。
細菌。指が増殖し始める、
融解した視界に揺られては、
涙を銀貨に変えようとして、
取り返しが、つかなくなる。
（闇の間から、《開けれる？》って。）
怪物。と、思っていた貴女の、
警告サウンドに触れてみた時。
あたしは漸く、最初の位置で、
目覚める事が出来たのでした。
沸騰した視界が好きでした。
涙を流すごとにその世界は、
形を変えて、行くのです。
（闇の間から、《聞こえる？》って。）
怪物。と、思っていた貴女の、
警告アラームが鳴り響く時。
あたしはやっと、重い体を、
動かす事が出来たのでした。
細菌。指が増殖し始める、
融解した視界に揺られては、
涙を銀貨に変えようとして、
取り返しが、つかなくなる。
（闇の間から、《開けれる？》って。）
怪物。と、思っていた貴女の、
警告サウンドに触れてみた時。
あたしは漸く、最初の位置で、
目覚める事が出来たのでした。
....右目が鎖落ちる。
そうしたら右目を義眼に。
右腕が苦擦れ落ちる。
そうしたら右腕を義手に。
黄色い包帯とか要ら、ない。
青いやつ。を。ちょうだい。
我が儘言わないで？想像と檻、
命乞いしてみれば、それが屍。
トカレフとベレッタの部品が、
引き裂かれた、シートの上に、
無造作に捨てられているから、
馬鹿者がこの世から消えない。
....右耳が腐り落ちる。
そう舌ら右ＳＳＳ。
右腕が崩れ落ちる。
そう舌ら右ＮＮＮ。
４。
そうしたら右目を義眼に。
右腕が苦擦れ落ちる。
そうしたら右腕を義手に。
黄色い包帯とか要ら、ない。
青いやつ。を。ちょうだい。
我が儘言わないで？想像と檻、
命乞いしてみれば、それが屍。
トカレフとベレッタの部品が、
引き裂かれた、シートの上に、
無造作に捨てられているから、
馬鹿者がこの世から消えない。
....右耳が腐り落ちる。
そう舌ら右ＳＳＳ。
右腕が崩れ落ちる。
そう舌ら右ＮＮＮ。
４。
480 ：ラストステップ／Neonhose Log：2012/10/19(金) 08:38:26.17 ID:k4xCwGiJ
ロケットのエンジンを切って.
少しだけ立ち止まってみたら,
切断された配線が光る,
大都市にいる事に気付いた.
掻き鳴らされる《Lo-Fi....》
私は,まだ,泣かない.
---永久凍土を殴り続けて,
何も起こらないのを確認する.
それが,再出発の合図だから.
エメラルドウィングレットを.
少しだけ捩じ曲げてみたら,
溶接された鉄屑が爆ぜる,
滑走路にいる事に気付いた.
揺り起こされる《Hi-Fi....》
私は,もう,泣かない.
---永久凍土を殴り続けた,
指が折れているのを確認する.
それが,再出発の合図だから.
少しだけ立ち止まってみたら,
切断された配線が光る,
大都市にいる事に気付いた.
掻き鳴らされる《Lo-Fi....》
私は,まだ,泣かない.
---永久凍土を殴り続けて,
何も起こらないのを確認する.
それが,再出発の合図だから.
エメラルドウィングレットを.
少しだけ捩じ曲げてみたら,
溶接された鉄屑が爆ぜる,
滑走路にいる事に気付いた.
揺り起こされる《Hi-Fi....》
私は,もう,泣かない.
---永久凍土を殴り続けた,
指が折れているのを確認する.
それが,再出発の合図だから.
481 ：ラストステップ／トロヤ群／n：2012/10/20(土) 05:25:22.66 ID:gIeOZPI0
感触のない【壁】に凭れて、
感覚のない【指】を温める。
雨をコインで買った筈なのに、
眠る時にはどこにもなかった。
空腹で目が覚める。ああ、
・・・あなた と おなじ、さんかく の ほし。
___逆さまに揺れる蝋燭の傍が___
この部屋で、一番綺麗なこと。
ネコたちは、理解しているのよ。
感触のない【床】に倒れて、
感覚のない【耳】を傾ける。
雨をチップに変えた筈なのに、
すぐに元へと戻ってしまった。
銃声で目が覚める。ああ、
・・・せかい は すべて、さんかく の ほし。
___ベッドに流れる電飾の傍が___
この部屋で、一番綺麗なこと。
ネコたちは、理解しているのよ。
感覚のない【指】を温める。
雨をコインで買った筈なのに、
眠る時にはどこにもなかった。
空腹で目が覚める。ああ、
・・・あなた と おなじ、さんかく の ほし。
___逆さまに揺れる蝋燭の傍が___
この部屋で、一番綺麗なこと。
ネコたちは、理解しているのよ。
感触のない【床】に倒れて、
感覚のない【耳】を傾ける。
雨をチップに変えた筈なのに、
すぐに元へと戻ってしまった。
銃声で目が覚める。ああ、
・・・せかい は すべて、さんかく の ほし。
___ベッドに流れる電飾の傍が___
この部屋で、一番綺麗なこと。
ネコたちは、理解しているのよ。
482 ：ラストステップ／フィラメント：2012/10/20(土) 05:27:57.28 ID:gIeOZPI0
無数の鍵束。そのどれかに、
夜を明ける用のものがある。
兎はスペア・キーを盗んで、
迷路の中に消えてしまった。
（残されたのは、細い、絲？）
いいえ。絲のような針金。
燃える---扉、凍った---箱、
すべて。本物より素早く、
開けてしまう。魔法の---絲。
無数の鍵束。眠らないまま、
夜が明けるまで探してみる。
兎が盗んだスペア・キーは、
迷路を抜けて彗星になった。
（渡されたのは、黒い、棘？）
いいえ。棘とも呼べない釘。
浮かぶ---扉、隠れた---箱、
すべて。機械より正確に、
開けてしまう。魔法の---釘。
夜を明ける用のものがある。
兎はスペア・キーを盗んで、
迷路の中に消えてしまった。
（残されたのは、細い、絲？）
いいえ。絲のような針金。
燃える---扉、凍った---箱、
すべて。本物より素早く、
開けてしまう。魔法の---絲。
無数の鍵束。眠らないまま、
夜が明けるまで探してみる。
兎が盗んだスペア・キーは、
迷路を抜けて彗星になった。
（渡されたのは、黒い、棘？）
いいえ。棘とも呼べない釘。
浮かぶ---扉、隠れた---箱、
すべて。機械より正確に、
開けてしまう。魔法の---釘。
483 ：ラストステップ／殺さないで。：2012/10/21(日) 04:53:47.00 ID:HBi3fuh5
殺さないで。あたしの髪を、
そんな乱暴に抜かないで。
殺さな－で。あたしの爪を、
そんな乱暴に剥が－いで。
溝に棄てられた、骭の部分。
・・・何と言う可燃性物質。
溝に墜とされた、赤い網膜。
・・・何と言う揮発性物質。
殺さな－で。あた－の羽を、
－んなに何度も撃た－いで。
殺－な－で。あ－－の胸－、
－んな－何度－刺－－い－・・・。
溝に詰められた、舌の細胞。
・・・何と言う可燃性物質。
溝に熔かされた、儚い臓器。
・・・何と言う揮発性物質。
そんな乱暴に抜かないで。
殺さな－で。あたしの爪を、
そんな乱暴に剥が－いで。
溝に棄てられた、骭の部分。
・・・何と言う可燃性物質。
溝に墜とされた、赤い網膜。
・・・何と言う揮発性物質。
殺さな－で。あた－の羽を、
－んなに何度も撃た－いで。
殺－な－で。あ－－の胸－、
－んな－何度－刺－－い－・・・。
溝に詰められた、舌の細胞。
・・・何と言う可燃性物質。
溝に熔かされた、儚い臓器。
・・・何と言う揮発性物質。
484 ：ラストステップ／楕炎形トリガー：2012/10/21(日) 04:57:36.39 ID:HBi3fuh5
自我を持つゲーム・ソフトに、
煌めく端末が巻き付く。
読み終えたルール・ブックを、
宇宙の植物に差し出す。
（それは、全ての通過点。）
まだ、走るのを。止めない。
限界を越えた意識の果てに、
何が待っているのだろうか？
それもまだ、知らなくていい。
キズの無いガラス・ケースに、
犇めく天体を巻き取る。
研ぎ終えたビーム・ナイフを、
車輪の熱源に差し込む。
（そして、未来の目的地。）
まだ、走るのを。止めない。
崩壊に耐えて目覚めた朝は、
どう違っているのだろうか？
それもまだ、知らなくていい。
煌めく端末が巻き付く。
読み終えたルール・ブックを、
宇宙の植物に差し出す。
（それは、全ての通過点。）
まだ、走るのを。止めない。
限界を越えた意識の果てに、
何が待っているのだろうか？
それもまだ、知らなくていい。
キズの無いガラス・ケースに、
犇めく天体を巻き取る。
研ぎ終えたビーム・ナイフを、
車輪の熱源に差し込む。
（そして、未来の目的地。）
まだ、走るのを。止めない。
崩壊に耐えて目覚めた朝は、
どう違っているのだろうか？
それもまだ、知らなくていい。
485 ：ドレミファ名無シド：2012/10/21(日) 20:01:25.26 ID:ISxC5j+U
age
486 ：ラストステップ／壁を貫通する塔：2012/10/22(月) 10:14:41.31 ID:ITEn8FYL
....机の下に,何がいるのか?
私は名前を知らない.
....鏡の奥に,何がいるのか?
私は影まで見えない.
まだ,眠くて.水を半分だけ....
地上で暮らすプランクトンには,
どんな色を付けても良いらしい.
"謎を抱いて飛んでいる夢"って,
きっとそういうことを言うんだ.
....心の夜に,火が灯るのか?
想像すらできないのに.
....頭の中に,火を注ぐのか?
そんなものは必要ない.
ただ,寒くて.親指を重ねた....
水中で跳ねるムーンリングには,
好きな音を足しても良いらしい.
"謎のまま浮かんでいた夢"から,
いつか外へ抜け出してみせよう.
私は名前を知らない.
....鏡の奥に,何がいるのか?
私は影まで見えない.
まだ,眠くて.水を半分だけ....
地上で暮らすプランクトンには,
どんな色を付けても良いらしい.
"謎を抱いて飛んでいる夢"って,
きっとそういうことを言うんだ.
....心の夜に,火が灯るのか?
想像すらできないのに.
....頭の中に,火を注ぐのか?
そんなものは必要ない.
ただ,寒くて.親指を重ねた....
水中で跳ねるムーンリングには,
好きな音を足しても良いらしい.
"謎のまま浮かんでいた夢"から,
いつか外へ抜け出してみせよう.
487 ：ラストステップ／サーメート：2012/10/23(火) 12:24:13.99 ID:uOGXQoOH
「賭け事をして負けたなら、
星ごと蹴り飛ばしてやる。」
神さま。貴女の、そういう、
そういう所が好きなんだよ。
邪惡なトゲ。聖なるカケラ。
全部、全部、混ぜてしまえ。
崩れて、壊れた視界だからと、
ずっと諦めていた。転換期は、
猛毒のシャワーを浴びた、夜。
「賭け事をして負けたなら、
星を道連れにしてやる。」
神さま。貴女の、そういう、
そういう瞳が好きなんだよ。
穢れたツメ。綺麗なライト。
全部、全部、混ぜてしまえ。
崩れて、壊れた身体について、
ずっと考えていた。転換期は、
猛毒のジュースを飲んだ、夜。
星ごと蹴り飛ばしてやる。」
神さま。貴女の、そういう、
そういう所が好きなんだよ。
邪惡なトゲ。聖なるカケラ。
全部、全部、混ぜてしまえ。
崩れて、壊れた視界だからと、
ずっと諦めていた。転換期は、
猛毒のシャワーを浴びた、夜。
「賭け事をして負けたなら、
星を道連れにしてやる。」
神さま。貴女の、そういう、
そういう瞳が好きなんだよ。
穢れたツメ。綺麗なライト。
全部、全部、混ぜてしまえ。
崩れて、壊れた身体について、
ずっと考えていた。転換期は、
猛毒のジュースを飲んだ、夜。
君はどこにいるんだい
脱いでも脱いでもまだ見えない
君を食べると元気100倍
それでも生では食べられない
あぁ君の香りは最高だ
あぁバター焼きで食べたい
※ you are ガーリック
湯上がりガール
you are ガーリック
湯上がりガール
脱いでも脱いでもまだ見えない
君を食べると元気100倍
それでも生では食べられない
あぁ君の香りは最高だ
あぁバター焼きで食べたい
※ you are ガーリック
湯上がりガール
you are ガーリック
湯上がりガール
489 ：ラストステップ／幸運の66667：2012/10/24(水) 04:19:41.33 ID:USPDXGdr
最初にリセットを押したのは,
....誰....?
砂糖を食べ過ぎた機械たちに.
誰か教えてあげれば良かった.
金塊と札束の価値は,
瞼のない子供たちが決める.
歯車が狂い出した時,
泣いていたのは屑鉄だけ....
最後にドアノブに触れたのは,
....僕....?
糖分を取り過ぎた四肢たちを.
僕は治してあげたかったけど.
金塊と札束はすべて,
火塗れの怪物たちが盗む.
歯車が吹き飛んだ後も,
戦っていたのは貴女だけ....
....誰....?
砂糖を食べ過ぎた機械たちに.
誰か教えてあげれば良かった.
金塊と札束の価値は,
瞼のない子供たちが決める.
歯車が狂い出した時,
泣いていたのは屑鉄だけ....
最後にドアノブに触れたのは,
....僕....?
糖分を取り過ぎた四肢たちを.
僕は治してあげたかったけど.
金塊と札束はすべて,
火塗れの怪物たちが盗む.
歯車が吹き飛んだ後も,
戦っていたのは貴女だけ....
490 ：ラストステップ／Testsnow Point：2012/10/24(水) 04:21:59.94 ID:USPDXGdr
祈りを捧げて、夜を待つの。
祈りを捧げて、星を待つの。
二次元空間にしか咲かない、
とても大きな。仙人掌の塔、
（白い砂の上。尻尾が揺れる、）
【エコー】が放物線を描いて、
遥か遠くの空。に、架かった。
あたし達もそろそろ行きましょう。
写真を撮るのを、忘れないで。
迷いを抱えて、雨を待つの。
迷いを抱えて、風を待つの。
四次元空間でしか見えない、
とても明るい。泪夫藍の塔、
（白い砂の上。吐息が凍る、）
【コード】は放射状に拡がって、
遥か彼方の空。を、照らした。
あたし達もそろそろ行きましょう。
硝子の破片に、気をつけて。
祈りを捧げて、星を待つの。
二次元空間にしか咲かない、
とても大きな。仙人掌の塔、
（白い砂の上。尻尾が揺れる、）
【エコー】が放物線を描いて、
遥か遠くの空。に、架かった。
あたし達もそろそろ行きましょう。
写真を撮るのを、忘れないで。
迷いを抱えて、雨を待つの。
迷いを抱えて、風を待つの。
四次元空間でしか見えない、
とても明るい。泪夫藍の塔、
（白い砂の上。吐息が凍る、）
【コード】は放射状に拡がって、
遥か彼方の空。を、照らした。
あたし達もそろそろ行きましょう。
硝子の破片に、気をつけて。
491 ：ラストステップ／eDynx-eDynxion：2012/10/25(木) 09:55:19.10 ID:hy6IO0U2
100通りの行動すべてを、
記録する事はできない。
5億年に5回だけ煌めく、
7つの蛍火に逢いたい。
（---93秒、息を止めて---）
次に目覚めた夢の中で・・・
混ざり合う、12種類の泥。
結局1粒も弾けないまま、
世界は、2度。変革する。
200通りの組み合わせから、
解き明かされた謎がある。
6億年に3回だけ降る、
9つの星座に揺られて。
（---170分、仮眠をとる---）
次に目覚めた夢の中で・・・
混ざり合う、15色の絵の具。
最後の1滴を飲み干したあと、
世界は、2度。変革する。
記録する事はできない。
5億年に5回だけ煌めく、
7つの蛍火に逢いたい。
（---93秒、息を止めて---）
次に目覚めた夢の中で・・・
混ざり合う、12種類の泥。
結局1粒も弾けないまま、
世界は、2度。変革する。
200通りの組み合わせから、
解き明かされた謎がある。
6億年に3回だけ降る、
9つの星座に揺られて。
（---170分、仮眠をとる---）
次に目覚めた夢の中で・・・
混ざり合う、15色の絵の具。
最後の1滴を飲み干したあと、
世界は、2度。変革する。
492 ：ラストステップ／イグジット：2012/10/26(金) 05:26:37.41 ID:dAlftB3M
とても凶悪な幽霊たちと....
一緒に写真を撮った日のこと,
あたしは今でも覚えているわ.
現像された向こう岸の世界.
やっぱり,少し狂っていた.
【コルク色という奇妙な言葉】
夜は,それよりまだ先に!
ああ,もっと寒ければ良かったのに.
とても凶悪な幽霊たちと....
一緒に街を走った日のこと,
あたしは今でも覚えているわ.
再現された向こう側の世界.
やっぱり,少し歪んでいた.
【セピア色で塗る奇妙な螺旋】
夜は,それよりまだ奥に!
ああ,もっと寒ければ良かったのに.
一緒に写真を撮った日のこと,
あたしは今でも覚えているわ.
現像された向こう岸の世界.
やっぱり,少し狂っていた.
【コルク色という奇妙な言葉】
夜は,それよりまだ先に!
ああ,もっと寒ければ良かったのに.
とても凶悪な幽霊たちと....
一緒に街を走った日のこと,
あたしは今でも覚えているわ.
再現された向こう側の世界.
やっぱり,少し歪んでいた.
【セピア色で塗る奇妙な螺旋】
夜は,それよりまだ奥に!
ああ,もっと寒ければ良かったのに.
493 ：ラストステップ／警滴：2012/10/27(土) 15:24:48.77 ID:wBuui/KX
ダレカ シラナイ コドモ ガ
テツクズ デ アソンデ イタ
その存在を消す者。不注意。
危ない、と気付いた時には、
トケイ ノ バネ ガ ハジケ トンデ
カモツ レッシャ ガ ウゴキ ダシ
子供を手繰り寄せるはずの、
叫び声も届かなくなる。
イツモ シラナイ オトナ ガ
テツクズ ヲ ミツメテ イタ
その存在を消す者。絶望。
危ない、と解った時には、
トケイ ノ フタ ニ ツキ ササッテ
ムジン レッシャ ガ ハシリ ダシ
吹き飛ばされた部品たちの、
呻き声も掻き潰される。
テツクズ デ アソンデ イタ
その存在を消す者。不注意。
危ない、と気付いた時には、
トケイ ノ バネ ガ ハジケ トンデ
カモツ レッシャ ガ ウゴキ ダシ
子供を手繰り寄せるはずの、
叫び声も届かなくなる。
イツモ シラナイ オトナ ガ
テツクズ ヲ ミツメテ イタ
その存在を消す者。絶望。
危ない、と解った時には、
トケイ ノ フタ ニ ツキ ササッテ
ムジン レッシャ ガ ハシリ ダシ
吹き飛ばされた部品たちの、
呻き声も掻き潰される。
494 ：ラストステップ／Tmx Minqgwist：2012/10/27(土) 15:27:33.80 ID:wBuui/KX
死の雪....死の雪が降る.
騙されないで.お願いだから.
この声,が,届きますように.
かわいい天使,に擬態して,
緩やかに染み込んでいく,
《それ》.
Melancholic Electronica....
Melancholic Guitarchip....
死の絹....死の絹が降る.
鎖された部屋を.消し去る波に.
この指,さえ,届かないまま.
きれいな翡翠,と詐称して,
密やかに溶け出していく,
《それ》.
Melancholic Dustyplasma....
Melancholic Guitarlip....
騙されないで.お願いだから.
この声,が,届きますように.
かわいい天使,に擬態して,
緩やかに染み込んでいく,
《それ》.
Melancholic Electronica....
Melancholic Guitarchip....
死の絹....死の絹が降る.
鎖された部屋を.消し去る波に.
この指,さえ,届かないまま.
きれいな翡翠,と詐称して,
密やかに溶け出していく,
《それ》.
Melancholic Dustyplasma....
Melancholic Guitarlip....
495 ：ラストステップ／Maximum Spectre：2012/10/28(日) 10:30:14.60 ID:0xJH2xTk
宇宙から追い出された星で。
ずっと眠気に勝てないまま。
ブルー・ライトが束になって、
あたしの体を駆け抜けていく、
【それでもまだ、鈴は鳴らない。】
フレア、心の亡かった少女。
貴女はいつか元の《部屋》へ、
還る刻が来るのでしょうか？
目も眩むほど先の、未来に。
宇宙へと吸い込まれた星を。
記憶の箱から出せずにいた。
ブルー・ライトが溶けた夜に、
あたしの心を嵌め込んでみる、
【それできっと、鈴は鳴るはず。】
フレア、体を亡くした少女。
貴女が零した《不可思議》は、
どんな夢を見るのでしょうか？
目も眩むほど先の、未来で。
ずっと眠気に勝てないまま。
ブルー・ライトが束になって、
あたしの体を駆け抜けていく、
【それでもまだ、鈴は鳴らない。】
フレア、心の亡かった少女。
貴女はいつか元の《部屋》へ、
還る刻が来るのでしょうか？
目も眩むほど先の、未来に。
宇宙へと吸い込まれた星を。
記憶の箱から出せずにいた。
ブルー・ライトが溶けた夜に、
あたしの心を嵌め込んでみる、
【それできっと、鈴は鳴るはず。】
フレア、体を亡くした少女。
貴女が零した《不可思議》は、
どんな夢を見るのでしょうか？
目も眩むほど先の、未来で。
496 ：ラストステップ／オレンジπ：2012/10/29(月) 08:16:21.13 ID:5VZGHwNu
....ここは,全て,逆の場所.
....例を言ってみましょう.
《アクアリウムに封印された,
小さな水族園.そして,人びと》
そして目の前には,
（凍ったピアノと,ハンマーがある.）
私は傀儡師のマネをしながら,
誰かに話し掛けようとして,
茨の網から,手を伸ばした....
....ここは,全て,逆の場所.
....例を言ってみましょう.
《アクアマリンの刻印を持つ,
壊れた遊覧船.そして,人びと》
そしてすぐ傍には,
（凍った少女と,ハンマーがいる.）
私は魔術師のフリをしながら,
誰かに笑い掛けようとして,
鏡の中へと,手を伸ばした....
....例を言ってみましょう.
《アクアリウムに封印された,
小さな水族園.そして,人びと》
そして目の前には,
（凍ったピアノと,ハンマーがある.）
私は傀儡師のマネをしながら,
誰かに話し掛けようとして,
茨の網から,手を伸ばした....
....ここは,全て,逆の場所.
....例を言ってみましょう.
《アクアマリンの刻印を持つ,
壊れた遊覧船.そして,人びと》
そしてすぐ傍には,
（凍った少女と,ハンマーがいる.）
私は魔術師のフリをしながら,
誰かに笑い掛けようとして,
鏡の中へと,手を伸ばした....
497 ：ラストステップ／高熱の夜に見た物：2012/10/30(火) 11:33:33.71 ID:1J5BCg2I
逃げても,逃げても,逃げても,
逃げても,逃げても,逃げても,
黒い靄に追い付かれてしまう.
ああ,また最初からやり直し.
惡むべき迷宮の中で,わたしは,
プリンチップの亡霊に出逢った.
（こんな事,どんな辞書にだって載っていない.）
邪魔をされて,殴られて,蹴られて,棄てられた後,
大理石の空を見て泣いていたんだ....
呼んでも,呼んでも,呼んでも,
呼んでも,呼んでも,呼んでも,
黒い目は返事もしてくれない.
ああ,また喉に薬品を縫って.
忌むべき物語の中で,わたしは,
アントネスクの亡霊に出逢った.
（こんな夢、どんな精神でも耐えられない.）
切り裂かれて,笑われて,撃たれて,閉じられた後,
花崗岩の指を見て泣いていたんだ....
逃げても,逃げても,逃げても,
黒い靄に追い付かれてしまう.
ああ,また最初からやり直し.
惡むべき迷宮の中で,わたしは,
プリンチップの亡霊に出逢った.
（こんな事,どんな辞書にだって載っていない.）
邪魔をされて,殴られて,蹴られて,棄てられた後,
大理石の空を見て泣いていたんだ....
呼んでも,呼んでも,呼んでも,
呼んでも,呼んでも,呼んでも,
黒い目は返事もしてくれない.
ああ,また喉に薬品を縫って.
忌むべき物語の中で,わたしは,
アントネスクの亡霊に出逢った.
（こんな夢、どんな精神でも耐えられない.）
切り裂かれて,笑われて,撃たれて,閉じられた後,
花崗岩の指を見て泣いていたんだ....
498 ：ラストステップ／空洞-4-の塔：2012/10/30(火) 11:36:13.12 ID:1J5BCg2I
七色のみずたまり。それから、
聖なる森にルーツを持つ、
七色のねこたちと！あたしは、
時間を跨ぐテープを待つ。
---太陽が弧を描いているわ。
※組み立てられなかった足場。
※最初はみんな、そうだった。
※もし魔力を放出できるなら、
※靴の裏。そこに、撃ちたい。
七色のドロップを。飛ばして、
聖なる森でゲームをする、
七色のねこたちと！あたしは、
それを心のロープと呼ぶ。
---月はなぜ囁いたのかしら？
※踏み付けられていない足場。
※最初はいつも、そうだった。
※もし何かを演奏できるなら、
※雪の砂。そこで、打ちたい。
聖なる森にルーツを持つ、
七色のねこたちと！あたしは、
時間を跨ぐテープを待つ。
---太陽が弧を描いているわ。
※組み立てられなかった足場。
※最初はみんな、そうだった。
※もし魔力を放出できるなら、
※靴の裏。そこに、撃ちたい。
七色のドロップを。飛ばして、
聖なる森でゲームをする、
七色のねこたちと！あたしは、
それを心のロープと呼ぶ。
---月はなぜ囁いたのかしら？
※踏み付けられていない足場。
※最初はいつも、そうだった。
※もし何かを演奏できるなら、
※雪の砂。そこで、打ちたい。
499 ：ラストステップ／レベル・スリップ：2012/10/31(水) 03:42:04.52 ID:po8hQENU
ホログラムが浮かび上がる。
私たちの火の壁を背にして。
アセンドリィ、貴女は・・・、
あまりに尻尾が長い猫・・・、
（部屋は寒いけど。ここが好き、）
壊れてしまった時計。一から、
組み立てよう、としているの？
まさか、ね。・・・今日はまだ、
天核を動かす時ではないわ。
プログラムはいつも変わる。
私たちの火の壁が消すから。
アセンドリィ、貴女と・・・、
つめたい霙が降る夜に・・・、
（ふたりだけの花。触れてみる、）
砕けてしまった硝子。欠片を、
また集めよう、としているの？
まさか、ね。・・・いつまでも、
水核に映る影を見ていたい。
私たちの火の壁を背にして。
アセンドリィ、貴女は・・・、
あまりに尻尾が長い猫・・・、
（部屋は寒いけど。ここが好き、）
壊れてしまった時計。一から、
組み立てよう、としているの？
まさか、ね。・・・今日はまだ、
天核を動かす時ではないわ。
プログラムはいつも変わる。
私たちの火の壁が消すから。
アセンドリィ、貴女と・・・、
つめたい霙が降る夜に・・・、
（ふたりだけの花。触れてみる、）
砕けてしまった硝子。欠片を、
また集めよう、としているの？
まさか、ね。・・・いつまでも、
水核に映る影を見ていたい。
500 ：ラストステップ／Ollantaytambo：2012/11/01(木) 13:28:28.17 ID:MVKinVzl
どちらか一つを選ぶとしたら、
あたしは壊れた方にするわ。
煌めいたナイロン製の絲は、
無人の仮部屋を照らしていて、
15個の見たこともない電話。
夢の瓶の中で、震えていて、
誰に看取られる事もないまま。
ゆっくり、景色に同化するの、
きれいな形が戻るとしても、
あたしは崩れた日を選ぶわ。
煌めいたビニール製の雨は、
無限に続く道を濡らしていて、
10枚の見たこともない木葉。
夢の箱の中で、育っていく、
誰に気付かれる事もないまま。
そうして、世界に同化するの、
あたしは壊れた方にするわ。
煌めいたナイロン製の絲は、
無人の仮部屋を照らしていて、
15個の見たこともない電話。
夢の瓶の中で、震えていて、
誰に看取られる事もないまま。
ゆっくり、景色に同化するの、
きれいな形が戻るとしても、
あたしは崩れた日を選ぶわ。
煌めいたビニール製の雨は、
無限に続く道を濡らしていて、
10枚の見たこともない木葉。
夢の箱の中で、育っていく、
誰に気付かれる事もないまま。
そうして、世界に同化するの、
501 ：ラストステップ／闇の潭を殺ぐ：2012/11/02(金) 15:08:27.64 ID:wrkpfGYW
目覚めてから。部屋の扉を、
開けて、廊下に倒れ込んで、
少しでも良い香りのする方へ。
辿り着く。までに、どれだけ、
（どれだけ、星が死んだのでしょうか？）
はねを溶接してみたくなって、
痺れた足を海に浸す。精神の、
ユリカゴ。どうにか此処まで、
戻ってくる事ができたみたい。
目覚めてまだ。鈍い視界に、
耐えて、階段を這い擦って、
少しでも空気がきれいな方へ。
辿り着く。までに、どれだけ、
（どれだけ、星が産まれたのでしょうか？）
はねが再生するゆめを見ては、
疲れた足を砂に浸す。神聖な、
ヒマワリ。どうにか此処へと、
咲き乱れる事ができたみたい。
開けて、廊下に倒れ込んで、
少しでも良い香りのする方へ。
辿り着く。までに、どれだけ、
（どれだけ、星が死んだのでしょうか？）
はねを溶接してみたくなって、
痺れた足を海に浸す。精神の、
ユリカゴ。どうにか此処まで、
戻ってくる事ができたみたい。
目覚めてまだ。鈍い視界に、
耐えて、階段を這い擦って、
少しでも空気がきれいな方へ。
辿り着く。までに、どれだけ、
（どれだけ、星が産まれたのでしょうか？）
はねが再生するゆめを見ては、
疲れた足を砂に浸す。神聖な、
ヒマワリ。どうにか此処へと、
咲き乱れる事ができたみたい。
502 ：ラストステップ／Purple CCCCCCCC：2012/11/02(金) 15:12:12.43 ID:wrkpfGYW
体が柔らかくなる--魔水--を、
貴女の脚に掛けてあげよう。
錆びない、エネルギィ充填装置。
割れない、フラスコ塔管理球体。
滑り落ちる泥の動き、それは、
いつかの龍の子供と似ていた。
分解された機械と泡、そして、
巨大なピンセットでの再構築・・・、
体が動かなくなる--魔酔--を、
貴女の羽に打ってあげよう。
朽ちない、エィパネル吸収基盤。
消えない、カレント専用探索船。
崩れ落ちる夢の中で、ずっと、
いつかの龍の子供は泣いてた。
分離された機械の雫、それを、
巨大なマグカップへと再転送・・・、
貴女の脚に掛けてあげよう。
錆びない、エネルギィ充填装置。
割れない、フラスコ塔管理球体。
滑り落ちる泥の動き、それは、
いつかの龍の子供と似ていた。
分解された機械と泡、そして、
巨大なピンセットでの再構築・・・、
体が動かなくなる--魔酔--を、
貴女の羽に打ってあげよう。
朽ちない、エィパネル吸収基盤。
消えない、カレント専用探索船。
崩れ落ちる夢の中で、ずっと、
いつかの龍の子供は泣いてた。
分離された機械の雫、それを、
巨大なマグカップへと再転送・・・、
503 ：ラストステップ／ミヅチ／遺電子：2012/11/03(土) 12:44:17.91 ID:JBw83Xdf
ミニチュアサイズの迷いの森、
その底から抜け出せないまま。
手探りで藻掻いているうちに、
ゆっくり恐怖が近付いてくる。
木々の間から見える、空。が。
スモークの張る、赤い空。が。
いつかきっと晴れますように。
いつかきっと・・・・・・・。
デフォルトカラーに染まる茨、
その底から抜け出せないまま。
必死に息継ぎしているうちに、
ゆっくり痛みが近付いてくる。
木々の間で揺らめく、影。は。
ナイフを持った、白い影。は。
いつかここに来るのだろうか。
いつかここに・・・・・・・。
その底から抜け出せないまま。
手探りで藻掻いているうちに、
ゆっくり恐怖が近付いてくる。
木々の間から見える、空。が。
スモークの張る、赤い空。が。
いつかきっと晴れますように。
いつかきっと・・・・・・・。
デフォルトカラーに染まる茨、
その底から抜け出せないまま。
必死に息継ぎしているうちに、
ゆっくり痛みが近付いてくる。
木々の間で揺らめく、影。は。
ナイフを持った、白い影。は。
いつかここに来るのだろうか。
いつかここに・・・・・・・。
504 ：ラストステップ／葎の塔：2012/11/04(日) 13:44:07.35 ID:wCxh6WnI
固まったままの景色の中で、
ランプが点灯しているのよ。
だから、まだ触らないで、
それ自体が綺麗ですもの。
（ボードの上で眠るのは・・・
・・・幼い頃の私、なの？）
生きている様な配線に触れて、
生きている様な果実に凭れて、
液体化していく4つの光・・・
静まったあとに景色の隅で、
ランプが点滅しているのよ。
それを、止めてあげないで、
もう少しで還るのだから。
（シートの上で笑うのは・・・
・・・幻を見た私、なの？）
生きていた時の大腿に触れて、
生きていた時の線路に凭れて、
液体化を望んだ2つの夜・・・
ランプが点灯しているのよ。
だから、まだ触らないで、
それ自体が綺麗ですもの。
（ボードの上で眠るのは・・・
・・・幼い頃の私、なの？）
生きている様な配線に触れて、
生きている様な果実に凭れて、
液体化していく4つの光・・・
静まったあとに景色の隅で、
ランプが点滅しているのよ。
それを、止めてあげないで、
もう少しで還るのだから。
（シートの上で笑うのは・・・
・・・幻を見た私、なの？）
生きていた時の大腿に触れて、
生きていた時の線路に凭れて、
液体化を望んだ2つの夜・・・
505 ：ラストステップ／Mesopotamia Fire：2012/11/05(月) 16:25:58.35 ID:ggjmnU/Z
危険なほど、滑らかな水が、
《冷凍保存》されているわ。
危険なのは、浄化しないで、
《直接吸飲》してしまう事。
未知の海岸線、何れかの数字、
啜り泣く怪物、緋色の入り口、
幻は、・・・私の真下にある。
幻は、・・・とても苦い宝石。
危険のない、清らかな箱も、
《許容範囲》を越えているわ。
危険と言う、邪惡なる影の、
《大虚言癖》に騙されないで。
未曾有の災害、夜を待つ二人、
ふわふわの塊、消えた亞空間、
魂は、・・・私の真上にある。
魂は、・・・とても熱い血液。
《冷凍保存》されているわ。
危険なのは、浄化しないで、
《直接吸飲》してしまう事。
未知の海岸線、何れかの数字、
啜り泣く怪物、緋色の入り口、
幻は、・・・私の真下にある。
幻は、・・・とても苦い宝石。
危険のない、清らかな箱も、
《許容範囲》を越えているわ。
危険と言う、邪惡なる影の、
《大虚言癖》に騙されないで。
未曾有の災害、夜を待つ二人、
ふわふわの塊、消えた亞空間、
魂は、・・・私の真上にある。
魂は、・・・とても熱い血液。
506 ：ラストステップ／Jn : t ... ：2012/11/05(月) 16:28:45.38 ID:ggjmnU/Z
雨の代わりに煤が降り....
傘を奪われた少女が泣く.
雨によく似た泥が降り....
靴を盗まれた少女が泣く.
"最上階まで,連れていって"
狂って動かなくなった磁石,
それをあたしに差し出して....
貴女はあの時,そう言った.
雨をかき消す灰を見て....
頬を殴られた少女が泣く.
雨に溶けこむ毒を見て....
鍵を壊された少女が泣く.
"最深部まで,連れていって"
破れて使えなくなった地図,
それをあたしに差し出して....
貴女は震えて,そう言った.
傘を奪われた少女が泣く.
雨によく似た泥が降り....
靴を盗まれた少女が泣く.
"最上階まで,連れていって"
狂って動かなくなった磁石,
それをあたしに差し出して....
貴女はあの時,そう言った.
雨をかき消す灰を見て....
頬を殴られた少女が泣く.
雨に溶けこむ毒を見て....
鍵を壊された少女が泣く.
"最深部まで,連れていって"
破れて使えなくなった地図,
それをあたしに差し出して....
貴女は震えて,そう言った.
507 ：ラストステップ／9秒前。－S。螢。：2012/11/06(火) 07:01:56.91 ID:S71bIkF8
「もう、取り返しがつかないよ？」
「そう、この時を待っていたの。」
プログラムを何度も書き換えて、
月面着陸の真似をしましょう。
世界で一番最初に、風邪を、
ひいた人に逢った日のこと。
あまり記憶にないのだけれど、
《星が何とか》、って・・・・、
「もう、何もかも手遅れだよ？」
「そう、この方が楽で良いの。」
プロローグを幾度も書き足して、
物語を混乱させてみましょう。
世界が眠るその前に、風を、
纏った人に逢った日のこと。
そこで録音は途切れていて、
《星を何とか》、って・・・・、
「そう、この時を待っていたの。」
プログラムを何度も書き換えて、
月面着陸の真似をしましょう。
世界で一番最初に、風邪を、
ひいた人に逢った日のこと。
あまり記憶にないのだけれど、
《星が何とか》、って・・・・、
「もう、何もかも手遅れだよ？」
「そう、この方が楽で良いの。」
プロローグを幾度も書き足して、
物語を混乱させてみましょう。
世界が眠るその前に、風を、
纏った人に逢った日のこと。
そこで録音は途切れていて、
《星を何とか》、って・・・・、
508 ：ラストステップ／Moo'n'n'n'：2012/11/07(水) 03:07:24.64 ID:9oTS1LE2
酷く絡まった火を解くのに,
一日全てを使ってしまった.
飽きないのが不思議なくらい,
貴女は,ずっと傍で見て.いる.
弦楽器を叩く指と爪....そして,
ニッケル・ボックスを開けて,
深呼吸する人々がいた.
気がつけば水は流れっぱなし,
塔を埋め尽くすほどに.
羽に絡まった謎を溶くのに,
一日全てを使ってしまおう.
泣かないのが不思議なくらい,
貴女は,ずっと傷ついて.いた.
打楽器を抱える小さな手....そして,
エナメル・ボックスの向こう,
砂時計に浮く街を目指す.
気がつけば膝の上で寝ていた,
まだちょっと震えながら.
一日全てを使ってしまった.
飽きないのが不思議なくらい,
貴女は,ずっと傍で見て.いる.
弦楽器を叩く指と爪....そして,
ニッケル・ボックスを開けて,
深呼吸する人々がいた.
気がつけば水は流れっぱなし,
塔を埋め尽くすほどに.
羽に絡まった謎を溶くのに,
一日全てを使ってしまおう.
泣かないのが不思議なくらい,
貴女は,ずっと傷ついて.いた.
打楽器を抱える小さな手....そして,
エナメル・ボックスの向こう,
砂時計に浮く街を目指す.
気がつけば膝の上で寝ていた,
まだちょっと震えながら.
509 ：ラストステップ／PG1159／モデル：2012/11/07(水) 03:10:20.74 ID:9oTS1LE2
暗闇で光る不思議なボールを。
明るい部屋に、ばら撒いたら、
水中で歌う不思議なランプを。
渇いたドアに、見せ付けたら、
木星の椅子に、座ろう。
火傷のアトが目立つ猫たちに、
誘導されていく。いつだって。
こんな風景を描くためだけに、
生きてきたような気がするよ。
足元で泳ぐ不思議なテトラが。
冷たいドアを、開ける日まで、
片足で踊る不思議なレモンが。
数字の部屋を、埋める日まで、
木犀の椅子に、座ろう。
瓦礫のアトを駆ける猫たちに、
照明はいらない。いつだって。
こんな幻想を撮るためだけに、
生きていたような気がするよ。
明るい部屋に、ばら撒いたら、
水中で歌う不思議なランプを。
渇いたドアに、見せ付けたら、
木星の椅子に、座ろう。
火傷のアトが目立つ猫たちに、
誘導されていく。いつだって。
こんな風景を描くためだけに、
生きてきたような気がするよ。
足元で泳ぐ不思議なテトラが。
冷たいドアを、開ける日まで、
片足で踊る不思議なレモンが。
数字の部屋を、埋める日まで、
木犀の椅子に、座ろう。
瓦礫のアトを駆ける猫たちに、
照明はいらない。いつだって。
こんな幻想を撮るためだけに、
生きていたような気がするよ。
510 ：ラストステップ／ひも：2012/11/08(木) 17:39:50.88 ID:y0aIurfr
カドミウムが流出していくわ。
「まるで錯乱したかの様に、
張り巡らされた配管の迷宮」
・・・そこは、一切通らずに。
食卓の隣の惨劇。どうか私を、
神様、どうか私を待たないで。
カーテンレエルに吊り下げた、
夢。
カーテンレエルはもう、無い。
カドミウムが浸透していくわ。
「亀裂だらけの聖なる壁に、
炙り出された落書きの迷路」
・・・そこは、一切通らずに。
寝室は炎と交錯。どうか私を、
皆様、どうか私を撃たないで。
トーテムポオルが欲しかった、
夜。
トーテムポオルはもう、無い。
「まるで錯乱したかの様に、
張り巡らされた配管の迷宮」
・・・そこは、一切通らずに。
食卓の隣の惨劇。どうか私を、
神様、どうか私を待たないで。
カーテンレエルに吊り下げた、
夢。
カーテンレエルはもう、無い。
カドミウムが浸透していくわ。
「亀裂だらけの聖なる壁に、
炙り出された落書きの迷路」
・・・そこは、一切通らずに。
寝室は炎と交錯。どうか私を、
皆様、どうか私を撃たないで。
トーテムポオルが欲しかった、
夜。
トーテムポオルはもう、無い。
511 ：ラストステップ／マミー代行神：2012/11/09(金) 07:48:05.93 ID:Eqv29FT7
罪に敗れた天使を潰すか,
....それをしないか,の....
選択権は誰が持つのでしょうか?
白内障の少女は拡声器で,
くすくす嗤って吐き捨てた.
“雨傘蛇に噛まれてしまえ”
ああ....幻の街のレプリカなら,
貴女に見せてあげられるのに.
鎖に濡れた天使を殴るか,
....それをしないか,の....
決定権は誰が持つのでしょうか?
水頭症の少女は裁断機に,
指を差し出して吐き捨てた.
“頬白鮫に喰われてしまえ”
ああ....幻の釘のレプリカなら,
貴女に貸してあげられるのに.
....それをしないか,の....
選択権は誰が持つのでしょうか?
白内障の少女は拡声器で,
くすくす嗤って吐き捨てた.
“雨傘蛇に噛まれてしまえ”
ああ....幻の街のレプリカなら,
貴女に見せてあげられるのに.
鎖に濡れた天使を殴るか,
....それをしないか,の....
決定権は誰が持つのでしょうか?
水頭症の少女は裁断機に,
指を差し出して吐き捨てた.
“頬白鮫に喰われてしまえ”
ああ....幻の釘のレプリカなら,
貴女に貸してあげられるのに.
512 ：ラストステップ／Midoroa Gel 2：2012/11/09(金) 08:01:35.18 ID:Eqv29FT7
積まれていた硝子の書物を、
ポケットの中で砕いてみて？
あたしと、寒空の下であそぼう。
永遠に辿り着かない。の、は、
ベルトコンヴェアの所為かしら？
いいえ。貴女、面倒だからって、
テレビゲームばかりしているから。
【――コントローラーを砂の中へ――】
（そうして、マカルーの夢を見るの。）
崩れそうな硝子の樹木を、
ポケットの中に誘い込んで？
あたしと、寒空の下であそぼう。
永遠に零れ続ける。の、も、
ハイブリスの所為なのかしら？
いいえ。貴女、退屈だからって、
テレビゲームばかりしているから。
【――メモリィカードを喉の奥へ――】
（そうして、マナスルの夢を見るの。）
ポケットの中で砕いてみて？
あたしと、寒空の下であそぼう。
永遠に辿り着かない。の、は、
ベルトコンヴェアの所為かしら？
いいえ。貴女、面倒だからって、
テレビゲームばかりしているから。
【――コントローラーを砂の中へ――】
（そうして、マカルーの夢を見るの。）
崩れそうな硝子の樹木を、
ポケットの中に誘い込んで？
あたしと、寒空の下であそぼう。
永遠に零れ続ける。の、も、
ハイブリスの所為なのかしら？
いいえ。貴女、退屈だからって、
テレビゲームばかりしているから。
【――メモリィカードを喉の奥へ――】
（そうして、マナスルの夢を見るの。）
513 ：ラストステップ／My Collapsar／E：2012/11/10(土) 11:36:49.94 ID:0naua13D
今夜、呼吸が止まってしまうまで、
ひとりでに動くハサミの幽霊。
氷の中にある病室――から、
あたしだけの景色が見えるの。
眠る前、花壇に零すのは、
【22】。と、【階段の音】、！
眠る前、窓枠に塗すのは、
【17】。と、【星光塗料】、！
今夜、呼吸が止まってしまうまで、
自由に飛ぶドライバーの幽霊。
鏡の奥にある暗室――から、
あたしだけが宇宙を見てるの。
起きてすぐ、梯子に咲いたのは、
【106】。の、【機械のユリ】、！
起きてすぐ、床に煌いたのは、
【202】。の、【絶滅光虫】、！
ひとりでに動くハサミの幽霊。
氷の中にある病室――から、
あたしだけの景色が見えるの。
眠る前、花壇に零すのは、
【22】。と、【階段の音】、！
眠る前、窓枠に塗すのは、
【17】。と、【星光塗料】、！
今夜、呼吸が止まってしまうまで、
自由に飛ぶドライバーの幽霊。
鏡の奥にある暗室――から、
あたしだけが宇宙を見てるの。
起きてすぐ、梯子に咲いたのは、
【106】。の、【機械のユリ】、！
起きてすぐ、床に煌いたのは、
【202】。の、【絶滅光虫】、！
514 ：ラストステップ／深夜のおやつ：2012/11/11(日) 04:57:35.99 ID:m4uaxF9s
クリスタルの破片に騙されて、
部屋をそれで染めてしまった。
眠ら、ない。眠ら、ないまま、
！これが92度目のループ。
（だれかの手形がいっぱい、）
（私の。背中に張り付くの。）
刻のひずみに落ちていくとき、
通信機を忘れないで。だって、
いつまでもそのままだなんて―――・・・
エメラルドの廃墟へ誘われて、
部屋をそれに変えてしまった。
眠れ、ない。眠れ、ないまま、
！これが115度目のループ。
（だれかの嘆きをひろって、）
（私は。箱に貯めていくの。）
火のマークを刻み込んだなら、
信号機を探してみて。だって、
いつまでもそのままだなんて―――・・・
部屋をそれで染めてしまった。
眠ら、ない。眠ら、ないまま、
！これが92度目のループ。
（だれかの手形がいっぱい、）
（私の。背中に張り付くの。）
刻のひずみに落ちていくとき、
通信機を忘れないで。だって、
いつまでもそのままだなんて―――・・・
エメラルドの廃墟へ誘われて、
部屋をそれに変えてしまった。
眠れ、ない。眠れ、ないまま、
！これが115度目のループ。
（だれかの嘆きをひろって、）
（私は。箱に貯めていくの。）
火のマークを刻み込んだなら、
信号機を探してみて。だって、
いつまでもそのままだなんて―――・・・
515 ：ラストステップ／革命を好む血の精：2012/11/12(月) 13:31:08.11 ID:BxKUdVGK
小指で燃えるは、呵責の焔。
薬指で燃えるは、狂気の焔。
中指で燃えるは、睡魔の焔。
親指で燃えるは、慈愛の焔。
人を刺す指だけは、不燃性で・・・、
箱の中に鳥を閉じ込めても、
世界は良くなりはしないわ。
紫斑月膜神崇拝施設破壊案。
それ。上手くいくのかしら？
小指で揺れるは、空腹の焔。
薬指で燃えるは、笑顔の焔。
中指で燃えるは、怨嗟の焔。
親指で燃えるは、孤独の焔。
人を刺す指なんか、廃棄物に・・・、
瓶の蓋に蛇の絵を描いても、
世界は振り向きもしないわ。
紫斑月膜神崇拝施設破壊案。
それ。乗ってみようかしら？
薬指で燃えるは、狂気の焔。
中指で燃えるは、睡魔の焔。
親指で燃えるは、慈愛の焔。
人を刺す指だけは、不燃性で・・・、
箱の中に鳥を閉じ込めても、
世界は良くなりはしないわ。
紫斑月膜神崇拝施設破壊案。
それ。上手くいくのかしら？
小指で揺れるは、空腹の焔。
薬指で燃えるは、笑顔の焔。
中指で燃えるは、怨嗟の焔。
親指で燃えるは、孤独の焔。
人を刺す指なんか、廃棄物に・・・、
瓶の蓋に蛇の絵を描いても、
世界は振り向きもしないわ。
紫斑月膜神崇拝施設破壊案。
それ。乗ってみようかしら？
516 ：ラストステップ／Wwunoc.t.M9-224：2012/11/12(月) 13:32:55.72 ID:BxKUdVGK
その液状の星と同化して、
動く事のないエレベータに。
乗り込む、だけ。誰ひとり、
私の居場所を、知らない。
（Aと左手、Rと、右手を――）
繋いで、背中から落ちてみて。
いくつかのモニュメント達は、
貴女が想像しているよりも、
もっと高速で過ぎていくのよ。
その線上の星を浮遊して、
泳ぎ疲れたエスカレータに。
座り込む、の。いつの日か、
私の居場所も、見つかる。
（Aを左手、Rを、右手に――）
掴んで、背中から落ちてみて。
いくつものモニュメント達が、
貴女の身体を通過していく、
そんな光速を感じるために。
動く事のないエレベータに。
乗り込む、だけ。誰ひとり、
私の居場所を、知らない。
（Aと左手、Rと、右手を――）
繋いで、背中から落ちてみて。
いくつかのモニュメント達は、
貴女が想像しているよりも、
もっと高速で過ぎていくのよ。
その線上の星を浮遊して、
泳ぎ疲れたエスカレータに。
座り込む、の。いつの日か、
私の居場所も、見つかる。
（Aを左手、Rを、右手に――）
掴んで、背中から落ちてみて。
いくつものモニュメント達が、
貴女の身体を通過していく、
そんな光速を感じるために。
517 ：ラストステップ／孵化神領域 O-4：2012/11/13(火) 13:24:37.05 ID:ZFYwKYDt
迫り来る嵐の前にいて、
一人で立ち向かおうとする、
カスタードプリンさま！
とても小さな旗ですけど・・・
あたしはそれを、そのお腹に、
挿して、差し上げますわ。
....And,when all finished,
"Coin plant" admires her....
降り注ぐ炎の中にいて、
一人で跳ね退けようとする、
カスタードプリンさま！
すぐに蕩ける旗ですけど・・・
あたしはそれを、その背中に、
挿して、差し上げますわ。
....And when all vanished,
"Blue plant" dissolves her....
一人で立ち向かおうとする、
カスタードプリンさま！
とても小さな旗ですけど・・・
あたしはそれを、そのお腹に、
挿して、差し上げますわ。
....And,when all finished,
"Coin plant" admires her....
降り注ぐ炎の中にいて、
一人で跳ね退けようとする、
カスタードプリンさま！
すぐに蕩ける旗ですけど・・・
あたしはそれを、その背中に、
挿して、差し上げますわ。
....And when all vanished,
"Blue plant" dissolves her....
518 ：ラストステップ／レネロニウムn錠：2012/11/14(水) 04:20:30.87 ID:QUZQhrd2
精巧に作られた空に触れて、
少女は何を想うのだろう。
巧妙に隠された罠を踏んで、
少女は何を叫ぶのだろう。
誰にも気付かれないよう、に。
ただ一箇所だけ狂わされた、
赤い宝石箱。お願い、いつか、
元の通りになれますよう、に。
紋章が刻まれた星に降りて、
少年は何を乞うのだろう。
雑音で覆われた声を聴いて、
少年は何を撃つのだろう。
誰にも見つからないよう、に。
虚無のかなたへと葬られた、
赤い音楽箱。お願い、いつか、
元に戻って泣けますよう、に。
少女は何を想うのだろう。
巧妙に隠された罠を踏んで、
少女は何を叫ぶのだろう。
誰にも気付かれないよう、に。
ただ一箇所だけ狂わされた、
赤い宝石箱。お願い、いつか、
元の通りになれますよう、に。
紋章が刻まれた星に降りて、
少年は何を乞うのだろう。
雑音で覆われた声を聴いて、
少年は何を撃つのだろう。
誰にも見つからないよう、に。
虚無のかなたへと葬られた、
赤い音楽箱。お願い、いつか、
元に戻って泣けますよう、に。
519 ：ラストステップ／........の塔：2012/11/15(木) 15:20:13.93 ID:WHcpQgA/
ひどい炎症を起こした喉.
疲れた体で蛇口を齧って,
出てきた,のは....砂....
まだ,そんな旅の途中だから,
プロテスには今宵も会えない.
"胡桃色ってすごく綺麗なのよ"
腕に包帯を巻いていたとき,
卵の中から声が聞こえた....
ひどい損傷を起こした喉.
重たい体で蛇口を啜って,
出てきた,のは....土....
まだ,こんな旅の途中なのに,
プロテスが誰かも分からない.
"弓の雨ってすごく綺麗なのよ"
脳を新品に換えられたとき,
帳の中から声が聞こえた....
疲れた体で蛇口を齧って,
出てきた,のは....砂....
まだ,そんな旅の途中だから,
プロテスには今宵も会えない.
"胡桃色ってすごく綺麗なのよ"
腕に包帯を巻いていたとき,
卵の中から声が聞こえた....
ひどい損傷を起こした喉.
重たい体で蛇口を啜って,
出てきた,のは....土....
まだ,こんな旅の途中なのに,
プロテスが誰かも分からない.
"弓の雨ってすごく綺麗なのよ"
脳を新品に換えられたとき,
帳の中から声が聞こえた....
520 ：ラストステップ／サッカー：2012/11/16(金) 13:07:53.79 ID:5hOrNjLX
電気海月に吸い込まれる。
仮に惡夢が反転したとき、
綺麗な景色が見えるのか、
それは誰にも分からない。
迷路から逃げ続けた結果、
迷路から逃げ続けた結果、
埖の花を踏んでしまった。
誰もいない。高速道路で、
眼球だけを動かしながら、
電気海月に取り込まれる。
惡夢の殻と契約したとき、
綺麗な明日は来ないのか、
それは誰にも分からない。
迷路から逃げ続けた結果、
迷路から逃げ続けた結果、
埖の花を裂いてしまった。
霧に隠れて。音速の人の、
心臓だけが煌めいていて、
仮に惡夢が反転したとき、
綺麗な景色が見えるのか、
それは誰にも分からない。
迷路から逃げ続けた結果、
迷路から逃げ続けた結果、
埖の花を踏んでしまった。
誰もいない。高速道路で、
眼球だけを動かしながら、
電気海月に取り込まれる。
惡夢の殻と契約したとき、
綺麗な明日は来ないのか、
それは誰にも分からない。
迷路から逃げ続けた結果、
迷路から逃げ続けた結果、
埖の花を裂いてしまった。
霧に隠れて。音速の人の、
心臓だけが煌めいていて、
521 ：ラストステップ／8tonixy：2012/11/16(金) 13:11:09.69 ID:5hOrNjLX
緩やかに沈んでいくとして、
水槽に浮かぶ翡翠の羽根は、
いつか底へと辿り着くの？
考えてもきりがないよ。って、
（発条仕掛けの少女が笑う。）
《虹色の珈琲》。とりあえず、
新しい飛び方を見せるのは――
それを飲んでから、にするわ。
緩やかに沈んでいく部屋で、
水槽が割れる時刻を待って、
またそこで眠り始めるの？
考えてもきりがないね。って、
（発条仕掛けの少女と笑う。）
《虹色の濁流》。とりあえず、
新しい撃ち方で遊ぶのは――
それを浴びてから、にするわ。
水槽に浮かぶ翡翠の羽根は、
いつか底へと辿り着くの？
考えてもきりがないよ。って、
（発条仕掛けの少女が笑う。）
《虹色の珈琲》。とりあえず、
新しい飛び方を見せるのは――
それを飲んでから、にするわ。
緩やかに沈んでいく部屋で、
水槽が割れる時刻を待って、
またそこで眠り始めるの？
考えてもきりがないね。って、
（発条仕掛けの少女と笑う。）
《虹色の濁流》。とりあえず、
新しい撃ち方で遊ぶのは――
それを浴びてから、にするわ。
522 ：ラストステップ／モノリス・エリー：2012/11/17(土) 14:15:24.97 ID:Ym5yLlbZ
電気.を.愛する,一匹の,
黒い幼虫と手を繋ごう.
小指.に.巻いた,糸屑が,
巨大な膜へと変化する.
（そうして摩夜中に.私は,）
（流れている邪気に.私の,）
（コード）（を）（絡める）
298456542399999875563111....
何も無かった場所に産まれた.
電気.を.纏った,一匹の,
黒い成虫と手を繋ごう.
波間.に.揺れる,星屑が,
巨大な層へと変化する.
（そうしている内に.私は,）
（流れ着いた魔都で.私の,）
（コード）（を）（失くす）
932154458009613666921993....
何も無かった場所に産まれた.
黒い幼虫と手を繋ごう.
小指.に.巻いた,糸屑が,
巨大な膜へと変化する.
（そうして摩夜中に.私は,）
（流れている邪気に.私の,）
（コード）（を）（絡める）
298456542399999875563111....
何も無かった場所に産まれた.
電気.を.纏った,一匹の,
黒い成虫と手を繋ごう.
波間.に.揺れる,星屑が,
巨大な層へと変化する.
（そうしている内に.私は,）
（流れ着いた魔都で.私の,）
（コード）（を）（失くす）
932154458009613666921993....
何も無かった場所に産まれた.
523 ：ラストステップ／90の無意味な言葉：2012/11/18(日) 09:55:05.43 ID:dIFNkiYH
お菓子に支配された森で、
蟻さえも死に絶える森で、
正体不明。と呼ばれた繭は、
勝手に成長して行くんだよ。
【光の紐の網の縫い目の色！】
―――それだけ、欲しかった。
【光の水の泡の割れ目の色！】
―――それだけ、欲しかった。
お菓子に統治された星で、
蜘蛛さえも進めない星で、
正体不明。と呼ばれた繭は、
一人で進化して行くんだよ。
【光の絲の先の折れ目の色！】
―――それだけ、見えていた。
【光の土の粒の裂け目の色！】
―――それだけ、見えていた。
蟻さえも死に絶える森で、
正体不明。と呼ばれた繭は、
勝手に成長して行くんだよ。
【光の紐の網の縫い目の色！】
―――それだけ、欲しかった。
【光の水の泡の割れ目の色！】
―――それだけ、欲しかった。
お菓子に統治された星で、
蜘蛛さえも進めない星で、
正体不明。と呼ばれた繭は、
一人で進化して行くんだよ。
【光の絲の先の折れ目の色！】
―――それだけ、見えていた。
【光の土の粒の裂け目の色！】
―――それだけ、見えていた。
524 ：ラストステップ／Ki-iK-nAxY-9↓7：2012/11/18(日) 09:56:18.24 ID:dIFNkiYH
浮かない風船を抱えながら、
影だけの子が歩いてくるわ。
そしてその後ろで惡い剣は、
眠る隙をずっと待っていた。
あたしの、身体の右側。今は、
液体と化しているその部位を、
・・・明後日の。貴女ために、
・・・何度でも捧げてあげる。
動かない時計を抱えながら、
影だけの子が笑っているわ。
いつかその後ろの惡い剣を、
夜風たちが攫って往くまで。
あたしの、部屋の左端。今は、
電灯の消えているその場所で、
・・・二年後の。貴女ために、
・・・何度でも祈ってあげる。
影だけの子が歩いてくるわ。
そしてその後ろで惡い剣は、
眠る隙をずっと待っていた。
あたしの、身体の右側。今は、
液体と化しているその部位を、
・・・明後日の。貴女ために、
・・・何度でも捧げてあげる。
動かない時計を抱えながら、
影だけの子が笑っているわ。
いつかその後ろの惡い剣を、
夜風たちが攫って往くまで。
あたしの、部屋の左端。今は、
電灯の消えているその場所で、
・・・二年後の。貴女ために、
・・・何度でも祈ってあげる。
525 ：ドレミファ名無シド：2012/11/18(日) 22:05:05.48 ID:LcOepQUJ
n
526 ：ラストステップ／エミューに似た塔：2012/11/19(月) 01:08:52.12 ID:lohDIEjI
なんて素敵な鉄アレイの雨！
アンテナは粉々に砕かれる。
なんて可愛い寄生虫の群れ！
ドアノブは跡形も無くなる。
そこから先は何もいらない、
無色のパネル。と冷たい歪み。
渡るために必要な物を・・・
私。と、探しに行きましょう。
なんて綺麗なピアノ線の雨！
パラソルは粉々に破かれる。
なんて楽しい大地震の揺れ！
ロケットが跡形も無くなる。
そこから先は何も見えない、
水を飲む種子。と軽量ガラス。
渡るために必要な物を・・・
私。と、探しに行きましょう。
アンテナは粉々に砕かれる。
なんて可愛い寄生虫の群れ！
ドアノブは跡形も無くなる。
そこから先は何もいらない、
無色のパネル。と冷たい歪み。
渡るために必要な物を・・・
私。と、探しに行きましょう。
なんて綺麗なピアノ線の雨！
パラソルは粉々に破かれる。
なんて楽しい大地震の揺れ！
ロケットが跡形も無くなる。
そこから先は何も見えない、
水を飲む種子。と軽量ガラス。
渡るために必要な物を・・・
私。と、探しに行きましょう。
527 ：ラストステップ／Natan______.α：2012/11/19(月) 01:10:31.51 ID:lohDIEjI
先端恐怖症、の、貴女に、
腐敗した槍をプレゼント。
動物恐怖症、の、貴女に、
耳のない猫をプレゼント。
《一滴の価値もない物が好き》
忌み嫌われたＳの儀式から、
世界を騙して抜け出すには。
―――火を、消して
―――大丈夫だから
暗闇恐怖症、の、貴女に、
麻の目隠しをプレゼント。
人形恐怖症、の、貴女に、
遮光器土偶をプレゼント。
《大粒の雨が降る部屋が好き》
その退屈なＦの儀式から、
神を欺いて逃げ出すには。
―――火を、消して
―――大丈夫だから
腐敗した槍をプレゼント。
動物恐怖症、の、貴女に、
耳のない猫をプレゼント。
《一滴の価値もない物が好き》
忌み嫌われたＳの儀式から、
世界を騙して抜け出すには。
―――火を、消して
―――大丈夫だから
暗闇恐怖症、の、貴女に、
麻の目隠しをプレゼント。
人形恐怖症、の、貴女に、
遮光器土偶をプレゼント。
《大粒の雨が降る部屋が好き》
その退屈なＦの儀式から、
神を欺いて逃げ出すには。
―――火を、消して
―――大丈夫だから
528 ：ラストステップ／ブラッドスポーツ：2012/11/20(火) 14:09:32.88 ID:tdM3E/Sg
得体の知れない奴らの首に、
虹と鎖。を、架けてやろう。
わたしの瞳を貫いていった、
赤い灯。に、追いつくまで。
――手術室にて爆炎を拾い、
その間ずっと息を止めて――
瓦礫の國へ薔薇撒いていく。
瓦礫の國を塗り潰すために。
暗さに戸惑う奴らの手から、
曳光弾。を、盗ってやろう。
わたしの体を踏み台にした、
淡い灯。に、追いつくまで。
――手術室から楽園を眺め、
その後ずっと息を止めて――
瓦礫の國へ駆け出していく。
瓦礫の國が罌粟飛ぶ夜へと。
虹と鎖。を、架けてやろう。
わたしの瞳を貫いていった、
赤い灯。に、追いつくまで。
――手術室にて爆炎を拾い、
その間ずっと息を止めて――
瓦礫の國へ薔薇撒いていく。
瓦礫の國を塗り潰すために。
暗さに戸惑う奴らの手から、
曳光弾。を、盗ってやろう。
わたしの体を踏み台にした、
淡い灯。に、追いつくまで。
――手術室から楽園を眺め、
その後ずっと息を止めて――
瓦礫の國へ駆け出していく。
瓦礫の國が罌粟飛ぶ夜へと。
529 ：ラストステップ／微笑罪-WMpqSsUu：2012/11/21(水) 17:24:48.74 ID:GJJo5nAP
壊れたはずの飛行機から,
自我を持って伸びている,
無数の不気味な脚.
沈んだはずの飛行機から,
意思を持って伸びている,
無数の不気味な腕.
残骸.【生命体】に憧れた果てに,
形を変えようとした,唯一のミス,
割れたはずの飛行船から,
捩れたまま伸びている,
無数の不気味な羽.
燃えたはずの飛行船から,
歪んだまま伸びている,
無数の不気味な指.
抜殻.【生命体】に憧れた果てに,
形を似せようとした,唯一のミス,
自我を持って伸びている,
無数の不気味な脚.
沈んだはずの飛行機から,
意思を持って伸びている,
無数の不気味な腕.
残骸.【生命体】に憧れた果てに,
形を変えようとした,唯一のミス,
割れたはずの飛行船から,
捩れたまま伸びている,
無数の不気味な羽.
燃えたはずの飛行船から,
歪んだまま伸びている,
無数の不気味な指.
抜殻.【生命体】に憧れた果てに,
形を似せようとした,唯一のミス,
530 ：ラストステップ／14:76／29:08：2012/11/21(水) 17:34:43.08 ID:GJJo5nAP
《飴を練り上げて作った椅子》
きみが拾ってきた猫。は、
ベタつくそれに上手く乗って、
逆さまのまま眠っている・・・、
あたしも真似をしてみよう。
何もない時はそれでいいって、
魔法石、に。刻んだ気がする。
星と星の間で。ハンモックは、
まだ、揺れているのかしら。
《雪を積み上げて作った椅子》
きみが育てていた猫。は、
凍てつくそれに乗ってずっと、
赤い惑星を見上げている・・・、
あたしの真似をしたみたい。
何かある時もそれでいいって、
魔法石、が。囁いたあとも。
水と水の間で。ハンモックは、
まだ、揺れているのかしら。
きみが拾ってきた猫。は、
ベタつくそれに上手く乗って、
逆さまのまま眠っている・・・、
あたしも真似をしてみよう。
何もない時はそれでいいって、
魔法石、に。刻んだ気がする。
星と星の間で。ハンモックは、
まだ、揺れているのかしら。
《雪を積み上げて作った椅子》
きみが育てていた猫。は、
凍てつくそれに乗ってずっと、
赤い惑星を見上げている・・・、
あたしの真似をしたみたい。
何かある時もそれでいいって、
魔法石、が。囁いたあとも。
水と水の間で。ハンモックは、
まだ、揺れているのかしら。
531 ：ラストステップ／0 0 N 0 0の塔：2012/11/22(木) 23:41:31.03 ID:IJ9x+5VN
まだ充電し終えてないのに、
エラー、呼び声を聞かされる。
まだ装填し終えてないのに、
エラー、呼び鈴を鳴らされる。
非幻想的な数字の羅列、！
ゴミ箱の中の虹を拾って、
それでメビウスの輪を作ろう。
人ゴミの中で月を回して、
そこにエーテルの風を敷こう。
まだ転送し終えてないのに、
ダミー、嘘の子に荒らされる。
まだ入力し終えてないのに、
ダミー、嘘の火に燃やされる。
非現実的な数字の羅列、！
ゴミ箱の中の街を歩いて、
そこでクラインの壺を見よう。
人ゴミの中で髪を解いて、
そこでプラズマの水を飲もう。
エラー、呼び声を聞かされる。
まだ装填し終えてないのに、
エラー、呼び鈴を鳴らされる。
非幻想的な数字の羅列、！
ゴミ箱の中の虹を拾って、
それでメビウスの輪を作ろう。
人ゴミの中で月を回して、
そこにエーテルの風を敷こう。
まだ転送し終えてないのに、
ダミー、嘘の子に荒らされる。
まだ入力し終えてないのに、
ダミー、嘘の火に燃やされる。
非現実的な数字の羅列、！
ゴミ箱の中の街を歩いて、
そこでクラインの壺を見よう。
人ゴミの中で髪を解いて、
そこでプラズマの水を飲もう。
532 ：ラストステップ／crAck,holD,1....：2012/11/23(金) 03:58:43.55 ID:8HzhKZT3
夜みたいな朝に目覚めた時、
まだゆらめいている抜け道。
鉛の足枷が、引っ掛かって、
結局いつも消えてしまうの。
アンヘル。貴女から貰った、
翠星の欠片。私はずっと、
偽物だって知っていたのよ。
そして、それが・・・・、
朝みたいな夜を迎えた時、
まだふらついている両足。
歪な鉄柵に、引っ掛かって、
結局いつも泣いてしまうの。
アンヘル。貴女と聴いていた、
聖虫の鼓動。私は今でも、
本物だって信じているのよ。
だって、それが・・・・、
まだゆらめいている抜け道。
鉛の足枷が、引っ掛かって、
結局いつも消えてしまうの。
アンヘル。貴女から貰った、
翠星の欠片。私はずっと、
偽物だって知っていたのよ。
そして、それが・・・・、
朝みたいな夜を迎えた時、
まだふらついている両足。
歪な鉄柵に、引っ掛かって、
結局いつも泣いてしまうの。
アンヘル。貴女と聴いていた、
聖虫の鼓動。私は今でも、
本物だって信じているのよ。
だって、それが・・・・、
533 ：ラストステップ／眼圧シャフト：2012/11/24(土) 00:29:12.27 ID:4U3uPtur
42399 4 80001 70201 1004。
死を運んでくる光の虫で、
埋め尽くされた川を見ていた。
風は、どうしてか少しも、
冷たくないのよ。Ｓ・・・。
42399 4 80001 70201 1004。
死に魅入られた魂の列が、
撒き散らされた星を見ていた。
腕を、どうしてか少しも、
動かせないのよ。Ｓ・・・。
42399 4 80001 70201 1004。
42399 4 80001 70201 1005。
ゲームはそれで終了。部屋の、
電気を点けようとした瞬間に。
不吉な流星を見る事ができた！
・・・それじゃ、さよなら。Ｓ・・・。
死を運んでくる光の虫で、
埋め尽くされた川を見ていた。
風は、どうしてか少しも、
冷たくないのよ。Ｓ・・・。
42399 4 80001 70201 1004。
死に魅入られた魂の列が、
撒き散らされた星を見ていた。
腕を、どうしてか少しも、
動かせないのよ。Ｓ・・・。
42399 4 80001 70201 1004。
42399 4 80001 70201 1005。
ゲームはそれで終了。部屋の、
電気を点けようとした瞬間に。
不吉な流星を見る事ができた！
・・・それじゃ、さよなら。Ｓ・・・。
534 ：ラストステップ／下層彗晶帯の塔：2012/11/24(土) 00:34:01.50 ID:4U3uPtur
宇宙用にアップデートされた,
未確認サブレ.一枚だけ.
宇宙的にカスタマイズされた,
未確認ココア.一滴だけ.
【何か,いつもより少し....】
（夜が永いような気がする.）
無限にあるはずだった粘土が,
砂時計に置き換えられていて,
気付くのに,遅れた,らしい....
宇宙用にフルリセットされた,
未承認シール.一枚だけ.
宇宙的にドレスアップされた,
未承認ソマリ.一匹だけ.
【何か,いつもより少し....】
（夜が遠いような気がする.）
無限にあるはずだった酸素が,
紙風船にすり替えられたあと,
割れるまで,眺めて,いたい....
未確認サブレ.一枚だけ.
宇宙的にカスタマイズされた,
未確認ココア.一滴だけ.
【何か,いつもより少し....】
（夜が永いような気がする.）
無限にあるはずだった粘土が,
砂時計に置き換えられていて,
気付くのに,遅れた,らしい....
宇宙用にフルリセットされた,
未承認シール.一枚だけ.
宇宙的にドレスアップされた,
未承認ソマリ.一匹だけ.
【何か,いつもより少し....】
（夜が遠いような気がする.）
無限にあるはずだった酸素が,
紙風船にすり替えられたあと,
割れるまで,眺めて,いたい....
535 ：ラストステップ／Last Diazepam：2012/11/25(日) 10:39:11.68 ID:C4l0/xKI
希塩酸で薄めたスープを、
もう何杯飲んだのかしら？
（私が描くランフォリンクス、
少女が描くコエロフィシス。）
マジックは黒い魔法を浴びて、
誰も知らない物体に変わる。
流れ星に擬態しているから、
見落とさないよう注意し、て！
素粒子を塗したケーキを、
もう何枚食べたのかしら？
（私が見たランフォリンクス、
少女が見たコエロフィシス。）
マジックは黒い魔力を溜めて、
誰も知らない物体に変わる。
通り雨に擬態しているから、
見逃さないよう手に入れ、て！
もう何杯飲んだのかしら？
（私が描くランフォリンクス、
少女が描くコエロフィシス。）
マジックは黒い魔法を浴びて、
誰も知らない物体に変わる。
流れ星に擬態しているから、
見落とさないよう注意し、て！
素粒子を塗したケーキを、
もう何枚食べたのかしら？
（私が見たランフォリンクス、
少女が見たコエロフィシス。）
マジックは黒い魔力を溜めて、
誰も知らない物体に変わる。
通り雨に擬態しているから、
見逃さないよう手に入れ、て！
536 ：ラストステップ／円形の三角錐／B：2012/11/26(月) 06:04:01.25 ID:SlAKP3f0
天体望遠鏡を取り出して,
もう一つの星をみるとき.
天体望遠鏡など要らない,
シューメーカー:レヴィ....
酔った雲に動かされながら,
もう少しだけ歩いてみるよ.
【無機質な有機体】のために,
何か出来る事があるなら,って.
深海潜水艇を持ち出して,
もう一つの空にいくとき.
深海潜水艇など要らない,
シューメーカー:レヴィ....
割れた火を上手く躱しながら,
あと少しだけ歩いてみるよ.
【無機的な生命体】のように,
何も出来なくなる前に,って.
もう一つの星をみるとき.
天体望遠鏡など要らない,
シューメーカー:レヴィ....
酔った雲に動かされながら,
もう少しだけ歩いてみるよ.
【無機質な有機体】のために,
何か出来る事があるなら,って.
深海潜水艇を持ち出して,
もう一つの空にいくとき.
深海潜水艇など要らない,
シューメーカー:レヴィ....
割れた火を上手く躱しながら,
あと少しだけ歩いてみるよ.
【無機的な生命体】のように,
何も出来なくなる前に,って.
537 ：ラストステップ／B1：2012/11/27(火) 03:35:03.20 ID:J0agTV+A
火廻り。コンクリートにのみ、
突き刺さるようにして咲く花。
その壁。が柔らかくなるのか、
その茎。が凍ってしまうのか、
あたしは結末を知らないまま、
「高速増殖炉が笑って言った」
そんなの、どっちでもいいの。
火魔割り。コンクリートの海、
棄てられてもねじれて咲く棘。
その水。を眠るまで待つのか、
その毒。を零してしまうのか、
あたしは結末を知らないまま、
「燃料集合体が笑って言った」
そんなの、どっちでもいいの。
突き刺さるようにして咲く花。
その壁。が柔らかくなるのか、
その茎。が凍ってしまうのか、
あたしは結末を知らないまま、
「高速増殖炉が笑って言った」
そんなの、どっちでもいいの。
火魔割り。コンクリートの海、
棄てられてもねじれて咲く棘。
その水。を眠るまで待つのか、
その毒。を零してしまうのか、
あたしは結末を知らないまま、
「燃料集合体が笑って言った」
そんなの、どっちでもいいの。
538 ：ラストステップ／35mw|0|0|0|：2012/11/27(火) 03:39:30.82 ID:J0agTV+A
昨日、貰った立体迷路を、
まだ解読できずにいる・・・。
変色、していく月の下で、
遊ぶのを止めた眠り子。
幾つもの泡を針で突いて。
階段を昇って行こうとして。
―――見るのは（夢がそこで、
覚めてしまう夢）という、夢。
昨日、貰った立体迷路が、
もう融解しかけている・・・。
変形、していく月の傍で、
また遊び始める刻まで。
幾つもの泡を絲で縛って、！
坂道を滑って行こうとして、！
―――居たのは（夢がいつも、
覚めてしまう夢）という、夢。
まだ解読できずにいる・・・。
変色、していく月の下で、
遊ぶのを止めた眠り子。
幾つもの泡を針で突いて。
階段を昇って行こうとして。
―――見るのは（夢がそこで、
覚めてしまう夢）という、夢。
昨日、貰った立体迷路が、
もう融解しかけている・・・。
変形、していく月の傍で、
また遊び始める刻まで。
幾つもの泡を絲で縛って、！
坂道を滑って行こうとして、！
―――居たのは（夢がいつも、
覚めてしまう夢）という、夢。
539 ：ラストステップ／鎖火エルの冒険：2012/11/28(水) 03:29:36.97 ID:Onr45e9+
かき混ぜられた水を眺めて、
靴紐が解けたまま。あたしは、
揺らめく煙に砂糖を乗せて、
お菓子になるまで待ってみる。
・・・窓の開け方も知らないくせに
鎖火エル。！貴女はその手で、
とても簡単にナイフを使うの。
青いクーラー／ボックスから、
次。は何が出てくるのかしら？
切り分けられた水の内部に、
靴紐を沈めながら。あたしは、
消えゆく煙を果実に巻いて、
お菓子になるまで待っている。
・・・棘の抜き方を間違えないで
鎖火エル。！貴女のその眼が、
闇に煌めくナイフみたいなの。
赤いクーラー／ボックスから、
次。は何を取り出そうかしら？
靴紐が解けたまま。あたしは、
揺らめく煙に砂糖を乗せて、
お菓子になるまで待ってみる。
・・・窓の開け方も知らないくせに
鎖火エル。！貴女はその手で、
とても簡単にナイフを使うの。
青いクーラー／ボックスから、
次。は何が出てくるのかしら？
切り分けられた水の内部に、
靴紐を沈めながら。あたしは、
消えゆく煙を果実に巻いて、
お菓子になるまで待っている。
・・・棘の抜き方を間違えないで
鎖火エル。！貴女のその眼が、
闇に煌めくナイフみたいなの。
赤いクーラー／ボックスから、
次。は何を取り出そうかしら？
540 ：ラストステップ／チュロスの塔：2012/11/29(木) 08:55:54.15 ID:a3tCkG61
世界のどこかで売られている,
【球体型コントローラー】.
スイッチもレバーもボタンも,
何ひとつ付いてないんだって.
どうやって,それを操縦するの?
どうやって,それを開発したの?
ああ,興味は尽きない!星は,
私の想いに呼応するように,
トライアングルを形成する....
世界のどこかに埋もれている,
【全透明コントローラー】.
スイッチもレバーもボタンも,
何ひとつ見えないんだって.
どうやって,それを接続するの?
どうやって,それを発見したの?
ああ,興味は尽きない!水は,
私を夢に誘い込むように,
サークルウェイブを形成する....
【球体型コントローラー】.
スイッチもレバーもボタンも,
何ひとつ付いてないんだって.
どうやって,それを操縦するの?
どうやって,それを開発したの?
ああ,興味は尽きない!星は,
私の想いに呼応するように,
トライアングルを形成する....
世界のどこかに埋もれている,
【全透明コントローラー】.
スイッチもレバーもボタンも,
何ひとつ見えないんだって.
どうやって,それを接続するの?
どうやって,それを発見したの?
ああ,興味は尽きない!水は,
私を夢に誘い込むように,
サークルウェイブを形成する....
541 ：ラストステップ／、に非ず：2012/11/30(金) 06:56:14.70 ID:tGqLbXGD
『ここが殺人事件の現場？』
《そう、でも未解決だって。》
『床に染み付いたこの痕はなに？』
《言わなくても知ってるくせに。》
『全部で何人殺害されたの？』
《腹の子を含めると十二人。》
『残酷な事件だったんだね。』
《私達には関係ないけどね。》
怨。怨。怨。怨。怨怨怨怨怨。
『ここが死体の見つかった部屋？』
《そう、でも内臓だけだって。》
『壁に刻まれたこの文字はなに？』
《言わなくても解ってるくせに。》
『私達の後ろにいるのは何？』
《カタハラナタクビギギヤマニアム。》
『....私の質問に答えてよ。』
――この肉を含めると十四人。
怨。怨。怨。怨。怨怨怨怨怨。
《そう、でも未解決だって。》
『床に染み付いたこの痕はなに？』
《言わなくても知ってるくせに。》
『全部で何人殺害されたの？』
《腹の子を含めると十二人。》
『残酷な事件だったんだね。』
《私達には関係ないけどね。》
怨。怨。怨。怨。怨怨怨怨怨。
『ここが死体の見つかった部屋？』
《そう、でも内臓だけだって。》
『壁に刻まれたこの文字はなに？』
《言わなくても解ってるくせに。》
『私達の後ろにいるのは何？』
《カタハラナタクビギギヤマニアム。》
『....私の質問に答えてよ。』
――この肉を含めると十四人。
怨。怨。怨。怨。怨怨怨怨怨。
542 ：ラストステップ／Chirality／17：2012/11/30(金) 06:57:17.44 ID:tGqLbXGD
《未知の毒に感染した、
誰にでも分かる方程式》
地下通路に流れ出したのは、
そういう落書きみたいな文字。
・・・両手を、
両手を限界まで広げて。
全ての惡意を掬いたかった、
ベルの祈りは、旧世界か。ら、
ねじれた夜空に拡散する・・・！
《未知の毒で崩壊した、
誰にも見えない方程式》
偽装都市に紛れ込んだのは、
そういう落書きみたいな文字。
・・・両目を、
両目を限界まで使って。
全ての惡夢を砕きたかった、
リンの願いは、新世界へ。と、
ねじれた雲より降臨する・・・！
誰にでも分かる方程式》
地下通路に流れ出したのは、
そういう落書きみたいな文字。
・・・両手を、
両手を限界まで広げて。
全ての惡意を掬いたかった、
ベルの祈りは、旧世界か。ら、
ねじれた夜空に拡散する・・・！
《未知の毒で崩壊した、
誰にも見えない方程式》
偽装都市に紛れ込んだのは、
そういう落書きみたいな文字。
・・・両目を、
両目を限界まで使って。
全ての惡夢を砕きたかった、
リンの願いは、新世界へ。と、
ねじれた雲より降臨する・・・！
543 ：ラストステップ／66GazjqdE-Nd-ing：2012/12/01(土) 09:59:28.92 ID:9fDQU3fc
水滴の音を拾い集めて、
アクリルの箱に詰める。
百億年後に開けるまで、
空気には触れさせないで。
喉の先まで来ていたのに、
消えてしまった言葉の炎。
パズルを完成させるには、
その灯、りが必要だった。
水滴の味を描き写して、
アルキドの瓶を染める。
百億年後に割れたとき、
部屋中へ溶け出すように。
夢の彼方に揺らめくのは、
失くしたはずの言葉の炎。
パネルを回転させたくて、
その温、度を探していた。
アクリルの箱に詰める。
百億年後に開けるまで、
空気には触れさせないで。
喉の先まで来ていたのに、
消えてしまった言葉の炎。
パズルを完成させるには、
その灯、りが必要だった。
水滴の味を描き写して、
アルキドの瓶を染める。
百億年後に割れたとき、
部屋中へ溶け出すように。
夢の彼方に揺らめくのは、
失くしたはずの言葉の炎。
パネルを回転させたくて、
その温、度を探していた。
544 ：ラストステップ／彁／？：2012/12/02(日) 11:12:03.99 ID:zx4n6Ab3
空腹で砂がステーキに見える、
と、お兄様は呟かれました。
そうして、這っていって、
《灼熱の花》を何とか摘んで、
ブエルの髪飾りにされたのです。
底のない水槽を下さい・・・
私たちの血液を隠すには、
それで充分なのですから。
幻覚でお前がケーキに見える、
と、お兄様に囁かれました。
それから、息絶えるまで、
《灼熱の針》で何度も刺して、
ベリトの首飾りにされたのです。
蓋のない浴槽を下さい・・・
私たちの血液で満たすには、
それで充分なのですから。
と、お兄様は呟かれました。
そうして、這っていって、
《灼熱の花》を何とか摘んで、
ブエルの髪飾りにされたのです。
底のない水槽を下さい・・・
私たちの血液を隠すには、
それで充分なのですから。
幻覚でお前がケーキに見える、
と、お兄様に囁かれました。
それから、息絶えるまで、
《灼熱の針》で何度も刺して、
ベリトの首飾りにされたのです。
蓋のない浴槽を下さい・・・
私たちの血液で満たすには、
それで充分なのですから。
545 ：ラストステップ／晴天恐怖症／A：2012/12/03(月) 09:54:47.28 ID:VwFy5LGS
氷点下の部屋で／誰かが,
絵本を閉じる音がした.
....ドアは:まだ開いていない
氷点下の部屋で／誰かの,
指輪が割れる音を見た.
....ドアは:もう開きはしない
だから,だからね,
手袋なんていらないんだよ.
（立方体.）に,爪先を,乗せて,
【不安定】を楽しんでみる.
教科書の残骸を抱いたまま....
（立方体.）の,方角を,変えて,
【可視光線】を注いでみる.
緑のページに隠れた文字を....
絵本を閉じる音がした.
....ドアは:まだ開いていない
氷点下の部屋で／誰かの,
指輪が割れる音を見た.
....ドアは:もう開きはしない
だから,だからね,
手袋なんていらないんだよ.
（立方体.）に,爪先を,乗せて,
【不安定】を楽しんでみる.
教科書の残骸を抱いたまま....
（立方体.）の,方角を,変えて,
【可視光線】を注いでみる.
緑のページに隠れた文字を....
546 ：ラストステップ／WhdfeeesTV 99ch：2012/12/03(月) 09:56:37.39 ID:VwFy5LGS
雨電球のコンセントがないの。
どこを探しても、・・・！
どれだけ泣いても、・・・！
《蛇の眼を持つ猫を肩車！》
そして、もう振り返らない。
さよなら。素敵なガム星雲。
さよなら。小さいガム星雲。
不思議な"歪みに追われて"、
あたしが"石英に成るまで"。
絶縁塔のコンセントがないの。
どこを辿っても、・・・！
どれだけ呼んでも、・・・！
《猫の手を持つ龍を肩車！》
そして、もう振り返らない。
さよなら。綺麗なガム星雲。
さよなら。優しいガム星雲。
不思議な"歪みに巻かれて"、
あたしが"石英に成るまで"。
どこを探しても、・・・！
どれだけ泣いても、・・・！
《蛇の眼を持つ猫を肩車！》
そして、もう振り返らない。
さよなら。素敵なガム星雲。
さよなら。小さいガム星雲。
不思議な"歪みに追われて"、
あたしが"石英に成るまで"。
絶縁塔のコンセントがないの。
どこを辿っても、・・・！
どれだけ呼んでも、・・・！
《猫の手を持つ龍を肩車！》
そして、もう振り返らない。
さよなら。綺麗なガム星雲。
さよなら。優しいガム星雲。
不思議な"歪みに巻かれて"、
あたしが"石英に成るまで"。
547 ：ラストステップ／メリー・コール：2012/12/04(火) 04:00:12.10 ID:91ZRbg7B
オレンジ色に曲がった線路は。
弱い風すらも、跳ね返して、
クリーム色の渦を巻く部屋に。
貨物車を招く、そういう夢、
―――電池が切れたら、替えてあげよう。
溢れ出したメリー・コールが、
地下遺跡に捨てられてい。た。
（昨日、失くした私の明日は、
その中に在るかもしれない！）
ヒマワリ色に染まった水路で。
弱い風たちを、指に乗せて、
ハチミツ色の雨が来る部屋に。
夜汽車を招く、そんな遊び、
―――電池が溶けても、替えてあげよう。
忘れられたメリー・コールが、
地下遺跡に埋められてい。た。
（昨日、失くした私の明日は、
その中に在るかもしれない！）
弱い風すらも、跳ね返して、
クリーム色の渦を巻く部屋に。
貨物車を招く、そういう夢、
―――電池が切れたら、替えてあげよう。
溢れ出したメリー・コールが、
地下遺跡に捨てられてい。た。
（昨日、失くした私の明日は、
その中に在るかもしれない！）
ヒマワリ色に染まった水路で。
弱い風たちを、指に乗せて、
ハチミツ色の雨が来る部屋に。
夜汽車を招く、そんな遊び、
―――電池が溶けても、替えてあげよう。
忘れられたメリー・コールが、
地下遺跡に埋められてい。た。
（昨日、失くした私の明日は、
その中に在るかもしれない！）
548 ：ラストステップ／廃墟19に立つ塔：2012/12/05(水) 03:06:55.89 ID:YC3fYN45
作りかけのまま放置されて、
錆びてしまった人工知能。
あたしが出来る事と言えば、
砂鉄を取り除く作業だけ。
機械みたい。って笑われても、
同じリズムで続けていた。い。
ここに隕石が堕ちるまで。
ここに隕石が刺さるまで。
腐りかけのまま加工されて、
泣いてしまった人工知能。
あたしが見れる夢と言えば、
砂鉄に襲われる惡夢だけ。
機械は死ね。って殴られても、
同じリズムで動いていた。い。
ここに螺子が降り注ぐまで。
ここに螺子が狂い咲くまで。
錆びてしまった人工知能。
あたしが出来る事と言えば、
砂鉄を取り除く作業だけ。
機械みたい。って笑われても、
同じリズムで続けていた。い。
ここに隕石が堕ちるまで。
ここに隕石が刺さるまで。
腐りかけのまま加工されて、
泣いてしまった人工知能。
あたしが見れる夢と言えば、
砂鉄に襲われる惡夢だけ。
機械は死ね。って殴られても、
同じリズムで動いていた。い。
ここに螺子が降り注ぐまで。
ここに螺子が狂い咲くまで。
549 ：ラストステップ／90800:D:E:F：2012/12/06(木) 12:40:36.01 ID:qfADBqNq
柔らかい壁に刻み込まれた、
偽の碑文を解析しましょう。
眠らないよう、火を燈して、
画用紙の海を泳いでいたい。
部屋を貫くユーフォルビアが、
右の靴の代わり。そして、
朝に煌めくラナンキュラスが、
左の靴の代わりになるの。
柔らかい土から掴み出した、
偽の写本を解読しましょう。
凍えないよう、火に凭れて、
画用紙の月を飾ってみたい。
肘に咲くミラクルフルーツは、
右の羽の代わり。そして、
肩に咲くドラゴンフルーツは、
左の羽の代わりになるの。
偽の碑文を解析しましょう。
眠らないよう、火を燈して、
画用紙の海を泳いでいたい。
部屋を貫くユーフォルビアが、
右の靴の代わり。そして、
朝に煌めくラナンキュラスが、
左の靴の代わりになるの。
柔らかい土から掴み出した、
偽の写本を解読しましょう。
凍えないよう、火に凭れて、
画用紙の月を飾ってみたい。
肘に咲くミラクルフルーツは、
右の羽の代わり。そして、
肩に咲くドラゴンフルーツは、
左の羽の代わりになるの。
550 ：ラストステップ／_giraffe_／7：2012/12/06(木) 12:43:11.48 ID:qfADBqNq
軌道に乗る方法を忘れて,
闇に墜ちていった衛星.
帰還する刻に道が崩れて,
闇に吸い込まれた衛星.
積み.重ね.続ける,墓標は,
ミラージュよりも高くなった.
神秘の幕――赫い雲の真下で,
私は哭くことしかできない.
声も知らない貴女のために....
煌めく刻の歩幅を忘れて,
闇に墜ちていった水晶.
輝くひとつ手間で弾けて,
闇に吸い込まれた水晶.
注ぎ.込み.続ける,祈りは,
ミラージュよりも重くなった.
孤高の夜――赫い森に抱かれて,
貴女は泣くことさえできない.
FrOm nAMeleSs tO heR....
闇に墜ちていった衛星.
帰還する刻に道が崩れて,
闇に吸い込まれた衛星.
積み.重ね.続ける,墓標は,
ミラージュよりも高くなった.
神秘の幕――赫い雲の真下で,
私は哭くことしかできない.
声も知らない貴女のために....
煌めく刻の歩幅を忘れて,
闇に墜ちていった水晶.
輝くひとつ手間で弾けて,
闇に吸い込まれた水晶.
注ぎ.込み.続ける,祈りは,
ミラージュよりも重くなった.
孤高の夜――赫い森に抱かれて,
貴女は泣くことさえできない.
FrOm nAMeleSs tO heR....
551 ：ラストステップ／睡中呼吸／レィム：2012/12/07(金) 16:44:26.82 ID:i3JWPRJP
扉はまだ（扉）のままで、
窓もまだ（窓）のままで、
スコープの向こうの街だけが、
終わりまで輝いている。
架空の城。架空の塔。99回、
書き直してもまだ足りない、
迷路が輪郭を失くしていく。
放物線を描くようにして――
そして、私は猫を見つけた。
机はまだ（机）のままで、
床もまだ（床）のままで、
モニターの向こうの街だけが、
怯えずに煌めいている。
虚空の城。虚空の塔。44枚、
積み重ねてもまだ足りない、
迷路が色彩を失くしていく。
等間隔に並ぶようにして――
そして、私と猫は見つけた。
窓もまだ（窓）のままで、
スコープの向こうの街だけが、
終わりまで輝いている。
架空の城。架空の塔。99回、
書き直してもまだ足りない、
迷路が輪郭を失くしていく。
放物線を描くようにして――
そして、私は猫を見つけた。
机はまだ（机）のままで、
床もまだ（床）のままで、
モニターの向こうの街だけが、
怯えずに煌めいている。
虚空の城。虚空の塔。44枚、
積み重ねてもまだ足りない、
迷路が色彩を失くしていく。
等間隔に並ぶようにして――
そして、私と猫は見つけた。
552 ：ラストステップ／サーチライト：2012/12/08(土) 15:19:00.71 ID:Yjb9fWXV
すでに祈祷を終えられた、
8枚の薄い硝子の盾を、
全部きみにあげよう。
完璧に組み立てないと、
時刻が表示されない時計を、
全部きみにあげよう。
「貴方。ふざけているの？」
「いいえ。私は本気だよ。」
すでに研磨の済まされた、
8本の細い硝子の槍を、
全部きみにあげよう。
機嫌を取ってあげないと、
中身が飛び出してくる枕を、
全部きみにあげよう。
「貴方。ふざけているの？」
「いいえ。私は本気だよ。」
8枚の薄い硝子の盾を、
全部きみにあげよう。
完璧に組み立てないと、
時刻が表示されない時計を、
全部きみにあげよう。
「貴方。ふざけているの？」
「いいえ。私は本気だよ。」
すでに研磨の済まされた、
8本の細い硝子の槍を、
全部きみにあげよう。
機嫌を取ってあげないと、
中身が飛び出してくる枕を、
全部きみにあげよう。
「貴方。ふざけているの？」
「いいえ。私は本気だよ。」
553 ：ラストステップ／ペイント20.449：2012/12/09(日) 17:00:29.09 ID:67T67Hpb
白昼夢の始まり、二本の指で、
何かを掴んだような気がして、
目隠しを取ってみたのだけど。
――鋭利なトランプの雨霰
――降りそそぐ虹色のガム
歩けなくなるまで歩いて、
走られなくなるまで走って、
最期は、星に食べられたい。
白昼夢の終わり、奇妙な牙に、
頭を噛まれたような気がして、
手枷を壊してみたのだけど。
――残酷なコインの大嵐
――紛れ込む毒入りのアメ
笑えなくなるまで笑って、
生きられなくなるまで生きて、
最期は、星に食べられたい。
何かを掴んだような気がして、
目隠しを取ってみたのだけど。
――鋭利なトランプの雨霰
――降りそそぐ虹色のガム
歩けなくなるまで歩いて、
走られなくなるまで走って、
最期は、星に食べられたい。
白昼夢の終わり、奇妙な牙に、
頭を噛まれたような気がして、
手枷を壊してみたのだけど。
――残酷なコインの大嵐
――紛れ込む毒入りのアメ
笑えなくなるまで笑って、
生きられなくなるまで生きて、
最期は、星に食べられたい。
554 ：ラストステップ／行方不明の瓶の蓋：2012/12/10(月) 03:03:18.74 ID:e7vL8qa1
怪物に引きずり込まれたとき,
初めて.........Ｎ..........
隠され→ていた道を見つけた.
私の最初の.邪惡な夢は,
きっと此処から始まったのね?
....誰も応えてくれない.ただ,
聳え立つ《難破船》だけが,
いつだって綺麗でいてくれた.
怪物に抱き抱えられながら,
何度も.........Ｚ..........
隠され→ていた道を歩いた.
私の最初の.綺麗な夢が,
星の首筋に絡まったのね?
....誰も教えてくれない.でも,
聳え立つ《難破船》だけは,
いつだって邪惡でいてくれた.
初めて.........Ｎ..........
隠され→ていた道を見つけた.
私の最初の.邪惡な夢は,
きっと此処から始まったのね?
....誰も応えてくれない.ただ,
聳え立つ《難破船》だけが,
いつだって綺麗でいてくれた.
怪物に抱き抱えられながら,
何度も.........Ｚ..........
隠され→ていた道を歩いた.
私の最初の.綺麗な夢が,
星の首筋に絡まったのね?
....誰も教えてくれない.でも,
聳え立つ《難破船》だけは,
いつだって邪惡でいてくれた.
555 ：ラストステップ／Myunenhelixion：2012/12/10(月) 03:05:01.27 ID:e7vL8qa1
ライトＬに目が慣れてきた。
ライトＬはウミヘビの様に、
あたしを、誘導してくれるの。
あたしは、影を引っ付くだけ。
・・・温かい闇が、一欠片、
泥の遺跡に潜るひと。今なら、
その気持ちが分かる気がする。
泥の遺跡で遊ぶひと。小さな、
その揺らぎに触れた気がした。
ナイフＬに手が慣れてきた。
ナイフＬはハチドリの様に、
あたしを、誘導してくれるの。
あたしは、影を引っ張るだけ。
・・・温かい闇を、一掴み、
砂の楼閣を護るひと。今なら、
その理由が分かる気がする。
砂の楼閣で眠るひと。冷たい、
その身体に触れた気がした。
ライトＬはウミヘビの様に、
あたしを、誘導してくれるの。
あたしは、影を引っ付くだけ。
・・・温かい闇が、一欠片、
泥の遺跡に潜るひと。今なら、
その気持ちが分かる気がする。
泥の遺跡で遊ぶひと。小さな、
その揺らぎに触れた気がした。
ナイフＬに手が慣れてきた。
ナイフＬはハチドリの様に、
あたしを、誘導してくれるの。
あたしは、影を引っ張るだけ。
・・・温かい闇を、一掴み、
砂の楼閣を護るひと。今なら、
その理由が分かる気がする。
砂の楼閣で眠るひと。冷たい、
その身体に触れた気がした。
556 ：ラストステップ／貌霊の塔：2012/12/11(火) 08:32:51.23 ID:gS9u/SGX
太陽が咲くベッドの上で、
（数字の泡に包まれて笑う。）
太陽が咲くプールの中で、
（貴女は道に迷ってしまう。）
指。の火傷を我慢しながら、
あたしは電気の絲を編むの。
指。の痛みを解き放つまで、
部屋の灯りが消えない様に。
新月を裂くユリの周りで、
（数字の泡が増殖していく。）
新月を裂くバラの周りで、
（貴女は靴を失ってしまう。）
喉。が腫れて声も出ないまま、
あたしは電気の絲を編むの。
喉。が痛みを繰り返すあいだ、
部屋の灯りが逃げない為に。
（数字の泡に包まれて笑う。）
太陽が咲くプールの中で、
（貴女は道に迷ってしまう。）
指。の火傷を我慢しながら、
あたしは電気の絲を編むの。
指。の痛みを解き放つまで、
部屋の灯りが消えない様に。
新月を裂くユリの周りで、
（数字の泡が増殖していく。）
新月を裂くバラの周りで、
（貴女は靴を失ってしまう。）
喉。が腫れて声も出ないまま、
あたしは電気の絲を編むの。
喉。が痛みを繰り返すあいだ、
部屋の灯りが逃げない為に。
557 ：ラストステップ／XxxXXxXxXxXXXx。：2012/12/12(水) 03:42:10.57 ID:t8urjviw
23時間59分....
眠り続けるコンピューター.
どの色の魔力を使えば,
腐食を止められるのかしら?
"私"が知らない落とし穴,
トライアングルと同じ形の....
煤けた羽に触れてくれたら.
0と1だけで構成された,
仮想のミントを一つあげる.
23時間59分....
動き続けるコンピューター.
どの箱の魔法を混ぜれば,
泪を止められるのかしら?
"私"が作った落とし穴,
トライアングルの様な形の....
爛れた腕を撫でてくれたら.
0と1だけで構成された,
架空のイリスを一つあげる.
眠り続けるコンピューター.
どの色の魔力を使えば,
腐食を止められるのかしら?
"私"が知らない落とし穴,
トライアングルと同じ形の....
煤けた羽に触れてくれたら.
0と1だけで構成された,
仮想のミントを一つあげる.
23時間59分....
動き続けるコンピューター.
どの箱の魔法を混ぜれば,
泪を止められるのかしら?
"私"が作った落とし穴,
トライアングルの様な形の....
爛れた腕を撫でてくれたら.
0と1だけで構成された,
架空のイリスを一つあげる.
558 ：ラストステップ／ラブレター：2012/12/13(木) 17:11:07.22 ID:Lez965+9
エントランスに氷漬け。
野菜で作ったダンサー達が、
貴女の周りで踊っているわ、
星が瞬きを止めるまで。
（背骨はあたしが抜いてあげるからね。）
エコーの架かる靴の音が好き。
無人の部屋から出発して、
幾つもの生命と交流して、
また此処に、還ってくるのよ。
プレイルームに氷漬け。
野菜で作ったシャーマン達が、
貴女を囲んで祈っているわ、
水の流失が止まるまで。
（背骨はあたしが持ってあげるからね。）
ピアノが揺れる夜の風が好き。
無人の部屋から出発して、
幾つもの燃料を交換して、
また此処に、還ってくるのよ。
野菜で作ったダンサー達が、
貴女の周りで踊っているわ、
星が瞬きを止めるまで。
（背骨はあたしが抜いてあげるからね。）
エコーの架かる靴の音が好き。
無人の部屋から出発して、
幾つもの生命と交流して、
また此処に、還ってくるのよ。
プレイルームに氷漬け。
野菜で作ったシャーマン達が、
貴女を囲んで祈っているわ、
水の流失が止まるまで。
（背骨はあたしが持ってあげるからね。）
ピアノが揺れる夜の風が好き。
無人の部屋から出発して、
幾つもの燃料を交換して、
また此処に、還ってくるのよ。
559 ：ラストステップ／調理用マグネット：2012/12/13(木) 17:12:46.64 ID:Lez965+9
深海を歩く勾玉。不思議と、
不思議とその軌道が分かった。
鏡面に写る渓谷。不思議な、
不思議なその記号が欲しくて。
どうしても眠くなっていく、
景色を手放したくないのに。
色を塗ったりしてみるけれど、
急速に眠く。なっ。て。いく。
夕闇に漂う勾玉。不思議と、
不思議とその軌道から外れた。
刀剣が貫く渓谷。不思議な、
不思議なその記号に揺られて。
どうしても眠くなっていく、
楽譜が飛ばされそうなのに。
歌を歌ったりしてみるけれど、
急激に眠く。なっ。て。いく。
不思議とその軌道が分かった。
鏡面に写る渓谷。不思議な、
不思議なその記号が欲しくて。
どうしても眠くなっていく、
景色を手放したくないのに。
色を塗ったりしてみるけれど、
急速に眠く。なっ。て。いく。
夕闇に漂う勾玉。不思議と、
不思議とその軌道から外れた。
刀剣が貫く渓谷。不思議な、
不思議なその記号に揺られて。
どうしても眠くなっていく、
楽譜が飛ばされそうなのに。
歌を歌ったりしてみるけれど、
急激に眠く。なっ。て。いく。
560 ：ラストステップ／本当に9なのか？：2012/12/14(金) 05:54:16.50 ID:e/LHk2OS
お前は、本当に9なのか？
どうにも信用ならない。
お前は、本当に9なのか？
・・・証明して欲しい。
【嘘の雨が降る。】《真実の雪が降る。》
ありとあらゆる物質が混ざり、
奇妙な色に染まった世界で、
問い質す。問い、質す。
"お前は、本当に9なのか？"
お前は、本当に9なのか？
まったく信用できない。
お前は、本当に9なのか？
・・・解析してやろう。
【蛇が嘘を噛む。】《蜂が真実を刺す。》
ありとあらゆる配線を繋ぎ、
無残な形になった機械が、
繰り返す。繰り、返す。
"お前は、本当に9なのか？"
どうにも信用ならない。
お前は、本当に9なのか？
・・・証明して欲しい。
【嘘の雨が降る。】《真実の雪が降る。》
ありとあらゆる物質が混ざり、
奇妙な色に染まった世界で、
問い質す。問い、質す。
"お前は、本当に9なのか？"
お前は、本当に9なのか？
まったく信用できない。
お前は、本当に9なのか？
・・・解析してやろう。
【蛇が嘘を噛む。】《蜂が真実を刺す。》
ありとあらゆる配線を繋ぎ、
無残な形になった機械が、
繰り返す。繰り、返す。
"お前は、本当に9なのか？"
561 ：ラストステップ／おへそ：2012/12/15(土) 03:09:44.22 ID:oAQqPby9
（猛禽類用のエンピツで、
少しのズレも許されない―――
落書き。を、してみたい。）
下層都市にライムを投げて、
浮遊城塞でメロンを食べて。
中心は！全てこの位置にある。
ナイフとか、小惑星とか、
何一つ気にしなくていいんだ。
（獣脚類用のマジックで、
僅かなミスも許されない―――
落書き。を、してみたい。）
迷彩都市にチョコを流して、
機械城塞でナッツを噛んで。
中心を！全てこの位置にする。
フレアとか、引力帯とか、
何もかも気にしないで走ろう。
少しのズレも許されない―――
落書き。を、してみたい。）
下層都市にライムを投げて、
浮遊城塞でメロンを食べて。
中心は！全てこの位置にある。
ナイフとか、小惑星とか、
何一つ気にしなくていいんだ。
（獣脚類用のマジックで、
僅かなミスも許されない―――
落書き。を、してみたい。）
迷彩都市にチョコを流して、
機械城塞でナッツを噛んで。
中心を！全てこの位置にする。
フレアとか、引力帯とか、
何もかも気にしないで走ろう。
562 ：ドレミファ名無シド：2012/12/16(日) 03:24:43.60 ID:8EV7C2ZX
n
563 ：ラストステップ／ソラリゼーション：2012/12/16(日) 10:48:34.96 ID:R8Ph5sj+
ねじれている【部屋】の部品.
ねじれている【私】の右腕.
ねじれている【貴女】の模型.
一つでも欠けてしまえば,
新しい物など生まれはしない!
割れた窓に世界が映り込む.
レリィフから遠く離れて,
厚みが無いように見えた....
とぎれている【部屋】への道.
とぎれている【私】の足跡.
とぎれている【貴女】の言葉.
一つでも欠けてしまえば,
新しい謎など産まれはしない!
熔けた窓に世界が映り込む.
レリィフより深く沈んで,
動いて無いように見えた....
ねじれている【私】の右腕.
ねじれている【貴女】の模型.
一つでも欠けてしまえば,
新しい物など生まれはしない!
割れた窓に世界が映り込む.
レリィフから遠く離れて,
厚みが無いように見えた....
とぎれている【部屋】への道.
とぎれている【私】の足跡.
とぎれている【貴女】の言葉.
一つでも欠けてしまえば,
新しい謎など産まれはしない!
熔けた窓に世界が映り込む.
レリィフより深く沈んで,
動いて無いように見えた....
564 ：ラストステップ／AD.100000008000：2012/12/17(月) 06:37:24.92 ID:Fk/BxSll
壊れた硝子のアーム。で、は、
受話器も取れないの。
美味しそうなフルーツ／パフェが、
あたしを手招きしているわ・・・。
この、意識を手放したあとで、
遥かなるざわめきと戯れる。
ただ、そこに居るはずのない、
あなたの気配を感じながら。
錆びた鉄屑のアーム。で、は、
受話器も置けないの。
美味しそうなアップル／パイに、
だれもが誘惑されてゆく・・・。
この、心を捨て去ったあとで、
美しきざわめきに酔い痴れる。
まだ、ここに居るはずだった、
あなたの温度を感じながら。
受話器も取れないの。
美味しそうなフルーツ／パフェが、
あたしを手招きしているわ・・・。
この、意識を手放したあとで、
遥かなるざわめきと戯れる。
ただ、そこに居るはずのない、
あなたの気配を感じながら。
錆びた鉄屑のアーム。で、は、
受話器も置けないの。
美味しそうなアップル／パイに、
だれもが誘惑されてゆく・・・。
この、心を捨て去ったあとで、
美しきざわめきに酔い痴れる。
まだ、ここに居るはずだった、
あなたの温度を感じながら。
565 ：ラストステップ／太陽虫の塔：2012/12/17(月) 06:39:16.55 ID:Fk/BxSll
影に溶ける森の中に。高価な、
高価な翡翠が浮かんでいる。
何度も見た夢の中で。巨大な、
巨大な翡翠に追いかけられる。
挫いた足でペダルを踏んで、
涙を堪えながら。廃の、道へ。
痺れた腕でボールを投げて、
涙を封じながら。廃の、空へ。
水に混ざる森の中に。無数の、
無数の音符が並んでいる。
誰かが見た夢の中で。巨大な、
巨大な音符の下敷きになる。
挫いた足にコードを巻いて、
涙を拭いながら。廃の、海へ。
痺れた腕にランプを乗せて、
涙を流しながら。廃の、星へ！
高価な翡翠が浮かんでいる。
何度も見た夢の中で。巨大な、
巨大な翡翠に追いかけられる。
挫いた足でペダルを踏んで、
涙を堪えながら。廃の、道へ。
痺れた腕でボールを投げて、
涙を封じながら。廃の、空へ。
水に混ざる森の中に。無数の、
無数の音符が並んでいる。
誰かが見た夢の中で。巨大な、
巨大な音符の下敷きになる。
挫いた足にコードを巻いて、
涙を拭いながら。廃の、海へ。
痺れた腕にランプを乗せて、
涙を流しながら。廃の、星へ！
高校生が自作の歌詞を投稿していくスレになってる件
567 ：ラストステップ／牛乳の森の塔：2012/12/18(火) 04:26:53.32 ID:vsmSn9Fi
疲れたら座ればいいよ。って、
部屋の外から声が聞こえた。
恐ろしいとされている。怪物、
その姿なんて見たことない、
だから、少しも怖くないの。
（蜜蝋石をあげる。）って、
目を閉じながら伝えてみる。
・・・壁を破って、ツメが出てきた。
疲れたら眠ればいいよ。って、
部屋のどこかで声が響いた。
恐ろしいとされている。怪物、
景色を見ることも叶わない、
だから、少しも怖くないの。
（菫青石をあげる。）って、
部屋の外に手を出してみる。
・・・夜に震える、ツメを感じた。
部屋の外から声が聞こえた。
恐ろしいとされている。怪物、
その姿なんて見たことない、
だから、少しも怖くないの。
（蜜蝋石をあげる。）って、
目を閉じながら伝えてみる。
・・・壁を破って、ツメが出てきた。
疲れたら眠ればいいよ。って、
部屋のどこかで声が響いた。
恐ろしいとされている。怪物、
景色を見ることも叶わない、
だから、少しも怖くないの。
（菫青石をあげる。）って、
部屋の外に手を出してみる。
・・・夜に震える、ツメを感じた。
568 ：ラストステップ／Звезда：2012/12/19(水) 03:41:49.96 ID:PYhN5rBz
碧い雪が堆積していく.
レーダー,信号機,円グラフ,
種類は問わないみたい....
何も書くもの:が:無いなら,
【掌に縫い込んでおいて.】
何も飲むもの:が:無いなら,
【碧い雪を溶かしてみて.】
甘い雲が拡散していく.
ロゼッタ,電波塔,ペルシャ猫,
種族は問わないみたい....
何か書くもの:を:見つけて,
【瞳に刻み込んでおいて.】
何か飲むもの:を:見つけて,
【甘い雲を溶かしてみて.】
レーダー,信号機,円グラフ,
種類は問わないみたい....
何も書くもの:が:無いなら,
【掌に縫い込んでおいて.】
何も飲むもの:が:無いなら,
【碧い雪を溶かしてみて.】
甘い雲が拡散していく.
ロゼッタ,電波塔,ペルシャ猫,
種族は問わないみたい....
何か書くもの:を:見つけて,
【瞳に刻み込んでおいて.】
何か飲むもの:を:見つけて,
【甘い雲を溶かしてみて.】
569 ：ラストステップ／ラスト・ワープ：2012/12/20(木) 13:17:01.58 ID:M16Citt8
あの子はまだ、ずっと一人で、
ペーパーナイフと戦っている。
《鋼鉄の手紙のために、》
《鋼鉄の意志を持って。》
・・・夜は何ページ、捲られたのかしら？
呼び鈴が鳴る。部屋を出る。
星が縦に割れる。息を吸う。
そうしてハイタッチしながら、
あたしたちは文字を読むのよ、
あの子はまた、路地に篭って、
アイスピックと格闘している。
《氷漬けの手紙のために、》
《氷漬けの意志を持って。》
・・・朝を何ページ、繰り返したかしら？
呼び声がする。目が覚める。
窓に石が当たる。息を吐く。
そうしてハイタッチしながら、
あたしたちは文字を読むのよ、
ペーパーナイフと戦っている。
《鋼鉄の手紙のために、》
《鋼鉄の意志を持って。》
・・・夜は何ページ、捲られたのかしら？
呼び鈴が鳴る。部屋を出る。
星が縦に割れる。息を吸う。
そうしてハイタッチしながら、
あたしたちは文字を読むのよ、
あの子はまた、路地に篭って、
アイスピックと格闘している。
《氷漬けの手紙のために、》
《氷漬けの意志を持って。》
・・・朝を何ページ、繰り返したかしら？
呼び声がする。目が覚める。
窓に石が当たる。息を吐く。
そうしてハイタッチしながら、
あたしたちは文字を読むのよ、
570 ：ラストステップ／jaexic159{A miw}：2012/12/20(木) 13:18:56.22 ID:M16Citt8
エミリア,財宝を掠める者.
その腕に手錠を嵌めるまで....
私が,電源を切る事はない.
見知らぬ影に横切られては,
また最初.から.やり直して,
フリークス,それの蔓延る街で,
時計塔....に:もたれて眠る.
二億枚もの羽を持つエミリア.
エミリア,妖精を連れ去る者.
その体を手に入れる日まで....
私が,灯火を消す事はない.
冷たい雨に邪魔をされては,
また最初.から.やり直して,
フリークス,それの蠢く街で,
鳳仙花....を:みつめて笑う.
二億冊もの本を持つエミリア.
その腕に手錠を嵌めるまで....
私が,電源を切る事はない.
見知らぬ影に横切られては,
また最初.から.やり直して,
フリークス,それの蔓延る街で,
時計塔....に:もたれて眠る.
二億枚もの羽を持つエミリア.
エミリア,妖精を連れ去る者.
その体を手に入れる日まで....
私が,灯火を消す事はない.
冷たい雨に邪魔をされては,
また最初.から.やり直して,
フリークス,それの蠢く街で,
鳳仙花....を:みつめて笑う.
二億冊もの本を持つエミリア.
最近LS氏の歌詞に曲付かないのなんでだろ
音源保管庫にあるの両方ともいいのにね
音源保管庫にあるの両方ともいいのにね
>>571
ありがとうございます。
ただ、その事に関して私は、
あまり気にはしていません。
私の様な者へ、こういった専用の場所を作って頂いた上に、
現在、好きな様に書かせて貰っている立場ですので・・・。
また、
作曲というのは、非常に労力のかかる作業でしょうし、
私の作品自体が大変形にしにくい物である事もあって、
そういう状態が続くのも、当然の事だと思っています。
そして、この様な作品を投稿しておきながら、
自分ではこれらに曲を付ける事が出来ない事、
大変申し訳なく思っています・・・。
ありがとうございます。
ただ、その事に関して私は、
あまり気にはしていません。
私の様な者へ、こういった専用の場所を作って頂いた上に、
現在、好きな様に書かせて貰っている立場ですので・・・。
また、
作曲というのは、非常に労力のかかる作業でしょうし、
私の作品自体が大変形にしにくい物である事もあって、
そういう状態が続くのも、当然の事だと思っています。
そして、この様な作品を投稿しておきながら、
自分ではこれらに曲を付ける事が出来ない事、
大変申し訳なく思っています・・・。
あ、LSさんが普通の言葉しゃべってるw
1日も休まずハイレベルの作詞されてて頭が下がります
いつもすごいなあと思ってます、創造性は魔力みたいな力ですか
500以上も不条理世界を書けるの、ほんと天才！
いい曲も8つくらい出来てましたよね？
へりくだるキャラなんかいいですから、我が道いっちゃってください！
1日も休まずハイレベルの作詞されてて頭が下がります
いつもすごいなあと思ってます、創造性は魔力みたいな力ですか
500以上も不条理世界を書けるの、ほんと天才！
いい曲も8つくらい出来てましたよね？
へりくだるキャラなんかいいですから、我が道いっちゃってください！
>>573
ありがとうございます。
本当に、私には勿体ないほどの言葉ですが、
すごく嬉しいです。貴方様の様な方となら、
私は毎回でもお喋りしていたいくらいです。
はい、数は確かそれくらいだったと思います。
どれも、全て、大変素晴らしいクオリティで、
私の様な者の作品をここまで形にして頂いて、
作曲者様には、感謝以外の言葉はありません。
私は決して「遜るキャラ」を演じているという訳ではないのですが、
そこはどういう風に捉えて頂いても、私は、特に問題はありません。
天才、とは恐れ多い言葉ですが、貴方様の様な方に、
少しでも楽しんで頂けるよう頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
本当に、私には勿体ないほどの言葉ですが、
すごく嬉しいです。貴方様の様な方となら、
私は毎回でもお喋りしていたいくらいです。
はい、数は確かそれくらいだったと思います。
どれも、全て、大変素晴らしいクオリティで、
私の様な者の作品をここまで形にして頂いて、
作曲者様には、感謝以外の言葉はありません。
私は決して「遜るキャラ」を演じているという訳ではないのですが、
そこはどういう風に捉えて頂いても、私は、特に問題はありません。
天才、とは恐れ多い言葉ですが、貴方様の様な方に、
少しでも楽しんで頂けるよう頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
575 ：ラストステップ／クリームクリンプ：2012/12/21(金) 20:05:28.57 ID:sqNsLzLw
・・・とても長い間、ユメを、
見ていなかった様な気がする。
【子守唄に設定した曲】は、
五月蝿すぎて蝶も寄り付かない。
―――まるで巨大な建物を、
―――解体する時のような、
それからのわたし。は、
正体不明のモノのために、
水で、世界を曇らせるの。
・・・とても長い間、ユメに、
気付かなかった様な気がする。
【目覚ましに設定した曲】は、
静かすぎて誰にも聞こえない。
―――それは一人で眠る前、
―――飛来する静寂みたいな、
それからのわたし。は、
正体不明のモノと一緒に、
風で、世界を凍らせるの。
見ていなかった様な気がする。
【子守唄に設定した曲】は、
五月蝿すぎて蝶も寄り付かない。
―――まるで巨大な建物を、
―――解体する時のような、
それからのわたし。は、
正体不明のモノのために、
水で、世界を曇らせるの。
・・・とても長い間、ユメに、
気付かなかった様な気がする。
【目覚ましに設定した曲】は、
静かすぎて誰にも聞こえない。
―――それは一人で眠る前、
―――飛来する静寂みたいな、
それからのわたし。は、
正体不明のモノと一緒に、
風で、世界を凍らせるの。
576 ：ラストステップ／超高層雷放電：2012/12/22(土) 11:14:19.05 ID:e6lEfqgV
自由落下は失敗に終わって、
残ったのは壊れた電気風船。
燃える甲羅を背負う獣が、
瞬く間に、残骸へと集る。
（関節を、きれいに鳴らして――）
鼓膜さえも突き破ってい、く、
その音が最終的に行き着、く、
聖なる場所を【 】と。
私たちは。名付けた・・・、！
仮想爆破は脳内で止まって、
残ったのは掠れた緋色光線。
凍る甲羅に乗った少女が、
瞬く間に、残骸を束ねる。
（水星を、きれいに浮かべて――）
網膜さえも突き抜けてい、く、
その色が最終的に行き着、く、
聖なる場所を【 】と。
私たちは。名付けた・・・、！
残ったのは壊れた電気風船。
燃える甲羅を背負う獣が、
瞬く間に、残骸へと集る。
（関節を、きれいに鳴らして――）
鼓膜さえも突き破ってい、く、
その音が最終的に行き着、く、
聖なる場所を【 】と。
私たちは。名付けた・・・、！
仮想爆破は脳内で止まって、
残ったのは掠れた緋色光線。
凍る甲羅に乗った少女が、
瞬く間に、残骸を束ねる。
（水星を、きれいに浮かべて――）
網膜さえも突き抜けてい、く、
その色が最終的に行き着、く、
聖なる場所を【 】と。
私たちは。名付けた・・・、！
577 ：ラストステップ／ν／616／.F.a：2012/12/23(日) 14:10:12.78 ID:Wduq6pxy
堕天使さまの眠る場所には、
まったく別の何かがいる。
鍵を開ける魔法のスプレー。
やっと手に入ったんだから、
マグダは槍を、放っておくと、
勝手に持っていってしまうの。
マズダの銃に、願いを込めて、
あたしの胸を撃ち抜く日まで。
堕天使さまの骨を組み立て、
まったく違う何かを作る。
傷を塞ぐ魔法のクリーム。
やっと手に入ったんだから、
アリアは杭を、重ねて置くと、
すぐに隠れて泣いてしまうの。
アフラの盾に、祈りを込めて、
あたしを火から護りたいって。
まったく別の何かがいる。
鍵を開ける魔法のスプレー。
やっと手に入ったんだから、
マグダは槍を、放っておくと、
勝手に持っていってしまうの。
マズダの銃に、願いを込めて、
あたしの胸を撃ち抜く日まで。
堕天使さまの骨を組み立て、
まったく違う何かを作る。
傷を塞ぐ魔法のクリーム。
やっと手に入ったんだから、
アリアは杭を、重ねて置くと、
すぐに隠れて泣いてしまうの。
アフラの盾に、祈りを込めて、
あたしを火から護りたいって。
578 ：ラストステップ／夜空の向こう／死：2012/12/24(月) 04:12:01.54 ID:Cfl4aM4X
....あれから,僕たちは,
血の海へと沈んだまま.
....夜空の,向こうから,
異生物が堕ちてクる....
得体の知れない,闇.に,
ナイフで目を刺された.
永遠に燃える,部屋.に,
夜の風など来ない....
[星]に何を伝えようと,
叩き潰さ/れる/だけで.
――二人の喉,の一番奥を,
――惡い夢,が締め付ける.
....あれから,僕たちは,
血の海へと沈んだまま.
....窓が,乱雑に爆ぜて,
異生物の匂いがシた....
血の海へと沈んだまま.
....夜空の,向こうから,
異生物が堕ちてクる....
得体の知れない,闇.に,
ナイフで目を刺された.
永遠に燃える,部屋.に,
夜の風など来ない....
[星]に何を伝えようと,
叩き潰さ/れる/だけで.
――二人の喉,の一番奥を,
――惡い夢,が締め付ける.
....あれから,僕たちは,
血の海へと沈んだまま.
....窓が,乱雑に爆ぜて,
異生物の匂いがシた....
579 ：ラストステップ／コップのゆうれい：2012/12/24(月) 04:13:47.79 ID:Cfl4aM4X
"鉛のしずくを見ましょう。"
^一滴も同じ色はないのよ。^
（針金）だけで組み立て。た。
ブルー・ライトが音を奏でる、
ゆれて、逆さまになる視界。
酩酊しているかって？いいえ。
あたしに選択権があるなら、
ずうっと、このままがいい、
"水銀のひもを見ましょう。"
^一晩で違う色になるのよ。^
（絹絲）だけで編み上げた、
ルビィ・ドールの言葉を紡ぐ。
とけて、白黒になる視界。
泥酔しているかって？いいえ。
あたしに選択権があるなら、
やっぱり、このままがいい、
^一滴も同じ色はないのよ。^
（針金）だけで組み立て。た。
ブルー・ライトが音を奏でる、
ゆれて、逆さまになる視界。
酩酊しているかって？いいえ。
あたしに選択権があるなら、
ずうっと、このままがいい、
"水銀のひもを見ましょう。"
^一晩で違う色になるのよ。^
（絹絲）だけで編み上げた、
ルビィ・ドールの言葉を紡ぐ。
とけて、白黒になる視界。
泥酔しているかって？いいえ。
あたしに選択権があるなら、
やっぱり、このままがいい、
>>495
曲付けさせて頂きました
http://up.cool-sound.net/src/cool35618.mp3
インスト
http://up.cool-sound.net/src/cool35619.mp3
今更ですが初音ミクを使ってみました
ただパラメーターがよく分からずダミ声になってしまいました
規制に巻き込まれてて、これも書き込み代行の方に書いてもらっています
なのでレス貰っても返事できません。
では、良いお年をお迎えください
曲付けさせて頂きました
http://up.cool-sound.net/src/cool35618.mp3
インスト
http://up.cool-sound.net/src/cool35619.mp3
今更ですが初音ミクを使ってみました
ただパラメーターがよく分からずダミ声になってしまいました
規制に巻き込まれてて、これも書き込み代行の方に書いてもらっています
なのでレス貰っても返事できません。
では、良いお年をお迎えください
>>580
ありがとうございます。
また、私の作品を形にして頂けて嬉しいです。
始まりはクラシックの様にとても美しい旋律で、
中盤からのリズムも入ってくる展開が素敵です。
私の好きな宇宙の雰囲気もよく表現されていて、
本当に、とても素晴らしい楽曲だと感じました。
今回の楽曲は、あまり、使い慣れない作曲ソフトを使用されたのでしょうか、
それでこのクオリティなのですから、改めてその才能に驚嘆するばかりです。
規制されているとのことで、大変な中、
ここに投稿して頂き申し訳ありません。
この書き込みに対する私への返信等は、
代行でして頂いたりしなくても大丈夫です。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
貴方様も、よいお年をお迎え下さい。
ありがとうございます。
また、私の作品を形にして頂けて嬉しいです。
始まりはクラシックの様にとても美しい旋律で、
中盤からのリズムも入ってくる展開が素敵です。
私の好きな宇宙の雰囲気もよく表現されていて、
本当に、とても素晴らしい楽曲だと感じました。
今回の楽曲は、あまり、使い慣れない作曲ソフトを使用されたのでしょうか、
それでこのクオリティなのですから、改めてその才能に驚嘆するばかりです。
規制されているとのことで、大変な中、
ここに投稿して頂き申し訳ありません。
この書き込みに対する私への返信等は、
代行でして頂いたりしなくても大丈夫です。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
貴方様も、よいお年をお迎え下さい。
582 ：ラストステップ／Senseless 24011：2012/12/25(火) 08:05:40.86 ID:CJvgWghh
少女に挟まれた塔、が、
輪郭を失くしていくわ。
破れたノートで充分よ、
景色を描くためにはね。
誰もいない太陽の広場に、
螺旋階段が置いてあって。
どこに続いているのかも、
解らないまま降りてゆく。
塔に挟まれた少女、が、
感覚を失くしていくわ。
壊れたレンズで充分よ、
夜露を撮るためにはね。
誰もいない孤独な神殿に、
液体酸素を置いていって。
いつかまた逢える刻まで、
それで世界を濡らすから。
輪郭を失くしていくわ。
破れたノートで充分よ、
景色を描くためにはね。
誰もいない太陽の広場に、
螺旋階段が置いてあって。
どこに続いているのかも、
解らないまま降りてゆく。
塔に挟まれた少女、が、
感覚を失くしていくわ。
壊れたレンズで充分よ、
夜露を撮るためにはね。
誰もいない孤独な神殿に、
液体酸素を置いていって。
いつかまた逢える刻まで、
それで世界を濡らすから。
>>580
とても綺麗な曲なので、もし人間が歌ったらどれ程汚れるか実験してみました。
録音環境も最悪ですが、その方がボーカルのひどさが隠されるのかもしれません。
下手糞素人ですので、お耳汚しと存じますがご興味のある方がおられましたらDL key書きます。
http://up.cool-sound.net/src/cool35651.mp3.html
とても綺麗な曲なので、もし人間が歌ったらどれ程汚れるか実験してみました。
録音環境も最悪ですが、その方がボーカルのひどさが隠されるのかもしれません。
下手糞素人ですので、お耳汚しと存じますがご興味のある方がおられましたらDL key書きます。
http://up.cool-sound.net/src/cool35651.mp3.html
スレの流れを止めてしまい、申し訳ありません。
余計なことを書きました。上記無視してくださいw
余計なことを書きました。上記無視してくださいw
>>583-584
ありがとうございます。
>>580様の作品を、貴方様が歌って頂いたとの事で、
今まで私の作品でそれをして頂いた事はないので、
個人的には、是非、聞いてみたいと思うのですが、
私一人の意見だけで決定しなくても全く構いませんので、
最終的な判断は、貴方様のものを尊重したいと思います。
また、貴方様のこの投稿によって、ここの流れを、
止めてしまったという事は決してありませんので、
その点については気になさらなくても大丈夫です。
ありがとうございます。
>>580様の作品を、貴方様が歌って頂いたとの事で、
今まで私の作品でそれをして頂いた事はないので、
個人的には、是非、聞いてみたいと思うのですが、
私一人の意見だけで決定しなくても全く構いませんので、
最終的な判断は、貴方様のものを尊重したいと思います。
また、貴方様のこの投稿によって、ここの流れを、
止めてしまったという事は決してありませんので、
その点については気になさらなくても大丈夫です。
586 ：ラストステップ／飛焔石ラメリエス：2012/12/26(水) 10:16:33.24 ID:2DHXVsQ2
わたしの小さな記憶のしずく、
小さなあなたの赫いふうせん。
欠けていい物など無かった、
靴底、の、針に刺されても。
ほら！
誰も気付かないパレェドが、
無音の街にも、来ているって！
透明のベースだけが響いて、
いつまでも、見つからないの。
わたしの小さな楽譜のかけら、
小さなあなたの円いろうそく。
消えていい物など無かった、
暗闇、に、喉が焼かれても。
ねえ！
誰も気付かないパレェドは、
無音の部屋にも、流れるって！
未完成のガラクタを抱えて、
二人だけで、聴いていたいの。
小さなあなたの赫いふうせん。
欠けていい物など無かった、
靴底、の、針に刺されても。
ほら！
誰も気付かないパレェドが、
無音の街にも、来ているって！
透明のベースだけが響いて、
いつまでも、見つからないの。
わたしの小さな楽譜のかけら、
小さなあなたの円いろうそく。
消えていい物など無かった、
暗闇、に、喉が焼かれても。
ねえ！
誰も気付かないパレェドは、
無音の部屋にも、流れるって！
未完成のガラクタを抱えて、
二人だけで、聴いていたいの。
587 ：ラストステップ／ネスロム、葬る者：2012/12/27(木) 07:01:23.56 ID:RxSvzRup
雲の絲を掴めないまま、
偽の硝子で空腹を満たす、
・・・占い師たち。
蜘蛛の意図が解らないまま、
世界を反転させようとした、
・・・猫と予言者。
"迷走している"{錯覚}、は、
現実に存在していない。
――ただ、灯りが美しいだけ、
蜘蛛の石を掴めないまま、
似せた烏の空砲を鳴らす、
・・・占い師たち。
雲の意思解らないまま、
視界の斑点を消そうとした、
・・・猫と予言者。
"瞑想している"{骨格}、は、
現実に存在していない。
――ただ、灯りが美しいだけ、
偽の硝子で空腹を満たす、
・・・占い師たち。
蜘蛛の意図が解らないまま、
世界を反転させようとした、
・・・猫と予言者。
"迷走している"{錯覚}、は、
現実に存在していない。
――ただ、灯りが美しいだけ、
蜘蛛の石を掴めないまま、
似せた烏の空砲を鳴らす、
・・・占い師たち。
雲の意思解らないまま、
視界の斑点を消そうとした、
・・・猫と予言者。
"瞑想している"{骨格}、は、
現実に存在していない。
――ただ、灯りが美しいだけ、
588 ：ラストステップ／A2::::.::::A2：2012/12/27(木) 07:09:38.91 ID:RxSvzRup
その惡意の城では,虚無が,
朝食として出されるって.
降り続くプランクトンの雨,
予報は,また外れたみたい.
不安に揺さぶられたきみを....
抜け殻に閉じ込めてあげよう....
決められたルールを破った時,
重い空気はやっと消えて,
眠り子と絵を描けるんだよ.
その惡夢の中では,死者が,
夕食の席に出てくるって.
啜り泣くアビシニアンの影,
予報は,もう当たらないみたい.
不安に飲み込まれたきみを....
空き箱に押し込んであげよう....
埋められたパールを外した時,
暗い空はようやく晴れて,
冷たい手を繋げるんだよ.
朝食として出されるって.
降り続くプランクトンの雨,
予報は,また外れたみたい.
不安に揺さぶられたきみを....
抜け殻に閉じ込めてあげよう....
決められたルールを破った時,
重い空気はやっと消えて,
眠り子と絵を描けるんだよ.
その惡夢の中では,死者が,
夕食の席に出てくるって.
啜り泣くアビシニアンの影,
予報は,もう当たらないみたい.
不安に飲み込まれたきみを....
空き箱に押し込んであげよう....
埋められたパールを外した時,
暗い空はようやく晴れて,
冷たい手を繋げるんだよ.
589 ：ラストステップ／肺異炉／腫畏炉：2012/12/28(金) 03:36:02.92 ID:y+FE3xj0
右の。頭が痛くなった時、
聞こえてくる夢が怖くて、
右の。通路を見つめながら、
いつまでも震えていたっけ。
コードを纏めておいたのに、
ナイフも棄てておいたのに、
いつの間にか元に戻っていて。
左の。部屋で、笑う、だれか、
右の。翼が落ちていった時、
読めるはずの文字が怖くて、
右の。通路を避けるように、
一人きりで泣いていたっけ。
グラスを洗っておいたのに、
マークも消しておいたのに、
気が付いたら元に戻っていて。
左の。部屋で、笑う、だれか、
聞こえてくる夢が怖くて、
右の。通路を見つめながら、
いつまでも震えていたっけ。
コードを纏めておいたのに、
ナイフも棄てておいたのに、
いつの間にか元に戻っていて。
左の。部屋で、笑う、だれか、
右の。翼が落ちていった時、
読めるはずの文字が怖くて、
右の。通路を避けるように、
一人きりで泣いていたっけ。
グラスを洗っておいたのに、
マークも消しておいたのに、
気が付いたら元に戻っていて。
左の。部屋で、笑う、だれか、
590 ：ラストステップ／囮－罠＝？：2012/12/29(土) 04:33:41.54 ID:uS2BcBX8
燃えたフリをしたカードの、
嘘を暴いてやる、！
痺れたマネをしたプラグの、
嘘を壊してやる、！
【軟体動物。L、L、F。】
顔面を貫通する、綺麗なのに、
何もかもがバラバラの夢。
肉片を咀嚼する、新品なのに、
何もかもがズタズタの夢。
熔けたフリをしたアイスの、
嘘を暴いてやる、！
疲れたマネをしたランプの、
嘘を壊してやる、！
【軟体動物。M、I、S。】
心臓が爆発する、苦しいのに、
何をしてもキラキラの闇。
星屑を切断する、か弱いのに、
何をしてもピカピカの闇。
嘘を暴いてやる、！
痺れたマネをしたプラグの、
嘘を壊してやる、！
【軟体動物。L、L、F。】
顔面を貫通する、綺麗なのに、
何もかもがバラバラの夢。
肉片を咀嚼する、新品なのに、
何もかもがズタズタの夢。
熔けたフリをしたアイスの、
嘘を暴いてやる、！
疲れたマネをしたランプの、
嘘を壊してやる、！
【軟体動物。M、I、S。】
心臓が爆発する、苦しいのに、
何をしてもキラキラの闇。
星屑を切断する、か弱いのに、
何をしてもピカピカの闇。
591 ：ラストステップ／μへ。：2012/12/29(土) 04:36:19.55 ID:uS2BcBX8
わたしを。海宙電灯が、
《神殿》へと導いてくれる。
メヌエットを試聴して、
亡くしたものに、逢いたい。
（亡くしたもの？・・・それは、）
震える、指で書いた文字。
凍てついたまま飛び出して、
追憶へと張り付いたとき。
乱れた、世界が見えるはず、
わたしを。械蟲時計が、
《睡眠》へと導いてくれた。
ビスケットの隙間から、
亡くしたものに、触れたい。
（亡くしたもの？・・・そんな、）
奇妙な、花壇に咲いた華。
目を閉じたまま飛び越えて、
痛覚へと埋め込んだとき。
乱れた、鼓動は止まるはず、
《神殿》へと導いてくれる。
メヌエットを試聴して、
亡くしたものに、逢いたい。
（亡くしたもの？・・・それは、）
震える、指で書いた文字。
凍てついたまま飛び出して、
追憶へと張り付いたとき。
乱れた、世界が見えるはず、
わたしを。械蟲時計が、
《睡眠》へと導いてくれた。
ビスケットの隙間から、
亡くしたものに、触れたい。
（亡くしたもの？・・・そんな、）
奇妙な、花壇に咲いた華。
目を閉じたまま飛び越えて、
痛覚へと埋め込んだとき。
乱れた、鼓動は止まるはず、
LSさん、よいお年を！
594 ：ラストステップ／ホログラムメロン：2012/12/30(日) 03:21:55.35 ID:kIr0kFp8
幻日。あなたを肩に乗せて、
アトリエに行きましょう。
咳は今夜も止まらないけど、
気にしない事にしてるの。
砂糖が時間を教えてくれる、
不思議な時計を。傾けたら、
惡いふたりのシナプスが、
ふわり、と幕を開けていく。
幻日。あなたを膝に乗せて、
イラストを描きましょう。
熱は今夜も下がらないけど、
気にしない事にしてるの。
鼓動が天気を教えてくれる、
不思議な帽子を。被った時、
惡いふたりのシナプスが、
どろり、と外に流れ出す。
アトリエに行きましょう。
咳は今夜も止まらないけど、
気にしない事にしてるの。
砂糖が時間を教えてくれる、
不思議な時計を。傾けたら、
惡いふたりのシナプスが、
ふわり、と幕を開けていく。
幻日。あなたを膝に乗せて、
イラストを描きましょう。
熱は今夜も下がらないけど、
気にしない事にしてるの。
鼓動が天気を教えてくれる、
不思議な帽子を。被った時、
惡いふたりのシナプスが、
どろり、と外に流れ出す。
595 ：ラストステップ／無塵偵察奇／fIG：2012/12/31(月) 10:10:21.46 ID:Xj0mN23O
奇妙な文章を書く少女は、
それを紋章と決め付けて、
涸れ果てた海で。彷徨う。
「ただ神格化されただけの、
人工知能なんて要らない。」
クラウド、それを突き破って、
聳え立つエレンの塔・・・。
クラウド、それは想像よりも、
ずっと弱い膜だった・・・。
奇妙な紋章を知る少女は、
そんな勲章を抱きしめて、
意識の無いまま。揺蕩う。
「まだ透明化されていない、
人工知能なんて要らない。」
マインド、胸に突き刺さって、
痛み出すマリンの塔・・・。
マインド、ここは草原よりも、
ずっと深い夢だった・・・。
それを紋章と決め付けて、
涸れ果てた海で。彷徨う。
「ただ神格化されただけの、
人工知能なんて要らない。」
クラウド、それを突き破って、
聳え立つエレンの塔・・・。
クラウド、それは想像よりも、
ずっと弱い膜だった・・・。
奇妙な紋章を知る少女は、
そんな勲章を抱きしめて、
意識の無いまま。揺蕩う。
「まだ透明化されていない、
人工知能なんて要らない。」
マインド、胸に突き刺さって、
痛み出すマリンの塔・・・。
マインド、ここは草原よりも、
ずっと深い夢だった・・・。
>>593
ぷにゃーん
僕はいつも曲を付けて下さっている作曲様ではないのでふ
勘違いさせてしまいごめんなさい＞＜
そして実をいうと>>39でなのでふ
お待たせしてごめんなさい＞＜
大分前に出来ていたのですが寝かせて静まるのを待っていたのでふ
http://tfpr.org/up/src/up2946.mp3
変な曲でごめんなさい＞＜
後日動画サイト等に公開するかもしれませんがよろしいでがんすか？
とにかく良いお年を！
ぷにゃーん
僕はいつも曲を付けて下さっている作曲様ではないのでふ
勘違いさせてしまいごめんなさい＞＜
そして実をいうと>>39でなのでふ
お待たせしてごめんなさい＞＜
大分前に出来ていたのですが寝かせて静まるのを待っていたのでふ
http://tfpr.org/up/src/up2946.mp3
変な曲でごめんなさい＞＜
後日動画サイト等に公開するかもしれませんがよろしいでがんすか？
とにかく良いお年を！
597 ：ドレミファ名無シド：2012/12/31(月) 19:26:37.20 ID:/+TyjJ5N
とうとう年が変わりますが、休むことなく作品を残し続けてしまいましたね
約一年このスレができてからずっと見てきましたが、ほんとうにすごいの一言です
曲で応援したいところですが、どうやらそっち方面の才能は自分には皆無ですw
ですが、これからもこのスレに通い続けようと思います！
お疲れさまでした。そしてよいお年をお迎えください
約一年このスレができてからずっと見てきましたが、ほんとうにすごいの一言です
曲で応援したいところですが、どうやらそっち方面の才能は自分には皆無ですw
ですが、これからもこのスレに通い続けようと思います！
お疲れさまでした。そしてよいお年をお迎えください
>>596
ありがとうございます。
大変失礼な勘違いをしてしまい、
本当に申し訳ありませんでした・・・。
貴方様にも私の作品を、
形にして頂いたようで、
ありがとうございます。
変な曲という事はまったく無いと思いますよ。
こういったエレクトロニカ的な雰囲気の曲も、
私はとても好きです。また、終わりの部分等、
>>39の世界感を的確に表現されていて、
大変、素晴らしい作品だと思いました。
動画サイトに投稿されるとの事ですが、
全く問題ありませんのでその際は、
是非、よろしくお願いします。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
貴方様も、よいお年をお迎え下さい。
ありがとうございます。
大変失礼な勘違いをしてしまい、
本当に申し訳ありませんでした・・・。
貴方様にも私の作品を、
形にして頂いたようで、
ありがとうございます。
変な曲という事はまったく無いと思いますよ。
こういったエレクトロニカ的な雰囲気の曲も、
私はとても好きです。また、終わりの部分等、
>>39の世界感を的確に表現されていて、
大変、素晴らしい作品だと思いました。
動画サイトに投稿されるとの事ですが、
全く問題ありませんのでその際は、
是非、よろしくお願いします。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
貴方様も、よいお年をお迎え下さい。
>>597
ありがとうございます。
それはひとえに、
私の作品を、形にして下さる作曲様、そして、
私の作品自体に感想を下さる方達のおかげで、
ここまで出来ていると思いますので、本当に感謝の一言です。
どういう形でもそう言って頂けるなら、
それは大変幸せな事だと感じています。
貴方様の様な方に少しでも楽しんで頂ける様に、
拙い作品群ですが、頑張りたいと思いますので、
よろしくお願いします。
本当に、ありがとうございました。
貴方様もよいお年をお迎え下さい。
ありがとうございます。
それはひとえに、
私の作品を、形にして下さる作曲様、そして、
私の作品自体に感想を下さる方達のおかげで、
ここまで出来ていると思いますので、本当に感謝の一言です。
どういう形でもそう言って頂けるなら、
それは大変幸せな事だと感じています。
貴方様の様な方に少しでも楽しんで頂ける様に、
拙い作品群ですが、頑張りたいと思いますので、
よろしくお願いします。
本当に、ありがとうございました。
貴方様もよいお年をお迎え下さい。
600 ：ラストステップ／I'marealscumbag：2013/01/01(火) 01:45:36.56 ID:sxQwJqKy
群衆と交差点の中で、
自分を解剖している、
それが私。・・・ああ、290、
290になりたい。290。大好き。
《振り返る勇気》を問われて、
一目散に逃げ出してから、
もうどれ位経つのでしょうね？
お願い、スプリンクラー！
（私を殺して。）
濁流と破裂音の中で、
自分を焼却している、
それが私。・・・ああ、590、
590に行きたい。590。大好き。
《通ってきた跡》を見られて、
我先にと逃げ出してから、
もうどれ位経つのでしょうね？
お願い、スプリンクラー！
（私を殺して。）
自分を解剖している、
それが私。・・・ああ、290、
290になりたい。290。大好き。
《振り返る勇気》を問われて、
一目散に逃げ出してから、
もうどれ位経つのでしょうね？
お願い、スプリンクラー！
（私を殺して。）
濁流と破裂音の中で、
自分を焼却している、
それが私。・・・ああ、590、
590に行きたい。590。大好き。
《通ってきた跡》を見られて、
我先にと逃げ出してから、
もうどれ位経つのでしょうね？
お願い、スプリンクラー！
（私を殺して。）
601 ：ラストステップ／飛蕾石ユノネクス：2013/01/01(火) 01:47:52.69 ID:sxQwJqKy
途中で止めてしまっていた,
銀色のマーカーで,続きを.
引き出しの奥に隠れていた,
銀色のパステルで,続きを.
....Picturesque world....
あたしのルーツはそこに在る.
[記号]を[塗した]服を着ると,
不思議な感覚がするの.
そして,綺麗な夜....まだ,眠らないけれど.
解き放つのを躊躇っていた,
銀色のレーザーで,続きを.
すべての星に嫌われていた,
銀色のトロッコで,続きを.
....Picturesque world....
あたしのデータはそこに在る.
[迷路]で[創った]空を見ると,
不思議な声が聞こえるの.
お願い,愉しい夜....まだ,明けないでいて.
銀色のマーカーで,続きを.
引き出しの奥に隠れていた,
銀色のパステルで,続きを.
....Picturesque world....
あたしのルーツはそこに在る.
[記号]を[塗した]服を着ると,
不思議な感覚がするの.
そして,綺麗な夜....まだ,眠らないけれど.
解き放つのを躊躇っていた,
銀色のレーザーで,続きを.
すべての星に嫌われていた,
銀色のトロッコで,続きを.
....Picturesque world....
あたしのデータはそこに在る.
[迷路]で[創った]空を見ると,
不思議な声が聞こえるの.
お願い,愉しい夜....まだ,明けないでいて.
602 ：ラストステップ／山楝蛇江麗奈さま：2013/01/02(水) 04:15:55.92 ID:NaQeSIQS
ふつうの針金、錆び付いて、
もう曲がらなくなった針金を、
山楝蛇江麗奈さま。貴女は、
（綺麗な茨、と呼んでいた。）
【そうして、ここに来て、】
火の精霊と同じように・・・
殴られた口を濯ぐとき・・・
火の精霊よりも優しく・・・
腕に輪を嵌めてくれる・・・
ふつうの宝石、溶け出して、
もう止まらなくなった宝石を、
山楝蛇江麗奈さま。貴女は、
（素敵な鎖、と呼んでいた。）
【何度も、ここに来て、】
赫い天使と同じように・・・
折られた翼が痛むとき・・・
赫い天使よりも近くで・・・
胸に手を当ててくれる・・・
もう曲がらなくなった針金を、
山楝蛇江麗奈さま。貴女は、
（綺麗な茨、と呼んでいた。）
【そうして、ここに来て、】
火の精霊と同じように・・・
殴られた口を濯ぐとき・・・
火の精霊よりも優しく・・・
腕に輪を嵌めてくれる・・・
ふつうの宝石、溶け出して、
もう止まらなくなった宝石を、
山楝蛇江麗奈さま。貴女は、
（素敵な鎖、と呼んでいた。）
【何度も、ここに来て、】
赫い天使と同じように・・・
折られた翼が痛むとき・・・
赫い天使よりも近くで・・・
胸に手を当ててくれる・・・
603 ：ドレミファ名無シド：2013/01/03(木) 03:54:33.92 ID:TNf8H7nu
いつもありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、今回私は、
体調を、崩してしまったみたいです。
何とか、投稿は継続したいと思うのですが、
この様な状態なのでそれが出来なかったり、
もし仮に出来たとしても、クオリティの、
低い作品になってしまうかもしれません。
申し訳ありません・・・。
大変申し訳ないのですが、今回私は、
体調を、崩してしまったみたいです。
何とか、投稿は継続したいと思うのですが、
この様な状態なのでそれが出来なかったり、
もし仮に出来たとしても、クオリティの、
低い作品になってしまうかもしれません。
申し訳ありません・・・。
何度も、大変申し訳ありません。
下げ忘れてしまいました・・・。
下げ忘れてしまいました・・・。
605 ：ラストステップ／1Fの塔／4Fにて：2013/01/05(土) 00:11:10.72 ID:+r1OS+S6
異世界の片側だけ。と、
電話が繋がっているわ。
耳障りな子供の声。に、
鼓膜を削り取られながら。
ずっと追っていた蝶の星が。
もう少しで死んでしまうの。
けれどいつまでも蝶の星は、
眠る、動作すら、見せない、
異世界の片側だけ。が、
ここに流れ込んでくるわ。
吐気のする子供の声。に、
血液を抜き取られながら。
ずっと抱いていた蝶の星が。
たった今死んだところなの。
なのに遺されたその欠片は、
眠る、動作すら、見せない、
電話が繋がっているわ。
耳障りな子供の声。に、
鼓膜を削り取られながら。
ずっと追っていた蝶の星が。
もう少しで死んでしまうの。
けれどいつまでも蝶の星は、
眠る、動作すら、見せない、
異世界の片側だけ。が、
ここに流れ込んでくるわ。
吐気のする子供の声。に、
血液を抜き取られながら。
ずっと抱いていた蝶の星が。
たった今死んだところなの。
なのに遺されたその欠片は、
眠る、動作すら、見せない、
606 ：ラストステップ／Mefewdicultibit：2013/01/06(日) 00:28:03.04 ID:ojUY3zzx
クリームに沈む器の底に、
何が溜まって凍るのか、と、
・・・覗き込んだ私たち。
（何もない）（本当、に）
（本当にそこには何もない）
宇宙と似て非なる黒い粒を、
砂糖【として】紅茶に入れて。
・・・それで良かったんだ。きっと！
クリームを弾く器の泡に、
何が映って凍るのか、と、
・・・触ってみた私たち。
（何かある）（本当、に）
（本当に淡い何かがある）
宇宙に追い付いた白い粒を、
砂糖【にして】紅茶と混ぜて。
・・・それで良かったんだ。きっと！
何が溜まって凍るのか、と、
・・・覗き込んだ私たち。
（何もない）（本当、に）
（本当にそこには何もない）
宇宙と似て非なる黒い粒を、
砂糖【として】紅茶に入れて。
・・・それで良かったんだ。きっと！
クリームを弾く器の泡に、
何が映って凍るのか、と、
・・・触ってみた私たち。
（何かある）（本当、に）
（本当に淡い何かがある）
宇宙に追い付いた白い粒を、
砂糖【にして】紅茶と混ぜて。
・・・それで良かったんだ。きっと！
607 ：ラストステップ／虫の息／toG：2013/01/06(日) 00:32:27.90 ID:ojUY3zzx
未完成の迷路に撒かれた、
虹色に染まるくすりの粉。
嫌われながら歩いていく、
魔の手に、捕まる前に――
コーリィ、殺気を消して。
（気付かれてしまうから。）
ルーラー、怖がらないで。
（あたしが傍にいるから。）
未完成の廃墟によく似た、
精神に溶けるくすりの粉。
嫌われながら泳いでいく、
毒牙に、噛まれる前に――
コーリィ、出て行かないで。
（気付かれてしまうのに。）
ルーラー、目を閉じないで。
（あたしが傍にいたのに。）
虹色に染まるくすりの粉。
嫌われながら歩いていく、
魔の手に、捕まる前に――
コーリィ、殺気を消して。
（気付かれてしまうから。）
ルーラー、怖がらないで。
（あたしが傍にいるから。）
未完成の廃墟によく似た、
精神に溶けるくすりの粉。
嫌われながら泳いでいく、
毒牙に、噛まれる前に――
コーリィ、出て行かないで。
（気付かれてしまうのに。）
ルーラー、目を閉じないで。
（あたしが傍にいたのに。）
スレチかもしれないが、ちょっと作詞屋さんにお願いがあります
「動物化するポストモダン」というタイトルの歌詞を作ってもらえないでしょうか？
「動物化するポストモダン」とは、ある思想家の著書のタイトルで、その著書の二次創作の曲を作りたいということです。
なので、その著書の内容を反映した歌詞にしてほしいです。
といっても、読者でなければ内容がわからないと思うので、簡単に内容を説明。
「
・近代以降の人間は動物化している
・例えばオタクの消費するアニメの傾向にそれが表れている
・昔のオタク達は壮大な物語を消費し、その物語を通して深みに触れようとしていた
・それに対し、最近のオタクはそのような深みの追求よりも、表面的な記号のみの消費に向かう傾向が高まっている
動物化する現状に対して、肯定的とも否定的ともとれないニュアンスで批評することが可能。
つまり、表面的な記号だけに満足するのは快楽に溺れる動物であるという否定的批判がある一方で、
近代の人間は人工的な価値観や仕組みの中で生きており、多少の動物性を取り戻すことは、むしろ「人工的な何かが行き過ぎたがゆえに起こる潜在的危機」に陥ることを回避するという肯定も可能。
」
歌詞の内容も、そのような不思議な中間的なニュアンスにしてほしいです。
感情論とも理論（理性）とも取れる感じ。また、肯定でも否定でもない。そういう感じ。
気に入った歌詞が投稿されれば音にさせてほしいと思っています。
「動物化するポストモダン」というタイトルの歌詞を作ってもらえないでしょうか？
「動物化するポストモダン」とは、ある思想家の著書のタイトルで、その著書の二次創作の曲を作りたいということです。
なので、その著書の内容を反映した歌詞にしてほしいです。
といっても、読者でなければ内容がわからないと思うので、簡単に内容を説明。
「
・近代以降の人間は動物化している
・例えばオタクの消費するアニメの傾向にそれが表れている
・昔のオタク達は壮大な物語を消費し、その物語を通して深みに触れようとしていた
・それに対し、最近のオタクはそのような深みの追求よりも、表面的な記号のみの消費に向かう傾向が高まっている
動物化する現状に対して、肯定的とも否定的ともとれないニュアンスで批評することが可能。
つまり、表面的な記号だけに満足するのは快楽に溺れる動物であるという否定的批判がある一方で、
近代の人間は人工的な価値観や仕組みの中で生きており、多少の動物性を取り戻すことは、むしろ「人工的な何かが行き過ぎたがゆえに起こる潜在的危機」に陥ることを回避するという肯定も可能。
」
歌詞の内容も、そのような不思議な中間的なニュアンスにしてほしいです。
感情論とも理論（理性）とも取れる感じ。また、肯定でも否定でもない。そういう感じ。
気に入った歌詞が投稿されれば音にさせてほしいと思っています。
>>608
ありがとうございます。
貴方様の御依頼について、
私が作品製作するのは全く問題ないのですが、
表現方法は、極めて捻くれていると思います。
それでも構わないと言って下さるなら、拙いながらも、
やらせて頂きたいと、思うのですが、如何でしょうか。
また、仮に、お引き受けさせて頂いた場合、
そのタイトルの前に「ラストステップ／」と、
この言葉だけは追加させて頂きたいのですが、
これも、宜しいのでしょうか。色々と、
尋ねてばかりで大変申し訳ありません。
ありがとうございます。
貴方様の御依頼について、
私が作品製作するのは全く問題ないのですが、
表現方法は、極めて捻くれていると思います。
それでも構わないと言って下さるなら、拙いながらも、
やらせて頂きたいと、思うのですが、如何でしょうか。
また、仮に、お引き受けさせて頂いた場合、
そのタイトルの前に「ラストステップ／」と、
この言葉だけは追加させて頂きたいのですが、
これも、宜しいのでしょうか。色々と、
尋ねてばかりで大変申し訳ありません。
>>609
タイトルはあれにこだわらなくても、何でもいいと思います。
というか、私の方から要求を突きつけるのは、円滑なコラボや自由な発想を妨げてしまう気がしています。
変な話ですが、お互いが原案を中心に好き勝手にやっていくのがいいと思います。
もちろん相手の著作権を尊重した上でです。作者名を表記するとか、改変する際は許可をとるとかすれば、それでいいと思います。
あと、私は１つのネタを持ち込んだという立場に過ぎません。
もし、そのネタに興味があれば参加してほしいし、そうでなければスルーしてほしいです。
その代わりに私の方も、応募作品に対して、無理に何かをするという義務は持ちたくありません。
歌詞を読んで音が浮かべば曲を付けたいし、そうでなければそれまでです。
せっかく歌詞を書いて下さったのだから何かしなくては、という気持ちで無理やり作品を作りたくないということです。
だから、お互いに謙らないでいきたいです。
タイトルはあれにこだわらなくても、何でもいいと思います。
というか、私の方から要求を突きつけるのは、円滑なコラボや自由な発想を妨げてしまう気がしています。
変な話ですが、お互いが原案を中心に好き勝手にやっていくのがいいと思います。
もちろん相手の著作権を尊重した上でです。作者名を表記するとか、改変する際は許可をとるとかすれば、それでいいと思います。
あと、私は１つのネタを持ち込んだという立場に過ぎません。
もし、そのネタに興味があれば参加してほしいし、そうでなければスルーしてほしいです。
その代わりに私の方も、応募作品に対して、無理に何かをするという義務は持ちたくありません。
歌詞を読んで音が浮かべば曲を付けたいし、そうでなければそれまでです。
せっかく歌詞を書いて下さったのだから何かしなくては、という気持ちで無理やり作品を作りたくないということです。
だから、お互いに謙らないでいきたいです。
>>610
ありがとうございます。
承知致しました。貴方様の仰る通りだと思います。それでは、
>>608の内容をベースにして、製作してみようと思うのですが、
作品の「個数」は、単品で良いのでしょうか、
それとも複数製作した方が良いのでしょうか。
何度も質問ばかりして大変申し訳ありません。
作品製作をしたからといって、必ずしもそれに曲が付く訳等無い事は、
私も充分理解しています。なのでもし貴方様が、製作した私の作品を、
全て気に入らなくても、全く問題はありません。
著作権等に関して私はあまり主張する気はありませんので、
タイトルの頭に「ラストステップ／」さえ付けて頂ければ、
改変・作者名の表記等は、ご自由にして頂いても結構です。
ありがとうございます。
承知致しました。貴方様の仰る通りだと思います。それでは、
>>608の内容をベースにして、製作してみようと思うのですが、
作品の「個数」は、単品で良いのでしょうか、
それとも複数製作した方が良いのでしょうか。
何度も質問ばかりして大変申し訳ありません。
作品製作をしたからといって、必ずしもそれに曲が付く訳等無い事は、
私も充分理解しています。なのでもし貴方様が、製作した私の作品を、
全て気に入らなくても、全く問題はありません。
著作権等に関して私はあまり主張する気はありませんので、
タイトルの頭に「ラストステップ／」さえ付けて頂ければ、
改変・作者名の表記等は、ご自由にして頂いても結構です。
612 ：ラストステップ／飛穹石ミシエルキ：2013/01/08(火) 02:30:25.18 ID:gdipTqNH
機材たちが深海を漂う,
一度見ただけの夢,17が,
手を伸ばせば掴めそう....
本当に,指先だけ足りない.
（それでも,[それ]はすごく,
すごく温かいのよ,お兄様）
いつか伝説の魚竜に乗って,
最果てまで流れて往きたい.
ミシエルキ....に,刻むまで....
機材だけが草原に残る,
触れた事のない星,55に,
背伸びすれば届きそう....
本当に,爪先だけ足りない.
（それでも,[それ]はとても,
とても綺麗なのよ,お兄様）
いつか伝説の魚竜に乗って,
最果ての夜を照らしてみたい.
ミシエルキ....に,刻むまで....
一度見ただけの夢,17が,
手を伸ばせば掴めそう....
本当に,指先だけ足りない.
（それでも,[それ]はすごく,
すごく温かいのよ,お兄様）
いつか伝説の魚竜に乗って,
最果てまで流れて往きたい.
ミシエルキ....に,刻むまで....
機材だけが草原に残る,
触れた事のない星,55に,
背伸びすれば届きそう....
本当に,爪先だけ足りない.
（それでも,[それ]はとても,
とても綺麗なのよ,お兄様）
いつか伝説の魚竜に乗って,
最果ての夜を照らしてみたい.
ミシエルキ....に,刻むまで....
>>611
候補数に特にこだわりはありません
候補数に特にこだわりはありません
>>613
ありがとうございます。
承知致しました。
では、>>608の題に沿った作品を、幾つか製作したいと思います。
ただ、投稿する作品が、全てそれと言う訳ではありませんので、
そこは解りやすい様に、
私の方から表記します。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
承知致しました。
では、>>608の題に沿った作品を、幾つか製作したいと思います。
ただ、投稿する作品が、全てそれと言う訳ではありませんので、
そこは解りやすい様に、
私の方から表記します。
よろしくお願いします。
615 ：ラストステップ／崩れゆくフォント：2013/01/09(水) 02:08:27.21 ID:WCARoKds
（運転手なんていなくても、
私は大丈夫。）そう言って、
狭い庭園を駆け回っていた、
―――私の、
銀の廃車―――。
世界は見違えるほど、
綺麗になったというのに。
ここにだけ、まだ、涙があるの、
（訪問者なんていなくても、
私は大丈夫。）そう言って、
寂れた部屋を駆け回っていた、
―――私の、
銀の廃盤―――。
誰も追い付けないほど、
遠くまで来たというのに。
涙が、まだ、消えてくれないの、
私は大丈夫。）そう言って、
狭い庭園を駆け回っていた、
―――私の、
銀の廃車―――。
世界は見違えるほど、
綺麗になったというのに。
ここにだけ、まだ、涙があるの、
（訪問者なんていなくても、
私は大丈夫。）そう言って、
寂れた部屋を駆け回っていた、
―――私の、
銀の廃盤―――。
誰も追い付けないほど、
遠くまで来たというのに。
涙が、まだ、消えてくれないの、
616 ：ラストステップ／（無題:A）：2013/01/09(水) 02:10:43.17 ID:WCARoKds
いつも一人....独りで,
隙間もなく貼られたシールを,
剥がしていくのが好きだった.
{空白}を作るようにして!
....それだけで良かったのに,
神さま.あたしのチップ9／は.
いつの間にか,シールの色が,
気になって仕方ないのです....
ずっと一人....独りで,
複雑な路地裏にランプを,
燈していくのが好きだった.
{空欄}を埋めるようにして!
....それだけで良かったのに,
神さま.あたしのコード8／は.
いつの間にか,ランプの色を,
気にしてばかりいるのです....
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
隙間もなく貼られたシールを,
剥がしていくのが好きだった.
{空白}を作るようにして!
....それだけで良かったのに,
神さま.あたしのチップ9／は.
いつの間にか,シールの色が,
気になって仕方ないのです....
ずっと一人....独りで,
複雑な路地裏にランプを,
燈していくのが好きだった.
{空欄}を埋めるようにして!
....それだけで良かったのに,
神さま.あたしのコード8／は.
いつの間にか,ランプの色を,
気にしてばかりいるのです....
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
617 ：ラストステップ／初夏／咳き込む塔：2013/01/10(木) 15:45:51.54 ID:0VzwlULy
傷を負って吊り下げられた,
貴女の足.と.窓に,映る,
鮟鱇の光を見て.わたしは,
....泣いてしまった.
（いつからか,ジェット気流に....）
鍵の雨が降り始めて.膨大な,
膨大な数のその中へと―――
濡れるために【外】に,往く,
....それが,冒険.
傷を縫って追いかけて来た,
貴女の足.と.床に,映る,
恒星の光を見て.わたしは,
....泣いてしまった.
（そしてまた,ジェット気流と....）
鍵の街が騒ぎ始めて.限りなく,
限りなく遠い金属片を―――
掴むために【部屋】を,発つ,
....それが,冒険.
貴女の足.と.窓に,映る,
鮟鱇の光を見て.わたしは,
....泣いてしまった.
（いつからか,ジェット気流に....）
鍵の雨が降り始めて.膨大な,
膨大な数のその中へと―――
濡れるために【外】に,往く,
....それが,冒険.
傷を縫って追いかけて来た,
貴女の足.と.床に,映る,
恒星の光を見て.わたしは,
....泣いてしまった.
（そしてまた,ジェット気流と....）
鍵の街が騒ぎ始めて.限りなく,
限りなく遠い金属片を―――
掴むために【部屋】を,発つ,
....それが,冒険.
ありがとうございます。
とりあえず鍵盤に向かってみようと思います。
何か形になればまた知らせます
とりあえず鍵盤に向かってみようと思います。
何か形になればまた知らせます
620 ：ラストステップ／（無題:B）：2013/01/11(金) 08:35:38.15 ID:QZhdx/FX
ドリス。鏡を粉々にして、
君にプレゼントしてあげよう。
それで本物が映るはずなのに。
どうしてそんなに怒っているの？
自分の手も動かせないくらい、
変形、してしまった、ドリス。
誰ひとり惡く無いのだけれど、
言葉は。喉に引っ付いたまま、
クレア。鏡を熱で溶かして、
君のグラスに注いであげよう。
それで真実が解るというのに。
どうしてそんなに怯えているの？
自分の眼も動かせないほどに、
凍結、してしまった、クレア。
嘘はどこにも無いのだけれど、
言葉が。喉を引っ掻いている、
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
君にプレゼントしてあげよう。
それで本物が映るはずなのに。
どうしてそんなに怒っているの？
自分の手も動かせないくらい、
変形、してしまった、ドリス。
誰ひとり惡く無いのだけれど、
言葉は。喉に引っ付いたまま、
クレア。鏡を熱で溶かして、
君のグラスに注いであげよう。
それで真実が解るというのに。
どうしてそんなに怯えているの？
自分の眼も動かせないほどに、
凍結、してしまった、クレア。
嘘はどこにも無いのだけれど、
言葉が。喉を引っ掻いている、
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
621 ：ラストステップ／飛乂石ネムバレム：2013/01/11(金) 08:40:00.09 ID:QZhdx/FX
どう考えても不思議なのは、
歯の生えた無数の砥石たち。
どう考えても解せないまま、
何となく部屋に飾ってみる。
《未知の場所。その信号、》
弾ける音がした。不要な物が、
全て吸い込まれて行く刻、に！
弾ける色を見た。不要な物が、
全て吸い込まれて行く夜、に！
幾ら眺めても慣れないのは、
眼を開けた無数の樹木たち。
何度眺めても慣れないまま、
無重力部屋に浮かべてみる。
《未知の場所。その真空、》
蕩ける味がした。不要な物を、
全て書き換えたそのあと、で！
蕩ける影を見た。不要な物を、
全て書き換えて出来た星、で！
歯の生えた無数の砥石たち。
どう考えても解せないまま、
何となく部屋に飾ってみる。
《未知の場所。その信号、》
弾ける音がした。不要な物が、
全て吸い込まれて行く刻、に！
弾ける色を見た。不要な物が、
全て吸い込まれて行く夜、に！
幾ら眺めても慣れないのは、
眼を開けた無数の樹木たち。
何度眺めても慣れないまま、
無重力部屋に浮かべてみる。
《未知の場所。その真空、》
蕩ける味がした。不要な物を、
全て書き換えたそのあと、で！
蕩ける影を見た。不要な物を、
全て書き換えて出来た星、で！
622 ：ラストステップ／Qhkkkisuz Hole5：2013/01/12(土) 03:46:26.41 ID:QsCvfVpR
ゆう闇から突き出たペンは,
水.だけに書ける不思議な物.
洗脳してあげるわ.貴女,が,
二度と口答えしないように,
【キムリック.その跳躍の軌道は,】
....逆さまの月によく似ていて....
何かを伝えるにしたって,ね,
わたしは喉が使えないのよ.
だから（人形）が必要だった,
くら闇から掠めたペンで,
水。の膜に文字を書いてみる.
洗脳して頂戴.わたし,の,
自我を壊しても構わないから.
【ラグドール.その疾走の軌道は,】
....二個目の月によく似ていて....
何かに掴まるにしたって,ね,
この腕はもう使えないのよ.
だから（人形）が必要だった,
水.だけに書ける不思議な物.
洗脳してあげるわ.貴女,が,
二度と口答えしないように,
【キムリック.その跳躍の軌道は,】
....逆さまの月によく似ていて....
何かを伝えるにしたって,ね,
わたしは喉が使えないのよ.
だから（人形）が必要だった,
くら闇から掠めたペンで,
水。の膜に文字を書いてみる.
洗脳して頂戴.わたし,の,
自我を壊しても構わないから.
【ラグドール.その疾走の軌道は,】
....二個目の月によく似ていて....
何かに掴まるにしたって,ね,
この腕はもう使えないのよ.
だから（人形）が必要だった,
623 ：ラストステップ／麝香：2013/01/13(日) 03:17:13.24 ID:XGzSXAzF
行き場のない魂たちが、
崩れ落ちるようにして、
（渋滞を、）起こしている。
これらを、羽の生えた鎖で、
纏めるにはどうすれば・・・？
堕落した日に風が吹くとき。
歪んでいるか判らないけれど、
私の車輪は、もう止まらない！
逃げ場を見つけた夢たちが、
折り重なるようにして、
（氾濫を、）起こしている。
いつから、魔物は夜の森に、
棲むようになったのか・・・？
堕落した日を蹴り飛ばすとき。
穢れていても大丈夫と言う、
私の車輪に、灯りは要らない！
崩れ落ちるようにして、
（渋滞を、）起こしている。
これらを、羽の生えた鎖で、
纏めるにはどうすれば・・・？
堕落した日に風が吹くとき。
歪んでいるか判らないけれど、
私の車輪は、もう止まらない！
逃げ場を見つけた夢たちが、
折り重なるようにして、
（氾濫を、）起こしている。
いつから、魔物は夜の森に、
棲むようになったのか・・・？
堕落した日を蹴り飛ばすとき。
穢れていても大丈夫と言う、
私の車輪に、灯りは要らない！
624 ：ラストステップ／（無題:C）：2013/01/13(日) 03:21:25.27 ID:XGzSXAzF
幾つかあるパターンの中から,
見たこともない獣が産まれた.
安心しないで.これから先も,
進化し続けていくのだから,
"ビーム状の星が珍しくて"
"全員がそれを描き始めて"
同じような事だけしている,
とてもすてきな,獣たち....
その永久パターンの街から,
居るはずのない獣が出てきた.
絶望しないで.ここから後は,
退化していくだけなのだから,
"ビーム状の星に息を飲んで"
"誰も彼もそれを撮り出して"
同じような真似を繰り返す,
とてもかわいい,獣たち....
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
見たこともない獣が産まれた.
安心しないで.これから先も,
進化し続けていくのだから,
"ビーム状の星が珍しくて"
"全員がそれを描き始めて"
同じような事だけしている,
とてもすてきな,獣たち....
その永久パターンの街から,
居るはずのない獣が出てきた.
絶望しないで.ここから後は,
退化していくだけなのだから,
"ビーム状の星に息を飲んで"
"誰も彼もそれを撮り出して"
同じような真似を繰り返す,
とてもかわいい,獣たち....
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
625 ：ラストステップ／（無題:D）：2013/01/14(月) 06:06:22.64 ID:FQH/+kYV
プログラマーは空を知らない,
蒼い月が出ていることさえも.
エンジニアは睡魔を知らない,
無限に回っていることさえも.
....夜鷹は言った....(それでもいい)って.
あたしは何も言い返せず,に,
摩天楼←を→見下ろしている.
泣くのを,ずっと堪えながら.
プログラマーは窓を閉じない,
赫い月に変わったというのに.
エンジニアは両目を閉じない,
何度も光っているというのに.
....珊瑚は言った....(それではだめ)って.
あたしは瞬きもしないま,ま,
時計台→に←腰掛けている.
泣くのを,ずっと堪えながら.
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
蒼い月が出ていることさえも.
エンジニアは睡魔を知らない,
無限に回っていることさえも.
....夜鷹は言った....(それでもいい)って.
あたしは何も言い返せず,に,
摩天楼←を→見下ろしている.
泣くのを,ずっと堪えながら.
プログラマーは窓を閉じない,
赫い月に変わったというのに.
エンジニアは両目を閉じない,
何度も光っているというのに.
....珊瑚は言った....(それではだめ)って.
あたしは瞬きもしないま,ま,
時計台→に←腰掛けている.
泣くのを,ずっと堪えながら.
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
626 ：ラストステップ／eGginR-s2dq：2013/01/15(火) 02:20:47.60 ID:SNr40qv9
アクエリアスを雲に混ぜて、
《甘い》雨を作ってみたい。
こんな単純な嘘。だったら、
どこまで深くてもいいって。
幻想の祭壇／より／過去に、
心臓、だけ持って行くとき、
その鼓動を止めないために。
何か浸すものを探していた、
甘い雨のような、液体、を！
プロメチウムを雲に溶いて、
《光る》雨を作ってみたい。
これが難解な夢。だったら、
だれにも解けない気がする。
架空の神殿／より／未来に、
心臓、だけ置いて行くとき、
その記憶を忘れないために。
何か浸すものを探していた、
光る雨のような、液体、を！
《甘い》雨を作ってみたい。
こんな単純な嘘。だったら、
どこまで深くてもいいって。
幻想の祭壇／より／過去に、
心臓、だけ持って行くとき、
その鼓動を止めないために。
何か浸すものを探していた、
甘い雨のような、液体、を！
プロメチウムを雲に溶いて、
《光る》雨を作ってみたい。
これが難解な夢。だったら、
だれにも解けない気がする。
架空の神殿／より／未来に、
心臓、だけ置いて行くとき、
その記憶を忘れないために。
何か浸すものを探していた、
光る雨のような、液体、を！
627 ：ラストステップ／FT'n-MENTAL Ku：2013/01/16(水) 03:21:52.49 ID:Rj/J/9Pw
分裂するねこを追いかけて、
迷路に迷い込んでしまった。
・・・それでも、記念日に、
平行線を掻き乱したこと、
あたしは後悔してないのよ。
オレンジ・トレインに乗って、
銀河の内部へと行きましょう。
どんな楽しいコトがあるのか、
走り終えてからの、お楽しみ。
増殖するねこに誘われて、
迷路の出口を見てしまった。
・・・それでも、二曲目に、
夜想曲を選択したこと、
あたしは後悔してないのよ。
オレンジ・トラックに乗って、
深海の底へと行きましょう。
どんな素敵なユメを見るのか、
泳ぎ終えてからの、お楽しみ。
迷路に迷い込んでしまった。
・・・それでも、記念日に、
平行線を掻き乱したこと、
あたしは後悔してないのよ。
オレンジ・トレインに乗って、
銀河の内部へと行きましょう。
どんな楽しいコトがあるのか、
走り終えてからの、お楽しみ。
増殖するねこに誘われて、
迷路の出口を見てしまった。
・・・それでも、二曲目に、
夜想曲を選択したこと、
あたしは後悔してないのよ。
オレンジ・トラックに乗って、
深海の底へと行きましょう。
どんな素敵なユメを見るのか、
泳ぎ終えてからの、お楽しみ。
628 ：ラストステップ／（無題:E）：2013/01/17(木) 01:42:08.07 ID:KDV6pYSQ
（1mg間違えただけの、）
機械を、誰かが責め続ける。
"それではこの惑星で、
生命維持などできない。"
古いタイプの少女は、腕を。
新しいタイプの少年は、耳を。
それぞれ、交換し。た――――
・・・無意味なことに、気付かないまま。
（1mg間違えただけで、）
機械は、跡形も無く消える。
"これでは大惑星の、
栄養分にもならない。"
古いタイプの兵士は、指を。
新しいタイプの砲台は、足を。
それぞれ、交換し。た――――
・・・無意味なことに、気付かないまま。
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
機械を、誰かが責め続ける。
"それではこの惑星で、
生命維持などできない。"
古いタイプの少女は、腕を。
新しいタイプの少年は、耳を。
それぞれ、交換し。た――――
・・・無意味なことに、気付かないまま。
（1mg間違えただけで、）
機械は、跡形も無く消える。
"これでは大惑星の、
栄養分にもならない。"
古いタイプの兵士は、指を。
新しいタイプの砲台は、足を。
それぞれ、交換し。た――――
・・・無意味なことに、気付かないまま。
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
629 ：ラストステップ／2079-T-V-O-N：2013/01/18(金) 06:29:52.86 ID:4xHuOUbJ
ここから向こうの世界が、
とても綺麗に回っていて、
《首に固定したシャフト》、
それが、振り返れない理由。
魔銃と、そのサテライトを、
全て理解したと信じていた。
魔銃と、そのエネルギーは、
ある地点へと集束していく。
ここから終わった世界が、
今なお綺麗に溶けていて、
《夜に隠されたファイル》、
それが、巻き戻せない理由。
魔剣の、そのパスコードを、
全て暗記したと思っていた。
魔剣の、そのエネルギーが、
私の内部に差し込んでくる。
とても綺麗に回っていて、
《首に固定したシャフト》、
それが、振り返れない理由。
魔銃と、そのサテライトを、
全て理解したと信じていた。
魔銃と、そのエネルギーは、
ある地点へと集束していく。
ここから終わった世界が、
今なお綺麗に溶けていて、
《夜に隠されたファイル》、
それが、巻き戻せない理由。
魔剣の、そのパスコードを、
全て暗記したと思っていた。
魔剣の、そのエネルギーが、
私の内部に差し込んでくる。
630 ：ラストステップ／セーブ・データ：2013/01/18(金) 06:32:54.09 ID:4xHuOUbJ
また（水）が戻っていった、
【空】に向かって緩やかに。
あの子たちは足跡を残すから、
それを辿って、飛んでいくの。
――柔らかい棘を踏まない様に
――どれだけ痛くないとしても
改造。されたヴィオラだけが。
次の宇宙を見つめていた・・・
あたしも、そこで、生きたい、
また（罪）が弾けていった、
【夢】に呼ばれて鮮やかに。
あの子たちは爪痕を残すから、
それを触って、消していくの。
――大切な火を無くさない様に
――どれだけ熱くないとしても
分解。されたヴィオラだけが。
次の宇宙に揺られていた・・・
あたしも、そこで、死にたい、
【空】に向かって緩やかに。
あの子たちは足跡を残すから、
それを辿って、飛んでいくの。
――柔らかい棘を踏まない様に
――どれだけ痛くないとしても
改造。されたヴィオラだけが。
次の宇宙を見つめていた・・・
あたしも、そこで、生きたい、
また（罪）が弾けていった、
【夢】に呼ばれて鮮やかに。
あの子たちは爪痕を残すから、
それを触って、消していくの。
――大切な火を無くさない様に
――どれだけ熱くないとしても
分解。されたヴィオラだけが。
次の宇宙に揺られていた・・・
あたしも、そこで、死にたい、
631 ：ラストステップ／（無題:F）：2013/01/19(土) 03:13:07.94 ID:qwvarDOs
泡の仮面を剥がそうとして、
顔が消えている事を知るの。
どこにも行けなくなる前に、
【記号】だけは刻んでいたい。
いつから、飴の蝶だけを、
飼う様になったのでしょうか？
神の甘さと、引き換えに、
砂より脆くなったというのに。
泡の仮面を捨てようとして、
腕が溶けている事を知るの。
貴女も同じ夜にいるのね、
【記号】だけが刻まれた夜に。
いつから、炎の眼だけを、
好く様になったのでしょうか？
その輝きと、引き換えに、
月より遠くなったというのに。
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
顔が消えている事を知るの。
どこにも行けなくなる前に、
【記号】だけは刻んでいたい。
いつから、飴の蝶だけを、
飼う様になったのでしょうか？
神の甘さと、引き換えに、
砂より脆くなったというのに。
泡の仮面を捨てようとして、
腕が溶けている事を知るの。
貴女も同じ夜にいるのね、
【記号】だけが刻まれた夜に。
いつから、炎の眼だけを、
好く様になったのでしょうか？
その輝きと、引き換えに、
月より遠くなったというのに。
※この作品は、>>608様が希望された内容をベースに製作したものです。
いつもありがとうございます。
上記の作品をもって、とりあえず、
608様の題材を元にした作品製作は、
終了とさせて頂きたいと思います。
もし、気に入った作品等があれば、
ご自由に使って頂いて、結構です。
私の未熟な力では満足いくものを、
提供できなかったかもしれません。
ですが、こういった題材を頂いて、
そこから作品製作するというのは、
私にとって新鮮で楽しかったです。
このような機会を設けて下さって、
本当に、ありがとうございました。
上記の作品をもって、とりあえず、
608様の題材を元にした作品製作は、
終了とさせて頂きたいと思います。
もし、気に入った作品等があれば、
ご自由に使って頂いて、結構です。
私の未熟な力では満足いくものを、
提供できなかったかもしれません。
ですが、こういった題材を頂いて、
そこから作品製作するというのは、
私にとって新鮮で楽しかったです。
このような機会を設けて下さって、
本当に、ありがとうございました。
633 ：ラストステップ／クーラーの塔／9：2013/01/20(日) 02:45:14.03 ID:S9zHQ1CV
2億本の排気ダクトから,
同じ液体が流れ込むとき,
祈り,は底にまで響くらしい.
"きれいな星を下さい"って,
（わたしの隣で声がした.）
それから何を囁いても,
ファイアサラマンダーは,
手の甲に乗って眠るだけ....
2億本の排気ダクトから,
違う液体が流れ出すまで,
嘘,は喉を経由しないらしい.
"きれいな肺を下さい"って,
（わたしの後ろで声がした.）
そのあと幾ら抱きしめても,
ファイアサラマンダーは,
手の中に座って鳴くだけ....
同じ液体が流れ込むとき,
祈り,は底にまで響くらしい.
"きれいな星を下さい"って,
（わたしの隣で声がした.）
それから何を囁いても,
ファイアサラマンダーは,
手の甲に乗って眠るだけ....
2億本の排気ダクトから,
違う液体が流れ出すまで,
嘘,は喉を経由しないらしい.
"きれいな肺を下さい"って,
（わたしの後ろで声がした.）
そのあと幾ら抱きしめても,
ファイアサラマンダーは,
手の中に座って鳴くだけ....
634 ：ラストステップ／飛蝕石エトライネ：2013/01/21(月) 07:18:27.57 ID:6fMN14Ly
何かを形にしようとして、
牢獄でキューブを見つけた夜。
突き落とされた精神体は、
まだそこで兵器を探している。
【奇妙な編み方で組まれた、
すてきなロウプをあげよう。】
足の付かない真っ黒な海が、
怖くてたまらなくなって―――
その刻、初めて、魔行機を見る。
歪んだ空を戻そうとして、
牢獄にキューブを落とした夜。
置いて行かれた精神体が、
まだそこで楽器を奏でている。
【不思議な素材で作られた、
すてきなテイプをあげよう。】
手の届かない真っ赤な果実が、
欲しくてたまらなくなって―――
その刻、最初の、魔光機を見る。
牢獄でキューブを見つけた夜。
突き落とされた精神体は、
まだそこで兵器を探している。
【奇妙な編み方で組まれた、
すてきなロウプをあげよう。】
足の付かない真っ黒な海が、
怖くてたまらなくなって―――
その刻、初めて、魔行機を見る。
歪んだ空を戻そうとして、
牢獄にキューブを落とした夜。
置いて行かれた精神体が、
まだそこで楽器を奏でている。
【不思議な素材で作られた、
すてきなテイプをあげよう。】
手の届かない真っ赤な果実が、
欲しくてたまらなくなって―――
その刻、最初の、魔光機を見る。
635 ：ラストステップ／白肉障：2013/01/21(月) 07:24:53.15 ID:6fMN14Ly
指から、滑り落ちた電球。
溶けた琥珀の貯まり場に、
散らばって。別の灯りと化す。
人魚のような機械に乗ったら、
どこへでも行けるのよ、Ｒ。
"天体"にも種類があって、
あたし達が選んだ、のは、
・・・葡萄の味の大恒星！
背骨を、通り抜けた電飾。
溶けた琥珀と木漏れ陽に、
巻き付いて。別の灯りと化す。
生き物みたいな闇を抜けたら、
どこまでも行けるのよ、Ｒ。
"銀河"にも種類があって、
あたし達が目指した、のは、
・・・斑点模様の大星雲！
溶けた琥珀の貯まり場に、
散らばって。別の灯りと化す。
人魚のような機械に乗ったら、
どこへでも行けるのよ、Ｒ。
"天体"にも種類があって、
あたし達が選んだ、のは、
・・・葡萄の味の大恒星！
背骨を、通り抜けた電飾。
溶けた琥珀と木漏れ陽に、
巻き付いて。別の灯りと化す。
生き物みたいな闇を抜けたら、
どこまでも行けるのよ、Ｒ。
"銀河"にも種類があって、
あたし達が目指した、のは、
・・・斑点模様の大星雲！
636 ：ラストステップ／天邪鬼な槍、嫩：2013/01/22(火) 04:05:00.81 ID:gMLMY26k
それを解明しようとして、
それに飲み込まれた果てに、
それと同じになってしまった、
冒険者たちの十字架に、
刻むべき言葉が浮かばな、・・・くて、
どれだけ瞼を縫い合わせても、
深層階には、届かなかった。
必要だったものがその後で、
心電図へと、姿を変える。
それを崇拝しようとして、
それに取り込まれた果てに、
それの一部と化してしまった、
祈祷師たちの頭蓋骨に、
捧ぐべき言葉が出てこな、・・・くて、
どれだけ翼を貼り合わせても、
高層階まで、届かなかった。
最期まで綺麗だった右手が、
天球儀へと、再生していく。
それに飲み込まれた果てに、
それと同じになってしまった、
冒険者たちの十字架に、
刻むべき言葉が浮かばな、・・・くて、
どれだけ瞼を縫い合わせても、
深層階には、届かなかった。
必要だったものがその後で、
心電図へと、姿を変える。
それを崇拝しようとして、
それに取り込まれた果てに、
それの一部と化してしまった、
祈祷師たちの頭蓋骨に、
捧ぐべき言葉が出てこな、・・・くて、
どれだけ翼を貼り合わせても、
高層階まで、届かなかった。
最期まで綺麗だった右手が、
天球儀へと、再生していく。
637 ：ラストステップ／Nnwmmuu.Bussky.：2013/01/23(水) 01:50:58.80 ID:hOJrM5ff
シャム猫は太陽を背負って,
揺らめく砂漠を走っていく.
太陽はテーブルに零れて,
無数の木々へと感染する.
{テトラ,火の少年のよう.}
....身体が痛くならないと,
生きている気がしなかった.
....同じ雨にはもう逢えない,
それを知ったあと,私は....
掃除機は列車よりも速く,
凍てつく砂漠を縦断する.
列車はプラモデルに変わって,
無人の部屋に飾られていく.
{ネオン,水の少女のよう.}
....枯れた草原を見ないと,
生きている気がしなかった.
....同じ星にはもう行けない,
それを知ったとき,私は....
揺らめく砂漠を走っていく.
太陽はテーブルに零れて,
無数の木々へと感染する.
{テトラ,火の少年のよう.}
....身体が痛くならないと,
生きている気がしなかった.
....同じ雨にはもう逢えない,
それを知ったあと,私は....
掃除機は列車よりも速く,
凍てつく砂漠を縦断する.
列車はプラモデルに変わって,
無人の部屋に飾られていく.
{ネオン,水の少女のよう.}
....枯れた草原を見ないと,
生きている気がしなかった.
....同じ星にはもう行けない,
それを知ったとき,私は....
638 ：ラストステップ／SeB88v-4：2013/01/24(木) 09:00:26.36 ID:TIV/fW5l
暗黒。誰もがネジている。
と、認識するその空間、で、
磁石は魔力を蓄えながら、
磁力を魔石に移し替える。
魂。の、はんぶんだけが、
画面の中に埋まったまま。
僕のロケットは熔けていた、
残酷なまでに美しく・・・！
静寂。天使がネムっている。
と、振動するその空間、で、
魔力を磁石と融合させて、
魔石と磁力を一つにする。
魂。の、はんぶんだけが、
不協和音に染まったまま。
僕のロケットは浮いていた、
息を飲む程に美しく・・・！
と、認識するその空間、で、
磁石は魔力を蓄えながら、
磁力を魔石に移し替える。
魂。の、はんぶんだけが、
画面の中に埋まったまま。
僕のロケットは熔けていた、
残酷なまでに美しく・・・！
静寂。天使がネムっている。
と、振動するその空間、で、
魔力を磁石と融合させて、
魔石と磁力を一つにする。
魂。の、はんぶんだけが、
不協和音に染まったまま。
僕のロケットは浮いていた、
息を飲む程に美しく・・・！
639 ：ラストステップ／ベスト・バウンド：2013/01/24(木) 09:03:25.62 ID:TIV/fW5l
赫い線しか無かった舞台に、
たくさんの機械を置いていく。
誰のものかも知らない骨が、
綺麗に朽ちて行けるように。
（こういう景色も、あったんだね。）
逆流してくる、時間の波を、
フラスコの中に誘い込むから。
貴女は今から、507個の、
メトロノームを用意しておいて！
赫い点だけ足りない夜空に、
たくさんの火花を呼び寄せる。
誰のものでも無かった骨が、
笑って朽ちて行けるように。
（こういう景色も、あったんだね。）
拡散していく、時間の粒が、
フラスコの中身を満たすまで。
貴女を囲んだ、507個の、
メトロノームを監視しておいて！
たくさんの機械を置いていく。
誰のものかも知らない骨が、
綺麗に朽ちて行けるように。
（こういう景色も、あったんだね。）
逆流してくる、時間の波を、
フラスコの中に誘い込むから。
貴女は今から、507個の、
メトロノームを用意しておいて！
赫い点だけ足りない夜空に、
たくさんの火花を呼び寄せる。
誰のものでも無かった骨が、
笑って朽ちて行けるように。
（こういう景色も、あったんだね。）
拡散していく、時間の粒が、
フラスコの中身を満たすまで。
貴女を囲んだ、507個の、
メトロノームを監視しておいて！
641 ：ラストステップ／坑魔の塔：2013/01/25(金) 10:35:18.99 ID:HcOOceAI
冷たい砂から探し出した。
数千年前のアンテナ。
鏡の中から見つけ出した。
数万年前のプラズマ。
【出来たばかりの青い石・・・に、】
濡れた背中を拭き終えたあと、
また違った空が見える、の。
アンテナとプラズマを抱えて、
その心音に触れていた、い。
壊れた箱から探し出した。
数億年前のハンドル。
輝く闇から見つけ出した。
数兆年前のスパーク。
【起きたばかりの夢の夜・・・で、】
背中に触れた羽根の向こうが、
また違った空に変わる、の。
ハンドルとスパークを並べて、
その熱源に濡れていた、い。
数千年前のアンテナ。
鏡の中から見つけ出した。
数万年前のプラズマ。
【出来たばかりの青い石・・・に、】
濡れた背中を拭き終えたあと、
また違った空が見える、の。
アンテナとプラズマを抱えて、
その心音に触れていた、い。
壊れた箱から探し出した。
数億年前のハンドル。
輝く闇から見つけ出した。
数兆年前のスパーク。
【起きたばかりの夢の夜・・・で、】
背中に触れた羽根の向こうが、
また違った空に変わる、の。
ハンドルとスパークを並べて、
その熱源に濡れていた、い。
642 ：ラストステップ／メイ・ロン：2013/01/26(土) 05:08:29.73 ID:3Q9/65Vk
複雑に張り巡らされていた、
地下水脈・・・・、二度と、
二度と同じ場所には戻らない。
助手席にいる（蜥蜴たち）が、
ブレーキ／ペダルを圧し折る。
ありがとう。何かに衝突するまで、
私はもう、止まれなくなった。
あとは加速していく感覚だけ・・・！
胡桃色の夢の終わりで見た、
地下水脈・・・・、二度と、
二度と同じ景色には逢えない。
天井にいる（蜥蜴たち）が、
ブレーキ／オイルを飲み干す。
さようなら。幻核と衝突したとき、
曇りもなく、笑っていられた。
それは動力炉が停止するまで・・・！
地下水脈・・・・、二度と、
二度と同じ場所には戻らない。
助手席にいる（蜥蜴たち）が、
ブレーキ／ペダルを圧し折る。
ありがとう。何かに衝突するまで、
私はもう、止まれなくなった。
あとは加速していく感覚だけ・・・！
胡桃色の夢の終わりで見た、
地下水脈・・・・、二度と、
二度と同じ景色には逢えない。
天井にいる（蜥蜴たち）が、
ブレーキ／オイルを飲み干す。
さようなら。幻核と衝突したとき、
曇りもなく、笑っていられた。
それは動力炉が停止するまで・・・！
643 ：ラストステップ／飛肺石エズエスマ：2013/01/27(日) 02:09:11.10 ID:BP1oGLEJ
そんな触り方ではだめ.
とても人見知りの砂が,
逃げてしまうでしょう.
そのあとに残るものと言えば,
骨組みだけになった塔くらい.
顔のないエフェクターと....
ずっと遊んでいたかったのに,
電池を無くしてしまった....
そんな走り方ではだめ.
とても崩れやすい星が,
焦げてしまうでしょう.
そのあとに残るものと言えば,
光沢のないアメジストくらい.
眠らないエフェクターと....
ずっと話していたかったのに,
基板を溶かしてしまった....
とても人見知りの砂が,
逃げてしまうでしょう.
そのあとに残るものと言えば,
骨組みだけになった塔くらい.
顔のないエフェクターと....
ずっと遊んでいたかったのに,
電池を無くしてしまった....
そんな走り方ではだめ.
とても崩れやすい星が,
焦げてしまうでしょう.
そのあとに残るものと言えば,
光沢のないアメジストくらい.
眠らないエフェクターと....
ずっと話していたかったのに,
基板を溶かしてしまった....
644 ：ラストステップ／96 r-Dkusq Meem：2013/01/27(日) 02:11:16.29 ID:BP1oGLEJ
大腿骨複雑骨折が、
これほど素敵だったとは。
大動脈炎症候群が、
これほど素敵だったとは！
魔のＳ字カーブを、
一切の事故も起こすこと無く、
滑りゆく、生きたマチ針たち。
（一体、この光景にどれだけの、
意味があるというのだろうか？）
大骨盤粉砕骨折が、
これほど素敵だったとは。
大動脈弁狭窄群が、
これほど素敵だったとは！
死のＬ字カーブを、
一切の事故も起こすこと無く、
転げゆく、生きたゴム鞠たち。
（一体、この光景にどれだけの、
価値があるというのだろうか？）
これほど素敵だったとは。
大動脈炎症候群が、
これほど素敵だったとは！
魔のＳ字カーブを、
一切の事故も起こすこと無く、
滑りゆく、生きたマチ針たち。
（一体、この光景にどれだけの、
意味があるというのだろうか？）
大骨盤粉砕骨折が、
これほど素敵だったとは。
大動脈弁狭窄群が、
これほど素敵だったとは！
死のＬ字カーブを、
一切の事故も起こすこと無く、
転げゆく、生きたゴム鞠たち。
（一体、この光景にどれだけの、
価値があるというのだろうか？）
645 ：ラストステップ／aaaaaaaapaaaaaa：2013/01/28(月) 02:31:02.66 ID:8WsAj8Hr
擦り減った体の一部？いいえ。
切り取った体の一部？いいえ。
闇はずっと闇のまま。それは、
盲目と呼ぶべき視界。それと、
重たい旋律のヴィオラが、
宮殿に鳴り響いているわ。
演奏者は行方不明、×××。
製作者も行方不明。×××。
飲み込んだ体の一部？いいえ。
差し替えた体の一部？いいえ。
闇はずっと闇に在る。それは、
狂宴と呼ぶべき時間。それと、
壊れたフィドルの音色が、
宮殿を包み込んでいくわ。
演奏者は行方不明、×××。
製作者も行方不明。×××。
切り取った体の一部？いいえ。
闇はずっと闇のまま。それは、
盲目と呼ぶべき視界。それと、
重たい旋律のヴィオラが、
宮殿に鳴り響いているわ。
演奏者は行方不明、×××。
製作者も行方不明。×××。
飲み込んだ体の一部？いいえ。
差し替えた体の一部？いいえ。
闇はずっと闇に在る。それは、
狂宴と呼ぶべき時間。それと、
壊れたフィドルの音色が、
宮殿を包み込んでいくわ。
演奏者は行方不明、×××。
製作者も行方不明。×××。
646 ：ラストステップ／黄金の塔：2013/01/29(火) 01:02:04.78 ID:QNpdzyS/
椅子の上から黄金の塔が、
何かを映し出している。
素粒子8、貧しい太陽、
それぞれを満たす何かを。
《鳥が掴む、ライターの光》
肩が壊れてしまうくらいに。
強く、強く、投げてみたら、
余計に甘くなってしまった。
黄金の塔、の、夢を、また、
膝に並べた黄金の塔が、
誰かをそっと呼び寄せる。
試作機6、怯えた妖精、
くるくると囘る誰かを。
《鳥を囲む、ランタンの光》
夜が壊れてしまうくらいに。
強く、強く、当ててみたら、
眩し過ぎて見えなくなった。
黄金の塔、は、多分、まだ、
何かを映し出している。
素粒子8、貧しい太陽、
それぞれを満たす何かを。
《鳥が掴む、ライターの光》
肩が壊れてしまうくらいに。
強く、強く、投げてみたら、
余計に甘くなってしまった。
黄金の塔、の、夢を、また、
膝に並べた黄金の塔が、
誰かをそっと呼び寄せる。
試作機6、怯えた妖精、
くるくると囘る誰かを。
《鳥を囲む、ランタンの光》
夜が壊れてしまうくらいに。
強く、強く、当ててみたら、
眩し過ぎて見えなくなった。
黄金の塔、は、多分、まだ、
647 ：ラストステップ／ビスフレイム／Υ：2013/01/30(水) 08:17:33.87 ID:Td+ubnan
瞼に二ツの振り子、あたしは、
それのせいでもう眠れないの。
――（水槽に泳）ぐ。泡だけが、
秘密の通路を知っていて、・・・
速ければ速いほど、よかった。
一番押された紅いランプは、
確か、ミュートという名。前。
音を消されてしまった天空、
たぶん、そっちの方が好。き。
瞼に四ツの振り子、あたしは、
それのせいでもう動けないの。
――（虫籠に眠）る。藁だけが、
隠された道を知っていて、・・・
高ければ高いほど、よかった。
一番踏まれた白いラインは、
確か、シェリーという名。前。
色を失くしてしまった窓枠、
たぶん、そっちの方が好。き。
それのせいでもう眠れないの。
――（水槽に泳）ぐ。泡だけが、
秘密の通路を知っていて、・・・
速ければ速いほど、よかった。
一番押された紅いランプは、
確か、ミュートという名。前。
音を消されてしまった天空、
たぶん、そっちの方が好。き。
瞼に四ツの振り子、あたしは、
それのせいでもう動けないの。
――（虫籠に眠）る。藁だけが、
隠された道を知っていて、・・・
高ければ高いほど、よかった。
一番踏まれた白いラインは、
確か、シェリーという名。前。
色を失くしてしまった窓枠、
たぶん、そっちの方が好。き。
648 ：ラストステップ／F-Mindarea71：2013/01/30(水) 08:19:41.86 ID:Td+ubnan
見知らぬ少女と手を繋いで、
渦巻キ模様ニ歪ンダ道。に、
いる。
喋らない機械は要らないと、
機械のように喋り続け。て、
いる。
神呼吸を教えてあげるから、
ここからどこかへ行こうよ。
怪我した少女の腕を縫って、
渦巻キ模様ニ歪ンダ道。を、
踏む。
五月蝿い人形を手に持って、
人形だらけの非道い床。を、
踏む。
潜睡艇に乗せてあげるから、
もう泣くことは無いんだよ。
渦巻キ模様ニ歪ンダ道。に、
いる。
喋らない機械は要らないと、
機械のように喋り続け。て、
いる。
神呼吸を教えてあげるから、
ここからどこかへ行こうよ。
怪我した少女の腕を縫って、
渦巻キ模様ニ歪ンダ道。を、
踏む。
五月蝿い人形を手に持って、
人形だらけの非道い床。を、
踏む。
潜睡艇に乗せてあげるから、
もう泣くことは無いんだよ。
649 ：ラストステップ／Fadon-Drill.s：2013/01/31(木) 02:14:30.55 ID:N6DokMKH
樹海に《居た》のは信号機と、
持ち主の《居ない》朱き指輪。
ただその二人だけだったのに、
もう、それだけで充分でした。
―――迷路から迷路へ。緩やかに。
全てをリセットできる拳銃、
そんな物は欲しくも無いと！
わたしを、導いてくれる、
貴女たちが好きなのです。
腐海に《居た》のは時計草と、
飼い主の《居ない》蒼き硬貨。
ただその二人だけだったのに、
もう、それだけで充分でした。
―――奈落より奈落へ。誰よりも。
全てをリセットできる爆薬、
そんな物は見たくも無いと！
わたしに、星屑をくれた、
貴女たちが好きなのです。
持ち主の《居ない》朱き指輪。
ただその二人だけだったのに、
もう、それだけで充分でした。
―――迷路から迷路へ。緩やかに。
全てをリセットできる拳銃、
そんな物は欲しくも無いと！
わたしを、導いてくれる、
貴女たちが好きなのです。
腐海に《居た》のは時計草と、
飼い主の《居ない》蒼き硬貨。
ただその二人だけだったのに、
もう、それだけで充分でした。
―――奈落より奈落へ。誰よりも。
全てをリセットできる爆薬、
そんな物は見たくも無いと！
わたしに、星屑をくれた、
貴女たちが好きなのです。
650 ：ラストステップ／ キンシ ：2013/02/01(金) 03:07:20.16 ID:PExVdbhd
{棘に隠された処理施設}.
あらゆる廃品がそこに溜まる.
再生はされない....ただ,空へ,
積み上がってゆくだけ.
球体ペリドットを透かして,
もっと近いルートを探すの.
眠りから覚めたどこかの国の,
王妃さまに見て欲しかった,
モニュメントが世界を埋める.
{棘に埋もれた実験室}.
不思議な薬液がそこに溜まる.
反応は起きない....ただ,海へ,
流れ込んでゆくだけ.
硝酸ナトリウムを活かして,
もっと近いルートを探すの.
食事を済ませたどこかの国の,
王妃さまが見てくれていた,
モニュメントが世界を溶かす.
あらゆる廃品がそこに溜まる.
再生はされない....ただ,空へ,
積み上がってゆくだけ.
球体ペリドットを透かして,
もっと近いルートを探すの.
眠りから覚めたどこかの国の,
王妃さまに見て欲しかった,
モニュメントが世界を埋める.
{棘に埋もれた実験室}.
不思議な薬液がそこに溜まる.
反応は起きない....ただ,海へ,
流れ込んでゆくだけ.
硝酸ナトリウムを活かして,
もっと近いルートを探すの.
食事を済ませたどこかの国の,
王妃さまが見てくれていた,
モニュメントが世界を溶かす.
651 ：ラストステップ／海底に棲む友達：2013/02/02(土) 03:14:07.94 ID:1lBARvTt
秘密の箱を開けようとして、
親指だけ吸い込まれていた。
よく注意して見てみないと、
見逃してしまうほどの隙間。
柔らかいフルートを想って、
今から、深い、眠りに落ちる。
柔らかいフルートに適した、
月の、綺麗な、闇になるまで。
他人の本を綴じたくなって、
親指だけで吸い出してみる。
まだ破壊されていなかった、
動くことの無いはずの模型。
柔らかいフルーツを齧って、
今夜も、浅い、眠りに浮かぶ。
柔らかいフルーツに適した、
固く、鋭利な、雨が降るまで。
親指だけ吸い込まれていた。
よく注意して見てみないと、
見逃してしまうほどの隙間。
柔らかいフルートを想って、
今から、深い、眠りに落ちる。
柔らかいフルートに適した、
月の、綺麗な、闇になるまで。
他人の本を綴じたくなって、
親指だけで吸い出してみる。
まだ破壊されていなかった、
動くことの無いはずの模型。
柔らかいフルーツを齧って、
今夜も、浅い、眠りに浮かぶ。
柔らかいフルーツに適した、
固く、鋭利な、雨が降るまで。
652 ：ラストステップ／紡遠神林区：2013/02/03(日) 02:46:13.54 ID:zhYcvyk4
"手の中には別の宇宙がある。"
天使たちを。匿いながら、
絵本に零した言葉《Ｌ》を、
わたしは、独り、信じていた。
骨が時を経て、棘になっても、
《灼熱をばら撒く朝》。
《透明のままの真昼》。
《氷漬けになった夜》。
・・・どれも、必要ない、
"目の奥には別の宇宙がある。"
天使たちが。記憶装置を、
絵本に繋いだ景色《Ｆ》で、
わたしは、独り、泳いでいた。
惡夢から棘と、骨を抜くまで、
《高熱にふらつく朝》。
《体温が消えた真昼》。
《呼吸の不可能な夜》。
・・・全て、抱えていく、
天使たちを。匿いながら、
絵本に零した言葉《Ｌ》を、
わたしは、独り、信じていた。
骨が時を経て、棘になっても、
《灼熱をばら撒く朝》。
《透明のままの真昼》。
《氷漬けになった夜》。
・・・どれも、必要ない、
"目の奥には別の宇宙がある。"
天使たちが。記憶装置を、
絵本に繋いだ景色《Ｆ》で、
わたしは、独り、泳いでいた。
惡夢から棘と、骨を抜くまで、
《高熱にふらつく朝》。
《体温が消えた真昼》。
《呼吸の不可能な夜》。
・・・全て、抱えていく、
653 ：ラストステップ／「k(t)」：2013/02/03(日) 02:47:33.90 ID:zhYcvyk4
役に立たない鉄屑を持って,
輸血,をずっと待っているの.
端子が使えなくなったのは,
貴女が遅いからでは無いのに,
周りの木々を薙ぎ倒しながら,
一つの知識さえ無いまま.
組み替えて作ったそれを,
タイム・マシンと呼んでいた....
数も撃てない電卓を持って,
輸血,をずっと待っているの.
回路が壊れてしまったのも,
貴女が惡いからでは無いのに,
周りの星を切り刻みながら,
説明書さえ読まないまま.
上まで落ちていくことを,
タイム・リープと呼んでいた....
輸血,をずっと待っているの.
端子が使えなくなったのは,
貴女が遅いからでは無いのに,
周りの木々を薙ぎ倒しながら,
一つの知識さえ無いまま.
組み替えて作ったそれを,
タイム・マシンと呼んでいた....
数も撃てない電卓を持って,
輸血,をずっと待っているの.
回路が壊れてしまったのも,
貴女が惡いからでは無いのに,
周りの星を切り刻みながら,
説明書さえ読まないまま.
上まで落ちていくことを,
タイム・リープと呼んでいた....
654 ：ラストステップ／The Nile World：2013/02/04(月) 03:22:38.63 ID:dU4x+N3T
改惡されたストーリーが、
火の海に飲み込まれた刻。
わたしは違う場所にいた、
それこそ無風の聖なる地。
ドレスだけ先に蠢いていて、
肉体はあとから付いていく。
ドレスだけ先に銃殺されて、
人体はあとからへばり付く。
改竄されたエピローグを、
火の滝に突き落とした刻。
わたしが別の部屋で見た、
それこそ無限の聖なる血。
グラスから先に動き始めて、
肉体はそこへと付いていく。
グラスから先に吸収されて、
人体はそこへとすがり付く。
火の海に飲み込まれた刻。
わたしは違う場所にいた、
それこそ無風の聖なる地。
ドレスだけ先に蠢いていて、
肉体はあとから付いていく。
ドレスだけ先に銃殺されて、
人体はあとからへばり付く。
改竄されたエピローグを、
火の滝に突き落とした刻。
わたしが別の部屋で見た、
それこそ無限の聖なる血。
グラスから先に動き始めて、
肉体はそこへと付いていく。
グラスから先に吸収されて、
人体はそこへとすがり付く。
655 ：ラストステップ／ミミック、：2013/02/05(火) 02:36:23.93 ID:8mJBVda4
カーテンの縫い目に沿って、
夢の塊／が、流れている。
邪惡な風にも左右されずに、
呼吸をするための。（爪を。）
失くしてしまったとしても、
――――――私は、死なない。
水槽の底で、自分を食べて、
生きようとした者に逢うまで。
ブロックの裂け目のせいで、
時の塊／が、弾けていく。
歪な邪気にも惑わされずに、
上手く走るための。（腕を。）
失くしてしまったとしても、
――――――私は、死なない。
泡沫の夜に、自分を食べて、
生きようとした者に逢うまで。
夢の塊／が、流れている。
邪惡な風にも左右されずに、
呼吸をするための。（爪を。）
失くしてしまったとしても、
――――――私は、死なない。
水槽の底で、自分を食べて、
生きようとした者に逢うまで。
ブロックの裂け目のせいで、
時の塊／が、弾けていく。
歪な邪気にも惑わされずに、
上手く走るための。（腕を。）
失くしてしまったとしても、
――――――私は、死なない。
泡沫の夜に、自分を食べて、
生きようとした者に逢うまで。
656 ：ラストステップ／価値のない敗北：2013/02/06(水) 03:11:02.66 ID:v3ilBx/a
変化し続ける壁の模様、を。
調べてみて。貴女の睡魔は、
それで綺麗に消え去るから。
今日は何色の義手を付けて、
【ドア】を開けようかしら？
住人たちが目を逸らしていた、
刺し傷だらけの赫い戦車に、
まさか、また、乗れるなんて！
昇華し続ける空の模様、を。
壊してみて。貴女の痛みは、
それで見事に無くなるから。
明日は何色の砂糖に付けて、
【ガム】を食べようかしら？
住人たちに蹴飛ばされながら、
泥水まみれで生きた小猫を、
まさか、また、抱けるなんて！
調べてみて。貴女の睡魔は、
それで綺麗に消え去るから。
今日は何色の義手を付けて、
【ドア】を開けようかしら？
住人たちが目を逸らしていた、
刺し傷だらけの赫い戦車に、
まさか、また、乗れるなんて！
昇華し続ける空の模様、を。
壊してみて。貴女の痛みは、
それで見事に無くなるから。
明日は何色の砂糖に付けて、
【ガム】を食べようかしら？
住人たちに蹴飛ばされながら、
泥水まみれで生きた小猫を、
まさか、また、抱けるなんて！
657 ：ラストステップ／Please,Kill LS：2013/02/06(水) 03:13:45.67 ID:v3ilBx/a
私はドーナツの中に居て、
素敵な夢を見た、と（嘘を着る）。
操縦席もドーナツで埋めた。
夜はまだ来ない。夜はまだ来ない。
いつしか腫れが惡化している、
絡まった腸を引き擦りながら。
それさえ綺麗と言ってくれた、
カラカルを探すのだけれ、ど、
私はハチミツの中に居て、
赫い星が堕ちた、と（嘘を描く）。
操縦席もハチミツで埋めた。
夜はまだ来ない。夜はまだ来ない。
いつしか炎症を起こしている、
大きな羽をばたつかせながら。
それさえ綺麗と褒めてくれた、
カラカルを探すのだけれ、ど、
素敵な夢を見た、と（嘘を着る）。
操縦席もドーナツで埋めた。
夜はまだ来ない。夜はまだ来ない。
いつしか腫れが惡化している、
絡まった腸を引き擦りながら。
それさえ綺麗と言ってくれた、
カラカルを探すのだけれ、ど、
私はハチミツの中に居て、
赫い星が堕ちた、と（嘘を描く）。
操縦席もハチミツで埋めた。
夜はまだ来ない。夜はまだ来ない。
いつしか炎症を起こしている、
大きな羽をばたつかせながら。
それさえ綺麗と褒めてくれた、
カラカルを探すのだけれ、ど、
658 ：ラストステップ／石鹸の塔：2013/02/07(木) 04:04:26.51 ID:yR0PHnVu
線路に足が絡まったあと,
歩くことが出来なくなって,
近付いてくる無人の列車,
そこで.いつも目が覚める.
呼吸をもっと楽にしたいのに,
どうしてか上手くいかない....
闇から伸びた数億の:手:
ひび割れたままの夢の中で,
吐き気をメロンと混ぜて.
魔物に靴を盗まれたあと,
動くことが出来なくなって,
耳に流れ込む胎児の警報,
そこで.いつも目を覚ます.
泣くのを早く終わらせたいのに,
どうしても上手くいかない....
水から伸びた数億の:芽:
割れたまま過ごす日々の中で,
吐き気をボールに乗せて.
歩くことが出来なくなって,
近付いてくる無人の列車,
そこで.いつも目が覚める.
呼吸をもっと楽にしたいのに,
どうしてか上手くいかない....
闇から伸びた数億の:手:
ひび割れたままの夢の中で,
吐き気をメロンと混ぜて.
魔物に靴を盗まれたあと,
動くことが出来なくなって,
耳に流れ込む胎児の警報,
そこで.いつも目を覚ます.
泣くのを早く終わらせたいのに,
どうしても上手くいかない....
水から伸びた数億の:芽:
割れたまま過ごす日々の中で,
吐き気をボールに乗せて.
659 ：ラストステップ／M.q_z(k Green)D：2013/02/08(金) 06:11:50.58 ID:K5frHNjg
空腹。の、果てに、こそ、
ワームホールは存在するの。
偽物。を、売り、付ける、
手品師たちに騙されないで。
《形を変え続ける迷路に、》
《最初から意味などない、》
擬態する扉。失われた鍵。
私たちは「手の中の目」で、
これが夢なのか調べましょう。
絶望。の、果てに、まで、
ルーズリーフは存在するの。
財宝。に、喰らい、つく、
幻術師たちを逃がさないで。
《形を変え続ける線路に、》
《車輪を置く場所はない、》
変色する床。弾かれた翡翠。
私たちは「目の中の火」で、
これが夢なのか調べましょう。
ワームホールは存在するの。
偽物。を、売り、付ける、
手品師たちに騙されないで。
《形を変え続ける迷路に、》
《最初から意味などない、》
擬態する扉。失われた鍵。
私たちは「手の中の目」で、
これが夢なのか調べましょう。
絶望。の、果てに、まで、
ルーズリーフは存在するの。
財宝。に、喰らい、つく、
幻術師たちを逃がさないで。
《形を変え続ける線路に、》
《車輪を置く場所はない、》
変色する床。弾かれた翡翠。
私たちは「目の中の火」で、
これが夢なのか調べましょう。
660 ：ドレミファ名無シド：2013/02/08(金) 18:52:26.39 ID:acwYSTA5
u
661 ：ラストステップ／計算の得意な塔：2013/02/09(土) 08:55:13.14 ID:AIV6dGpb
すぐ誰かに噛み付いてしまう,
幽霊....触れる事も出来ずに,
せめて森に迷い込まないよう,
私は貴女にチェーンを巻くの,
傷は,もう癒えたかしら?裏側,
最期まで見えなかった空で.
水は,もう飲めたかしら?暗黒,
絶対に行けなかった部屋で.
また何かを斬り付けてしまう,
亡霊....腫れた腕を押さえて,
いつか道を踏み外さないよう,
私は世界をミュートにするの,
星は,もう死んだかしら?昏睡,
眠りから覚めなかった者へ.
夜は,もう明けたかしら?終末,
意識を飛ばし続けた場所へ.
幽霊....触れる事も出来ずに,
せめて森に迷い込まないよう,
私は貴女にチェーンを巻くの,
傷は,もう癒えたかしら?裏側,
最期まで見えなかった空で.
水は,もう飲めたかしら?暗黒,
絶対に行けなかった部屋で.
また何かを斬り付けてしまう,
亡霊....腫れた腕を押さえて,
いつか道を踏み外さないよう,
私は世界をミュートにするの,
星は,もう死んだかしら?昏睡,
眠りから覚めなかった者へ.
夜は,もう明けたかしら?終末,
意識を飛ばし続けた場所へ.
662 ：ラストステップ／イヌ：2013/02/09(土) 08:57:23.64 ID:AIV6dGpb
イヌ。不規則な亀裂と、
イヌ。凶器を探し求めて。
イヌ。手足もない体で、
イヌ。ひとり鏡の世界へ。
現時点では――――――、
これが最もベストな体重。
嗤うがいい。飴さえ噛めない、
わたしという貌のバケモノを。
イヌ。不安定な樹脂と、
イヌ。狂気を探し求めて。
イヌ。臓器もない体で、
イヌ。ひとり宇宙の端へ。
現時点では――――――、
これが最もベストな選択。
殴るがいい。砂さえ持てない、
わたしという貌のバケモノを。
イヌ。凶器を探し求めて。
イヌ。手足もない体で、
イヌ。ひとり鏡の世界へ。
現時点では――――――、
これが最もベストな体重。
嗤うがいい。飴さえ噛めない、
わたしという貌のバケモノを。
イヌ。不安定な樹脂と、
イヌ。狂気を探し求めて。
イヌ。臓器もない体で、
イヌ。ひとり宇宙の端へ。
現時点では――――――、
これが最もベストな選択。
殴るがいい。砂さえ持てない、
わたしという貌のバケモノを。
663 ：ラストステップ／The Xnnnnvoguet：2013/02/10(日) 19:15:40.94 ID:ChVUIKSk
魔弾を華麗に躱しながら,
コンクリートに積もる雪に.
魔船に隠れて息をひそめ,
エルドラードを目指す鳥に.
{体温}が"奪われていった".
鋭利なコインがいつまでも,
赫い海を越えないように.
隣で....光線銃を抱いて,
眠る形を絵に閉じ込める.
魔道具を霧に隠しながら,
ロングコートに跳ねる石の.
魔大樹に一人凭れかかり,
クロスワードを埋める指の.
{幻影}に"騙されていった".
柔らかいネジがいつの日か,
少女を傷つけないように.
真夜中....光線銃を囲んで,
眠る姿を絵に閉じ込める.
コンクリートに積もる雪に.
魔船に隠れて息をひそめ,
エルドラードを目指す鳥に.
{体温}が"奪われていった".
鋭利なコインがいつまでも,
赫い海を越えないように.
隣で....光線銃を抱いて,
眠る形を絵に閉じ込める.
魔道具を霧に隠しながら,
ロングコートに跳ねる石の.
魔大樹に一人凭れかかり,
クロスワードを埋める指の.
{幻影}に"騙されていった".
柔らかいネジがいつの日か,
少女を傷つけないように.
真夜中....光線銃を囲んで,
眠る姿を絵に閉じ込める.
664 ：ラストステップ／試厄品―CxHuTd：2013/02/11(月) 08:59:16.88 ID:DJlf5Hwm
心のないドライバーを持って、
黒く塗られた塔の裏側に！
あたし達が修理しに行くのは、
世界で二番目に穢れた夜。
走るとき、骨なんか要らない。
靴底だけで上手く滑るから、
走るとき、水なんか要らない。
惡夢の中で啜って来たから、
帯電するドライバーを持って、
腐蝕し続ける塔の内部へ！
あたし達が破壊しに行くのは、
宇宙で二番目に綺麗な星。
眠るとき、命は邪魔なだけ。
心臓さえも取り外しておく、
眠るとき、炎は邪魔なだけ。
惡夢の中に刻み付けておく、
黒く塗られた塔の裏側に！
あたし達が修理しに行くのは、
世界で二番目に穢れた夜。
走るとき、骨なんか要らない。
靴底だけで上手く滑るから、
走るとき、水なんか要らない。
惡夢の中で啜って来たから、
帯電するドライバーを持って、
腐蝕し続ける塔の内部へ！
あたし達が破壊しに行くのは、
宇宙で二番目に綺麗な星。
眠るとき、命は邪魔なだけ。
心臓さえも取り外しておく、
眠るとき、炎は邪魔なだけ。
惡夢の中に刻み付けておく、
665 ：ラストステップ／Lastvoice 20.5d：2013/02/12(火) 02:07:24.87 ID:430523K+
「頭が痛い」「お腹が痛い」、
何と文句の多い子でしょうか。
無音。に包まれ、た、蝕卓に、
４ツメの時間が落ちてくる。
「魂が無い」「太陽が無い」、
何と行儀の惡い子でしょうか。
無風。の筈だっ、た、神室に、
４ツメの時間が落ちてくる。
――天井は硝子。――床も同じ。
けれど、壁だけは――・・・・。
これは人間？いいえ、
そのスーツを着ているだけ。
あれは人間？いいえ、
すべては似て非なるなにか。
何と文句の多い子でしょうか。
無音。に包まれ、た、蝕卓に、
４ツメの時間が落ちてくる。
「魂が無い」「太陽が無い」、
何と行儀の惡い子でしょうか。
無風。の筈だっ、た、神室に、
４ツメの時間が落ちてくる。
――天井は硝子。――床も同じ。
けれど、壁だけは――・・・・。
これは人間？いいえ、
そのスーツを着ているだけ。
あれは人間？いいえ、
すべては似て非なるなにか。
666 ：ラストステップ／＋＋×＋＋×＋＋：2013/02/13(水) 05:30:30.96 ID:1W+0UbvO
海から羽を探し出すなんて,
幾つ指があっても足りない.
....燃えるくらいに高性能でも,
ドアは開けたままでいいよ,
もう帰って来ないのだから.
転落....そして,暗転.
大彗星の揺り篭まで,
距離は後どれくらいだろう?
隅まで暗闇を喰らい尽くす,
爬虫類....少女に笑われて,
....固い風船が割れた気がした,
カギも捨てて来るといいよ,
もう誰も使わないのだから.
爆発....そして,覚醒.
大彗星の揺り篭には,
どんな素材があるのだろう?
幾つ指があっても足りない.
....燃えるくらいに高性能でも,
ドアは開けたままでいいよ,
もう帰って来ないのだから.
転落....そして,暗転.
大彗星の揺り篭まで,
距離は後どれくらいだろう?
隅まで暗闇を喰らい尽くす,
爬虫類....少女に笑われて,
....固い風船が割れた気がした,
カギも捨てて来るといいよ,
もう誰も使わないのだから.
爆発....そして,覚醒.
大彗星の揺り篭には,
どんな素材があるのだろう?
667 ：ラストステップ／ミスト・パレス：2013/02/14(木) 08:38:54.18 ID:gk1T46ol
脱出ポッドが弧を描い。て。
時間の停止した星に落ちる。
吹き飛ばされたポイントから、
ここは、まだ少し遠いみたい。
逃げ続ける（黒い明かり）を。
捕まえて、閉じた代わりに、
最果てまで見てきたその旅の。
すべてを聞かせて欲しくて、
脱出ポッドの口が開い。て。
時空の底で夜明けを迎える。
踏み荒らされたポイントでは、
今も、まだ虹が見えるみたい。
燃え続ける（黒い書物）を。
抱きしめて、綴じた代わりに、
最果てを連れてきたその音の。
すべてを聴かせて欲しくて、
時間の停止した星に落ちる。
吹き飛ばされたポイントから、
ここは、まだ少し遠いみたい。
逃げ続ける（黒い明かり）を。
捕まえて、閉じた代わりに、
最果てまで見てきたその旅の。
すべてを聞かせて欲しくて、
脱出ポッドの口が開い。て。
時空の底で夜明けを迎える。
踏み荒らされたポイントでは、
今も、まだ虹が見えるみたい。
燃え続ける（黒い書物）を。
抱きしめて、綴じた代わりに、
最果てを連れてきたその音の。
すべてを聴かせて欲しくて、
668 ：ラストステップ／ケイ素の塔：2013/02/14(木) 08:40:25.94 ID:gk1T46ol
現世から砂糖が消えたとき,
代わりに何を使うのかしら?
"フルーツナイフの残骸の中"
一人だけ,違う,景色を見た.
:餌を待つ×色の無い魚:へ.
あたしのストリングスと,
だれかのストリングスが.
混ざり合ってしまう前に,
もう一度だけ....
冷たい砂鉄の雨が降るとき,
みんなは何で防ぐのかしら?
"アーミーナイフの迷宮の中"
一人だけ,違う,場所に居た.
:水を持つ×指の無い魚:に.
あたしのブレスレットと,
あなたのブレスレットが.
飛んで行ってしまう夜を,
もう一度だけ....
代わりに何を使うのかしら?
"フルーツナイフの残骸の中"
一人だけ,違う,景色を見た.
:餌を待つ×色の無い魚:へ.
あたしのストリングスと,
だれかのストリングスが.
混ざり合ってしまう前に,
もう一度だけ....
冷たい砂鉄の雨が降るとき,
みんなは何で防ぐのかしら?
"アーミーナイフの迷宮の中"
一人だけ,違う,場所に居た.
:水を持つ×指の無い魚:に.
あたしのブレスレットと,
あなたのブレスレットが.
飛んで行ってしまう夜を,
もう一度だけ....
669 ：ラストステップ／オーバーキル：2013/02/15(金) 08:40:12.88 ID:XsuUynxM
侵略者は蜘蛛の形を選び、
星を押し退けて降り注ぐ。
光の勇者は、存在しない。
見えてきた物、それは陰り。
埋め込まれていく恐怖より、
遺影になる事を選んだのか。
シスター、貴女の骨からは、
答えを見つけられなかった。
侵入者は毒の羽根を隠し、
星の裂け目から流れ込む。
伝説の剣も、存在しない。
消えていく物、それは祈り。
死に犯される不条理から、
標本になる事で逃げたのか。
シスター、貴女の骨はもう、
彼らに食べられてしまった。
星を押し退けて降り注ぐ。
光の勇者は、存在しない。
見えてきた物、それは陰り。
埋め込まれていく恐怖より、
遺影になる事を選んだのか。
シスター、貴女の骨からは、
答えを見つけられなかった。
侵入者は毒の羽根を隠し、
星の裂け目から流れ込む。
伝説の剣も、存在しない。
消えていく物、それは祈り。
死に犯される不条理から、
標本になる事で逃げたのか。
シスター、貴女の骨はもう、
彼らに食べられてしまった。
670 ：ラストステップ／EnziQucyfexNikom：2013/02/16(土) 02:02:18.29 ID:dIb0xO+q
世界が眠りについたあと、
秘密の廃墟は目を覚ますの。
有害な火にも意味はある、
きみは静かにそう言ったわ。
鉄格子から見たプレートは、
あまりに捩れていたけれど、
私は、それでも嬉しく。て。
燃料を次ぎ足していく―――
世界の眠気が飛んだとき、
秘密の廃墟で目を閉じるの。
有毒な手にも価値はある、
きみは笑ってそう言ったわ。
素粒子が写ったプレートに、
あまり座れなかったけれど、
それでも、私は楽しく。て。
塗料を流し込んでいく―――
秘密の廃墟は目を覚ますの。
有害な火にも意味はある、
きみは静かにそう言ったわ。
鉄格子から見たプレートは、
あまりに捩れていたけれど、
私は、それでも嬉しく。て。
燃料を次ぎ足していく―――
世界の眠気が飛んだとき、
秘密の廃墟で目を閉じるの。
有毒な手にも価値はある、
きみは笑ってそう言ったわ。
素粒子が写ったプレートに、
あまり座れなかったけれど、
それでも、私は楽しく。て。
塗料を流し込んでいく―――
671 ：ラストステップ／綺譚と微睡む箏：2013/02/17(日) 10:35:23.46 ID:Ofqe6iiM
誰ひとり読めない文字で,
物語が....綴られていくわ.
超望遠レンズでその火を,
眺めるだけでも楽しくって.
{此処より,ずっと素敵な街}
....噛んだことも無い飴玉
....未来を突き刺した水晶
....変幻自在に溶ける猫又
どれを連れて行きましょう....か?
誰ひとり持てないペンで、
物語が....綴られていくわ.
超軽量ガラスをこの手に,
並べるだけでも楽しくって.
{昨日より,ずっと冷たい指}
....飲んだことも無い甘酒
....粉々に砕けたシトリン
....深紅の廊下で眠る虎猫
どれを連れて行きましょう....か?
物語が....綴られていくわ.
超望遠レンズでその火を,
眺めるだけでも楽しくって.
{此処より,ずっと素敵な街}
....噛んだことも無い飴玉
....未来を突き刺した水晶
....変幻自在に溶ける猫又
どれを連れて行きましょう....か?
誰ひとり持てないペンで、
物語が....綴られていくわ.
超軽量ガラスをこの手に,
並べるだけでも楽しくって.
{昨日より,ずっと冷たい指}
....飲んだことも無い甘酒
....粉々に砕けたシトリン
....深紅の廊下で眠る虎猫
どれを連れて行きましょう....か?
672 ：ラストステップ／スプーンメイズ：2013/02/18(月) 07:34:51.20 ID:vdKTdGxq
（針が折れた夜に見た光。）
永遠に、――喉を塞がれた、
そういう波の入口を。視る。
画面が汚れていたから・・・
精神が割れていたから・・・
抜け殻で埋まる砂の大地／を、
私は。監視カメラで見ていた。
不思議なことが起きないかと、
（棘を捨てた夢で見た光。）
永久に、――道は塞がれて、
いつしか波は龍神に。成る。
呼吸が乱れていたから・・・
配線が溶けていたから・・・
火の雪が積もる狭い大地／を、
就寝。禁止エリアで見ていた。
不思議なことが起きてもまだ、
永遠に、――喉を塞がれた、
そういう波の入口を。視る。
画面が汚れていたから・・・
精神が割れていたから・・・
抜け殻で埋まる砂の大地／を、
私は。監視カメラで見ていた。
不思議なことが起きないかと、
（棘を捨てた夢で見た光。）
永久に、――道は塞がれて、
いつしか波は龍神に。成る。
呼吸が乱れていたから・・・
配線が溶けていたから・・・
火の雪が積もる狭い大地／を、
就寝。禁止エリアで見ていた。
不思議なことが起きてもまだ、
673 ：ラストステップ／飛炯石イヴレイミ：2013/02/18(月) 07:37:48.83 ID:vdKTdGxq
ボールに、ドライブがかかっていく。
あたしは、それだけ追いかけていく。
異次元に迷い込んだとしても、
邪神が立ち塞がったとしても。
（騙し絵を描いて、くれた人・・・。）
キズの無かった宝石たちは、
残らず爆ぜてしまいました。
それで世界を替えられると、
信じたことを許して下さい。
ボールは、きれいにスピンしていく。
あたしは、それだけ追いかけていく。
亜空間に落とされたとしても、
罠の待つ床があったとしても。
（ノイズを弾いて、くれた人・・・。）
キズを知らない妖精たちも、
残らず熔けてしまいました。
それが飴に変わって降ると、
騙したことを許して下さい。
あたしは、それだけ追いかけていく。
異次元に迷い込んだとしても、
邪神が立ち塞がったとしても。
（騙し絵を描いて、くれた人・・・。）
キズの無かった宝石たちは、
残らず爆ぜてしまいました。
それで世界を替えられると、
信じたことを許して下さい。
ボールは、きれいにスピンしていく。
あたしは、それだけ追いかけていく。
亜空間に落とされたとしても、
罠の待つ床があったとしても。
（ノイズを弾いて、くれた人・・・。）
キズを知らない妖精たちも、
残らず熔けてしまいました。
それが飴に変わって降ると、
騙したことを許して下さい。
674 ：ラストステップ／GrEaTbArRiErReEf：2013/02/19(火) 00:43:09.56 ID:7chZ+rRf
重力の溜まる場所に行こう。
重力にはまだ色がないから、
ペイント石を吐き出して、
片目を閉じて投げてみて？
簡単な事をしただけなのに、
複雑な軌道を描いてい、た！
"こんなにも閃光的な夜...."
"いつまでも続けばいいのに"
――その祈りだけが、雛を育てる。
引力の消えた場所に行こう。
引力にはまだ音がないから、
サウンド銃を飲み込んで、
両目を閉じて撃ってみて？
鮮明な夢を見たはずなのに、
曖昧な記憶に変わってい、た！
"どこまでも閃光的な夜...."
"終わりまで続けばいいのに"
――その祈りだけが、苗を育てる。
重力にはまだ色がないから、
ペイント石を吐き出して、
片目を閉じて投げてみて？
簡単な事をしただけなのに、
複雑な軌道を描いてい、た！
"こんなにも閃光的な夜...."
"いつまでも続けばいいのに"
――その祈りだけが、雛を育てる。
引力の消えた場所に行こう。
引力にはまだ音がないから、
サウンド銃を飲み込んで、
両目を閉じて撃ってみて？
鮮明な夢を見たはずなのに、
曖昧な記憶に変わってい、た！
"どこまでも閃光的な夜...."
"終わりまで続けばいいのに"
――その祈りだけが、苗を育てる。
675 ：ラストステップ／プリン＆クッキー：2013/02/20(水) 02:26:43.02 ID:zb4vrUnu
てきとう....に文字を並べて,
無意味.な羅列を生み出す,
殺人者すら呆れるほど,
哀れな少女を見つけた.
どういう訳か天使のリングを.
手に入れたと,錯覚,したまま.
狂ったように降り注ぐのは.
地獄のかたちをした水の玉,
それでも彼女は疑わない....
やみくも....に果実を混ぜて,
無価値.な物体に変える,
異星人すら近付かない,
愚かな少女を見ていた.
用途不明の真紅のナイフを.
六つの指に,隠蔽,したまま.
狂った果てに降り注ぐのは.
自分のかたちと似た水の玉,
それでも彼女は嗤っている....
無意味.な羅列を生み出す,
殺人者すら呆れるほど,
哀れな少女を見つけた.
どういう訳か天使のリングを.
手に入れたと,錯覚,したまま.
狂ったように降り注ぐのは.
地獄のかたちをした水の玉,
それでも彼女は疑わない....
やみくも....に果実を混ぜて,
無価値.な物体に変える,
異星人すら近付かない,
愚かな少女を見ていた.
用途不明の真紅のナイフを.
六つの指に,隠蔽,したまま.
狂った果てに降り注ぐのは.
自分のかたちと似た水の玉,
それでも彼女は嗤っている....
676 ：ラストステップ／909O9606O696q：2013/02/21(木) 12:27:43.10 ID:riahTTj6
部屋の炎を吹き消したとき、
【風船猫】が、目を覚ます。
【風船猫】は、夢を啜って、
それを水と交換するらしい。
季節は、冬。・・・闇。そして、グリス、
核の煌めきに。爪を台として、
同じ色のシールド、０！を。
夢惡と羅刹に。爪を台として、
同じ型のシールド、０！を。
部屋の炎を飲み込んだとき、
【電氣兎】が、目を覚ます。
【電氣兎】は、骨を被って、
そこに水を吸収するらしい。
時刻は、朝。・・・闇。または、ヘイズ、
死者の輝きに。肘を鞭として、
違う色のブレード、０！を。
路迷と邪神に。肘を鞭として、
違う型のブレード、０！を。
【風船猫】が、目を覚ます。
【風船猫】は、夢を啜って、
それを水と交換するらしい。
季節は、冬。・・・闇。そして、グリス、
核の煌めきに。爪を台として、
同じ色のシールド、０！を。
夢惡と羅刹に。爪を台として、
同じ型のシールド、０！を。
部屋の炎を飲み込んだとき、
【電氣兎】が、目を覚ます。
【電氣兎】は、骨を被って、
そこに水を吸収するらしい。
時刻は、朝。・・・闇。または、ヘイズ、
死者の輝きに。肘を鞭として、
違う色のブレード、０！を。
路迷と邪神に。肘を鞭として、
違う型のブレード、０！を。
677 ：ラストステップ／ロスト・デボン：2013/02/22(金) 12:28:11.22 ID:qCp9/UWQ
ほら。また、空間識失調。
こんな高さから堕ちたなら、
卵。なんて、砕け散って、
目茶苦茶になってしまうわ。
（来るなら来い、）と虫螻は言った、
――視界が途切れる、数、秒、前に。
眠れないのは誰のせい？Ｆ。
動けないのは誰のせい？Ｙ。
またそうやって投げ出すのね。
ほら。また、賦活症候群。
そんな暗さを吐き出したら、
鏡。さえも、砕け散って、
目茶苦茶になってしまうわ。
（殺るなら殺れ、）と虫螻は言った、
――肢体が千切れる、数、秒、前に。
壊れないのは誰のため？Ｌ。
崩れないのは誰のため？Ｍ。
またそうやって逃げ出すのね。
こんな高さから堕ちたなら、
卵。なんて、砕け散って、
目茶苦茶になってしまうわ。
（来るなら来い、）と虫螻は言った、
――視界が途切れる、数、秒、前に。
眠れないのは誰のせい？Ｆ。
動けないのは誰のせい？Ｙ。
またそうやって投げ出すのね。
ほら。また、賦活症候群。
そんな暗さを吐き出したら、
鏡。さえも、砕け散って、
目茶苦茶になってしまうわ。
（殺るなら殺れ、）と虫螻は言った、
――肢体が千切れる、数、秒、前に。
壊れないのは誰のため？Ｌ。
崩れないのは誰のため？Ｍ。
またそうやって逃げ出すのね。
678 ：ラストステップ／涕はＡの瓶に。：2013/02/22(金) 12:31:28.88 ID:qCp9/UWQ
あに様。わたくしの右手首になった、
奇形腫の中でいちばん奇麗なあに様。
大好き。それだけを何時間も書いて、
希少種の土に封印されてしまうまで。
双子の月に圧し潰されて、
太陽神殿に斬り裂かれて、
あとに残されたのは眼球だけ。
それでも、あに様。わたくし、
あに様。わたくしの死海へと消えた、
奇形腫の中でいちばん冷たいあに様。
大好き。それなのに小指は届かない、
希少種の土に封印されたままだから。
孤独な月に噛み砕かれて、
太陽光線に飲み込まれて、
あとに残されたのは角膜だけ。
それ／も、あ／様。わた／し、
奇形腫の中でいちばん奇麗なあに様。
大好き。それだけを何時間も書いて、
希少種の土に封印されてしまうまで。
双子の月に圧し潰されて、
太陽神殿に斬り裂かれて、
あとに残されたのは眼球だけ。
それでも、あに様。わたくし、
あに様。わたくしの死海へと消えた、
奇形腫の中でいちばん冷たいあに様。
大好き。それなのに小指は届かない、
希少種の土に封印されたままだから。
孤独な月に噛み砕かれて、
太陽光線に飲み込まれて、
あとに残されたのは角膜だけ。
それ／も、あ／様。わた／し、
679 ：ラストステップ／痛みのみいない夜：2013/02/23(土) 02:50:16.02 ID:yyeMp1hk
クリスタルと思っていた物が、
クリスタルではなかった。
エメラルドと思っていた物が、
エメラルドではなかった。
電線だらけの地上に落ちる、
絹糸よりも繊細な雨、には、
邪神より、どんな邪気より、
真っ直ぐに歪んだ影が写る。
《偽物》が大好きな貴女の。
パイロープと信じていた物が、
パイロープではなかった。
トルマリンと信じていた物が、
トルマリンではなかった。
鉄屑だらけの水面に浮かぶ、
銀膜よりも眩しい光、まで、
邪神より、どんな邪気より、
真っ直ぐに捩れた影と走る。
《紛い物》を愛する貴女と。
クリスタルではなかった。
エメラルドと思っていた物が、
エメラルドではなかった。
電線だらけの地上に落ちる、
絹糸よりも繊細な雨、には、
邪神より、どんな邪気より、
真っ直ぐに歪んだ影が写る。
《偽物》が大好きな貴女の。
パイロープと信じていた物が、
パイロープではなかった。
トルマリンと信じていた物が、
トルマリンではなかった。
鉄屑だらけの水面に浮かぶ、
銀膜よりも眩しい光、まで、
邪神より、どんな邪気より、
真っ直ぐに捩れた影と走る。
《紛い物》を愛する貴女と。
680 ：ラストステップ／d-sword333 DEAD.：2013/02/24(日) 02:44:56.53 ID:6JwEPRTR
電気を操作できたからって、
少しいい気になっていたんだ。
彼方から来たもうヒトリの、
もうヒトリの自分に刺されて。
初めて覚醒するのと同時、に、
冷たい《熱》を手に入れた。
幻覚だと思っていた扉、は、
確かに存在しているらしい。
空気を独占できたからって、
いつも調子に乗っていたんだ。
異星から来たあとヒトリの、
あとヒトリの自分に撃たれて。
漸く解放されると同時、に、
明るい《夜》が降り出した。
幻聴だと思っていた音波、も、
確かに存在しているらしい。
少しいい気になっていたんだ。
彼方から来たもうヒトリの、
もうヒトリの自分に刺されて。
初めて覚醒するのと同時、に、
冷たい《熱》を手に入れた。
幻覚だと思っていた扉、は、
確かに存在しているらしい。
空気を独占できたからって、
いつも調子に乗っていたんだ。
異星から来たあとヒトリの、
あとヒトリの自分に撃たれて。
漸く解放されると同時、に、
明るい《夜》が降り出した。
幻聴だと思っていた音波、も、
確かに存在しているらしい。
681 ：ラストステップ／最高に最低な塔：2013/02/25(月) 04:14:50.14 ID:DQFU8F6F
汎用曲Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ。と死。
傘の骨を喰い千切ったあとで、
笑いながら刺す。非太陽さま。
パラレルワールドというのは、
手に入らない闇のこと、だと、
気の狂ったヒトが言っていた。
縫え。縫え、縫え。縫え。縫え！
――――――――――――血を。
汎用曲１、２、３、４。と血。
花も茎も引き千切ったあとで、
笑いながら刺す。非太陽さま。
アンダーワールドというのは、
誰も踏めない闇のこと、だと、
手足のないネコが鳴いていた。
斬れ。斬れ、斬れ。斬れ。斬れ！
――――――――――――死を。
傘の骨を喰い千切ったあとで、
笑いながら刺す。非太陽さま。
パラレルワールドというのは、
手に入らない闇のこと、だと、
気の狂ったヒトが言っていた。
縫え。縫え、縫え。縫え。縫え！
――――――――――――血を。
汎用曲１、２、３、４。と血。
花も茎も引き千切ったあとで、
笑いながら刺す。非太陽さま。
アンダーワールドというのは、
誰も踏めない闇のこと、だと、
手足のないネコが鳴いていた。
斬れ。斬れ、斬れ。斬れ。斬れ！
――――――――――――死を。
682 ：ラストステップ／0-0:G-G:4-4:K-K：2013/02/25(月) 04:16:54.28 ID:DQFU8F6F
"完成したはずのパズルが,
眠ったスキに元へと,戻る"
そんな幻棟,幽園地へと,
私を連れていって欲しい.
{迷いの渦}と印された,
とても,とても狭い部屋,
壊れた扉の前に立ってから....
リンカーを見たいと祈った....
"交換したはずのオイルが,
回ったあとで底へと,溜まる"
そんな幻亭,水屬館へと,
私を連れていって欲しい.
{沈み込む日}と刻まれた,
とても,とても細い文字,
緋色の鎖を床に置いたとき....
リンカーがすぐ傍で跳ねる....
眠ったスキに元へと,戻る"
そんな幻棟,幽園地へと,
私を連れていって欲しい.
{迷いの渦}と印された,
とても,とても狭い部屋,
壊れた扉の前に立ってから....
リンカーを見たいと祈った....
"交換したはずのオイルが,
回ったあとで底へと,溜まる"
そんな幻亭,水屬館へと,
私を連れていって欲しい.
{沈み込む日}と刻まれた,
とても,とても細い文字,
緋色の鎖を床に置いたとき....
リンカーがすぐ傍で跳ねる....
683 ：ラストステップ／起動6／軌道7：2013/02/26(火) 05:11:46.42 ID:H8FCCneO
深夜になると、精神道路に、
仮の生命が吹き込まれる。
本・・・当に少しの間だけ、
視認できるほど巨大な影、
ここは、病原体たちの星。
手探りのまま石を掴んで、
二億年の時を経て――――
カットボール、を投げる！
未明になって、精神迷路に、
真の生命が吹き込まれた。
本・・・当に僅かな量だけ、
死角がないほど素早い影、
ここは、病原体たちの星。
目隠ししたまま石に触れて、
二億トンの水の中で――――
チェンジアップ、を投げる！
仮の生命が吹き込まれる。
本・・・当に少しの間だけ、
視認できるほど巨大な影、
ここは、病原体たちの星。
手探りのまま石を掴んで、
二億年の時を経て――――
カットボール、を投げる！
未明になって、精神迷路に、
真の生命が吹き込まれた。
本・・・当に僅かな量だけ、
死角がないほど素早い影、
ここは、病原体たちの星。
目隠ししたまま石に触れて、
二億トンの水の中で――――
チェンジアップ、を投げる！
684 ：ラストステップ／機浸械樹／9.Asy：2013/02/27(水) 03:41:17.65 ID:XrKom4CE
坂道を逃げていった。あたしの、
銀のスプーンをだれか捕まえて。
まるで生き物に見えないけれど、
意思を持って動いているみたい。
この部屋が夢だった場合、
現実世界はどこにあるの？
眠る前まで膨らむ風船・・・、
割れる事のない探究心・・・。
樹海に落ちていった。あたしの、
緑のテーブルをだれか見つけて。
混ざり合った絵は醜いけれど、
意思を持って光っているみたい。
絶望から抜け出すときの、
暗証番号はどこにあるの？
沈んだ後も溶けない氷・・・、
消える事のない探究心・・・。
銀のスプーンをだれか捕まえて。
まるで生き物に見えないけれど、
意思を持って動いているみたい。
この部屋が夢だった場合、
現実世界はどこにあるの？
眠る前まで膨らむ風船・・・、
割れる事のない探究心・・・。
樹海に落ちていった。あたしの、
緑のテーブルをだれか見つけて。
混ざり合った絵は醜いけれど、
意思を持って光っているみたい。
絶望から抜け出すときの、
暗証番号はどこにあるの？
沈んだ後も溶けない氷・・・、
消える事のない探究心・・・。
685 ：ラストステップ／Goodbye,Pitohui：2013/02/28(木) 02:16:51.85 ID:XTQb6caZ
それは、とても奇妙な位置に、
巣穴を作っていた。
いつも、無味無色の陽射しに、
身体を預けながら。
・・・・小さな恐竜の模型。
いつ、本物になるのだろう。
（窓の外。）で揺れていた雲。
幼い子が描いたように―――、
限りない種類の色に染ま、る。
きみは、とても奇妙な場所に、
結界を張っていた。
いつも、無味無色のわたしに、
優しく笑いながら。
・・・・小さな恐竜の背骨。
いつか、本物になるのだろう。
（玩具箱。）に置き忘れた鍵。
淡い火が燈ると同時に―――、
いくつもの数の扉を開け、る。
巣穴を作っていた。
いつも、無味無色の陽射しに、
身体を預けながら。
・・・・小さな恐竜の模型。
いつ、本物になるのだろう。
（窓の外。）で揺れていた雲。
幼い子が描いたように―――、
限りない種類の色に染ま、る。
きみは、とても奇妙な場所に、
結界を張っていた。
いつも、無味無色のわたしに、
優しく笑いながら。
・・・・小さな恐竜の背骨。
いつか、本物になるのだろう。
（玩具箱。）に置き忘れた鍵。
淡い火が燈ると同時に―――、
いくつもの数の扉を開け、る。
686 ：ラストステップ／リファレンス：2013/03/01(金) 03:24:58.14 ID:wX51FHBU
不思議な雷光に触れては,
痛みを,上手く捌きながら.
避雷針を抱きしめて眠る,
貴女と,会話を続けてみる.
どこにでも行ける筈なのに....
焦って,ずっと,迷っていた....
{鞄}を星粒で満たすまで,
冒険は終わらせたくない.
だから神さま,あと5cmだけ!
見えない電撃を浴びても,
痺れを,上手く逃がしながら.
避雷針に揺られて微笑む,
貴女の,ために唄ってみる.
いつだって跳べる筈なのに....
怯えて,まだ,固まっていた....
星屑の{麒麟}に出会うまで,
この生命は閉じたくない.
神さまどうか,あと7mmだけ!
痛みを,上手く捌きながら.
避雷針を抱きしめて眠る,
貴女と,会話を続けてみる.
どこにでも行ける筈なのに....
焦って,ずっと,迷っていた....
{鞄}を星粒で満たすまで,
冒険は終わらせたくない.
だから神さま,あと5cmだけ!
見えない電撃を浴びても,
痺れを,上手く逃がしながら.
避雷針に揺られて微笑む,
貴女の,ために唄ってみる.
いつだって跳べる筈なのに....
怯えて,まだ,固まっていた....
星屑の{麒麟}に出会うまで,
この生命は閉じたくない.
神さまどうか,あと7mmだけ!
687 ：ラストステップ／アケビコノハの塔：2013/03/01(金) 03:30:30.42 ID:wX51FHBU
まだ、ふらふらしている。
どっちに？・・・ああ、わからない、
まだ、くらくらしている。
いつまで？・・・ああ、おわらない、
ツメ ヲ 研グ トキ、
ガム ヲ 噛ム トキ、
―――鏤められた千の選択肢。
ユメ ニ 酔ウ トキ、
カゼ ニ 舞ウ トキ、
―――爆発的に拡散していく。
（蛹は、蛹だからこそ、蛹と言う名前。）
《私は、私だからこそ、私と言う名前。》
・・・それは本当に？・・・違う、
・・・惡い夢の中。・・・いつも、
どっちに？・・・ああ、わからない、
まだ、くらくらしている。
いつまで？・・・ああ、おわらない、
ツメ ヲ 研グ トキ、
ガム ヲ 噛ム トキ、
―――鏤められた千の選択肢。
ユメ ニ 酔ウ トキ、
カゼ ニ 舞ウ トキ、
―――爆発的に拡散していく。
（蛹は、蛹だからこそ、蛹と言う名前。）
《私は、私だからこそ、私と言う名前。》
・・・それは本当に？・・・違う、
・・・惡い夢の中。・・・いつも、
688 ：ラストステップ／Fn-Fff/6/Koatn：2013/03/02(土) 03:15:25.73 ID:V0cpHrMx
形のないアクアリウムに、
捩じ込められていた精神。
繭に触れようとしてみても、
不壊の泡に邪魔されるだけ。
《宇宙は、そこで行き止まり》
嘘吐きが流した言葉よりも、
私は、私を、信じていたい。
《宇宙は、そこで行き止まり》
色の薄いサナトリウムに、
閉じ込められていた少年。
壁を抜けようとしたけれど、
不壊の汽車に連れ戻された。
《物語は、これで終わり》
魔導士が放った血文字よりも、
私は、私を、見つめていたい。
《物語は、これで終わり》
捩じ込められていた精神。
繭に触れようとしてみても、
不壊の泡に邪魔されるだけ。
《宇宙は、そこで行き止まり》
嘘吐きが流した言葉よりも、
私は、私を、信じていたい。
《宇宙は、そこで行き止まり》
色の薄いサナトリウムに、
閉じ込められていた少年。
壁を抜けようとしたけれど、
不壊の汽車に連れ戻された。
《物語は、これで終わり》
魔導士が放った血文字よりも、
私は、私を、見つめていたい。
《物語は、これで終わり》
689 ：ラストステップ／ファングレス：2013/03/03(日) 06:35:44.71 ID:KASgmaC/
もの凄く密度の高い、
配線たち。の塊の。どこかに、
原始的な時計がある。
虹を越えようとする者に、
冷たさを含んだ。四角い棘を、
炎天下。眠れる筈もなくて、
氷と、木陰を探していた。
（・・・伝説の海の中で。）
限られた糖度に暮らす、
飴玉たち。の塊の。すべてが、
複雑な計算で埋まる。
奈落を刺そうとする者に、
優しさを纏った。翡翠の核を、
炎天下。閉じた瞳を使って、
雨雲と、鉄を探していた。
（・・・伝説の星の中で。）
配線たち。の塊の。どこかに、
原始的な時計がある。
虹を越えようとする者に、
冷たさを含んだ。四角い棘を、
炎天下。眠れる筈もなくて、
氷と、木陰を探していた。
（・・・伝説の海の中で。）
限られた糖度に暮らす、
飴玉たち。の塊の。すべてが、
複雑な計算で埋まる。
奈落を刺そうとする者に、
優しさを纏った。翡翠の核を、
炎天下。閉じた瞳を使って、
雨雲と、鉄を探していた。
（・・・伝説の星の中で。）
690 ：ドレミファ名無シド：2013/03/03(日) 21:49:00.80 ID:x2LJz5NK
u
691 ：ラストステップ／私の胃の中の蛙：2013/03/04(月) 07:25:06.35 ID:JNR6O4UW
未知のウイルスに感染した、
この、役、に立たない手と足。
荒れた未来を管理する塔は、
まだ、色、の階段を知らない。
息を止めて、背骨を羽として、
プラズマの中に侵入するの。
蹴飛ばされた可哀相なきみを、
闇の彼方に連れていきたい。
未知のエリアに迷い込んだ、
この、役、に立たない目と耳。
部屋に浮く５歳未満の塔も、
まだ、色、の音量を知らない。
息を吐いて、気泡を鰭として、
プリズムの中に潜水するの。
傷だらけで笑う可愛いきみに、
違う世界を見せてあげたい。
この、役、に立たない手と足。
荒れた未来を管理する塔は、
まだ、色、の階段を知らない。
息を止めて、背骨を羽として、
プラズマの中に侵入するの。
蹴飛ばされた可哀相なきみを、
闇の彼方に連れていきたい。
未知のエリアに迷い込んだ、
この、役、に立たない目と耳。
部屋に浮く５歳未満の塔も、
まだ、色、の音量を知らない。
息を吐いて、気泡を鰭として、
プリズムの中に潜水するの。
傷だらけで笑う可愛いきみに、
違う世界を見せてあげたい。
>>16の詩の曲、>>596なんですが、
勝手ながら時期的にせっかくなのでデフォ子誕生祭参加曲として3月6日に投稿しようと思いまふ！
絵も描いてもらってなかなか面白い感じになりました。
それで確認なんですが、作詞者の記載は”ラストステップ”でいいでふか？
勝手ながら時期的にせっかくなのでデフォ子誕生祭参加曲として3月6日に投稿しようと思いまふ！
絵も描いてもらってなかなか面白い感じになりました。
それで確認なんですが、作詞者の記載は”ラストステップ”でいいでふか？
>>692
ありがとうございます。
私はそういう事に余り詳しくなくて申し訳ないのですが、
色々と、製作して頂いていたみたいなので、嬉しいです。
作者の名前に関しては、その様に、
記載して頂けるとありがたいです。
それでは、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
私はそういう事に余り詳しくなくて申し訳ないのですが、
色々と、製作して頂いていたみたいなので、嬉しいです。
作者の名前に関しては、その様に、
記載して頂けるとありがたいです。
それでは、よろしくお願いします。
694 ：ラストステップ／Chromium Bottle：2013/03/05(火) 01:22:59.48 ID:qO+TKZaU
臆病なネコの血が騒ぐとき、
時間の波は、"0"まで戻った。
潔癖なサメが泥を飲むとき、
全ての夜は、"0"へと還った。
そして、それから、そこで、
喉に引っ掛かったままの――、
無数の《絲》を引き寄せれば、
もっと速くなれる気がする。
幻想のリスが目を開くとき、
猶予う月は、"0"まで沈んだ。
草食のヘビが肉を噛むとき、
冷たい液は、"0"へと流れた。
そして、それから、そこで、
指に突き刺さったままの――、
無数の《棘》を抱き寄せれば、
もっと速くなれる気がする。
時間の波は、"0"まで戻った。
潔癖なサメが泥を飲むとき、
全ての夜は、"0"へと還った。
そして、それから、そこで、
喉に引っ掛かったままの――、
無数の《絲》を引き寄せれば、
もっと速くなれる気がする。
幻想のリスが目を開くとき、
猶予う月は、"0"まで沈んだ。
草食のヘビが肉を噛むとき、
冷たい液は、"0"へと流れた。
そして、それから、そこで、
指に突き刺さったままの――、
無数の《棘》を抱き寄せれば、
もっと速くなれる気がする。
695 ：ラストステップ／脈拍。：2013/03/06(水) 03:30:36.80 ID:0zjuMgeD
原石を交換しましょう。あの、
トライアングルとよく似た、
数億の色を紡ぎ出すため。に。
《長い廊下の向こう》・・・では、
火の精霊花が眠っている。そして、
レソト。その名を持つ少女が、
奇妙な靴を飛ばした夜から、
すごく遠くまで来てしまった。
大空で回転しましょう。また、
アイスグリーンとよく似た、
数億の音を奪い取るよう。に。
《狭い迷路の透き間》・・・にも、
火の精霊花は咲き乱れる。やがて、
コエロ。その名を持つ少女が、
大事な靴を失くした夜から、
すごく近くまで来てしまった。
トライアングルとよく似た、
数億の色を紡ぎ出すため。に。
《長い廊下の向こう》・・・では、
火の精霊花が眠っている。そして、
レソト。その名を持つ少女が、
奇妙な靴を飛ばした夜から、
すごく遠くまで来てしまった。
大空で回転しましょう。また、
アイスグリーンとよく似た、
数億の音を奪い取るよう。に。
《狭い迷路の透き間》・・・にも、
火の精霊花は咲き乱れる。やがて、
コエロ。その名を持つ少女が、
大事な靴を失くした夜から、
すごく近くまで来てしまった。
>>693
www.nicovideo.jp/watch/sm20261819
投稿しました！
あまり期待しないで見て下さい＞＜
あと言い忘れてたんですが歌詞に追加、変更箇所がありました。
今頃すいません＞＜
曲付けてくれる人増えるといいでふねー
www.nicovideo.jp/watch/sm20261819
投稿しました！
あまり期待しないで見て下さい＞＜
あと言い忘れてたんですが歌詞に追加、変更箇所がありました。
今頃すいません＞＜
曲付けてくれる人増えるといいでふねー
>>696
ありがとうございます。
動画の方、拝見させて、頂きました。
曲は勿論の事、絵も大変素晴らしく、
>>16の世界を完璧に表現されていて、
お二方の才能に驚嘆するばかりです。
歌詞の追加や変更についてですが、私の作品は言ってみれば、
初期段階の骨組みの様な物ですので、もし仮に、作曲者様が、
内容を部分的に変更されたとしても、全く問題はありません。
はい、そうなれば勿論すごく嬉しいです。ただ私の作品は、
一般的な感覚とずれているおかしな物が殆どで、そのうえ、
曲にも乗せにくいと思いますので、この点で作曲者様には、
大変申し訳なく感じています。
改めて、私などの作品を気に入って下さり、
また、それに色々と素敵な事をして頂いて、
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
動画の方、拝見させて、頂きました。
曲は勿論の事、絵も大変素晴らしく、
>>16の世界を完璧に表現されていて、
お二方の才能に驚嘆するばかりです。
歌詞の追加や変更についてですが、私の作品は言ってみれば、
初期段階の骨組みの様な物ですので、もし仮に、作曲者様が、
内容を部分的に変更されたとしても、全く問題はありません。
はい、そうなれば勿論すごく嬉しいです。ただ私の作品は、
一般的な感覚とずれているおかしな物が殆どで、そのうえ、
曲にも乗せにくいと思いますので、この点で作曲者様には、
大変申し訳なく感じています。
改めて、私などの作品を気に入って下さり、
また、それに色々と素敵な事をして頂いて、
本当にありがとうございました。
698 ：ドレミファ名無シド：2013/03/07(木) 13:17:25.46 ID:WZn+3yF1
>>696の曲を聴いてきました
SFチックでとても素敵だと思います。
SFチックでとても素敵だと思います。
>>698
ありがとうございます。
と、この件に関して、
私がそれを言って良いのかどうか分かりませんが、
私も、同じ思いです。
本当に私などの作品を、素晴らしい物として形にして頂き、
作曲者様、及び絵師様には、感謝以外の言葉はありません。
ありがとうございます。
と、この件に関して、
私がそれを言って良いのかどうか分かりませんが、
私も、同じ思いです。
本当に私などの作品を、素晴らしい物として形にして頂き、
作曲者様、及び絵師様には、感謝以外の言葉はありません。
700 ：ラストステップ／グラニュー塔：2013/03/08(金) 05:05:50.65 ID:jljLRkob
その腐敗しかけたお菓子。は、
――精神錯乱症ですので――
決して話し掛けないで下さい。
建て付けの惡／い扉を、
明日までに直しておかないと。
消滅するのは怖いですか？
殴打されるのは嫌ですか？
・・・またそうして目を逸らすのですね？
その肥大しきったお菓子。は、
――妄想拡散症ですので――
どうか水をあげないで下さい。
噛み付き癖の／ある椅子を、
明日までに躾けておかないと。
消滅するのは怖いですね？
殴打されるのも嫌ですね？
・・・まだそこで泣き眠るだけですか？
――精神錯乱症ですので――
決して話し掛けないで下さい。
建て付けの惡／い扉を、
明日までに直しておかないと。
消滅するのは怖いですか？
殴打されるのは嫌ですか？
・・・またそうして目を逸らすのですね？
その肥大しきったお菓子。は、
――妄想拡散症ですので――
どうか水をあげないで下さい。
噛み付き癖の／ある椅子を、
明日までに躾けておかないと。
消滅するのは怖いですね？
殴打されるのも嫌ですね？
・・・まだそこで泣き眠るだけですか？
701 ：ラストステップ／LimEknIfe,TopAz：2013/03/08(金) 05:08:45.83 ID:jljLRkob
天使から逃げて来た硝子を,
【風の塊】で受け止めたのも.
図鑑から飛び出した果実を,
【風の盃】で飲み干したのも.
{すべては,眠れないから.}
わたしが想像していたのとは,
違う咲き方をするみたい.
どこか歪んだこの揺らめきを,
誰よりも近くに置いて....
宇宙から飛び降りた硝子を,
【掌の水】で受け止ったのも.
辞典から引き出した名前を,
【掌の中】に書き込んだのも.
{すべては,眠らないため.}
わたしが想像していたのとは,
違う生き方をするみたい.
ひどく歪んだこの揺らめきを,
何よりも綺麗に染めて....
【風の塊】で受け止めたのも.
図鑑から飛び出した果実を,
【風の盃】で飲み干したのも.
{すべては,眠れないから.}
わたしが想像していたのとは,
違う咲き方をするみたい.
どこか歪んだこの揺らめきを,
誰よりも近くに置いて....
宇宙から飛び降りた硝子を,
【掌の水】で受け止ったのも.
辞典から引き出した名前を,
【掌の中】に書き込んだのも.
{すべては,眠らないため.}
わたしが想像していたのとは,
違う生き方をするみたい.
ひどく歪んだこの揺らめきを,
何よりも綺麗に染めて....
702 ：ラストステップ／Unparadox 4：2013/03/09(土) 05:07:26.31 ID:aEYG7TKW
燃える果実。見えないネジ。
よく喋るナイフ。ドラゴン。
星ひとつを滅亡させるのに、
これ以上の友達はいらない、
泣かないで、愚かな虫螻たち。
もう全てお終いなのだか、ら、
逃げてみて、迷路の出口まで。
その方がずっと楽しめる、わ、
魔剣のレプリカ。キマイラ。
血を吐く機械。死者の羽根。
星ひとつを護り抜くために、
これ以上の適任者はいない、
消えないで、希望の虫螻たち。
まだ闇は蕩けていないか、ら、
撃ってみて、鎖が割れるまで。
その方がずっと楽しめる、わ、
よく喋るナイフ。ドラゴン。
星ひとつを滅亡させるのに、
これ以上の友達はいらない、
泣かないで、愚かな虫螻たち。
もう全てお終いなのだか、ら、
逃げてみて、迷路の出口まで。
その方がずっと楽しめる、わ、
魔剣のレプリカ。キマイラ。
血を吐く機械。死者の羽根。
星ひとつを護り抜くために、
これ以上の適任者はいない、
消えないで、希望の虫螻たち。
まだ闇は蕩けていないか、ら、
撃ってみて、鎖が割れるまで。
その方がずっと楽しめる、わ、
703 ：ラストステップ／TMpdaXY9jn-寄聖-：2013/03/10(日) 04:50:39.06 ID:aFTrKuKe
リュウの雛は空の境を見て、
あたしに、何かを囁くの。
棘すらも摘めないこの指が、
世界を救えるとでも？
そうだよ。って笑う貴女は。
セメントで塗り固めらていた、
おねがい。って神さま達に。
シトリンの供物を縫い付ける、
リュウの母の爪に光を見て、
あたしは、名案を閃くの。
棘さえも踏めないこの足で、
涙を蹴飛ばせとでも？
そうだよ。って笑う貴女が。
シトリンの部屋で目を開けた、
ありがと。って神さま達に。
セメントの供物を投げ付ける、
あたしに、何かを囁くの。
棘すらも摘めないこの指が、
世界を救えるとでも？
そうだよ。って笑う貴女は。
セメントで塗り固めらていた、
おねがい。って神さま達に。
シトリンの供物を縫い付ける、
リュウの母の爪に光を見て、
あたしは、名案を閃くの。
棘さえも踏めないこの足で、
涙を蹴飛ばせとでも？
そうだよ。って笑う貴女が。
シトリンの部屋で目を開けた、
ありがと。って神さま達に。
セメントの供物を投げ付ける、
704 ：ラストステップ／aM4:20 空白の、：2013/03/11(月) 04:53:24.04 ID:5BHBvcRz
頭痛の源因、を見つけたとき、
私がいたのは世界の膝。
永久に錆び付いたレーダーに、
次の一歩を任せてみる。
（後はただ、計算するだけ。）
降り注ぐ《音》の誘惑を、
無理に振り払ったとしても。
28・マインド・コントローラー、
――彼の亡骸はまだ、消えない。
頭痛の源因、を捕らえたとき、
私がいたのは世界の爪。
永久に錆び付いたロケットに、
次の生命を任せてみる。
（後はもう、灯を消すだけ。）
覗き込む《音》の残骸を、
昨日捨てて来たはずなのに。
27・マインド・コントローラー、
――彼の幻影はまだ、消えない。
私がいたのは世界の膝。
永久に錆び付いたレーダーに、
次の一歩を任せてみる。
（後はただ、計算するだけ。）
降り注ぐ《音》の誘惑を、
無理に振り払ったとしても。
28・マインド・コントローラー、
――彼の亡骸はまだ、消えない。
頭痛の源因、を捕らえたとき、
私がいたのは世界の爪。
永久に錆び付いたロケットに、
次の生命を任せてみる。
（後はもう、灯を消すだけ。）
覗き込む《音》の残骸を、
昨日捨てて来たはずなのに。
27・マインド・コントローラー、
――彼の幻影はまだ、消えない。
705 ：ラストステップ／傷の型番／5-2S：2013/03/12(火) 09:00:14.05 ID:kqDPB1eR
私は私の分身を、
お弁当箱に詰めているの。
何をしてるの？って言うから、
教えてあげただけなのに。
※横に30cm。
※縦に8億km。
こんな偏った砂の城で、
息をしても苦しいだけ・・・。
私は私の液体を、
水槽の中で飼っているの。
それは何？って問われるまで、
続けるつもりだったのに。
※直径50cm。
※深さ9億km。
この不安定な雪の城で、
眠る事なんて出来ない・・・。
お弁当箱に詰めているの。
何をしてるの？って言うから、
教えてあげただけなのに。
※横に30cm。
※縦に8億km。
こんな偏った砂の城で、
息をしても苦しいだけ・・・。
私は私の液体を、
水槽の中で飼っているの。
それは何？って問われるまで、
続けるつもりだったのに。
※直径50cm。
※深さ9億km。
この不安定な雪の城で、
眠る事なんて出来ない・・・。
706 ：ラストステップ／3rd,Afghanistan：2013/03/12(火) 09:03:23.72 ID:kqDPB1eR
僕がどこに隠れているか、
君は永遠に分からな。い。
惡意を背負った奇術師が、
グラスに船を並べて笑う、
・・・い、ま。・・・ま、た。
植物の巣喰う魔天楼から、
高速で逃げていく血管品。
目視出来ないほど美しく、
また複雑に煌めいていた。
僕がどんな夢を投げるか、
君は永遠に分からな。い。
邪気を物にした魔術師が、
ランプの底で静かに笑う、
・・・ほ、ら。・・・ま、た。
果物で埋まる魔天楼へと、
高速で駆けていく血管品。
羽も要らないほど美しく、
その冷たさは輝いていた。
君は永遠に分からな。い。
惡意を背負った奇術師が、
グラスに船を並べて笑う、
・・・い、ま。・・・ま、た。
植物の巣喰う魔天楼から、
高速で逃げていく血管品。
目視出来ないほど美しく、
また複雑に煌めいていた。
僕がどんな夢を投げるか、
君は永遠に分からな。い。
邪気を物にした魔術師が、
ランプの底で静かに笑う、
・・・ほ、ら。・・・ま、た。
果物で埋まる魔天楼へと、
高速で駆けていく血管品。
羽も要らないほど美しく、
その冷たさは輝いていた。
707 ：ラストステップ／大曲線小直角体Ｓ：2013/03/13(水) 03:50:44.37 ID:3+qE9B5M
旧世界では誰一人として。
解き明かせなかった迷宮。
新世界へと辿り着いても、
非現実に追いかけられて、
姫。貴女がその七ツの指で、
一つ残らず電気を消すとき。
夜。に何億枚も積み上がった、
真の謎――――に、逢えるの。
旧世界では誰一人として。
見つけられなかった惑星。
新世界まで流れ着いても、
非対象の部屋しかなくて、
姫。貴女がその二ツの舌で、
一滴残らず電気を飲むとき。
闇。に何億粒もばら撒かれた、
真の謎――――に、触れるの。
解き明かせなかった迷宮。
新世界へと辿り着いても、
非現実に追いかけられて、
姫。貴女がその七ツの指で、
一つ残らず電気を消すとき。
夜。に何億枚も積み上がった、
真の謎――――に、逢えるの。
旧世界では誰一人として。
見つけられなかった惑星。
新世界まで流れ着いても、
非対象の部屋しかなくて、
姫。貴女がその二ツの舌で、
一滴残らず電気を飲むとき。
闇。に何億粒もばら撒かれた、
真の謎――――に、触れるの。
708 ：ラストステップ／Meltquonnoa Seed：2013/03/14(木) 07:47:40.09 ID:nXI3Yqg7
お願い.わたしの可愛い木星.
これ以上進化しないで....
心臓.だけは({本物})だから,
無に還る事もできない....
天窓を,通り越して見え,た.
指も凍るほど冷たい雨,
....翡翠よりきれいだった.
お願い.わたしの最後の木星.
これ以上膨らまないで....
眼球.だけは({偽物})だから,
空を見る事もできない....
裏口を,走り抜けていっ,た.
核も凍るほど冷たい風,
....いつかの私と似ていた.
これ以上進化しないで....
心臓.だけは({本物})だから,
無に還る事もできない....
天窓を,通り越して見え,た.
指も凍るほど冷たい雨,
....翡翠よりきれいだった.
お願い.わたしの最後の木星.
これ以上膨らまないで....
眼球.だけは({偽物})だから,
空を見る事もできない....
裏口を,走り抜けていっ,た.
核も凍るほど冷たい風,
....いつかの私と似ていた.
709 ：ラストステップ／抜き打ちテスト：2013/03/15(金) 10:26:24.85 ID:qhHLZQBI
柔らかい草に溺れて見た、
《虹の鎖が架かっている》夢。
いつから眠ったのか知らない、
小さくなっていく蝋燭は、
わたしの羽、より、軽く、て。
でも、積み重なった甘い音が、
こうして鳴り続けている限り、
飛べなくなる事はないんだよ。
柔らかい肘を何重にも、
《虹の鎖で巻かれている》夢。
いつまで続くのか分からない、
空気と化していく人々は、
わたしの足、より、速く、て。
でも、解体された苦い音に、
抱かれて生き続けている限り、
消えてしまう事もないんだよ。
《虹の鎖が架かっている》夢。
いつから眠ったのか知らない、
小さくなっていく蝋燭は、
わたしの羽、より、軽く、て。
でも、積み重なった甘い音が、
こうして鳴り続けている限り、
飛べなくなる事はないんだよ。
柔らかい肘を何重にも、
《虹の鎖で巻かれている》夢。
いつまで続くのか分からない、
空気と化していく人々は、
わたしの足、より、速く、て。
でも、解体された苦い音に、
抱かれて生き続けている限り、
消えてしまう事もないんだよ。
710 ：ラストステップ／煙を呼ぶノコギリ：2013/03/16(土) 10:49:04.16 ID:d+NCpuON
特殊な傷痕が浮き上がる,
少女の細い腕が欲しくて.
聖なる雨の槍を起動する.
ああ,何度突き刺されても,
まるで手応えのない精神!
そして,壊れた,無線機から,
流れてくる不思議なノイズに.
耳を....傾けて....火が堕ちるまで....
歪んだ紋章が浮き上がる,
貴女の細い腕が欲しくて.
聖なる雪の弓を起動する.
ああ,何度撃ち抜かれても,
まるで手応えのない精神!
そして,壊れた,羅針盤から,
聞こえてくる重たいノイズを.
心に....注いで....陽が落ちるまで....
少女の細い腕が欲しくて.
聖なる雨の槍を起動する.
ああ,何度突き刺されても,
まるで手応えのない精神!
そして,壊れた,無線機から,
流れてくる不思議なノイズに.
耳を....傾けて....火が堕ちるまで....
歪んだ紋章が浮き上がる,
貴女の細い腕が欲しくて.
聖なる雪の弓を起動する.
ああ,何度撃ち抜かれても,
まるで手応えのない精神!
そして,壊れた,羅針盤から,
聞こえてくる重たいノイズを.
心に....注いで....陽が落ちるまで....
711 ：ラストステップ／??????????_____a：2013/03/17(日) 09:57:42.69 ID:7KCySlWe
一番最初に触れたものを、
一番最後まで忘れていた。
それは当然なのだけれど、
それが私の終わりの記憶。
火の香りを断ち切ろうと、
火の翳りを焼き切ろうと、
またいつの間にか視界に、
映り込んでしまっている。
またいつの魔にか思考が、
一番最初に止めたことを、
一番最後まで覚えていた。
それは偶然なのだけれど、
それが私の始まりの記憶。
血の余りを刷り込まれて、
血の飾りを投げ込まれて、
またいつの間にか貴女は、
黙り込んでしまっている。
またいつの魔にか彼方へ、
一番最後まで忘れていた。
それは当然なのだけれど、
それが私の終わりの記憶。
火の香りを断ち切ろうと、
火の翳りを焼き切ろうと、
またいつの間にか視界に、
映り込んでしまっている。
またいつの魔にか思考が、
一番最初に止めたことを、
一番最後まで覚えていた。
それは偶然なのだけれど、
それが私の始まりの記憶。
血の余りを刷り込まれて、
血の飾りを投げ込まれて、
またいつの間にか貴女は、
黙り込んでしまっている。
またいつの魔にか彼方へ、
712 ：ラストステップ／引き分け：2013/03/18(月) 03:20:56.16 ID:MESDa2bG
"その曲がり角の向こうには.
ずっと探していたものがある"
息を弾ませて走って,そして.
落とし穴に落ちるまでが{夢}.
整地された銀の土に跳ねる,
................鯨たち.
私に何が足りなかったのか,
私が何を揺らしていたのか,
教えて貰えるなら――――,
"この暗い部屋の向こうから.
ずっと忘れていたものがくる"
足を縺れさせて逃げて,そして.
機雷を踏ん付けるまでが{夢}.
乱れのない銀の水を駆ける,
................兎たち.
私は誰の代わりだったのか,
私が誰を泣かせていたのか,
教えて貰えるなら――――,
ずっと探していたものがある"
息を弾ませて走って,そして.
落とし穴に落ちるまでが{夢}.
整地された銀の土に跳ねる,
................鯨たち.
私に何が足りなかったのか,
私が何を揺らしていたのか,
教えて貰えるなら――――,
"この暗い部屋の向こうから.
ずっと忘れていたものがくる"
足を縺れさせて逃げて,そして.
機雷を踏ん付けるまでが{夢}.
乱れのない銀の水を駆ける,
................兎たち.
私は誰の代わりだったのか,
私が誰を泣かせていたのか,
教えて貰えるなら――――,
713 ：ラストステップ／（！）の塔：2013/03/19(火) 11:50:15.79 ID:cR2Vdi+2
硝子と翡翠の階段。を。
不規則に踏む音がするわ。
ついていくので精一杯、
それでも靴は破れなくて、
《科学者》の少女７に呟く。
・・・フェニックス。貴女が、
可能性を教えてくれたのよ。
・・・フェニックス、貴女が。
眠り子が眠る衛星。に。
不可思議な妖精がいるわ。
追っていくので精一杯、
それでも羽は破れなくて、
《魔術師》の少女６に囁く。
・・・ファランクス。貴女が、
火の扉を壊してくれたのよ。
・・・ファランクス、貴女が。
不規則に踏む音がするわ。
ついていくので精一杯、
それでも靴は破れなくて、
《科学者》の少女７に呟く。
・・・フェニックス。貴女が、
可能性を教えてくれたのよ。
・・・フェニックス、貴女が。
眠り子が眠る衛星。に。
不可思議な妖精がいるわ。
追っていくので精一杯、
それでも羽は破れなくて、
《魔術師》の少女６に囁く。
・・・ファランクス。貴女が、
火の扉を壊してくれたのよ。
・・・ファランクス、貴女が。
714 ：ラストステップ／MIP ++ nAIFUym：2013/03/20(水) 03:59:54.26 ID:E9YwSKOc
指先を隠しながら。壁に、
幾つか開いた銃痕の一つが。
爪先を空に向けて。夜を、
無限と呼んだ精霊の一人が。
（無作為に、選ばれるまで、）
焼いたトーストの香りが、
わたしを護ってくれる・・・。
そういう幻覚に抱かれて、
柔らかい棘を見ていた・・・。
常闇を纏いながら。床を、
無数に埋めた勾玉の一つが。
宵闇に背を預けて。渦と、
虚空を混ぜた精霊の一人が。
（異次元と、同化するまで、）
焼いたクッキーの香りが、
わたしを護ってくれる・・・。
そういう幻想に揺られて、
まだ眠る君を見ていた・・・。
幾つか開いた銃痕の一つが。
爪先を空に向けて。夜を、
無限と呼んだ精霊の一人が。
（無作為に、選ばれるまで、）
焼いたトーストの香りが、
わたしを護ってくれる・・・。
そういう幻覚に抱かれて、
柔らかい棘を見ていた・・・。
常闇を纏いながら。床を、
無数に埋めた勾玉の一つが。
宵闇に背を預けて。渦と、
虚空を混ぜた精霊の一人が。
（異次元と、同化するまで、）
焼いたクッキーの香りが、
わたしを護ってくれる・・・。
そういう幻想に揺られて、
まだ眠る君を見ていた・・・。
715 ：ラストステップ／深緑色の骨盤B-：2013/03/21(木) 04:22:43.91 ID:lopQQ8ir
マンホールを放り投げてみる。
2億、4億、6億、8億・・・、
枚数は問わない。必要なのは、
異星と交信するための精神。
ウイルス／カプセルを、
見えない様に擬装して、
美しい街に雨を落とそう。
美しい物を失うことを、
極度に嫌う人々のために！
カードキーを踏み砕いてみる。
2億、4億、6億、8億・・・、
形状は問わない。必要なのは、
異海に侵入するための精神。
ウイルス／ナパームを、
見えない場所に設置して、
美しい街を泥で埋めよう。
美しい物が穢れることを、
過剰に嫌う人々のために！
2億、4億、6億、8億・・・、
枚数は問わない。必要なのは、
異星と交信するための精神。
ウイルス／カプセルを、
見えない様に擬装して、
美しい街に雨を落とそう。
美しい物を失うことを、
極度に嫌う人々のために！
カードキーを踏み砕いてみる。
2億、4億、6億、8億・・・、
形状は問わない。必要なのは、
異海に侵入するための精神。
ウイルス／ナパームを、
見えない場所に設置して、
美しい街を泥で埋めよう。
美しい物が穢れることを、
過剰に嫌う人々のために！
716 ：ラストステップ／→αβ大乱視→：2013/03/22(金) 05:34:03.84 ID:tQUDFqQZ
電子ピアノは変化する,
――煌めく高速道路へと.
電気ネズミは変化する,
――冷たい金属の花へと.
《そして,そのあと,私》は....
少しだけ奇妙な世界が好き.
耳を澄まして聴いてみても,
気付かずに過ぎてしまうわ,
だけど.お願い.忘れないで.
電子メロンは変化する,
――小さな立体標本へと.
電気ナイフは変化する,
――か弱い幻想の姫へと.
《そして,そこから,私》は....
限りなく正しい世界を読む.
手を伸ばして叫んでみても,
止まらずに進んでしまうわ,
だけど.お願い.覚えていて.
――煌めく高速道路へと.
電気ネズミは変化する,
――冷たい金属の花へと.
《そして,そのあと,私》は....
少しだけ奇妙な世界が好き.
耳を澄まして聴いてみても,
気付かずに過ぎてしまうわ,
だけど.お願い.忘れないで.
電子メロンは変化する,
――小さな立体標本へと.
電気ナイフは変化する,
――か弱い幻想の姫へと.
《そして,そこから,私》は....
限りなく正しい世界を読む.
手を伸ばして叫んでみても,
止まらずに進んでしまうわ,
だけど.お願い.覚えていて.
717 ：ラストステップ／Σ.KillingAnt.Ω：2013/03/23(土) 05:19:36.13 ID:CwYEOIPl
床に落ちても溶けない水は、
その後、どうなるのだろう。
垂直に大きく跳ねて、また、
星の籠まで戻っていくのか。
わたしは、火を飲み込む。
わたしの、臓器のために。
（無意味。）とだけ繰り返す、
電子機器の声を振り払っ、て、
刻が経っても癒えない傷を、
その後、どうするのだろう。
曲線に浸してそして、また、
星の底まで還しにいくのか。
わたしは、火を呼び込む。
わたしと、貴女のために。
（無価値。）な者が見る夢の、
屈折率をスコープで計っ、て、
その後、どうなるのだろう。
垂直に大きく跳ねて、また、
星の籠まで戻っていくのか。
わたしは、火を飲み込む。
わたしの、臓器のために。
（無意味。）とだけ繰り返す、
電子機器の声を振り払っ、て、
刻が経っても癒えない傷を、
その後、どうするのだろう。
曲線に浸してそして、また、
星の底まで還しにいくのか。
わたしは、火を呼び込む。
わたしと、貴女のために。
（無価値。）な者が見る夢の、
屈折率をスコープで計っ、て、
718 ：ラストステップ／飛婪石クルケイク：2013/03/24(日) 05:06:06.00 ID:oo6qvE7Z
書類:Ｎ:を整頓しましょう。
深い、深い、土の海の中で。
ペンダントを咀嚼する魔銃。
それで、夢の、黒点を貫く。
部屋に蒔かれた空想の芽を、
独りで摘むから楽しいのに。
魔法都市"105"の住人は、
煤けた指を隠し続けて、
書物:Ｌ:を封印しましょう。
甘い、甘い、蜜の川の中に。
イヤリングに寄生する魔銃。
それで、星の、中心を貫く。
解き放たれた幻想の火を、
独りで消すから楽しいのに。
魔法都市"12"の管理者は、
掠れた声で嘆き続けて、
深い、深い、土の海の中で。
ペンダントを咀嚼する魔銃。
それで、夢の、黒点を貫く。
部屋に蒔かれた空想の芽を、
独りで摘むから楽しいのに。
魔法都市"105"の住人は、
煤けた指を隠し続けて、
書物:Ｌ:を封印しましょう。
甘い、甘い、蜜の川の中に。
イヤリングに寄生する魔銃。
それで、星の、中心を貫く。
解き放たれた幻想の火を、
独りで消すから楽しいのに。
魔法都市"12"の管理者は、
掠れた声で嘆き続けて、
719 ：ラストステップ／ の、塔：2013/03/24(日) 05:08:29.21 ID:oo6qvE7Z
生物『９』が,生物『８』の,
真似をしようとする.
できない事は,もう最初から,
理解しているくせに.
粘着テープの剥がれ具合で,
残り時間を,計りながら....
とても小さな,暴風域,にて.
空に開かれた穴を見つけた.
未だ――夢の側に居るらしい.
生物『７』が,生物『６』を,
越えてみようとする.
できない理由は,泡の部屋で,
眠り過ぎていたから.
蛍光テープの光り具合で,
残る命を,計り終えて....
とても巨大な,遊園地,から.
空に作られた街を見ていた.
未だ――霧の中に居るらしい.
真似をしようとする.
できない事は,もう最初から,
理解しているくせに.
粘着テープの剥がれ具合で,
残り時間を,計りながら....
とても小さな,暴風域,にて.
空に開かれた穴を見つけた.
未だ――夢の側に居るらしい.
生物『７』が,生物『６』を,
越えてみようとする.
できない理由は,泡の部屋で,
眠り過ぎていたから.
蛍光テープの光り具合で,
残る命を,計り終えて....
とても巨大な,遊園地,から.
空に作られた街を見ていた.
未だ――霧の中に居るらしい.
720 ：ラストステップ／Lostspringslicer：2013/03/25(月) 07:54:48.70 ID:A5C5Jp7g
《灼熱の液体に》・・・・・、
宇宙で最初の愚か者として、
わたしは、腕ごと浸していた。
付け根から奪い取られ。て、
この感覚だけが消えていく、
いつかどこかで漏電したとき。
降り注ぐアンビエントの粒を、
《灼熱の液体に》―――――。
《冷酷な球体は》・・・・・、
宇宙で最後の愚か者だった、
わたしを、羽ごと押し潰した。
何もかも吹き飛ばされ。て、
その思念だけが残っている、
いつかどこかに墜落したとき。
渦を巻くアンビエントの波を、
《冷酷な球体は》―――――。
宇宙で最初の愚か者として、
わたしは、腕ごと浸していた。
付け根から奪い取られ。て、
この感覚だけが消えていく、
いつかどこかで漏電したとき。
降り注ぐアンビエントの粒を、
《灼熱の液体に》―――――。
《冷酷な球体は》・・・・・、
宇宙で最後の愚か者だった、
わたしを、羽ごと押し潰した。
何もかも吹き飛ばされ。て、
その思念だけが残っている、
いつかどこかに墜落したとき。
渦を巻くアンビエントの波を、
《冷酷な球体は》―――――。
721 ：ラストステップ／キス・カード・２：2013/03/26(火) 06:24:22.71 ID:FWiIv0Yj
天使たちの言うことを信じて、
酷い深みに嵌まってしまった。
数千本のチューブに巻かれて、
アンドロイドの少女が微笑む。
"あなたは、あたしの影の中。"
"ここから、外に出たいなら。"
"つめたい、油を瓶に溜めて、"
"あたしに、流し込んで頂戴、"
天使たちはずっと上の部屋で、
また違うだれかを騙していた。
色とりどりのキューブを操る、
アンドロイドの少女と微睡む。
"あたしは、あなたの腕の中。"
"ここから、外に行かないで。"
"きれいな、氷を口で移して、"
"あたしに、もっと熱を頂戴、"
酷い深みに嵌まってしまった。
数千本のチューブに巻かれて、
アンドロイドの少女が微笑む。
"あなたは、あたしの影の中。"
"ここから、外に出たいなら。"
"つめたい、油を瓶に溜めて、"
"あたしに、流し込んで頂戴、"
天使たちはずっと上の部屋で、
また違うだれかを騙していた。
色とりどりのキューブを操る、
アンドロイドの少女と微睡む。
"あたしは、あなたの腕の中。"
"ここから、外に行かないで。"
"きれいな、氷を口で移して、"
"あたしに、もっと熱を頂戴、"
722 ：ラストステップ／圧殺されし瑪瑙神：2013/03/27(水) 03:18:47.97 ID:HJeMCiU1
圧殺されし瑪瑙神,の,
クリーム色の亡骸,に,
....雨の中,{火を燈す.}
....薬品は,{使わずに.}
すぐ隣の凶々しい花×???
ああ,あの無惨な滴りは,
逃げ出せなかった成れの果て.
光も闇もない[フィールド]が,
魂に寄生してしまう....
圧殺されし瑪瑙神,の,
オレンジ色の残骸,を,
....密かに,{夜へ放つ.}
....薬品は,{使わずに.}
遥か彼方で囀る惡夢×???
ああ,あの濁った滴りは,
逃げ続けていた成れの果て.
表も裏もない[ウィルス]が,
魂に癒着してしまう....
クリーム色の亡骸,に,
....雨の中,{火を燈す.}
....薬品は,{使わずに.}
すぐ隣の凶々しい花×???
ああ,あの無惨な滴りは,
逃げ出せなかった成れの果て.
光も闇もない[フィールド]が,
魂に寄生してしまう....
圧殺されし瑪瑙神,の,
オレンジ色の残骸,を,
....密かに,{夜へ放つ.}
....薬品は,{使わずに.}
遥か彼方で囀る惡夢×???
ああ,あの濁った滴りは,
逃げ続けていた成れの果て.
表も裏もない[ウィルス]が,
魂に癒着してしまう....
723 ：ラストステップ／Rindasuto Negue：2013/03/28(木) 03:26:53.43 ID:nnb6xTT7
どのお菓子を投げようかしら？
不思議と、無意識の間に、
半透明のものを選んでいた。
夜を経て、わたしの後頭部に、
固いゼリィが、ぶ。つか。る、
それから、当然なのだけれど、
視界は（曲線）を描き出して、
・・・誰も知らない世界へと！
どんな文字を溶かそうかしら？
何度か、呼吸する合間に、
半透明のものを掴んでいた。
空を蹴る、わたしの半月板に、
固いミュウが、ま。きつ。く、
それから、当然なのだけれど、
跳躍の（軌道）は捩れ出して、
・・・誰も知らない世界まで！
不思議と、無意識の間に、
半透明のものを選んでいた。
夜を経て、わたしの後頭部に、
固いゼリィが、ぶ。つか。る、
それから、当然なのだけれど、
視界は（曲線）を描き出して、
・・・誰も知らない世界へと！
どんな文字を溶かそうかしら？
何度か、呼吸する合間に、
半透明のものを掴んでいた。
空を蹴る、わたしの半月板に、
固いミュウが、ま。きつ。く、
それから、当然なのだけれど、
跳躍の（軌道）は捩れ出して、
・・・誰も知らない世界まで！
724 ：ラストステップ／精神縫合／ルェヴ：2013/03/29(金) 05:17:03.63 ID:6ALsqRcP
【95番目の塵の星】にて,
息をしないまま眠ろう.
空っぽの肺を満たして,
【95日目の暗い朝】まで.
砕け散ったコイン.の／雨.
それは一度も見た事のない,
メルトミラー....間違いなく,
奪いにいく価値があるもの.
メルトミラー....すてきな夢.
【24周目の青い星】まで,
羽は置いたまま歩こう.
空っぽの肺を満たした,
【24個もの蛍火が】燈る.
離れていく雨.の／ライン.
それは誰も触れた事のない,
メルトスピア....間違いなく,
使ってみる価値があるもの.
メルトスピア....明けない夜.
息をしないまま眠ろう.
空っぽの肺を満たして,
【95日目の暗い朝】まで.
砕け散ったコイン.の／雨.
それは一度も見た事のない,
メルトミラー....間違いなく,
奪いにいく価値があるもの.
メルトミラー....すてきな夢.
【24周目の青い星】まで,
羽は置いたまま歩こう.
空っぽの肺を満たした,
【24個もの蛍火が】燈る.
離れていく雨.の／ライン.
それは誰も触れた事のない,
メルトスピア....間違いなく,
使ってみる価値があるもの.
メルトスピア....明けない夜.
725 ：ラストステップ／きゅー。みー。：2013/03/29(金) 05:19:38.51 ID:6ALsqRcP
爆発音が来るわ。遠くから、
薄くねじれた風に乗って！ね。
貴女の。その奇妙な形をした、
ナイフでも削げないのかしら？
（私たちの頬を少しだけ。）
少しだけ切り裂きながら―――
吹き抜けていく、夢のような、
景色にいる筈なのだけれど、
崩壊音が来るわ。未来から、
幾つもの哀しみを乗せて！ね。
貴女の。その奇妙な形をした、
レンズでも見えないのかしら？
（私たちの水が少しだけ。）
少しだけ溶け合いながら―――
満たされていく、夢のような、
景色がある筈なのだけれど、
薄くねじれた風に乗って！ね。
貴女の。その奇妙な形をした、
ナイフでも削げないのかしら？
（私たちの頬を少しだけ。）
少しだけ切り裂きながら―――
吹き抜けていく、夢のような、
景色にいる筈なのだけれど、
崩壊音が来るわ。未来から、
幾つもの哀しみを乗せて！ね。
貴女の。その奇妙な形をした、
レンズでも見えないのかしら？
（私たちの水が少しだけ。）
少しだけ溶け合いながら―――
満たされていく、夢のような、
景色がある筈なのだけれど、
726 ：ラストステップ／7Z777Z7777Z777。：2013/03/30(土) 08:01:10.92 ID:83UhKr5P
生命体αに・・・無理矢理。
押し付けられたプレゼント。
光に反応しない・・・ただ、
暗闇の位置を掴めるだけ、
ダンサー達は。惡意の渦が、
無数にうごめく惑星の中で、
ずっと。あたしの帰りを、
待っていてくれたみたい。
生命体βと・・・無理矢理。
引き抜いてみたクリスタル。
光を吸収しない・・・ただ、
暗闇の温度が分かるだけ、
ダンサー達は。絶望の芽が、
無数にうごめく草原で眠る、
こんな。あたしの孤独を、
知っていてくれたみたい。
押し付けられたプレゼント。
光に反応しない・・・ただ、
暗闇の位置を掴めるだけ、
ダンサー達は。惡意の渦が、
無数にうごめく惑星の中で、
ずっと。あたしの帰りを、
待っていてくれたみたい。
生命体βと・・・無理矢理。
引き抜いてみたクリスタル。
光を吸収しない・・・ただ、
暗闇の温度が分かるだけ、
ダンサー達は。絶望の芽が、
無数にうごめく草原で眠る、
こんな。あたしの孤独を、
知っていてくれたみたい。
727 ：ラストステップ／飛淘石パラムシン：2013/03/31(日) 15:58:40.38 ID:+0KvDvbd
(何も,浮かんでこない.)
{ゼロの海に落とされてから,}
[記録もされなくなっていく,]
(底に,溶けていくとき.)
{ゼロの森がざわめき出して,}
[無を喰らう空も割れ始めた,]
触れたくても,すり抜けてしまう,
ルーンの欠片を,貴女の指に....
(誰も,起きてはこない.)
{ゼロの街で目覚めたあとの,}
[記憶がないことに気付いて,]
(月が,欠けていくとき.)
{ゼロの星から逃げ出すのよ,}
[無を降らす魔物が来る前に,]
触れるとすぐ,燃え尽きてしまう,
火の髪飾りを,貴女の部屋へ....
{ゼロの海に落とされてから,}
[記録もされなくなっていく,]
(底に,溶けていくとき.)
{ゼロの森がざわめき出して,}
[無を喰らう空も割れ始めた,]
触れたくても,すり抜けてしまう,
ルーンの欠片を,貴女の指に....
(誰も,起きてはこない.)
{ゼロの街で目覚めたあとの,}
[記憶がないことに気付いて,]
(月が,欠けていくとき.)
{ゼロの星から逃げ出すのよ,}
[無を降らす魔物が来る前に,]
触れるとすぐ,燃え尽きてしまう,
火の髪飾りを,貴女の部屋へ....
728 ：ラストステップ／榠／90.9：2013/04/01(月) 12:51:12.18 ID:rcAYxGfw
音割れの好きな少女、その、
影だけが先に行ってしまうの。
誰でもいいから捕まえてきて、
あたしが光を失うまでに。
信号に戸惑うキメラたちと、
成層圏を抜けていく、わ！
逆流／そんな時間の向こう、
楽園【S-45】目指し、て。
耳鳴りが好きな少女、その、
羽だけが水に浮かんでいるの。
誰でもいいから捕まえてきて、
あたしの涙が弾ける前に。
魂を持たないキメラたちと、
大迷宮を駆けていく、わ！
流失／そんな時間の果ての、
楽園【S-45】目指し、て。
影だけが先に行ってしまうの。
誰でもいいから捕まえてきて、
あたしが光を失うまでに。
信号に戸惑うキメラたちと、
成層圏を抜けていく、わ！
逆流／そんな時間の向こう、
楽園【S-45】目指し、て。
耳鳴りが好きな少女、その、
羽だけが水に浮かんでいるの。
誰でもいいから捕まえてきて、
あたしの涙が弾ける前に。
魂を持たないキメラたちと、
大迷宮を駆けていく、わ！
流失／そんな時間の果ての、
楽園【S-45】目指し、て。
729 ：ラストステップ／Piranha,Liz.：2013/04/02(火) 11:14:07.45 ID:TuhIugO0
秘密。妖精は窓の外から、
限りなく、小さな、声で呟く。
森林。を最終地点とする、
エレベーターを探しに行こう。
――13。――12。――11。
最後まで起きていたいけれど、
いつも、途中で眠ってしまう。
ネジの外れた魔剣に抱かれて、
夜明けを告げる猫が来るまで。
孤独。精霊は籠の中から、
限りなく、静かな、声で囁く。
深海。を最終地点とする、
エレベーターを探しに行こう。
――17。――15。――13。
最後まで聴いてみたいけれど、
いつも、途中で眠ってしまう。
射手のいない魔弓が独りでに、
死を告げに来た星を撃つまで。
限りなく、小さな、声で呟く。
森林。を最終地点とする、
エレベーターを探しに行こう。
――13。――12。――11。
最後まで起きていたいけれど、
いつも、途中で眠ってしまう。
ネジの外れた魔剣に抱かれて、
夜明けを告げる猫が来るまで。
孤独。精霊は籠の中から、
限りなく、静かな、声で囁く。
深海。を最終地点とする、
エレベーターを探しに行こう。
――17。――15。――13。
最後まで聴いてみたいけれど、
いつも、途中で眠ってしまう。
射手のいない魔弓が独りでに、
死を告げに来た星を撃つまで。
730 ：ラストステップ／イルイゼン大陸：2013/04/03(水) 04:58:28.43 ID:asg7Ij8s
幻覚と幻聴。あなたは、
どちらを選び取るでしょうか？
私には、想像できない、
・・・そして風の中で微笑む。
祈らないと羽が奪われるなら、
最初から存在しなくていい。
失くした記号を拾い集めて、
部屋ごと太陽に差し出すだけ、
幻想と幻日。あなたと、
どちらを掠め取りましょうか？
私には、想像できない、
・・・そして水の底で微眠む。
輪郭が戻らずに消し飛んでも、
最初からそれに興味はない。
凍てつく記号で溢れ返った、
部屋ごと鎖で封じ込めるだけ。
どちらを選び取るでしょうか？
私には、想像できない、
・・・そして風の中で微笑む。
祈らないと羽が奪われるなら、
最初から存在しなくていい。
失くした記号を拾い集めて、
部屋ごと太陽に差し出すだけ、
幻想と幻日。あなたと、
どちらを掠め取りましょうか？
私には、想像できない、
・・・そして水の底で微眠む。
輪郭が戻らずに消し飛んでも、
最初からそれに興味はない。
凍てつく記号で溢れ返った、
部屋ごと鎖で封じ込めるだけ。
731 ：ラストステップ／退路を塞ぐ死の塔：2013/04/04(木) 09:53:46.15 ID:uMGq8YkH
カレンダーから数字が逃げて,
今がいつか分からなくなった.
ミキサーはまた自分一人で,
未知の物質を混ぜ出して....
冷凍庫がまだ起きないせいで,
蒸し暑い部屋から出られない.
蝋燭は溶けることも忘れて,
窓の外を眺めているだけ....
:課せられた:使命:を:
:与えられた:役割:を:
:全て放棄する:ガラクタ達:
:それでも:
栗鼠の少女は,優しい,から,
どれを捨てようともしない.
魔力の工具に,埋もれながら,
ふたりで,今宵も夜を越える.
今がいつか分からなくなった.
ミキサーはまた自分一人で,
未知の物質を混ぜ出して....
冷凍庫がまだ起きないせいで,
蒸し暑い部屋から出られない.
蝋燭は溶けることも忘れて,
窓の外を眺めているだけ....
:課せられた:使命:を:
:与えられた:役割:を:
:全て放棄する:ガラクタ達:
:それでも:
栗鼠の少女は,優しい,から,
どれを捨てようともしない.
魔力の工具に,埋もれながら,
ふたりで,今宵も夜を越える.
732 ：ピアノマンチャールズ@1002：2013/04/04(木) 13:39:33.32 ID:0BkHPSIN
（グランドピアノ）嬰ロ長調 チャールズ No.636 作曲：チャールズ
http://www.youtube.com/watch?v=U_dwU6wm_4o
僕も作曲しているが理論というかそうゆう話ではなく、
その作曲を聞いて自分の中の心の風景を見ればいいと思うんだよ。
僕は今レコード会社に売り込みして決まったら作曲家としてデビューするが、
作曲がないと音楽は成り立たないから、作曲家は孤高のアーティストなんだよ。
http://www.youtube.com/watch?v=U_dwU6wm_4o
僕も作曲しているが理論というかそうゆう話ではなく、
その作曲を聞いて自分の中の心の風景を見ればいいと思うんだよ。
僕は今レコード会社に売り込みして決まったら作曲家としてデビューするが、
作曲がないと音楽は成り立たないから、作曲家は孤高のアーティストなんだよ。
733 ：ラストステップ／靉靆：2013/04/05(金) 11:26:15.14 ID:zo+eWAk8
『後ろ向きに歩いたりするのが、
【星Ｓ】での流行なんだって。』
手首に巻きつく不思議な雲に、
ナイフを分解して隠すと、
撃ち損じが無くなるみたいね。
本当にゆっくり迫ってくる、
黒い壁、黒い水、黒い雪。
こういう風な狂い方だって、
綺麗だから、すごく好き。
『息を止めて眠ったりするのが、
【星Ｌ】での流行なんだって。』
手首に巻きつくあなたの雲で、
あたしを細胞まで崩して、
違うものに組み立てて欲しい。
本当にゆっくり迫ってくる、
赫い空、赫い指、赫い波。
こうイう風。な／壊れ方でサえ、
き麗だカ、ら、す。ゴく、好キ、
【星Ｓ】での流行なんだって。』
手首に巻きつく不思議な雲に、
ナイフを分解して隠すと、
撃ち損じが無くなるみたいね。
本当にゆっくり迫ってくる、
黒い壁、黒い水、黒い雪。
こういう風な狂い方だって、
綺麗だから、すごく好き。
『息を止めて眠ったりするのが、
【星Ｌ】での流行なんだって。』
手首に巻きつくあなたの雲で、
あたしを細胞まで崩して、
違うものに組み立てて欲しい。
本当にゆっくり迫ってくる、
赫い空、赫い指、赫い波。
こうイう風。な／壊れ方でサえ、
き麗だカ、ら、す。ゴく、好キ、
734 ：ラストステップ／29075642351222℃：2013/04/05(金) 11:28:44.06 ID:zo+eWAk8
追い出された機械に触れる刻、
風景は変化するのでしょうか。
地下に伸びる梯子に腰かけて、
奈落にそっと手を翳してみる。
電気は付けたままにしていて。
秘密の詰まったリンスの箱を、
全力で蹴り飛ばしてあげたい。
たぶん傷一つ付かないうえに、
私の足が砕けるでしょうけど。
剥がれかけた塗装に触れる刻、
風景も停止するのでしょうか。
地底湖まで二人で目を閉じて、
奈落を見ないよう歩いていく。
空気は抜いたままにしていて。
惡夢の詰まったリンスの瓶を、
全力で投げ飛ばしてあげたい。
たぶん10mmも浮かないうえに、
私の肩が壊れるでしょうけど。
風景は変化するのでしょうか。
地下に伸びる梯子に腰かけて、
奈落にそっと手を翳してみる。
電気は付けたままにしていて。
秘密の詰まったリンスの箱を、
全力で蹴り飛ばしてあげたい。
たぶん傷一つ付かないうえに、
私の足が砕けるでしょうけど。
剥がれかけた塗装に触れる刻、
風景も停止するのでしょうか。
地底湖まで二人で目を閉じて、
奈落を見ないよう歩いていく。
空気は抜いたままにしていて。
惡夢の詰まったリンスの瓶を、
全力で投げ飛ばしてあげたい。
たぶん10mmも浮かないうえに、
私の肩が壊れるでしょうけど。
735 ：ラストステップ／メンテナンサー：2013/04/06(土) 14:05:57.78 ID:OV5O8lbx
ネコの背中の傷痕と,
廃棄された人工惑星.
交わらなかった二つの線が,
少しずつ角度を変えていく.
なのに,まだ,僕一人だけが....
身体を取り戻せていない....
静かな音楽を流して欲しい.
外壁が崩れ落ちるくらいの,
....大きなボリュームで.
ネコの尻尾の輝きと,
廃除された精神衛星.
重ならなかった二つの点に,
少しずつ樹脂を注いでいく.
そして,ただ,僕一人だけが....
色の違うプラグを刺して....
煩い音楽を与えて欲しい.
足音に掻き消されるくらいの,
....小さなボリュームで.
廃棄された人工惑星.
交わらなかった二つの線が,
少しずつ角度を変えていく.
なのに,まだ,僕一人だけが....
身体を取り戻せていない....
静かな音楽を流して欲しい.
外壁が崩れ落ちるくらいの,
....大きなボリュームで.
ネコの尻尾の輝きと,
廃除された精神衛星.
重ならなかった二つの点に,
少しずつ樹脂を注いでいく.
そして,ただ,僕一人だけが....
色の違うプラグを刺して....
煩い音楽を与えて欲しい.
足音に掻き消されるくらいの,
....小さなボリュームで.
736 ：ラストステップ／充填不可。：2013/04/07(日) 13:45:40.26 ID:i5XQ+QIP
"酩酊を演技する異端者へ"
狡猾に。宇宙の民を欺け、
理想郷が出来上がるまで、
トランスした誰かのせいで、
魔剣の切れ味が少し上がる。
その刃の背を滑るようにして、
あなたが生み出す幻影。は。
1mmの傷さえ負うことなく、
"錯乱を擬装する預言者へ"
静寂を。胎内時計に刻め、
理想郷が朽ち果てるまで、
トリップした誰かのせいで、
魔水の温度が零まで下がる。
その氷の背を弾くようにして、
私たちが吸い込む幻覚。に。
1mmの雨さえ降ることなく、
狡猾に。宇宙の民を欺け、
理想郷が出来上がるまで、
トランスした誰かのせいで、
魔剣の切れ味が少し上がる。
その刃の背を滑るようにして、
あなたが生み出す幻影。は。
1mmの傷さえ負うことなく、
"錯乱を擬装する預言者へ"
静寂を。胎内時計に刻め、
理想郷が朽ち果てるまで、
トリップした誰かのせいで、
魔水の温度が零まで下がる。
その氷の背を弾くようにして、
私たちが吸い込む幻覚。に。
1mmの雨さえ降ることなく、
737 ：ラストステップ／捨て駒／M／E：2013/04/08(月) 15:44:26.53 ID:tlTt8r5G
G。5/7、FF。n-N4。⇒0、0、
A。9/9、DP。5+N8。⇔1、6、
M。1/?、QX。5-N2。⇒7、3、
可愛い馬鹿が部屋の中に居て、
わたしの水を掻き乱していく。
――――いつか、また、
――――夜の傘の下で震える、
――――勝者のための儀式を。
D。4/7、Ee。n+J4。⇒0、0、
E。4/9、Oq。5-J8。⇔1、6、
L。7/!、Ck。5+J2。⇒7、3、
可愛い馬鹿と部屋の外に出て、
お互いの火を手に零していく。
――――いつか、また、
――――音の幕の下で微笑む、
――――敗者のための宴を。
A。9/9、DP。5+N8。⇔1、6、
M。1/?、QX。5-N2。⇒7、3、
可愛い馬鹿が部屋の中に居て、
わたしの水を掻き乱していく。
――――いつか、また、
――――夜の傘の下で震える、
――――勝者のための儀式を。
D。4/7、Ee。n+J4。⇒0、0、
E。4/9、Oq。5-J8。⇔1、6、
L。7/!、Ck。5+J2。⇒7、3、
可愛い馬鹿と部屋の外に出て、
お互いの火を手に零していく。
――――いつか、また、
――――音の幕の下で微笑む、
――――敗者のための宴を。
738 ：ドレミファ名無シド：2013/04/09(火) 02:34:18.02 ID:EXczNNop
（グランドピアノ）変イ長調 チャールズ No.637 作曲：チャールズ
https://www.youtube.com/watch?v=CY9VfeepC10
楽譜が確立された中世ヨーロッパ以降の音楽はたった一人のピアノマンから
生まれたんだよ。それはたった一人の歌姫のためだったんだよ。
だから、音楽の世界ではピアノマンは特別な存在なんだよ。
それは昔も今も同じだよ。
僕は音楽の真実の扉を開くことが出来るよ。
それはピアノマンだからさ。
音楽の扉を開くには作曲家の力が必要です。
作曲がないと音楽は成り立たないから。
https://www.youtube.com/watch?v=CY9VfeepC10
楽譜が確立された中世ヨーロッパ以降の音楽はたった一人のピアノマンから
生まれたんだよ。それはたった一人の歌姫のためだったんだよ。
だから、音楽の世界ではピアノマンは特別な存在なんだよ。
それは昔も今も同じだよ。
僕は音楽の真実の扉を開くことが出来るよ。
それはピアノマンだからさ。
音楽の扉を開くには作曲家の力が必要です。
作曲がないと音楽は成り立たないから。
739 ：ラストステップ／連続呪法 弐：2013/04/09(火) 04:40:41.55 ID:pyuS0x4A
床に繋がれたままだから、
一人では水も掬えないの。
神さまの作るお菓子より、
粉々に割れた光の矢、を。
《そこからが夢へと落ちる過程、》
もう絶対に、同じ間違い、を、
繰り返さないって誓ったのに！
零れた土に、触れてる間、に、
記憶はゼロまで戻されていく。
壁より外に行けないから、
結局は何も得られないの。
神さまがくれる幻肢より、
粉々に割れた額の目、で。
《そこまでが夢より覚める過程、》
もう絶対に、同じ間違い、を、
繰り返さないって誓ったのに！
倒れた箱が、溶けてく間、に、
身体はゼロまで戻されていく。
一人では水も掬えないの。
神さまの作るお菓子より、
粉々に割れた光の矢、を。
《そこからが夢へと落ちる過程、》
もう絶対に、同じ間違い、を、
繰り返さないって誓ったのに！
零れた土に、触れてる間、に、
記憶はゼロまで戻されていく。
壁より外に行けないから、
結局は何も得られないの。
神さまがくれる幻肢より、
粉々に割れた額の目、で。
《そこまでが夢より覚める過程、》
もう絶対に、同じ間違い、を、
繰り返さないって誓ったのに！
倒れた箱が、溶けてく間、に、
身体はゼロまで戻されていく。
740 ：ラストステップ／dCThrez.Hnll.：2013/04/10(水) 04:13:51.94 ID:Nor/zG/e
ベルト・コンベアの上で、
楽しい事を空想してみる。
次にこの目を開いたとき、
体はどこに在るのだろう？
（恐ろしい闇の中でもいい。
あとは帰るだけだから、ね。）
よく考えてみれば、確かに、
貴女の言う通りかもしれない。
・・・私に流れる血液、の。
ブラック・ホールの中で、
楽しい夢に侵入してみる。
次にこの手を離したとき、
体はどこへ飛ぶのだろう？
（絶望の中心部でもいい。
あとは昇るだけだから、ね。）
嘘を破ってみても、確かに、
貴女の言う通りかもしれない。
・・・私を動かす血液、の。
楽しい事を空想してみる。
次にこの目を開いたとき、
体はどこに在るのだろう？
（恐ろしい闇の中でもいい。
あとは帰るだけだから、ね。）
よく考えてみれば、確かに、
貴女の言う通りかもしれない。
・・・私に流れる血液、の。
ブラック・ホールの中で、
楽しい夢に侵入してみる。
次にこの手を離したとき、
体はどこへ飛ぶのだろう？
（絶望の中心部でもいい。
あとは昇るだけだから、ね。）
嘘を破ってみても、確かに、
貴女の言う通りかもしれない。
・・・私を動かす血液、の。
741 ：ラストステップ／Ｓ型宇宙最長の塔：2013/04/11(木) 04:35:17.98 ID:bGZD1keB
空腹を硝子で満たすのは、
まだ少し、早い気がするわ。
その尻尾で迷路を照らす、
猫の群れ、と歩いていた日。
燭台から翡翠が消えた。のに。
誰も現実に気付かないの。
振動装置だけが絶え間、なく、
あたしの隣で動いていて、
傷痕をシールで隠しても、
まだ少し、痛む気がするわ。
その両目で星を呼び込む、
猫の群れ、と走っていた日。
恒星から水素が消えた。のに。
誰も真実が分からないの。
振動装置を止めるため、には、
あたしが鎖を壊さないと、
まだ少し、早い気がするわ。
その尻尾で迷路を照らす、
猫の群れ、と歩いていた日。
燭台から翡翠が消えた。のに。
誰も現実に気付かないの。
振動装置だけが絶え間、なく、
あたしの隣で動いていて、
傷痕をシールで隠しても、
まだ少し、痛む気がするわ。
その両目で星を呼び込む、
猫の群れ、と走っていた日。
恒星から水素が消えた。のに。
誰も真実が分からないの。
振動装置を止めるため、には、
あたしが鎖を壊さないと、
742 ：ラストステップ／マクロヒドラ神：2013/04/12(金) 05:28:52.47 ID:YpyA6Fu1
メル・データを解析したら、
銀盤の惑星に、行けるよ。
《不可能》に毒された砂が、
空間を跨いで降り落ちる。
充電されたドアを開けて、
眠りの部屋から抜け出そう。
まだ終焉まで遠いけれど、
背中のネジは緩めないで！
メル・ワームに浸蝕された、
銀盤の惑星に、揺られて。
《不可能》と刻まれた石を、
澄んだ青空に投げ飛ばす。
帯電したメロンを食べて、
死者の惡夢から抜け出そう。
まだ冒険は続くのだから、
背骨とカギも忘れないで！
銀盤の惑星に、行けるよ。
《不可能》に毒された砂が、
空間を跨いで降り落ちる。
充電されたドアを開けて、
眠りの部屋から抜け出そう。
まだ終焉まで遠いけれど、
背中のネジは緩めないで！
メル・ワームに浸蝕された、
銀盤の惑星に、揺られて。
《不可能》と刻まれた石を、
澄んだ青空に投げ飛ばす。
帯電したメロンを食べて、
死者の惡夢から抜け出そう。
まだ冒険は続くのだから、
背骨とカギも忘れないで！
743 ：ラストステップ／1parsec....：2013/04/13(土) 07:51:45.33 ID:dOK1XtO6
8bitの空間の果て。きみが、
《ヒスイの剣》を手に刺して、
一人、で・・・闘っているわ。
耳障りな月の光線さえ、
鮮やかに切り崩しながら。
魔電子の／中で／解体された、
赤いコントローラー。膨大な、
膨大な鉄屑からそれを――――
8bitの暗闇でまだ。きみが、
《コハクの盾》を腕に乗せて、
眠ら、ず・・・闘っているわ。
目障りな太陽光線さえ、
鮮やかに跳ね返しながら。
遺伝子の／箱に／封印された、
青いコントローラー。膨大な、
膨大な星屑からそれを――――
《ヒスイの剣》を手に刺して、
一人、で・・・闘っているわ。
耳障りな月の光線さえ、
鮮やかに切り崩しながら。
魔電子の／中で／解体された、
赤いコントローラー。膨大な、
膨大な鉄屑からそれを――――
8bitの暗闇でまだ。きみが、
《コハクの盾》を腕に乗せて、
眠ら、ず・・・闘っているわ。
目障りな太陽光線さえ、
鮮やかに跳ね返しながら。
遺伝子の／箱に／封印された、
青いコントローラー。膨大な、
膨大な星屑からそれを――――
744 ：ラストステップ／Plastic Sinker：2013/04/14(日) 09:50:13.06 ID:IZnI9nWP
水の神殿まで滑っていく,
マグネットがすごく綺麗で,
眺めているだけでよかった.
33／7000ほど....
質量を失くした体は,
それでも宇宙に居たいらしい.
瞼を縫って.靴を焼き捨てて.
その方がずっと軽くなれる,
水の神殿から奪い取った,
マグカップを照らす灯りが,
割れていた事も気付かずに.
31／6000ほど....
熱量を失くした心は,
それでも宇宙に居たいらしい.
音に凭れて.夢に背を向けて.
その方がもっと弱くなれる,
マグネットがすごく綺麗で,
眺めているだけでよかった.
33／7000ほど....
質量を失くした体は,
それでも宇宙に居たいらしい.
瞼を縫って.靴を焼き捨てて.
その方がずっと軽くなれる,
水の神殿から奪い取った,
マグカップを照らす灯りが,
割れていた事も気付かずに.
31／6000ほど....
熱量を失くした心は,
それでも宇宙に居たいらしい.
音に凭れて.夢に背を向けて.
その方がもっと弱くなれる,
745 ：ラストステップ／非常に危険なもの：2013/04/15(月) 04:48:46.34 ID:gi0sgzQf
いつも波打つ壁に囲まれて、
朝まで眠れたことなんてない、
調合だってミスしてばかり。
魂だけが擦り減っていくわ。
"何、を、企んで、いる、の？"
勇者が最期にくれた言葉を、
よく見える場所に飾ってから。
あたしはまた２周目に入る、
いつか水の壁に沈んだまま、
可愛く笑ってみたかったけど、
分解してもまちがいだらけ。
絶望だけは壊さないように。
"何、を、考えて、いる、の？"
勇者が倒れるときを狙って、
臓器を部屋に閉じ込めたあと。
あたしはまた５周目に入る、
朝まで眠れたことなんてない、
調合だってミスしてばかり。
魂だけが擦り減っていくわ。
"何、を、企んで、いる、の？"
勇者が最期にくれた言葉を、
よく見える場所に飾ってから。
あたしはまた２周目に入る、
いつか水の壁に沈んだまま、
可愛く笑ってみたかったけど、
分解してもまちがいだらけ。
絶望だけは壊さないように。
"何、を、考えて、いる、の？"
勇者が倒れるときを狙って、
臓器を部屋に閉じ込めたあと。
あたしはまた５周目に入る、
746 ：ラストステップ／炎に蟄する蟲：2013/04/16(火) 06:12:15.51 ID:/eNKAaDF
ふわり、と、雨粒が弾けた、
だけで崩れてしまいそうな、
バルコニィから眺める景色！
巨大な《―卵―》が中心部に、
傾いて突き刺さっていたのが、
単純に、とても綺麗でした。
（私は、刻の不法滞在者。
この世界に居てはいけない、）
とろり、と、蜂蜜が零れた、
だけで沈んでしまいそうな、
バルコニィまで流れる景色！
冷たい《―扉―》が最深部で、
不規則に並べられていたのが、
単純に、とても綺麗でした。
（私は、刻の不法大罪者。
この世界に居てはいけない、）
だけで崩れてしまいそうな、
バルコニィから眺める景色！
巨大な《―卵―》が中心部に、
傾いて突き刺さっていたのが、
単純に、とても綺麗でした。
（私は、刻の不法滞在者。
この世界に居てはいけない、）
とろり、と、蜂蜜が零れた、
だけで沈んでしまいそうな、
バルコニィまで流れる景色！
冷たい《―扉―》が最深部で、
不規則に並べられていたのが、
単純に、とても綺麗でした。
（私は、刻の不法大罪者。
この世界に居てはいけない、）
747 ：ラストステップ／飛囚石ミニロトユ：2013/04/17(水) 02:24:30.79 ID:PWIUtRTc
わたしの棘になった指に,
何を食べさせても良いと言ったら,
あなたはまだ苦い硬貨を,
たくさん持ってくるのでしょうね.
(木目に流れ出す{エーテル}....)
2種類.目覚め方があるから、
好きな方を選んで欲しい.
白銀の花弁.その残骸は,
それぞれの海に積もるはず.
わたしが骨になった夜に,
何を背負わせても良いと言ったら、
あなたはまだ熱い果実を,
たくさん持ってくるのでしょうね.
(睡魔を掻き乱す{パラソル}....)
2種類.終わり方があるから、
好きな方を壊して欲しい.
白銀の花弁.その残光が,
それぞれの海を照らすはず.
何を食べさせても良いと言ったら,
あなたはまだ苦い硬貨を,
たくさん持ってくるのでしょうね.
(木目に流れ出す{エーテル}....)
2種類.目覚め方があるから、
好きな方を選んで欲しい.
白銀の花弁.その残骸は,
それぞれの海に積もるはず.
わたしが骨になった夜に,
何を背負わせても良いと言ったら、
あなたはまだ熱い果実を,
たくさん持ってくるのでしょうね.
(睡魔を掻き乱す{パラソル}....)
2種類.終わり方があるから、
好きな方を壊して欲しい.
白銀の花弁.その残光が,
それぞれの海を照らすはず.
748 ：ラストステップ／平和の炎／保護区：2013/04/18(木) 06:40:16.44 ID:rF5VXfKb
《使い捨ての座敷牢》―――に、
泥まみれのまま突き落とされて、
此処で良いから、・・・と。
痛くしないから、・・・と。
真っ白な影たちが嗤うの、
そんな勝手な祈りになんて、
あたしは従うつもり等無い。
右の腕を。左の足を。尻尾を。
メスで切り取られるとしても。
《強化された座敷牢》―――に、
泡まみれのまま突き落とされて、
使者が去るまで、・・・と。
夜が過ぎるまで、・・・と。
真っ白な影たちが殴るの、
こんな愚かな儀式になんて、
あたしは従うつもり等無い。
右の角／を左の／牙を／尻尾を、
メ／ス。で切。り取。ら／れ／、
泥まみれのまま突き落とされて、
此処で良いから、・・・と。
痛くしないから、・・・と。
真っ白な影たちが嗤うの、
そんな勝手な祈りになんて、
あたしは従うつもり等無い。
右の腕を。左の足を。尻尾を。
メスで切り取られるとしても。
《強化された座敷牢》―――に、
泡まみれのまま突き落とされて、
使者が去るまで、・・・と。
夜が過ぎるまで、・・・と。
真っ白な影たちが殴るの、
こんな愚かな儀式になんて、
あたしは従うつもり等無い。
右の角／を左の／牙を／尻尾を、
メ／ス。で切。り取。ら／れ／、
749 ：ラストステップ／4:44。：2013/04/19(金) 04:44:44.15 ID:vMNsm8MN
4:44を恐れないで。
4:44は水のように、
いつでも底に溜まっている、
いつまでも消える事はなく。
4:44。無意識に、その眼で、
閃光の終着地点を、
4:44へと設定して！
火の針が回り出すより先に、
僕たちだけの闇を集めよう。
4:44に怯えないで。
4:44は雲のように、
いつでも淡く浮かんでいる、
いつまでも熔ける事はなく。
4:44。無意識に、その手で、
臆病な精神模型を、
4:44まで分解して！
火の幹が叫び出すより前に、
僕たちだけの光と混ぜよう。
4:44は水のように、
いつでも底に溜まっている、
いつまでも消える事はなく。
4:44。無意識に、その眼で、
閃光の終着地点を、
4:44へと設定して！
火の針が回り出すより先に、
僕たちだけの闇を集めよう。
4:44に怯えないで。
4:44は雲のように、
いつでも淡く浮かんでいる、
いつまでも熔ける事はなく。
4:44。無意識に、その手で、
臆病な精神模型を、
4:44まで分解して！
火の幹が叫び出すより前に、
僕たちだけの光と混ぜよう。
750 ：ラストステップ／グリーン・ランド：2013/04/20(土) 10:05:37.57 ID:y1q0L/cP
生きた棘のエリアを越えて,
蕩ける指輪を拾いにいくの.
夜叉から奪い取った傘には,
弱い雨を躱す魔力も無くて.
中身,0,の箱の向こうで,
希望,0,の未来が目覚める.
ただ迷い込んでみたかったから,
あたしは夜に,武器を捨てた....
生きた棘をケーキに乗せて,
蕩ける指輪で掬ってみるの.
火車に奪い取られた靴には,
死の床を貫く魔力があった.
温度,0,の奈落の果てに,
希望,0,の明日が微笑む.
まだ眠り込んでいたかったのに,
あたしは夢に,武器を忘れた....
蕩ける指輪を拾いにいくの.
夜叉から奪い取った傘には,
弱い雨を躱す魔力も無くて.
中身,0,の箱の向こうで,
希望,0,の未来が目覚める.
ただ迷い込んでみたかったから,
あたしは夜に,武器を捨てた....
生きた棘をケーキに乗せて,
蕩ける指輪で掬ってみるの.
火車に奪い取られた靴には,
死の床を貫く魔力があった.
温度,0,の奈落の果てに,
希望,0,の明日が微笑む.
まだ眠り込んでいたかったのに,
あたしは夢に,武器を忘れた....
751 ：ドレミファ名無シド：2013/04/20(土) 15:48:51.02 ID:WiZXVxHv
雲が流れれる青い泉
あなたの顔が浮かぶ
すこしならとどくと手を差し伸べたが
木より高く届かない
わたしの枯らした手
明日、夕陽に沈む
僕の思い
あなたの顔が浮かぶ
すこしならとどくと手を差し伸べたが
木より高く届かない
わたしの枯らした手
明日、夕陽に沈む
僕の思い
752 ：ドレミファ名無シド：2013/04/20(土) 17:06:39.47 ID:WiZXVxHv
春の陽気に囲まれ
芽吹くタンポポ
わたしはあなたの笑顔と可愛らしさを思い出す
回りの草にまけない
とびっきりの美しさ
水面に輝くあなたは光る希望
芽吹くタンポポ
わたしはあなたの笑顔と可愛らしさを思い出す
回りの草にまけない
とびっきりの美しさ
水面に輝くあなたは光る希望
www
755 ：ドレミファ名無シド：2013/04/20(土) 19:06:58.54 ID:WiZXVxHv
おもしろいですか?('_'?)
田舎なので
自然主体です
田舎なので
自然主体です
756 ：ラストステップ／ViewofMassdriver：2013/04/21(日) 06:42:52.85 ID:jEhWDPyP
また誰かの代わりに呼ばれて、
【地獄の代行をして】いた。
ずっとそれを繰り返しながら、
生命を繋ぎ止めてきたのか。
（耳。を、塞ぐ、大森林。）
―――同じ波が同じ場所から、
行ったり来たりしているだけ。
―――正解へと辿り着くまで、
メトロノームは揺れ続け。る。
まだ誰かのためにそこに居て、
【惡夢の鑑定をして】いた。
いつかそれの終わりが鳴る時、
生命も連鎖するのだろうか。
（目。を、背ける、大星雲。）
―――遠い空を別の部屋から、
見たり触れたりしてみたくて。
―――境界まで辿り着いても、
メトロノームは振れ続け。る。
【地獄の代行をして】いた。
ずっとそれを繰り返しながら、
生命を繋ぎ止めてきたのか。
（耳。を、塞ぐ、大森林。）
―――同じ波が同じ場所から、
行ったり来たりしているだけ。
―――正解へと辿り着くまで、
メトロノームは揺れ続け。る。
まだ誰かのためにそこに居て、
【惡夢の鑑定をして】いた。
いつかそれの終わりが鳴る時、
生命も連鎖するのだろうか。
（目。を、背ける、大星雲。）
―――遠い空を別の部屋から、
見たり触れたりしてみたくて。
―――境界まで辿り着いても、
メトロノームは振れ続け。る。
757 ：ラストステップ／tHePEstcREa.m.4：2013/04/22(月) 08:31:30.58 ID:fYApNs20
全ての銀色を並べた時、
どれが一番眩しいのかしら。
私より幼い龍のほうが、
詳細に知っていたりしてね。
《時間》と水が《塔》内部に、
流れ出すまで待ってみたけど、
もう間に合わない・・・！
―――そしていつも、最下層、
―――デッキの上で目覚めるの。
全てが銀色に沈んだ時、
どこが一番綺麗なのかしら。
私より醜い龍のために、
一人で闇を照らしてみるわ。
《時間》と風を《塔》外部に、
呼び寄せるための魔法なんて、
もう必要ない・・・！
―――それからまた、最深部、
―――セーレの呼び声を聞くの。
どれが一番眩しいのかしら。
私より幼い龍のほうが、
詳細に知っていたりしてね。
《時間》と水が《塔》内部に、
流れ出すまで待ってみたけど、
もう間に合わない・・・！
―――そしていつも、最下層、
―――デッキの上で目覚めるの。
全てが銀色に沈んだ時、
どこが一番綺麗なのかしら。
私より醜い龍のために、
一人で闇を照らしてみるわ。
《時間》と風を《塔》外部に、
呼び寄せるための魔法なんて、
もう必要ない・・・！
―――それからまた、最深部、
―――セーレの呼び声を聞くの。
758 ：ラストステップ／網状太陽液 VeeV：2013/04/22(月) 08:43:27.14 ID:fYApNs20
・防ぎ切れないほどの槍雨が、
予報より早く降り始める。
・夕闇に魅とれていたせいで、
逃げ遅れたわたしの死体。
それでは今、ここに居るのは、
まぼろしなのでしょう。か？
また最初からやり直すために、
リセットボタンを殴り漬けた。
・逃げ切れないほどの鎖蜂が、
情報と違う位置から来る。
・生きることを諦めたせいで、
喰い裂かれた貴女の死体。
それでも尚、揺れているのは、
どうしてなのでしょう。か？
綺麗な身体に戻れるはずの、
リセットボタンが壊れて凍た。
予報より早く降り始める。
・夕闇に魅とれていたせいで、
逃げ遅れたわたしの死体。
それでは今、ここに居るのは、
まぼろしなのでしょう。か？
また最初からやり直すために、
リセットボタンを殴り漬けた。
・逃げ切れないほどの鎖蜂が、
情報と違う位置から来る。
・生きることを諦めたせいで、
喰い裂かれた貴女の死体。
それでも尚、揺れているのは、
どうしてなのでしょう。か？
綺麗な身体に戻れるはずの、
リセットボタンが壊れて凍た。
759 ：ラストステップ／ﾏﾅ1ｷﾞﾇﾀﾔ?ｷ?ﾁ。ｲ：2013/04/23(火) 03:31:46.83 ID:rpQrqKFT
言葉 消え、
祭壇 無視 い。
夜、
問わない 。
2000000000！・・・ほとんど、
そんな感覚は無かったのに、
2000000000！・・・いつから、
ここまで覚醒したのだろう。
犠牲 まで、
毎日 虚無 を。
雪、
溶けても 。
2000000000！・・・マロンに、
触れた罪状は無かったはず、
2000000000！・・・いつまで、
ここに幽閉されるのだろう。
祭壇 無視 い。
夜、
問わない 。
2000000000！・・・ほとんど、
そんな感覚は無かったのに、
2000000000！・・・いつから、
ここまで覚醒したのだろう。
犠牲 まで、
毎日 虚無 を。
雪、
溶けても 。
2000000000！・・・マロンに、
触れた罪状は無かったはず、
2000000000！・・・いつまで、
ここに幽閉されるのだろう。
760 ：ラストステップ／マリアード格納庫：2013/04/24(水) 02:12:22.97 ID:vGTbqrRQ
火の海から流れてきて、でも、
砂浜にはたどり着けない波。
あと少し手を翳せば掬えた、
無限のプリズムと似ていた。
強い風の手に弾かれながら、
何度も、方法を、変えて！
壊れた機械の羽根を頼りに、
少女は、常闇を、目指すの。
火の街から盗み出され、ても、
元の位置を記憶している石。
その夜に手を浸して別れた、
無数のウィルスと似ていた。
怖い夢の腕を避けるように、
歪んだ、精神を、抱いて！
微笑む少女が見つめる前で、
機械は、常闇に、消えたの。
砂浜にはたどり着けない波。
あと少し手を翳せば掬えた、
無限のプリズムと似ていた。
強い風の手に弾かれながら、
何度も、方法を、変えて！
壊れた機械の羽根を頼りに、
少女は、常闇を、目指すの。
火の街から盗み出され、ても、
元の位置を記憶している石。
その夜に手を浸して別れた、
無数のウィルスと似ていた。
怖い夢の腕を避けるように、
歪んだ、精神を、抱いて！
微笑む少女が見つめる前で、
機械は、常闇に、消えたの。
761 ：ラストステップ／思考能力と冰の盃：2013/04/25(木) 08:14:28.92 ID:qVJ8kE73
そのまま、切り取った風景を、
深夜ひとりで並べていた。
時間が、狂ってしまったあと、
だれかに改竄されないために。
（壁には両手で触れないで。）
蝶の姫が逃げてしまうよ、
（硝子を静かに割ってみて。）
叶うはずのない夢が在る、
あなたは、切り外した景色を、
太陽花にばら撒いていた。
水路を、壊してしまったとき、
わたしに追放されないように。
（壁には凭れ掛からないで。）
雪の姫が溶けてしまうよ、
（硝子を彼女にあげてみて。）
叶うはずのない夢を見る、
深夜ひとりで並べていた。
時間が、狂ってしまったあと、
だれかに改竄されないために。
（壁には両手で触れないで。）
蝶の姫が逃げてしまうよ、
（硝子を静かに割ってみて。）
叶うはずのない夢が在る、
あなたは、切り外した景色を、
太陽花にばら撒いていた。
水路を、壊してしまったとき、
わたしに追放されないように。
（壁には凭れ掛からないで。）
雪の姫が溶けてしまうよ、
（硝子を彼女にあげてみて。）
叶うはずのない夢を見る、
762 ：ラストステップ／Angry Cubist：2013/04/26(金) 08:42:41.50 ID:MhmaW5WC
雛が落としていった絵本に、
雨でも破れないページがある。
雛がくわえていった蜜柑は、
いつしか本体を喰らい尽くす。
歯車に、ずっと巻き込まれた、
。―――。ま、―――、ま。
ああ、今、私が居るのは！
（風の消えた世界の森林、）
（その中でも一番寒い夜。）
猫が落としていった機械に、
闇でも隠せないマークがある。
猫がくわえていった食器は、
水よりも素早く部屋を満たす。
合鍵を、まだ見つけられない、
。―――。ま、―――、ま。
ああ、今、私が持つのは！
（臙脂色の不思議な刀剣、）
（その中でも一番重い物。）
雨でも破れないページがある。
雛がくわえていった蜜柑は、
いつしか本体を喰らい尽くす。
歯車に、ずっと巻き込まれた、
。―――。ま、―――、ま。
ああ、今、私が居るのは！
（風の消えた世界の森林、）
（その中でも一番寒い夜。）
猫が落としていった機械に、
闇でも隠せないマークがある。
猫がくわえていった食器は、
水よりも素早く部屋を満たす。
合鍵を、まだ見つけられない、
。―――。ま、―――、ま。
ああ、今、私が持つのは！
（臙脂色の不思議な刀剣、）
（その中でも一番重い物。）
763 ：ラストステップ／ザクロヒドラ神：2013/04/27(土) 00:39:56.58 ID:WtyvyZBD
熔岩に翼を捧げた、きみと、
熔岩に骨を捧げた、わたし。
お互い視界を交換すれば、
素敵な幻聴に出会えるはず。
苦しいのはどうでもいいから、
窓を開けよう。本当・・・に。
本当に少しだけ、ね。
ねじれた街が。透明・・・に。
感染するのが見えた。
熔岩に翼を焼かれた、きみと、
熔岩に骨を削がれた、わたし。
二人で揃って迷い子になる、
ミドリの幻覚に取り込まれて。
悲しいのも無視していいから、
箱を開けよう。本当・・・は。
本当は怖いけど、ね。
灯りが跳ねて。寝室・・・に。
侵入するのが見えた。
熔岩に骨を捧げた、わたし。
お互い視界を交換すれば、
素敵な幻聴に出会えるはず。
苦しいのはどうでもいいから、
窓を開けよう。本当・・・に。
本当に少しだけ、ね。
ねじれた街が。透明・・・に。
感染するのが見えた。
熔岩に翼を焼かれた、きみと、
熔岩に骨を削がれた、わたし。
二人で揃って迷い子になる、
ミドリの幻覚に取り込まれて。
悲しいのも無視していいから、
箱を開けよう。本当・・・は。
本当は怖いけど、ね。
灯りが跳ねて。寝室・・・に。
侵入するのが見えた。
764 ：ラストステップ／"480"：2013/04/28(日) 10:00:10.06 ID:+4nIobmr
<<夕方に降る,散弾の粒>>.
それによる死者は出ない.
どこか,身体の,どこかに,
寄.生し――――――→tE,
10億年前に見た"メユ"が,
手の届く範囲まで来ている....
どうにかそれを取ろうとして,
わたしは右腕だけ伸ばした.
<<夕闇を待つ,氷の兵器>>.
それによる死者は出ない.
デイタ,世界の,デイタを,
鹵.獲し――――――→tE,
10億年先で見た"ミネ"が,
目に映る範囲まで来ている....
いつしかそれに吸い込まれて,
わたしは右腕だけになった.
それによる死者は出ない.
どこか,身体の,どこかに,
寄.生し――――――→tE,
10億年前に見た"メユ"が,
手の届く範囲まで来ている....
どうにかそれを取ろうとして,
わたしは右腕だけ伸ばした.
<<夕闇を待つ,氷の兵器>>.
それによる死者は出ない.
デイタ,世界の,デイタを,
鹵.獲し――――――→tE,
10億年先で見た"ミネ"が,
目に映る範囲まで来ている....
いつしかそれに吸い込まれて,
わたしは右腕だけになった.
765 ：ラストステップ／共喰いしない塔：2013/04/29(月) 12:12:15.51 ID:80Qf6/yr
針が抜けるその一瞬だけ、
何も見えなくなる。鍵の森。
毒に触れるその一瞬だけ、
呼吸が楽になる。不死の森。
（機械が天弓に追い付いたら、）
壊れたプラグを繋いでみて？
まだ、動くかもしれないから、
途切れた線路と同じように。
まだ、熱いかもしれないけど、
砂に溶けるその瞬間まで、
何もいらなかった。鍵の星。
泥が落ちるその瞬間まで、
演奏は止めない。不壊の星。
（機械を均等に切り分けたら、）
爛れたコードに繋いでみて？
まだ、弱いかもしれないまま、
惡夢という火が燈る場所で。
また、喉を刺されないために、
何も見えなくなる。鍵の森。
毒に触れるその一瞬だけ、
呼吸が楽になる。不死の森。
（機械が天弓に追い付いたら、）
壊れたプラグを繋いでみて？
まだ、動くかもしれないから、
途切れた線路と同じように。
まだ、熱いかもしれないけど、
砂に溶けるその瞬間まで、
何もいらなかった。鍵の星。
泥が落ちるその瞬間まで、
演奏は止めない。不壊の星。
（機械を均等に切り分けたら、）
爛れたコードに繋いでみて？
まだ、弱いかもしれないまま、
惡夢という火が燈る場所で。
また、喉を刺されないために、
766 ：ラストステップ／No.aF1DDD.9G：2013/04/30(火) 09:44:04.00 ID:tSEJ6lve
もう歩くこともない私が、
お腹の中に隠していた、
空気の抜けた青いボール。
あの惑星の住人の目には、
どんな風に映っているのか？
―――――ミストス・ピア、
葬り去られた魔導具だけが、
迫り来る壁を突き刺せ、る。
もう笑うこともない私が、
宇宙の棚に隠してきた、
綺麗なままの赤いボール。
あの宮殿の神官の目には、
どんな色に映っているのか？
―――――ラストス・ピア、
最後に残った魔導具だけで、
迫り来る夜に立ち向か、う。
お腹の中に隠していた、
空気の抜けた青いボール。
あの惑星の住人の目には、
どんな風に映っているのか？
―――――ミストス・ピア、
葬り去られた魔導具だけが、
迫り来る壁を突き刺せ、る。
もう笑うこともない私が、
宇宙の棚に隠してきた、
綺麗なままの赤いボール。
あの宮殿の神官の目には、
どんな色に映っているのか？
―――――ラストス・ピア、
最後に残った魔導具だけで、
迫り来る夜に立ち向か、う。
767 ：ラストステップ／lugduname.S：2013/05/01(水) 01:54:01.88 ID:3W9veFnG
手術の痕は、わざと残すの。
猫たちにもよく見える様にね。
風の矢が頬、を掠めていく、
振り返った時にはもういない。
（光。）の揺れる最終点は、
まだあんなにも遠いけれど。
誰より砕かれてきた身体を、
そこまで抱えていきた。い、
手術の痕に、火を捧げるの。
神さまに見つからない様にね。
風と葉の中、で眠っていた、
目を覚ます夢がループする星。
（光。）の終わり最終点は、
どの部屋よりも深いけれど。
何より壊されてきた身体を、
そこまで沈めていきた。い、
猫たちにもよく見える様にね。
風の矢が頬、を掠めていく、
振り返った時にはもういない。
（光。）の揺れる最終点は、
まだあんなにも遠いけれど。
誰より砕かれてきた身体を、
そこまで抱えていきた。い、
手術の痕に、火を捧げるの。
神さまに見つからない様にね。
風と葉の中、で眠っていた、
目を覚ます夢がループする星。
（光。）の終わり最終点は、
どの部屋よりも深いけれど。
何より壊されてきた身体を、
そこまで沈めていきた。い、
768 ：ドレミファ名無シド：2013/05/01(水) 11:14:15.02 ID:Yqo6wfEl
a
769 ：ラストステップ／ネクロヒドラ神：2013/05/02(木) 14:41:22.64 ID:N8IpswH3
戦士の死体を処理するために、
ネクロヒドラ神を呼び出すの。
聖女達は逃げ回ったあげく、
諦めて臓器を差し出したわ。
ああ、その中で、貴女だけが、
武器を手に立ち向かっていく。
ネクロヒドラ神は優しいから、
骨だけで許してくれるみたい。
天使のリングを食するために、
ネクロヒドラ神を呼び出すの。
聖女達は泣き喚いた果てに、
その指を全て差し出したわ。
この、血の海で、貴女だけは、
武器を手に立ち向かってくる。
ネクロヒドラ神は優しいから、
顔だけは残してくれるみたい。
ネクロヒドラ神を呼び出すの。
聖女達は逃げ回ったあげく、
諦めて臓器を差し出したわ。
ああ、その中で、貴女だけが、
武器を手に立ち向かっていく。
ネクロヒドラ神は優しいから、
骨だけで許してくれるみたい。
天使のリングを食するために、
ネクロヒドラ神を呼び出すの。
聖女達は泣き喚いた果てに、
その指を全て差し出したわ。
この、血の海で、貴女だけは、
武器を手に立ち向かってくる。
ネクロヒドラ神は優しいから、
顔だけは残してくれるみたい。
770 ：ラストステップ／脳震盪：2013/05/03(金) 13:19:18.27 ID:XsH3kgFU
落とし穴に落ちた水晶が、
這い上がろうとしているわ。
錆びて脆くなった梯子を、
割らないように掛けていく。
暴れ回るラミアに、もう少し、
綺麗な星を見せてあげたくて、
色々やってみたんだけど、ね。
何一つ叶えられないまま・・・
足がまた止まって。しまうの。
落とし穴の底で倒れても、
溶かした手は離さないわ。
いつか炎が揺れる場所に、
意識が飲み込まれるまで。
狂い回るラミアを、もう少し、
穏やかに眠らせてあげたくて、
色々やってみたんだけど、ね。
誰一人救えていないのに・・・
夜がまた終わって。しまうの。
這い上がろうとしているわ。
錆びて脆くなった梯子を、
割らないように掛けていく。
暴れ回るラミアに、もう少し、
綺麗な星を見せてあげたくて、
色々やってみたんだけど、ね。
何一つ叶えられないまま・・・
足がまた止まって。しまうの。
落とし穴の底で倒れても、
溶かした手は離さないわ。
いつか炎が揺れる場所に、
意識が飲み込まれるまで。
狂い回るラミアを、もう少し、
穏やかに眠らせてあげたくて、
色々やってみたんだけど、ね。
誰一人救えていないのに・・・
夜がまた終わって。しまうの。
771 ：ラストステップ／MEISUVEGIAN：2013/05/04(土) 06:12:46.47 ID:aMKA7Ca/
赫い剣を鍔まで飲み込んで,
{<観>}客を惑わす奇術師.
一人でに鋭さを増していた,
その回転に巻き込まれて,
本望?いいえ....後悔だけ.
(残骸に咲く,花の名前.)は.
どの図鑑にも乗っていない.
せめてその温度だけでも,
確かめようとしたけれど,
火の卵を杖から吐き出して,
{<群>}衆を焦がす妖術士.
勝手に面積を増やしていた,
その濁流に巻き込まれて,
絶望?いいえ....安息だけ.
(妖精が持つ,銃の名前.)は.
どの図鑑にも乗っていない.
せめてその硬度....だけで,も,
確....か,m....た,k1a509....
{<観>}客を惑わす奇術師.
一人でに鋭さを増していた,
その回転に巻き込まれて,
本望?いいえ....後悔だけ.
(残骸に咲く,花の名前.)は.
どの図鑑にも乗っていない.
せめてその温度だけでも,
確かめようとしたけれど,
火の卵を杖から吐き出して,
{<群>}衆を焦がす妖術士.
勝手に面積を増やしていた,
その濁流に巻き込まれて,
絶望?いいえ....安息だけ.
(妖精が持つ,銃の名前.)は.
どの図鑑にも乗っていない.
せめてその硬度....だけで,も,
確....か,m....た,k1a509....
772 ：ラストステップ／C,C,Goodbye,O.：2013/05/05(日) 04:10:42.63 ID:jEhElTG6
太陽が古くなってきたから、
新しく取り替えに行くんだ。
両翼の折れたロケット／が、
飛ぶ瞬間を見せてあげよう。
それは、奇跡のスター・ロア。
どれだけ潰れた鍵穴でも、
なかった事にしてしまう、
魔力とは無縁のスター・ロア！
太陽がどこかに消える前に、
残らず取り壊しに行くんだ。
両耳の溶けたステレオ／が、
鳴る瞬間に立ち合いたくて。
それは、神秘のアビス・セル。
どれほど捩れた物語も、
最初まで戻してしまう、
枯渇とは無縁のアビス・セル！
新しく取り替えに行くんだ。
両翼の折れたロケット／が、
飛ぶ瞬間を見せてあげよう。
それは、奇跡のスター・ロア。
どれだけ潰れた鍵穴でも、
なかった事にしてしまう、
魔力とは無縁のスター・ロア！
太陽がどこかに消える前に、
残らず取り壊しに行くんだ。
両耳の溶けたステレオ／が、
鳴る瞬間に立ち合いたくて。
それは、神秘のアビス・セル。
どれほど捩れた物語も、
最初まで戻してしまう、
枯渇とは無縁のアビス・セル！
773 ：ラストステップ／ミコリキルレの塔：2013/05/06(月) 02:40:23.99 ID:OyOV33QX
電気うさぎの形をした石。
と、
石の形をした電気うさぎ。
は、
―――――似て非なるもの。
宇宙が産まれて、消滅して、
また別の、宇宙が産まれる―――――・・・・・
あたしの肺の中にある街に、
それくらいの時間が欲しい。
電気うさぎの子供が見た夢。
と、
夢で見た子供の電気うさぎ。
は、
―――――混ざらないまま。
闇を吸い込んで、膨脹して、
まったく別の、闇に変わる―――――・・・・・
あなたの舌の上に燈る火が、
それを超える景色をくれた。
と、
石の形をした電気うさぎ。
は、
―――――似て非なるもの。
宇宙が産まれて、消滅して、
また別の、宇宙が産まれる―――――・・・・・
あたしの肺の中にある街に、
それくらいの時間が欲しい。
電気うさぎの子供が見た夢。
と、
夢で見た子供の電気うさぎ。
は、
―――――混ざらないまま。
闇を吸い込んで、膨脹して、
まったく別の、闇に変わる―――――・・・・・
あなたの舌の上に燈る火が、
それを超える景色をくれた。
774 ：ラストステップ／単蝶的不協羽音：2013/05/07(火) 05:08:02.02 ID:R1QRuO55
中身のない「砂の箱。」を、
私に届けてくれていたのは、
最後まで水に棲む者でした。
歩いた時の振動、だけで・・・
簡単に崩れてしまうから・・・
ピンク・ルームの壁一面に、
窓の絵を描けるだけ描いて、
・・・そして、開けてみる。
触れられない「水の鍵。」を、
一緒に探してくれていたのは、
いつだって砂に棲む者でした。
走った後の風圧、だけで・・・
簡単に零れてしまうのに・・・
ピンク・ルームの床一面に、
椅子の絵を貼れるだけ貼って、
・・・そして、乗ってみる。
私に届けてくれていたのは、
最後まで水に棲む者でした。
歩いた時の振動、だけで・・・
簡単に崩れてしまうから・・・
ピンク・ルームの壁一面に、
窓の絵を描けるだけ描いて、
・・・そして、開けてみる。
触れられない「水の鍵。」を、
一緒に探してくれていたのは、
いつだって砂に棲む者でした。
走った後の風圧、だけで・・・
簡単に零れてしまうのに・・・
ピンク・ルームの床一面に、
椅子の絵を貼れるだけ貼って、
・・・そして、乗ってみる。
775 ：ラストステップ／廃棄して下さい。：2013/05/08(水) 02:54:58.07 ID:WKL+rcZj
僕たちは狂った風景を、
眺めているのかもしれない。
マッソスポンディルス、が、
部屋の中に居る風景を。
僕たちは真紅の迷宮で、
迷っていたのかもしれない。
イノストランケヴィア、が、
追い掛けて来る迷宮で。
【ああ、救いようのない程、】
【くだらない事の筈なのに！】
（注射器）は時空を越えて、
（分度器）は世界を跨いで、
（加湿器）は未来を変える。
・・・でも、全部、廃棄して下さい。
眺めているのかもしれない。
マッソスポンディルス、が、
部屋の中に居る風景を。
僕たちは真紅の迷宮で、
迷っていたのかもしれない。
イノストランケヴィア、が、
追い掛けて来る迷宮で。
【ああ、救いようのない程、】
【くだらない事の筈なのに！】
（注射器）は時空を越えて、
（分度器）は世界を跨いで、
（加湿器）は未来を変える。
・・・でも、全部、廃棄して下さい。
776 ：ラストステップ／×32155555509！：2013/05/09(木) 05:17:57.53 ID:p/Mj6CHx
わたしの頭上に海があって、
きみの足元に空がある日。
それ以外は普通なんだから、
混乱する事なんてないよ。
祝砲が雲に。沈ん／でいく、
酩酊しながら育つリンドウ。
闇を見届けて枯れるアキレア。
二人が交錯したその場所に、
何か特殊なものが、あるなら、
わたしが右手に盾を持って、
きみの頭に角が生える日。
これ以上は惡化しないから、
心配する事なんてないよ。
泥船が水を。滑っ／ていく、
納得したあと滅ぶイベリス。
闇と同化して伸びるロニセラ。
二人が居なくなった空間に、
何も素敵なものが、なくても、
きみの足元に空がある日。
それ以外は普通なんだから、
混乱する事なんてないよ。
祝砲が雲に。沈ん／でいく、
酩酊しながら育つリンドウ。
闇を見届けて枯れるアキレア。
二人が交錯したその場所に、
何か特殊なものが、あるなら、
わたしが右手に盾を持って、
きみの頭に角が生える日。
これ以上は惡化しないから、
心配する事なんてないよ。
泥船が水を。滑っ／ていく、
納得したあと滅ぶイベリス。
闇と同化して伸びるロニセラ。
二人が居なくなった空間に、
何も素敵なものが、なくても、
777 ：ラストステップ／91,Lmnkuvls.TAR：2013/05/10(金) 06:54:54.18 ID:fOyeJKGF
。戴頂を石宝、もに私
、どけるいてれ汚、は体身
。いたみてっ行に星惑の女貴
？・・・のなき向裏てしうど、ミキ・・・
、ままいなけ解、もで、分自・・・
――で中の檻な牢堅も夜今――
。る、いてい聴けだ《音動脈》
、ていてけかみ沈、に海が月
。器楽いなた立に役、笛角
、いなは事す放手、もでれそ
。はでまるえ笑に緒一と女貴
？・・・のなまさ逆らかつい、ミキ・・・
、ままいなら知、つとひ、何・・・
――に中の土の温低は後最――
。た、っいてけ溶がみの《魂》
、いなにうそき届、うもはに月
、どけるいてれ汚、は体身
。いたみてっ行に星惑の女貴
？・・・のなき向裏てしうど、ミキ・・・
、ままいなけ解、もで、分自・・・
――で中の檻な牢堅も夜今――
。る、いてい聴けだ《音動脈》
、ていてけかみ沈、に海が月
。器楽いなた立に役、笛角
、いなは事す放手、もでれそ
。はでまるえ笑に緒一と女貴
？・・・のなまさ逆らかつい、ミキ・・・
、ままいなら知、つとひ、何・・・
――に中の土の温低は後最――
。た、っいてけ溶がみの《魂》
、いなにうそき届、うもはに月
778 ：ラストステップ／クロンダイクと猫：2013/05/11(土) 04:27:09.34 ID:Pb/2+wBI
硝子のドアに,ハンマーで,
誰も知らない絵を描くのと.
玩具のメスと,ライフルで,
見た事もない線を引くのと.
(愉しいほうを選ぶまで,)
{猛獣使いは眠らないわ.}
｢遠雷....それは予兆なのよ.｣
片目を失くした案内人が,
あたし,に,そう,言った時....
無数のネジに,火を混ぜて,
誰もいない星に蒔くのと.
粘土のイスが,溶けるまで,
－５℃の部屋で待つのと.
(愉しいほうを選ぶまで,)
{錬金術師は眠らないわ.}
｢落雷....それが合図だから.｣
言葉を失くした案内人が,
あたし,の,手に,触れた時....
誰も知らない絵を描くのと.
玩具のメスと,ライフルで,
見た事もない線を引くのと.
(愉しいほうを選ぶまで,)
{猛獣使いは眠らないわ.}
｢遠雷....それは予兆なのよ.｣
片目を失くした案内人が,
あたし,に,そう,言った時....
無数のネジに,火を混ぜて,
誰もいない星に蒔くのと.
粘土のイスが,溶けるまで,
－５℃の部屋で待つのと.
(愉しいほうを選ぶまで,)
{錬金術師は眠らないわ.}
｢落雷....それが合図だから.｣
言葉を失くした案内人が,
あたし,の,手に,触れた時....
779 ：ラストステップ／究極に重い綿飴：2013/05/12(日) 09:15:04.55 ID:55F9itNd
真夜中に。鉱山を飲み込む、
「森」の魔手から逃げ出そう。
地図の外。第3フィールドは、
「目」を閉じないと渡れない。
歩くのがバカらしくなって、
飛べばいい事に気付くまで、
誰にも見つからない場所で、
誰にも見つからないまま、眠る。
不規則に。弾丸を撃ち出す、
「弓」の射手に魅とれていた。
部屋の外。第4ロケットに、
「手」を使わないで乗れたら。
開けるのが不可能になった、
キズの無い箱を抱きしめて、
誰にも見つからない場所で、
誰にも見つからないまま、光る！
「森」の魔手から逃げ出そう。
地図の外。第3フィールドは、
「目」を閉じないと渡れない。
歩くのがバカらしくなって、
飛べばいい事に気付くまで、
誰にも見つからない場所で、
誰にも見つからないまま、眠る。
不規則に。弾丸を撃ち出す、
「弓」の射手に魅とれていた。
部屋の外。第4ロケットに、
「手」を使わないで乗れたら。
開けるのが不可能になった、
キズの無い箱を抱きしめて、
誰にも見つからない場所で、
誰にも見つからないまま、光る！
780 ：ラストステップ／Signal Detection：2013/05/13(月) 12:31:40.79 ID:oAiiG91U
瀕死の体を引き擦ってでも、
スパイク十八億、コの中に、
隠れ、――――――――て。
早く。・・・早く。早。く。
帯状に拡散していく、あの、
とても複雑な雲に向けて。
わたしの光を重ねたこと、
・・・間違ってはいないと思う。
瀕死の体を抱き寄せながら、
スプーン十八億、コの中で、
眠る、――――――――の。
孤独。・・・孤独。孤。独。
誰一人触れようとしない、あの、
とても繊細な窓を開けて。
あなたが涙を流したこと、
・・・間違ってはいないと思う。
スパイク十八億、コの中に、
隠れ、――――――――て。
早く。・・・早く。早。く。
帯状に拡散していく、あの、
とても複雑な雲に向けて。
わたしの光を重ねたこと、
・・・間違ってはいないと思う。
瀕死の体を抱き寄せながら、
スプーン十八億、コの中で、
眠る、――――――――の。
孤独。・・・孤独。孤。独。
誰一人触れようとしない、あの、
とても繊細な窓を開けて。
あなたが涙を流したこと、
・・・間違ってはいないと思う。
781 ：ラストステップ／回回回回回回回。：2013/05/14(火) 04:09:29.57 ID:+yAwY9b4
いつかどこかで見た"映像"を、
今も、まだ、探し続けている。
引き出しの中にある宇宙から、
未知の信号を受け取る"誰か"。
スメトレイ、・・・・貴女は、
この右眼だけを奪っていった。
天井が崩れて来ないように、
部屋に突き刺した聖なる鉾は、
もう。邪魔で仕方ないらしい、
いつかどこかで見た"映像"に、
私は、まだ、酔い続けている。
揺り篭に乗せられた宇宙へと、
既存の楽譜を差し出す"誰か"。
スリアレイ、・・・・貴女の、
その右眼だけを奪ってやった。
窓から侵入されないように、
部屋に置いていた冷たい壁は、
もう。邪魔しかしないらしい、
今も、まだ、探し続けている。
引き出しの中にある宇宙から、
未知の信号を受け取る"誰か"。
スメトレイ、・・・・貴女は、
この右眼だけを奪っていった。
天井が崩れて来ないように、
部屋に突き刺した聖なる鉾は、
もう。邪魔で仕方ないらしい、
いつかどこかで見た"映像"に、
私は、まだ、酔い続けている。
揺り篭に乗せられた宇宙へと、
既存の楽譜を差し出す"誰か"。
スリアレイ、・・・・貴女の、
その右眼だけを奪ってやった。
窓から侵入されないように、
部屋に置いていた冷たい壁は、
もう。邪魔しかしないらしい、
782 ：ラストステップ／1口75を8刔4るS：2013/05/15(水) 03:15:31.40 ID:XwPbGl5f
もう生贄は必要ないって....
扉越しに伝えられてから.
世界の速度が目に見えて,
遅くなったような気がした.
ドアを乱暴に蹴り飛ばして!
そして数秒も経たないうちに,
:弾力:の強すぎるあの子に,
わたしは撥ね殺されているの.
もう絶望には怯えないって....
硝子越しの笑顔を見た時.
わたしの憎惡が明らかに,
強くなったような気がした.
ドアを執拗に焼き払って!
そして数億年が経ったあと,
:耐火性:の強すぎるあの子に,
わたしは煤だらけにされるの.
扉越しに伝えられてから.
世界の速度が目に見えて,
遅くなったような気がした.
ドアを乱暴に蹴り飛ばして!
そして数秒も経たないうちに,
:弾力:の強すぎるあの子に,
わたしは撥ね殺されているの.
もう絶望には怯えないって....
硝子越しの笑顔を見た時.
わたしの憎惡が明らかに,
強くなったような気がした.
ドアを執拗に焼き払って!
そして数億年が経ったあと,
:耐火性:の強すぎるあの子に,
わたしは煤だらけにされるの.
783 ：ラストステップ／マフォートミの塔：2013/05/16(木) 08:20:05.97 ID:Zj1FY8/s
部屋に残されていたのは―――
【火の雪を溶かして飲めたら、
氷からも暖を取れる。】って、
―――嘘、みたいな貼紙だけ。
（ペン先が星まで一直線。）
まだ眠りたくないのに、もう、
ベッドで溺れる時間になった。
書き直すことも出来ないまま、
わたしは天井ばかり見てるの。
唱えようとしていたのは―――
【火と砂を入れ替えられたら、
雨の様に砂糖が降る。】って、
―――嘘、で固めた魔法だけ。
（ゆび先で滴を掬う動作。）
いますぐ眠りたいのに、まだ、
ベッドを支配する硝子の群れ。
書き直すことを止めたせいで、
わたしは夜空に吸い込まれるの。
【火の雪を溶かして飲めたら、
氷からも暖を取れる。】って、
―――嘘、みたいな貼紙だけ。
（ペン先が星まで一直線。）
まだ眠りたくないのに、もう、
ベッドで溺れる時間になった。
書き直すことも出来ないまま、
わたしは天井ばかり見てるの。
唱えようとしていたのは―――
【火と砂を入れ替えられたら、
雨の様に砂糖が降る。】って、
―――嘘、で固めた魔法だけ。
（ゆび先で滴を掬う動作。）
いますぐ眠りたいのに、まだ、
ベッドを支配する硝子の群れ。
書き直すことを止めたせいで、
わたしは夜空に吸い込まれるの。
784 ：ラストステップ／{...|Fatemn|...}：2013/05/17(金) 07:20:05.98 ID:bGzq8F4d
膨らみ過ぎた廃墟都市は,
すぐさま身体が反応する.
傷ついたまま放置された,
テラスに誰かが居たような.
(行かない,で,幻の訪問者....)
あ....いま....右手のクレーンが,
どこかで倒れるみたい....だけど,
ネコが少し振り向いた....くらいで,
あとは,見向きもされない....の....
膨らみ過ぎた廃墟都市の,
つめたい涙に潜ってみる.
泥だらけのまま放置された,
テラスにやっと辿り着いた.
(消えない,で,本の中の幻....)
あ....また....左手のシャフトが,
無音のまま折れてゆく....だけど,
ネコが過ぎ去った後も....死ぬまで,
ずっと,そばに居てあげる....わ....
すぐさま身体が反応する.
傷ついたまま放置された,
テラスに誰かが居たような.
(行かない,で,幻の訪問者....)
あ....いま....右手のクレーンが,
どこかで倒れるみたい....だけど,
ネコが少し振り向いた....くらいで,
あとは,見向きもされない....の....
膨らみ過ぎた廃墟都市の,
つめたい涙に潜ってみる.
泥だらけのまま放置された,
テラスにやっと辿り着いた.
(消えない,で,本の中の幻....)
あ....また....左手のシャフトが,
無音のまま折れてゆく....だけど,
ネコが過ぎ去った後も....死ぬまで,
ずっと,そばに居てあげる....わ....
785 ：ラストステップ／ヘブン・バースト：2013/05/18(土) 06:23:08.85 ID:Tu5dVBk4
あなたが、わたしを愛して、
いつでも傍に居てくれたから。
わたしは、救いようのない、
廃人になってしまったんだよ。
脳に埋め込むタイプの、鍵。
この銀河に二つとないはず。
！・・・それなのに・・・、
また、背中に楔を撃ち込んで、
その、笑顔で鎖を巻き付ける。
あなたが、私を愛して、
いつでも傍に居てくれたから。
わたしは、起動もできない、
機械に篭ってしまったんだよ。
溝に落としたスペアの、鍵。
この宇宙に二つとないはず。
！・・・それなのに・・・、
また、前頭葉のドアを開けて、
その、笑顔で絲を縛り付ける。
いつでも傍に居てくれたから。
わたしは、救いようのない、
廃人になってしまったんだよ。
脳に埋め込むタイプの、鍵。
この銀河に二つとないはず。
！・・・それなのに・・・、
また、背中に楔を撃ち込んで、
その、笑顔で鎖を巻き付ける。
あなたが、私を愛して、
いつでも傍に居てくれたから。
わたしは、起動もできない、
機械に篭ってしまったんだよ。
溝に落としたスペアの、鍵。
この宇宙に二つとないはず。
！・・・それなのに・・・、
また、前頭葉のドアを開けて、
その、笑顔で絲を縛り付ける。
786 ：ラストステップ／tHr-OwdRiNk!!!!!：2013/05/19(日) 06:52:46.65 ID:USdNyXXM
重要視されたその配線は、
意図的に違う位置に繋ぐの。
作業員として紛れ込んだ、
純血世界にとっての、惡夢。
（精神。変異。）の過程を、
特等席で見せてくれるなら、
（私は。未来。）を丸ごと、
神／に捧げても構わないわ。
神格化されたその宝玉は、
破り棄てられた紙に隠すの。
潤滑油だけが足りなかった、
混血の種に憑依する、惡夢。
（精神。寄生。）を逃れた、
希少種の貴女を壊せるなら、
（私は。回路。）の全てを、
水／に貢いでも構わないわ。
意図的に違う位置に繋ぐの。
作業員として紛れ込んだ、
純血世界にとっての、惡夢。
（精神。変異。）の過程を、
特等席で見せてくれるなら、
（私は。未来。）を丸ごと、
神／に捧げても構わないわ。
神格化されたその宝玉は、
破り棄てられた紙に隠すの。
潤滑油だけが足りなかった、
混血の種に憑依する、惡夢。
（精神。寄生。）を逃れた、
希少種の貴女を壊せるなら、
（私は。回路。）の全てを、
水／に貢いでも構わないわ。
787 ：ドレミファ名無シド：2013/05/19(日) 07:49:08.97 ID:DkSr8+3W
ドギツイ歌詞だなw
789 ：ラストステップ／メルエレネスの塔：2013/05/20(月) 07:36:50.25 ID:7fY+x/RA
誰も口にしたことのない、
不思議なモンスタークリーム。
真っ暗な部屋の真ん中で、
わたしにそれを教えてくれた。
空想のメニューが具現化して、
いつか、星に埋め込むとき。
船上からそれを掬い取った、
スプーンをきみにあげよう。
誰の本にも載っていない、
不思議なモンスタークリーム。
幽かな灯りの向こうから、
わたしにそれを教えてくれた。
幻想のメニューが具現化して、
いつか、星を飲み込むとき。
逃げるための羽を喪失した、
きみにスプーンをあげよう。
不思議なモンスタークリーム。
真っ暗な部屋の真ん中で、
わたしにそれを教えてくれた。
空想のメニューが具現化して、
いつか、星に埋め込むとき。
船上からそれを掬い取った、
スプーンをきみにあげよう。
誰の本にも載っていない、
不思議なモンスタークリーム。
幽かな灯りの向こうから、
わたしにそれを教えてくれた。
幻想のメニューが具現化して、
いつか、星を飲み込むとき。
逃げるための羽を喪失した、
きみにスプーンをあげよう。
790 ：ラストステップ／日常辞退宣言：2013/05/21(火) 11:35:02.35 ID:d0WLovL6
いつから、その数兆年前の、
遺跡の手に抱かれていたのか？
身体がまだ少しそこにある、
浮力を持たずに。海底まで！
"さようなら"―――使い道も、
意味もない言葉は要らない。
私を【構築す】（る部）品を・・・。
私の【意思で】（切り離）す・・・。
いつまで、その数兆年前に、
燈っている火を見ているのか？
夜には意識が失くなるのに、
酸素を持たずに。太陽まで！
"さようなら"―――使い方も、
意味も本当は知っていた。
私を【構築す】（る回）路が・・・。
私の【舌に】（溶けてい）く・・・。
遺跡の手に抱かれていたのか？
身体がまだ少しそこにある、
浮力を持たずに。海底まで！
"さようなら"―――使い道も、
意味もない言葉は要らない。
私を【構築す】（る部）品を・・・。
私の【意思で】（切り離）す・・・。
いつまで、その数兆年前に、
燈っている火を見ているのか？
夜には意識が失くなるのに、
酸素を持たずに。太陽まで！
"さようなら"―――使い方も、
意味も本当は知っていた。
私を【構築す】（る回）路が・・・。
私の【舌に】（溶けてい）く・・・。
空は雨 瞼閉じて林檎を噛じるクセ治らないね
HEY Baby!!君は夢見る果実
闇は宇宙 そこは無限の可能性待つピストル
引き金引けば海は貴女に変わる
HEY Baby!!君は夢見る果実
闇は宇宙 そこは無限の可能性待つピストル
引き金引けば海は貴女に変わる
LSさんの作風が変化しただけ？
>>792
ありがとうございます。
>>791様の作品の事を仰っているなら、
これは私の作品ではありませんので、
この事による作風の変化というのは、
恐らくないと思います。
基本的に私は引き出しが狭いので、
毎回毎回、同じ事の繰り返ししか、
出来ていないような気がしています。
大変申し訳ありません・・・。
ありがとうございます。
>>791様の作品の事を仰っているなら、
これは私の作品ではありませんので、
この事による作風の変化というのは、
恐らくないと思います。
基本的に私は引き出しが狭いので、
毎回毎回、同じ事の繰り返ししか、
出来ていないような気がしています。
大変申し訳ありません・・・。
794 ：ラストステップ／・・・・・・・・：2013/05/22(水) 03:22:27.77 ID:VjBQ7cV7
とても強い雨の夜を待って、
穴の開いた黒い傘を持って、
エンドロールを撮りに行こう。
自分の顔に、巨大な杭を・・・
刺してしまったきみのために。
機械よりひどく錆び付いた、
右の手を再起動してみ、る、
魔力が、―――回復していく。
とても強い雹の夜を待って、
骨の折れた黒い傘を持って、
アイオライトを盗りに行こう。
自分の顔に、無数の紙を・・・
貼ってしまったきみのために。
睡魔からやっと抜け出した、
右の眼を再稼動してみ、る、
魔力が、―――熱に変化する。
穴の開いた黒い傘を持って、
エンドロールを撮りに行こう。
自分の顔に、巨大な杭を・・・
刺してしまったきみのために。
機械よりひどく錆び付いた、
右の手を再起動してみ、る、
魔力が、―――回復していく。
とても強い雹の夜を待って、
骨の折れた黒い傘を持って、
アイオライトを盗りに行こう。
自分の顔に、無数の紙を・・・
貼ってしまったきみのために。
睡魔からやっと抜け出した、
右の眼を再稼動してみ、る、
魔力が、―――熱に変化する。
>>793
いいえ、LSさんの引き出しは狭くないですよ。
内容ではなくスタイリスティックな点で、LSさん以外の方の歌詞かとの疑問を呈しただけです。
ここはLS専用なのだから、もしかして今後路線変更してゆくのかな？とも思いました。
800篇近くも内容の全く違う不条理系を毎日書かれる筆力は、当然相当のものです。
内容も難解なことが多いですし、漢字なども知らない言葉が使ってありぐぐりつつ読むような状態ですが、
これから興味深い歌詞書いてください。950くらいに、僭越ながら個人的ベストを選び書いてみます。
いいえ、LSさんの引き出しは狭くないですよ。
内容ではなくスタイリスティックな点で、LSさん以外の方の歌詞かとの疑問を呈しただけです。
ここはLS専用なのだから、もしかして今後路線変更してゆくのかな？とも思いました。
800篇近くも内容の全く違う不条理系を毎日書かれる筆力は、当然相当のものです。
内容も難解なことが多いですし、漢字なども知らない言葉が使ってありぐぐりつつ読むような状態ですが、
これから興味深い歌詞書いてください。950くらいに、僭越ながら個人的ベストを選び書いてみます。
796 ：ドレミファ名無シド：2013/05/22(水) 10:15:51.95 ID:uNiPhDxY
796
>>795 >>797
ありがとうございます。
そう言って頂けるのであれば、
本当に嬉しく思います。
作風の変化、云々については、
私の勘違いだったらしく、
難解な、私の作品群のせいで、
貴方様に、余計な手間を、
かけさせている事と合わせて、
大変申し訳なく感じています。
また、貴方様が、
私の作品群の中からベストを、
選んで頂けるという事で、
非常に、ありがたく思います。
ただ、ここ最近、
私は少し体調が良くないので、
暫くクオリティの低い作品が、
続いてしまうかもしれません。
本当に申し訳ないです・・・。
ありがとうございます。
そう言って頂けるのであれば、
本当に嬉しく思います。
作風の変化、云々については、
私の勘違いだったらしく、
難解な、私の作品群のせいで、
貴方様に、余計な手間を、
かけさせている事と合わせて、
大変申し訳なく感じています。
また、貴方様が、
私の作品群の中からベストを、
選んで頂けるという事で、
非常に、ありがたく思います。
ただ、ここ最近、
私は少し体調が良くないので、
暫くクオリティの低い作品が、
続いてしまうかもしれません。
本当に申し訳ないです・・・。
799 ：ラストステップ／飛珱石メルエグノ：2013/05/23(木) 12:36:46.28 ID:WC4Qg1Pd
満月の切れ味が上がって、
道に裂け目が現れ浮くとき。
わたしは龍に姿を変える。
人間より、ずっと弱い龍に。
それは本当に奇妙な光景。
水中から見た空とは違う、
揺れ方を、して、いながら、
眺めていても眠くならない、
真鍮は煌めきを失くして、
廃棄処分を待ち続けていた。
わたしは骨の羽を広げる。
人間から、遠く離れた夜に。
それは本当に奇麗な風景。
硝子瓶より抜け出た音符が、
部屋の中まで、来る、から、
眠っていても退屈しない、
道に裂け目が現れ浮くとき。
わたしは龍に姿を変える。
人間より、ずっと弱い龍に。
それは本当に奇妙な光景。
水中から見た空とは違う、
揺れ方を、して、いながら、
眺めていても眠くならない、
真鍮は煌めきを失くして、
廃棄処分を待ち続けていた。
わたしは骨の羽を広げる。
人間から、遠く離れた夜に。
それは本当に奇麗な風景。
硝子瓶より抜け出た音符が、
部屋の中まで、来る、から、
眠っていても退屈しない、
LSさん、無理スンナ
体調悪ければ少し休んで
体調悪ければ少し休んで
すまん、800の名前欄は別スレと間違えました
>>800 >>801
ありがとうございます。
そのように言って頂けるのは、
本当に、ありがたいのですが、
私は、前の作曲依頼場所にて、
大量の作品を乱発したうえに、
そのせいで大勢の方に迷惑を、
かけてしまって、いますので、
今更体調が悪いからと言って、
投稿を休止する、というのは、
筋が通らないと、思うのです。
ですから最低でも一日一作品、
作品を製作して投稿するのが、
私の責務だと、感じています。
ただ、本当に申し訳ない事に、
体調が万全の状態の時よりは、
細かい部分の、クオリティが、
どうしても落ちてしまうので、
それだけはご容赦願いたいと、
お願いさせて頂いた次第です・・・。
ありがとうございます。
そのように言って頂けるのは、
本当に、ありがたいのですが、
私は、前の作曲依頼場所にて、
大量の作品を乱発したうえに、
そのせいで大勢の方に迷惑を、
かけてしまって、いますので、
今更体調が悪いからと言って、
投稿を休止する、というのは、
筋が通らないと、思うのです。
ですから最低でも一日一作品、
作品を製作して投稿するのが、
私の責務だと、感じています。
ただ、本当に申し訳ない事に、
体調が万全の状態の時よりは、
細かい部分の、クオリティが、
どうしても落ちてしまうので、
それだけはご容赦願いたいと、
お願いさせて頂いた次第です・・・。
LS様の体調がよくなりますよう祈ります
>>803
ありがとうございます。
私のような者のために、
祈りを捧げて下さって、
本当に嬉しく思います。
そして、
貴方様にも、余計な、心配を、
かけさせてしまっていること、
大変申し訳なく思っています。
ありがとうございます。
私のような者のために、
祈りを捧げて下さって、
本当に嬉しく思います。
そして、
貴方様にも、余計な、心配を、
かけさせてしまっていること、
大変申し訳なく思っています。
805 ：ラストステップ／ミィム・ライト：2013/05/24(金) 15:38:50.00 ID:UN6+7Bri
暗い森を統べる{A-K}サま....
影になって顔だけが見エない.
赫い闇に溶ケる{S-S}さま....
雨のセいでその頬はずぶ濡れ.
(私もそコに混ぜて頂戴.)
....祈りは水道管を通ッて,
(渇いた喉まで流れテくる.)
....ハず,だったのに....
割レた床を滑る{I-M}さま....
眩しすギて顔だけが撮れない.
瀞む魔水を蹴る{S-S}さマ....
星のたメにその羽根を捧げて.
(私をそこに溶イて頂戴.)
....祈りは夢風船ヲ破って,
(乾いた身体まで降リ注ぐ.)
....はず,だったのニ....
影になって顔だけが見エない.
赫い闇に溶ケる{S-S}さま....
雨のセいでその頬はずぶ濡れ.
(私もそコに混ぜて頂戴.)
....祈りは水道管を通ッて,
(渇いた喉まで流れテくる.)
....ハず,だったのに....
割レた床を滑る{I-M}さま....
眩しすギて顔だけが撮れない.
瀞む魔水を蹴る{S-S}さマ....
星のたメにその羽根を捧げて.
(私をそこに溶イて頂戴.)
....祈りは夢風船ヲ破って,
(乾いた身体まで降リ注ぐ.)
....はず,だったのニ....
806 ：ラストステップ／μ聖帯／ν鋼帯：2013/05/25(土) 06:05:48.48 ID:9rCImtdc
痛みのない金槌、そして、
・・・無防備な君の後頭部。
15回目の衝撃で、×××、
やっと少しずつ慣れてきた。
《天國》から突き落として。
沈めて。どこまでも沈めて。
それよりも激しい暴力、を、
一刻も早く崩壊させないと、
水の出ない包丁、そして、
・・・無防備な私の下腹部。
102回目の斬撃が、×××、
夜明けの尻尾を照らし出す。
《天國》には行きたくない。
殴って。いつまでも殴って。
世界から消えた暴力、を、
一刻も早く復活させないと、
・・・無防備な君の後頭部。
15回目の衝撃で、×××、
やっと少しずつ慣れてきた。
《天國》から突き落として。
沈めて。どこまでも沈めて。
それよりも激しい暴力、を、
一刻も早く崩壊させないと、
水の出ない包丁、そして、
・・・無防備な私の下腹部。
102回目の斬撃が、×××、
夜明けの尻尾を照らし出す。
《天國》には行きたくない。
殴って。いつまでも殴って。
世界から消えた暴力、を、
一刻も早く復活させないと、
いつもありがとうございます。
本当に、申し訳ないのですが、
やはり今回、私は相当体調が悪いらしく、
最低限投稿しても大丈夫というレベルの、
作品の製作すらも出来そうにないく、
止まない咳と断続的な嘔吐によって、
体を動かすのも一苦労の状態です。、
ですので、酷い甘えを言ってしまうのですが、
もし、皆様が許可して頂けるのであれば、
１日から２日だけ休みを頂けたら嬉しいです。
偉そうなことを言った直後に、
このような情けない有様でで、
大変申し訳ありません・・・。
本当に、申し訳ないのですが、
やはり今回、私は相当体調が悪いらしく、
最低限投稿しても大丈夫というレベルの、
作品の製作すらも出来そうにないく、
止まない咳と断続的な嘔吐によって、
体を動かすのも一苦労の状態です。、
ですので、酷い甘えを言ってしまうのですが、
もし、皆様が許可して頂けるのであれば、
１日から２日だけ休みを頂けたら嬉しいです。
偉そうなことを言った直後に、
このような情けない有様でで、
大変申し訳ありません・・・。
全然謝る必要なしですよ
1日2日と言わず、暫く元気になるまで休んでな
いつか戻ってくるのを待ってるぜ
1日2日と言わず、暫く元気になるまで休んでな
いつか戻ってくるのを待ってるぜ
>>808
ありがとうございます。
まだ少し咳は続いていますが、おかげさまで、
一番苦しい状態からは抜け出せたみたいです。
私のような者を心配して頂き、
本当に嬉しく思います。
また、言っていた時間よりも、
復帰が、遅れてしまい、
大変申し訳ありませんでした。
それではまた、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
まだ少し咳は続いていますが、おかげさまで、
一番苦しい状態からは抜け出せたみたいです。
私のような者を心配して頂き、
本当に嬉しく思います。
また、言っていた時間よりも、
復帰が、遅れてしまい、
大変申し訳ありませんでした。
それではまた、よろしくお願いします。
810 ：ラストステップ／hAdOpElAgIc／-：2013/05/30(木) 00:58:17.45 ID:VBr6YqHW
水銀で固められたバトンが、
遥か彼方から降りそそぐ。
完全に凍り付いたマリアが、
摩擦熱で溶け出していく。
（そんなもの。・・・は、単なる幻、）
世界はこんなに、こんなに、
目紛るしく蠕いているのに！
わたしの道路に、いたのは、
100000匹の、龍が眠る惡夢。
白銀の蔦に咲いたハーブを、
運命に乗せて賭けてみる。
精神に絡み付いたケルプの、
迷宮から抜け出していく。
（なにもかも。・・・が、素敵な幻、）
世界はこんなに、こんなに、
虹の中で波打っていたのに！
わたしの寒気を、消すのは、
100000匹の、龍に跨がる夢。
遥か彼方から降りそそぐ。
完全に凍り付いたマリアが、
摩擦熱で溶け出していく。
（そんなもの。・・・は、単なる幻、）
世界はこんなに、こんなに、
目紛るしく蠕いているのに！
わたしの道路に、いたのは、
100000匹の、龍が眠る惡夢。
白銀の蔦に咲いたハーブを、
運命に乗せて賭けてみる。
精神に絡み付いたケルプの、
迷宮から抜け出していく。
（なにもかも。・・・が、素敵な幻、）
世界はこんなに、こんなに、
虹の中で波打っていたのに！
わたしの寒気を、消すのは、
100000匹の、龍に跨がる夢。
LS氏元気になっててよかったw
>>811
ありがとうございます。
私のような者のために、
温かい言葉を下さって、
本当に嬉しく思います。
そして、それと同時に、
私の体調のことで、貴方様に、
心配をかけてしまったことを、
大変申し訳なく思っています。
私は、元々、あまり身体が強い方ではないので、
いつかまた、今回のように、体調不良によって、
作品製作の停滞が起きてしまうかもしれません。
その時は、本当に申し訳ないのですが、
どうか大目に見て下さると助かります。
ありがとうございます。
私のような者のために、
温かい言葉を下さって、
本当に嬉しく思います。
そして、それと同時に、
私の体調のことで、貴方様に、
心配をかけてしまったことを、
大変申し訳なく思っています。
私は、元々、あまり身体が強い方ではないので、
いつかまた、今回のように、体調不良によって、
作品製作の停滞が起きてしまうかもしれません。
その時は、本当に申し訳ないのですが、
どうか大目に見て下さると助かります。
813 ：ラストステップ／フリムレスト：2013/05/31(金) 07:11:32.43 ID:fEvUucmI
欠陥品、というのは嘘で、
廃棄処理用・０・の烙印が、
押される刻を待っていた。
―――燃え滾る遺伝子回路と、
―――冷たい、樹脂の回廊は、
（行き違いになったみたい。）
フリムレスト。ただ少しだけ、
壊れた部品が、目を開く夜。
欠陥品、と嘘の飛び交う、
再利用不可・７・の惑星に、
罠を仕掛けて待ってみる。
―――音のない原子炉の中で、
―――歪んだ、種子の成長が、
（永久に止まらないみたい。）
フリムレスト。まだ少しだけ、
錆びた心臓が、動き出す夜。
廃棄処理用・０・の烙印が、
押される刻を待っていた。
―――燃え滾る遺伝子回路と、
―――冷たい、樹脂の回廊は、
（行き違いになったみたい。）
フリムレスト。ただ少しだけ、
壊れた部品が、目を開く夜。
欠陥品、と嘘の飛び交う、
再利用不可・７・の惑星に、
罠を仕掛けて待ってみる。
―――音のない原子炉の中で、
―――歪んだ、種子の成長が、
（永久に止まらないみたい。）
フリムレスト。まだ少しだけ、
錆びた心臓が、動き出す夜。
>>814
ありがとうございます。
そういった精神・感性などを、
追究できる程の能力や才能は、
私には、ないと思っています。
ただ、以前の作曲依頼場所で、
多く迷惑をかけてしまった事、
尚且つ、このような私の為に、
専用場所まで作って頂いた事、
そしてさらに、私の作品群を、
好きと言って下さる方の為に、
最低でもここを使い切るまで、
作品を投稿し続けていくのが、
私の、責務だと感じています。
ありがとうございます。
そういった精神・感性などを、
追究できる程の能力や才能は、
私には、ないと思っています。
ただ、以前の作曲依頼場所で、
多く迷惑をかけてしまった事、
尚且つ、このような私の為に、
専用場所まで作って頂いた事、
そしてさらに、私の作品群を、
好きと言って下さる方の為に、
最低でもここを使い切るまで、
作品を投稿し続けていくのが、
私の、責務だと感じています。
>>814
という訳で、
これらに関して、利益などは、
私はまったく求めていません。
というより、
私の作品を単体で見たときに、
利益を得られるだけの価値が、
どうしても、
あるとは思えないのです・・・
ただそれを、
素晴らしい曲に変えて頂いた、
これまでの数作品に関しては、
私はとても、
価値のある物と思っています。
私の身体を気遣って下さって、
本当にありがとうございます。
また長々と、
大変申し訳ありませんでした。
という訳で、
これらに関して、利益などは、
私はまったく求めていません。
というより、
私の作品を単体で見たときに、
利益を得られるだけの価値が、
どうしても、
あるとは思えないのです・・・
ただそれを、
素晴らしい曲に変えて頂いた、
これまでの数作品に関しては、
私はとても、
価値のある物と思っています。
私の身体を気遣って下さって、
本当にありがとうございます。
また長々と、
大変申し訳ありませんでした。
817 ：ラストステップ／交換。何と？塵。：2013/06/01(土) 06:41:30.13 ID:kCBxJgX1
留め金の無いナイフで....
あたしは虚空を掻き回すの.
誰かがそれを逸らして....
一からやり直しになっても.
棘帽子の中のバクテリアが,
傷んだ骨を撫でてくれる.
その感覚を....器に注いで,
プリン彗星が堕ちるまで.
銀の砂で煮たニトロが....
あたしの身体を駆け巡るの.
部屋からここに零れて....
組み立て直す事になっても.
棘胞子の中のテリトリィは,
魔女の靴さえも侵せない.
その幻想を....器に注いで,
メロン彗星が堕ちるまで.
あたしは虚空を掻き回すの.
誰かがそれを逸らして....
一からやり直しになっても.
棘帽子の中のバクテリアが,
傷んだ骨を撫でてくれる.
その感覚を....器に注いで,
プリン彗星が堕ちるまで.
銀の砂で煮たニトロが....
あたしの身体を駆け巡るの.
部屋からここに零れて....
組み立て直す事になっても.
棘胞子の中のテリトリィは,
魔女の靴さえも侵せない.
その幻想を....器に注いで,
メロン彗星が堕ちるまで.
818 ：ラストステップ／リトンルーキの塔：2013/06/02(日) 10:52:35.52 ID:Gqb9Tb69
本に埋もれた機械の精霊・・・
適当な《記号》を名前として、
あと何兆年、生きるのかしら。
【黒い渦の無い冒険なんて、
する意味。無いのよ？Ｓ。】
そう言って微笑むマトリムス。
貴女の二つの腕が、もう、
植物たちと融合しそうで―――
風に揺られた機械の精霊・・・
石英の《廃墟》に靠れながら、
あと何分間、生きるのかしら。
【赫い棘の無い惑星なんて、
行く意味。無いのよ？Ｓ。】
消えそうに微笑むマトリムス。
貴女の奇麗な脚は、もう、
植物たちが侵食していて―――
適当な《記号》を名前として、
あと何兆年、生きるのかしら。
【黒い渦の無い冒険なんて、
する意味。無いのよ？Ｓ。】
そう言って微笑むマトリムス。
貴女の二つの腕が、もう、
植物たちと融合しそうで―――
風に揺られた機械の精霊・・・
石英の《廃墟》に靠れながら、
あと何分間、生きるのかしら。
【赫い棘の無い惑星なんて、
行く意味。無いのよ？Ｓ。】
消えそうに微笑むマトリムス。
貴女の奇麗な脚は、もう、
植物たちが侵食していて―――
819 ：ラストステップ／Hydroroute 2：2013/06/03(月) 08:15:38.34 ID:gbNylY+P
二次元の海を滑ってゆ。く。
太陽と似た繭のように・・・、
四次元の丘に天使を見。る。
翼を絵で描いただけの・・・、
【―――みんな、私の子供達。】
たとえ棲む場所が違っても、
《交信》を止めたりはしない。
そこを蹴る刻に邪魔になる、
《水圧》に負けたくないから。
五次元の街で揺れ続け。る。
明かりを待つ蛹みたい・・・、
異次元の中の惡意を飲。む。
薬にはならないけれど・・・、
【―――みんな、私の宝物。】
星が泣いた日に目覚めても、
《計測》を止めたりはしない。
そこを発つ刻に邪魔をする、
《風圧》に負けたくないから。
太陽と似た繭のように・・・、
四次元の丘に天使を見。る。
翼を絵で描いただけの・・・、
【―――みんな、私の子供達。】
たとえ棲む場所が違っても、
《交信》を止めたりはしない。
そこを蹴る刻に邪魔になる、
《水圧》に負けたくないから。
五次元の街で揺れ続け。る。
明かりを待つ蛹みたい・・・、
異次元の中の惡意を飲。む。
薬にはならないけれど・・・、
【―――みんな、私の宝物。】
星が泣いた日に目覚めても、
《計測》を止めたりはしない。
そこを発つ刻に邪魔をする、
《風圧》に負けたくないから。
820 ：ラストステップ／兆侵計睡弱：2013/06/04(火) 07:07:24.53 ID:QKLxAwTD
いくつもの巨大な球体が,
その場で高く跳ねているわ.
踏み潰されてしまう前に,
やり残した事はないかしら?
飛散する,あたしの分身を,
残らず拾い集めていくのは....
夜の火が,綺麗に揃うまで,
ずっと反復を繰り返すひと....
邪惡でカラフルな錐体が,
不思議な音を吐いているわ.
突き殺されてしまう時に,
言い残す言葉はないかしら?
破滅の日,あたしの精神を,
黙って掬い並べていたのは....
棘だらけ,の鮟鱇みたいに,
ずっと点滅を繰り返すひと....
その場で高く跳ねているわ.
踏み潰されてしまう前に,
やり残した事はないかしら?
飛散する,あたしの分身を,
残らず拾い集めていくのは....
夜の火が,綺麗に揃うまで,
ずっと反復を繰り返すひと....
邪惡でカラフルな錐体が,
不思議な音を吐いているわ.
突き殺されてしまう時に,
言い残す言葉はないかしら?
破滅の日,あたしの精神を,
黙って掬い並べていたのは....
棘だらけ,の鮟鱇みたいに,
ずっと点滅を繰り返すひと....
821 ：ラストステップ／遠呂知の塔：2013/06/05(水) 06:43:34.18 ID:TWvYVo/+
吹き抜けていくとても熱い風.
古代文字が掻き交ぜられて,
螺旋を描く時よりもずっと.
―――でも,それで,よかった.
}エラー/に/夢を消されても,{
}バグ/に/視界を奪われても,{
14番目の"準惑星"は....
ここまで来ようとしている....
不思議なくらいとても軽い雪.
魔坑都市でいくつも買った,
奇しく光る砂よりもずっと.
―――でも,それで,よかった.
}エラー/に/肺を撃たれても,{
}バグ/に/石碑を削られても,{
14番目の"準惑星"を....
あなたとふたりで見ている....
古代文字が掻き交ぜられて,
螺旋を描く時よりもずっと.
―――でも,それで,よかった.
}エラー/に/夢を消されても,{
}バグ/に/視界を奪われても,{
14番目の"準惑星"は....
ここまで来ようとしている....
不思議なくらいとても軽い雪.
魔坑都市でいくつも買った,
奇しく光る砂よりもずっと.
―――でも,それで,よかった.
}エラー/に/肺を撃たれても,{
}バグ/に/石碑を削られても,{
14番目の"準惑星"を....
あなたとふたりで見ている....
822 ：ラストステップ／マインゴーシュ：2013/06/06(木) 02:10:36.81 ID:FwIzHF1k
一番手間がかからないのは、
爆薬::::7077::::と、
爆薬::::6066::::を、
ケーキの中に混ぜるこ？と。
充血した、義眼、
その中の、水晶体、
深く澱む、太陽細胞。
内側／から／きみ／の／内側／に／、
テトリル／を／投下して／あげよう／。
一番早く済ませられるのは、
毒薬::::70077::::と、
毒薬::::60666::::を、
ワインの底に溶かすこ？と。
喀血する、少女、
その肺の、染色体、
水に映る、帯状因数。
外側／から／きみ／の／外側／に／、
セレン／を／注入して／あげよう／。
爆薬::::7077::::と、
爆薬::::6066::::を、
ケーキの中に混ぜるこ？と。
充血した、義眼、
その中の、水晶体、
深く澱む、太陽細胞。
内側／から／きみ／の／内側／に／、
テトリル／を／投下して／あげよう／。
一番早く済ませられるのは、
毒薬::::70077::::と、
毒薬::::60666::::を、
ワインの底に溶かすこ？と。
喀血する、少女、
その肺の、染色体、
水に映る、帯状因数。
外側／から／きみ／の／外側／に／、
セレン／を／注入して／あげよう／。
823 ：ラストステップ／QUiruvoarinrexXY：2013/06/07(金) 05:52:35.19 ID:4N2Igb3n
手に入れた不思議な【紙】に、
生命を吹き込んだ《竜》が、
――――ミメイに、降臨する、
（天体望遠鏡は、もう、
私たちには必要ないよ。）
目の前のどんな宝石よりも、
綺麗で、綺麗で、綺麗で、綺麗で、
・・・歪んだ景色を見つけたから。
手に乗せたきらめく【土】に、
生命を宿した《麒麟》が、
――――ミメイに、覚醒する、
（真鍮双眼鏡は、もう、
私たちには必要ないよ。）
降り注ぐどんな惡法よりも、
穢れた、穢れた、穢れた、穢れた、
・・・素敵な世界と出逢えたから。
生命を吹き込んだ《竜》が、
――――ミメイに、降臨する、
（天体望遠鏡は、もう、
私たちには必要ないよ。）
目の前のどんな宝石よりも、
綺麗で、綺麗で、綺麗で、綺麗で、
・・・歪んだ景色を見つけたから。
手に乗せたきらめく【土】に、
生命を宿した《麒麟》が、
――――ミメイに、覚醒する、
（真鍮双眼鏡は、もう、
私たちには必要ないよ。）
降り注ぐどんな惡法よりも、
穢れた、穢れた、穢れた、穢れた、
・・・素敵な世界と出逢えたから。
824 ：ラストステップ／偏頭痛痕摘出手術：2013/06/08(土) 12:15:02.92 ID:WTIADRXu
生温い風に巻かれながら、
クレーターを見下ろしている、
とてつもないその衝撃は、
モジュール／Ｎ／さえ貫いた、
さあ、行こう。早くしないと、
肺が星屑で満たされて――――
生きた針金と、凍った蜂蜜に、
その事を笑われてしまうから。
果てしなく伸びる海溝で、
レギュレーターを失くした夢、
地下に降りてから数時間、
サファイア／Ｆ／だけ輝いた、
さあ、行こう。片目を閉じて、
羽に鉄屑を埋め込んで――――
眠る本棚と、揺らめく電飾が、
僕たちを見つけてしまう前に。
クレーターを見下ろしている、
とてつもないその衝撃は、
モジュール／Ｎ／さえ貫いた、
さあ、行こう。早くしないと、
肺が星屑で満たされて――――
生きた針金と、凍った蜂蜜に、
その事を笑われてしまうから。
果てしなく伸びる海溝で、
レギュレーターを失くした夢、
地下に降りてから数時間、
サファイア／Ｆ／だけ輝いた、
さあ、行こう。片目を閉じて、
羽に鉄屑を埋め込んで――――
眠る本棚と、揺らめく電飾が、
僕たちを見つけてしまう前に。
825 ：ラストステップ／90 9 09 009 0009：2013/06/09(日) 02:28:41.53 ID:Ued4HMK4
透明のリボンを持つ少女は,
未だ.あの衛星を知らない,
怖いユメでも別にいいって,
自分の.デザートを潰した,
兎に角,あたしは貴女を....
救い出すために喚ばれたの.
どれだけ,深く沈むのか....
緋石売りには判らないから.
深紅のベッドで眠る少女に,
未だ.月の光は当たらない,
酷いキズは見たくないって,
大事な.マリンバを壊した,
兎に角,あたしは貴女を....
救い出すために喚ばれたの.
どれだけ,明るい闇でも....
泥のペンでは描けないから.
未だ.あの衛星を知らない,
怖いユメでも別にいいって,
自分の.デザートを潰した,
兎に角,あたしは貴女を....
救い出すために喚ばれたの.
どれだけ,深く沈むのか....
緋石売りには判らないから.
深紅のベッドで眠る少女に,
未だ.月の光は当たらない,
酷いキズは見たくないって,
大事な.マリンバを壊した,
兎に角,あたしは貴女を....
救い出すために喚ばれたの.
どれだけ,明るい闇でも....
泥のペンでは描けないから.
826 ：ラストステップ／石楠花の塔：2013/06/10(月) 12:56:53.32 ID:t16/FwyZ
クルーエルからの手紙を、
紙飛行機にして飛ばすの。
【位相空間】に墜ちても、
記憶は奪われないみたい。
一度・・・倒れてしまえ。ば、
朝まで起きられなくなるわ。
その代わりに手に入るの。は、
・・・夢と。違う暗黒の空。
クルーエルがいる線路に、
それは綺麗な花が咲くの。
【宇宙空間】の果てから、
追憶の汽車を見るような。
一度・・・走ってしまえ。ば、
誰にも停められなくなるわ。
その途中で消えていくの。は、
・・・嘘と。同じ漆黒の空。
紙飛行機にして飛ばすの。
【位相空間】に墜ちても、
記憶は奪われないみたい。
一度・・・倒れてしまえ。ば、
朝まで起きられなくなるわ。
その代わりに手に入るの。は、
・・・夢と。違う暗黒の空。
クルーエルがいる線路に、
それは綺麗な花が咲くの。
【宇宙空間】の果てから、
追憶の汽車を見るような。
一度・・・走ってしまえ。ば、
誰にも停められなくなるわ。
その途中で消えていくの。は、
・・・嘘と。同じ漆黒の空。
827 ：ラストステップ／G(tTn)-I-莖-I/1：2013/06/11(火) 07:07:46.26 ID:8j83chPl
台形....から眺めた世界と,
何が,違うというのだろう.
―――薬はまだ残っている,
使い物にならなくなった,
{23000.}の[磁石]たちへ.
共鳴するスクリーンを....
再生するジェルの星に....
届けに行く,けど,どうする?
爪先....まで拡がる世界に,
何を,浸せばいいのだろう.
―――薬がまた凍っている,
紛い物と知ってしまった,
{29000.}の[翡翠]たちへ.
点滅するマドレーヌを....
振動するジャムの星に....
捧げに行く,けど,どうする?
何が,違うというのだろう.
―――薬はまだ残っている,
使い物にならなくなった,
{23000.}の[磁石]たちへ.
共鳴するスクリーンを....
再生するジェルの星に....
届けに行く,けど,どうする?
爪先....まで拡がる世界に,
何を,浸せばいいのだろう.
―――薬がまた凍っている,
紛い物と知ってしまった,
{29000.}の[翡翠]たちへ.
点滅するマドレーヌを....
振動するジャムの星に....
捧げに行く,けど,どうする?
828 ：ラストステップ／青が緑を弑する時：2013/06/12(水) 06:39:51.02 ID:UulRuvTn
青が緑を弑する時、
私は、魂を売り捌く。
青が緑を弑する時、
光が、涙に遮られる。
きっと、新世界は、まだ、
反転などしないのでしょう。
持ち主のいないボールが、
動く事を止めてしまうまで。
青が緑を弑する時、
私は、人格を買い戻す。
青が緑を弑する時、
翼に、霧雨が降り注ぐ。
たぶん、旧世界で、もう、
火を見る事はないのでしょう。
飼い主の消えたソマリが、
みんな平らげてしまったから。
私は、魂を売り捌く。
青が緑を弑する時、
光が、涙に遮られる。
きっと、新世界は、まだ、
反転などしないのでしょう。
持ち主のいないボールが、
動く事を止めてしまうまで。
青が緑を弑する時、
私は、人格を買い戻す。
青が緑を弑する時、
翼に、霧雨が降り注ぐ。
たぶん、旧世界で、もう、
火を見る事はないのでしょう。
飼い主の消えたソマリが、
みんな平らげてしまったから。
829 ：ラストステップ／Last TNT：2013/06/13(木) 12:50:02.50 ID:Aj1Drz5w
核融合に背を向けて揺れる.
わたしだけの羅針盤の部屋に,
逃がしたはずの雷蝶たちが.
引き返してくる夢を見ながら,
(Ｎを分裂させるのだけど,)
端末は....反応してくれない.
(溷濁した波に触れてみて,)
感覚を....取り戻せるのなら.
宇宙船に乗り込んだ時刻を.
わたしだけの砂時計が告げる,
熔けてしまった蝋燭塔が.
また煌めき出す夢を見ながら,
(Ｓの上を滑っているのに,)
端末は....まだ故障したまま.
(縺れ合う線を解いてみて,)
感情を....取り戻したいなら.
わたしだけの羅針盤の部屋に,
逃がしたはずの雷蝶たちが.
引き返してくる夢を見ながら,
(Ｎを分裂させるのだけど,)
端末は....反応してくれない.
(溷濁した波に触れてみて,)
感覚を....取り戻せるのなら.
宇宙船に乗り込んだ時刻を.
わたしだけの砂時計が告げる,
熔けてしまった蝋燭塔が.
また煌めき出す夢を見ながら,
(Ｓの上を滑っているのに,)
端末は....まだ故障したまま.
(縺れ合う線を解いてみて,)
感情を....取り戻したいなら.
830 ：ラストステップ／イ申 糸宿 。：2013/06/14(金) 05:14:26.87 ID:Yy/dzziM
完全に目を覚ますまで、
まだ、あと、もう少し。
泥濘む赫いタイルの上を、
猫たちと。渡っていく。
この手の中に封じ込めた、
―――大災害！―――ああ、
私がいま、指を畳むだけで、
世界は・・・・・・・・。
完全に陽が落ちるのは、
まだ、あと、もう少し。
猶予う水のプレート膜を、
猫たちと。滑っていく。
この目の中から取り出した、
―――魔法陣！―――ああ、
私がいま、瞼を縫うだけで、
世界は・・・・・・・・！
まだ、あと、もう少し。
泥濘む赫いタイルの上を、
猫たちと。渡っていく。
この手の中に封じ込めた、
―――大災害！―――ああ、
私がいま、指を畳むだけで、
世界は・・・・・・・・。
完全に陽が落ちるのは、
まだ、あと、もう少し。
猶予う水のプレート膜を、
猫たちと。滑っていく。
この目の中から取り出した、
―――魔法陣！―――ああ、
私がいま、瞼を縫うだけで、
世界は・・・・・・・・！
831 ：ラストステップ／90.4 pet：2013/06/15(土) 12:10:09.33 ID:7Z+Hn3rY
不死鳥のマークを覚えている、
ただひとつの生命体が、
毒を創る雲に擬態して、
輝くタイミングを待っている。
空に浮かぶ、―――巨大な爪で、
傷を付けられた暗号たち。
解読なんて出来ない。くせに、
【色覚異常の大魔導士】は、
いつまでも、楽しそうだった。
宇宙からデータが流れてくる、
ただひとつの蒼い銃で、
毒の雨を逃さない為に、
孤独なエイミングを繰り返す。
空に刺さる、―――巨大な杭を、
引き抜こうとした妖精たち。
その光景を見ている。うちに、
【精神異常の大魔導士】が、
私へと、引き継がれていた。
ただひとつの生命体が、
毒を創る雲に擬態して、
輝くタイミングを待っている。
空に浮かぶ、―――巨大な爪で、
傷を付けられた暗号たち。
解読なんて出来ない。くせに、
【色覚異常の大魔導士】は、
いつまでも、楽しそうだった。
宇宙からデータが流れてくる、
ただひとつの蒼い銃で、
毒の雨を逃さない為に、
孤独なエイミングを繰り返す。
空に刺さる、―――巨大な杭を、
引き抜こうとした妖精たち。
その光景を見ている。うちに、
【精神異常の大魔導士】が、
私へと、引き継がれていた。
832 ：ラストステップ／飛沐石リムルーマ：2013/06/16(日) 06:31:50.48 ID:PXAcsEzS
柔らかい蛍光灯だけで、
摩天楼を作りましょう。
きみの、複雑な親指が、
その時に欠かせない物。
《神の殻》の中で渦を巻く、
膨らみすぎた《現在地》！
パズルを完成させるまで、
自分を見失わないようにね。
灼熱の可視光線だけを、
ピアノ線に注ぎましょう。
きみの、不規則な睡眠は、
その夢に巣喰った魔物。
《氷の眼》で視た奈落の先、
捩られすぎた《近未来》！
パズルを完成させたあと、
鍵を戻し忘れないようにね。
摩天楼を作りましょう。
きみの、複雑な親指が、
その時に欠かせない物。
《神の殻》の中で渦を巻く、
膨らみすぎた《現在地》！
パズルを完成させるまで、
自分を見失わないようにね。
灼熱の可視光線だけを、
ピアノ線に注ぎましょう。
きみの、不規則な睡眠は、
その夢に巣喰った魔物。
《氷の眼》で視た奈落の先、
捩られすぎた《近未来》！
パズルを完成させたあと、
鍵を戻し忘れないようにね。
833 ：ラストステップ／遥かなる蒼迷穹路：2013/06/17(月) 03:25:58.76 ID:ap7j1Byp
不思議な少女が教えてくれた、
クレープ色のビスケットが、
クレープの味では、無いこと。
揚力が生まれるときはいつも。
クレープ色の流れ星を、
クレープの上から、見ていて、
正多面体さま。・・・・私は、まだ、
まだ死ななくても良いのでしょうか？
不思議な少女が遺してくれた、
オレンジ色のクラッカーと、
オレンジの樹木が、咲く場所。
重力に圧されて溶けるまでに。
オレンジ色の天球儀を、
オレンジの中から、逃がして、
正五角錐さま。・・・・私は、まだ、
まだ生きていても良いのでしょうか？
クレープ色のビスケットが、
クレープの味では、無いこと。
揚力が生まれるときはいつも。
クレープ色の流れ星を、
クレープの上から、見ていて、
正多面体さま。・・・・私は、まだ、
まだ死ななくても良いのでしょうか？
不思議な少女が遺してくれた、
オレンジ色のクラッカーと、
オレンジの樹木が、咲く場所。
重力に圧されて溶けるまでに。
オレンジ色の天球儀を、
オレンジの中から、逃がして、
正五角錐さま。・・・・私は、まだ、
まだ生きていても良いのでしょうか？
834 ：ラストステップ／ネオグラファイト：2013/06/18(火) 02:32:19.70 ID:XRpWGbpc
ペンローズタイルの海に,
何もかもが失われていく....
砂の速度があと少しだけ,
あと少しだけ遅かったら....
"よかったのに"
太陽に吸われて溶けた廃墟.
そこで永久に眠るとしても,
革の羽根さえ持たない私は.
また夢を遮られてしまうの,
メカニカルパズルの森に,
音も立てず侵入していく....
赫い光路がもう少しだけ,
もう少しだけ暗かったら....
"よかったけど"
水星に喚ばれて往った貴女.
そこで永久に眠るときには,
紙の羽根さえ必要ないって.
その夢を滴にしてくれたの,
何もかもが失われていく....
砂の速度があと少しだけ,
あと少しだけ遅かったら....
"よかったのに"
太陽に吸われて溶けた廃墟.
そこで永久に眠るとしても,
革の羽根さえ持たない私は.
また夢を遮られてしまうの,
メカニカルパズルの森に,
音も立てず侵入していく....
赫い光路がもう少しだけ,
もう少しだけ暗かったら....
"よかったけど"
水星に喚ばれて往った貴女.
そこで永久に眠るときには,
紙の羽根さえ必要ないって.
その夢を滴にしてくれたの,
835 ：ラストステップ／Kiyu Nanou Pazu：2013/06/19(水) 03:32:05.35 ID:cTDKhMp3
知能指数の低い竜が弾く、
プリペイドピアノで眠る。
不規則に移動する黒猫が、
降らないはずの雨を呼ぶ。
本当に混ぜたかったものは、
全部失くしてしまったけれど。
それはそれで別に構わない、
宇宙から虹を手に入れたから。
不快指数の高い夜にだけ、
クリプトンランプを燈す。
波よりも速く飛ぶ蜜蜂が、
忘れていった種子を拾う。
本当に触れたかったものは、
全部溶かしてしまったけれど。
それはそれで別に構わない、
虹から宇宙を取り出せたから。
プリペイドピアノで眠る。
不規則に移動する黒猫が、
降らないはずの雨を呼ぶ。
本当に混ぜたかったものは、
全部失くしてしまったけれど。
それはそれで別に構わない、
宇宙から虹を手に入れたから。
不快指数の高い夜にだけ、
クリプトンランプを燈す。
波よりも速く飛ぶ蜜蜂が、
忘れていった種子を拾う。
本当に触れたかったものは、
全部溶かしてしまったけれど。
それはそれで別に構わない、
虹から宇宙を取り出せたから。
837 ：ラストステップ／Ｘを交換する。：2013/06/20(木) 02:11:27.95 ID:Dhosz6Ow
いくつ円盤を,投げても,ね,
神殿までの距離が遠すぎて,
どうしても届かない....の,
集め続けた{鍵}のかたまり.
いま,巨大な鎖になるわ.
とても寒い夏の真夜中に,
光っていたのは何かしら?
ああ,条件さえ,揃えば....
新しい羽根に,変えても,ね,
貴女が迎え角を上げすぎて,
いつまでも飛べない....の,
零れ続けた{天使}のなみだ.
いま,巨大な氷になるわ.
とても暑い冬の明け方を,
走る準備はできたかしら?
そう,条件さえ,満たせば....
神殿までの距離が遠すぎて,
どうしても届かない....の,
集め続けた{鍵}のかたまり.
いま,巨大な鎖になるわ.
とても寒い夏の真夜中に,
光っていたのは何かしら?
ああ,条件さえ,揃えば....
新しい羽根に,変えても,ね,
貴女が迎え角を上げすぎて,
いつまでも飛べない....の,
零れ続けた{天使}のなみだ.
いま,巨大な氷になるわ.
とても暑い冬の明け方を,
走る準備はできたかしら?
そう,条件さえ,満たせば....
838 ：ラストステップ／P-F 信号の洪水：2013/06/21(金) 07:46:46.52 ID:hQnhXb6S
潰れた果実の残骸を、
シャベルで掬い集めてから、
壊れた夜空の中心に。
力いっぱい投げ付けてみて。
跡形もなく（c1g4:N!fpy）が、
消えて。しまった。としても、
覺えていた《擬音》の魔法は、
ビットを彼方に導いてくれる。
その香りが、生きている証拠！
歪んだ木螺子の欠片を、
シャフトの上に集めてから、
動かなくなった球体に。
力いっぱい投げ付けてみる。
跡形もなく（2Q-xJ0.dM9）が、
爆ぜて。しまった。としても、
忘れずにいた《色》の魔法で、
ビットが翼を光らせてくれる。
その刻まで、死なない約束を！
シャベルで掬い集めてから、
壊れた夜空の中心に。
力いっぱい投げ付けてみて。
跡形もなく（c1g4:N!fpy）が、
消えて。しまった。としても、
覺えていた《擬音》の魔法は、
ビットを彼方に導いてくれる。
その香りが、生きている証拠！
歪んだ木螺子の欠片を、
シャフトの上に集めてから、
動かなくなった球体に。
力いっぱい投げ付けてみる。
跡形もなく（2Q-xJ0.dM9）が、
爆ぜて。しまった。としても、
忘れずにいた《色》の魔法で、
ビットが翼を光らせてくれる。
その刻まで、死なない約束を！
839 ：ラストステップ／ダーク・グレープ：2013/06/22(土) 01:06:48.58 ID:vvkaP2pH
お兄様。どうか、あたしを、
文字の國から連れ出して下さい。
お兄様。今日も、あたしは、
文字の鎖に縛られているのです。
"貴女が戦おうとしないから。"
そんな事言わないで。お兄様。
"貴女が逃げてばかりだから。"
お願い、棄てないで。お兄様。
お兄様。どうか、あたしを、
愚者の星から連れ去って下さい。
お兄様。明日も、あたしに、
愚者の印は刻まれてゆくのです。
"貴女に救いの絲は出さない。"
そんな事言わないで。お兄様。
"貴女に武器だけ置いていく。"
お願い、逝かないで。お兄様。
文字の國から連れ出して下さい。
お兄様。今日も、あたしは、
文字の鎖に縛られているのです。
"貴女が戦おうとしないから。"
そんな事言わないで。お兄様。
"貴女が逃げてばかりだから。"
お願い、棄てないで。お兄様。
お兄様。どうか、あたしを、
愚者の星から連れ去って下さい。
お兄様。明日も、あたしに、
愚者の印は刻まれてゆくのです。
"貴女に救いの絲は出さない。"
そんな事言わないで。お兄様。
"貴女に武器だけ置いていく。"
お願い、逝かないで。お兄様。
840 ：ラストステップ／"2,2"：2013/06/23(日) 15:48:14.06 ID:A9SxIt1W
闇の色のカーテンに触れる。
風速計が壊れて、から、も、
《ゆれ》は永遠に止まらない。
《わたしの髪》と同じように。
【胎内時計を】元に戻して、
・結末も知らずに溺れていた、
―――チョコレート達が―――
・銀河に集まってくるような、
―――惡夢の果てに居る―――
青く燃えたスロープを滑る。
閃光弾は凍った、まま、で、
《うそ》も永久に終わらない。
《わたしの舌》と同じように。
【防水下降を】繰り返す時、
・太陽に撲られて混ざり合う、
―――チョコレート達を―――
・もう一度固められるほどの、
―――神秘の樹脂が要る―――
風速計が壊れて、から、も、
《ゆれ》は永遠に止まらない。
《わたしの髪》と同じように。
【胎内時計を】元に戻して、
・結末も知らずに溺れていた、
―――チョコレート達が―――
・銀河に集まってくるような、
―――惡夢の果てに居る―――
青く燃えたスロープを滑る。
閃光弾は凍った、まま、で、
《うそ》も永久に終わらない。
《わたしの舌》と同じように。
【防水下降を】繰り返す時、
・太陽に撲られて混ざり合う、
―――チョコレート達を―――
・もう一度固められるほどの、
―――神秘の樹脂が要る―――
841 ：ラストステップ／簪と、簪の塔：2013/06/24(月) 08:06:11.75 ID:8W/GOEoW
スポンジの道を歩きましょう。
捻挫しないよう気を付けてね。
くるくると回る夢のベール。
痛みとは切り離せないもの。
流星群、それは綺麗だけど、
足を、肺を、止めてはだめ。
目的地は更にその向こう―――
―――《簪の塔》なんだから！
アクリルの雲を渡りましょう。
すぐに灯かりを点けてあげる。
ふわふわ彷徨う赫いメロン。
迷いから生まれて育つもの。
塵旋風、それは素敵だけど、
指を、羽を、閉じてはだめ。
ここから先は未知の領域―――
―――《簪の塔》なんだから！
捻挫しないよう気を付けてね。
くるくると回る夢のベール。
痛みとは切り離せないもの。
流星群、それは綺麗だけど、
足を、肺を、止めてはだめ。
目的地は更にその向こう―――
―――《簪の塔》なんだから！
アクリルの雲を渡りましょう。
すぐに灯かりを点けてあげる。
ふわふわ彷徨う赫いメロン。
迷いから生まれて育つもの。
塵旋風、それは素敵だけど、
指を、羽を、閉じてはだめ。
ここから先は未知の領域―――
―――《簪の塔》なんだから！
842 ：ラストステップ／延髄提供者Ｘ氏：2013/06/25(火) 02:23:42.74 ID:la9ngktR
亡霊のための琥珀の靴.
泥塗れの方がいいのに.
（水源,が,どこにも,）
どこにも見当たらない.
その通り.だからこの空に,
研究室があるのよ....って,
"メイン･ドア"No.006"....
貴女が,私に教えてくれた.
亡霊のための緑の帽子.
水浸しの方がいいのに.
（草原,は,すべてを,）
すべてを埋め尽くして.
その通り.だからこそ夢の,
研究を続けるのよ....って,
"サブ･タンク"No.007"....
貴女が,私に教えてくれた.
泥塗れの方がいいのに.
（水源,が,どこにも,）
どこにも見当たらない.
その通り.だからこの空に,
研究室があるのよ....って,
"メイン･ドア"No.006"....
貴女が,私に教えてくれた.
亡霊のための緑の帽子.
水浸しの方がいいのに.
（草原,は,すべてを,）
すべてを埋め尽くして.
その通り.だからこそ夢の,
研究を続けるのよ....って,
"サブ･タンク"No.007"....
貴女が,私に教えてくれた.
843 ：ラストステップ／Goodbye,Adhara：2013/06/26(水) 04:24:36.42 ID:t0LHC5Rw
【銀色の卵の殻】を、
テーブルに重ねて遊ぼう。
線路が水に沈んだ刻、
貴女は哀しそうに鳴いた。
カプセルが、反転しながら、
私たちを運んでゆく・・・・！
この部屋で、拾った景色は、
生まれ変わっても忘れないよ。
【銀色の棗の棘】を、
テーブルに並べて遊ぼう。
暖炉に火を燈した刻、
貴女は嬉しそうに鳴いた。
アクセルが、例え壊れても、
私たちは進んでゆく・・・・！
その位置に、揺蕩う景色を、
夢と気付くまで触れていたい。
テーブルに重ねて遊ぼう。
線路が水に沈んだ刻、
貴女は哀しそうに鳴いた。
カプセルが、反転しながら、
私たちを運んでゆく・・・・！
この部屋で、拾った景色は、
生まれ変わっても忘れないよ。
【銀色の棗の棘】を、
テーブルに並べて遊ぼう。
暖炉に火を燈した刻、
貴女は嬉しそうに鳴いた。
アクセルが、例え壊れても、
私たちは進んでゆく・・・・！
その位置に、揺蕩う景色を、
夢と気付くまで触れていたい。
844 ：ラストステップ／体死キ――――W.：2013/06/27(木) 02:14:35.13 ID:uo5g6FkT
み。Ａ。タ、Ｄ×３０、ユ。
石。Ｕ。ヒ、一÷一＝、８。
？？？。？？？と？？？。
聖。怨念念念、発発発生、
星星星帯、縫合合合、泯。
"I am the ULTRADEADLYPOISON GUNNER."
"I hate all the garden world......."
と。Ｚ。ネ、Ｖ×２０、ア。
針。Ｕ。・、一＋一＝、罰。
？？？。？？？に？？？。
聖。幸福福福、拡拡拡大、
神神神域、結合合合、泯。
"I am the ULTRADEADLYPOISON GUNNER."
"I hate all the garden world......."
石。Ｕ。ヒ、一÷一＝、８。
？？？。？？？と？？？。
聖。怨念念念、発発発生、
星星星帯、縫合合合、泯。
"I am the ULTRADEADLYPOISON GUNNER."
"I hate all the garden world......."
と。Ｚ。ネ、Ｖ×２０、ア。
針。Ｕ。・、一＋一＝、罰。
？？？。？？？に？？？。
聖。幸福福福、拡拡拡大、
神神神域、結合合合、泯。
"I am the ULTRADEADLYPOISON GUNNER."
"I hate all the garden world......."
845 ：ラストステップ／tANxix：2013/06/28(金) 06:51:09.47 ID:zOin4Ltq
わたしは,お前達を認めない.
輪の外側へと触れた事で,
生命が魅了されようとも,
わたしは,お前達を認めない.
肉体を線で区切った時,
文明も,墜落の痕跡も,
見付ける事が出来なかった.
{{{炎}}}は,敵が多い程,
その輝きを強くする....
わたしは,お前達を認めない.
水の内部まで行った事で,
世界に賞賛されようとも,
わたしは,お前達を認めない.
肉体が点に変わった時,
刀剣も,人工の妖精も,
追い付く事が出来なかった.
[[[氷]]]は,敵が多い程,
その冷たさを増していく....
輪の外側へと触れた事で,
生命が魅了されようとも,
わたしは,お前達を認めない.
肉体を線で区切った時,
文明も,墜落の痕跡も,
見付ける事が出来なかった.
{{{炎}}}は,敵が多い程,
その輝きを強くする....
わたしは,お前達を認めない.
水の内部まで行った事で,
世界に賞賛されようとも,
わたしは,お前達を認めない.
肉体が点に変わった時,
刀剣も,人工の妖精も,
追い付く事が出来なかった.
[[[氷]]]は,敵が多い程,
その冷たさを増していく....
846 ：ラストステップ／飛燐石ミミルウト：2013/06/29(土) 02:34:04.72 ID:FcizfgOz
誰もが避けて通る《森》で、
座って星を見下ろしていた。
破れた地図に魔力を足して、
マジックで宇宙船を描くの！
私の膝から下は―――もう、
機械になってしまったけど。
脳内を巡る虹は―――まだ、
少しも色褪せていない、わ。
誰もが見ずに眠る《森》へ、
不思議な数字を並べてきた。
錆びた魔剣を踏み台にして、
キズついた宇宙船に乗るの！
私の肘から先は―――もう、
植物と化してしまったけど。
胎内に宿る虹は―――まだ、
少しも色褪せていない、わ。
座って星を見下ろしていた。
破れた地図に魔力を足して、
マジックで宇宙船を描くの！
私の膝から下は―――もう、
機械になってしまったけど。
脳内を巡る虹は―――まだ、
少しも色褪せていない、わ。
誰もが見ずに眠る《森》へ、
不思議な数字を並べてきた。
錆びた魔剣を踏み台にして、
キズついた宇宙船に乗るの！
私の肘から先は―――もう、
植物と化してしまったけど。
胎内に宿る虹は―――まだ、
少しも色褪せていない、わ。
847 ：ドレミファ名無シド：2013/06/29(土) 14:06:44.01 ID:YjA3Hvi7
u
848 ：ラストステップ／非油圧式人形劇：2013/06/30(日) 03:21:56.58 ID:MI/raCqq
エリック氏が路地裏を、
ブラウン氏が大通りを、
ヘニング氏が地下牢を、
、！それぞれ担当する。
――――命が誕生して以来、
最大の危機を脱するために。
おろかな、開戦の合図は、
誰が決定したのだろうか？
もう、それを知る術はない。
エリック氏が路地裏で、
ブラウン氏が大通りで、
ヘニング氏が地下牢で、
、！無惨に斃れている。
――――彼等は終焉の夜に、
何一つとして遺せなかった。
それでは、滅亡の写真を、
誰が撮影したというのか？
もう、それを知る者はない。
ブラウン氏が大通りを、
ヘニング氏が地下牢を、
、！それぞれ担当する。
――――命が誕生して以来、
最大の危機を脱するために。
おろかな、開戦の合図は、
誰が決定したのだろうか？
もう、それを知る術はない。
エリック氏が路地裏で、
ブラウン氏が大通りで、
ヘニング氏が地下牢で、
、！無惨に斃れている。
――――彼等は終焉の夜に、
何一つとして遺せなかった。
それでは、滅亡の写真を、
誰が撮影したというのか？
もう、それを知る者はない。
849 ：ラストステップ／フール・プルーフ：2013/07/01(月) 05:22:58.58 ID:KrQeGSOF
部屋に散らばる光の粒を、
急いで押し入れに隠した。
それを忘れて次の明け方、
扉の歪みに触れてしまう。
（当たり前のように弾け出す、）
不定形――且つ――美しいもの。
あの時、確かに掴んだはずの、
色が一つだけ、違う気がして、
押し付けられた光の束を、
慌てて窓から投げ捨てた。
誰も知らない所に落ちて、
窃かに膨らみ続けていく。
（そうして彼方まで弾け飛ぶ、）
不安定――且つ――美しいもの。
あの時、迷わず流したはずの、
色をもう一度、作ろうとして、
急いで押し入れに隠した。
それを忘れて次の明け方、
扉の歪みに触れてしまう。
（当たり前のように弾け出す、）
不定形――且つ――美しいもの。
あの時、確かに掴んだはずの、
色が一つだけ、違う気がして、
押し付けられた光の束を、
慌てて窓から投げ捨てた。
誰も知らない所に落ちて、
窃かに膨らみ続けていく。
（そうして彼方まで弾け飛ぶ、）
不安定――且つ――美しいもの。
あの時、迷わず流したはずの、
色をもう一度、作ろうとして、
850 ：ラストステップ／The Mercury 2094：2013/07/02(火) 01:25:42.12 ID:0CoTeDOh
ゼロに抑えられるというなら、
それ以上は望まないけれどね。
わざと行き止まりまで歩いて、
水たまりに跳ねる星を撮ろう。
――使用不能な三半規管と――
（砂）より細かく分解された、
わたしの、ガラス製の無線機。
それは、まだ捨てないでいて、
いつか、また声を拾えるから！
ゼロに纏められるといっても、
それ以下の夢はないけれどね。
いちばん低い場所から飛んで、
水たまりに揺れる街に行こう。
――目視不能な迷走神経と――
（雨）より素早く解体された、
わたしの、ピンク色の自販機。
それは、まだ捨てないでいて、
いつか、また喉が渇く日まで！
それ以上は望まないけれどね。
わざと行き止まりまで歩いて、
水たまりに跳ねる星を撮ろう。
――使用不能な三半規管と――
（砂）より細かく分解された、
わたしの、ガラス製の無線機。
それは、まだ捨てないでいて、
いつか、また声を拾えるから！
ゼロに纏められるといっても、
それ以下の夢はないけれどね。
いちばん低い場所から飛んで、
水たまりに揺れる街に行こう。
――目視不能な迷走神経と――
（雨）より素早く解体された、
わたしの、ピンク色の自販機。
それは、まだ捨てないでいて、
いつか、また喉が渇く日まで！
851 ：ラストステップ／除外された小数点：2013/07/03(水) 04:28:37.40 ID:Ti0QlIOS
あまりにも眠れない夜と,
次に逢うのはいつかしら?
砂粒の様なフレーズさえ,
浮かんでくる事はないの.
"指がいつまでも冷たいから"
言葉の代わりに貰ったのは,
不思議な,とても不思議な,
火の網で編まれたセーター....
どうしても壊せない箱と,
何を話せばいいのかしら?
鉄屑を囲むフレームには,
怖くて触れられないまま.
"今はどこまでも走れるから"
言葉の代わりに貰ったのは,
小さな,とても小さな,
火の糖を溶かしたべーグル....
次に逢うのはいつかしら?
砂粒の様なフレーズさえ,
浮かんでくる事はないの.
"指がいつまでも冷たいから"
言葉の代わりに貰ったのは,
不思議な,とても不思議な,
火の網で編まれたセーター....
どうしても壊せない箱と,
何を話せばいいのかしら?
鉄屑を囲むフレームには,
怖くて触れられないまま.
"今はどこまでも走れるから"
言葉の代わりに貰ったのは,
小さな,とても小さな,
火の糖を溶かしたべーグル....
852 ：ラストステップ／ホーリーケーブル：2013/07/04(木) 13:01:48.69 ID:HNnErj7f
あと1ピースで完成する、
パズルを窓から投げ出そう。
2億年かけて作り上げた、
素敵なパネルを踏み抜こう。
それから、それから・・・。
視界はあまり良くないけど、
武器なんか必要ないんだよ。
電気を帯びたスプリングを、
きみの膝に埋め込んだから。
もう1ルート別の場所へと、
ノズルを一緒に引き抜こう。
2種類の色が混ざり合った、
奇妙なパドルで漕ぎ出そう。
そのあと、そのあと・・・。
ノイズで骨と月が欠けても、
武器なんか必要ないんだよ。
電気を食べたスプリングは、
きみの物になったんだから。
パズルを窓から投げ出そう。
2億年かけて作り上げた、
素敵なパネルを踏み抜こう。
それから、それから・・・。
視界はあまり良くないけど、
武器なんか必要ないんだよ。
電気を帯びたスプリングを、
きみの膝に埋め込んだから。
もう1ルート別の場所へと、
ノズルを一緒に引き抜こう。
2種類の色が混ざり合った、
奇妙なパドルで漕ぎ出そう。
そのあと、そのあと・・・。
ノイズで骨と月が欠けても、
武器なんか必要ないんだよ。
電気を食べたスプリングは、
きみの物になったんだから。
853 ：ラストステップ／Categorize:AAM：2013/07/05(金) 13:12:29.76 ID:aLwvN7Qw
固い固い固い固い固い固い、
固い固い固い固い固い固い。
と、言われている永久凍土。
よ、りも固い右の腕に咲く、
（世界で一番不気味な花。？）
ああ、助けて。助けて。
今ではもう、わたし本体より、
大きく育ってしまった。
左手のせいで、殻が、壊れて、
暗い暗い暗い暗い暗い暗い、
暗い暗い暗い暗い暗い暗い。
と、言われている馬頭星雲。
よ、りも遠い円の中に降る、
（世界で一番汚い雪。？）
もう、助けなくていい。
時代を超え、わたし本体より、
拡散していくのだから。
綺麗な図形の、角が、削れて、
固い固い固い固い固い固い。
と、言われている永久凍土。
よ、りも固い右の腕に咲く、
（世界で一番不気味な花。？）
ああ、助けて。助けて。
今ではもう、わたし本体より、
大きく育ってしまった。
左手のせいで、殻が、壊れて、
暗い暗い暗い暗い暗い暗い、
暗い暗い暗い暗い暗い暗い。
と、言われている馬頭星雲。
よ、りも遠い円の中に降る、
（世界で一番汚い雪。？）
もう、助けなくていい。
時代を超え、わたし本体より、
拡散していくのだから。
綺麗な図形の、角が、削れて、
854 ：ラストステップ／金色の弓矢 D-A：2013/07/06(土) 02:33:29.90 ID:U7a3GdZp
開けられた事のない扉に、
捩じ込まれた暗号たちが、
踊る。踊る。まるで水を、
熱い灰で充たすみたいに。
（昨日までなら、泣いていたと思う。）
少しだけ、静かにしていると、
・・・原液すら残っていない、
・・・毒物の鼓動が聴こえた。
いつか。それを撃ち抜きたい。
偶然生み出された樹液を、
明かりにする妖精たちと、
笑う。笑う。程なくして、
夢が罠に掛かったみたい。
（星のために、泣いてみようと思う。）
もう一度、闇夜の向こうから、
・・・原液しか残っていない、
・・・毒物の悲鳴が聴こえた。
いつか。それを撃ち抜きたい。
捩じ込まれた暗号たちが、
踊る。踊る。まるで水を、
熱い灰で充たすみたいに。
（昨日までなら、泣いていたと思う。）
少しだけ、静かにしていると、
・・・原液すら残っていない、
・・・毒物の鼓動が聴こえた。
いつか。それを撃ち抜きたい。
偶然生み出された樹液を、
明かりにする妖精たちと、
笑う。笑う。程なくして、
夢が罠に掛かったみたい。
（星のために、泣いてみようと思う。）
もう一度、闇夜の向こうから、
・・・原液しか残っていない、
・・・毒物の悲鳴が聴こえた。
いつか。それを撃ち抜きたい。
http://up.cool-sound.net/src/cool38843.mp3
「ラストステップ／除外された小数点」>>851
あまりにも眠れない夜と,
次に逢うのはいつかしら?
砂粒の様なフレーズさえ,
浮かんでくる事はないの.
"指がいつまでも冷たいから"
言葉の代わりに貰ったのは,
不思議な,とても不思議な,
火の網で編まれたセーター....
"今はどこまでも走れるから"
言葉の代わりに貰ったのは,
小さな,とても小さな,
火の糖を溶かしたべーグル....
すみませんが短くさせてもらいました
糖（意読：あめ）でよかったのかわかりませんが
楽しんでもらえたら幸いです！LSさん（お名前ではないそうですが
便宜上）の詞に曲をつけてみたかったので・・・
「ラストステップ／除外された小数点」>>851
あまりにも眠れない夜と,
次に逢うのはいつかしら?
砂粒の様なフレーズさえ,
浮かんでくる事はないの.
"指がいつまでも冷たいから"
言葉の代わりに貰ったのは,
不思議な,とても不思議な,
火の網で編まれたセーター....
"今はどこまでも走れるから"
言葉の代わりに貰ったのは,
小さな,とても小さな,
火の糖を溶かしたべーグル....
すみませんが短くさせてもらいました
糖（意読：あめ）でよかったのかわかりませんが
楽しんでもらえたら幸いです！LSさん（お名前ではないそうですが
便宜上）の詞に曲をつけてみたかったので・・・
>>855
ありがとうございます。
貴方様にも私の作品を、
形にして頂いたようで、
大変、嬉しく思います。
幻想的な曲の始まりを経て、
明るく変化していく曲調が、
とても素敵だと感じました。
「糖」の読み方に関してですが、私は単純に、
「とう」のつもりで書いていました。ですが、
これを「あめ」と読まれた貴方様の感覚の方が、
私のそれよりも、遥かに優れていると思います。
作品が短くなったりするのは、
全く、問題、ありませんので、
気になさらなくて大丈夫です。
ひとつ気になったのですが、
この作品は、貴方様自身が、
歌われているのでしょうか？
ありがとうございます。
貴方様にも私の作品を、
形にして頂いたようで、
大変、嬉しく思います。
幻想的な曲の始まりを経て、
明るく変化していく曲調が、
とても素敵だと感じました。
「糖」の読み方に関してですが、私は単純に、
「とう」のつもりで書いていました。ですが、
これを「あめ」と読まれた貴方様の感覚の方が、
私のそれよりも、遥かに優れていると思います。
作品が短くなったりするのは、
全く、問題、ありませんので、
気になさらなくて大丈夫です。
ひとつ気になったのですが、
この作品は、貴方様自身が、
歌われているのでしょうか？
857 ：ラストステップ／Goodbye,Cinnamon：2013/07/07(日) 17:07:56.37 ID:1H/QGVO2
聖なるソフト・クリームが,
祭壇に祀られているわ.
どれだけ偉大な神さまでも,
その魔力に逆らえない.
バグの羽根に紛れながら,
<<盗賊たちは蠢き出す>>の.
絶対零度の部屋の中―――
銃を咥えて,私は....あの,
完璧な渦だけを,見ていた.
邪惡なアイス・キャンディが,
王国を支配しているわ.
死地を越えてきた賢者でさえ,
その魔力に平伏すのに.
ギアの群れに隠れながら,
<<盗賊たちは影を放つ>>の.
永久機関に繋がれた―――
銃を構えて,私は....あの,
幻想の粒だけを,見ていた.
祭壇に祀られているわ.
どれだけ偉大な神さまでも,
その魔力に逆らえない.
バグの羽根に紛れながら,
<<盗賊たちは蠢き出す>>の.
絶対零度の部屋の中―――
銃を咥えて,私は....あの,
完璧な渦だけを,見ていた.
邪惡なアイス・キャンディが,
王国を支配しているわ.
死地を越えてきた賢者でさえ,
その魔力に平伏すのに.
ギアの群れに隠れながら,
<<盗賊たちは影を放つ>>の.
永久機関に繋がれた―――
銃を構えて,私は....あの,
幻想の粒だけを,見ていた.
>>856「とう」でよかったんですね！
辞書で（意読：あめ）って読み方を見つけたので
「あみ」「あめ」でしっくりきていいなあと・・・
下手なりにふわふわと私が歌ってます
Thank you for your mysterious lyrics！
辞書で（意読：あめ）って読み方を見つけたので
「あみ」「あめ」でしっくりきていいなあと・・・
下手なりにふわふわと私が歌ってます
Thank you for your mysterious lyrics！
>>858
ありがとうございます。
私もその読み方を貴方様から聞いた時、
初めて「あみ／あめ」に気付きました。
私は、作品を、製作する時、
こういう表現が好きなので、
稀に、したりするのですが、
これに関しては盲点でした。
ですので、貴方様の感覚は、
大変素晴らしいと思います。
やはり、貴方様自身が、
歌って下さっていたのですね。
私などの作品のために、
それをして頂いたこと、
とても、嬉しく思っています。
下手と仰られていますが、私自身、
全くそうは感じず寧ろ逆というか、
すごく素敵で良い声だと思います。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
私もその読み方を貴方様から聞いた時、
初めて「あみ／あめ」に気付きました。
私は、作品を、製作する時、
こういう表現が好きなので、
稀に、したりするのですが、
これに関しては盲点でした。
ですので、貴方様の感覚は、
大変素晴らしいと思います。
やはり、貴方様自身が、
歌って下さっていたのですね。
私などの作品のために、
それをして頂いたこと、
とても、嬉しく思っています。
下手と仰られていますが、私自身、
全くそうは感じず寧ろ逆というか、
すごく素敵で良い声だと思います。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
860 ：ラストステップ／飛从石ロメルエイ：2013/07/08(月) 12:59:22.86 ID:VB9Qjvu+
"Ｄ"が媒介したウィルスを、
吸引させられてしまった。
実験台にされていることに、
彼女はまだ気付いていない。
（終わりに向かうにつれて、）
液体都市も溶けていく・・・。
溜め込んでいた感情すべてが、
キューブへと還っていく様に。
"Ｅ"に着弾したウィルスと、
融合させられてしまった。
立方体が割れていることも、
彼女だけが信じていない。
（終わりを向かえてもなお、）
液体として生きていく・・・。
溜め込んでいた感情すべてが、
ミュートまで戻っていく中で。
吸引させられてしまった。
実験台にされていることに、
彼女はまだ気付いていない。
（終わりに向かうにつれて、）
液体都市も溶けていく・・・。
溜め込んでいた感情すべてが、
キューブへと還っていく様に。
"Ｅ"に着弾したウィルスと、
融合させられてしまった。
立方体が割れていることも、
彼女だけが信じていない。
（終わりを向かえてもなお、）
液体として生きていく・・・。
溜め込んでいた感情すべてが、
ミュートまで戻っていく中で。
861 ：ラストステップ／雷鳴誘導スチール：2013/07/09(火) 03:32:03.75 ID:+xDLo/VA
球体が停止する場所まで、
追いかけて。追いかけて、
肺の替えはまだ在るから。
星の死骸だらけの深海で、
円卓会議は開かれる。の、
《数字》を何十億にも、
重ねただけの不思議なマーク。
・・・決められたのは、ただ、それだけ。
球体の眼が開く場所から、
逃げていく。逃げていく、
言い逃れも出来ないのに。
鯨の死骸だらけの宇宙で、
円卓会議は開かれる。の、
《数字》を1×n枚、
写して終わる無意味なデータ。
・・・告げられたのは、ただ、それだけ。
追いかけて。追いかけて、
肺の替えはまだ在るから。
星の死骸だらけの深海で、
円卓会議は開かれる。の、
《数字》を何十億にも、
重ねただけの不思議なマーク。
・・・決められたのは、ただ、それだけ。
球体の眼が開く場所から、
逃げていく。逃げていく、
言い逃れも出来ないのに。
鯨の死骸だらけの宇宙で、
円卓会議は開かれる。の、
《数字》を1×n枚、
写して終わる無意味なデータ。
・・・告げられたのは、ただ、それだけ。
862 ：ラストステップ／水肢体からEへ。：2013/07/10(水) 02:26:23.43 ID:tYtSxTKk
鏡ノ屋敷に閉じ込められた、
こノ世でいちばん醜いもノ。
"蛇"より遥かに細く、細く、
形を変えた太陽に焼かれて。
（奇形の夜？は？鳴かない？らしい）
関節という関節。全てが、
逆方向へと折られていて、
其れ自身が爆心地。ノようで、
でも―――――呼吸している。
猛毒ノ棘を縫い付けられた、
こノ世でいちばん醜いもノ。
"蜂"より遥かに怖い、怖い、
姿で揺れる陽炎に焼かれて。
（無脳ノ人？も？泣かない？らしい）
眼杯ノ一部分と。鎖骨が、
部屋ノ隅で顫動していて、
其れ自体が処刑場。ノようで、
でも―――――夢を見ている。
こノ世でいちばん醜いもノ。
"蛇"より遥かに細く、細く、
形を変えた太陽に焼かれて。
（奇形の夜？は？鳴かない？らしい）
関節という関節。全てが、
逆方向へと折られていて、
其れ自身が爆心地。ノようで、
でも―――――呼吸している。
猛毒ノ棘を縫い付けられた、
こノ世でいちばん醜いもノ。
"蜂"より遥かに怖い、怖い、
姿で揺れる陽炎に焼かれて。
（無脳ノ人？も？泣かない？らしい）
眼杯ノ一部分と。鎖骨が、
部屋ノ隅で顫動していて、
其れ自体が処刑場。ノようで、
でも―――――夢を見ている。
863 ：ラストステップ／デス・リスト：2013/07/11(木) 07:36:03.30 ID:Bii4B8F3
ミントを噛んでいる妖精が、
少しだけ貴女と似ていた、の。
次に来る朝火に蹴られても、
この魔法陣から出たく、ない。
ディスク、それは鈍色のまま、
世界から闇を消していくわ。
ディスク、いつか封印された、
わたしの音を解き放つまで。
ハープを弾いている妖精が、
少しだけ貴女と似ていた、の。
羽根を刺す痛みに倒れても、
この魔法陣から出られ、ない。
フォトン、そして飴色のまま、
世界へと闇を足していくわ。
フォトン、そこに封印された、
わたしの道が光り出すまで。
少しだけ貴女と似ていた、の。
次に来る朝火に蹴られても、
この魔法陣から出たく、ない。
ディスク、それは鈍色のまま、
世界から闇を消していくわ。
ディスク、いつか封印された、
わたしの音を解き放つまで。
ハープを弾いている妖精が、
少しだけ貴女と似ていた、の。
羽根を刺す痛みに倒れても、
この魔法陣から出られ、ない。
フォトン、そして飴色のまま、
世界へと闇を足していくわ。
フォトン、そこに封印された、
わたしの道が光り出すまで。
864 ：ラストステップ／8000,7000....0：2013/07/12(金) 03:21:27.10 ID:MS0tLgEQ
ドライバー44で,
刔りに刔ったのだから,
顔なんて無いのは当然.
"最もグロテスクな物体"
満場一致で選ばれたのは,
矢張り....
<わタ>{シのS}|字|[型ノ]腕.
マシンガン54で,
破壊し尽くしたのだから,
脚は潰れていて当然.
"最もセンシティブな神経"
全会一致で決められたのは,
矢張り....
<あナ>{タのL}|字|[型ノ]指.
刔りに刔ったのだから,
顔なんて無いのは当然.
"最もグロテスクな物体"
満場一致で選ばれたのは,
矢張り....
<わタ>{シのS}|字|[型ノ]腕.
マシンガン54で,
破壊し尽くしたのだから,
脚は潰れていて当然.
"最もセンシティブな神経"
全会一致で決められたのは,
矢張り....
<あナ>{タのL}|字|[型ノ]指.
リンク貼れないみたいなので
上のup.cool～の前にｈｔｔｐ：／／（小文字で）をつけて下さい
上のup.cool～の前にｈｔｔｐ：／／（小文字で）をつけて下さい
>>865
ありがとうございます。
貴方様にも、私の作品を、
形にして頂いたとの事で、
大変、嬉しく、思います。
終始ゆったり落ち着いた雰囲気で、
すごく素敵な作品だと思いました。
またコーラスの最後の部分が少し、
凝って作られている様にも感じて、
楽しい感覚で聴く事ができました。
私が、>>849の作品を、製作してから、まだ、
それ程時間が経過していないにも関わらず、
短期間で、
この様な素晴らしい作品を製作して頂いて、
驚嘆すると同時に、とても感謝しています。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
貴方様にも、私の作品を、
形にして頂いたとの事で、
大変、嬉しく、思います。
終始ゆったり落ち着いた雰囲気で、
すごく素敵な作品だと思いました。
またコーラスの最後の部分が少し、
凝って作られている様にも感じて、
楽しい感覚で聴く事ができました。
私が、>>849の作品を、製作してから、まだ、
それ程時間が経過していないにも関わらず、
短期間で、
この様な素晴らしい作品を製作して頂いて、
驚嘆すると同時に、とても感謝しています。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
868 ：ラストステップ／洗剤。洗剤。死。：2013/07/13(土) 14:49:24.39 ID:tsG5G4Eu
脆い骨の家に出来た隙を,
蟻たちは見逃してくれない.
凶器と化したゼラニウムが,
窓を乱暴に叩いているわ.
産まれたばかり.の.白い夜.
綺麗だって聞いていたのに,
綺麗だって聞いていたのに,
何の役にも立たなかった....
脆い骨の家に開いた傷は,
蟻たちに侵されていくだけ.
肺を満たしたカドミウムが,
喉の奥まで溢れてくるわ.
目覚めたばかり.の.白い夜.
綺麗だって言っていたのに,
綺麗だって言っていたのに,
何の役にも立たなかった....
蟻たちは見逃してくれない.
凶器と化したゼラニウムが,
窓を乱暴に叩いているわ.
産まれたばかり.の.白い夜.
綺麗だって聞いていたのに,
綺麗だって聞いていたのに,
何の役にも立たなかった....
脆い骨の家に開いた傷は,
蟻たちに侵されていくだけ.
肺を満たしたカドミウムが,
喉の奥まで溢れてくるわ.
目覚めたばかり.の.白い夜.
綺麗だって言っていたのに,
綺麗だって言っていたのに,
何の役にも立たなかった....
869 ：ラストステップ／負傷者のために、：2013/07/14(日) 04:44:03.31 ID:fpQCHPc3
得体の、知れない、何かに、
思い切って引っ付いてみる。
冷たい、冷たい、アイスが、
煮え滾っていくのが分かる。
（全部、操作されていたのかな。）
無と√から―――作り出した、
微塵の惡も許さない腕輪。
もう二度と、外れないように、
力の限り強く嵌め込んで！
得体の、知れない、何かを、
思いっ切り引っ張ってみる。
四角い、四角い、メロンが、
丸くなっていくのが分かる。
（ずっと、管理されていたのかな。）
無と√には―――殺されずに、
迷路と海を行き来する指輪。
もう二度と、壊れないように、
心の奥の奥へ飲み込んで！
思い切って引っ付いてみる。
冷たい、冷たい、アイスが、
煮え滾っていくのが分かる。
（全部、操作されていたのかな。）
無と√から―――作り出した、
微塵の惡も許さない腕輪。
もう二度と、外れないように、
力の限り強く嵌め込んで！
得体の、知れない、何かを、
思いっ切り引っ張ってみる。
四角い、四角い、メロンが、
丸くなっていくのが分かる。
（ずっと、管理されていたのかな。）
無と√には―――殺されずに、
迷路と海を行き来する指輪。
もう二度と、壊れないように、
心の奥の奥へ飲み込んで！
870 ：ラストステップ／Linear Thursday：2013/07/15(月) 05:15:16.78 ID:0wlXCGMH
残酷な粘土に囲まれて,
土竜が....空を見上げる刻.
電撃と鎖を断ち切って,
海豚が....空へと跳ねる刻.
!全世界の.時計よ.(狂)え!
腕が痺れている/理由を,
きみはもう知っているはず.
偽の夢に騙さ/れないで,
クリスタルが見ているから.
透明の樹液に阻まれて,
胡桃が....雨を吸い込む刻.
電飾を心に巻き付けて,
怪鴟が....飴へと溶ける刻,
!全世界の.時間よ.(戻)れ!
災いに消された/景色を,
きみはまだ持っていたんだ.
真の夜まで走/り出して,
クリスタルを追い抜くまで.
土竜が....空を見上げる刻.
電撃と鎖を断ち切って,
海豚が....空へと跳ねる刻.
!全世界の.時計よ.(狂)え!
腕が痺れている/理由を,
きみはもう知っているはず.
偽の夢に騙さ/れないで,
クリスタルが見ているから.
透明の樹液に阻まれて,
胡桃が....雨を吸い込む刻.
電飾を心に巻き付けて,
怪鴟が....飴へと溶ける刻,
!全世界の.時間よ.(戻)れ!
災いに消された/景色を,
きみはまだ持っていたんだ.
真の夜まで走/り出して,
クリスタルを追い抜くまで.
871 ：ラストステップ／ディエルミガの塔：2013/07/16(火) 02:36:05.04 ID:3DoxJb0C
ラズリー、貴女はまるで、
黒い木のかたまりみたい。ね。
ラズリー、いつから星の、
棘胞に触れていたのかし。ら。
（ラズリー、）警告ではなく。
空が軋むときの、不思議な音、
ラズリー。この冷たい髪が、
タイムマシンの鍵になるの。
ラズリー。この小さな指と。
ラズリー、いつか貴女に、
黒い火を見せてあげたく。て。
ラズリー、それまで星は、
生き続けてくれるのかし。ら。
（ラズリー、）祈りの作用で。
空が撓むくらい、不思議な夜、
ラズリー。その破れた羽が、
タイムリープの鍵だったの。
ラズリー。そのか細い声と。
黒い木のかたまりみたい。ね。
ラズリー、いつから星の、
棘胞に触れていたのかし。ら。
（ラズリー、）警告ではなく。
空が軋むときの、不思議な音、
ラズリー。この冷たい髪が、
タイムマシンの鍵になるの。
ラズリー。この小さな指と。
ラズリー、いつか貴女に、
黒い火を見せてあげたく。て。
ラズリー、それまで星は、
生き続けてくれるのかし。ら。
（ラズリー、）祈りの作用で。
空が撓むくらい、不思議な夜、
ラズリー。その破れた羽が、
タイムリープの鍵だったの。
ラズリー。そのか細い声と。
872 ：ラストステップ／混濁回路圖SSFE4：2013/07/17(水) 03:48:31.99 ID:ASaD1o/L
複雑に絡まったゲーム機。
残骸が煙を吐きながら、
動かなくなってしまった、
マスター・・・貴女はそれを、
どうやって修理していたのか？
何度、転生を繰り返しても、
答えは見つけられそうにない。
また、悲しくなってく、る・・・。
星屑に流されたゲーム機。
銅線の欠片も残らずに、
赫い芽を綴じてしまった、
マスター・・・貴女はそれを、
もう一度手にしたというのか？
全ての、迷宮をクリアしても、
答えは見つけられそうにない。
また、眠たくなってく、る・・・。
残骸が煙を吐きながら、
動かなくなってしまった、
マスター・・・貴女はそれを、
どうやって修理していたのか？
何度、転生を繰り返しても、
答えは見つけられそうにない。
また、悲しくなってく、る・・・。
星屑に流されたゲーム機。
銅線の欠片も残らずに、
赫い芽を綴じてしまった、
マスター・・・貴女はそれを、
もう一度手にしたというのか？
全ての、迷宮をクリアしても、
答えは見つけられそうにない。
また、眠たくなってく、る・・・。
873 ：ラストステップ／Goodbye,Pangea：2013/07/18(木) 03:41:29.16 ID:/ZXvLjae
穴の開いた天球儀....は,
"知らない言葉"を囁くの.
不思議な魅力があるから,
寄り道したくなるけれど.
今はまだその刻じゃないわ.
空腹を,夜空に,置いたまま....
ねこ達と歩き続けていたい.
取り敢えず,雲が溶けるまでは.
三角形の地球儀....は,
"消えない言葉"を呟くの.
不思議な魔力があるから,
遠回りしたくなるけれど.
何もその道だけじゃないわ.
絶望と,希望を,掻き交ぜて....
ねこ達を描き続けていたい.
取り敢えず,夢が終わるまでは.
"知らない言葉"を囁くの.
不思議な魅力があるから,
寄り道したくなるけれど.
今はまだその刻じゃないわ.
空腹を,夜空に,置いたまま....
ねこ達と歩き続けていたい.
取り敢えず,雲が溶けるまでは.
三角形の地球儀....は,
"消えない言葉"を呟くの.
不思議な魔力があるから,
遠回りしたくなるけれど.
何もその道だけじゃないわ.
絶望と,希望を,掻き交ぜて....
ねこ達を描き続けていたい.
取り敢えず,夢が終わるまでは.
874 ：ラストステップ／胃洗浄：2013/07/19(金) 04:45:08.44 ID:pRNHqZGr
夜遅くに完成するのは、
"希望"とは掛け離れたＭ。
早く逃げて。早く逃げて。
手遅れにならないうちに。
（最高の甘さ）を求め過ぎて、
質量を無視していた、結、果。
【最高の甘さ】と引き替えに、
マシュマロに殺されてしまう・・・！
水の中で暴走している、
"笑顔"まで塗り潰したＭ。
早く逃げて。早く逃げて。
呼吸が出来なくなる前に。
（究極の白さ）を愛し過ぎて、
原料を無視してきた、揚、句。
【究極の白さ】と出会う前に、
マシュマロに殺s――――A―――ggjtmﾗdﾕaﾀ7jg13ｷﾞg9ﾔja@dzw
"希望"とは掛け離れたＭ。
早く逃げて。早く逃げて。
手遅れにならないうちに。
（最高の甘さ）を求め過ぎて、
質量を無視していた、結、果。
【最高の甘さ】と引き替えに、
マシュマロに殺されてしまう・・・！
水の中で暴走している、
"笑顔"まで塗り潰したＭ。
早く逃げて。早く逃げて。
呼吸が出来なくなる前に。
（究極の白さ）を愛し過ぎて、
原料を無視してきた、揚、句。
【究極の白さ】と出会う前に、
マシュマロに殺s――――A―――ggjtmﾗdﾕaﾀ7jg13ｷﾞg9ﾔja@dzw
875 ：ラストステップ／DCLXVI／216：2013/07/20(土) 03:49:48.16 ID:XKr4seI2
爆弾のしずくが光を浴びて,
ただ美しく蠢いている....
抗生物質だけが←―――た.
おい.クズ.そこのクズ.
そうだ.お前だ.お前だ.
15万トンの砂の中より,
択ばれてしまった髄膜に,
祝福と憎惡のアメヲフラセ.
爆弾のかけらが光を吸って,
まだ執拗に輝いている.
暗黒物質だけが―――→た.
おい.ゴミ.そこのゴミ.
そうだ.お前だ.お前だ.
15万トンの水の奥にて,
腐敗してしまった腎臓に,
群青と深紅のキリヲカケロ.
ただ美しく蠢いている....
抗生物質だけが←―――た.
おい.クズ.そこのクズ.
そうだ.お前だ.お前だ.
15万トンの砂の中より,
択ばれてしまった髄膜に,
祝福と憎惡のアメヲフラセ.
爆弾のかけらが光を吸って,
まだ執拗に輝いている.
暗黒物質だけが―――→た.
おい.ゴミ.そこのゴミ.
そうだ.お前だ.お前だ.
15万トンの水の奥にて,
腐敗してしまった腎臓に,
群青と深紅のキリヲカケロ.
876 ：ラストステップ／シクロヒドラ神：2013/07/21(日) 05:26:57.75 ID:M0R01A7V
マジック・ランプが地下道に、
咲き始める。一つ、また一つ、
それを写す。ための機材から、
すでに生命が消えていたって、
（誰もが理解していたのに！）
・・・錆びた虹を磨いている、
あの子は、すごく楽しそう。
どうしてなのか分からない、
でもそれは取るに足らない事。
トリック・レインが地下街に、
降り始める。一つ、また一つ、
それを弾く。ときの記憶では、
いつも視界が滲んでいたって、
（全てを理解していたのに！）
・・・折れた虹を抱えている、
あの子は、ずっと楽しそう。
どうしてなのかは知らない、
でもそれは取るに足らない事。
咲き始める。一つ、また一つ、
それを写す。ための機材から、
すでに生命が消えていたって、
（誰もが理解していたのに！）
・・・錆びた虹を磨いている、
あの子は、すごく楽しそう。
どうしてなのか分からない、
でもそれは取るに足らない事。
トリック・レインが地下街に、
降り始める。一つ、また一つ、
それを弾く。ときの記憶では、
いつも視界が滲んでいたって、
（全てを理解していたのに！）
・・・折れた虹を抱えている、
あの子は、ずっと楽しそう。
どうしてなのかは知らない、
でもそれは取るに足らない事。
877 ：ラストステップ／≠、≠。：2013/07/22(月) 02:07:27.94 ID:zSD9jdU+
―――――――――――――？
―――――――――――――？
―――――――――――――。
―――――――――――――。
「―――――、―――――！」
――――――。――――――。
―――――――――――――、
――――――。――――――。
―――――――――・・・・。
――――――__――――――？
――――――__――――――？
――――――__――――――。
――――――__――――――。
「―――[・]―[・]―――！」
――――――。――――――。
―――――――――――――、
――――――。――――――。
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「―――――、―――――！」
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――――――__――――――。
「―――[・]―[・]―――！」
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878 ：ラストステップ／滝に潜む螺旋の塔：2013/07/23(火) 05:04:02.30 ID:aQI/Qc67
大きく息を吸い込んでから、
《銀とよく似た液体の中へ。》
少女に足を撃たれたあとで、
《漸く眠る事が出来たのか。》
私のマンタが窓の向こうで、
空を捩るように、飛ぶ。
私のマンタは星に触れない、
存在さえも知ら、ない。
冷たい靴を脱ぎ捨ててから、
《涙と混ざった気体の中へ。》
少女に羽を斬られたあとで、
《漸く笑う事が出来たのか。》
私のマンタが夢の終わりを、
報告するように、飛ぶ。
私のマンタは闇に溶けない、
細胞さえも消え、ない。
《銀とよく似た液体の中へ。》
少女に足を撃たれたあとで、
《漸く眠る事が出来たのか。》
私のマンタが窓の向こうで、
空を捩るように、飛ぶ。
私のマンタは星に触れない、
存在さえも知ら、ない。
冷たい靴を脱ぎ捨ててから、
《涙と混ざった気体の中へ。》
少女に羽を斬られたあとで、
《漸く笑う事が出来たのか。》
私のマンタが夢の終わりを、
報告するように、飛ぶ。
私のマンタは闇に溶けない、
細胞さえも消え、ない。
879 ：ラストステップ／Information 909：2013/07/24(水) 02:55:14.21 ID:kbiZIe16
雪のように白く,冷たく,
―――限りなく不愉快な"砂".
砂のように熱く,細かく,
―――降り続く異世界の"雪".
そのままあたしに触れても,
きっと判別できないと思う.
敗者の悲鳴を聞かずして....
{精神の成長}は無い,と....
あのヒトはそう言ったわ....
飴のように甘く,優しく,
―――限りなく不自然な"愛".
愛のように酷く,激しく,
―――降り続く瑠璃色の"飴".
そこからあたしを喚んでも,
きっと反応できないと思う.
弱者の身体を踏まずして....
{脳幹の成長}は無い,と....
あのヒトはそう言ったわ....
―――限りなく不愉快な"砂".
砂のように熱く,細かく,
―――降り続く異世界の"雪".
そのままあたしに触れても,
きっと判別できないと思う.
敗者の悲鳴を聞かずして....
{精神の成長}は無い,と....
あのヒトはそう言ったわ....
飴のように甘く,優しく,
―――限りなく不自然な"愛".
愛のように酷く,激しく,
―――降り続く瑠璃色の"飴".
そこからあたしを喚んでも,
きっと反応できないと思う.
弱者の身体を踏まずして....
{脳幹の成長}は無い,と....
あのヒトはそう言ったわ....
880 ：ラストステップ／フウルガス：2013/07/25(木) 06:35:16.88 ID:xIpZsp1o
「５」と書かれた、あかい扉。
「６」と書かれた、あかい扉。
「４」と書かれた、あかい扉。
そして、あおい扉。
わたしには全て同じに見える、
―――――――→（99％、）
ハズレじゃないんだって、さ。
何故か分からない、けれど、
失敗するような気がして・・・
「２」と彫られた、あかい扉。
「９」と彫られた、あかい扉。
「１」と彫られた、あかい扉。
そして、くろい扉。
火に巻かれ全て瞬時に閉まる、
―――――――→（98％、）
ハズレじゃないんだって、さ。
何処かも知らない、場所へ、
転落するような気がして・・・
「６」と書かれた、あかい扉。
「４」と書かれた、あかい扉。
そして、あおい扉。
わたしには全て同じに見える、
―――――――→（99％、）
ハズレじゃないんだって、さ。
何故か分からない、けれど、
失敗するような気がして・・・
「２」と彫られた、あかい扉。
「９」と彫られた、あかい扉。
「１」と彫られた、あかい扉。
そして、くろい扉。
火に巻かれ全て瞬時に閉まる、
―――――――→（98％、）
ハズレじゃないんだって、さ。
何処かも知らない、場所へ、
転落するような気がして・・・
881 ：ラストステップ／冂....匸....：2013/07/26(金) 10:25:06.48 ID:jyyf+t5x
足だけ出して眠る人魚の,
歌声をソーダライトに,
進化させてしまう魔力を,
神さま:私にも:下さい.
........虫籠の神さま........
........その夢の後で........
スフィンクスの背中の上,
首を痛めて見れなかった,
朱色の空が....今,目の前に.
不死の箱から覗く両目の,
瞬きをユークレースに,
変化させてしまう魔力を,
神さま:私にも:下さい.
........虫網の神さま........
........その夢の中で........
シュノーケルを失っても,
気絶するまで泳いでいた,
鯨の群れが....今,すぐ傍に.
歌声をソーダライトに,
進化させてしまう魔力を,
神さま:私にも:下さい.
........虫籠の神さま........
........その夢の後で........
スフィンクスの背中の上,
首を痛めて見れなかった,
朱色の空が....今,目の前に.
不死の箱から覗く両目の,
瞬きをユークレースに,
変化させてしまう魔力を,
神さま:私にも:下さい.
........虫網の神さま........
........その夢の中で........
シュノーケルを失っても,
気絶するまで泳いでいた,
鯨の群れが....今,すぐ傍に.
>>882
ありがとうございます。
貴方様にも、私の作品を、
形にして頂いたとの事で、
本当に、嬉しく思います。
心地良い疾走感に溢れていて、
明るい曲調が、素敵な、
大変クオリティの高い、
素晴らしい作品と感じました。
またこれは個人的な感覚なのですが、
歌のない間奏の箇所等で鳴っている、
少し不思議な音というのでしょうか、
それが、印象的で、楽しかったです。
曖昧な、表現で、申し訳ありません。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
貴方様にも、私の作品を、
形にして頂いたとの事で、
本当に、嬉しく思います。
心地良い疾走感に溢れていて、
明るい曲調が、素敵な、
大変クオリティの高い、
素晴らしい作品と感じました。
またこれは個人的な感覚なのですが、
歌のない間奏の箇所等で鳴っている、
少し不思議な音というのでしょうか、
それが、印象的で、楽しかったです。
曖昧な、表現で、申し訳ありません。
作品製作お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
884 ：ラストステップ／フライド・チキン：2013/07/28(日) 03:10:52.23 ID:SnkYQtb/
様々な出来事を跨いで、
最終的に彼女は死んだ。
偽の月から蛆蝿たちが、
直ぐに傾れ込んでくる。
広大な水路ををををををを隅まで、
覆い尽くした触手、全てが、
意思を持っているとしたら？
フフフフフフフ。フフフフフフフ。
神々は紆余曲折を経て、
最終的に彼女を消した。
電話帳から細菌たちが、
部屋に傾れ込んでくる。
胎内の回路ををををををを隅まで、
知り尽くした細胞、全てが、
縊死を待っているとしたら？
フフフフフフフ。フフフフフフフ。
最終的に彼女は死んだ。
偽の月から蛆蝿たちが、
直ぐに傾れ込んでくる。
広大な水路ををををををを隅まで、
覆い尽くした触手、全てが、
意思を持っているとしたら？
フフフフフフフ。フフフフフフフ。
神々は紆余曲折を経て、
最終的に彼女を消した。
電話帳から細菌たちが、
部屋に傾れ込んでくる。
胎内の回路ををををををを隅まで、
知り尽くした細胞、全てが、
縊死を待っているとしたら？
フフフフフフフ。フフフフフフフ。
885 ：ラストステップ／仮想車輌3999：2013/07/29(月) 03:43:16.52 ID:NbaE0ka1
虹も、何も、架かっていない。
そんな蓋をただ開けることに、
一体どれだけ掛かっているの？
・・・と、神聖なる杭が笑う。
（砂は、砂。ただ、時に、煌めくだけ。）
天井ばかり見ないで。貴女は、
まだ怪物では無いのだから。
暗闇には触れないで。貴女に、
まだ引力など無いのだから。
月も、何も、懸かっていない。
そんな紙をただ溶かすことに、
一体どれだけ掛かっているの？
・・・と、神聖なる針が笑う。
（水は、水。ただ、刻を、刻むように。）
足元ばかり見ないで。貴女は、
まだ指を開け無いのだから。
裏側には行かないで。貴女を、
まだ失いたく無いのだから。
そんな蓋をただ開けることに、
一体どれだけ掛かっているの？
・・・と、神聖なる杭が笑う。
（砂は、砂。ただ、時に、煌めくだけ。）
天井ばかり見ないで。貴女は、
まだ怪物では無いのだから。
暗闇には触れないで。貴女に、
まだ引力など無いのだから。
月も、何も、懸かっていない。
そんな紙をただ溶かすことに、
一体どれだけ掛かっているの？
・・・と、神聖なる針が笑う。
（水は、水。ただ、刻を、刻むように。）
足元ばかり見ないで。貴女は、
まだ指を開け無いのだから。
裏側には行かないで。貴女を、
まだ失いたく無いのだから。
886 ：ラストステップ／廃京。7区。：2013/07/30(火) 07:46:27.35 ID:7Z+Hn3rY
。背凭れが壊れた椅子を、
暗闇に浮かぶ雲から、遠く、
遠く。離れた場所に置いた。
、風も亡／く、光も亡／い、
キミの世界を開けてあげよう。
だけど、条件が一つだけ―――
！その天性の邪惡な笑顔は、
完全に潰さないといけない。
。文字列の溶けた時計を、
水銀で埋まる星より、遠く、
遠く。離れた場所に棄てた。
、風も消／え、光も消え／た、
キミの世界を変えてあげよう。
だけど、条件が一つだけ―――
！その天性の邪惡な笑顔は、
絶対に殺さないといけない。
暗闇に浮かぶ雲から、遠く、
遠く。離れた場所に置いた。
、風も亡／く、光も亡／い、
キミの世界を開けてあげよう。
だけど、条件が一つだけ―――
！その天性の邪惡な笑顔は、
完全に潰さないといけない。
。文字列の溶けた時計を、
水銀で埋まる星より、遠く、
遠く。離れた場所に棄てた。
、風も消／え、光も消え／た、
キミの世界を変えてあげよう。
だけど、条件が一つだけ―――
！その天性の邪惡な笑顔は、
絶対に殺さないといけない。
887 ：ラストステップ／シノニム／1.7：2013/07/31(水) 01:36:44.02 ID:0bH/5gBb
原因は未だ不明のまま,
吐瀉物だけが夢に残された.
鉱石で腹が膨らむなら,
胃液は永遠に必要ない.
誰も処理出来ずにいる,
暗号で埋まった工場跡....
クレエンを起動させて,
乱気流に伝えて欲しい....
原因は今も不明のまま,
被写体のみが星に残された.
不条理で喉は潤うから,
塩素も永遠に必要ない.
遂に処理されてしまう,
暗号の変わった工場跡....
エナメルを反射させて,
蜃気楼に伝えて欲しい....
吐瀉物だけが夢に残された.
鉱石で腹が膨らむなら,
胃液は永遠に必要ない.
誰も処理出来ずにいる,
暗号で埋まった工場跡....
クレエンを起動させて,
乱気流に伝えて欲しい....
原因は今も不明のまま,
被写体のみが星に残された.
不条理で喉は潤うから,
塩素も永遠に必要ない.
遂に処理されてしまう,
暗号の変わった工場跡....
エナメルを反射させて,
蜃気楼に伝えて欲しい....
身体から"機械が消えていく。"
部屋を貫く墓標は、もうすぐ、
完成してしまうというのに！
風船の海、の、底に、いて、
（海面に手を伸ばす）だけ。
鍵盤を叩く指の代わりを、
・・・強い雨にお願いしたの。
緑色の雪が落ちてきても、
・・・世界はまだ正常みたい。
身体から"数字が抜けていく。"
ひどく重い電灯は、それでも、
光り続けているというのに！
風船の森、の、奥に、いて、
（太陽に手を伸ばす）だけ。
喉元を撫でる苦い薬を、
・・・弱い雨と一緒に飲むの。
虹色の鎖で縛られても、
・・・世界はまだ正常みたい。
部屋を貫く墓標は、もうすぐ、
完成してしまうというのに！
風船の海、の、底に、いて、
（海面に手を伸ばす）だけ。
鍵盤を叩く指の代わりを、
・・・強い雨にお願いしたの。
緑色の雪が落ちてきても、
・・・世界はまだ正常みたい。
身体から"数字が抜けていく。"
ひどく重い電灯は、それでも、
光り続けているというのに！
風船の森、の、奥に、いて、
（太陽に手を伸ばす）だけ。
喉元を撫でる苦い薬を、
・・・弱い雨と一緒に飲むの。
虹色の鎖で縛られても、
・・・世界はまだ正常みたい。