【GIBSON】ギブソン・ヒストリック総合1

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881 忍法帖【Lv=11,xxxPT】
ひときわ深く貫かれた花の体が震えたのとほぼ同時に玄徳は熱を放った。
花を抱きしめたまま潰さないように二人寝台に沈み込む。
そのまま触れるだけの口付けを幾度もおとすと、次第に花の焦点が定まってくる。
「ぁ……玄徳、さん……」
「ああ、気がついたか」
結局自らの求めるままに花を抱いてしまった自覚のある玄徳は、少し申しわけなさそうに花の頭をなでた。
「すまない、今日こそは優しくできると思ったんだが……大丈夫か」
「今日こそはって。……玄徳さんは、いつも優しいです」
「はぁ、まったくお前はいつも俺を甘やかしすぎだ。……だが、これで、俺がどれほどお前を求めているかわかっただろう」
「っ……、は、い。その、……気持ちよかったのが私だけじゃなくて、玄徳さんも気持ちいいって思ってくれたなら、
 すごく嬉しいで――ひゃあん!」
未だ花の中に残っていた玄徳が再び質量を増して、花は言葉の途中で鳴き声を上げた。
「……、だから、そういう可愛い事を言われると、だな」
「え、あ、……なんか、また……」
「――悪い。止まらないんだ、もう一度付き合ってくれ」
そういうと、花の了承を待たずに玄徳は再び腰を動かし始めた。