■ 山下和仁は地球上で最もうまいギタリスト 7 ■

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410ドレミファ名無シド
山下さんの練習量について、ちょっと考えてみました。
とある金メダリストの話で、一流になるには1万時間の練習が必要である、
という持論を見たことがあります。山下さんは周知のとおり、練習の鬼なので、
かなり早い時期に1万時間の練習量に到達したと思います。

「学校に行く前もランドセルを背負って玄関で」
「帰ってきたらまたギターの所へ走って行って」
「今は、できれば一日六〜八時間、どんなに少なくても四時間」
「朝一番に音楽院へ行ってやったりする」(まだ皆が寝ているので)
「自宅では夜十一時までしかできません」(音楽院に泊まれば朝四時まで出来ます)
「それでもまだまだ足りないですね」

上記のことは20才の時の発言ですが、1日6時間練習していたと仮定して、
1万時間に達するのは、10000÷6÷365で約4年半。氏がギターを始めたのは
8才の時だから、中学生の頃には既に一流だったと考えられます。
東京国際ギターコンクールで3位入賞したのが12才の時だから、大体合ってる?

・・・しかしクラシックギターを弾くのって大変ですよね? 演奏性って意味で。
・指板がフラットで幅広。
・足台を使って弾く、決まった姿勢を長時間強いられる。
・ボディが厚く角ばっている、もちろんコンターなど無いw
・弦高が高い、弦が太い。柔らかいのが不幸中の幸い。
・ハイポジションで弾くことが考慮されていない
 (カッタウェイやレイズドフィンガーボードは、一般的ではない)

もうね、難行苦行の世界です。これだけのデメリットを超える魅力が
クラシックギターにはあると信じていますが…
自分はクラシックギターで練習することは諦めて、普段は別のギターで
練習しています。デメリットも大きいが、練習量を多くできる方を選びました。
皆さんはクラシックギターを何時間も弾き続けられるのでしょうか?