Fender Stratocaster Part56 【ストラト総合】

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覚せい剤を所持していた疑いで女優の酒井法子容疑者(38)に逮捕状が出た。
これまでスキャンダルと無縁だった“優等生”に何があったのか。薬物汚染の
底知れない広がりすら思わせる。

芸能界では過去、何度も薬物事件が起きている。ここ数年でも、
人気音楽グループ「ドリームズ・カム・トゥルー」の元メンバー西川隆宏、
俳優の加勢大周、元アイドルの小向美奈子の各氏といった人気者たちが覚せい剤使用などで
逮捕。今月三日には、合成麻薬を使用したとして俳優の押尾学容疑者が逮捕された。
そんな中でも、今回の事件の衝撃は大きい。好感度が高い酒井容疑者は、
最高裁が企画・制作した裁判員制度の広報映画で、ごく普通の主婦役で
主演するほどだったからだ。

酒井容疑者は一九八六年に十四歳でデビューした。子どものころに両親が離婚し、
父親はその後、交通事故で死亡。苦労に負けず、明るくけなげに頑張るアイドルの
イメージがあった。「のりピー」という愛称で親しまれ、中国や台湾でも人気者に
なった。結婚後は大人の女優への脱皮に成功。優しく、しっかり者の母親を演じ、
CMにも引っ張りだこだった。

あまりに印象と違う今回の容疑。もし事実とすれば、芸能界の薬物汚染は相当深刻といえよう。
(後略)
*+*+ 東京新聞 2009/08/08 +*+*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009080802000124.html