Fender Stratocaster Part56 【ストラト総合】

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★「もうろう」酔い覚めず“王国”もヘロヘロ…北海道11区・中川前財務相

 北海道11区は、何かと“いわく付き”な2人の争いになっている。
あの「もうろう会見」で世界的な批判を浴びた自民党の中川昭一氏(56)。
対する民主党の石川知裕氏(36)は小沢一郎氏の元秘書で、西松事件では参考人聴取を受けた。
果たして「中川王国」はどうなるのか。全国注目の選挙区だ。

 帯広空港から市内に向かう国道236号線。道沿いには民主党陣営のポスターが目立つ。
「昔は中川さんの目を気にして自民以外のポスターを張るなんて考えられなかったのに…。
『中川王国』が崩壊しつつある象徴です」(帯広市議)。
 すべては、あの「もうろう会見」が原因だ。
今年2月のG7での、ろれつが回らず酒に酔っているかのような様子は、全世界で放送された。

 「ついに国際的にやってしまったか」。中川氏の酔いどれ伝説には慣れっこの地元だが、
晴れの舞台での醜態は衝撃的だったようだ。「イケメンの中川さんは主婦層に人気があったが、
一気に評判を落とした。公明党の女性部などは相当怒っている」(地元関係者)。

 過去の選挙戦では、ほとんど地元に戻ることがなかった中川氏。
今回は地元に張り付き、慣れないどぶ板選挙を展開しているが、評判は芳しくない。
会合では「腰が痛い」との理由から、まともにお辞儀をすることができず、
座っていた支援者に立ってもらい握手をしたこともあったという。

 代わりに走り回っているのが、郁子夫人(50)だ。有権者一人ひとりの手を取り、涙ながらに謝罪。
今年5月に民主党の岡田克也幹事長が遊説で帯広を訪れたときは、自ら敵陣に乗り込んだ。
司会者から「今日は中川夫人もお見えになっています」と揶揄されながらも、体を張った偵察を試みたという。

 「もうろう会見」直後は、自宅に殺到したマスコミの前で夫に「日本一!」と声をかけ、物議を醸したこともある。
それでも、夫の酒癖を注意できる唯一の人物だ。(続く)

スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090801-OHT1T00043.htm