ギターの弾き方 初心者編52

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106ドレミファ名無シド
>>104
弦移動する時もおそらくポンポン雑音が鳴っている事であろう。

その原因はいろいろがるが、大抵の場合は
指を弦から雑に離してしまう事により意図しない
開放弦プリングオフ状態になっている場合が殆ど。
そこで重要になるのが、弦から指を離す場合は
指板に対して垂直方向を意識する。それに加え、

・弦からいきなり指を離すのではなく弦を指に触れさせたままフレットから指を離す
・弦が自然に戻る力がほぼ死ぬまで指を添えておく

これらを意識させる。フィンガーカットと言う技術。
これも普段の練習のときから癖にしておくべき。
107ドレミファ名無シド:2009/04/14(火) 11:11:55 ID:5hcOskCJ
だがはや引きだとそんな悠長な事はあまりやっている暇はない。
なので指の腹や先端、手刀部分などをフル動員してミュートをしていく事になる。

例として、4弦5Fから4Fずつ音を鳴らしてスケールを上昇していく場合で説明する。
4弦5f→8fは人差し指の先端と腹&ピッキング側の手刀部分を使い、
4弦以外は全部ミュートしつつ弾くのはわかったと思うけど、
問題は4弦8Fを小指で押さえて弾いた後3弦5Fに移るとき。

このとき小指はフィンガーカットを使って指板から垂直に指を離すのを意識しつつも、
すかさず3弦5フレットに人差し指をはわせつつ、指先で4弦に触れてしまう。

そうする事により小指が雑に弦からはなれても人差し指が4弦に触れているので
そのおかげで雑音を防ぐ事ができる。
人差し指の腹は1-2弦ミュート&手刀部分を若干下に移動させて
4−6弦をミュートするのはもちろん忘れずに。

こうする事により手刀部分、人差し指先端、小指のフィンガーカットによる
強固なゴールデンバランスを誇るミュートが完成する。
108ドレミファ名無シド:2009/04/14(火) 11:16:16 ID:5hcOskCJ
高音弦から低音弦への加工フレーズのミュートに関して

例として3弦8Fから3弦5Fまでのクロマチックフレーズを弾くとする。
この場合小指から中指まではそれぞれ3弦の876Fを担当するが
人差し指は3弦を押さえつつも腹で1−2弦、先端で4弦に触れ、
手刀部分は4-6弦に触れてミュートておくのはもはや常識。

問題は、3弦5fを弾き終わった後に
4弦8fを弾く際の弦移動の雑音。

これを防ぐには、弾き終わった3弦を最後に押さえる人差し指と4弦8fを押さえる小指が重要になる。

4弦5fを人差し指で抑えて弾き終わってからいきなり全部の指を離すと雑音のげいいんになるので
人差し指は離さず残しておきつつ小指を4弦8fに移動させる、このとき4弦8fに小指を這わせるわけだが
そのとき小指で8fを押さえつつも 「小指の腹で3弦に触れる」事が重要。

そうすることにより3弦がこゆびの腹によってミュートされるので
3弦に残されている人差し指をたとえ雑に乱暴に離しても
小指の腹が触れている事により雑音がミュートされるのである。

小指による4弦8fを引き終わったら、残っている小指以外の指を同時に
4弦7f−5fに這わせるんだが(自分の場合は。)
人差し指の先端は5fに触れさせつつ腹は1-3弦をミュート・・・これは一瞬で終わせる。
そしてピッキング側の手を若干低音弦側に上げて4−6弦をブリッジミュート。
これを繰り返して下降していけばいい。

とりあえず早さはいいから、フィンガリングノイズがわかりやすいようにアンプの音を大きめにして練習するといいよ。