オイドクサ: 柔らかくて、室内楽向け。特にアルミ巻きのE線は音が柔らかい。
オリーブ: 弦の王様。音に張りが合って、強くて太い音が出る。表現力が一番。
でも、テンションが高いので、きちんと抑えるのが大変。
パッショナート:オリーブ的な音。湿度の影響が比較的低くて、安定が早い。
エバピラッツィ:音がとても強くて張りがあるナイロン弦。音はそこまでナイロン臭く
ない。劣化もナイロンにしては遅い。
オブリガート:ちょとオイドクサっぽい。エバと比べると、音が柔らかい。
劣化が早い気がする。
ドミナント:ナイロン弦で一番ポピュラー。パールマンとか五島ミドリが使っている。
爆音、カリカリナイロンの音。劣化も恐ろしく早い(数ヶ月)。ガンガン取り替える
つもりで使わないとならない。
インフェルド赤:音がどよ〜〜ん。音が暗い。あまりナイロンっぽくない。でも
スッキリしない。
インフェルド青:音がパッキンパッキン。ドミナントより音が爆音。寿命もそれなり。
ちょっと下品な気がして、止めた。
コルダ:生ガット。バロックバイオリン用。モダン楽器で442でチューニングすると、
あっと言う間に、安定する前に、E線が切れることがある。
E線は、Goldbrokat 0.27がデフォかも。Hillは音がツヤツヤなのだけど、ハイポジの音が
いまいち伸びない感じ。オリーブとか金メッキは、高いのに、ちょっと弾くとメッキが
剥げて5度や重音がきれいに合わなくなる。なので、安い弦をじゃんじゃん張り替える。