「明日、僕は龍になる」
今日僕は小さな子供だった 何も出来なくてただ泣いていた
大きなものに憧れはするけど 手を伸ばしもせずに見ないフリをしてた
だけどどこかで呼ぶ声がする ずっと聞こえてたそんな気がした
少し大人になり初めて分かった その声は僕よりも小さな子供の悲鳴
※明日 僕は 龍になると決めたんだ
色んなものにさよならしなくちゃいけないけど
涙を流すのは最後にしよう 明日、僕は龍になる
色んな言葉が刃物のように 知らず知らずに降りかかってた
僕の手はまだ柔らかくて さえぎる事さえ出来ないでいた
だけど近くで呼ぶ声がする 「たすけて」と僕に縋り付いていた
少し大人になって初めて分かった 僕は悲しみを晴らすために生まれ落ちた
明日 僕は 龍になると決めたんだ
絶望の崖から飛び立つ勇気が欲しい
誰もが指差し愚かだと言うけど 明日、僕は龍になる
※繰り返し