Fender Stratocaster ストラト総合 Part36

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453ドレミファ名無シド
ストラトのブリッジサドルに開いている、弦を通す穴(縦長の楕円スロット)は、カスタムショップ製でも
オリジナルとは形状が違い、6弦のオクターブが合わせられなかったり、サスティーンやトーンに影響
を与えているの知ってる?

オリジナルのスロットはもう少し長いよ。スロットが短い現行のサドルだと、弦がもろスロットの角に引っ掛かって
しまう。自分のストラトを見てごらん。弦がもろスロットの角で折り曲がっているのが解るっしょ。

これではサドルへの圧力が減少してしまい、サスティーンは悪くなるし、サウンドの艶が損なわれる。本来は、
スロットの角には弦が触れないように設計されていたのに、サドルを再生産する際の設計ミスでこのような欠陥
が生じてしまったと思われる。280万円もする再生産ブラッキーでもこの部分は改善されていない。マジかよ!?

6弦なんて、オクターブ調整のネジがスロットを塞ぎ、弦が挟まれちゃうから、オクターブを合わせられない事がある。

サードパーティーから出ているサドルで、この問題を解決しているのが複数メーカーから出ている。私のお気に
入りは下記。材質やめっきもオリジナルを再現しているみたい。ネジがステンレスなのは、なんとも中途半端だけどね。
ttp://www.rawvintage.com/

6弦のオクターブもばっちり合わせられるようになるし、サウンドの艶が甦る。ブリッジプレートから出た弦が、
スロットの角に接触せずに直接サドルに乗るのは気持ちが良いもんだよ。ブリッジ周りは大切だかんね。