FenderUSA Stratocaster Part2

このエントリーをはてなブックマークに追加
869ドレミファ名無シド
当たりのハイウエイ1アップグレードは、サウンドだけ考えたらマスタービルダー製作のストラト
に匹敵するかそれ以上かもしれない個体がある。木の質感や造りなどは流石に廉価版ギター
のクオリティーだけど。

ネックは曲がり易いようで、既に順反りになっている個体が結構あるけど、トラスロッドがペグヘッド
に出てるから、簡単に直せる。ネックはトラスロッドで締める事により堅くなるとも言えるので、ネック
が曲がる度、オールドのカチカチのネックに近づくと思って楽しめばよい。

俺の今までの経験では、当たりの個体に遭遇したのは、3勝5負ってところ。3勝は全て初期ロットだった。
その3本は、物凄く良いサウンドのエレキとして、価格とは関係無く、単純に欲しくなったエレキだった。
サウンドに艶と芯があり、サスティーンも程よく、鳴っており、ナチュラルなコンプ感もあり、バランスも良かった。
サウンドは二重丸のエレキだった。

20年ぐらい前までだったか30年ぐらいだったかよく覚えていないが、以前は楽器を試奏して当たり
の個体を探すのが楽しい時代もあったが、最近は弦鳴りギターばかり増え、個体選びをして意味が
あるのは、30万を超えるマスタービルダー製作のエレキぐらいになってしまった。そう言う意味でも、
ハイウエイ1アップグレードは、久々に出た、まともな通常ラインのエレキだと思う。