【初心者用】ハーモニカスレ2【質問】

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150ドレミファ名無シド
ホーナーのクロマチックハーモニカにもたくさんの種類がありますが、
どう違うのでしょうか?おしえてください。
151Googleの使い方:2006/01/10(火) 19:46:37 ID:9eCrip9N
152ドレミファ名無シド:2006/01/10(火) 19:52:07 ID:7+67VbLF
細かい事を言えば、其々に音が違う。
初心者用とされるChromettaは耐久性や音色の面からお薦めはしない。
最も標準的なクロマティックハーモニカといえるSuperChromonica270(≒LarryAdler12)や
Toots監修のMellowTone及びHardBopperはオーソドクスな3オクターブモデル。
3機種の中では最も安価で且つ鳴らし易い270を薦めたい。
3オクターブモデルの異端児としてCX-12があるが、総プラスティックのカヴァーを始めとして
構造的にも音色的にも他機種とかなりの隔たりがあり、注意が必要と思う。
しかし、その独特の音色・豊富な音量・操作感・口当たりには愛用者も多い。
153ドレミファ名無シド:2006/01/10(火) 20:05:16 ID:7+67VbLF
HORNERの4オクターブモデルは総じてモデル間の差が小さい。
基本形の280(≒LarryAdler16)とSuper64の差はカヴァー形状のみ違うと思われる。
(強いて言えば、硬い音色の280・やや丸い音色のSuper64か?)
Super64Xはリードプレートの厚み&ボディーの素材が透明プラスティックで他とは一線を画す。
しかし「値段の向上=音質向上」というよりは音色のヴァリエーションと個人的には思える。
全体的に渋さと重厚さが目立ち、輝く音色という方向性ではない。
154ドレミファ名無シド:2006/01/10(火) 20:19:23 ID:7+67VbLF
これらで注目すべき点として「スライドの形状」が挙げられる。
3オクターブモデルは基本的に標準配列で、音色をレガートに吹くのに適している。
4オクターブモデル及びCX-12は千鳥配列で、歯切れ良い演奏に向く。
乱暴に言えば、クラシック(音の滑らかさを重視する向き)には標準配列、スティービーのように
リズミカルに吹きたければ千鳥配列が適してている。
あと、手をパタパタと開閉して音色に変化をつける「ハンド・ヴィブヴラート」を重視するなら、
カヴァー容積が小さく、操作性もある3オクターブモデルを考慮されたい。
155ドレミファ名無シド:2006/01/10(火) 20:35:26 ID:7+67VbLF
以上は、HOHNERのモデルに関しての個人的な雑感だけど、他社製品にも良いモデルはある。
Heringは、輝きのある音色でお薦め。4オクターブモデルもHOHNERと違って標準配列である。
SUZUKIは、全て千鳥配列で若干太さを感じさせる音色を持つ。SCX-48は入門モデルとして好適。
4オクターブモデルは若干値が張るが、マウスピース部の加工精度は他社製品より上に思えた。
Tomboのクロマティックは、形状やリード配列が他社と違う製品が殆どである為、お薦めしない。
156ドレミファ名無シド:2006/01/10(火) 20:53:07 ID:7+67VbLF
個人的にオススメな“最初の一本”

〔HOHNER〕SuperChromonica270 ※3オクターヴ・木製ボディー・標準配列
〔HOHNER〕Chromonica280 ※4オクターヴ・プラスティックボディー・千鳥配列
〔HOHNER〕CX-12 ※3オクターブ・プラスティックボディー&カヴァー・千鳥配列
〔Hering〕5148 ※3オクターヴ・プラスティックボディー・標準配列
〔Hering〕1148“VelvetVoice”※基本的に同上、但しリードプレートが厚い
〔SUZUKI〕SCX-48 ※3オクターブ・プラスティックボディー・千鳥配列

外観、価格等は以下を参照の事
ttp://harmonicaonly.hp.infoseek.co.jp/chromatic.html