739 :
717:
BOSTON限定の話になってしまいますが、それでよければ
ドントルックバックの最後の方で、イントロと同じフレーズがギターのみで流れます、
そのままピックスクラッチで、続いてリードギターが入ってきます。そのピックスク
ラッチの余韻が「ギュオォォォォン」ていう感じになってます。そこがジェット音ぽいと言う
ことでそう呼んでます。
作り方は簡単。
1: 1トラックにピックスクラッチを録音します。歪みを深めにかけ、エコーもかけて
強めに響かせておきましょう。
2: 2トラックにジェット音のみを録音します。
エコーの設定は、PANSELECTを一番下(ECHOがRに独立 MAINがLに独立)にします。
ECH VOLのR側を最大か5あたりにします。
(ギターアンプから出す場合は、ECH VOLをL側は一番下か10くらい R側は最大か5あたりにする)
FEEDBACKは8くらい(これ以上上げると無限にゲインが上がって大音量になります。8あたりでも、
うるさくなってきたと感じたらすぐスライドを下げること)
ECHOTIMEを一番低い方(左端)にセットします。
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740 :
717:2005/11/11(金) 00:51:51 ID:45yjGqLa
これからやることは、はたから見れば変なものですが、大事な動作です。
録音待機状態にします。
座った状態でギターを持ち、ピックを持ちます。
すぐ目の前に、エコーを設置します。
開放弦の6,5弦を強めに鳴らします。
すぐにエコーのFEEDBACKツマミとECHO TIMEツマミに指をおきます。
徐々にECHO TIMEツマミをゆっくりめに(速さは好きで良いのだが)右へ
スライドさせてゆきます。このとき大事なのが、FEEDBACKツマミで音量の減衰を
補正することです。ECHO TIMEツマミを右へスライドすると、音量が微妙に下が
っていきます。そこで、FEEDBACKツマミを∞側(右側)に少しずらしてみます。
すると、ゲインが上がって音量補正ができます。上がり過ぎないように、うるさく
なってきたらすぐに左へ下げます(あくまで微妙な操作です。大きく下げると音量
が一気に減衰します。音を止めるときには一気に1側まで下げると良いです)
実際にやってみると、ここらで大体操作が分かると思うのでとりあえずやってみてください
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741 :
717:2005/11/11(金) 00:52:35 ID:45yjGqLa
3:以上録音終了。あとは、1、2トラックをうまいこと混ぜ合わせます。
ピックスクラッチの終わりあたりでフェードアウトさせます。同時に、同じ
あたりから2トラックのジェット音をフェードインさせます。
全体にコンプやリバーブやら、いろいろかけてみてまとめてください。
これで出来上がり。
ただし、BOSTONのやつは、この機能を元に作ったトムシュルツ自作の
「ハイパースペースペダル」なるもので録音されているので、まったく同じにはできません・・・
このペダルは、何台ものハーフラックを使い、このめんどい作業が「ペダル踏み込めばジェット
音でます」みたいな装置になっているようです。
特に、サードステージの3曲目の最後から4曲目に入るまでのすごい「ジェット音」(ドントルッ
クバックのものとは迫力が違います)はまさにトム専用ペダルから作られてるので、エコー1台では
到底ムリっぽいです。
でも、明らかに他のエフェクターやデジタルのものでは再現できない「味」があるので
ぜひ!試してください。
ちなみに、コーラスディレイでこの作業ができるかどうかはぼくは分かりません。。。。