「neko don't cry」
コンクリートの冷めた床の上 昼寝をしている猫の夢
どこかの工事現場の音 時々聞こえる昼下がり
オレはベッドでビールくらって タバコの煙を見つめて
10年若けりゃまた違った やり方もあったと思う
今年の夏が過ぎる ひどく重い頭引きずってく
neko don't cry neko don't cry
neko don't cry 泣かないでくれ
灼けたアスファルトを見つめて あくびをしている猫の夢
砂利乗せたトラック行き交う ほこりっぽい夏を連れて
「ごめんなさい」なんて言った 女を思い出してみる
指にはさんだタバコの灰 床に落ちては砕けた
今年の夏が過ぎる ひどく暑い光残してゆく
neko don't cry nuko don't cry
neko don't cry 泣かないでくれ
今年の夏が過ぎる ひどくぬるいビールこぼしてゆく
neko don't cry neko don't cry
neko don't cry 泣かないでくれ