ピアノは縦書き、筝(こと)は横書きの楽譜が似合う

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1ドレミファ名無シド
西洋生まれの五線譜は、横軸が時間の経過、縦軸が音の高さを表す、いわばグラフのようなものである。
西洋の楽器の代表といえば、ピアノ。鍵盤の配置は、横軸が音の高さを表している。
ここで問題なのは、楽器が音の高さを横軸で表すのに、楽譜が音の高さを縦軸で表していることである。
ピアニストは、演奏中に脳内で縦と横を入れ替えるという面倒な作業を行っているのである。
ためしに、手元にある楽譜を時計回りに90度回転させて、縦書きの楽譜にしてみる。
すると、右側に高い音符、左側に低い音符が配置され、これなら
「あ、右に音符がある。手を右に動かそう。」と脳は演奏中に素早く対応できるのである。
脳が素早く対応できるということは、初心者は演奏を間違えることが減るし、
プロはより高度な技術に挑む機会を多く得られることになり、いずれにしてもレベル向上につながる。
合理的思考が得意といわれる西洋でなぜ縦書きの楽譜が普及しなかったのか不思議である。

日本では、筝(こと)の楽譜が縦書きである。これこそ、西洋のような横書きにすべきである。
筝は、弦が横に張られ、それが十数本(通常13〜17本)縦に並んでいる。
さらに、手前の弦ほど低い音を担当している。まさに、西洋式の楽譜が似合う楽器ではないか。

今後の音楽教育では、ピアノを縦書きの楽譜で、筝を横書きの楽譜で演奏させるべきである。
2限界値情報公開:04/07/20 06:14 ID:9qJBBZ1Q
最近毎日泳いでるので日焼けが痛い。
3ドレミファ名無シド