自衛隊は、米兵を輸送した。米兵はイラク人を殺した。だから自衛隊撤兵が要求されている。
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クウェートを拠点にイラクへの物資輸送にあたる【航空自衛隊が、武器を携行する米兵を輸送】していた
ことが8日、分かった。クウェートで記者会見した津曲義光・航空幕僚長が明らかにした。
津曲空幕長は運んだ武器は小銃や拳銃などで、重火器は含まれないとしたが、詳細は明らかに
しなかった。政府は兵士が身につける護身用の武器に限って輸送を認めているが、上限は
示されておらず、どのような武器が運ばれたのかをめぐり今後、論議を呼びそうだ。
空自は3月3日から、イラクのタリル、バスラ両空港に物資などを20回近く輸送している。
同空幕長は米兵を運んだ時期や空港は明らかにしなかったが、防衛庁関係者によると、
【米兵の輸送は3月中旬以降、複数回にわたって行われた】。【携行武器を持っていたケースもあった】が、
「通常の護身用武器の範囲内」として搭乗が認められたという。
イラク派遣の実施要項では「武器(弾薬を含む)の輸送を行わない」とされているが、政府は他国兵を
輸送する際に、護身用として携行する武器は「武器・弾薬に当たらない」としている。ただ、護身用が
どの範囲を指すかは明示されておらず、現場の判断に任されている。 (04/08 21:32)
http://www.asahi.com/national/update/0408/018.html