俺様は音楽の王子 Blazan 将来はプロ確実

このエントリーをはてなブックマークに追加
425 ◆4/4p5Nh8os
>>405
バロック以前からギターみたいな「伴奏用の楽器」はある。
バッハはオルガンやクラヴィーアをメインにしてたけど、それだって単旋ではない。

つか、リュート(ギターみたいなの)やらなんやらを使った伴奏+単旋律の
世俗音楽は教会音楽よりも大昔からあるんで、イレギュラーなんてことはなくて、
むしろこっちが古い。
旋律に旋律を重ねる発想が出てきたのは中世の教会音楽あたりからなので、
対位法を軸にしたバロック〜古典派以降の音楽理論のほうが特殊といえば特殊。
こっちはもともと教会での楽器の使用禁止、合唱音楽の隆盛を背景に発達した音楽だから。
ただ、教会音楽が発展したことで西洋音楽全体の体系化が進んだという背景はある。

それ以前の世俗音楽はコードの理論が無かったから、伴奏は「なんとなく」で決定されていた。。
そんなわけで中世あたりの世俗歌聴くと、いつまでも和声的に解決しなかったりする。
サブドミナントの代用っぽいのでだらだら続いていて、展開のパターンも少ない。
そういう「なんとなくよさげな和声展開の定石」が和声法の影響を受けて、
アレコレ名前がつけられたりしてコードワークの理論ができた。これによって定石が扱い易くなり、
展開の自由度もそれによって高まった、と。
かなり大雑把な解釈だけど。

以上自分もうろ覚えだけどまぁなんだ、あまりに勘違いが多いので指摘してみた。
別系統から発達してるんだからどっちが正道なんていうのはアホの所業だと思う。
現在ではコードワークからポリフォニックな音楽作ったりもするわけだし。
以上、激しく遅レス。