1 :
ドレミファ名無シド:
俺は売れないミュージシャン。バイトをしながら音楽活動をしている。
いつものようにバイト先の吉野家で注文をとっていると
たった今来た客が「ネギ、つゆだく、ギョク」をオーダーした。
いつものことだった。
ただ、それが焼き鳥丼であることを除けば
4 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 00:27 ID:exkqbXFH
ふと客の顔を見ると華原朋美ではないか!
つい驚いた表情をしてしまった俺に彼女は笑顔でこう言った
「コバヤシ、、、君?」
…違う、俺はコバヤシじゃない。
この人は激しく勘違いをしている。
コバヤシって誰だ?
cuneの小林?まあそんなことはどうでもいい。
ところで何でこんなところに華原が?
というか何故
>>4が華原をチョイスしながら疑問に思いつつ、
俺はこう言い返した↓
7 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 00:39 ID:f1HULEj6
「う、うっ、、うんこ?」
メニューのカレー丼の写真を見て思わずつぶやいてしまった。
彼女は笑った。
「昔と全然変わってないねコバヤシ君……いや、今はもう毒島くんだっけ?」
…待て、毒島でもない。
そんな反町隆史のような名前ではない。
…しかも結婚してるのか、俺は?
大体カレー丼を見て…俺の思考回路は中2か?
いったい何をしてるんだ自分は…
…と、言い遅れたが俺はしがないミュージシャン。
残念だが売れる見込みは全く無い。
ちなみに華原朋美との面識も無い。
…さて、この誤解をどう解くかが今の問題だ。
11 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 00:53 ID:f1HULEj6
「う、うっ、ううっ、うんこ!?」
12 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 00:55 ID:IEOjNVtj
照れてうつむくとさっきトイレに行ったときに閉め忘れたズボンから
俺のポールが顔を出してるじゃないか。華原もそれに気づいたようで
彼女は笑った。
「種子島君、あの頃とちっとも変わってないね。
そう、あれは10年前の中学生の頃だった…
14 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 01:04 ID:f1HULEj6
「うー、うっーっ、ううんこっーーー!」
15 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 07:49 ID:RqF5nLD0
ここで話しを合わせておけば何かある・・・
そう思ったおれはチンコが出ていることなど忘れて話しを合わせる事にした。
16 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 15:24 ID:GeVg8fBX
「うっつ、ううんこっつ、うんこっつうぅ!!(うんこ痛)」
さらにこう言った。
「実はわたし,痔なんです。」
18 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 17:17 ID:VrSWMqPI
どうかしたの?と訊いてもどうも反応がなくモゾモゾしている。
なるほど、どうやら彼女はウンコを我慢してるけど恥ずかしくてトイレに行けないようだ。
下ネタばっかだな、ID:f1HULEj6の中の人も大変だなと思いつつ、
痔で且つ我慢しているらしい彼女に気を使い、
「じゃあ、また明日ここで」と、なんだかよくわからない経緯で約束をして席を立つ。
と、出て行こうとしたはいいが女性に指を指し「キャーッ!」と叫ばれる。
…しまった、出てたんだ…。
「すいません。ポークビッツが食べたかったんです。」
良くわからない言い訳をしつつモノをしまう。
さて、10分後から近くのスタジオで練習だ。行かなければ。
>>10で中の人が痛恨の
>>1読んでないミスをしている事なんて全く気づかずダッシュでスタジオへ向かう。
20 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 20:15 ID:JXUuKS1x
ところがスタジオに向かう途中、華原のマネージャーが何故かリムジンで
俺を待ち伏せしていた。
「毒島さま、お待ちしておりました。とりあえずこちらの車にお乗りください。」
言葉は丁寧だが目は脅迫感に満ちている。他のメンバーには後で牛丼をおごって許してもらおう。
俺は半ば無理やりリムジンに乗せられた。
「なんだ夢か…」
…いや、夢じゃない。
激しくリムジンの中だ、しかもカーステから「優しさと愛しさと心強さと」が流れている。
…って、この歌は篠原涼子じゃないのか?違うぞ華原!自分の歌声ぐらい判別しろ!
しかし何かステレオの調子なのか高音域が弱いな。歌手なんだからちゃんとしろよ。
…違う。そんなことを考えている場合じゃない。
まずこの埒の空かない拉致状態から抜け出さなければ。とりあえず俺は、
・・と一瞬思ったが、夢ではなかった。
後部座席にはナント!!・・本物の59年製バーストのレスポール
が鎮座していたのだ!
マネージャーは言った。
「これをタダであげましょう。ただし・・・」
24 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 21:40 ID:GeVg8fBX
「これからは名前を変えていただきます
コンバヤシ ウンオ
そう名乗ってください。」
俺は困った。コバヤシではなく、コンバヤシだというのか。
字はどう書くんだ?今林?これじゃイマバヤシって言われるぞ。
金林?カナバヤシ・・・ダメだ。とりあえずどういう字かマネージャーに聞いてみた。
マネージャは言った。
「コンバヤシのコンは「思い込んだら試練の道を・・」の「込ん」
です!」
分かりにくい。非常に分かりにくい。何だってそんな
分かりにくい名前なんだ。・・・まぁいい。芸名だ。
芸名だと思えばいいんだ。俺はマネージャーに言った。
「こいつを俺にくれるのはいいが、どうして欲しいんだ?」
28 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 22:15 ID:GeVg8fBX
「うー、うっーっ、ううんこっーーー!」
とマネージャーは力の限りに叫んだ
…マネージャー、壊れやがった。
結局何を期待しているんだ、俺に。
ID:GeVg8fBXの中の人もホンットに大変だなと思いつつ、
このレスポをどうするか考えた。
30 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 22:26 ID:7cUj0iaP
「今、向かっているのは華原朋美、本名ウサマビンラディンJr.が構成する
地下組織・アルカノイドの基地で、東村山3丁目の地下3000mです」
「どんなことをする組織なんだ?」
「『なんだ』とはなんだ!」
33 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 22:45 ID:GeVg8fBX
と言う怒号が飛び交うなか
一人の男が現れ
「ようこそお、ウサマビンラディンJr.だよ
仲良くしてね。うっ、うっ、うえぇー」
といって口からデカイ卵を吐き出した。
あたり一面に凄まじいうんこ臭がたちこめた。
と同時に強烈な便意が!
「はううぅ、はううぅぅ」
煽られてるのに気づいてない、おめでてーな厨房とか思いつつ、
こらえ上げる便意をどうするか考えた。あと臭いし。
っていうかあの人、リムジンの中なのにどっから出てきたんだろう。
俺はリムジンの窓ガラスを破ろうと、割れたらレスポールをパクって
一日中弾こうと思いつつフルパワーで窓ガラスにケリを入れた。
いてっ!
36 :
ドレミファ名無シド:04/01/25 23:14 ID:Z3n5+z4e
便意に苦しんでいると突然男が歌いだした。
俺の体に戦慄が走った。
けして高くはないのに、天までも伸びるような、そして
特別声量があるわけでもないのに、当たりの喧騒に負けず、
鋭くのヌケてゆく声。
気がつくと俺は、レスポールに手を伸ばしていた。
37 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 00:18 ID:Xl+uQwSL
既に人垣はできていた。
異常な熱気だ。
まるでジャングゥルぅう!
「ジャングゥルぅう!」
ドヒョアーという歓声、叫び声、声、声、声
準備は既にできあがってる。
オーディエンスはできあがってる。
武のタマキン縮みあがってる。
おっと関係ナッシング!らヴ!
そして俺は、おもむろにパンツを脱ぎ、危険なクソをひねり出す。
凄まじい量、色、そして香り・・・
オーディエンスは歓喜の雄叫びをあげ、ヴォーカルをかき消すうんこ音に酔いしれた。
「ドゥエッショーンヌア!」
オーディエンスはドイツ語で究極の喜びを表すその言葉を口々に叫んだ。
常軌を逸した光景だった。
38 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 00:42 ID:PLQ9C6Fy
あ!よく見るとマネージャーはH.Jungleではないか!
39 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 00:49 ID:8mU+80cV
H.jungleはこちらに走り込み、
私に向かって得意のはり手突っ込みを食らわした
40 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 01:31 ID:fXIxxjs2
「たわばっ」
張り手をくらった俺は路地裏のゴミをぶちまけながら吹っ飛んだ!
「ばかめ、疾風のH.jungle、これ最強。アメリカ人嘘つかない」
H.jungleはゲラゲラ笑った。
しかし華原は顔をしかめていた。
(毒島め……攻撃を食らう瞬間、自ら後ろに飛んで衝撃を殺しやがった……ッッ!)
41 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 01:42 ID:PLQ9C6Fy
後ろに何か柔らかい感触がする・・・
振り返るとそこには関取団がいた。こいつらも地下組織・アルカノイドの一味だったのか。
関取団の間から華原、いやビンラディンJr.が姿を現した。
42 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 06:28 ID:8mU+80cV
ビンラディンJr.は自爆した。
爆風が猛烈な勢いでせまってきた!
D・V・D!D・V・D!
44 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 12:26 ID:E9bVv8fi
DVDを見た。
45 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 12:39 ID:wbyxpYmu
俺は裸で吊るされBVD一枚の姿にされた。
そしてH.Jungleがアクセル・ローズを連れてきた。アクセルの手にはフレディ・マーキュリーの遺影があった。
46 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 13:06 ID:K0Bfm4L8
そして500年後・・・
「誰が地球をこんなにしちまったんだ〜〜!!!ちくしょ〜〜!!」
48 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 13:54 ID:E9bVv8fi
終わり
CM中
50 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 14:53 ID:E9bVv8fi
天気予報
アナウンサーの一言。
「明日は糞スレが立ちません。勘だけど」
っていうか絶対嘘だろ。
…いや、待て。これはやっぱり夢だったのか?
50まで進んで夢オチなんてなぁ…
でも今俺の思考生きてるじゃん!
そうだ!これは夢だったんだ!スレの方向性をいじる安易な方法だけど夢だったんだ!
なんだ夢かと思った俺は、
ちらりと部屋を見渡す。
部屋に置いてあったレスポールのヘッドが折れていることに気付いた。
「oooops!!またかよ(ニガワ)、やっぱレスポールはレジェンドに限るな」
そういって丁度粗大ごみの日だった為ギブソンのレスポールを捨ててレジェンドを買いに
行こうとしたその時!!誰もが予想だにしなかったことがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
こともあろうに、俺はドラムに一目惚れしてしまった。
そのドラムは「あたし、タイ子。よろしくね!」と
元気にあいさつしてきた。
55 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 20:42 ID:XjqzjKnp
「うー、うっーっ、ううんこっko-ーーー!」
56 :
ドレミファ名無シド:04/01/26 22:39 ID:cwRp3ERe
タイ子は自己紹介を始めた。
13歳、中学自己中退、つまり行ってないで遊び呆けている。
母子家庭で兄弟は姉が一人。生のナスが好物。親父の事は記憶にないがパキスタン人らしい。
他にもいろいろ喋ったが忘れた。
ん?よく見ると加護ちゃんによく似ている、つうかそっくりだ。しかも子供のくせに体はジェニファーロペス並みじゃないか。
57 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 00:23 ID:+pC0BHJM
そう、まさしく気持ちの悪いギターオタクの好きそうなタイプだ。
しかしよくよく見ると
彼女の右の太ももが腐っていた。
そこからは強烈なフィードバックと共に刺激臭も漂っている。
共にかなりのヴォリュームだ。
彼女は屈託のない笑顔で甘ったるくたずねた。
「知ってる〜?給食にゴキブリ入れたのって誰か〜?」
戸惑う俺にお構いなしで続ける。
「あいつら、あたしのことさ〜ゴキブリって言ったんだよ〜」
「知ってるぅ〜?本能的にぃ〜ゴキブリ入れたのって誰かぁぁ〜?」
戸惑いながらもなんとか笑顔で答えた
「き、君じゃないよね?」
すると彼女は間髪入れずにこう言い放った。
「ちょれー」
「テメェちょれーよ!っぷ、騙されてやんの!」
「ケツ見てんじゃねーよ!目玉くりぬくぞ、こらぁ」
58 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 01:24 ID:ZmbvE1Dk
彼女はその長い爪で黒板を引っ掻き始めた。
その胸を締め付けるのようなノイジーな音に俺は悶えた。
と、そのとき何かが頭をよぎった。
そう、これだったのだ、俺の求めている音は!
俺は彼女をバンドに引き込みたかった。だが彼女はあまりにも臭い・・・
そしてあまりに気性が激し過ぎる。
狂おしいほどの異臭の中、彼女の黒板は鳴りつづける・・・
薄れゆく意識の中俺は思った「ってかタイ子ってドラムじゃん」
59 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 02:08 ID:n9ZqnuAN
意識がもどったのはその次の日の昼過ぎだった。頭痛と胃の不快感を感じながら俺は、
だれかに相談をしようと思いたち、現在天皇陛下をしている兄を訪ねようと決めた。
まず日本大使館へ電話をかけ、俺のコードネームを伝える。
前もって決めてある「いたずら電話はヤメロ」の返事が、外出の際の許可取得手順の第一番目。
敵国の工作員から身を守る干乾びたカタツムリのお守りをポケットにいれ、
玄関の鍵をかければ外出手順の完了だ。俺は、他人には意味不明の呪文を大声で唱えながら
行動を悟られぬよう慎重に慎重を重ね、自然を装って出発した。
しかし、皇居へ向かおうとした所、重大な事を思い出した。
「そうだ!ESPでオーダーした俺のギターが、確か今日完成してるはずだ。
受け取りに行かないと」
皇居へ向かわずに、その足でお茶の水へと行先を変更した・・
61 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 02:38 ID:Rbwxccfi
超能力の持ち主である俺がESPにギター注文したとて、楽器やの店員に
魅惑のパワーの持ち主である事がばれることはあるまい。うけけけけけけけけけけけ
そう考えると嬉しくてたまらず歌いたくなり、俺は歩きつつ即興で歌を作って大声で歌った。
62 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 02:52 ID:lLlNhGTo
アナ〜ルセク〜スガシタイ〜ノ
63 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 03:00 ID:qR8NQLdt
ついに手に入れた。念願かなってついに手に入れた。うはははははははざまみろ
超能力者がESPのギターで魔術的に観客を酔わせる音色と旋律。けけけ
嬉しくて2時間ほどギターにじっと抱き着いていたが少し飽きて、
2chにこの嬉しさを書き込もうとスレッドを探すと、ありましたありました。
【楽器見たり】お茶の水〜神保町歩き旅【CD買う】
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/compose/1068016758/ 最新のレスにこうある。
*** 名前:ドレミファ名無シド 投稿日:04/01/27 15:18 ID:Gdkij8T
今日痛いヤシみたよ〜w キモイ笑い顔でニヤけててさ〜
へんな棒読みのメロでだっさい歌うたってたw 基地街かも
俺は上の書き込みの登場人物が自分であることを知り、激昂して立てかけてあったギターを
床に叩きつけて壊してしまった。
64 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 03:03 ID:lLlNhGTo
そして踏みつけた。
そして
65 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 03:18 ID:D80z8U84
案の定脚の裏を怪我した。あんぎゃあと叫び声を上げてひっくり返り
亀が裏返しになって必死に起き上がろうとするような仕儀さでじたばたと
激しくもがき苦しんでいる。
「これじゃあワウペダル踏めないよぉ〜・・・
でもワウペダルは最低3個は必要だよなあ・・・」
67 :
名無し募集中。。。:04/01/27 03:45 ID:34ek5lJN
一つは普通のワウペダルなのだが、もう一つは「え」から「い」を、
一つは「お」から「う」を発音するようにチューニングされている。
これで喋るという音楽スタイルなので、ワウペダルを踏めないというのは
築き上げたスタイルの崩壊を意味していた。
タイ子、足の裏の怪我、崩壊した音楽スタイル、壊してしまったギター
絶望に近い悩みを一気に抱え込んだ俺は以前にもまして精神に狂いが生じてきた。
相談、兄に相談しよう。天皇陛下である尊敬する兄者ならきっと救ってくれる。俺は皇居へ向かった。
天皇陛下が彼の兄のはずはあるはずもないのだけれど。
69 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 09:08 ID:4onXo3vW
幼い頃の思い出をふと思い出した。
俺は兄に虐待されていたのだ。天皇陛下の兄を殺さなければ。
あいつを殺して皇后陛下とどこか静かな町で暮らそう・・・。
そう思って俺は薬局でニトログリセリンを買った。でも歩いたときの衝撃で爆発した。
左足がふっとんだのでニトロと一緒に買ったバンドエイドで傷口を塞いだ。
兄は俺に精神病院と病院へ行くお金とギターとワウX3とをくれた。
俺もお返しプレゼントをしなくてはならない。
あ、そうだ
71 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 12:32 ID:N69naJvH
俺のケツの穴を差し上げることにしよう。
72 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 16:05 ID:EkB5GcDH
Oh!Shit!
そう叫んで兄は俺のケツを蹴り上げた。
おれは痔だ。左足が吹っ飛んだ時の衝撃の比ではない。
死の予感がした。
やはり俺のケツを献上することは危険だったのだ。
そして俺は死んだ。
その時すごい音が俺の頭の中で響いた。
『じりりりりりりりっりぃ』
音の犯人は目覚まし時計だった。
「はっ!!そうだ夢だったんだ、そういえば
>>51から起きてなかったな。」
変な夢だったぜ、心の中でつぶやいた。
そういえば今日は
スタジオで練習だったな。
全くもう、「何回起きても寝てましたオチ」はかなり古典的だから
俺はひっかからないよと思ったのに。
とりあえず朝の支度をし、
自慢のマイギターをスタンドからケースにしまった。
ちなみに俺のマイギター(二重)は、
後で詳しく触れるが、兎に角そのケースを持ってそそくさとスタジオに向かった。
スタジオには既に他のメンバーがセッティングをしていた。
尺八担当の青森出身のミシェル、バリ島から来たパーカッションのジョニーとの
トリオバンド、そう俺達はどこにでもある邦楽ガムランパンクバンドなのだ。
そしてバンド名はその名も・・・
「青バ森リ県島漏れ」
俺たち3人の友情パワーを表しているんだぜ!
最強だーぜー!
テンションは高い。
早速ギターのプラグを、備え付けのマーシャルにつなぎ、今度
巣鴨商店街主催のライブイベント用の曲の練習をする事となった。
実はカヴァーの曲を2曲やることになっている。
1曲目は左とん平の”ヘイ・ユウ・ブルース”。
そう、あのロバート・ジョンソンと並ぶ伝説のブルースマンの、世界で
大ヒットした名曲だ。
そしてもう1曲は・・
”ヘイ・ユウ・ブルース”を弾き終わった時、ライブハウスは危険な
ほど過熱していた。だが、俺たちはこの炎をさらに燃え上がらせよう
としていた。
「次は伝説のバンド『2ch』からだぜー! 伝説の名曲『
>>1の母』
よろしくぅーーー」
ボーカル「すみません、『
>>1の母です・・・』」
俺たちはまさにこのとき自由な日本の音楽シーンを創造しつつあった!
だけど、事なかれ主義の大人達ときたら・・・
反応がない。
全く最悪な大人たちだ。
…と思ったら、ここはライブハウスでなく練習スタジオだったことに
気づいた。全く読解力のないオレだ…。
でもほんと、「
>>1の母」はこんな気分にさせてくれるくらいの名曲だ。
そして俺達は練習が終わると、行きつけの
スタジオに向かった
82 :
ドレミファ名無シド:04/01/27 23:27 ID:PdmS1ah+
ネットカフェへ直行した。
当然2chが目的である。
音楽板へ行く前に恒例の半角二次元板のチェックがある。
いつもの如く半角二次元板を覗いてみると
83 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 02:15 ID:JtRWfLn5
キモオタブタメガネアブラベットリニキビイパーイ共がたむろしている
しかしよく見ると、それはモニターに映った自分の顔だった。
激しく鬱になった俺は、
凛々しい顔に成るべく猛烈に肉体改造兼精神改造の為柔剣道を始めた。
ベッカムに触発され美容エステに通い食生活習慣の改善にも取り組んだ。
まもなく俺は盾の会を結成することとなる。
しかし、市ヶ谷の自衛隊に向かおうとした時に気付いたのだった。
「三島由紀夫って・・凛々しい顔になってないじゃん!
やっぱ俺には音楽しかないぜ!、アディオスアミーゴ!」
という言葉を発し、吉野家のバイトの時間なので、
美川憲一の真似をするコロッケの顔真似をしながら山手線に乗り込んだ。
すると痴漢が・・
87 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 08:56 ID:gp0S5xZw
逆立ちをしながらメスブタメスブタとボソボソ言っている。
俺はそいつの鼻の穴にダイナマイトを突っ込んだ。痴漢の頭はフッ飛んだ。
パンツを見られて泣いている女が俺に近寄ってきて
88 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 09:28 ID:PU3vMLZe
俺の股間に
89 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 11:37 ID:yb8Occ9a
ダイナマイトを挟んだ。俺の股間は吹っ飛んだ。
助けてやったのにアッタマきたから女にドラゴンスクリューをかけたら女は死んだ。
仕方が無いから俺はモー娘。に入ることにした。楽器が出来るメンバーということでつンくに歓迎され
俺はいとも簡単にモー娘。新メンバーになった。顔合わせでスッピンのなっちがいた。
俺は驚愕した。なぜならなっちの正体は
90 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 12:48 ID:hNb7WZLf
俺の母ちゃんだったのだ。
91 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 12:55 ID:hNb7WZLf
彼女は徐に68年製ストラトに手を伸ばしジミーのナンバーを演りはじめた。
涙ぐむ俺に、彼女は「いつもモジョーと在りますように」と呟いた。
92 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 13:29 ID:xPNBPuOd
その言葉を聴いたとき、俺はある大切なことを思い出した。
それは3年前の昼下がりのことだった...
俺はいつものようにはえ縄漁船に乗り込み、遠洋漁業へと出発しようとしていた。
また存命中だった妻や子にしばらくあう事のできない寂しさを感じつつ、
出港の時間を静かに待っていた。
すると
94 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 14:15 ID:N6rft9Bs
浜田伝助があらわれた。手には釣竿を、背中にはなぜかブルーススプリングスティーンのように
ギターを担いでいる。釣りバカは突然
95 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 18:09 ID:sJ9o13AL
起き上がろうとして強く頭を打ちそのまま海の藻屑になった
暫くすると船の周りをひしゃくを持った人が集まりだした
「船幽霊だ」そう叫んだ頃には船のいっぱいに海水を入れられ
遭えなくマグロ漁船はその船体を海面に突き出し垂直に沈んでいった
すると
マグロ漁船は恐ろしいスピードで沈みつづけ、海面下2000mで
ロシアの原潜「海底ひとりぼっち号」のブリッジに突き刺さった。
かわいそうなロシア船員は大パニックだ。気の毒に思った俺は
ストラトを手にとり、奴らの好きなトロイカを演奏してやった。
「オー、こんなに心に響く演奏は寝耳に水デース!!!」
こうして俺はその原潜の艦長に任命された。とりあえず進路を
決めるか。行き先は・・・
97 :
ドレミファ名無シド:04/01/28 23:30 ID:PU3vMLZe
と、進路を言おうとしたが深度メーターの2000mを見て我が目を疑った
2000mを潜れる原潜などない。
気が付くとやはり原潜は圧壊して俺は氷点下以下まで凍らずに冷却された深海の中で溺れていた
98 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 00:42 ID:yxHr0le6
このままでは新でしまう・・・。俺はスーぱジェット屁っぴりとバサロ泳法で一気に海面まで泳ぎ抜いた。
勢い余って大気圏まで飛び出してしまい
99 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 01:11 ID:OSygNyhw
そこには母の姿が・・・。「がんばりや」 その一言に涙がちょちょちょぎれた。 ・・・目が覚めると家だった。夢だった
はっとして一気に目が覚めた。緊急事態。おしっことうんこを洩らしていた。
泳いだ夢で小、スーぱジェット屁っぴりとかいう技のときに気張って大がそれぞれ出たのか・・・
布団の始末を考え出した。
101 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 09:16 ID:FWChTsDw
隣に敷いた布団に昨日ナンパした女が眠っている。・・・頭を蹴ってみたが熟睡していて起きそうにない。
コイツの布団と交換しよう、と思ったそのとき
102 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 12:35 ID:HYb0tMEo
ゴトッという生々しい音と共に女の首が床に転がった。
あまりの事態に俺は再度漏らしてしまった。
このままでは捕まってしまう、と考えた俺は
とりえあえず首の方はガラ空きの冷蔵庫に入れて、
首無し胴体を前に小一時間、処分と今後の行く末を考え始めた。
考えるだけではラチが開かない、と思い立って押し入れから
のこぎりを取り出した時、ぐう、と鳴ったお腹に空腹を自覚した俺は
104 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 17:05 ID:HYb0tMEo
カップラーメンにお湯を入れ
日記に「かゆ・・・うま・・・」と書いておいた。
ラーメンをすすっていると冷蔵庫の中から
鳥インフルエンザの本体が出てきた。
身の丈5メートルはあろうかという、恐ろしい鳥だ。さっきの
女はこの怪鳥の化身だったのだろう。
やばい、このままでは風邪をひいてしまう。
怪鳥は俺をジロリとにらむと、「わたしに気に入る曲を弾けば
許してやる」と言った。
俺は愛用のストラトを手にとり、そして選んだ曲は・・・
106 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 22:28 ID:ZlxJSUfL
ガンズのWelcome to the jingle
ストラトでガンズのしかもスラッシュのパートを弾いたため怪鳥は怒り狂って
俺にウィルスを100000000000000000個食わせた。しかし俺にはすでに免疫があったため
怪鳥の攻撃は効かなかった。逃げ出そうとする怪鳥に
107 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 22:52 ID:GNpelHIR
女→鳥とくればアレしかない、と思った俺は、
「絶対に覗かないから奥の部屋で何か作って下さい」と頼み込んだ。
これだけの怪鳥ともなれば作る物もかなりの物のはず。
と下心丸出しのニヤケ面で怪鳥を引き止めた。
それを聞いた怪鳥は
108 :
ドレミファ名無シド:04/01/29 23:38 ID:rPOnrshH
今度は浜崎あゆみに変身した。あゆはクッチャラハピハピとといいながら
ハイチューを食った。
吐いた。
カチンときて俺は近くにあった木綿豆腐をむんずと掴むと後頭部に投げつけた。
気絶している女を抱えて奥の部屋へ行き、ふすまをピシャリと閉めると
乱暴に犯し始めた。途中で暴れ出したので指先一つで殺害し遺体をバラバラに
解体した後味噌鍋にして食ってしまった。
食後の一服をしながらコーヒーをすすっていると、体がむずむずし始めた。
その瞬間、全身にに激痛が走ったかと思うと頭頂部にやわらかな鶏冠が生え、
足は鳥のそれになり、前屈ななめ45度の姿勢しか保てず腕はピンと伸びきり、
手首が腰骨辺りから全く動かす事が出来ない。ただパタパタと鳥の真似をする時
のように手首から先が動くだけだった。喋りたくてもコケーとしか言えず、あまりの
激変にパニックを起こして家中を走り回るが、首を前後に素早く動かしながら
コッコッコケーッコケコッコーとまさしくコッケイな鳥の姿なのである。
姿見の前で自分の全身を見、俺は糞尿を撒き散らしながら気絶した。
目を覚ましては鏡を見て気絶することを約30回、計5時間ほど繰り返すと
俺は開き直ったのか発狂したのか家を飛び出て夜の六本木へ向かった。
114 :
ドレミファ名無シド:04/01/30 06:48 ID:VzYtpqbB
向かった先は全国でも有名なタロット占いの老婆の所であった。藁にも縋る思いでどうにかしてくれと頼むが
コケコッコーじゃ相手に通じる訳がない。しかし老婆は俺がここへ来る事から何から全てを既に悟っているらしかった。
老婆曰く、鳥化はさらに進み苦労するが私が面倒を見てやるからコミックバンドを組みなさいとのことである。
彼女の言う通り俺の鳥化は進んでいった。口は尖り完全なくちばしとなる。鳥肌を羽毛が覆い尽くす。腕は羽となる。
見た目は完全なニワトリだ。これで人間の精神でいたら即狂うだろう。皮ジャン着て戦闘力が上がり和服や制服を
着てシャンとなるように、外見と精神は似るらしい。いやむしろ自己防衛本能と考えるべきだろう。思考はニワトリ
そのものだった。俺は人間の精神をこれから先人間に戻るまでの二年ほどの間、無くしてしまう。記憶もハッキリとはない。
とにかく、ここからはニワトリの姿でコミックバンドのバックダンサー兼バックボーカリストとして活躍した俺と、
俺のおかげで大ブレイクを果たすバンドの、その一部始終をドラムの吉田とベースの田中に語ってもらおう。
二人が語り終える頃重大な事件が起きていた
鶏flu の世界的蔓延により鳥人化した世界人口の約半数と、感染を逃れた残り半数の
真人との間に、血で血を洗う凄惨な闘いがTokyoを発火点として世界中に拡大して
いたのだ。・・・
しかしそんな騒動から隔離された六本木の薄汚いライブハウスの地下で、すっかり
鶏ルックが受けなくなったのはなぜだろうコケー、と一人ぼやいていた俺は
117 :
ドレミファ名無シド:04/01/30 09:16 ID:drQ2h4EG
自分のモモ肉を食ってみた。
旨かった。感動した。
119 :
ドレミファ名無シド:04/01/30 16:38 ID:oKGLq9vp
パクるなと叫びながら小泉総理が旧ザクアタックをしかけてきた。それを俺は
120 :
ドレミファ名無シド:04/01/30 19:43 ID:b7o4hQaD
別に何もしなかった
そうして淡々とした日々が続いていった。
しかし、そんなある日、
俺はトイレでたまごを産んだ。
あやうく流してしまうところだったが、危機一髪拾い上げ
愛用のエレアコのサウンドホールに入れて育てることにした。
俺がエレアコを弾くたびに自動的に胎教が行われた。
そして一週間後、演奏中に弦がいっぺんに全部切れると同時に
サウンドホールから踊り出てきたのは・・・
123 :
ドレミファ名無シド:04/01/31 00:25 ID:2w8ilZqC
あややが出てきて人間椅子の曲を歌い始めた
124 :
ドレミファ名無シド:04/01/31 11:49 ID:+HtCvLd7
あややはねずみ男の格好をしていた。
思わずサウンドホールカバーをして閉じ込めた。あややは出せやゴルァーーー!!と叫んでいる。
その声はステカセキングそっくりだった。
その声を聞いた俺は思った。
「そうだ!!秋葉原へ行こう!!嫌なこと全部忘れてショッピングを楽しもう!!」
そして俺は秋葉原へと向かった。
126 :
ドレミファ名無シド:04/01/31 18:07 ID:P+jB8DAp
秋葉原に着くとこれから売り出そうという新人アイドルが道端でサイン会をやっていた。
どんな子かと見に行くと若作りした自称17歳の苺みるくだった。
横目で見ながら、目的の電気屋へ入る。そこで振動で発電するダイナモとICチップを買うと
自宅へ戻り、専門書で独習した外科手術によりあややの脳へそれらを埋め込んだ。
素人がこうも簡単に脳の手術が出来たことに驚いた。これであややを俺の意思通りに
操ることが出来る。笑いが止まらない。
俺とあややは町田へ引っ越した。渋谷系新宿系に対抗して町田系を作る為だ。
精力的に活動した。あややは脳手術のせいで寝なくともいい体になっていたのだった。
手術は失敗だった。24時間ぶっ通しでデスメタルを歌い続ける。毎日毎日町田中のライブハウス
でデスメタルを歌い続ける。ギャップが強烈で人気が出た。笑いが止まらない。
129 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 02:12 ID:+82Q1ykM
あややが死んだ。金づるが死んだ。野望が死んだ。笑いが止まらない。
俺は狂っていた。
うはははははははははははっはっはははははは
げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら
うひょひょひょひょひょひょひょひょよ
けけけけけけけけけけえっけえっけえっけけけけけ
しによってからにばかのうんこたれのだうんしょうのへたくそぼうかるめが
ざまあないぶざまにしにさらしよってぎゃははは
131 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 02:43 ID:y/FfrT0k
ある日自宅でポチェイウェ星人と、小泉内閣と安全保障及び日本の未来についてという議題で交信しているところに
一人の男が訪ねてきた。
132 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 03:08 ID:y/FfrT0k
俺だった。
「ども。どもどもども。ご無沙汰しておりましたなあ。」
「お元気そうでなによりです。」
「ところで例の件はどうなりました?」
「あれですか・・・・・わははははは」
「わははははは」
「ぶいーんぶいーん」
「ぶいーーん キキーッ とうちゃくー」
俺と俺が組体操でシベリアの灼熱砂漠のど真ん中、他のサボテンに同化していると
けたたましく電話のベルが鳴る。
134 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 03:57 ID:CnFE9gJw
すると俺は突然死んだ
そこで考えてみた
なぜこれほどまでにつまらないのかと
答えは一つしかない
つまり良い音楽を聞く耳もないこの楽器板には時代遅れの不細工しかいないということだ
( ゚д゚)ポカーン
136 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 04:37 ID:031k2gWz
精神病院の一室で134の真理を発見した俺しか、この楽器作曲板を救う者はいない。
こんな所で霊界と交信している場合ではないぞ。その夜鉄格子を食いちぎって脱走した。
137 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 04:52 ID:031k2gWz
実際俺は天才音楽家だった。売れっ子で良い音楽を聴く素晴らしい耳を持ち素晴らしい音楽を書き
次世代ファッションを作り上げそのうえ美顔の持ち主。こんなに恵まれてていいのでしょうか。俺は怖い。
彼は精神病院を脱走し、ネットカフェへ直行した。そして入院前毎日の日課だった2chの音楽板で
煽りと電波を飛ばしまくった。プロ音楽家になれない彼は現実を受け入れることが出来なくて
精神病患者の誰もがそうであるように、狂ったのだった。
138 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 05:11 ID:031k2gWz
救う志を持って脱走を果たした彼であったが、うpスレの作品の哀れさとカキコレベルの低さ、
その救い難い才能のない住人達への怒りが沸沸と湧き上がり、批判し始めるとどうにもとまらない。
自称天才の「俺」は自分を棚上げにして今日も「つまらない」「下手糞」「センスない」etc数々の
罵倒と中傷をするのだ。
139 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 05:35 ID:031k2gWz
そのような他人への攻撃は、本当の自分に対する自己批判の無意識の表われだった。
狂うことで身を守っている彼は真の幸せ者だろう。天才と信じて疑わないのだから。
彼が創作するものできるものは、音楽などなんかではなく、偽の自分だけであった。
虚構世界だけだった。
140 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 06:06 ID:k/yW+jAY
ミサイル発射。
141 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 06:10 ID:031k2gWz
俺は数ヶ月間レコーディングの為に缶詰にされていたスタジオを抜け出した。
そろそろCDとしてショップで売られている頃だろう。レコード屋を物色するが見つからぬ。
時代が俺について来ていない。何とかせねば。ミサイル発射。芸術的感性の元を詰込んだ
爆弾を投下すれば国民も救われるはずだ。
彼は精神病院をスタジオだと思い込んでいた。むろんレコーディングなど行われてはおらぬ。
彼の妄想を確実とし続ける要素の一つに、機材集めがある。楽器、楽譜、エフェクター類、
DTM用ソフトなどを廻りに置いておくことで、彼の天才音楽家ぶりは揺るぎ無い「事実」となっていた。
142 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 06:40 ID:031k2gWz
物を持つことでステイタスが上がると信じる人は多い。「俺」のように狂っていなくとも、
狂ったように、所得に合わない高価なブランドバッグや高級車を買い漁り、自信の無さを
カバーする。そして頗る安心する。鼻高々になる。ミュージシャンにもそういう傾向の
あるものがいる。高い楽器類を山のように持ち、弾きもしない楽譜を次々と手に入れ、
エフェクターの大量使用で創作の幅が格段に広がり、個性的だと自己満足に浸る。
「俺」は違っていた。格の違いだった。彼は「本物」だった。
芸術家、創造者の一番の不幸は、自分の才能のなさの自覚だ。
彼には、想像の創造の天才的才能があった。
「ではもう一度問います。あなたは誰ですか」
「私は”全て”です」
「あなたは1でありまた0でもあると言う事ですか」
「そう、事象とは空間と観念の交差したところに現れ出ずる点のようなものでしかありません」
「しかしそれでは因果が」
「8と3489万の平行宇宙であらゆる可能性と『生まれえなかった者達』が脱構築を展開するのです」
「なるほど。エクリチュールをコレスポンダントした結果がシニフィアンへのルサンチマンと化すわけですね」
「アストラル体を通してそこここへ顕在化する事が我々の責務です」
「海を救うのですね」
「空をも救います」
「幸せはいったいどこに」
「丼勘定で入荷します」
「TVのリモコンがみあたりません」
「ベッドの下」
「思い出はきらめきますか」
「いまわの際に」
「あなたは誰ですか」
問われた者は目を閉じて一呼吸した後こう言った。
「吉田です。これが私と田中とあの奇妙なニワトリの、バンド生活の一部始終。
私たちは若く、そして何もかも嬉しくてたまらなかった」
吉田の頬を涙がつたった。まもなく刑事が部屋に入ってきて吉田に手錠をかけ、そして出て行った。
144 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 10:09 ID:39goYPOE
死んだ俺はあややの体に入ってみた。動いた。
俺はあややになったのでテレビ局に行った。あややがしばらく出ていなかった為に
地位を鈴木亜美に奪われていた。つんくと小室と小林武の共同プロデュースで
再デビューシングルは1500万枚のヒットだった。おれは亜美を殺すことにした
145 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 11:28 ID:y/FfrT0k
「あら。まあ。死んでる。」
今日午前6時20分頃、人気アイドル歌手の鈴木亜美の死体が自宅で発見された。
第一発見者は鈴木宅で家政婦をしていた大塚ヨネ(62)とマネージャーの田中肇(29)。
二人は定刻通りに訪れた際、玄関に鍵がかかっておらず、不審に思って寝室へ駆け込んだ所、
ベッドで血を吐いて死んでいる鈴木を見付けた。
「ええっと、それじゃあ繰り返し確認すると、仏さんはアイドル歌手の鈴木亜美、本名パルキニッテ・シャンブンパヤナ。カンボジア人。
それでと・・・死体発見時刻が今朝の6時20分頃で第一発見者があんた、あ、大塚さんと、田中さんね。
職業は家政婦とマネージャー・・・と。仕事の為に定刻通りに着くと、寝室で仏さんを発見と。
解剖の結果、死亡推定時刻が発見日前日の午後11時半頃でと、
死後大体7時間ほど経過。寝室は特に暴れた形跡はなしと。机から遺書らしき自筆の手紙と
睡眠薬および青酸カリが発見されておる。睡眠薬は常用しておった、と。胃の内容物から判断して
食後数時間経過後に死亡。仕事やプライベートでは特に問題は無かった、と。
その日大塚さんと田中さんと亜美さん3人で鈴木邸で8時頃夕食を済ませて二人は帰宅。
家中の窓やドアには全て鍵がかかっているが、防犯カメラに怪しい人影が映っておるから
自殺他殺の両面で捜査する。二人には今後も協力願いたい。宜しくお願いします。
遅くまですみませんでしたね。」
146 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 13:29 ID:TlQqw10T
鈴木亜美は死んだ。どうやらなっちが先に殺したようだった。
暇になったので内山くんと大皿料理の店に行くことにした。
147 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 14:10 ID:CnFE9gJw
道中考えた
なぜ「あやや、などのクソアイドルの名を出すのかと」
結論はこうだ。
つまり良い音楽を聞く耳もないこの楽器板には時代遅れの不細工しかいないということだ
俺だった。
「ども。どもどもども。ご無沙汰しておりましたなあ。」
「お元気そうでなによりです。」
「ところで例の件はどうなりました?」
「あれですか・・・・・わははははは」
「わははははは」
「ぶいーんぶいーん」
「ぶいーーん キキーッ とうちゃくー」
「っう。うんくおおおおおおおおおおおお!」
「ぱっくんちょ!」
「もぐもぐ、ううううまいぞおおおお!」
うんこぶりぶり
頭にうんこをかぶってみる。
うまい。美味いうんこは数日ぶりだった。
148 :
ドレミファ名無シド:04/02/01 18:08 ID:OTp+mVrC
すぐに下ネタにはしるなよ、子供並み、と思いつつ
着いたのは見た感じ普通のさびれた食堂だった。
内山くん「あややさん、ここですげえ大盛料理があってですね、それは・・・
「ストラトの活け作りなんですよ。まあ楽しみにしててください」
まもなく、見事な大皿に盛られたストラトが出てきた。
「このボディの部分の薄造りときたら、口の中でとろけそう!」
「ネックもコリコリしてておいしい!」
「ピックアップはタタキにしてあります。複雑な味わいでおいしいでしょう」
ヘッドの部分は一旦下げられ、香ばしい兜焼きとなって再登場してきた。
「ストラトは捨てるところがないってホントだな!」
俺たちは大皿料理を堪能した。店主を褒め称えていると店主は
俺たちに頼み事があるという。
店主「実は、レスポール料理もご賞味頂きたいんですが、最近
の狂レスポ病で、輸入できなくなりまして・・・。国産のレスポ
はいいのがないし、ほとほと困っているのです。なんとかして
いいレスポを手に入れられないでしょうか」
150 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 00:17 ID:Pna7uFbK
病室での、壁に向かっての独り言が、最近増えたようだ。
まるで落語家が旨そうに蕎麦を食べる真似をするが如く
「ストラトの、パクッ この部分が、パクッ 脂が乗ってて」
実に旨そうに食っている。夢を食うバク、妄想を食う彼。
>>「ストラトの活け造り」笑いました。これからも連作、
>>がんがってください。(札幌市、男性、無職、31才)
152 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 09:01 ID:QAOA493f
内山君と別れて築地市場に行くと
153 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 09:21 ID:JAsjp2ZD
>>「ウンコの活け造り」笑いました。これからも連作、
>>がんがってください。(札幌市、男性、無職、31才、キモヲタ)
154 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 10:44 ID:ldoAn9Qt
みつまJAPANが待っていた
155 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 20:35 ID:agxvo/Bz
俺は悟った。
小説家になれない。
ミュージシャンにもなれない。
才能がない。
一生吉野家でアルバイト。
モラトリアム。
ピーターパンシンドローム。
いつまでこんなことしてるんだろう。
築地市場で海鮮丼を食べながら、みつまJapanに悩みを打ち明けた。
『俺どうしたらいいかま?』
…しまった噛んででしまった。
みつまがこちらを睨んでいる。俺はパンツに2滴もらした。
158 :
ドレミファ名無シド:04/02/02 23:18 ID:lVb/ktAx
みつまJapに笑われた・・・人生最大の屈辱だ。俺は笑っているみつまを
つまみにオナニーした
160 :
ドレミファ名無シド:04/02/04 23:11 ID:KZlqO3vE
そうだ!亀田の柿ピーを買いに行こう。俺はコンビニに走った
「ああ、堕ちていく・・・」
俺は夜空の星のように町内に点在するコンビニを巡りながら
堕ちていった。俺が早暁のローソンで最後に手にしたもの、
これだけは生涯放さないでおこうと思ったもの、それは・・・
162 :
ドレミファ名無シド:04/02/06 09:21 ID:rz26AaJ8
血液型別コンドームだった
163 :
ドレミファ名無シド:04/02/10 22:03 ID:qRkdIGWG
コンドームをひとつ取り出し、中にうまい棒を詰め込んだ。こうすれば直で触っても手に油は付かないしカスも散らない。好きなだけうまい棒を握り潰す事ができるというわけだ。思わず笑みがこぼれた。あの頃が懐かしい…
思い出を懐かしんでいると、そこに
なんと昔の彼女、AYAYAが現れた。
片手にはうまい棒が詰まったコンドーム・・・・・
そしておれは・・・・
166 :
ドレミファ名無シド:04/02/11 02:13 ID:7iA0XacG
うまい棒で作ったエッフェル塔を見上げているとあまりにもの疲労に眠気が襲ってきた。
眠い・・・眠い・・・ねむい・・・俺はいつの間にか眠ってしまった。
ふと目が覚めるとエッフェル塔が無い!うまい棒は近所のガキ共が食べつくしてしまっていた。
その事実に呆然としていると、さっき寝ていたときに見た夢を思い出した
今日も日当でうまい棒を5本買って来た。
・・・だが、俺のやっている事、これは何だ!
俺のやりたいことと違う! 俺はミュージシャンだ!
同じ安物でも買うなら音楽だ! そう思った俺は全財産の
5千円を握り締め、中古CD屋で一枚100円のクソCDを
買いあさり、片っ端から耳コピしていった。
だが、俺は気づいてしまったのだ。耳コピするよりCDデータを丸ごと
コピーしちまった方が楽だってことに・・・
あこがれのバンド! その音を自分で再現したくてギターを始めた!
そこから俺の音楽が始まると思ってた!
俺の音楽! 1枚10円のディスクにコピーされてそのまま放置される
円盤が俺の存在理由だったのか!
・・・俺はギターのテクより、コピーガード外しのテクがうまくなった
自分に恐怖した。
168 :
ドレミファ名無シド:04/02/11 11:29 ID:SUMsicQN
このままではまずい・・・。そう感じた俺はギターを練習することにした。
しかし、ギター暦は5年というのにいまだにバレーコードが押さえられない。
悔しさにじっと左手を見つめる。そのとき俺はとんでもない事に気がついた。
左手の人差し指がないじゃないか!
左手の人差し指がないことにきずいた漏れは
さっそく占いの館、「KOGA JUN1RO」といういかにも怪しげな名前のところへと
はいってしまった。
そして、占い師が言うには・・・
「だめ。お前の腕前は所詮ソニンよっか下だから
ぎたーやめれ。そして楽器板にもくんなよ」
正直へこんだ・・・・だがその絶望感も次の瞬間には
占い師に対する憎悪へとかわっていた。
そして憎悪に満ちた俺は・・・・・・・・・
ペパーダイン大学(正直聞いた事ねーよ)に留学し、高学歴攻撃をしてやろうと思い、
パスポートを取りにいった。
171 :
ドレミファ名無シド:04/02/12 02:43 ID:9fOIyMpx
行く途中、今日で牛丼が最後だと知り、吉野家に入った。もう食べることが出来なくなると思った俺は
ひたすら食べ続けた。150杯食べたところで金がなくなった。
パスポートを取りに行くことが出来なくなったから偽造することにした。
やっぱ楽器板のリレー板って予想通りつまんねーなw
語尾にwなんかつけてる
>>172はスルーして、
パスポートを偽造して俺はペパーダインへと向かう飛行機の中に
今いる。
すると、一人の客室乗務員が話しかけてきた
どこかで見たことあるなと思ったらなんと!
174 :
ドレミファ名無シド:04/02/12 14:53 ID:15nNQnF/
元モームスの保田だった。
俺の服がいかにもミュージシャン、しかも売れてない感じの・・・に見えるのだろう。
おもいっきり足元を見るような視線で座席に座っている俺を見下げている。
保田ごときにナメられてはイカン。そう思ったおれは保田に向かって
究極の俳句を一句詠んでやった。
「ベホイミで〜・・・
ベホイミで 殺してしまえ ホトトギス
「なんという名句じゃあっ!」
突然、俺の隣に座っていた老人が叫んだ。
「あ、あんた誰?」
「わしか? わしはコード神。この世のあらゆるコードはわしが発明したのじゃ」
「うそ!?」
「いいものを聞かせてくれたお礼にこれをやろう」
老人は俺に一枚の紙を渡した。なんとそれはCメジャーコードの著作権利書だった。
「著作権料は1ストローク4円じゃ。今後おまえさんは誰かがCメジャー
を弾くたびに4円受け取ることになる・・・」
昨日までの貧乏暮らしがウソのようだ。アメリカに着くまでの数時間で
おれは億万長者になっていた。この金でアメリカで遊ぼう。
さて、どこに遊びに行ったものか?
1スト1ペソでいいからCメジャーコードの著作権利書マジでほすぃ・・・
178 :
ドレミファ名無シド:04/02/13 17:26 ID:6LL49F4r
折角、大金が手に入るからラスベガスに豪遊しに行った。
今はまだ現金が手元に無いため1000万ドル借りることにした。
それくらいは今の俺にとってははした金同然である。
全額を1点賭けしたら5秒で終わった。まあいい、もう1000万ドル借りよう。俺にはこのCの著作権が・・・
著作権書の表面をよく見ると「SAMPLE」と薄く書いてある!しまった、じじいに騙された!
じじいは世界指名手配の詐欺師だった。名前はそう、たしか・・・
古賀潤一郎
時既に遅し。俺はまんまと古賀潤一郎に騙されてしまった。
同時に1000万jもの借金を抱えてしまったのである。
どうしたものか・・・。返済のあてなどまったくない。
突然邪悪な気を感じた。
振り返ると、そこには借金取りが待ち構えていた。
そしてその手には、しっかりとレスポールが握りしめられている。
ちょっと待て!それで俺をどうする気なんだ?
まさか・・・・まさか!レスポールでぼ(ry
181 :
ドレミファ名無シド:04/02/13 23:19 ID:4VsphfeB
俺はそいつらに拉致られ借金返済の為にラスベガスのマクドで
自給5ドルのバイトをさせられた。全額払うまでどれくらいかかるのだろう・・・
そう思いながらポテトにM字型に塩を振っていると厨房の奥から古賀潤一郎があらわれた
ジジイはニヤニヤしながら俺に近づいてきて喋りはじめた・・・
(・∀・)ニヤニヤ
「君はレスポールの意味を知っとるかね?」
「?」
「ル・エスポワール、つまりフランス語で『希望』という意味だよ」
「初耳だ・・・」
「君は今ままでの人生負け続けだったろう?」
「そ、そういわれてみればそうかも・・・」
「そりゃあ当然さ。お前が今まで弾いていたのはストラス、つまりストレート・
ラスト。英語で『負け犬』の意味だからな」
「な、なんだってぇ! 俺がストラト魂をみせてやる!」
とはいったものの、ストラス魂ってなんだろうと一瞬考えてしまう俺だった。
184 :
ドレミファ名無シド:04/02/14 10:02 ID:uUiHSshw
そういえば元はと言えばこいつのせいで1000万ドルもの借金を背負う羽目になったことを思い出した。
怒りがこみ上げてきた。手にはマーブル製の重さ8キロのストラトがある。
俺はこれでジジイを叩き殺そうとした
しかし所詮マーブル製。
8キロあっても中身はマーブルチョコ。
・・・・・・・・・・・・・
今日という日にチョコの話題を出すとは何たる不覚!!
あまりのチョコの欲しさにそのマーブルのストらとをあけてしまった。
そして
186 :
ドレミファ名無シド:04/02/14 14:55 ID:8uG5f0ls
マーブルって栗の木のことを言っているんだろ?とおもいつつ開けてみたら
本当にマーブルチョコが出てきた。
俺は銭形平次に教わった投げ方でジジイにマーブルチョコを投げつけた。
ジジイは糖尿病になって死んだ。ジジイのポッケからあらゆる種類のコードの著作権書が出てきた。
本物もCのものも当然入っており俺は全て略奪した。これで借金は返済できる・・・
ジジイから全てのコード著作権利書を奪ったとき、俺に声をかける奴がいた。
「ちょっと待ちな、にーさん。その権利書は俺がもらう」
「冗談じゃねえ、誰が渡すか!」
「くくく、じゃあ速弾き勝負だ!」
「なにぃ」
俺はこう見えても速弾きには自信がある。自慢のストラトが火を噴くぜー!
・・・5分後・・・
俺は完敗した。こんな奴がいるとは世の中広いぜ。
「くそ、負けた! お前、何者だ!」
「俺は速弾き王、『淫儀』だ。覚えておくといいだろう」
淫儀に権利書を全て奪いとられた。
「ちくしょう・・・」
「俺に速弾きで勝てたら、いつでも返してやる。くくく・・・」
淫儀はそう言いつつ去っていった。
188 :
ドレミファ名無シド:04/02/15 02:16 ID:CXKNCSsi
俺は映画クロスロードをパクろうとしていたことに気が付いた。
会話文が多いのは赤川次郎と漫画しか読まないからだ。
189 :
ドレミファ名無シド:04/02/15 09:10 ID:oIn/3nwc
著作権書を取り戻すために俺は淫屁里に弟子入りすることにした。
授業料はなんとか隠し持っていたG#augの著作権書でなんとかなるだろう
190 :
ドレミファ名無シド:04/02/15 19:02 ID:U09o1LDB
著作権書を無事取り返した。
どうやって?
呪文だよ。こう言ったんだ。
「っつ、うっつ、ううんこっつ、うんこっつうぅ!!(うんこ痛)」
爽快な気分に浸りながら、頭にうんこをかぶってみた。
うまい。
こんなに美味いうんこは数日ぶりだった。
「なあ、淫屁里先生、俺に速弾きを・・・」
淫屁里は近づく俺に気づくやいなやギターを構えて叫んだ。
「必殺!!」
な、なんだ! なんだ! こいつあぶねえ奴だったのか?
「移調の術ーーッ!」
「どわー!!」
なんだかふわふわした気分だ、俺はどうしてしまったんだろう。
気が付いたとき、俺は見知らぬ場所にいた。
「気が付いたか・・・」
「なんだったんだ今のは」
「貴様に憑依しているうんこ野郎を振り切るために鯖次元を移動したのさ」
「そ、そんなことができるのか」
「うむ。うんこ野郎が追いかけてこないうちに特訓だ!」
地獄のスケール特訓が始まった。
「まずはBPM200の16分からはじめるか」
「そんなの無理っす」
「しょうがないなあ。じゃあこれを使えよ」
渡されたモノは妙に金属質な輝きを放つピックだった。
よく見ると細いコードがついている。
「これは俺の企業秘密なんだが・・・。電源につないでいみろ」
俺はピックについている線をACアダプタにつないだ。すると
ぶーんと低い唸りをあげてピックは振動を始めた。
「そいつは水晶発振式のピックさ。いわゆるクォーツってやつだ。
そいつで好きなスケールを弾いてみな」
俺はおそるおそる震えるピックでハーモニックマイナーを弾いてみた。
ズドヒャァアアア!!
ピックはBPM300で32分音符を正確に刻んでいる。
おおお、弾ける! おれにも超速弾きができるぞ!
193 :
ドレミファ名無シド:04/02/22 10:26 ID:sahtNVaz
そのときお米が炊けました
195 :
ドレミファ名無シド:04/02/23 19:28 ID:z//MMsAd
うまい。
こんなに美味いうんこは数日ぶりだった。
「っつ、うっつ、ううんこっつ、うんこっつうぅ!!(うんこ痛)」
爽快な気分に浸りながら、頭にうんこをかぶってみた。
196 :
ドレミファ名無シド:04/03/19 00:16 ID:uh9zb7K5
よくあるスレだね
197 :
ドレミファ名無シド:04/04/01 01:54 ID:YIT99VvB
すると、メロディが出てくる出てくる!!
そして...
198 :
ドレミファ名無シド:04/04/06 00:38 ID:TGMn7AMB
すぐに忘れた。
199 :
ドレミファ名無シド:04/04/21 17:14 ID:J4/SUKx8
ageてみた
ふと携帯をみると珍しく着信があったみたいだ
誰だろうと見てみると学生時代に付き合っていた
201 :
ドレミファ名無シド:
ああああああ、!!!
うまい。
こんなに美味いうんこは数日ぶりだった。
「っつ、うっつ、ううんこっつ、うんこっつうぅ!!(うんこ痛)」
そんなことされるなんて!!!!!!!!!!
!!!!!!