アラン◆◆ALLAN HOLDSWORTH◆◆ホールズワース

このエントリーをはてなブックマークに追加
121つづき
アランが4ビートやって玉砕したアルバムとか聴けば良く分かると思うけど、
コルトレーンの「カウントダウン」とかやってても、コード感が無い上に、別の調性で
チェンジしてるようにも聴こえない。しかもリズムに推進力がないので、すごくのっぺり・
ダラっとしてしまってる。別の調性上で歌う努力をしてるようにも聴こえないのは、おそらく
ジョンスコみたいに、ハービーハンコックやサックス奏者の手法に強烈なコンプレックスを持って
研究したことが無いからだと思われる。アランは昔から、何気にできることしか
やらない印象を受ける。

長くなっちゃったけど、「アウトとかバップフレーズとか良く分からない」というのは大変正常。
そう簡単に割り切れるもんじゃないし、実際ジャズでは割り切ってない。
とくにギタリストは上記二つどちらも大変下手で、ジャズの世界ではあまり相手にしてもらってない。

スイング〜ビバップ〜その後の流れを手っ取り早く知りたければ、ベニーグッドマンと
チャーリークリスチャン。カウントベイシーとレスターヤング。チャーリーパーカー、
ソニーロリンズ、コルトレーン、ハービーハンコックをちゃんと聴かないと、バップといっても
何を指してるのか訳がわからなくなる。