これにある、環状甲状筋も声帯を引っ張るのに重要だけど、
もっと重要なのが、この喉頭全体を支えているいくつかの筋なんだ。
ttp://www.kcc.zaq.ne.jp/ono/voicetraining/voice105.gif ↑主なものは全部で五本。
こいつらが、喉のどこに位置するかを決めるし、軟骨で出来ている
喉頭を引っ張って、声帯を伸ばす働きを持つ筋なんだ。
浅い声は、こいつらの支持が弱いんで全然張りの無い声なの、
ストリングスの弦が緩んでるのと同じ。
こいつらが適度に張られていて、しかも喉の適切な位置に
置かれていれば、張りのある声になるってわけ。
試しに裏声で、口を閉じて「ンーて」声を首後ろに
当てる感じにすると、ポイントが深いときと同じ感じになると思う。
そこに当てると、絵の(5)の筋が引っ張られて、声帯が縦に伸びます。
(4aは後ろに引っ張られれば自然と力が入るみたい)
他には、声を出しながら喉仏を上下させて遊ぶと分かりやすいかもね。
(慣れた人でないと上下運動は難しいかも)
じゃ、もうねるゲマ。