「5cmの向こう岸」、「コルベット〜」、「手のひらの東京タワー」、
「Uptownは灯ともし頃」、「タイフーン」とかもすごいわよ。
他にもパッとしない、地味と思われている曲が作曲上では凄いことやってるのよ!
ユーミンの曲は実はすごく技巧的なことをやっているの。
素人が聴いたらさりげなく聴き流してしまうかもしれないけど、
今回の「アケイシャ」も(いつもそうなのよ)、どの曲も作曲上ではヒネリがたくさんあるわ。
ユーミンって、矢野顕子とかに比べて芸術性に欠けるとか
思われているようだけど、とんでもない。
むしろ、凄いことをやっているのに、自然に聴かせているところがスゴイのよ。
例えば「PARTNERSHIP」だと
「橋のふもとへ消えぬまに」の「消えぬまに」以降の転調。
サビの「長い時間を抱きしめて」の「抱きしめて」のさりげない転調。
ピアノ弾ける人は弾いてみて、ゾクゾクするから。
「TWINS」のメロディとコード進行も凡人には書けないわ。
でも「Lundi」はあまり好きじゃないわ。(w