155 :
ドレミファ名無シド:
結論から言えば確かに変わる。
しかしこれは当然だが弾いてる自分しかわからない。人間の感性なんてけっこういい加減
だから、自分で暗示をかければそういう風に聞こえるものだ。
これを前提にして、個人的な印象を言わしてもらえればはじめからセラミック系の
コンデンサーがついているギターにオイルタイプをつければおおむね音は太くなる。
ただし、これは言いかえれば「こもる」ということと裏表の関係なので、
今のギターの音で高域の切れを気に入っている場合、オイルに交換すればその
ニュアンスが失われることもあるということ。
逆にいえば中低域に不満がある場合は交換したほうがよい結果につながることもある。
さらにコンデンサーは種類が多い上に耐圧の問題もからむので、明確に変わるかどうかも
いろいろ試してみないとベストマッチはなかなか得られない。はたまた、ギターの
個々の特性もからむので、あるギターにはこのコンデンサーがいいよと言っても、
他のギターでそのコンデンサーがベストマッチといくほど甘くはない。
同じタイプのギターでも個体差はあるわけで、結局は自分でいろいろと試して
自分の耳で判断するしかない。
最後に、トーンの効きがよくなるなんていう宣伝文句を並べてコンデンサー交換を
すすめるショップもあるが、ギブソンタイプに関してはもともとトーンの効きが
悪いギターを見つけるほうが困難なので、これはあまり信用しないほうがいい。
こういうのはPUを換えたほうがはっきりと違いは出やすいからね。