>>850 複数のパートがジャストで演奏されたとしても、波形レベルでは「きれいに重なる」ことは無いです。
時間差に対する人間の検知限界は昔から20ms(100分の2秒)前後といわれてきました。
パート間のアタックのズレがこの検知限界の中に収まるか否かはバンドの音質というかアタックのジャスト感に大きな影響はあると思います。
これが、アタックの「音圧感」とかダイナミクスの違いと表現されるのはアリだと思います。
ただ、20msというのも古い数値で、パーカッシブな音源では5msくらいでわかるという説もあります。
5msの時間差というのは距離差にして僅か1.7bでメンバー間の距離(あるいはモニタースピーカと演奏者の距離)から考えてもパート間で合う合わないの領域ではないかもしれません。
もちろんこれはあくまで同じ音が僅かな時間差で到達したときに、それを別々に検知できるかとう話です。
ビートとかグルーブの中での発音タイミングのズレの話ではありません。
アタックをジャストで演奏するのがかっこいいか否かも音楽次第でしょう。それは音響というよりは音楽の領域の話ですな、、、