ファッキン！！！中学生活！！！パート２！！！

落ち着いたかい、承太郎くん。
お腹すいてるでしょ？朝から何も食べてないって言うじゃないか。
まあ、あんなところを見ちゃったら食欲がなくなるのもわかるけどね。
・・・キミが真夜中に叫び声をあげたときは何事かと思ったよ。
それもどこにいるかと思えばデブの部屋だもんね。

しかし、あそこで見た光景も強烈だったなあ。
デブはブヒブヒ言いながら失禁してるし、藤沢くんは目を回してるし。
あの光景が脳裏に焼き付いちゃって、ボクも食欲なくなっちゃったもんね。

あのあと藤沢くんに事情を聞いたんだけどね。
彼、事件のあとで動転してるんだか何だかわかんないんだけど
カミング・アウトの衝動にとりつかれててね。
結局、朝まで聞かされちゃったんだ。彼の性遍歴。

きっかけは高校に入ってすぐ、ラグビー部の先輩に誘われたんだって。
普段から優しくしてくれた先輩で、ある日練習のあとで
「マッサージしてやるから部屋に来い」って言われて、先輩の部屋に行ったんだって。
ベッドに横たわってマッサージされてるうちに気持ちよくなってきて、
そのままなだれ込むようにして関係しちゃったんだってさ。
もともと素質があったんだろうねえ。完全にその道に目覚めちゃって、
先輩の卒業後は部活の後輩を喰いまくったらしいよ。
昨晩はその辺の話もすごーく事細かにしてくれてねえ。
ボクはそういう話が聞きたかったんじゃなかったんだけど。

キミの担当になったときは、やっぱりうれしかったみたいだよ。
年下の男の子と仲良くするのは得意だからね。でも社会人として
公私混同しちゃいけない、って自分に言い聞かせてたんだって。
だからキミとは変な関係にならないように気をつかってたらしいんだ。

そのとき聞いたんだけど、キミ、自分のおちんちんの掃除を藤沢くんに
やらせてたんだってね。あれがきっかけでキミと仲良くなったのは
よかったけど、自分の欲望をなだめるのに相当苦労したらしいよ。
いつ理性の糸が切れてキミを押し倒してもおかしくない状態だったって。

そんな悶々とした状態のときに、あのデブがキミの部屋に来たんだって。
一目惚れだってさ。もうこの辺りになるとボクには全然理解できないんだけどね。
なんかホモの人って、やせた人よりも、でっぷり太った人の方が
抱き心地がいいから人気がある、って聞いたことがあるけどそういうことなのかな。
なんだか矢も盾も堪らなくなって、昨晩、夜這いを決行したんだって。
拒まれるかと思ったけど、デブもあっさり尻を許したってさ。

もうすぐ、ってところでキミが現れて叫び声をあげたもんだから、
デブの奴びっくりして、藤沢くんのがちぎれるかと思うくらい肛門を
ぎゅーって締め上げちゃって。藤沢くん、そのまま意識なくなっちゃったって。
僕らが駆けつけた頃にはデブの奴、お尻で藤沢くんと繋がったまま全身が弛緩してて、
尿と精液がだだ漏れになってたもんね。・・・思い出しても吐き気がするなあ、あれ。

・・・でも、承太郎くん。キミ、なんであんなところにいたの？
・・・そんなに泣かないで聞かせてくれよ。大好きな藤沢くんがまさかホモで、
しかもあんなところを見せられちゃったのはショックだと思うけどさ。
・・・え？ちがう？ちがうってなにがちがうの？・・・ショックで泣いてるんじゃなくて、
デブに藤沢くんを取られたのがくやしい、って？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まさかキミ、藤沢くんがホモだって知ってたんじゃ・・・そうなの。
知ってて自分のチンカス取らせてたわけだ。藤沢くんを誘惑してたんだね。
じゃあ、デブの部屋に行ったのは・・・は？恋する男の直感ですか？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・要するにボクらはホモの三角関係に巻き込まれただけってことだね。
キミがショックを受けたんじゃないか、ってすごく心配してたのに。
なんだかどっと疲れちゃったから、ボクも帰るよ。詳しい話はまた今度ね。
・・・あ、差し入れのおにぎりここ置いとくから、よかったら食べてね。
じゃあ、おやすみ。