富士通のリストラ裏事情

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主要ニュース
富士通、1万5000人削減・国内外の工場再編
 富士通は1万5000人規模の人員削減を柱とするリスト
ラ(事業の再構築)に乗り出す。半導体やパソコン用小
型記憶装置の海外生産から撤退、コンピューター・通信
機器部門でも国内外の工場を統廃合し、今年度内に内
外でグループ従業員の1割弱を削減する。同社は情報
技術(IT)市場の失速で今年4-6月期に423億円の連結
営業赤字を計上した。ハード部門を縮小、成長が見込
めるソフト・サービス部門に経営資源を集中することで、
収益改善を急ぐ。

 20日にリストラ策を発表する。国内外の半導体、コン
ピューター、通信機器の工場で生産ラインを統廃合し、
人員を削減する。削減規模は最終調整中だが、グルー
プ約18万人(連結ベース)の1割弱に当たる1万5000人
程度になる見通し。削減方法は北米やアジア地域での
レイオフ(一時解雇)が中心となる。国内での削減は、7
月下旬に導入した早期退職優遇制度や自然減を軸に
3000人前後にとどまる見通し。希望退職は実施しない。