完璧な死体処理を考える会

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579s
我々は1が何故このようなスレッドを立てたのかという疑問を解決するため、
1の故郷に向かった。「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして 彼らは、よそ者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
IT革命だの、半導体産業の好調だので浮かれていた我々は改めて
農村の現状を噛み締めていた。ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人。
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに「息子が申し訳ありません」と
我々に何度も土下座して詫びた。我々はこの時初めて1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない。農村の貧しさが全て悪かったのだ。我々は1の母親から
貰った 干し柿を手に、打ちひしがれながら東京へと帰路についた。