マイカルグループ7

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353破壊団@mycal.co.jp
今日も与太話よ。
じつはあたしの知人が今たいへん性質の悪い病気に罹
ってしまっているのよ。さて、あんたたちに訊いてお
きますが、まさか肉親・恋人・友人あるいは近所のご
老体などが病気になったからといって、何の準備もな
く、わざわざお見舞いに行ったり、気遣ったりするほ
どの間抜けではないわよね。思慮分別のある健全な人
間ならば、あえて病人から心労の種を得たり、わざわ
ざ自分も病人の汚れた空気を吸いにいって自分も感染
してしまうなんて不条理なことをするはずはないです
ものね。

けれども万全な感染予防さえ怠らなければ、その病人
は貴重な獲物に豹変するのだわ。着替えの用意だの、
身の廻りの世話だの、お役所の手続き云々などの口実
で実印や各種公文書を入手したり、口座から資金を調
達できるいいチャンスですものね。そうよ、気紛れな
快楽でそいつを殺めるのも愉快だけれども、この知人
は意外にも依然として金づるになるのよ。もちろん同
時並行で共犯者と汚れ役の犠牲者を援用して、用済み
になったらただちにそいつらを焼却処分する準備だけ
は忘れてはならないわ。

誤った性急さは取り返しのつかない失態の母となる。
事は運用の時機と方法を誤ると返り血をあびてしまい
ますからね。同胞はこれで痛い目にあったわ。このあ
たりについては、基本にかえってカルロス・マリゲー
ラ先生でももう一度読み返してみることね。
……