▲▽▲▽歯医者の事情▽▲▽▲

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57むむ
インプラントの適応症は、大まかに埋める骨の量と質によって変わります。
ボロボロさんは上顎に立てるそうですが、上顎骨は下顎骨に比べ骨密度
少なく、また上顎洞という空洞が真上にあるため、必要な骨の量を確保
するのが難しいです(前歯の方だったら比較的骨量がとれるのですが....)。

>ただ、成功率は九十数パーセントで、何かあった時のやり直しがむず
かしいとも聞いた事がある。

確かに、現在の技術では植立することは簡単で、よほどの事がないかぎり
失敗はありません。でも、成功というのはインプラントがどのくらい異常が
なく使えるかによると思います。1年で除去する患者さんもいれば、10年何
ともない患者さんもいますしね。

除去するときはインプラントの周りの骨も除去してしまうので、その後大きく
骨が欠損する場合には腰骨などの骨を移植したりすることもありますが、
大抵、凸凹状態になりインプラントの再植や義歯の安定性を阻みます。

入れるメリットも大きいのですが、その後のブラッシングや生活習慣
をきちんとしないとインプラントの寿命が短くなっちゃいます。
タバコとか吸えませんし、歯科医院にチェックをこまめにしてもらわないと
いけないんです。