沖縄の女子中学生強姦虐殺

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140犯人は鹿児島&北海道出身
沖縄県名護市で一九九六年六月、下校途中の中学三年の女子生徒=当時(15)=を拉致(らち)して殺害したとして殺人罪などに問われた鹿児島県・種子島出身、元建設作業員柳末盛(41)、北海道網走市出身、同作業員上野勝(40)両被告の控訴審判決公判で、福岡高裁那覇支部は三十日、二被告を無期懲役とした一審判決を支持、検察側の控訴を棄却した。
飯田敏彦裁判長は、判決理由で「拉致した段階では殺害までを決意しておらず、犯行の計画性は入念ではない」などと、検察側が求めた死刑適用を退けた。
一審判決によると、両被告は九六年六月二十一日午後七時すぎ、名護市伊差川の農道で、盗んだワゴン車に下校途中の女子中学生を押し込んで連れ去り、同日午後九時半ごろ、沖縄県国頭村の林道に止めた車内でロープで首を絞めて殺害した。