大手スーパー食品と他の売り場との労働条件の不公平

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92廃人日記@
ジャスコから内定通知書が届いた時僕は心底喜んだ。その当時僕はやる気に満ち溢れていた。
だが売り場に配属され半年が過ぎようとしていた頃
除々にではあるが確実に僕はおかしくなっていった。
定期的に頭がフラフラとし足元がおぼつかない。視界がぼやける。
睡眠不足と過度の労働により体が壊れてきたのだろう。
主任に体の不調を訴え帰宅させてもらおうとするが気持ちの問題だと一蹴される。
気合がたらないんだと時には背中をおもいきり殴られる。
なぜか涙がこぼれおちる。悲しい、つらい思って泣くわけじゃない。
作業をしていると折頭の中が白紙になる時が訪れる。何も考えてない、無の状態。
そんな時その空になってしまった頭を満たそうとするかのように涙がとめどなく溢れ出る。
自律神経までも壊れてきたのか。マダシニタクナイ…
なぜか自分の将来がとても光り輝いているように感じた。
自分があたたかくとても大きな何かに祝福されているように感じた。こんなの初めてだ。
マダシニタクナイ・・シンジャイケナイ・・人は本当に死にかけた時にはこう感じるものなのか。
そしてある時帰宅途中にひどい頭痛と気分の悪さに歩けなくなった。その場に座りこむ。
寒さに首をすくめながら帰路を急ぐ人々が僕の前を足早に通り過ぎてく。
誰も助けちゃくれない。わかってる。
携帯電話で救急車を呼ぶ。点滴を打ちながら医者に言われた言葉は予想どうりだ。
「睡眠不足と過労によるものでしょう」
そうだよ。そんなこと僕もわかってるんだ。そういう会社なんだ。辞めるしかない。
だが辞める前にあがいてやるんだ。そう、僕はささやかな抵抗を試みた。