マイカルグループ10

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69CNNより
民事再生法の適用を申請して倒産した大手スーパー、マイカルは、外資との提携交渉を進め、
提携先として米国流通最大手で世界最大の小売業ウォルマート・ストアーズ(本社・アーカンソー州)
が有力になっていることが15日、明らかになった。マイカルは、再建を目指して営業を続けることに
しており、ウォルマートには、ノウハウ供与などのほか、一部店舗の営業譲渡先となることなどを期待
している。交渉がまとまった場合、ウォルマートにとっては、初の日本進出となる。
ウォルマートは、今年1月期の年間売上高が約23兆円の世界最大の小売業。米国内だけで3500
店舗を構え、カナダ、メキシコ、ブラジル、英国など海外店舗は千を超え、アジアでは、中国と韓国に
進出している。マイカルは、今年1月に発表した新3カ年経営計画で約200の店舗のうち、50店舗
を閉鎖する、としてきた。しかし、その後も業績回復が困難だったことから、再生計画では、不採算店
舗の閉鎖の前倒し、閉鎖店舗数の上積みなどは避けられない、とみられている。
ウォルマートは、約200の店舗のうち業績が好調な96店舗を存続させて活用方法を探る一方で、
マイカル側もそれ以外は整理対象になると見ている。ウォルマートの支援が得られた場合でも、厳しい
リストラは避けられない見通しだ。