「グランダム総合学院」「LADO」の裏事情Part3
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俺は33歳。1999年に東芝を辞めて、外資系の保険会社に入った。
いまここで言いたいことは、俺のことではなく、東芝がもう論理的に未来が無いのではということだ。
東芝は固定客の言いなりだ。これは東芝の事業戦略ではなく、経営哲学だ。
技術の東芝、とはかつて自負をこめていわれた言葉だが、この技術とは固定客に迎合する技術だ。
世界を進歩させるためではなく、世界を維持するための哲学とノウハウなのだ。
だから、「こうしたら、こんな事業が展開出来ます」という開発型の見識は東芝では徹底的に否定される。
「こうすれば、何とか叱られずに維持できます」というのが東芝の絶対正義。
そのための雇用、査定、人事配置、人脈、経理、法務、管理、営業、技術、製造…。
これはすべて上意下達の指示にのって伝わっていく。
上ほど楽ちんそのもの。下はそんな上をみて育つ。
東芝が勢いがいいのは、いつも最初だけ。
よくわからんがとりあえず買ってみようか、というノンキな相手に対して、
フン反りかえって売りつけるだけ。
売り手市場で威張っているだけなんだ。
相手に取捨選択のパワーがある場合、もう自分のコストを下げるしかない。
だからことごとく失敗する。
野球で考えれば、相手が野球無知なら大きなガタイでやっつけるが、
相手が豪速球投手や猛打者をぶつけてくると、それを避けてバントや走塁でチマチマとやるしかない。
相手の気付かない別の次元の勝負、など東芝では絶対に認められないのだ。
それをやったら、真似できない奴や理解出来ない監督コーチが仕事がなくなってしまうからだろう。
東芝はバカの面子を保つため、たとえ最下位でも、投資額が下がる一方でも、必死になって全員野球を目指す。
ここから新戦略や発想革命などの実現は絶対にありえない。