イオンの社内事情 Vol.52

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市民会館誘致問題は、想像以上に根が深いというか闇が深い。
あの一帯の地権者は、自分の所有地の地価が上がれば喜ぶであろうに違いない。
さらに再開発ビルを建ててそこに市民会館を入居させられれば、市役所つまり市民から賃料まで搾取できる。
一度作ってしまえば数十年はその状態が維持され、今の地権者らが死ぬまで安泰という算段だ。
意図的に隠蔽されているのかもしれないが、実は「活性化」や「回遊性」で済む問題ではない。
そこに絡んでくるのがLRT。これもまた一度軌道を整備してしまえば状況を変えることが困難になる。
駅前乗り入れは既存の市街地循環バスで足りるうえ、環状化や延伸は後世に多大な負担を強いることとなる。
にも拘らず美辞麗句のみを錦の御旗の如く掲げ、半強制的な導線を描いて特定利権に加担しようとしている。

仮にも市民の付託に応える立場の者は、特定利権に加担することなく公共福祉の意識を持って事に当たるべきである。
某国会議員に指名され退路を絶たれる形で市長に就任した大森氏も気の毒だが、人間としてしてはならない事もある。