トヨタ・日産の下孫請/大野精工/第3工場その2

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598名無しさん
 しかし、当労働組合に相談に来たときはすでに遅しで「不支給決定」を精査する時間がありませんでした。
その後原告と組合そして新たな弁護団と検討を加えた結果、西尾労基支署に申請したときと違う手首を痛めた原因を突き止め、司法の場で「不支給決定取り消し」裁判を始めたわけです。
 ですから、もうすでにご承知のように本年3月18日に名古屋地裁は「利き手である右手負傷」を労働災害として認めました。
それに対して不服があれば国は控訴する機会があったのですが、期日まで控訴することはありませんでした。原告側が新しい原因を主張して争った裁判の結果です。
その上で国が判断したのですから「国の決定」にアイシン機工の経営者は従うべきです。

新社長の平野誠様
 新社長様、まだ傷口を広げるつもりですか。会社存続のためには受け入れるしかないのです。
御社の企業憲章には「私たちは、従業員の人格、個性、多様性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します」と約束されています。
この精神に法り、控訴を取り下げ今すぐにも地裁の判決を受け入れ被災者の救済を優先すべきだと思います。そうすべきです。
災害を表に出さないことは、臭いものに蓋をする論理であり、第二第三の類似災害を引き起こすことになるのです。安全配慮は経営者の義務でありイロハです。

読者の皆さんにお礼申し上げます
 このところATUへのアクセスは連日、2000件を超えています。このうち三分の一ははトヨタ(系)の経営関係者が閲覧していると思われます。
現にトヨタ自動車からは削除要請の抗議文書が送ってきました。ネット社会の昨今、悪質極まりない記事も見受けられますが、私たち労働組合は、法と常識にのっとり活用を心がけています。
寄せられているコメントは、個人攻撃誹謗中傷なるものは吟味して非公開とし、事実のみを公表しています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。