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名無しさん:
「名前が浸透しなかった」。
4月14日投開票の伊丹市議補選で落選した山澤慎太郎氏(40)が、
活動を始めたのは告示まで2週間を切った3月26日だ。
選挙期間中は自転車で市内を駆け回り、街頭でミニ演説を繰り返した。
当選者に約3600票差の1万7475票を獲得したが、
「準備期間が短すぎた」と振り返る。
維新は昨年の衆院選で、有権者の政治不信を背景に比例代表では自民に次ぐ1226万票を獲得した。
しかし、地方選では人間関係や地域課題が重視されることも多い。
広島県庄原市長選(4月7日投開票)では、維新が推薦する新人の藤原義正氏(56)が、
市長給与の半減を掲げたが落選。
藤原氏自身、「田舎では目新しいことが求められていない」と分析する。
大阪近郊の伊丹・宝塚両市長選でさえ、得意の公務員批判を橋下氏が展開したが効果は表れなかった。