トヨタ車のトラブルは電磁波攻撃の仕業だった?(週刊朝日)
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企業の危機管理を専門とする元帝京大学教授の宮崎貞至氏は、今回のトヨタ騒動にまつわる情報を精査し、こう指摘する。
「国防総省が開発した電子銃のようなもので、強力な電磁波攻撃がなされ、電子制御システムがやられたのではないか。走行中のトヨタ車に過電流を流し、動作異常、誤作動を引き起こしたと考えられます」
実際に、米国では強力な電磁波で車のエンジンを停止させる「電磁パルス銃」が開発されている。自動車が盗難されたときなど、強力な電磁波で車を止めてしまおうというものだが、電磁波で逆に急加速を引き起こすことも可能だという。
今回のトヨタのリコール問題でも、メリーランド大学のマイケル・ペクト教授は電磁波の影響に言及している。同教授は送電線など高圧電線の下を通るなどすると、車の電磁シールドを破って電磁波が電子系統に影響を与え、誤作動が起きてしまう可能性があるというのだ。
「電磁波攻撃はかくして完全犯罪となる可能性が高いのです」
車の電子システムに精通する名古屋大学の大熊繁教授はこう語る。
「日本車の電磁シールドの技術水準はきわめて高い。強力な電磁波を当てれば誤作動が起こるというのは話としてあり得るが、現実性に欠ける。漫画チックで常識的には考えられない」
一方、電磁波の影響などを専門とする北海道大学大学院の野島俊雄教授の見方は異なる。
「電子システムが強い電磁波の影響を受けるのは事実です。実際、いまは使われてはいないタイプの携帯電話の電波で自動車の電子制御が誤作動するケースは外国車では見られました」
米国の軍産複合体の謀略に対するとすれば、日本でも政官業の連携が必要なのかもしれない。
(抜粋)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100304-02/1.htm