金沢・男性暴行死:傷害致死罪の男、懲役7年の判決−−地裁 /石川
金沢市内のアパートで同居していた林さん(当時56歳)に暴行を加えて死亡させたとして、
傷害致死の罪に問われた山本義則被告(44)=同市寺町4=の判決公判が9日、金沢地裁
(神坂尚裁判長)であり、懲役7年(求刑9年)を言い渡した。
判決によると、山本被告はアパートの自室で4月7、8日、林さんに算数を教えていた際、
やる気のない態度を取られたことなどに腹を立て、同居していた谷龍秀被告(40)=同罪
などで起訴=と共に林さんに暴行し、外傷性ショックで死亡させた。
弁護側は山本被告の暴力が直接死因に結びついたとはいえないと主張したが、判決は
「死因となった主な傷害は専ら山本被告の暴行によるもの」とした。
山本被告に林さんへの暴行を指示したとされる谷被告の初公判は1月13日に行われる。
毎日新聞 2009年12月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/ishikawa/archive/news/2009/12/10/20091210ddlk17040666000c.html