【NO.1】富士薬品の裏事情 Part19【ブラック】

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426ゼクス株主
■過大な不動産投資などをしていたことで注目される、配置薬大手「富士薬品」(高柳昌幸社長)。
兵庫県の有料老人ホームを所有する特定目的会社「芦屋シニアレジデンス」に絡む優先出資証券にも30億円を出資。
ところが今年6月、富士薬品側は価値のない優先出資証券を購入させられた、
などとして東証1部「ゼクス」を相手取り30億円超の損害賠償訴訟を提起していた。
一方、ゼクス側は、正当な手続によりSPCに不動産譲渡したもので、富士薬品の主張するような損害を与えた事実は一切ない、としている。
そうしたところ今月16日付の朝日新聞は、この両社係争中の老人ホームが、
固定資産税など1億円の滞納で芦屋市と兵庫県に差し押さえられている、と報じた。
同記事によれば、24階建てビルなど3棟からなる豪華老人ホームの入居率は1割ほどしかなく、
SPC側は自治体の再三にわたる納税督促にも応じなかった、という。ちなみに、朝日記事はSPCと富士薬品の出資関係について触れていない。

■配置薬大手の「富士薬品」(本社=さいたま市、高柳昌幸社長)。従来の配置薬ビジネスに加え、92年からはドラッグストア「セイムス」を展開し、
今やドラッグストア業界大手の一角を占める会社だが、先代社長時代の過大な不動産投資が祟り、その不良債権は200億円とも言われている。
今年6月には、同社が所有する東京・新橋1丁目の物件が、大手ノンバンクに競売で差し押さえられるなど、
動きが慌しくなっている(後に競売は取り下げ)。また、同社と東証1部「ゼクス」との間で、
兵庫県の介護施設をめぐって30億円強の損害賠償請求事件もおきているという。
427ゼクス株主:2009/09/17(木) 21:37:51 ID:ugVZ5SJU0
「先代の貞夫氏は昨年、体調を崩し、経営の一線から身を引いた。
実は、この貞夫氏は仕手筋の金主として有名な人物で、不動産投資にも相当のめり込んでいた。
河江の総連本部ビル売却話に飛び付く素地は十分にあったと思う。
貞夫氏が抱え込んでしまった不良債権は200億円を超えるとさえ言われている。その中にはいわゆる事件物も少なくない」(関係者)
http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/06/post-27e7.html
428ゼクス株主:2009/09/17(木) 21:44:38 ID:ugVZ5SJU0
緒方被告らは総連側から、購入代金35億円を提供する投資家がいるかのように装い、所有権移転登記をして総連中央本部の土地・建物をだまし取り、
実体のない事業の違約金名目で総額4憶8400万円を詐取した、というものだ。
ところが最近になって、この取引のスキームをつくったとされる元銀行員の河江浩司氏(=有罪確定)が上申書(=左写真)を出していたことが分かった。
その中で河江氏は、総連本部ビル買収の資金調達先として「富士薬品」(さいたま市)に話を持ち込み、同社役員らと複数回にわたる具体的な交渉を続け、
「富士薬品でも『非常に面白い』と取引に強い関心を示し」た、との驚くべき証言をしている。
ところが、総連本部ビル事件が発生したため、社会的信用の失墜を極端に畏れた富士薬品側は態度を豹変させ、
「その話は確かにあったが、すぐにお断りした。従って交渉ごとなどは一切無かった」の一点張りで検察の事情聴取に対応したという。
河江氏は上申書の最後を次のように締めくくっている。
429ゼクス株主:2009/09/17(木) 21:47:08 ID:ugVZ5SJU0
<正直私は呆然としました。今にも取引を成立させるといった勢い、意気込みを見せていたのは他ならぬ富士薬品だったからです。
それをひた隠しにして「何もなかった」と検事の前で言を繰り返したことで、私は裏切りそのものだと実感を持つと同時に、無実の証が潰えたと落胆しました。
私は交渉が間違いなくあったことを何度も繰り返し申し述べたのですが、取調べ検事に受け入れられなかったことが今でも悔しくてなりません。> 
もっとも、この上申書が公判で証拠として採用されたかどうかは今のところ不明だ。MSN産経ニュース(=左写真)を見る限り、緒方被告の弁護人最終弁論でも
、「自己の虚偽供述により、被告人や満井を陥れてでも、巧みに立ち回り最小限の責任しか取らずに逃げ切るべき強烈な動機も存在したことも
見逃されるべきものではありません」と、二転三転した河江氏の供述、証言は「任意性がない」と断じている。
しかし、この上申書は河江氏の有罪が確定した後に作成されたもので、すでに「逃げ切るべき強烈な動機」も存在しない。
したがって、真実が含まれている可能性は非常に高いのではないか。仮に河江氏の言うことが本当なら、具体的な資金調達の交渉は存在し、
総連本部ビルなどを詐取する目的だったという検察側の構図は大きく崩れることになる。
しかも、「富士薬品」という会社は資金量も豊富で、調達先として非常に有力だった。同社は未上場ながら、
従業員4082人(=09年3月末現在)を抱える配置薬販売の最大手で、民間調査会社の資料などによると、
08年3月期の売上高は1367億円に達する。同社は高柳一族が支配しているが、現在は2代目の高柳昌幸氏が社長に就任している。
「先代の貞夫氏は昨年、体調を崩し、経営の一線から身を引いた。実は、この貞夫氏は仕手筋の金主として有名な人物で、
不動産投資にも相当のめり込んでいた。河江の総連本部ビル売却話に飛び付く素地は十分にあったと思う。
貞夫氏が抱え込んでしまった不良債権は200億円を超えるとさえ言われている。その中にはいわゆる事件物も少なくない」(関係者)
http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/06/post-27e7.html