【4356】 応用技術の　【云わせて】

■キキ君、どこ行ってもうたんや・・・
何度言っても懲りないキキ君に社長も頭を悩ませています。
１年前に入ってきたキキ君は、全然稼いでくれません。
履歴書には、うちには勿体ないような経歴が書かれていたのでうちでは精一杯の高給を払うようにしてみましたが、
ふたを開けてみたら、
　外回りはいつまで経っても一人では行けないし、
　お願いした図面を一ヶ月かかっても書き上げることができないし、
　計画を任せてもいい加減でえらい人から大目玉を食らうし、
全く困ったもんなんです。

でもね、もう曲がり角を過ぎる彼を首にしてしまったら、次に雇ってくれるところはないんじゃないかと思って、陰口を言われているとわかっていながら社長も我慢しています。
そんな彼ですが、仕事はまるっきりだめでも、実は責任逃れ語録だけはタップリってことに最近気付きました。
彼の語録だけは使わせてもらってます。
根気よく使っていれば、他人より長けたところが見つかるもんです。
このように、うちはエリートの集まりではありません。
親会社から、「この子、そちらさんとこで世話したってくれへんやろか」と頼まれて仕方なく採用したたらキキ君のような人しかきません。

次回も、すごい人は望んでいません。キキ君よりも仕事ができれば、御の字です。
期待しています

ちんたお！！(*^_^*)