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あ:
武蔵坊弁慶
出身地 紀伊国熊野
身長 六尺五寸(197cm)
体重 三十四貫(127.5kg)
重さ一トンの石を軽々と放り投げ、走れば嵐の雲より早い荒法師。
大薙刀を振りまわし蛮勇も揮うが、学問もよくし、
情にもろく義に厚く、熱い血潮をたぎらせる天真爛漫の快男児。
京の五條大橋で義経と運命的な出会いをし、
生涯を彼の一の家臣として捧げつくす。
玉虫
平家方の女官。右京太夫に仕える可憐な美女で、
弁慶最愛の、それだけに煩悩の種の恋人であり妻である。
時に甘えすぎるが、素直でやさしく、逆境に強く
常に明るいという男の理想の女性。
源義経
幼名・牛若丸。源義朝の九男。源氏旗揚げに兄頼朝の許に馳せ参じ、
平家追討に数々の武勲をたてるが、兄の怒りをかい奥州に落ちる。
恋人・静御前と共に源平絵巻を彩る最も有名な悲運の名将。
世に「判官びいき」の謂を残す。