【ほのぼの】リコーの裏事情【アキラ】

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184米村
 <リコーマイクロトンの戦略>

リコーマイクロトン社長・石光利治は、自転車一台でスキャンダル揉み消しが失敗に終わったのを憂慮して、取締役会義を開き、「米村の自転車を盗む提案」が決議、承諾された。実行犯には、新・統制部長・大西正春が任命された。

大西正春は、北村鉄工所の前の置いてある 僕の自転車を盗み、車のバンパーの入れ持ち去り任務を遂行した。自転車を失った僕は自宅までの3キロを歩いて帰った。

ところがリコーマイクトロトンの作戦通りには行かなかった。僕は車を買わず、1万円程度の自転車を買い、あいかわらず自転車通勤を続けた。これにより、リコーマイクロトンの戦略は打ち砕かれた。