【液晶プラズマ】松下電器part24【ビエラ】

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275二番煎じの副作用
>>271
>FFファンヒーターの件だって、組織ぐるみの隠蔽工作に異を唱える
>幹部が1人でもいれば、もっと早くに対応できたはずだ。それが
>出来なかったということは、よほど馬鹿村が恐かったか幹部全員が
>腐っていたかだ。

怖いんじゃなくて、誰か言ってくれないかな状態じゃないか。
自分の手は汚したくないってやつだ。
それが出世のコツ。

実際に言える立場にあるのは、
出世に興味がないか、出世を閉ざされた社員、出世の仕組みをしらない若手のみ。
これを言っても結局、上層幹部で却下される。
また組合だって、結局は自分が出世したいから言えないんだよ。
組合役員になると、経営について幹部と話し合って今後の方針を決めることが仕事となる。
経営を圧迫しないいい案はすぐに通るが、
サービス残業が多い等の経営に直結することは正しくても誰も言えない。
組合から社員に戻った後に、会社側から出世が約束されているからだよ。
みんなそう思っているが、自分の出世を捨ててまで言いたくないってことだ。
276二番煎じの副作用:2006/08/12(土) 12:20:41 ID:4k0Jj5S9
正論を言えば、サービス残業やめて帰らすことは、
@従業員から労基監省に訴えられるというリスクを回避できる
Aプライベートの充実による新たな考え方、アイデアが生まれやすくなる
B過労死激減、離職率激減による労働力の確保
C家庭とのコミュニケーションをとる時間がとれ、満足な生活が贈れる。
(個人にとっては熟年離婚のリスクがあるが、会社にとっては全く関係ない)
じゃあ具体的に、残業代をちゃんと支払うのと、上記のリスクではどちらかよくなるのか数値で答えられるか?
誰も答えられない。だから誰も手を出せない。
数値によって何でも評価してしまおうという考え方が、ここでも弊害となっている。
だから、それ以外の改善案で手を打つことになる。
いわゆる二番煎じの対策(本質を突けば一発で対策できるものの、本質ではないところを攻めるから時間も労力もかかる)
@については、訴えられたときに支払えばよい
(最大のリスクとしてマスコミに取り上げられてブランドイメージが下がるというのがまだ残っているが)
Aについては、優秀な人だけに任せて、後は時間労働者にすればよい
Bについては、中途採用で補えばよい。
Cについては、知ったこっちゃない。
FFファンヒーターも同じ。
対策費用はかかるから誰も言えない。
対策したら経営効果はどれぐらいあるんだ?と言われても数値で誰も答えられない。
また、そんな仕事をしても、リスク、ブランドイメージ、離職率を経営数値に落とし込むのは難しい。
経営効果が数値で表すことができないから、結局成果として認められない。
いわゆる出世するための仕事は喜んでするが、本当の意味で会社をよくする仕事は、出世するための仕事じゃないから誰もやりたくない。
つまり出世に目がくらんでいる社員ばかり。
だから、マスコミに取り上げられるという、最大のリスクに直面して初めて動く。
いや、こうならないと誰も動けない。外部から間違っているといわれれば、
経営効果なんて無視して対策に乗り出せるし、誰も出世に影響しない。

今現在の課題は、このような経営数値に表せない課題が残っているんじゃないかな