労働基準法に違反している会社を晒せ

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545義憤にかられました
四国学院大学大量処分事件について

 去る7月31日、四国学院大学(末吉高明学長、〒765-8505 香川県善通寺市文京町
3−2−1 TEL 0877-62-2111(大代表), http://www.sg-u.ac.jp/)において
突然の大量不当解雇・停職処分事件が発生したもようである。
 事態の詳細については未確認であるが、非公式情報によれば、7月31日付けで執行
委員長以下組合員2名が解雇され、さらに組合員6名が停職処分を受けたという。大学
側は処分理由について労働組合運動と無関係としているもようだが、実態として組合
潰しを企図したものであることはほとんど明らかである。関係者は直ちに地位保全並
びに賃金仮払いの仮処分を申請し、徹底的に闘うものと思われる。
 同大学のホームページに掲げられている「建学の精神」によれば、四国学院大学は
キリスト教精神に基づいて建学されたものであり、1949年に米国南長老教会(当時)
宣教師と日本人キリスト者によって、福音主義キリスト教信仰に立つ高等教育機関と
して設立された。学則第1条にあるように「人としての教養を身につけ、学問の真理を
探究し、神と人とに奉仕する人材の育成を目的とする」歩みを続けてきたものという。
「建学の精神」においてみずから「キリスト教信仰に立ち、歴史的世界的視野をもって、
人権の尊厳と社会的公正を追求し、人類の福祉と平和に貢献する人間性を尊重する」と
宣言している大学がかくも乱暴な処分を行い、大学教員の人権を弾圧するような挙に出
たことはまことに残念であると言わねばならない。
 同大学の教職員組合は60名を擁する大規模なものであるので、背景には末吉学長と教
授会ないし組合との対立があるものと推測されるが、いずれにせよ、事実関係は次第に
明らかになろう。