NECの裏事情26

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僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分はNECの社員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
NECに合格したときのあの喜びがいまだに続いている。
「NEC」・・・・その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
NECの先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは自分で作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
失業率も高く厳しい日々が続く毎日。
でもそれは将来日本の実業界をになう僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
NECを作りあげてきた先達の深い知恵なのでしょう。
この会社で学んだことにより、僕たちNECの社員は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき会社哉。
知名度も全国区。先輩たちの残した数々の素晴らしい実績。
余計な説明は一切いらない。
ただ周りの人には「NECです」の一言で羨望の眼差しが。
NECに入社して本当によかった。