J-PHONEの写メールブームを見て、いよいよカメラ内蔵型携帯を出したKDDI(au)。
それぞれ製造しているのはJ-PHONEがシャープ、KDDI(au)がカシオだ。
それぞれのカメラの性能はほぼ同等の有効画素数31万画素だ。
しかし、KDDI(au)は画素数を「総画素」でしか表示していない。
一方、J-PHONEはカメラの画素数を「有効画素数」で表示し、
総画素数を併記している(有効画素31万画素/総画素35万画素)。
KDDI(au)…
ttp://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/a3012/a3012.html J-PHONE…
ttp://www.j-phone.com/movie-shamail/sharp.html 実は業界団体の日本写真機工業会のデジタルカメラ委員会というところが
消費者への混乱を防ぐためにこう表示の仕方についてガイドラインをまとめており、
撮像性能を表わす画素数の表記を「有効画素数」に統一するとしているらしい。
ttp://japan.cnet.com/News/Infostand/Item/2001-0801-J-6.html?rn この委員会にはシャープもカシオも会員になっているようだ。
これはなぜか、と思いカシオに電話してみたら「KDDIの意向」と答えが返ってきた。
KDDIもカシオも自社のプレスリリースでは有効画素を表示しているのに
消費者向けのカタログやホームページ、店頭表示は総画素でしか表示していない。
しかも総画素と有効画素の違いを隠して「35万画素 vs 31万画素」と比較し、
シャープよりカシオが高画質! と広告しているのだ。
これは表示の仕方は消費者にとって非常にわかりにくい。
単に数字だけ見るとauの方が高画質に見えてしまう。
これでは詐欺広告なのではないのか?何らかの意図があるとしか思えん。
どう思う?