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カタログ片手に名無しさん:
>さらば愛しき怪プロデューサーよ 【訃報 エリオット・カストナー】
今回の「追討五部作」の中では最も熱が入っているのがこれみたいだが、自分は映画の事は疎いので、
テンテーの文面で気付いた点にツッコむとすると、
>これまた日本の映画ファンにやたら評価の高いポール・ニューマンの
>『動く標的』も、主人公のルー・ハーパー(リュー・アーチャー)は
>しょぼくれた私立探偵で、普通“しょぼくれた”というのは単なる形
>容であるのだが、この映画でのニューマンはホントにしょぼくれてい
>る。なにしろ、朝、コーヒーが切れているので、ごみ箱から昨夜使っ
>たドリップパックを拾い出してもう一回いれるなんてことをする。
「単なる形容」ってどういう意味だろう。枕詞とでも言いたいのだろうか。間違いなくテンテーは、
「しょぼくれた」の意味を履き違えている。
>これが大怪作西部劇『ミズーリ・ブレイク』になるともう、主役のジャ
>ック・ニコルソンとマーロン・ブランドの両方とも怪演につぐ怪演
>(ことにブランドはいくらなんでもやりすぎ)、そして撮影中にこの
>濃すぎるおっさん二人が何とホモ関係に落ちたという噂まで流れて、
>映画を観たあとはさしも怪作好きの私もしばらくゲップがとまらなかっ
>たほどだった。
テンテーが好きなのは映画よりも、映画製作について回るゴシップとかアネクドートの類いなんだな、
というのがこれでよく分かる。『ミズーリ・ブレイク』がどういう怪作なのかはそっちのけで、下品
な噂話に汲々とした揚げ句に、オチまで「ゲップがとまらなかった」と品のないことこの上ない。