【第3回】米沢嘉博ですけど、私が何か・・・?

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786カタログ片手に名無しさん
米沢へ

この手紙をもって僕の同人屋としての最後の仕事とする。
まず、僕の病態を解明するために、Dr.モローに病理解剖をお願いしたい。
以下に、同人イベントについての愚見を述べる。
徹夜組の開幕ダッシュを考える際、第一選択はスタッフの人柱に頼るという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には、発見した時点で既に速度がつきすぎていて止められないということがしばしば見受けられる。
その場合には、ペナルティを含む強行策が必要となるが、残念ながら未だ満足のいく成果には至っていない。
これからの同人イベントの飛躍は、そうした徹夜組の防衛策の発展にかかっている。
僕は、君がその一翼を担える数少ない人間であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君には同人イベントの発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、徹夜組による周辺地域への問題がこの世からなくなることを信じている。
ひいては、僕の屍を病理解剖の後、君の研究材料の一石として役立てて欲しい。
屍は生ける師なり。
なお、コミケの行く末を手術不能の癌で見られぬことを心より恥じる。

                                                          イワエモン