【080218：漫画】【フロントランナー】テクノフェイス　ネット上で誰でも漫画家に

　「北海道から世界へ、オープンソースビジネスを発信する」という構想の実現を目指しているＩＴ
（情報技術）ベンチャー、テクノフェイスは、産学の連携によるＩＴ技術の開発推進や人材育成、
新しいビジネスの創造などのプロジェクトに取り組んでいる。

　「オープンソース」とは、ソフトウエア技術の集大成であるソースコードを公開することにより、
誰もが自由に開発に参加したり、使用できるようにすること。

　テクノフェイスは北海道大学と連携し、最も有名なオープンソースである「リナックス」の技術者を
養成している。

　新ビジネスの展開にも積極的だ。２月５〜７日まで、東京国際フォーラム（東京都千代田区）
で開かれた「ベンチャーフェア・ジャパン２００８」で、ネット上で簡単に漫画が描ける「作って楽しむ
漫画ネットコミュニケーションシステム」を発表。「来場者から多くの反響があった」（同社）という。

　この商品は、漫画製作サポートソフトをパソコンにインストールすることなく、ウェブブラウザだけで
利用できるのが特徴だ。

　「絵が描けない人でも、用意されたコマ割りのなかに写真や吹き出しを張り付けて、オリジナルの
漫画を公開することができる」

　ブログやＳＮＳ（ソーシャルネットワークサービス）といった個人が情報発信するメディアでの
新サービスとしての利用や、企業に対し、漫画を使った広告宣伝への利用を提案している。

情報ソース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080218-00000055-san-bus_all