【080216:漫画】<妖怪川柳>「原油高 輪入道だって 火の車」水木しげる賞に

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1ACN通信員ψ ★
 境港市観光協会は14日、「妖怪」をお題に募集した第2回妖怪川柳コンテストの審査結果を
発表した。47都道府県から昨年の3倍以上の5203句が集まり、妖怪パワーの健在ぶりを証明。
ベスト10のうち妖怪川柳大賞の水木しげる賞には東京都多摩市の男性(33)の「原油高輪入道
(わにゅうどう)だって火の車」が選ばれた。

 「輪入道」は炎の輪の中に顔がある妖怪。境港市出身の漫画家、水木しげるさん(85)ら
審査員8人から「時事問題を巧みに取り入れた」と高い評価を受けた。

 2位の境港商工会議所会頭賞は「傘化けが仲を取りもつ雨やどり」(境港市の男性)、3位の
境港市観光協会長賞は「死神(しにがみ)がリストラされる長寿国」(東京都世田谷区の男性)が
選ばれ、ほかに「朝帰りぬりかべいたと言いわけし」(境港市の女性)など7句が入選した。

 ベスト10入賞者には海産物や妖怪グッズなどの賞品が贈られ、作品は同観光協会のホーム
ページなどに掲載される。 これとは別に、水木さんが選んだマイベスト10、桝田知身・同観光協
会長のマイベスト10も決まった。

 応募したのは北海道から沖縄までの4〜92歳の1684人。投句数の男女別では男性2974句、
女性2201句(不明28句)で男性がやや多かった。都道府県別上位は東京553句、大阪508句、
鳥取383句、年代別では40代の1020句が1位になった。

 審査員の桝田・同観光協会長は「審査に骨が折れるほど多数が寄せられ、本当に感謝したい」と
話していた。

情報ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080215-00000008-maiall-soci